JPH0521725Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0521725Y2 JPH0521725Y2 JP1983139344U JP13934483U JPH0521725Y2 JP H0521725 Y2 JPH0521725 Y2 JP H0521725Y2 JP 1983139344 U JP1983139344 U JP 1983139344U JP 13934483 U JP13934483 U JP 13934483U JP H0521725 Y2 JPH0521725 Y2 JP H0521725Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- disk
- insertion window
- drive shaft
- shaft insertion
- rib
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 53
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 53
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 4
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/03—Containers for flat record carriers
- G11B23/033—Containers for flat record carriers for flexible discs
- G11B23/0332—Containers for flat record carriers for flexible discs for single discs, e.g. envelopes
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、デイスクケースの中央部位に駆動軸
挿入窓を、これの前方にヘツド挿入窓をそれぞれ
有し、デイスクケースにデイスクを可回転に内装
し、デイスクケースの上下の各内面に、デイスク
の表面に摺接してデイスク表面をクリーニングす
るライナを付設したデイスクカートリツジに関
し、使用時に径方向に沿つて生じるデイスクのう
ねり変形を規制する手段に特徴を有する。
挿入窓を、これの前方にヘツド挿入窓をそれぞれ
有し、デイスクケースにデイスクを可回転に内装
し、デイスクケースの上下の各内面に、デイスク
の表面に摺接してデイスク表面をクリーニングす
るライナを付設したデイスクカートリツジに関
し、使用時に径方向に沿つて生じるデイスクのう
ねり変形を規制する手段に特徴を有する。
この種のデイスクカートリツジにおいて、デイ
スクケースの上下の各内面における駆動軸挿入窓
まわりのライナ付設面に、径方向に走るリブを一
体に突設することが、実開昭57−201669号公報に
公知である。
スクケースの上下の各内面における駆動軸挿入窓
まわりのライナ付設面に、径方向に走るリブを一
体に突設することが、実開昭57−201669号公報に
公知である。
これによれば、前記リブで回転中のデイスクが
上下方向にバタつくことを抑制できる。しかも、
該リブの存在箇所においてこれの上に貼付したラ
イナがデイスクに対して局部的に強く押圧接触す
ることになるので、ライナがデイスク表面に全面
接触する形態に比べて、デイスク回転トルクを低
く抑えながらクリーニングできることにはなる。
上下方向にバタつくことを抑制できる。しかも、
該リブの存在箇所においてこれの上に貼付したラ
イナがデイスクに対して局部的に強く押圧接触す
ることになるので、ライナがデイスク表面に全面
接触する形態に比べて、デイスク回転トルクを低
く抑えながらクリーニングできることにはなる。
但し、デイスクドライブに装填したとき、デイ
スクケースのヘツド挿入窓を介してドライブ側の
ヘツドがデイスクの径方向一部に局部的に押圧す
るよう接触すると、デイスク平面に押圧変形が生
じ、これでデイスクの回転に伴いデイスクの全体
にわたつて「うねり変形」が波状的に生じる。こ
のうねり変形はデイスク径方向に及ぶよう生じる
傾向を持つ。
スクケースのヘツド挿入窓を介してドライブ側の
ヘツドがデイスクの径方向一部に局部的に押圧す
るよう接触すると、デイスク平面に押圧変形が生
じ、これでデイスクの回転に伴いデイスクの全体
