JPH05218808A - Pllラジオ受信機 - Google Patents

Pllラジオ受信機

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Publication number
JPH05218808A
JPH05218808A JP1976892A JP1976892A JPH05218808A JP H05218808 A JPH05218808 A JP H05218808A JP 1976892 A JP1976892 A JP 1976892A JP 1976892 A JP1976892 A JP 1976892A JP H05218808 A JPH05218808 A JP H05218808A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frequency
area
preset memory
memory
preset
Prior art date
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Pending
Application number
JP1976892A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Yoshida
政義 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP1976892A priority Critical patent/JPH05218808A/ja
Publication of JPH05218808A publication Critical patent/JPH05218808A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 高生産性とともに高実用性を備えたPLLラ
ジオ受信機の提供を目的とする。 【構成】 地域判別手段3で地域の決定が不可能である
場合に、書き換え不可能な地域別周波数群メモリ部9か
ら一つの地域として、調整および完成テストに使用する
周波数群を書き換え可能なプリセットメモリ部8へ呼び
出した後、直ちに消去する構成を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記憶された放送局の周
波数に選択的に同調する機能を持つPLLラジオ受信機
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PLLラジオ受信機は、製造時の
作業時間削減、生産効率の向上を図るため、調整、およ
び完成テストにて使用する周波数群をあらかじめ書き換
え不可能な周波数メモリ部に記憶し、製造工程で呼び出
し使用することによって、周波数の入力作業を廃止して
いる。また、アナログラジオ受信機に比べてPLLラジ
オ受信機の最大の利点であるプリセットメモリCHキー
による一発選局の使いやすさを強調するために使用者が
煩わしいと感じていたプリセットメモリCHへの周波数
の記憶作業を改善すべく、あらかじめ設定済の周波数群
が記憶された書き換え不可能な周波数メモリ部から、該
当する周波数群を書き換え可能な周波数記憶用プリセッ
トメモリCH部へ呼び出し、一括して記憶する方式が用
いられている。「オートエリア」と呼ばれるメモリ方式
もその中の一方式であり、地域判別によって書き換え不
可能な周波数メモリ部から呼び出すべき周波数群を決定
しており、決定が不可能な場合にはある特定の周波数群
を書き換え可能な周波数記憶用プリセットメモリCH部
へ呼び出し、記憶している。この決定が不可能な場合に
呼び出される特定の周波数群は、書き換え不可能な周波
数メモリ部のメモリ容量の制約面から、調整、および完
成テストにて使用する周波数群と共通となっていること
が多く、このため、決定が不可能な場合、調整、および
完成テストにて使用する周波数群が呼び出されることに
なる。一般にこの周波数群はユーザにとって、放送が受
信できない不要の周波数であり、所望の周波数を書き換
え可能な周波数記憶用プリセットメモリCH部に一つず
つ手動にて記憶していく際には、プリセットメモリCH
の未記憶の個数だけ調整、および完成テストにて使用す
る周波数群が記憶されたまま残ることになり、放送が受
信できない不要の周波数がプリセットメモリCH中に存
在することになる。ユーザはこれを防ぐために不要の周
波数のプリセットメモリCHを一個一個手動にて消去す
る作業が必要となり、PLLラジオ受信機の使いやすさ
の妨げとなっていた。
【0003】以下、図面を参照しながら、上述した従来
のPLLラジオ受信機の一例について説明する。
【0004】図3は従来のPLLラジオ受信機の受信処
理のフローチャートである。図3において、まず電源投
入後のラジオONの状態(製造時に最も良く使用される
調整、完成テストの状態)について、説明する。ラジオ
キーがONかどうかを判断する(ステップ10)、ラジ
オキーがONになっておれば地域別周波数群メモリ部か
ら調整、完成テスト用の周波数群を呼び出し(ステップ
11)、呼び出された周波数群は周波数記憶用プリセッ
トメモリCH部に記憶される(ステップ12)受信周波
数はAMバンドのプリセットメモリCHNo.1の周波数
になり(ステップ13)、調整、完成テストで使用する
周波数はプリセットメモリCHキーの選択によって一発
で設定することができる。
【0005】次に地域判別キーが操作された状態(ユー
ザの使用状態)について、説明する。地域判別キーがO
Nか判断する(ステップ20)、地域判別キーがONに
