JPH05217572A - 鉛蓄電池の製造方法 - Google Patents
鉛蓄電池の製造方法Info
- Publication number
- JPH05217572A JPH05217572A JP4056258A JP5625892A JPH05217572A JP H05217572 A JPH05217572 A JP H05217572A JP 4056258 A JP4056258 A JP 4056258A JP 5625892 A JP5625892 A JP 5625892A JP H05217572 A JPH05217572 A JP H05217572A
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- JP
- Japan
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- electrode
- lead
- lead alloy
- alloy
- electrode plate
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- Pending
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 信頼性が高く、作業工数を削減することがで
きる鉛蓄電池の製造方法を提供する。 【構成】 溶融鉛合金を注入した後極板耳を挿入して極
板耳を接続するストラップを形成する方式において、溶
融鉛合金を注入する鋳型の一部または全体を超音波振動
子により構成し、極板耳を溶融鉛合金中に挿入した状態
で超音波を印加することを特徴とする鉛蓄電池の製造方
法及びフラックスを使用しないことを特徴とする前記鉛
蓄電池の製造方法とする。
きる鉛蓄電池の製造方法を提供する。 【構成】 溶融鉛合金を注入した後極板耳を挿入して極
板耳を接続するストラップを形成する方式において、溶
融鉛合金を注入する鋳型の一部または全体を超音波振動
子により構成し、極板耳を溶融鉛合金中に挿入した状態
で超音波を印加することを特徴とする鉛蓄電池の製造方
法及びフラックスを使用しないことを特徴とする前記鉛
蓄電池の製造方法とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は鉛蓄電池の製造方法の改
良に関するものである。
良に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、鉛蓄電池は、図３に示すように、
極板とセパレ−タを交互に積み重ねて製作した極板群５
を電槽６に挿入した後、倒置し、極板耳４をフラックス
液７に浸漬して極板耳表面を活性にし、次いで、図２に
要部縦断面図を示すように、溶融鉛合金３が注入された
鋳型１ａに極板耳４を挿入して該溶融合金を冷却固化す
ることにより、ストラップを形成して製造されていた。
極板とセパレ−タを交互に積み重ねて製作した極板群５
を電槽６に挿入した後、倒置し、極板耳４をフラックス
液７に浸漬して極板耳表面を活性にし、次いで、図２に
要部縦断面図を示すように、溶融鉛合金３が注入された
鋳型１ａに極板耳４を挿入して該溶融合金を冷却固化す
ることにより、ストラップを形成して製造されていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な従来の製造方法には、極板耳にペ−ストが付着してい
たり、化成後の正極活物質が表面を被覆していると、フ
ラックス液に浸漬しても表面が活性化されないため、ス
トラップ合金との密着性が非常に悪いという問題があ
る。また、高エネルギ−密度を要求される小型の密閉式
鉛蓄電池では、極板耳が短く、フラックス液に浸漬する
場合毛管現象により電池の寿命に有害な物質を含む該液
がセパレ−タ中に浸透する危険性が高いという問題もあ
る。
な従来の製造方法には、極板耳にペ−ストが付着してい
たり、化成後の正極活物質が表面を被覆していると、フ
ラックス液に浸漬しても表面が活性化されないため、ス
トラップ合金との密着性が非常に悪いという問題があ
る。また、高エネルギ−密度を要求される小型の密閉式
鉛蓄電池では、極板耳が短く、フラックス液に浸漬する
場合毛管現象により電池の寿命に有害な物質を含む該液
がセパレ−タ中に浸透する危険性が高いという問題もあ
る。
【０００４】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、その目的とするところは、信
頼性が高く、作業工数を削減することができる鉛蓄電池
の製造方法を提供することにある。
めに成されたものであり、その目的とするところは、信
頼性が高く、作業工数を削減することができる鉛蓄電池
の製造方法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そこで、溶融鉛合金を注
入した後極板耳を挿入して極板耳を接続するストラップ
を形成する方式において、溶融鉛合金を注入する鋳型の
一部または全体を超音波振動子により構成し、極板耳を
溶融鉛合金中に挿入した状態で超音波を印加することを
