JPH05218143A - パッケージテープ用リール支持装置 - Google Patents

パッケージテープ用リール支持装置

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JPH05218143A
JPH05218143A JP2287892A JP2287892A JPH05218143A JP H05218143 A JPH05218143 A JP H05218143A JP 2287892 A JP2287892 A JP 2287892A JP 2287892 A JP2287892 A JP 2287892A JP H05218143 A JPH05218143 A JP H05218143A
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秀樹 田中
Kazuhiro Nakamura
和広 中村
Masayuki Tabuchi
雅之 田渕
Satoru Fukunaga
哲 福永
Junichiro Hisatomi
潤一郎 久富
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープ繰出しリール及びこれと対をなすテー
プ巻取りリールを複数組でもスペースを節約してコンパ
クトにまとめて並列させることができ、しかも、各組の
リール交換を小スペースで労少なく容易に行え、さらに
安価に製作できるパッケージテープ用リール支持装置を
提供する。 【構成】 一端部113aにテープ繰出しリール11a
を、他端部113bに前記リールと対をなすテープ巻取
りリール11bをそれぞれ回転可能に装着できる並列配
置された複数本のリール支持アーム113をその両端部
間の部分でアームシャフト112により回動可能に支持
して各アームをリール交換位置又はリール運転位置に選
択的に回動配置できるようにしたパッケージテープ用リ
ール支持装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、テープ繰出しリール及
びこれと対をなすテープ巻取りリールを支持するタイプ
のリール支持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のリール支持装置は、例えば、配
線パターンとこれに接続したICチップやLSIチップ
等の集積回路チップからなる電気部品パッケージのよう
な、一般にTAB(タブ)パッケージ或いはTCP(テ
ープ キャリア パッケージ)と称されるパッケージを
順次形成した長尺のパッケージテープの繰出しや巻取り
に利用される。
【0003】このように電気部品等のパッケージを形成
したパッケージテープは、通常、各パッケージを保護す
るため、スペーサテープと称される保護テープを重ねた
状態でリールに巻き取られ保管、運搬される。かかるパ
ッケージテープ上の各パッケージにつき、通電、信号付
与等をしつつバーンイン、スクリーニング等の各種処理
や試験を実施するにあたっては、該パッケージテープを
保持したテープ繰出しリールが前記タイプのリール支持
装置に装着され、順次、繰り出される。この繰出しにあ
たり同時に繰り出されるスペーサテープは前記リール支
持装置におけるテープ巻取りリールに巻き取られてい
く。繰り出されたパッケージテープ上の各パッケージ
は、図16に一例を示すパッケージソケットSに装着さ
れ、通電、信号付与等される。パッケージソケットS
は、一般に、ソケット本体S1、これにヒンジ等にて開
閉可能に連結されたソケット蓋体S2、ソケット蓋体S
2を閉位置にロックするラッチS3を備えている。この
例ではラッチS3はソケット本体S1にヒンジ連結され
ている。ソケット本体S1にはパッケージテープT上の
パッケージPに通電、信号付与等するための電極S11
を設けてあるとともに、パッケージテープTの耳孔(パ
ーフォレーション)tを嵌めてパッケージPを位置決め
するためのピンS12を設けてある。パッケージテープ
T上のパッケージPはその電極P1がソケット電極S1
1に接するように、耳孔tがソケットピンS12に嵌め
られ、ソケット本体S1に配置され、次いで、ソケット
蓋体S2が閉じられ、ラッチS3にてロックされること
で、ソケットSにセットされ、パッケージテストを受け
る。なお、ソケット蓋体S2の孔S20にはパッケージ
PのチップP2が嵌まり、孔S21にはピンS12が嵌
まる。かかるパッケージソケットSは、通常、配線を施
したテストボード上にパッケージテープTの長手方向に
1又は複数列に配列され、各列には1又は複数個のソケ
ットが含まれる。一方、各種処理や試験を終了したパッ
ケージテープTは、前記パッケージソケットSから外さ
れ、前記タイプのリール支持装置に装着されたテープ巻
取りリールに巻き取られる。この際、該リール支持装置
上のテープ繰出しリールから繰り出されるスペーサテー
プが重ねられつつ巻き取られる。
【0004】この種の従来リール支持装置の代表例を示
すと、図17の(A)、(B)、(C)のとおりであ
る。図(A)のリール支持装置は、リール支持アームA
1の一端部a1を基台B1に回動可能に連結し、このア
ームの他端部a2及び中間部a3の一方にテープ巻取り
リールr1を、他方にテープ繰出しリールr2を装着す
るもので、リール支持アームA1を回動させることで各
リールを図に実線で示す運転位置又は二点鎖線で示すリ
ール交換位置に配置できる。このリール支持装置は、1
つだけ用いることも、数列に並置して用いることもあ
る。
【0005】図(B)のリール支持装置は、基台B1上
に固定配置のリール支持アームA2の表側a4及び裏側
a5のそれぞれにテープ巻取りリールr1とテープ繰出
しリールr2を搭載したものである。表側a4のリール
交換は表側から、裏側a5のリール交換は裏側から行
う。図(C)のリール支持装置は、リール支持体B2
に、各対のリールr1、r2をそれらの位置を全て変え
て装着するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図
(A)のリール支持装置では、リール交換にあたりリー
ル支持アームA1を回動させるとき、アーム重量、リー
ル重量、テープ重量等を支えなければならず、これを人
手で行うときは労力が大きく、省力化するには、リール
支持アームA1の回動を自動的に行う装置を付加しなけ
ればならず、それでは全体のコスト高を招く。また、リ
ール交換のためにリール支持アームA1を倒すためのス
ペースを常時空けておかなくてはならないという問題も
ある。
【0007】図(B)のリール支持装置では、リールを
リール支持アームA2の表側a4と裏側a5に各一対ず
つしか配置できない。より多くのリールを並置するため
にこのリール支持装置を複数並べるときは、リール支持
装置間のリール交換を行えるようにリール支持装置間ス
ペースを十分とっておかなくてはならず、スペースを節
約できない。
【0008】図(C)のリール支持装置では、全ての対
リールがリール交換できるように互いに位置をずらせて
配置してあるので、全体としてリール支持装置が一定方
向に大型化し、そのためのスペースを必要とし、全体を
コンパクトにまとめることができない。そこで本発明
は、テープ繰出しリール及びこれと対をなすテープ巻取
りリールをたとえ複数組でもスペースを節約してコンパ
クトにまとめて並列させることができ、しかも、各組の
リール交換を小スペースで労少なく容易に行え、さら
に、安価に製作できるパッケージテープ用リール支持装