なっておれば地域判別動作を行ない(ステップ21)、
地域判別ができたかどうかを判断し(ステップ22)、
地域判別ができれば地域別周波数群メモリ部から該当す
る地域の周波数群を周波数記憶用プリセットメモリCH
部へ呼び出し記憶する(ステップ23,24)、受信周
波数はAMバンドのプリセットメモリCHNo.1の周波
数になる(ステップ25)。地域判別ができなければ地
域別周波数群メモリ部から調整、完成テスト用の周波数
群を呼び出し(ステップ26)、周波数記憶用プリセッ
トメモリCH部8へ呼び出された調整、完成テスト用の
周波数群を記憶する(ステップ30)、受信周波数はA
MバンドのプリセットメモリCHNo.1の周波数になる
(ステップ31)。周波数記憶用プリセットメモリCH
部には調整、完成テストに使用する周波数群が記憶さ
れ、ユーザが所望の周波数を周波数記憶用プリセットメ
モリCH部に一つずつ手動にて記憶していく際には、プ
リセットメモリCHの未記憶の個数だけ調整、および完
成テストにて使用する周波数群が記憶されたまま残り、
放送が受信できない不要の周波数がプリセットメモリC
Hに存在することになる。ユーザはこれを防ぐために、
不要の周波数のプリセットメモリCHを一個一個手動に
て消去する作業が必要となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな従来のPLLラジオ受信機は、地域ごとにあらかじ
め設定済みの周波数群に加えて、調整、完成テストに使
用する周波数群をあらかじめ書き換え不可能な周波数メ
モリ部に記憶しているため、地域判別ができない場合に
調整、完成テストに使用する周波数、つまり、放送が受
信できない不要の周波数が書き換え可能な周波数記憶用
プリセットメモリCH部に存在してしまい、これを防ぐ
ために不要の周波数のプリセットメモリCHを一個一個
手動にて消去する作業が必要となり、PLLラジオ受信
機の使いやすさの妨げになるという問題点を有してい
た。
【0007】本発明は、上記従来の問題点を解決するも
ので、実用面においては、メモリー方式の一つである
「オートエリア」動作において地域判別手段を用いて地
域の決定が不可能である場合、プリセットメモリCH部
へ呼び出された調整、完成テスト用の周波数群を消去す
ることによって、プリセットメモリCH部の実用に適さ
ない周波数の存在を防止し、簡単で使いやすいPLLラ
ジオ受信機を提供するとともに、生産面においては、調
整、完成テストにて使用する周波数をプリセットメモリ
CHの選択によって一発で設定することを可能とし、製
造時の作業時間削減、生産効率の向上を実現することを
目的としてなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のPLLラジオ受信機は、地域判別手段と、地
域ごとにあらかじめ設定済みの周波数群およびその中の
一地域として調整、完成テスト用の周波数群が記憶され
た書き換え不可能な地域別周波数群メモリ部と、書き換
え可能な周波数記憶用プリセットメモリCH部と、前記
各部を制御する制御部を備え、地域判別手段を用いて地
域の決定が不可能である場合、地域別周波数メモリ部か
ら調整、完成テスト用の周波数群をプリセットメモリC
H部へ呼び出した後、直ちに消去する構成を有する。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成によって実使用面におい
ては、地域判別手段を用いて地域の決定が不可能である
場合、書き換え不可能な地域別周波数群メモリ部から調
整、完成テスト用の周波数群を、書き換え可能なプリセ
ットメモリCH部へ呼び出した後、直ちに消去するの
で、プリセットメモリCH部への実用に適さない周波数
の混入を防止し、生産面においては、調整、完成テスト
にて使用する周波数をプリセットメモリCHの選択によ
って一発で設定することができるように作用する。
【0010】
【実施例】以下、本発明によるPLLラジオ受信機の一
実施例について、図1,図2を参照しながら説明する。
【0011】図1は本発明の一実施例におけるPLLラ
ジオ受信機のブロック図である。図1において、1はラ
ジオ部でありチューナー〜オーディオアンプまで含んで
おり、受信機した周波数の信号をスピーカ2から音とし
て放射する。3は地域判別手段であり地域を決定する。
4はプリセットメモリ入力手段であり、周波数記憶用プ
リセットメモリCH部8に手動で記憶したい周波数があ
るときは、これによって記憶する。5はプリセットメモ
リCH設定手段であり受信周波数を希望の周波数へ設定
する場合は、このプリセットメモリCHのNo.の設定に
て一発で行なうことができる。地域判別手段3によって
決定された地域の指定によって、地域ごとにあらかじめ
設定済みの周波数群が記憶された地域別周波数群メモリ
部9から該当する地域のすべての周波数が呼び出され、
周波数記憶用プリセットメモリCH部8に記憶される。
7は表示部であり、プリセットメモリCHのNo.および
受信周波数等を表示する。6は制御部であり、ラジオ部
1、地域判別手段3、プリセットメモリ入力手段4、プ
リセットメモリCH設定手段5、周波数記憶用プリセッ
トメモリCH部8、地域別周波数群メモリ部9からの情
報を入力し、その情報に応じてラジオ部1、周波数記憶
用プリセットメモリCH部8へ出力指令を送るとともに
表示部7を駆動する。
【0012】上記各構成要素よりなるPLLラジオ受信
機について、各構成要素の関係と動作を図2のフローチ
ャートにて説明する。
【0013】まず、ステップ10〜13の電源投入後の