特徴とする鉛蓄電池の製造方法及びフラックスを使用し
ないことを特徴とする前記鉛蓄電池の製造方法とするこ
とにより、前記課題を解決するものである。
入した後極板耳を挿入して極板耳を接続するストラップ
を形成する方式において、溶融鉛合金を注入する鋳型の
一部または全体を超音波振動子により構成し、極板耳を
溶融鉛合金中に挿入した状態で超音波を印加することを
特徴とする鉛蓄電池の製造方法及びフラックスを使用し
ないことを特徴とする前記鉛蓄電池の製造方法とするこ
とにより、前記課題を解決するものである。
【０００６】
【作用】溶融鉛合金を注入する鋳型の一部または全体を
超音波振動子により構成し、直接該鋳型に溶融鉛合金を
注入した後、極板耳を挿入した状態で超音波を印加する
事によりストラップ形成時の極板耳とストラップとの結
合性を改善するとともに、フラックスを使用しない方法
においてはフラックス吸収による問題点も解決でき、寿
命性能の優れた鉛蓄電池の製造方法を提供することがで
きる。
超音波振動子により構成し、直接該鋳型に溶融鉛合金を
注入した後、極板耳を挿入した状態で超音波を印加する
事によりストラップ形成時の極板耳とストラップとの結
合性を改善するとともに、フラックスを使用しない方法
においてはフラックス吸収による問題点も解決でき、寿
命性能の優れた鉛蓄電池の製造方法を提供することがで
きる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて説明する。図
１は本発明にかかる鉛蓄電池の製造方法の一実施例を示
す要部縦断面図であり、１は超音波の振動子から成る鋳
型、２は接続コ−ド、３は溶融鉛合金で４は極板耳であ
る。注入した溶融鉛合金中に極板耳を浸漬した状態で超
音波を印加すると、極板耳表面が活性化されて溶融合金
との結合性が増大する。
１は本発明にかかる鉛蓄電池の製造方法の一実施例を示
す要部縦断面図であり、１は超音波の振動子から成る鋳
型、２は接続コ−ド、３は溶融鉛合金で４は極板耳であ
る。注入した溶融鉛合金中に極板耳を浸漬した状態で超
音波を印加すると、極板耳表面が活性化されて溶融合金
との結合性が増大する。
【０００８】極板耳を研磨した鉛カルシウム合金製正負
極板とセパレ−タとを交互に積み重ねた極板群を電槽に
半分挿入した状態で、前記鋳型に溶融鉛合金を注入後た
だちに極板耳を挿入して超音波を印加し、冷却固化して
ストラップを形成した６Ｖ，１０ＡＨの蓄電池と、フラ
ックスに極板耳を浸漬して活性化した後、従来の鋳型で
超音波をかけずにストラップを製作した蓄電池とを用い
て、定電流加速寿命試験を行った。また、正及び負極板
耳を研磨せずに上記方法で製作した蓄電池についても同
様に試験した。
極板とセパレ−タとを交互に積み重ねた極板群を電槽に
半分挿入した状態で、前記鋳型に溶融鉛合金を注入後た
だちに極板耳を挿入して超音波を印加し、冷却固化して
ストラップを形成した６Ｖ，１０ＡＨの蓄電池と、フラ
ックスに極板耳を浸漬して活性化した後、従来の鋳型で
超音波をかけずにストラップを製作した蓄電池とを用い
て、定電流加速寿命試験を行った。また、正及び負極板
耳を研磨せずに上記方法で製作した蓄電池についても同
様に試験した。
【０００９】これらの定電流加速寿命試験の結果を表１
に、極板耳を研磨しフラックスを用いた従来製造方法で
の加速寿命期間を１００として、それぞれの寿命期間を
相対比較値で示す。
に、極板耳を研磨しフラックスを用いた従来製造方法で
の加速寿命期間を１００として、それぞれの寿命期間を
相対比較値で示す。
【００１０】
【表１】
【００１１】上表から、本発明による製造方法では、極
板耳とストラップとの結合性が向上するため、寿命性能
が改善できるのがわかる。また本発明法では極板耳を研
磨しなくても超音波により耳表面が活性化されるので、
研磨工程およびフラックス浸漬工程の両方を除去でき、
作業工数を大幅に低減できる。
板耳とストラップとの結合性が向上するため、寿命性能
が改善できるのがわかる。また本発明法では極板耳を研
磨しなくても超音波により耳表面が活性化されるので、
研磨工程およびフラックス浸漬工程の両方を除去でき、
作業工数を大幅に低減できる。
【００１２】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は、溶融鉛合
金を注入した後極板耳を挿入して極板耳を接続するスト
ラップを形成する方式において、溶融鉛合金を注入する
鋳型の一部または全体を超音波振動子により構成し、極
板耳を溶融鉛合金中に挿入した状態で超音波を印加する
ことを特徴とする鉛蓄電池の製造方法及びフラックスを
使用しないことを特徴とする上記鉛蓄電池の製造方法で
あり、従来の製造方法に比べ鉛蓄電池の寿命性能を向上
すると同時に作業工数を低減する事ができるので、その
工業的価値は大きい。
金を注入した後極板耳を挿入して極板耳を接続するスト
ラップを形成する方式において、溶融鉛合金を注入する
鋳型の一部または全体を超音波振動子により構成し、極
板耳を溶融鉛合金中に挿入した状態で超音波を印加する
ことを特徴とする鉛蓄電池の製造方法及びフラックスを