置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的に従
い、一端部にテープ繰出しリールを、他端部に前記テー
プ繰出しリールと対をなすテープ巻取りリールをそれぞ
れ回転可能に装着できる1本の、又は並列配置された複
数本のリール支持アームと、前記各リール支持アームを
その両端部間の部分で回動可能に支持して該リール支持
アームをリール交換位置又はリール運転位置に選択的に
回動配置できるアーム支持手段を備えたことを特徴とす
るパッケージテープ用リール支持装置を提供するもので
ある。
【0010】前記リール支持アームには、必要に応じ、
テープ繰出しリールの慣性力回転を制するためのブレー
キ装置や繰出し回転のための駆動装置、テープ巻取りリ
ールを巻取り駆動するための駆動装置や制動するための
ブレーキ装置を設けることができる。
【0011】
【作用】本発明リール支持装置によると、スペーサテー
プと共にパッケージテープを予め巻いたテープ繰出しリ
ールを装着するとともにスペーサテープを巻き取るため
のテープ巻取りリールを装着し、テープ繰出しリールか
らはパッケージテープをスペーサテープと共に繰り出
し、パッケージテープは各種処理や試験のためのステー
ションへ供給する一方、スペーサテープをテープ巻取り
リールに巻き取ることができる。
【0012】また、本発明リール支持装置によると、各
種処理や試験を終了したパッケージテープを、リール支
持装置上のテープ巻取りリールに巻き取りつつ、該装置
上のテープ繰出しリールから繰り出したスペーサテープ
を同時に巻取りリールに、パッケージテープに重ねて巻
き取ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は実施例リール支持装置11及びリール支持
装置73を採用したTCP(テープ キャリア パッケ
ージ)連続テスト装置の概略側面図である。このテスト
装置はパッケージテープを供給するテープ供給装置1、
これに続く入口ステーション2、入口ステーション2に
臨む入口プッシャー3、入口ステーション2に続くテス
トエリアTAに設けたローラコンベア10、ローラコン
ベア10上に並べられるテストボード9に電気的に接続
可能の複数のコンタクト装置E、ローラコンベア10に
続く出口ステーション4、出口ステーション4に臨む反
力プッシャー5、出口ステーション4に設けた反力付与
制動装置6、出口ステーション4に臨むテープ引取り装
置7及び出口ステーション4から入口ステーション2へ
テストボード9を戻すボードリターン装置8を備えてい
る。
【0014】次にこれら各部について順次説明する。 (1)テープ供給装置1 このテープ供給装置1は、本発明に係るパッケージテー
プ用リール支持装置11及びテープ案内部12を備えて
いる。リール支持装置11は図2に示すように、テープ
案内部12の頂部に立設した一対の柱111に水平に架
設したアームシャフト112と、このアームシャフト1
12に所定の間隔をあけて平行に、且つ、回動可能に支
持された4本のリール支持アーム113を備えている。
各リール支持アーム113の一端部113aにはテープ
繰出しリール11aを装着することができ、他端部11
3bにはテープ巻取りリール11bを装着することがで
きる。装着されたテープ繰出しリール11aは、このテ
ープ繰出しリール11aに巻き取られているテープを引
き出すことにより回転することができる。また、アーム
一端部113aには、テープ繰出しリール11aがテー
プの引き出しに伴って慣性力により必要以上に回転して
しまうことを防止するための摩擦抵抗利用のブレーキ装
置11cを設けてある。さらに、アーム他端部113b
には、ここに装着されるテープ巻取りリール11bを巻
取り方向に回転駆動するためのモータ11dを設けてあ
る。
【0015】なお、ブレーキ装置11c、モータ11d
は、いずれもブレーキ付きモータとしてもよい。各リー
ル支持アーム113はアームシャフト112を中心にし
て、他のリール支持アーム113とは独立した状態で、
図2の(A)図に2点鎖線で示すリール着脱乃至交換位
置へ回動させることができ、この位置から再び正規の運
転位置へ復帰回動させることもできる。図(B)では省
略しているが、図(A)に破線で示すように、各リール
支持アーム113の片面には突起11eが設けてある一
方、この突起11eの軌道に臨むように、アームシャフ
ト112にストッパ11f、11gが設けてある。突起
11eは正規運転位置ではストッパ11fに当接し、リ
ール着脱乃至交換位置ではストッパ11gに当接する。
なお、ストッパ手段はこれに限定されるものではない。
【0016】各リール支持アーム113の回動は手動で
行われる。従って、各リール支持アーム113のアーム
シャフト112による支持位置は、前記リール支持アー
ム1113の回動を労少なく簡単、容易にバランス良く
行えるように、アーム重量、リール重量、テープ重量等
を考慮して選択、決定されている。このリール支持装置
11によると、リール支持アーム113の一端部113
aに装着されるテープ繰出しリール11aは、連続する
長尺テープ上にICパッケージ等のパッケージを順次形
成したパッケージテープPTとこのパッケージテープP
Tを保護するためにこのパッケージテープPTに重ねら
れたスペーサテープSTの両者を一緒に巻き取ったもの
である。また、リール支持アーム113の他端部113
bに装着されるテープ巻取りリール11bは、図2の
(A)図に示すように、繰出しリール11aからパッケ
ージテープPTが繰り出されるに伴って一緒に繰り出さ
れるスペーサテープSTを巻き取るものである。
【0017】テープ案内部12の詳細は図3及び図4に
示してある。図3はテープ案内部12をボードリターン
装置8の一部とともに示す側面図であり、図4の(A)
図はテープ案内部12をボードリターン装置8の一部と
共に示す平面図である。図4の(B)図はテープ案内部
12におけるテープ案内板124を図4の(A)図にお
いて右側から眺めた状態の図である。
【0018】このテープ案内部12は装置の端部フレー
ムF1の上部に回転自在に架設した4個のテープ案内ロ
ーラ121、各テープ案内ローラ121の下方に配置し
た回転自在のダンサローラ122、各ダンサローラ12
2の上方且つやや前方に配置した回転自在のテープ案内
ローラ123及びテープ案内ローラ123に臨む位置か
ら前記入口ステーション2へ向かって下り傾斜する櫛状
のテープ案内板124を備えている。
【0019】各ダンサローラ122はローラ支持体12
2bに設けた縦方向溝122cにローラ軸122aが昇
降自在に嵌合することにより回転自在且つ昇降自在とな
っている。一つのテープ案内ローラ121、その下方の
ダンサローラ122及びその上方のテープ案内ローラ1
23からなる各組のテープ繰出しローラ群はリール支持
装置11における各組のテープ繰出しリール11a、テ
ープ巻取りリール11bに対応する下方位置に配置して
ある。
【0020】テープ案内板124は、図4の(A)及び
(B)図に示すように、櫛状に形成してあり、各櫛部分
124aはテープ案内ローラ123に臨んでいる。各櫛
部分124aは図4の(B)図から分かるように、その
中央部分124bが凹ませてある。これはパッケージテ
ープPT上のICチップ等をここに嵌まり込ませて案内
するためである。
【0021】このテープ案内部12によると、リール支
持装置11における各アーム113に支持されたテープ
繰出しリール11aから引き出されたパッケージテープ
PTは該テープ繰出しリール11aに対応するテープ案