にわたつて「うねり変形」が波状的に生じる。こ
のうねり変形はデイスク径方向に及ぶよう生じる
傾向を持つ。
ところが、上記の従来例にみる前記リブは、デ
イスク径方向に沿う放射状に配置されているた
め、同じく径方向に波及して行く前記うねり変形
までは積極的に抑制することができないところに
問題があつた。
イスク径方向に沿う放射状に配置されているた
め、同じく径方向に波及して行く前記うねり変形
までは積極的に抑制することができないところに
問題があつた。
また、径方向に走る従来のリブはデイスクの回
転方向(周方向)と直交する関係にあるため、該
リブを介してライナをデイスク表面に強く接触さ
せたとき、デイスク回転トルクの低減化になお不
十分であつた。
転方向(周方向)と直交する関係にあるため、該
リブを介してライナをデイスク表面に強く接触さ
せたとき、デイスク回転トルクの低減化になお不
十分であつた。
そこで本考案の目的は、デイスク回転トルクの
更なる低減化を図つてクリーニング性能を確保し
たうえで、デイスクの上下方向のバタつきと、特
に前記うねり変形とを同時に防止するに有利なデ
イスクカートリツジを得るにある。
更なる低減化を図つてクリーニング性能を確保し
たうえで、デイスクの上下方向のバタつきと、特
に前記うねり変形とを同時に防止するに有利なデ
イスクカートリツジを得るにある。
本考案は、図示するごとく中央部位に駆動軸挿
入窓3を、これの前方にヘツド挿入窓4をそれぞ
れ有するデイスクケース1と、デイスクケース1
に可回転に内装されるデイスク2と、デイスクケ
ース1の上下の各内面に付設されてデイスク2の
表面に摺接するライナ12,12とを備えている
デイスクカートリツジにおいて、デイスクケース
1の上下の各内面におけるライナ付設面13に、
駆動軸挿入窓3と同心状の円弧状のリブ15が、
それぞれ一体に突設されていること、各リブ15
は、前記ライナ付設面13の径方向の中央部分に
位置して、駆動軸挿入窓3と同心の仮想同心円上
に少なくともこれのほぼ半周分の合計長さを以て
延びていることを要件とする。
入窓3を、これの前方にヘツド挿入窓4をそれぞ
れ有するデイスクケース1と、デイスクケース1
に可回転に内装されるデイスク2と、デイスクケ
ース1の上下の各内面に付設されてデイスク2の
表面に摺接するライナ12,12とを備えている
デイスクカートリツジにおいて、デイスクケース
1の上下の各内面におけるライナ付設面13に、
駆動軸挿入窓3と同心状の円弧状のリブ15が、
それぞれ一体に突設されていること、各リブ15
は、前記ライナ付設面13の径方向の中央部分に
位置して、駆動軸挿入窓3と同心の仮想同心円上
に少なくともこれのほぼ半周分の合計長さを以て
延びていることを要件とする。
ライナ付設面13に突設したリブ15は、該リ
ブ15の存在箇所においてライナ12をデイスク
2に局部的に強く接触させるよう働く。
ブ15の存在箇所においてライナ12をデイスク
2に局部的に強く接触させるよう働く。
円弧状のリブ15を駆動軸挿入窓3と同心状に
形成したのは、該リブ15がデイスク2の回転方
向(周方向)に対しては直交せず、デイスク2の
径方向に生じるうねり変形に対しては直交する配
置関係になるようにするためである。
形成したのは、該リブ15がデイスク2の回転方
向(周方向)に対しては直交せず、デイスク2の
径方向に生じるうねり変形に対しては直交する配
置関係になるようにするためである。
このリブ15をライナ付設面13の径方向の中
央部分に位置させたのは、径方向の内端部分や外
端部分にのみ位置する形態に比べて前記うねり変
形の防止に確実性を期するためである。
央部分に位置させたのは、径方向の内端部分や外
端部分にのみ位置する形態に比べて前記うねり変
形の防止に確実性を期するためである。
またリブ15の周方向長さを駆動軸挿入窓3と
同心の仮想同心円上に少なくともこれのほぼ半周
分の合計長さになるように設定したのは、該リブ
15の機能を有効に発揮されるためであり、ライ
ナ付設面13に例えば1条のリブ15が分断状に
配されていても合計でほぼ半周分の長さがあれば
足りることをも意味する。
同心の仮想同心円上に少なくともこれのほぼ半周
分の合計長さになるように設定したのは、該リブ
15の機能を有効に発揮されるためであり、ライ
ナ付設面13に例えば1条のリブ15が分断状に
配されていても合計でほぼ半周分の長さがあれば
足りることをも意味する。
かかる本考案によれば、デイスク2の回転時に
