JPH0521878Y2 - - Google Patents

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JPH0521878Y2
JPH0521878Y2 JP10783487U JP10783487U JPH0521878Y2 JP H0521878 Y2 JPH0521878 Y2 JP H0521878Y2 JP 10783487 U JP10783487 U JP 10783487U JP 10783487 U JP10783487 U JP 10783487U JP H0521878 Y2 JPH0521878 Y2 JP H0521878Y2
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eyelet
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lead
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、受光素子、発光素子等の外囲容器に
用いる気密ガラス端子に関する。
[従来の技術] 従来より、第5図に示したような、キヤツプ状
のアイレツト(金属製外環)1と線状のリード3
を、ガラス部材2を用いて、気密封着するととも
に、アイレツト上面1aに、受光素子等の素子を
該アイレツト上面1aに対して所定角度傾斜させ
て搭載する、その素子を搭載する面4aが上記ア
イレツト上面1aに対して所定角度傾斜したブロ
ツク状のステージ4を備えた気密ガラス端子があ
る。
この気密ガラス端子は、アイレツト上面1aの
ステージの素子を搭載する面4aに、受光素子や
発光素子等の素子を搭載するとともに、該素子の
電極とアイレツト1上方に突出したリード頭部3
aを、ワイヤで接続して使用する。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、従来の気密ガラス端子においては、
リード頭部3a上端のワイヤボンデイングエリア
5表面が、アイレツト上面1aと平行な状態に形
成されていた。そのため、アイレツト上面1aに
対して所定角度傾斜した、アイレツト上面1aと
平行でないステージの素子を搭載する面4aに素
子を搭載して、該素子の電極とアイレツト1上方
に突出したリード頭部3aをワイヤで接続する場
合は、ワイヤを上記素子の電極表面とリード頭部
のワイヤボンデイングエリア5表面に熱圧着等に
より接続するボンデイングツール先端が、上記素
子の電極表面とリード頭部のワイヤボンデイング
エリア5表面にそれぞれ直角に当接するように、
ボンデイングツールまたは素子を搭載したステー
ジ4、即ちアイレツト1を、アイレツト1または
ボンデイングツールに対して所定角度正逆等に回
転させなければならなかつた。なぜならば、ボン
デイングツールまたはアイレツト1を、アイレツ
ト1またはボンデイングツールに対して正逆等に
回転させずに、ボンデイングツールを用いて、ワ
イヤを上記素子の電極とリード頭部のワイヤボン
デイングエリア5に接続したとすると、一方の素
子の電極表面またはリード頭部のワイヤボンデイ
ングエリア5表面に直角に当接するボンデイング
ツール先端が、他方のリード頭部のワイヤボンデ
イングエリア5表面または素子の電極表面には傾
いた状態で当接することとなつて、ボンデインツ
ールが上記素子の電極表面またはリード頭部のワ
イヤボンデイングエリア5表面を滑落等してしま
い、ボンデイングツールを用いて、ワイヤを素子
の電極またはリード頭部のワイヤボンデイングエ
リア5に十分な押圧力をかけて確実に熱圧着等に
より接続できないからである。
しかしながら、上述気密ガラス端子において、
ステージの素子を搭載する面4aに搭載した素子
の電極とリード頭部のワイヤボンデイングエリア
5に、ボンデイングツールを用いて、ワイヤを熱
圧着等により接続する場合に、ボンデイングツー
ルまたはアイレツト1を、アイレツト1またはボ
ンデイングツールに対して一々正逆等に回転させ
ることは面倒であり、ボンデイング装置を複雑化
するとともに、気密ガラス端子を用いて形成する
各種装置の生産性を低下させる。
本考案は、かかる問題点を解決するためのもの
で、その目的は、ボンデイングツールまたはアイ
レツト1を、アイレツト1またはボンデイングツ
ールに対して正逆等に回転させずに、ステージ4
に搭載した素子の電極とリード頭部のワイヤボン
