JPH05218757A - トランジスタ電力増幅装置 - Google Patents
トランジスタ電力増幅装置Info
- Publication number
- JPH05218757A JPH05218757A JP4040781A JP4078192A JPH05218757A JP H05218757 A JPH05218757 A JP H05218757A JP 4040781 A JP4040781 A JP 4040781A JP 4078192 A JP4078192 A JP 4078192A JP H05218757 A JPH05218757 A JP H05218757A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power amplifier
- transistor power
- high frequency
- pulse
- signal
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 入力される高周波パルス信号のパルス幅及び
繰り返し周期が規定以上のときに生じるトランジスタ電
力増幅器の過負荷状態を防止してその破損を回避する。 【構成】 入力される高周波パルス信号のパルス幅を判
定するパルス幅判定部５と、同高周波パルス信号の繰り
返し周期を判定する繰り返し判定部８とを備え、入力さ
れる高周波パルス信号のパルス幅が規定以上のとき、又
高周波パルス信号の繰り返し周期が規定より小さいとき
に、それぞれトランジスタ電力増幅器１２の動作を停止
させ、トランジスタ電力増幅器の過負荷状態を回避す
る。
繰り返し周期が規定以上のときに生じるトランジスタ電
力増幅器の過負荷状態を防止してその破損を回避する。 【構成】 入力される高周波パルス信号のパルス幅を判
定するパルス幅判定部５と、同高周波パルス信号の繰り
返し周期を判定する繰り返し判定部８とを備え、入力さ
れる高周波パルス信号のパルス幅が規定以上のとき、又
高周波パルス信号の繰り返し周期が規定より小さいとき
に、それぞれトランジスタ電力増幅器１２の動作を停止
させ、トランジスタ電力増幅器の過負荷状態を回避す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はトランジスタ電力増幅装
置に関し、特に高周波パルス信号によるトランジスタ電
力増幅器の破損を未然に防止したパルス信号増幅用のト
ランジスタ電力増幅装置に関する。
置に関し、特に高周波パルス信号によるトランジスタ電
力増幅器の破損を未然に防止したパルス信号増幅用のト
ランジスタ電力増幅装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来のトランジスタ電力増幅装置、特に
パルス信号増幅用のトランジスタ電力増幅装置において
は、規定内のパルス信号に対して所要の電力増幅を行
い、その際におけるトランジスタ電力増幅器の負荷状態
に対応するように冷却装置等が設計されている。したが
って、規定以上のパルス幅や繰り返し周期の小さい高周
波パルス信号が入力することを防護する手段は設けられ
ていないのが普通である。
パルス信号増幅用のトランジスタ電力増幅装置において
は、規定内のパルス信号に対して所要の電力増幅を行
い、その際におけるトランジスタ電力増幅器の負荷状態
に対応するように冷却装置等が設計されている。したが
って、規定以上のパルス幅や繰り返し周期の小さい高周
波パルス信号が入力することを防護する手段は設けられ
ていないのが普通である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来のこの
種のトランジスタ電力増幅装置では、規定以上のパルス
幅や繰り返し周期の小さなパルスが入力された場合に
は、トランジスタ電力増幅器が過負荷状態となって冷却
能力の制限から過熱され、トランジスタ電力増幅器が破
損されるおそれがある。このため、規定以上の異常なパ
ルス信号に対してはトランジスタ電力増幅器を保護する
必要がある。本発明の目的は、トランジスタ電力増幅器
における過熱を防止してその破損を防止したトランジス
タ電力増幅装置を提供することにある。
種のトランジスタ電力増幅装置では、規定以上のパルス
幅や繰り返し周期の小さなパルスが入力された場合に
は、トランジスタ電力増幅器が過負荷状態となって冷却
能力の制限から過熱され、トランジスタ電力増幅器が破
損されるおそれがある。このため、規定以上の異常なパ
ルス信号に対してはトランジスタ電力増幅器を保護する
必要がある。本発明の目的は、トランジスタ電力増幅器
における過熱を防止してその破損を防止したトランジス
タ電力増幅装置を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、入力される高
周波パルス信号のパルス幅を判定するパルス幅判定部
と、同高周波パルス信号の繰り返し周期を判定する繰り
返し判定部とを備え、これら判定部より得られる判定信
号に基づいてトランジスタ電力増幅器の動作を停止させ
るように構成する。
周波パルス信号のパルス幅を判定するパルス幅判定部
と、同高周波パルス信号の繰り返し周期を判定する繰り
返し判定部とを備え、これら判定部より得られる判定信
号に基づいてトランジスタ電力増幅器の動作を停止させ
るように構成する。
【０００５】
【作用】入力される高周波パルス信号のパルス幅が規定
