JPH05218826A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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Publication number
JPH05218826A
JPH05218826A JP1907592A JP1907592A JPH05218826A JP H05218826 A JPH05218826 A JP H05218826A JP 1907592 A JP1907592 A JP 1907592A JP 1907592 A JP1907592 A JP 1907592A JP H05218826 A JPH05218826 A JP H05218826A
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JP
Japan
Prior art keywords
comparator
voltage
capacitor
circuit
constant current
Prior art date
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Pending
Application number
JP1907592A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoaki Ito
友明 伊藤
Satoru Mizuta
覚 水田
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Priority to JP1907592A priority Critical patent/JPH05218826A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】直流入力信号の電圧を時間変位に比例して変化
させ、その変化させた電圧と予め定められた基準電圧と
をコンパレータによって比較する半導体装置に関し、コ
ンパレータの入力にノイズが混入しても誤動作すること
がなく正確な比較動作を行うことことを目的とする。 【構成】直流入力信号の電圧をコンデンサCに充電し、
そのコンデンサCに充電された電荷を定電流回路1によ
って放電することによって、直流入力信号の電圧を時間
変位に比例して変化させ、その変化させた電圧と予め定
められた基準電圧VR とをコンパレータ2によって比較
する。制御回路3は、前記コンパレータ2の出力の反転
を検出して制御信号を出力する。第2の定電流回路4
は、前記制御回路3の制御信号に基づいて定電流回路1
に並列に接続されて動作し、前記定電流回路1によるコ
ンデンサCの放電をより促進させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置に係り、詳し
くは直流入力信号の電圧を時間変位に比例して変化さ
せ、その変化させた電圧と予め定められた基準電圧とを
コンパレータによって比較する回路に関するものであ
る。
【0002】近年、上記の回路において、電源ラインや
配線ライン等からノイズが混入しても誤動作しないこと
が要求されている。
【0003】
【従来の技術】従来、図4に示すように、コンパレータ
31の反転入力端子に予め定められた基準電圧VR が入
力され、コンパレータ31の非反転入力端子とグランド
との間にコンデンサCおよび定電流源32が接続された
回路がある。
【0004】この回路において、コンパレータ31の非
反転入力端子に基準電圧VR より低い電圧である直流入
力信号が印加されると、その直流入力信号によってコン
デンサCが充電されると共に、コンパレータ31の比較
出力はローレベルになる。
【0005】そして、直流入力信号の入力が終了する
と、コンデンサCに充電された電荷は定電流源32から
コンデンサCに流れ込む定電流Iに従って放電される。
すなわち、図5に示すように、定電流源32によるコン
デンサCの放電に基づいて、時間の経過と共にコンパレ
ータ31の非反転入力端子の電圧は上昇する。
【0006】コンパレータ31の非反転入力端子の電圧
が反転入力端子の電圧である基準電圧VR より低いとき
には、コンパレータ31の比較出力はローレベルにな
る。そして、コンパレータ31の非反転入力端子の電圧
が基準電圧VR を越えると、コンパレータ31の比較出
力は反転してハイレベルになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、電源ライン
や配線ライン等からのノイズがコンパレータ31の非反
転入力端子に混入することがある。コンパレータ31の
非反転入力端子の電圧と基準電圧VR の差が小さいと
き、図6に示すように、その差より大きなノイズが混入
するとコンパレータ31の比較出力は一時的にLレベル
になって誤動作するという問題がある。
【0008】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、直流入力信号の電圧を
時間変位に比例して変化させ、その変化させた電圧と予
め定められた基準電圧とをコンパレータによって比較す
る半導体装置において、コンパレータの入力にノイズが
混入しても誤動作することがなく正確な比較動作を行う
ことが可能な半導体装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。直流入力信号の電圧をコンデンサCに充電
し、そのコンデンサCに充電された電荷を定電流回路1
によって放電することによって、直流入力信号の電圧を
時間変位に伴って変化させ、その変化させた電圧と予め
定められた基準電圧VR とをコンパレータ2によって比
較する。
【0010】制御回路3は、前記コンパレータ2の出力
の反転を検出して制御信号を出力する。第2の定電流回
路4は、前記制御回路3の制御信号に基づいて定電流回
路1に並列に接続されて動作し、前記定電流回路1によ
るコンデンサCの放電をより促進させる。
【0011】
【作用】コンパレータ2の出力が反転すると、制御回路
3の制御信号に基づいて定電流回路1と並列に第2の定
電流回路4が接続される。すると、コンデンサCに充電
された電荷の放電が促進され、直流入力信号の電圧を時
間変位に比例して変化させた電圧と、基準電圧VR との
差が大きくなる。従って、電源ラインや配線ライン等か
らのノイズがコンパレータ2の入力端子に混入しても、
コンパレータ31が誤動作することはなく正確な比較動