これの径方向にうねり変形が生じようとしても、
駆動軸挿入窓3と同心状に形成した円弧状のリブ
15が、周方向に十分な長さを以て該うねり変形
に対し直交する配置関係にあるので、該うねり変
形を積極的に抑制する。しかも該リブ15はデイ
スク2の上下方向のバタつきも防止する。従つ
て、ヘツド挿入窓4におけるデイスク2へのヘツ
ドの当りを良好なものにでき、出力変動やトラツ
クずれ等のトラブルを確実に解消できる利点を有
する。
これの径方向にうねり変形が生じようとしても、
駆動軸挿入窓3と同心状に形成した円弧状のリブ
15が、周方向に十分な長さを以て該うねり変形
に対し直交する配置関係にあるので、該うねり変
形を積極的に抑制する。しかも該リブ15はデイ
スク2の上下方向のバタつきも防止する。従つ
て、ヘツド挿入窓4におけるデイスク2へのヘツ
ドの当りを良好なものにでき、出力変動やトラツ
クずれ等のトラブルを確実に解消できる利点を有
する。
そのうえで、ライナ12はデイスク2に全面接
触せず、前記リブ15の存在箇所で局部的に強く
接触し、かつ該リブ15がデイスク2の回転方向
と直交せずデイスク回転方向に沿うよう配置され
ているので、デイスク回転トルクを可及的に低減
化しながらライナ12によるデイスク表面のクリ
ーニング性能を良好に確保できる。
触せず、前記リブ15の存在箇所で局部的に強く
接触し、かつ該リブ15がデイスク2の回転方向
と直交せずデイスク回転方向に沿うよう配置され
ているので、デイスク回転トルクを可及的に低減
化しながらライナ12によるデイスク表面のクリ
ーニング性能を良好に確保できる。
以下、その詳細を図面に基づき説明すると、第
1図は本案デイスクカートリツジの基本構造を例
示しており、これはプラスチツク製の上下ケース
1a,1bを蓋合わせ状に結合してなるデイスク
ケース1と、該ケース1に可回転に内装される円
盤状のデイスク2とからなる。
1図は本案デイスクカートリツジの基本構造を例
示しており、これはプラスチツク製の上下ケース
1a,1bを蓋合わせ状に結合してなるデイスク
ケース1と、該ケース1に可回転に内装される円
盤状のデイスク2とからなる。
デイスクケース1はその中央部位に駆動軸挿入
窓3を、駆動軸挿入窓3の前方にヘツド挿入窓4
を、駆動軸挿入窓3の近くにインデツクス孔5を
それぞれ有し、これらの挿入窓や孔はいずれも上
下貫通状に形成されている。因に、ヘツド挿入窓
4は駆動軸挿入窓3の前方にこれと連通状に形成
し、ヘツドによるデイスク2への書き込みスペー
スを大にしたものであつてもよい。
窓3を、駆動軸挿入窓3の前方にヘツド挿入窓4
を、駆動軸挿入窓3の近くにインデツクス孔5を
それぞれ有し、これらの挿入窓や孔はいずれも上
下貫通状に形成されている。因に、ヘツド挿入窓
4は駆動軸挿入窓3の前方にこれと連通状に形成
し、ヘツドによるデイスク2への書き込みスペー
スを大にしたものであつてもよい。
第2図および第3図において、上下ケース1
a,1bの各内面には、駆動軸挿入窓3の外周に
これと同心状の環状囲撓壁6,6がそれぞれ上下
対向状に突設されていて互いに突き合わされてい
る。図示例のデイスク2はポリエステルなどのベ
ースフイルム上に磁性層を形成した可撓性の磁気
シートを予想しており、中央部に駆動軸挿入窓3
に臨むハブ7が一体に結合されていて、囲撓壁6
の内側に可回転に収容されている。
a,1bの各内面には、駆動軸挿入窓3の外周に
これと同心状の環状囲撓壁6,6がそれぞれ上下
対向状に突設されていて互いに突き合わされてい
る。図示例のデイスク2はポリエステルなどのベ
ースフイルム上に磁性層を形成した可撓性の磁気
シートを予想しており、中央部に駆動軸挿入窓3
に臨むハブ7が一体に結合されていて、囲撓壁6
の内側に可回転に収容されている。
デイスクケース1の内部にはヘツド挿入窓4お
よびインデツクス孔5を開閉する上下一対のシヤ
ツタ部分9が駆動軸挿入窓3のボス3aまわりに
一定角度範囲だけ回動自在に組付けられ、不使用
時には該シヤツタ部分9で常にヘツド挿入窓4お
よびシンデツクス孔5を閉じており、デイスクド
ライブに装填するとスライド操作部材10を介し
てシヤツタ部材9が回動変移してヘツド挿入窓4
およびインデツクス孔5が自動的に解放状態にな
る。
よびインデツクス孔5を開閉する上下一対のシヤ
ツタ部分9が駆動軸挿入窓3のボス3aまわりに
一定角度範囲だけ回動自在に組付けられ、不使用
時には該シヤツタ部分9で常にヘツド挿入窓4お
よびシンデツクス孔5を閉じており、デイスクド