内ローラ121に案内されてダンサローラ122を回
り、そこから上昇してテープ案内ローラ123及びテー
プ案内板124に案内されて入口ステーション2へ至
る。引き出されるパッケージテープPTに必要以上の張
力が加わると、ダンサローラ122がその張力によって
自由に引き上げられ、それによってテープの破損が防止
される。 (2)入口ステーション2及び入口プッシャー3 入口ステーション2には図5及び図6に示すように、フ
リーローラコンベア21を設けてある。図5は入口ステ
ーション2のローラコンベア21と入口プッシャー3を
示す平面図であり、図6は該ローラコンベア21と入口
プッシャー3をパッケージテープ送り方向乃至ボード送
り方向αにおける下流側から見て示す図である。
【0022】ローラコンベア21は装置フレームの一部
F2(図6参照)に支持される一対の平行な棒状のコン
ベアフレーム211a、211bを備えており、図1に
おいて手前側にあたるコンベアフレーム211aにはボ
ード案内ローラ212が回転自在に取り付けてある。一
方、図1において奥側にあたるコンベアフレーム211
bにはボード案内ローラ213が回転自在に取り付けて
ある。これらボード案内ローラ212、213はそれぞ
れ所定の間隔をおいて取り付けられている。ボード案内
ローラ212は周面が平坦なローラであるが、ボード案
内ローラ213は中央部が中高に、断面V字形に形成さ
れたローラである。
【0023】後ほど詳しく説明する図14に示すテスト
ボード9の手前側の端部下面に設けた下面平坦な部材9
11がボード案内ローラ212に支持されるとともに、
テストボード9の奥側の端部下面に設けた部材912の
V字形の溝912aがボード案内ローラ213に嵌まる
ことで、テストボード9はこのコンベア21上に、送り
方向αを横切る方向において位置決めされた状態で載置
され移動することができる。
【0024】なお、この送り方向αのテストボード9の
位置決めは、この実施例の他、例えば、ボード案内ロー
ラ213もボード案内ローラ212のような平坦ローラ
とし、テストボード9の奥側の端面に側方から定位置配
置のフリーローラを当接させるとともに、手前側の端面
にスプリング力を付与されたフリーローラを当接させる
等の方法によってもよい。後ほど説明するテストエリア
コンベア10等におけるテストボード9の位置決めにつ
いても同様である。
【0025】入口プッシャー3は図5及び図6に示すよ
うに、前記ローラコンベア21のフレーム211a、2
11bの間に配置された一対のエアシリンダ31、これ
らエアシリンダ31を立設したシリンダ支持板32、シ
リンダ支持板32下面に固定した一対のスライダ33、
これらスライダ33がテストボード9の送り方向αに往
復摺動できる装置フレームF2上のレール34、リール
支持板32の端部に固定した雌ねじ部35、該雌ねじ部
35に螺合し、テストボード9の送り方向αに延びるね
じ棒36、該ねじ棒36を正転逆転するサーボモータ3
7を備えている。サーボモータ37はパルス信号により
回転させ、その回転量を制御できる。
【0026】この入口プッシャー3によると、当初、シ
リンダ支持板32が図5に二点鎖線で示す後退位置に配
置されることで、一対のエアシリンダ31も後退位置に
配置され、且つ、そのピストンロッド31aが下降した
状態とされて待機姿勢をとる。この状態で、エアシリン
ダ31の上方に配置され、ローラコンベア21に支持さ
れたテストボード9上にパッケージテープPT装着が完
了すると、エアシリンダ31のピストンロッド31aが
上昇せしめられて、サーボモータ37が正転開始され、
それによってねじ棒36が回ることで雌ねじ部35、シ
リンダ支持板32及びエアシリンダ31が共に前進を始
める。この前進によりピストンロッド31aがテストボ
ード9に係合し、該テストボード9をテストエリアTA
のローラコンベア10上へ押し出していく。この一回の
テストボード9の押出し距離Wは、テストボード9の送
り方向αにおけるテストボード9の全幅寸法Wに相当す
る距離である。
【0027】エアシリンダ31がテストボード9をテス
トボード9の押出し距離Wだけ押し出すと、ピストンロ
ッド31aが下降せしめられるとともにサーボモータ3
7が逆転開始され、それによってエアシリンダ31が当
初位置へ後退し、次のテストボード9の押出しに備えら
れる。但し、テストエリアTAにおいてパッケージテス
トを開始するときは、エアシリンダ31はテストボード
9を押し出し完了したその位置に、パッケージテスト終
了まで止められる。これは、後ほど説明する反力プッシ
ャー5との間で、パッケージテスト中、テストエリアT
Aにおけるテストボード9をコンタクト装置Eに対応す
る所定位置に相互に密接させて、配置しておくためであ
る。
【0028】テストボード9とエアシリンダ31のピス
トンロッド31aとの係合関係については、次のテスト
ボード9の説明においてさらに詳細に説明する。 (3)テストボード9 テストボード9は図14に示すとおりのものである。図
14の(A)図はテストボード9の平面図であり、
(B)図はテストボード9の側面図である。また、図1
5はテストボード9を構成している基体パレット91の
平面図である。
【0029】このテストボード9は基体パレット91の
上面にプリント配線を施したプリント配線基板92を固
定し、該プリント配線基板92上にパッケージソケット
93を電気的に接続して固定したものである。パッケー
ジソケット93はテープ供給装置1から繰り出される4
列のパッケージテープPTに対応させてテストボード9
の送り方向αに4列設けてある。各列には5個のパッケ
ージソケット93を並べてある。
【0030】各パッケージソケット93は、図16に示
すソケットSと同様に、パッケージテープPT上のパッ
ケージTCPの電極に接触する電極、パッケージテープ
PTの耳孔に嵌入する位置決めピン等を設けたソケット
本体931、該ソケット本体931にヒンジ連結された
開閉可能のソケット蓋体932及び本体931にヒンジ
連結され、ソケット本体931に被さる閉位置にソケッ
ト蓋体932をロックするラッチ933を備えている。
ソケット蓋体932にはバネ934によって常時開方向
に力を付与され、従ってラッチ933を外すとソケット
蓋体932にはバネ934の力で自動的に開位置をと
る。図14の(B)図は一つのソケットのソケット蓋体
932がこのようにして開いた状態を示している。一
方、ラッチ933はバネ935の力で常時ロック位置へ
向け力を付与され、このバネ935に抗してラッチ93
3をアンロック位置へ回すことでソケット蓋体932を
開くことができる。
【0031】ラッチ933は図14の(A)図に示すよ
うに平面から見てソケット蓋体932側の端面933a
が円弧状に形成されている。この理由は後ほどのテープ
引取り装置7の説明で明らかにする。なお、図14の
(A)図はパッケージテープPTを装着した状態を示し
ているが、ソケット本体931に挾持された部分は点線
で示すべきであるところ、分かりやすくするため、実線
で示してある。
【0032】また、プリント配線を施したプリント配線
基板92の奥側の端部には、コネクタ接続部94が設け
てあり、このコネクタ接続部94にテストエリアTAに
おけるコンタクト装置Eの平板状のカードコネクタe2
が差し込まれることで、コンタクト装置Eと電気的に接
続される。さらに、プリント配線基板92と基体パレッ
ト91にわたり、コンタクト装置Eのカードコネクタe
2がコネクタ接続部94に差し込まれるように下降して