以上のとき、又高周波パルス信号の繰り返し周期が規定
より小さいときに、それぞれトランジスタ電力増幅器の
動作を停止させ、トランジスタ電力増幅器の過負荷状態
を回避する。
以上のとき、又高周波パルス信号の繰り返し周期が規定
より小さいときに、それぞれトランジスタ電力増幅器の
動作を停止させ、トランジスタ電力増幅器の過負荷状態
を回避する。
【０００６】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例の系統図である。同図にお
いて、信号入力端子１３に入力される信号はトランジス
タ電力増幅器１２において電力増幅され、信号出力端子
１４から出力される。このトランジスタ電力増幅器１２
の動作は動作制御部１１によって制御される。
る。図１は本発明の一実施例の系統図である。同図にお
いて、信号入力端子１３に入力される信号はトランジス
タ電力増幅器１２において電力増幅され、信号出力端子
１４から出力される。このトランジスタ電力増幅器１２
の動作は動作制御部１１によって制御される。
【０００７】一方、高周波パルス信号が入力される入力
端子１にはパルス整形回路２が接続され、このパルス整
形回路２の出力は分岐されてそれぞれパルス幅判定部５
と繰り返し周期判定部８に入力される。そして、各判定
部５，８の出力はオア回路９を通して判定結果出力端子
１０に出力され、ここから前記動作制御部１１に入力さ
れてトランジスタ電力増幅器１２の動作を可能とし、或
いは停止させるように構成している。前記パルス幅判定
部５は、判定パルス発生部３と判定回路４で構成され
る。又、繰り返し周期判定部８は、判定パルス発生部６
と判定回路７で構成される。
端子１にはパルス整形回路２が接続され、このパルス整
形回路２の出力は分岐されてそれぞれパルス幅判定部５
と繰り返し周期判定部８に入力される。そして、各判定
部５，８の出力はオア回路９を通して判定結果出力端子
１０に出力され、ここから前記動作制御部１１に入力さ
れてトランジスタ電力増幅器１２の動作を可能とし、或
いは停止させるように構成している。前記パルス幅判定
部５は、判定パルス発生部３と判定回路４で構成され
る。又、繰り返し周期判定部８は、判定パルス発生部６
と判定回路７で構成される。
【０００８】このトランジスタ電力増幅装置の動作を図
２の信号波形図を参照して説明する。尚、図２のＡ〜Ｄ
は図１のＡ〜Ｄの各部の信号である。入力端子１から入
力された高周波パルス信号は、パルス整形回路２を通る
ことにより高周波パルス信号と同じパルス幅を有するＴ
ＴＬロジックレベルのパルス信号Ｗ１（パルス幅＝ｔ
１）が得られる。パルス信号Ｗ１はパルス幅判定部５と
繰り返し周期判定部８に入力される。
２の信号波形図を参照して説明する。尚、図２のＡ〜Ｄ
は図１のＡ〜Ｄの各部の信号である。入力端子１から入
力された高周波パルス信号は、パルス整形回路２を通る
ことにより高周波パルス信号と同じパルス幅を有するＴ
ＴＬロジックレベルのパルス信号Ｗ１（パルス幅＝ｔ
１）が得られる。パルス信号Ｗ１はパルス幅判定部５と
繰り返し周期判定部８に入力される。
【０００９】パルス幅判定部５では、判定パルス発生器
３によりパルス幅信号Ｗ１の立上りに同期して一定のパ
ルス幅（＝ｔ２）をもつ判定パルスＷ２が生成される。
そして、判定回路４おいては、２つのパルス信号Ｗ１及
びＷ２のパルス幅が比較され、ｔ２＜ｔ１のときに異常
と判定し、判定結果として警報信号を発生する。この信
号はオア回路９を通り、判定結果出力端子１０より動作
制御部１１に入力され、トランジスタ電力増幅器１２の
動作を停止する信号として使用される。
３によりパルス幅信号Ｗ１の立上りに同期して一定のパ
ルス幅（＝ｔ２）をもつ判定パルスＷ２が生成される。
そして、判定回路４おいては、２つのパルス信号Ｗ１及
びＷ２のパルス幅が比較され、ｔ２＜ｔ１のときに異常
と判定し、判定結果として警報信号を発生する。この信
号はオア回路９を通り、判定結果出力端子１０より動作
制御部１１に入力され、トランジスタ電力増幅器１２の
動作を停止する信号として使用される。
【００１０】繰り返し周期判定部８では、パルス信号Ｗ
１は判定パルス発生器６に入力され、ここでパルス信号
Ｗ１の立下りに同期して一定のパルス幅（＝ｔ３）をも
つパルス信号Ｗ３が生成される。そして、判定回路７に
おいては、入力されるパルス信号Ｗ１及びＷ３と入力パ
ルスの所定の繰り返し周期から与えられる繰り返し時間
幅（＝ｔ４）とを比較し、ｔ４＜（ｔ１＋ｔ３）のとき
に異常と判定し、判定結果として警報信号を発生する。
この信号はオア回路９を通り、判定結果出力端子１０よ
り動作制御部１１に入力され、トランジスタ電力増幅器
１２の動作を停止する信号として使用される。
１は判定パルス発生器６に入力され、ここでパルス信号
Ｗ１の立下りに同期して一定のパルス幅（＝ｔ３）をも
つパルス信号Ｗ３が生成される。そして、判定回路７に
おいては、入力されるパルス信号Ｗ１及びＷ３と入力パ
ルスの所定の繰り返し周期から与えられる繰り返し時間
幅（＝ｔ４）とを比較し、ｔ４＜（ｔ１＋ｔ３）のとき
に異常と判定し、判定結果として警報信号を発生する。
この信号はオア回路９を通り、判定結果出力端子１０よ
り動作制御部１１に入力され、トランジスタ電力増幅器
１２の動作を停止する信号として使用される。
【００１１】したがって、入力される高周波パルス信号
のパルス幅が規定以上であることをパルス幅判定部５で