デイングエリア5に、ワイヤを確実に接続できる
気密ガラス端子を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の気密ガラ
ス端子は、第1図ないし第4図にその構成例を示
したように、アイレツト1とリード3をガラス部
材2を用いて気密封着するとともに、アイレツト
上面1aに、その受光素子等の素子を搭載する面
4aがアイレツト上面1aに対して所定角度傾斜
したステージ4を備えた気密ガラス端子におい
て、アイレツト1上方に突出したリード頭部のワ
イヤボンデイングエリア5表面を、上記ステージ
の素子を搭載する面4aの傾斜と同一な方向にス
テージの素子を搭載する面4aと同じ角度アイレ
ツト上面1aに対して傾斜させてなることを特徴
とする。
また、本考案の気密ガラス端子においては、リ
ード頭部3aを、その周囲面がアイレツト上面1
aに対してステージの素子を搭載する面4aと同
じ角度傾斜した円錐状に形成して、該円錐状に形
成したリード頭部のステージの素子を搭載する面
4aと同一な方向に傾斜した周囲面部分をワイヤ
ボンデイングエリア5とすることが好適である。
[作用] 本考案の気密ガラス端子においては、リード頭
部3aのワイヤボンデイングエリア5表面を、ス
テージの素子を搭載する面4aの傾斜と同一な方
向に該面4aと同じ角度アイレツト1上面に対し
て傾斜させた。そのため、ステージ4に素子を搭
載して、該素子の電極とリード頭部3aに、ボン
デイングツールを用いて、ワイヤを熱圧着等によ
り接続する場合に、ボンデイングツールまたはア
イレツト1を、アイレツト1またはボンデイング
ツールに対して正逆等に回転させずに、ボンデイ
ングツール先端をステージ4に搭載した素子の電
極表面とリード頭部のワイヤボンデイングエリア
5表面にそれぞれ直角に当接させて、ボンデイン
グツールを用いて、ワイヤを素子の電極とリード
頭部のワイヤボンデイングエリア5に熱圧着等に
より接続できる。
[実施例] 次に、本考案の実施例を図面に従い説明する。
第1図は本考案の気密ガラス端子の好適な実施例
を示し、詳しくは該端子の斜視図を示す。以下、
上記図中の実施例を説明する。1は、キヤツプ状
をしたアイレツトである。このアイレツト1と、
複数本(図中のものは2本とした。)の線状のリ
ード3を、ガラス部材2を用いて、気密封着す
る。そして、上記リード3のうちの数本(図中の
ものは1本とした。)のリード3上部を、アイレ
ツト1上方に所定寸法だけ突出させる。また、ア
イレツト上面1aに、その素子を搭載する面4a
がアイレツト上面1aに対して30度等の所定角度
傾斜した受光素子等の素子を搭載するブロツク状
のステージ4を備える。さらに、上記アイレツト
1上方に突出させたリード頭部3aを、その周囲
面がアイレツト上面1aに対してステージの素子
を搭載する面4aと同じ30度等の所定角度傾斜し
た円錐状に膨出形成し、該円錐状に膨出形成した
リード頭部3aのステージの素子を搭載する面4
aと同一な方向に傾斜した周囲面部分をワイヤボ
ンデイングエリア5とする。第1図に示した気密
ガラス端子は以上の構成からなる。
次に、その作用を説明する。ステージの素子を
搭載する面4aに、素子を搭載する。そして、こ
のステージ4に搭載した素子の電極とアイレツト
1上方に突出したリード頭部3aの円錐状をした
周囲面のうちの上記ステージ4の素子を搭載した
面4aと同一な方向に傾斜した周囲面部分、即ち
ワイヤボンデイングエリア5に亙つて、ボンデイ
ングツールを用いて、金線等のワイヤを熱圧着等
により接続する。
すると、ボンデイングツールまたはアイレツト
1を、アイレツト1またはボンデイングツールに
対して正逆等に回転させずに、ボンデイングツー
ル先端をステージ4に搭載した素子の電極表面と
リード頭部3aの円錐状をした周囲面の上記ステ
ージの素子を搭載した面4aと同一な方向に傾斜
したワイヤボンデイングエリア5表面にそれぞれ
直角に当接させて、ボンデイングツールを用い
て、ワイヤを素子の電極とリード頭部のワイヤボ
ンデイングエリア5に亙つて十分な押圧力をかけ
て熱圧着等により確実に接続できる。
また、リード頭部3aの周囲面を、アイレツト
上面1aに対してステージの素子を搭載する面4
aと角度傾斜した円錐状に膨出形成して、該周囲
面のステージの素子を搭載する面4aと同一な方
向に傾斜した周囲面部分をワイヤボンデイングエ
リア5とした。従つて、アイレツト1とリード3
をガラス部材2を用いて気密封着する場合に、リ