くるとき一緒に下降する、図示しない位置決めピンが嵌
まるピン孔95を設けてある。
【0033】基体パレット91は、図15に示すよう
に、テストボード9の送り方向αにおける上流側の側面
913に一対の当たり部材913aが設けてあるととも
に前記テストボード9の送り方向αにおける下流側の側
面914にも前記当たり部材913aと対称位置に当た
り部材914aを設けてある。これら当たり部材913
a、914aの各外側の面は基体パレット91の側面9
13、914よりもさらに外側にある。これら当たり部
材913a、914aは、ステンレススチールのような
硬質材から形成されており、入口プッシャー3によりテ
ストボード9を次々と押し出していくとき、隣合うテス
トボード9同士において基体パレット91本体やその上
のプリント配線基板92同士が直接接触して変形するこ
とを防止するもので、図15に示すように隣合うテスト
ボード9においてはこれら当たり部材913a、914
a同士が相互に接触する。
【0034】また、基体パレット91には、これを軽量
化するため、四角形状の孔915が四つ対称的に形成し
てあり、テストボード9の送り方向αにおける下流側の
孔915の下流側内面にはステンレススチールからなる
当たり部材915aが設けてあるとともに、上流側の孔
915の上流側内面にも同様な当たり部材915bが設
けてある。
【0035】前記入口プッシャー3のエアシリンダ31
のピストンロッド31aはテストボード9の押出しにあ
たって上昇するとき、この下流側の孔915に嵌入し、
当たり部材915aに当接してテストボード9を押し出
す。上流側の孔915に設けた当たり部材915bは、
後述する反力プッシャー5のエアシリンダ51のピスト
ンロッド51aが該上流側の孔915に嵌入して、該当
たり部材915bに当接するために設けたものである。
【0036】基体パレット91には、さらに、図14の
(B)図に示すように、その下面の手前側の端部に沿っ
て下面平坦な部材911が設けてあるとともに、奥側の
端部に沿って部材912が設けてある、部材912の下
面にはテストボード9の送り方向αに断面V字形の溝9
12aが設けてある。テストボード9が、入口ステーシ
ョン2のローラコンベア21、テストエリアTAのロー
ラコンベア10及び後述する出口ステーション4のロー
ラコンベア41を移動するとき、手前側の部材911が
これらコンベア21、10、41における周面平坦なボ
ード案内ローラ212に載置され、奥側の部材912の
溝912aが、これらコンベア21、10、41の奥側
にある中高案内ローラ213に係合する。このV字溝9
12aの案内ローラ213への係合により、これらコン
ベア21、10、41により移動するテストボード9の
ボード送り方向αを横切る方向における位置が定められ
る。 (4)テストエリアTA、ローラコンベア10、コンタ
クト装置E テストエリアTAにはローラコンベア10が配置してあ
る。このローラコンベア10は前記入口ステーション2
におけるローラコンベア21をそのまま延長した形態の
もので、その構造はローラコンベア21と実質上同一で
ある。
【0037】このローラコンベア10の上方にはローラ
コンベア10の長手方向に沿ってコンタクト装置Eが複
数個配列してある。各コンタクト装置Eはカードコネク
タe2をを昇降させるエアシリンダe1を備えている。
各コンタクト装置Eは、入口ステーション2から入口プ
ッシャー3によってテストボード9の全幅寸法Wずつ押
し出されてきて、ローラコンベア10上に互いに接触し
て密に並べられる複数のテストボード9のそれぞれに一
つずつ対応するように配列されており、従って、パッケ
ージテスト開始にあたっては全てのコンタクト装置Eに
おいてそのエアシリンダe1の駆動によりカードコネク
タe2を下降させ、対応するテストボード9におけるコ
ネクタ接続部94にこれを接続することができ、パッケ
ージテスト終了後はカードコネクタe2を一斉に上昇さ
せることができる。かくして一度に大量のパッケージテ
ストが可能となっている。なお、図1には二つのコンタ
クト装置Eしか示されていないが、必要に応じ、より多
数の装置Eを設置することができる。
【0038】また、テストエリアTAはテストボード9
の入口101及び出口102を備えた恒温槽100に囲
まれており、このテストエリアTAを所定のパッケージ
テスト温度に維持することができる。 (5)出口ステーション4、反力プッシャー5及び制動
装置6 出口ステーション4は図8に示すように、ローラコンベ
ア41を備えている。このローラコンベア41の基本構
成はテストエリアTAにおけるローラコンベア10と実
質上同一であり、ローラコンベア10から連続してい
る。すなわち、ローラコンベア41は、装置フレームに
支持された一対の平行な棒状のコンベアフレーム411
a、411bを備え、手前側のコンベアフレーム411
aには所定間隔でボード案内ローラ212が設けてあ
り、奥側のコンベアフレーム411bには所定間隔でボ
ード案内ローラ213が設けてある。ボード案内ローラ
212は入口ステーション2におけるローラコンベア2
1のボード案内ローラ212と同一のものであり、奥側
のボード案内ローラ213はローラコンベア21におけ
るボード案内ローラ213と同一のものである。これら
ボード案内ローラ212、213は何れもコンベアフレ
ーム411a、411bに回転可能に取り付けてある。
但し、これらボード案内ローラ212、213のうちテ
ストボード9の送り方向αにおいて最上流側のボード案
内ローラ212、213及び最下流側のボード案内ロー
ラ212、213を除く中間部のボード案内ローラ21
2、213は制動装置6の一部を構成している。
【0039】制動装置6は、コンベアフレーム411
a、411bに回転自在に設けたシャフト61の両端部
に中央部のボード案内ローラ212、213を支持し、
このシャフト61を伝動装置62を介してモータ63で
回転駆動できるようにするとともに、シャフト61の動
力を伝動装置64を介して他のボード案内ローラへ伝
え、それによって中間部の4つのボード案内ローラ21
2、213を何れもテストボード9の送り方向αに回転
駆動できるようにしたものである。
【0040】モータ63によって駆動されるボード案内
ローラ212、213の周速、換言すればテストボード
9の送り速度は、入口プッシャー3によるテストボード
9の押出し速度と同一か又はそれより低速度である。従
って、この制動装置6上に押し出されてきたテストボー
ド9はこの制動装置6を形成しているボード案内ローラ
212、213に接触することにより、たとえ慣性力に
よりそれらボード案内ローラ212、213の周速より
速く動こうとしても、該ボード案内ローラ212、21
3との摩擦力が働いてテストボード9の慣性力による無
制限な移動が防止される。それによって制動装置6以前
の各テストボード9は相互に密に接触した状態を維持さ
れる。
【0041】反力プッシャー5は図7に示すとおりであ
り、前記ローラコンベア41の一対のコンベアフレーム
411a、411b間に配置されている。この反力プッ
シャー5は、一対のエアシリンダ51、これらエアシリ
ンダ51を立設したシリンダ支持板52、シリンダ支持
板52の下面に固定した一対のスライダ53、このスラ
イダ53が係合する一対の案内ロッド54及びシリンダ
支持板52を駆動するエアシリンダ55を備えている。
一対の案内ロッド54はテストボード9の送り方向αに
沿って平行に延びており、装置フレームF3上に固定的
に支持されている。エアシリンダ55も装置フレームF