判定したとき、又パルスの繰り返し周期が規定よりも小
さいことを繰り返し周期判定部８で判定したときには、
それぞれ動作制御部１１を駆動してトランジスタ電力増
幅器１２の動作を停止させるため、トランジスタ電力増
幅器１２が過負荷となることはなく、過熱が防止され、
その破損が未然に防止されることになる。
のパルス幅が規定以上であることをパルス幅判定部５で
判定したとき、又パルスの繰り返し周期が規定よりも小
さいことを繰り返し周期判定部８で判定したときには、
それぞれ動作制御部１１を駆動してトランジスタ電力増
幅器１２の動作を停止させるため、トランジスタ電力増
幅器１２が過負荷となることはなく、過熱が防止され、
その破損が未然に防止されることになる。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、トランジ
スタ電力増幅器に入力される高周波パルス信号のパルス
幅と繰り返し周期を判定する回路を設けたことより、ト
ランジスタ電力増幅器の過負荷による過熱を防止し、ト
ランジスタ電力増幅器の破損を防止することができる。
これにより、トランジスタ電力増幅器に使用するトラン
ジスタの数量の制限と、冷却器の小型化、電源容量の低
減化を図ることができる効果がある。
スタ電力増幅器に入力される高周波パルス信号のパルス
幅と繰り返し周期を判定する回路を設けたことより、ト
ランジスタ電力増幅器の過負荷による過熱を防止し、ト
ランジスタ電力増幅器の破損を防止することができる。
これにより、トランジスタ電力増幅器に使用するトラン
ジスタの数量の制限と、冷却器の小型化、電源容量の低
減化を図ることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のトランジスタ電力増幅器の一実施例の
系統図である。
系統図である。
【図２】図１の各部の信号波形図である。
２ パルス整形回路 ５ パルス幅判定部 ８ パルス繰り返し周期判定部 １０ 判定結果出力端子 １１ 動作制御部 １２ トランジスタ電力増幅器
Claims (1)
- 【請求項１】 トランジスタ電力増幅器と、入力される
高周波パルス信号のパルス幅を判定するパルス幅判定部
と、同高周波パルス信号の繰り返し周期を判定する繰り
返し判定部とを備え、これら判定部より得られる判定信
号に基づいて前記トランジスタ電力増幅器の動作を停止
させるように構成したことを特徴とするトランジスタ電
力増幅装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4040781A JPH05218757A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | トランジスタ電力増幅装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4040781A JPH05218757A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | トランジスタ電力増幅装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05218757A true JPH05218757A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=12590172
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4040781A Pending JPH05218757A (ja) | 1992-01-31 | 1992-01-31 | トランジスタ電力増幅装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05218757A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102843109A (zh) * | 2012-09-25 | 2012-12-26 | 上海贝岭股份有限公司 | 一种d类功放芯片 |
| CN102843106A (zh) * | 2012-09-25 | 2012-12-26 | 上海贝岭股份有限公司 | 一种用于d类功放芯片的过流保护方法 |
| WO2015143852A1 (zh) * | 2014-03-28 | 2015-10-01 | 深圳创维－Rgb电子有限公司 | 一种具有占空比限制功能的d类功放芯片及其装置 |
-
1992
- 1992-01-31 JP JP4040781A patent/JPH05218757A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102843109A (zh) * | 2012-09-25 | 2012-12-26 | 上海贝岭股份有限公司 | 一种d类功放芯片 |
| CN102843106A (zh) * | 2012-09-25 | 2012-12-26 | 上海贝岭股份有限公司 | 一种用于d类功放芯片的过流保护方法 |
| WO2015143852A1 (zh) * | 2014-03-28 | 2015-10-01 | 深圳创维－Rgb电子有限公司 | 一种具有占空比限制功能的d类功放芯片及其装置 |
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