作を行うことができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図2,
図3に従って説明する。尚、本実施例において、図4に
示す従来例と同じ構成については符号を等しくしてその
詳細な説明を省略する。
【0013】図2に示すように、グランドと低電位側電
源VEEとの間において、抵抗R1とPNPトランジスタ
T11および定電流源11が直列に接続されていると共
に、抵抗R2とPNPトランジスタT12およびNPN
トランジスタT13が直列に接続されている。
【0014】グランドとコンパレータ31の非反転入力
端子との間において、抵抗R3とPNPトランジスタT
14が直列に接続されている。PNPトランジスタT1
4は2コレクタのマルチコレクタトランジスタであっ
て、その一方のコレクタ(以下、コレクタAとする)が
コンパレータ31の非反転入力端子に接続されていると
共に、他方のコレクタ(以下、コレクタBとする)がP
NPトランジスタT12のコレクタに接続されている。
その各コレクタA,Bは、ダイオード接続されたPNP
トランジスタT15を介して接続されている。
【0015】各PNPトランジスタT11,T12,T
14のベースはそれぞれ接続され、PNPトランジスタ
T16を介して低電位側電源VEEに接続されている。P
NPトランジスタT16のベースはPNPトランジスタ
T11のコレクタに接続されている。
【0016】従って、PNPトランジスタT11,T1
6と定電流源11は定電流回路12を構成している。ま
た、PNPトランジスタT11とPNPトランジスタT
12、および、PNPトランジスタT11とPNPトラ
ンジスタT14はそれぞれカレントミラー回路を構成し
ている。そのため、PNPトランジスタT11,T12
の各コレクタには定電流回路12の定電流iと等しい電
流が流れる。
【0017】コントロール信号発生回路13は、コンパ
レータ31の比較出力がローレベルのとき低電位側電源
電圧VEEより低い電圧であるコントロール信号をPNP
トランジスタT13のベースに出力し、コンパレータ3
1の比較出力がハイレベルのときコントロール信号を出
力しない。
【0018】次に、上記のように構成した半導体装置の
動作を図2,図3に従って説明する。コンパレータ31
の非反転入力端子に基準電圧VR より低い電圧である直
流入力信号が印加されると、その直流入力信号によって
コンデンサCが充電されると共に、コンパレータ31の
比較出力はローレベルになる。
【0019】そして、直流入力信号の入力が終了する
と、コンデンサCに充電された電荷はPNPトランジス
タT14のコレクタAからコンデンサCに流れ込む定電
流iに従って放電される。尚、ダイオード接続されたP
NPトランジスタT15には逆方向の電圧がかかるた
め、PNPトランジスタT14のコレクタAに流れる定
電流iがPNPトランジスタT13を介して低電位側電
源VEEに流れ込むことはない。
【0020】また、コンパレータ31の比較出力がロー
レベルであるため、コントロール信号発生回路13のコ
ントロール信号がPNPトランジスタT13に入力され
PNPトランジスタT13はオンする。従って、PNP
トランジスタT14のコレクタBおよびPNPトランジ
スタT12のコレクタに流れる各定電流iは、オンした
PNPトランジスタT13を介して低電位側電源VEEに
流れ込む。
【0021】コンデンサCの放電に基づいて、時間の経
過と共にコンパレータ31の非反転入力端子の電圧は上
昇する。コンパレータ31の非反転入力端子の電圧が反
転入力端子の電圧である基準電圧VR より低いときに
は、コンパレータ31の比較出力はローレベルになって
いる。そして、コンパレータ31の非反転入力端子の電
圧が基準電圧VR を越えると、コンパレータ31の比較
出力は反転してハイレベルになる。
【0022】すると、コントロール信号発生回路13の
コントロール信号が出力されなくなり、PNPトランジ
スタT13はオフする。従って、PNPトランジスタT
14のコレクタB、および、PNPトランジスタT12
のコレクタに流れる各定電流iは、PNPトランジスタ
T15を介してコンデンサCに流れ込む。すなわち、コ
ンデンサCに流れ込む放電電流は、PNPトランジスタ
T14のコレクタAから流れる定電流iに、PNPトラ
ンジスタT14のコレクタBおよびPNPトランジスタ
T12のコレクタに流れる各定電流iを加えた値(=3
i)となり、コンデンサCに充電された電荷はその増加
した放電電流3iに従って放電される。
【0023】このように本実施例においては、コンパレ
ータ31の比較出力がローレベルからハイレベルに反転
すると同時に、コンデンサCに流れ込む放電電流の値を
3倍に増加させることによって放電を促進させる。従っ
て、図3に示すように、コンパレータ31の比較出力が
ローレベルからハイレベルに反転すると、時間変位に対
するコンパレータ31の非反転出力端子の電圧の傾きが
大きくなり、非反転入力端子の電圧と基準電圧VR の差
が大きくなる。そのため、電源ラインや配線ライン等か
らのノイズがコンパレータ31の非反転入力端子に混入
しても、図6に示す従来例のようにコンパレータ31が
誤動作することはなく正確な比較動作を行うことができ
る。
【0024】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、例えば、低電位側電源VEEをもちいずに高電
位側電源を用いて実施してもよい。その場合は、コンデ
ンサCの放電に従ってコンパレータ31の比較出力はハ
イレベルからローレベルに反転する。また、コンパレー
タ31の比較出力が反転すると同時に放電電流を増加さ
せる構成であればどのように実施してもよい。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、直
流入力信号の電圧を時間変位に比例して変化させ、その
変化させた電圧と予め定められた基準電圧とをコンパレ
ータによって比較する半導体装置において、コンパレー
タの入力にノイズが混入しても誤動作することがなく正
確な比較動作を行うことができる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明を具体化した一実施例の回路図である。
【図3】一実施例の特性図である。
【図4】従来例のブロック回路図である。
【図5】従来例の特性図である。
【図6】従来例の特性図である。
【符号の説明】 1 定電流回路 2 コンパレータ 3 制御回路 4 第2の定電流回路 C コンデンサ VR 基準電圧