3に支持されており、そのピストンロッド55aがシリ
ンダ支持板52に連結されている。
【0042】この反力プッシャー5によると、テストボ
ード9がテストエリアTAに押し出されてくるに先立っ
て、一対のエアシリンダ51におけるピストンロッド5
1aを下降させた状態でエアシリンダ55のピストンロ
ッド55aがテストボード9の送り方向αとは反対方向
に突出せしめられ、それによって一対のエアシリンダ5
1もその方向に移動する。その状態で、入口プッシャー
3によるテストボード9の押出しに伴ってテストエリア
TAからパッケージテストが終了したテストボード9が
押し出されてくるのを待つ。
【0043】テストエリアTAから押し出されてきたテ
ストボード9は、最初、図8に示すローラコンベア41
に受けとられ、制動装置6のボード案内ローラ212、
213に接し、それとの摩擦力によって自由に前進する
ことが防止され、テストエリアTAから続くテストボー
ド9群における各隣合うテストボード9同士の接触状態
を維持する。このようにしてテストエリアTAからパッ
ケージテストの終わったテストボード9がある程度押し
出されてくると、反力プッシャー5における一対のエア
シリンダ51のピストンロッド51aが上方へ突出せし
められ、テストボード9の基体パレット91に設けたテ
ストボード9の送り方向α上流側の孔915に嵌入す
る。さらにテストボード9が押し出されてくると、該孔
915の上流側内面に設けた当たり部材915b(図1
5参照)がピストンロッド51aに当接する。しかし、
入口プッシャー3によるテストボード9の押出し力は反
力プッシャー5におけるエアシリンダ55による支持反
力より強くしてあり、従って、ピストンロッド51aが
当たり部材915bに当接した状態で該ピストンロッド
51aがテストボード9の送り方向αへ後退し、入口プ
ッシャー3によるテストボード9の押出しの終了ととも
に停止する。
【0044】この状態ではテストエリアTA内のテスト
ボード9はテストエリアTAの入口側において入口プッ
シャー3に押され、テストエリアTAの出口側において
反力プッシャー5に支えられ、各隣合うテストボード9
同士が正確に相互接触し、それによってテストエリアT
Aにおける各テストボード9のコンタクト装置Eに対す
る位置が正確に決定される。
【0045】このようにしてパッケージテストが終了す
ると、反力プッシャー5における一対のエアシリンダ5
1のピストンロッド51aは下降せしめられ、該エアシ
リンダ51は再びエアシリンダ55の作用で次のテスト
ボード9を支持するための待機位置へ戻される。エアシ
リンダ51のピストンロッド51aがテストボード9に
係合するために上方へ突出するタイミングは、例えば、
図8に示すように、出口ステーション4においてボード
リターン装置8のエレベータ装置81(図1参照)に受
けとられる直前のテストボード9(9a)がボード検出
センサSWに検出されるタイミングとすればよい。ボー
ド検出センサSWによるテストボード9(9a)の検出
により、装置全体を制御する図示しない制御部がピスト
ンロッド51a突出を指示する。 (6)テープ引取り装置7 テープ引取り装置7は出口ステーション4に上方から臨
むラッチ駆動ローラ71、該ラッチ駆動ローラ71の下
流側に配置したテープ案内ローラ(ダンサローラ)72
及びその上方に設けた本発明に係るリール支持装置73
を含んでいる。
【0046】ラッチ駆動ローラ71及びテープ案内ロー
ラ72は、図9に示すように、一つのテストボード9に
パッケージソケット93が4列に設けられていることに
対応して、それぞれ4個ずつ設けられている。なお、図
9では一番右側のラッチ駆動ローラ71と対をなすテー
プ案内ローラ72のみを示して他を省略しているが、他
のラッチ駆動ローラ71にも同様にテープ案内ローラ7
2が組み合わされている。
【0047】図10は図9における右端から二番目のラ
ッチ駆動ローラ71とこれに組み合わされるテープ案内
ローラ72を示しており、(A)図はその側面図であ
り、(B)図はその平面図である。ラッチ駆動ローラ7
1は出口ステーション4の上方に架設した装置フレーム
F4に回転自在に支持されており、それぞれテストエリ
アTAから押し出されてくるテストボード9上のパッケ
ージソケット93におけるラッチ933の軌道に臨んで
いる。各ラッチ駆動ローラ71の周縁部71aはラッチ
933に円滑に当接開始してこれをアンロック位置へ回
動させ得るように円弧面に形成してある。一方、ラッチ
933もこのラッチ駆動ローラ71に円滑に接触開始し
てその進行に伴いアンロック位置へ押し出されるように
円弧面933a(図14参照)を形成してある。
【0048】従って、テストエリアTAから押し出され
てきたテストボード9が図8に示す出口ステーション4
におけるローラコンベア41によってこのラッチ駆動ロ
ーラ71に送られてくると、該テストボード9の進行に
ともない各ラッチ駆動ローラ71がそれに対応する各パ
ッケージソケット93列の各パッケージソケット93に
おける各ラッチ933に当接し、ボードの進行にともな
い該ラッチ933をロック位置からアンロック位置へ押
し出す。かくして各ソケット蓋体932がばね力により
自動的に立ち上がって開き、各パッケージソケット93
からパッケージテープPTを引き出し得る状態となる。
このように、テストボード9上の各パッケージソケット
93列が各ラッチ駆動ローラ71を通過することによ
り、各パッケージソケット93列における各ソケット蓋
体932が次々と開かれる。 各ラッチ駆動ローラ71
のすぐ下流側には一組の各ソケット蓋体932の開放を
検出する光スイッチ711、712が架設してあり、ソ
ケット蓋体932が開放されて立ち上がることで、この
ソケット蓋体932の開放を検出する光スイッチ71
1、712における光路が遮断され、ソケット蓋体93
2の開放が確認される。もしここでソケット蓋体932
が開いたことが検出されないときは、装置全体を制御す
る図示しない制御部からの指示に基づきTCP連続テス
ト装置における可動部分の全ての動作が停止する。
【0049】テープ案内ローラ72は前記架設した装置
フレームF4に揺動自在に取り付けた揺動アーム721
の下端部に回転自在に支承されている。このテープ案内
ローラ72は、ソケット蓋体932が開かれたパッケー
ジソケット93から後述するリール支持装置73のテー
プ巻取りリール73bに巻き取られていくパッケージテ
ープPTを案内する。前記テープ巻取りリール73bの
回転速度が速くて巻取り速度が速すぎる場合や、パッケ
ージソケット93からパッケージテープPTがうまく引
き剥がされない等の理由により、パッケージテープPT
の引取り張力が増加すると、それにともなって図10の
(A)図に2点鎖線で示すように揺動上昇し、各テープ
案内ローラ72に対し設けた、該テープ案内ローラを検
出する一組の光スイッチ722、723における光路を
遮断する。この光路遮断により図示しない制御部がテー
プ巻取りリール73bの停止を指示する。こうしてテー
プ巻取りリール73bが一旦停止され、それによってパ
ッケージテープPTがたるみ、その張力が低下すると、
それにともなってテープ案内ローラ72は揺動下降す
る。その揺動下降によりテープ案内ローラ72を検出す
る光スイッチ722、723における光路が通ると、再
び巻取りリール73bが運転される。このようにしてパ
ッケージソケット93から引き剥がされ、巻取りリール
73bへ巻き取られていくパッケージテープPTの破損
が防止される。なお、揺動アーム721はその下降位置