ード頭部3aのワイヤボンデイングエリア5表面
を、上記ステージの素子を搭載する面4aと同一
な方向に該面4aと同じ角度傾斜した状態に保持
せずに、リード3をアイレツト1に対して垂直な
上下方向等に保持するのみで、アイレツト1とリ
ード3をガラス部材2を用いて容易に気密封着す
ることができる。
なお、上述実施例において、場合によつては、
第2図に示したように、リード頭部3aをネイル
ヘツド状に形成して、その頭部3a上面を、ステ
ージの素子を搭載する面4aと同一な方向に該面
4aと同じ角度アイレツト上面1aに対して傾斜
した平面状に形成し、該リード頭部上面をワイヤ
ボンデイングエリア5としたり、または、第3図
および第4図に示したように、リード頭部3aを
円錐状に膨出形成せずに、線状に形成して、該線
状に形成したリード頭部3a上面を、ステージの
素子を搭載する面4aと同一な方向に該面4aと
同じ角度アイレツト上面1aに対して傾斜した平
面状に形成し、該リード頭部上面をワイヤボンデ
イングエリア5としたり、あるいは上記線状に形
成したリード頭部3a周囲面を、ステージの素子
を搭載する面4aと同じ角度傾斜した円錐状に形
成して、該リード頭部周囲面のステージの素子を
搭載する面4aと同一な方向に傾斜した周囲面部
分をワイヤボンデイングエリア5としても良く、
上述実施例と同様な作用、効果のある気密ガラス
端子を構成できる。
また、本考案は、キヤツプ状または平板状のア
イレツト上面1aの一部に、その底面がアイレツ
ト上面1aに対して30度等の所定角度傾斜した凹
部を形成して、該凹部底面を素子を搭載するステ
ージ4とした気密ガラス端子にも適用可能である
ことは言うまでもない。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案の気密ガラス端子
においては、ステージに搭載した素子の電極とア
イレツト上方に突出したリード頭部にワイヤを接
続する場合に、ボンデイングツールをアイレツト
に対して正逆等に回転させたり、またはアイレツ
トをボンデイングツールに対して正逆等に回転さ
せたりせずに、ボンデイングツール先端を上記素
子の電極表面とリード頭部のワイヤボンデイング
エリア表面にそれぞれ直角に当接させて、ボンデ
イングツールを用いて、ワイヤを上記素子の電極
とリード頭部のワイヤボンデイングエリアに十分
な押圧力をかけて熱圧着等により確実に接続でき
る。そのため、本考案の気密ガラス端子を用いれ
ば、ステージの素子を搭載する面に搭載した素子
の電極とアイレツト上方に突出したリード頭部に
亙つて、ボンデイングツールを用いて、ワイヤを
的確かつ迅速に手数をかけずに接続できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の気密ガラス端子の斜視図、第
2図ないし第4図はそれぞれ本考案の気密ガラス
端子のリード頭部の拡大斜視図、第5図は従来の
気密ガラス端子の斜視図である。 1……アイレツト、1a……アイレツト上面、
2……ガラス部材、3……リード、3a……リー
ド頭部、4……ステージ、4a……素子を搭載す
る面、5……ワイヤボンデイングエリア。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 アイレツトとリードをガラス部材を用いて気
    密封着するとともに、アイレツト上面に、その
    素子を搭載する面がアイレツト上面に対して所
    定角度傾斜したステージを備えた気密ガラス端
    子において、アイレツト上方に突出したリード
    頭部のワイヤボンデイングエリア表面を、上記
    ステージの素子を搭載する面の傾斜と同一な方
    向にステージの素子を搭載する面と同じ角度ア
    イレツト上面に対して傾斜させてなる気密ガラ
    ス端子。 2 リード頭部を、その周囲面がアイレツト上面
    に対してステージの素子を搭載する面と同じ角
    度傾斜した円錐状に形成して、該円錐状に形成
    したリード頭部のステージの素子を搭載する面
    と同一な方向に傾斜した周囲面部分をワイヤボ
    ンデイングエリアとした実用新案登録請求の範
    囲第1項記載の気密ガラス端子。
JP10783487U 1987-07-14 1987-07-14 Expired - Lifetime JPH0521878Y2 (ja)

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