使用しないことを特徴とする上記鉛蓄電池の製造方法で
あり、従来の製造方法に比べ鉛蓄電池の寿命性能を向上
すると同時に作業工数を低減する事ができるので、その
工業的価値は大きい。
【図１】本発明の１実施例である密閉式鉛蓄電池の製造
方法の要部縦断面図である。
方法の要部縦断面図である。
【図２】従来の密閉式鉛鉛蓄電池の製造方法を示す要部
縦断面図である。
縦断面図である。
【図３】従来の密閉式鉛鉛蓄電池の製造方法を示す要部
縦断面図である。
縦断面図である。
１ 超音波の振動子からなる鋳型 ２ 接続コ−ド ３ 溶融鉛合金 ４ 極板耳 ５ 極板群 ６ 電槽 ７ フラックス液 ８ 容器
Claims (2)
- 【請求項１】 溶融鉛合金を注入した後極板耳を挿入し
て極板耳を接続するストラップを形成する方式におい
て、 溶融鉛合金を注入する鋳型の一部または全体を超音波振
動子により構成し、極板耳を溶融鉛合金中に挿入した状
態で超音波を印加することを特徴とする鉛蓄電池の製造
方法。 - 【請求項２】 フラックスを使用しないことを特徴とす
る請求項１記載の鉛蓄電池の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4056258A JPH05217572A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 鉛蓄電池の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4056258A JPH05217572A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 鉛蓄電池の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05217572A true JPH05217572A (ja) | 1993-08-27 |
Family
ID=13022062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4056258A Pending JPH05217572A (ja) | 1992-02-05 | 1992-02-05 | 鉛蓄電池の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05217572A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0734084A1 (en) * | 1995-03-20 | 1996-09-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Lead acid storage battery and method for making same |
| JP2002063891A (ja) * | 2000-08-21 | 2002-02-28 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | キャストオンストラップ溶接装置及びキャストオンストラップ溶接方法 |
| CN106392043A (zh) * | 2016-05-20 | 2017-02-15 | 天能电池(芜湖)有限公司 | 带有顶块的蓄电池铸焊机 |
-
1992
- 1992-02-05 JP JP4056258A patent/JPH05217572A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0734084A1 (en) * | 1995-03-20 | 1996-09-25 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Lead acid storage battery and method for making same |
| US5776207A (en) * | 1995-03-20 | 1998-07-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Lead acid storage battery and method for making same |
| JP2002063891A (ja) * | 2000-08-21 | 2002-02-28 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | キャストオンストラップ溶接装置及びキャストオンストラップ溶接方法 |
| JP4538922B2 (ja) * | 2000-08-21 | 2010-09-08 | 新神戸電機株式会社 | キャストオンストラップ溶接装置及びキャストオンストラップ溶接方法 |
| CN106392043A (zh) * | 2016-05-20 | 2017-02-15 | 天能电池(芜湖)有限公司 | 带有顶块的蓄电池铸焊机 |
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