において装置フレームF4上のストッパ720に当接
し、それより下方へは下がらない。
【0050】リール支持装置73は図11に示すとおり
である。図11の(A)図はその側面図であり、(B)
図はテストエリアTA側から見た図である。このリール
支持装置73は、装置フレームF5に立設した一対の柱
731と、これに水平に架設したアームシャフト732
と、このアームシャフト732に所定の間隔を開けて平
行に、且つ、回動可能に支持された4本のリール支持ア
ーム733を備えている。各リール支持アーム733の
一端部733aにはテープ繰出しリール73aを装着す
ることができ、他端部733bにはテープ巻取りリール
73bを装着することができる。装着されたテープ繰出
しリール73aは、このテープ繰出しリール73aに巻
き取られているスペーサテープSTを引き出すことによ
り回転することができる。また、各リール支持アーム7
33の一端部733aには、テープ繰出しリール73a
がスペーサテープSTの引き出しにともなって慣性力に
より必要以上に回転してしまうことを防止するための摩
擦抵抗利用のブレーキ装置73cを設けてある。さら
に、各リール支持アーム733の他端部733bには、
ここに装着されるテープ巻取りリール73bを巻取り方
向に回転駆動するためのモータ73dを設けてある。
なお、ブレーキ装置73c、モータ73dは、いずれも
ブレーキ付きモータとしてもよい。
【0051】各リール支持アーム733はアームシャフ
ト732を中心にして、他のリール支持アーム733と
は独立した状態で、図11の(A)図に2点鎖線で示す
リール着脱乃至交換位置へ回動させることができ、この
位置から再び正規の運転位置へ復帰回動させることもで
きる。図(B)では省略しているが、図(A)に破線で
示すように、各リール支持アーム733の片面には突起
73eが設けてある一方、この突起の軌道に臨むよう
に、アームシャフト732にストッパ73f、73gが
設けてある。突起73eは正規運転位置ではストッパ7
3fに当接し、リール着脱乃至交換位置ではストッパ7
3gに当接する。なお、ストッパ手段はこれに限定され
るものではない。
【0052】各リール支持アーム733の回動は手動で
行われる。従って、各リール支持アーム733のアーム
シャフト732による支持位置は、前記アーム回動を労
少なく簡単、容易にバランス良く行えるように、アーム
重量、リール重量、テープ重量等を考慮して選択、決定
されている。このリール支持装置73によると、各リー
ル支持アーム733の一端部733aに装着されるテー
プ繰出しリール73aは、連続する長尺のスペーサテー
プSTを予め巻き取ったものである。また、テープ巻取
りリール73bは、図11の(A)図に示すように、テ
ストボード9上のパッケージソケット93からパッケー
ジテスト済のパッケージテープPTを巻き取り、この巻
取りにともなってテープ繰出しリール73aからのスペ
ーサテープSTが該パッケージテープPTに重ねられた
状態で一緒にテープ巻取りリール73bに巻き取られ
る。 (7)ボードリターン装置8 ボードリターン装置8は、図1に示すように、出口ステ
ーション4に臨むエレベータ装置81、入口ステーショ
ン2に臨むエレベータ装置83及び両エレベータ装置8
1、83を連絡するリターンコンベア82を備えてい
る。
【0053】エレベータ装置81は、図12にその側面
図を、図13にその平面図を示すように、装置の端部装
置フレームF5の片面に設けた上下方向に延びる一対の
ガイド部材811に沿って昇降できるエレベータ812
と、このエレベータ812に係合する駆動部材814
と、該駆動部材814を昇降駆動するエアシリンダ装置
815を備えている。エレベータ812はモータ813
aによって正転逆転駆動可能のベルトコンベア813を
備えている。
【0054】このエレベータ装置81によると、エアシ
リンダ815によって駆動部材814をその上限位置に
配置することにより、エレベータ812を出口ステーシ
ョン4のローラコンベア41の出口端に臨ませることが
できる。この状態で出口ステーション4のローラコンベ
ア41上の、空になってソケット蓋体932が開いたま
まの状態のテストボード9をエレベータ812上のベル
トコンベア813の正転駆動によりエレベータ812上
に受けとり、しかるのちエアシリンダ815にて駆動部
材814を下降させることでエレベータ812をリター
ンコンベア82に臨む下限位置まで下降させることがで
きる。そしてこの位置でエレベータ812上のベルトコ
ンベア813を逆転駆動することにより、該ベルトコン
ベア上のテストボード9をリターンコンベア82へ渡す
ことができる。テストボード9をリターンコンベア82
へ渡したあとは、再びエレベータ812が出口ステーシ
ョン4に臨む位置へ持ち上げられる。
【0055】リターンコンベア82は各ローラが図示し
ない伝動装置を介してモータにて搬送駆動されるように
構成されており、この点を除けば、その構造はテストエ
リアTAにおけるローラコンベア10と実質上同一構造
である。すなわち、テストボード9の送り方向αに平行
な一対のコンベアフレームを備え、奥側のコンベアフレ
ームには中高のボード案内ローラ213が、手前側のコ
ンベアフレームには周面平坦なボード案内ローラ212
を設けてある。
【0056】このリターンコンベア82は、エレベータ
装置81から受けとったテストボード9を入口ステーシ
ョン2に臨むエレベータ装置83へ運ぶ。エレベータ装
置83は、図3及び図4にテープ案内部12とともに示
すように、装置フレームF1の片面に設けた一対の上下
方向に延びるガイド部材831に沿って昇降可能のエレ
ベータ832と、このエレベータ832に係合する駆動
部材834と、該駆動部材834を昇降駆動するエアシ
リンダ835とを備えている。エレベータ832にはモ
ータ833aによって正転逆転駆動可能のベルトコンベ
ア833を設けてある。
【0057】このエレベータ装置83によると、エアシ
リンダ835により駆動部材834がその下限位置まで
下降し、それによってエレベータ832もリターンコン
ベア82の出口に臨む位置に配置される。この位置でリ
ターンコンベア82から送り出されてくるテストボード
9をベルトコンベア833の逆転駆動によりエレベータ
832上に受けとり、しかるのち、エアシリンダ835
の駆動により駆動部材834が上昇せしめられ、それに
よってエレベータ832が入口ステーション2のローラ
コンベア21に臨む上限位置に配置される。この状態で
ベルトコンベア833が正転駆動されることで、該ベル
トコンベア833上のテストボード9がその上のソケッ
ト蓋体932を開いたままの状態で入口ステーション2
上へ搬入され、そこでパッケージテープPTの装着を待
つ。
【0058】以上説明したTCP連続テスト装置によ
り、例えば連続する長尺テープ上にICパッケージを順
次形成したパッケージテープPT上の該ICパッケージ
についてパッケージテストを行う場合を説明すると、か
かるパッケージテープPTとこれに重ねたスペーサテー
プSTとを一緒に巻き取ったテープ繰出しリール11a
がテープ供給装置1におけるリール支持装置11の各リ
ール支持アーム113に装着されるとともに、同各リー
ル支持アーム113にテープ巻取りリール11bが装着
される。
【0059】一方、テープ引取り装置7におけるリール
支持装置73の各リール支持アーム733に、スペーサ
テープSTを予め巻いたテープ繰出しリール73aが装
着されるとともに同各リール支持アーム733にテープ