ラジオONの状態(製造時に最も良く使用される調整、
完成テストの状態)について説明する。ラジオキーがO
Nかどうかを判断する(ステップ10)、ラジオキーが
ONになっておれば地域別周波数群メモリ部9から調
整、完成テスト用の周波数群を呼び出し(ステップ1
1)、呼び出された周波数群は周波数記憶用プリセット
メモリCH部8に記憶される(ステップ12)、受信周
波数はAMバンドのプリセットメモリCHNo.1の周波
数になり(ステップ13)、調整、完成テストで使用す
る周波数は、プリセットメモリCHキーの選択によって
一発で設定ができる。
【0014】次に、地域判別キーが操作された状態(ユ
ーザの使用状態)であるオートエリア動作時について説
明する。地域判別キーがONかどうかを判断する(ステ
ップ20)地域判別キーがONになっておれば地域判別
動作を行ない(ステップ21)、地域判別ができたかど
うかを判断し(ステップ22)、地域判別ができれば地
域別周波数群メモリ部9から該当する地域の周波数群を
周波数記憶用プリセットメモリCH部8に呼び出し記憶
する(ステップ23,24)、受信周波数はAMバンド
のプリセットメモリCHNo.1の周波数になる(ステッ
プ25)。地域判別ができなければ地域別周波数群メモ
リ部9から調整、完成テスト用の周波数群を呼び出し
(ステップ26)、周波数記憶用プリセットメモリCH
部8に呼び出された調整、完成テスト用の周波数群を消
去する(ステップ27)、受信周波数はAMバンドのf
minの周波数になる(ステップ28)。周波数記憶用プ
リセットメモリCH部8にはどの周波数も記憶されてい
ないため、ユーザが手動にて記憶した所望の周波数のみ
が周波数記憶用プリセットメモリCH部8に記憶され
る。
【0015】以上のように本実施例によれば、生産面に
おいては、調整、完成テストにて使用する周波数をプリ
セットメモリCHの選択によって一発で設定することが
できるため、PLLラジオ受信機製造時の作業時間削
減、生産効率の向上が達成できるとともに、実使用面に
おいてはプリセットメモリCH部への実用に適さない周
波数の混入を防止し、アナログラジオ受信機に比べてP
LLラジオ受信機の最大の利点であるプリセットメモリ
CHキーによる一発選局の使いやすさを実現することが
できる。
【0016】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によると、地域判別手段と、地域ごとにあらかじめ設定
済の周波数群およびその中の一地域として調整として調
整、完成テスト用の周波数群が記憶された書き換え不可
能な地域別周波数群メモリ部と、書き換え可能な周波数
記憶用プリセットメモリCH部と、それらを制御する制
御部を備え、地域判別手段を用いて地域の決定が不可能
である場合、地域別周波数メモリ部から調整、完成テス
ト用の周波数群を、プリセットメモリCH部へ呼び出し
た後、直ちに消去するので、生産面においては、調整、
完成テストにて使用する周波数をプリセットメモリCH
の選択によって一発で設定することができるため、製造
時の作業時間削減、生産効率の向上が達成することが可
能であり、実使用面においては、プリセットメモリCH
部への実用に適さない周波数の混入を防止し、簡単で使
いやすいPLLラジオ受信機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるPLLラジオ受信機
のブロック図
【図2】同受信機の受信処理のフローチャート図
【図3】従来のPLLラジオ受信機のブロック図
【符号の説明】
3 地域判別手段 6 制御部 8 周波数記憶用プリセットメモリCH部 9 地域別周波数群メモリ部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地域判別手段と、地域ごとにあらかじめ設
    定済みの周波数群およびその中の一つの地域として調
    整、完成テスト用の周波数群が記憶された書き換え不可
    能な地域別周波数群メモリ部と書き換え可能な周波数記
    憶用プリセットメモリCH部と前記各部を制御する制御
    部を備え、前記地域判別手段を用いて地域の決定が不可
    能である場合、前記地域別周波数群メモリ部から調整、
    完成テスト用の周波数群を、前記プリセットメモリCH
    部へ呼び出した後、直ちに消去するようにしたPLLラ
    ジオ受信機。
JP1976892A 1992-02-05 1992-02-05 Pllラジオ受信機 Pending JPH05218808A (ja)

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JP1976892A JPH05218808A (ja) 1992-02-05 1992-02-05 Pllラジオ受信機

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1976892A JPH05218808A (ja) 1992-02-05 1992-02-05 Pllラジオ受信機

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ID=12008520

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JP1976892A Pending JPH05218808A (ja) 1992-02-05 1992-02-05 Pllラジオ受信機

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