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流入力信号の電圧をコンデンサ(C)
    に充電し、そのコンデンサ(C)に充電された電荷を定
    電流回路(1)によって放電することによって、直流入
    力信号の電圧を時間変位に伴って変化させ、その変化さ
    せた電圧と予め定められた基準電圧(VR )とをコンパ
    レータ(2)によって比較する半導体装置において、 前記コンパレータ(2)の出力の反転を検出して制御信
    号を出力する制御回路(3)と、 前記制御回路(3)の制御信号に基づいて動作し、前記
    定電流回路(1)によるコンデンサ(C)の放電をより
    促進させる第2の定電流回路(4)とを備えたことを特
    徴とする半導体装置。
JP1907592A 1992-02-04 1992-02-04 半導体装置 Pending JPH05218826A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1907592A JPH05218826A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1907592A JPH05218826A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05218826A true JPH05218826A (ja) 1993-08-27

Family

ID=11989323

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1907592A Pending JPH05218826A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 半導体装置

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JP (1) JPH05218826A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020502919A (ja) * 2016-12-14 2020-01-23 マイクロ−エプシロン・メステヒニク・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カー・ゲーMicro−Epsilon Messtechnik Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung & Compagnie Kommanditgesellschaft 測定信号を線形化する線形化回路およびその方法

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JP2020502919A (ja) * 2016-12-14 2020-01-23 マイクロ−エプシロン・メステヒニク・ゲーエムベーハー・ウント・コンパニー・カー・ゲーMicro−Epsilon Messtechnik Gesellschaft Mit Beschrankter Haftung & Compagnie Kommanditgesellschaft 測定信号を線形化する線形化回路およびその方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19990518