巻取りリール73bが装着される。テープ供給装置1に
おける各テープ繰出しリール11aから引き出したパッ
ケージテープPTは、テープ案内部12におけるテープ
案内ローラ121、ダンサローラ122及びテープ案内
ローラ123に順次案内されてテープ案内板124まで
予め引き出され、パッケージソケット93への装着を待
つ状態とされる。
【0060】テープ繰出しリール11aから同時に引き
出されるスペーサテープSTはテープ巻取りリール11
bに連結され、このテープ巻取りリール11bの巻取り
駆動により該テープ巻取りリール11b上に順次巻き取
られる。テープ引取り装置7では、リール支持装置73
における各テープ繰出しリール73aからスペーサテー
プSTを引き出し、これを各テープ巻取りリール73b
に連結しておき、該テープ巻取りリール73bにパッケ
ージテープPTを巻き取るとき、このスペーサテープS
Tも一緒に巻き取れるようにしておく。
【0061】さらに、入口ステーション2、テストエリ
アTAにおけるローラコンベア10及び出口ステーショ
ン4にはその全体にわたってテストボード9を、各隣合
うテストボード9同士が相互に密に接触する状態で並べ
ておく。また、恒温槽100を運転し、テストエリアT
Aを所定のパッケージテスト温度に維持しておく。この
ようにしてパッケージテストの準備が完了すると、入口
ステーション2においてテープ案内板124から引き出
した4列のパッケージテープPTを入口ステーション2
におけるテストボード9の各パッケージソケット93列
に装着し、しかるのち各パッケージソケット93のソケ
ット蓋体932を閉じ、これをラッチ933でロックす
る。このように一つのテストボード9にパッケージテー
プPTを装着し終わると、図5及び図6に詳細を示す入
口プッシャー3において一対のエアシリンダ31のピス
トンロッド31aを上昇させ、該ピストンロッド31a
をパッケージテープPT装着済のテストボード9の基体
パレット91の孔915に嵌合させる。その状態でサー
ボモータ37を正転運転し、ピストンロッド31aをテ
ストボード9の送り方向αへ駆動することで該ピストン
ロッド31aをテストボード9に係合させ、該テストボ
ード9をその送り方向αの幅Wの距離だけテストエリア
TAのローラコンベア10上に押し出す。
【0062】このテストボード9の押出しにあたり、出
口ステーション4ではテストエリアTAから押し出され
てくるテストボード9が、該出口ステーション4におけ
る制動装置6(図8)に接し、慣性力を制動されつつ、
各隣合うテストボード9同士が相互に接触した状態を維
持したまま押し出されてくる。このようにテストエリア
TAからテストボード9が、制動装置6により制動され
つつある程度押し出されてきた段階で、図8に示すボー
ド検出センサSWがテストボード9の到来を検出し、そ
のタイミングで、出口ステーション4に臨む反力プッシ
ャー5における一対のエアシリンダ51のピストンロッ
ド51aが上昇し、押し出されてきたテストボード9の
基体パレット91の孔915に嵌合し、係合する。な
お、反力プッシャー5においては、この動作に先立って
予めエアシリンダ55のピストンロッド55aをテスト
ボード9の送り方向αと反対方向に突出させておく。
【0063】かくして入口ステーション2からテストボ
ード9がテストエリアTAに押し出されるにともなって
出口ステーション4ではそこへ押し出されてくるテスト
ボード9に反力プッシャー5のピストンロッド51aが
係合し、それによって該テストボード9を支えつつ後退
する。このようにして各隣合うテストボード9は互いに
接触した状態を確実に維持する。
【0064】入口ステーション2からテストボード9が
その送り方向αの幅WだけテストエリアTAへ押し出さ
れると、入口プッシャー3においてはピストンロッド3
1aが下降し、次いでサーボモータ37が逆転され、当
初位置まで後退する。一方、反力プッシャー5において
もピストンロッド51aが下降し、ピストンロッド55
aが再び次の指示に備えて突出する。そして、入口ステ
ーション2ではパッケージテープPTを装着された次の
テストボード9が入口プッシャー3によりテストエリア
TAへ押し出される操作が開始され、以上の操作が繰り
返されることでテストエリアTAにコンタクト装置Eの
数に見合った所定数のパッケージテープPT装着テスト
ボード9が互いに接触する状態で並べられ、各テストボ
ード9は対応するコンタクト装置Eに臨む。
【0065】この状態で各コンタクト装置Eにおいてエ
アシリンダe1がカードコネクタe2を下降させ、該カ
ードコネクタe2が各テストボード9上のコネクタ接続
部94に差し込まれ、所定のパッケージテストが実施さ
れる。ところで、前述のようにテストエリアTAへ次々
とテストボード9が押し出されるので、出口ステーショ
ン4においてはその一番端のテストボード9が次々と外
へ移動するが、このように移動するテストボード9はエ
レベータ装置81のエレベータ812に受けとられて降
ろされ、そこからリターンコンベア82に渡され、該リ
ターンコンベア82の運転により入口ステーション2に
臨むエレベータ装置83のエレベータ832に渡され
る。エレベータ832はこの空のテストボード9を受け
とって上昇し、出口ステーション2へパッケージテープ
PT装着のために送り出す。このようにしてテストボー
ド9は出口ステーション4からボードリターン装置8に
より再び入口ステーション2へ戻されるように循環す
る。
【0066】なお、テストエリアTAに所定数のパッケ
ージテープPT装着テストボード9が並べられ、パッケ
ージテストを開始するときには、入口プッシャー3で
は、ピストンロッド31aがテストボード9に係合した
ままの状態におかれる一方、反力プッシャー5ではピス
トンロッド51aがテストボード9に係合したままの状
態とされ、かくしてテストエリアTA内のテストボード
9は両側から入口プッシャー3と反力プッシャー5に挟
まれた状態で正確に相互接触した状態に維持され、各コ
ンタクト装置Eによるカードコネクタe2の接続が確実
に行われる。
【0067】パッケージテストが終了すると、入口プッ
シャー3においてピストンロッド31aが下降し、且
つ、当初位置へ戻され、また、反力プッシャー5におい
てもピストンロッド51aが下降し、ピストンロッド5
5aがテストボード9を支持するために突出する。この
ようにして再び次のパッケージテストを行うためにパッ
ケージテープPT装着テストボード9が順次テストエリ
アTAへ押し出される。
【0068】このテストボード9の押出しにともなっ
て、出口ステーション4へはパッケージテスト終了済の
テストボード9が次々と押し出されてくるが、出口ステ
ーション4ではテストボード9のパッケージソケット9
3列に対応して配置されたラッチ駆動ローラ71が待ち
受け、該ラッチ駆動ローラ71がテストボード9上のパ
ッケージソケット93のラッチ933に当接し、該テス
トボード9が押し出され進行するにしたがい、該ラッチ
933はラッチ駆動ローラ71に押されてアンロック位
置へ回動する。
【0069】かくして各パッケージソケット93のソケ
ット蓋体932が自動的にばね力で開き、そこからパッ
ケージテープPTを引き出し得る状態となる。パッケー
ジテストを完了して一番最初に出てくるテストボード9
上のパッケージテープPTはソケット蓋体932が開か
れたあと、リール支持装置73におけるテープ巻取りリ
ール73bに連結される。このとき巻き取られるパッケ
ージテープPTはテープ案内ローラ72に案内される。
【0070】かくして次々とパッケージテスト済のテス
トボード9が押し出されてくるにしたがい、該テストボ
ード9上の各パッケージソケット93のラッチ933が
アンロック位置へ変位されることでソケット蓋体932
が開けられ、該パッケージソケット93からパッケージ
テスト済パッケージテープPTが、テープ案内ローラ7
2に案内されつつテープ巻取りリール73bに順次巻き
取られていく。このときリール支持装置73上のテープ
繰出しリール73aからはスペーサテープSTが同時に
繰り出され、これがパッケージテスト済パッケージテー
プPTとともにテープ巻取りリール73bに巻き取られ
ていく。
【0071】ソケット蓋体932が開放されたパッケー
ジソケット93からテープ巻取りリール73bに至るパ
ッケージテープPT引取り張力が何らかの理由で増加す
ると、テープ案内ローラ72が上方へ揺動し、一組のテ
ープ案内ローラ72を検出する光スイッチ722、72
3(図9参照)における光路が遮断され、テープ巻取り
リール73bは図示しない制御部からの指示に基づき停
止される。この停止によってパッケージテープPTがた
るみ、それにともないテープ案内ローラ72が揺動下降
して再び光路が通ると、テープ巻取りリール73bが再
び巻取り駆動開始される。このようにしてテープ巻取り
リール73bへのパッケージテープPTの巻取りは、パ
ッケージテープPTに損傷が発生しないように安全に行
われる。
【0072】また、ラッチ駆動ローラ71によるソケッ
ト蓋体932の開放が円滑に行われず、一組のソケット
蓋体932の開放を検出する光スイッチ711、712
(図9参照)がソケット蓋体932の開放を検出しない
ときには、各可動部の動作が図示しない制御部からの指
示に基づき停止され、パッケージテープPTの安全が保
たれる。
【0073】テープ供給装置1のリール支持装置11に
おいてテープ繰出しリール11aが空になり、テープ巻
取りリール11bが満杯になると、図2の(A)図に示
すように、リール支持アーム113をリール交換位置へ
回動することでリール交換を行うことができる。また、
テープ引取り装置7におけるリール支持装置73におい
てテープ巻取りリール73bが満杯になり、テープ繰出
しリール73aが空になると、図11の(A)図に示す
ようにリール支持アーム733をリール交換位置へ回動
させ、リールの交換を行うことができる。
【0074】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、テ
ープ繰出しリール及びこれと対をなすテープ巻取りリー
ルをたとえ複数組でもスペースを節約してコンパクトに
まとめて並列させることができ、しかも、各組のリール
交換を小スペースで労少なく容易に行え、さらに、安価
に製作できるパッケージテープ用リール支持装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例リール支持装置を採用したTC
P連続テスト装置の全体の概略側面図である。
【図2】テープ供給装置における本発明に係るリール支
持装置を示すもので、図(A)はその側面図、図(B)
は図(A)において左側から見た図である。
【図3】テープ供給装置におけるテープ案内部及びボー
ドリターン装置の一部の側面図である。
【図4】図(A)はテープ供給装置におけるテープ案内
部及びボードリターン装置の一部の平面図であり、図
(B)はテープ案内部におけるテープ案内板を図(A)
の右側から見た図である。
【図5】入口ステーション及びそこに設けられた入口プ
ッシャーの平面図である。
【図6】図5に示す部分をテストボード送り方向下流側
から見た図である。
【図7】出口ステーションにおける反力プッシャーを示
すもので、図(A)はその平面図、図(B)は図(A)
のI−I線断面図である。
【図8】出口ステーション及びそこに設けられた制動装
置の平面図である。
【図9】ラッチ駆動ローラ及び該ラッチ駆動ローラと対
をなすテープ案内ローラ(一部省略)をテストボードの
送り方向の上流側から見た図である。
【図10】図9において右から二番目のラッチ駆動ロー
ラ及びこれと対をなすテープ案内ローラを示すもので、
図(A)はその側面図、図(B)はその平面図である。
【図11】テープ引取り装置における本発明に係るリー
ル支持装置を示すもので、図(A)はその側面図、図
(B)は図(A)において左側から見た図である。
【図12】ボードリターン装置を形成する出口ステーシ
ョン側のエレベータ装置の側面図である。
【図13】図12に示すエレベータ装置の平面図であ
る。
【図14】テストボードを示すもので、図(A)はその
平面図、図(B)はその側面図である。
【図15】テストボードにおける基体パレットの平面図
である。
【図16】パッケージテープ及び該パッケージテープ上
のパッケージに通電、信号付与等を行うための一般的な
パッケージソケットの斜視図である。
【図17】いずれもパッケージテープ用リール支持装置
の従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 テープ供給装置 11 リール支持装置 111 一対の柱 112 アームシャフト 113 リール支持アーム 11a テープ繰出しリール 11b テープ巻取りリール 12 テープ案内部 PT パッケージテープ ST スペーサテープ 2 入口ステーション 3 入口プッシャー 4 出口ステーション 5 反力プッシャー 6 制動装置 7 テープ引取り装置 71 ラッチ駆動ローラ 711、712 ソケット蓋体932の開放を検出する
光スイッチ 72 テープ案内ローラ(ダンサローラ) 721 揺動アーム 722、723 テープ案内ローラ(ダンサローラ)7
2を検出する光スイッチ 73 リール支持装置 731 一対の柱 732 アームシャフト 733 リール支持アーム 73a テープ繰出しリール 73b テープ巻取りリール 8 ボードリターン装置 81 エレベータ装置 82 リターンコンベア 83 エレベータ装置 TA テストエリア 10 テストエリアTAのローラコンベア E コンタクト装置 100 恒温槽 9 テストボード 91 基体パレット 92 プリント配線基板 93 パッケージソケット 931 ソケット本体 932 ソケット蓋体 933 ラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田渕 雅之 大阪市北区天神橋3丁目5番6号 タバイ エスペック株式会社内 (72)発明者 福永 哲 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ 株式会社内 (72)発明者 久富 潤一郎 大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ 株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部にテープ繰出しリールを、他端部
    に前記テープ繰出しリールと対をなすテープ巻取りリー
    ルをそれぞれ回転可能に装着できる1本の、又は並列配
    置された複数本のリール支持アームと、前記各リール支
    持アームをその両端部間の部分で回動可能に支持して該
    リール支持アームをリール交換位置又はリール運転位置
    に選択的に回動配置できるアーム支持手段を備えたこと
    を特徴とするパッケージテープ用リール支持装置。
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