ライブに装填するとスライド操作部材10を介し
てシヤツタ部材9が回動変移してヘツド挿入窓4
およびインデツクス孔5が自動的に解放状態にな
る。
上下ケース1a,1bの各囲撓壁6で囲まれる
駆動軸挿入窓3の外周の各内面がライナ付設面1
3に設定されており、この各ライナ付設面13に
平面視で馬蹄形状のライナ12が駆動軸挿入窓
3、ヘツド挿入窓4およびこれらの近傍箇所を避
けて付設される。このライナ12は一般に合成樹
脂繊維からなる不織布を素材としており、ケース
内面に全面的又は部分的にスポツト溶着するか接
着することで一体に付着される。
駆動軸挿入窓3の外周の各内面がライナ付設面1
3に設定されており、この各ライナ付設面13に
平面視で馬蹄形状のライナ12が駆動軸挿入窓
3、ヘツド挿入窓4およびこれらの近傍箇所を避
けて付設される。このライナ12は一般に合成樹
脂繊維からなる不織布を素材としており、ケース
内面に全面的又は部分的にスポツト溶着するか接
着することで一体に付着される。
第4図および第5図において、上下ケース1
a,1bの各内面における前記ライナ付設面13
には、駆動軸挿入窓3の後方の左右中央部位、す
なわち駆動軸挿入窓3に関してヘツド挿入窓4と
対向する部位に平坦な隆起部14がそれぞれ上下
対向状に突設されている。図示例では上下ケース
1a,1bの隆起部14,14が駆動軸挿入窓3
の中心点を通つてヘツド挿入窓4を左右に二分す
る中心線S上にあつて正しく上下に対向している
が、上下の隆起部14,14は左右に位置ズレし
た状態で対向するものであつてもよい。
a,1bの各内面における前記ライナ付設面13
には、駆動軸挿入窓3の後方の左右中央部位、す
なわち駆動軸挿入窓3に関してヘツド挿入窓4と
対向する部位に平坦な隆起部14がそれぞれ上下
対向状に突設されている。図示例では上下ケース
1a,1bの隆起部14,14が駆動軸挿入窓3
の中心点を通つてヘツド挿入窓4を左右に二分す
る中心線S上にあつて正しく上下に対向している
が、上下の隆起部14,14は左右に位置ズレし
た状態で対向するものであつてもよい。
また、この各ライナ付設面13の径方向の中央
部位には、駆動軸挿入窓3の外周の左右に駆動軸
挿入窓3と同心状の円弧状リブ15が図示例では
径方向の内外にそれぞれ2本ずつ前記中心線Sに
関して左右対称形に突設されている。具体的には
上ケース1a側のリブ15,15と、下ケース1
b側のリブ15,15とは、第7図に示すごとく
ケース内面で径方向に互い違いとなるように突設
されていて、後端が前記隆起部14にそれぞれ連
続している。
部位には、駆動軸挿入窓3の外周の左右に駆動軸
挿入窓3と同心状の円弧状リブ15が図示例では
径方向の内外にそれぞれ2本ずつ前記中心線Sに
関して左右対称形に突設されている。具体的には
上ケース1a側のリブ15,15と、下ケース1
b側のリブ15,15とは、第7図に示すごとく
ケース内面で径方向に互い違いとなるように突設
されていて、後端が前記隆起部14にそれぞれ連
続している。
第6図および第7図において、各リブ15のケ
ース内面からの突設高さhは隆起部14のケース
内面からの突出高さHよりも同等か僅かに低く設
定する。実際にはリブ15の高さhが0.18mm、隆
起部14の高さHが0.27mm、リブ15の幅Lが
1.0mm、上下のリブ15,15間における径方向
の間隔Gが1.3mmである。
ース内面からの突設高さhは隆起部14のケース
内面からの突出高さHよりも同等か僅かに低く設
定する。実際にはリブ15の高さhが0.18mm、隆
起部14の高さHが0.27mm、リブ15の幅Lが
1.0mm、上下のリブ15,15間における径方向
の間隔Gが1.3mmである。
これらの各リブ15は隆起部14から前方に円
弧状に延びているが、第4図に示すごとく前記中
心線Sとリブ15の前方延出端15aとの成す角
度αが少なくとも90°を超えることが望まれる。
図示例ではこの角度αが105°に設定されていてリ
ブ延出端15aが前半部にまで延びている。
弧状に延びているが、第4図に示すごとく前記中
心線Sとリブ15の前方延出端15aとの成す角
度αが少なくとも90°を超えることが望まれる。
図示例ではこの角度αが105°に設定されていてリ
ブ延出端15aが前半部にまで延びている。
かくして、上下の各ライナ付設面13における
径方向の内側と外側に位置する各リブ15は、隆
起部14で左右に分断された状態になつている
が、この各リブ15の周方向長さは駆動軸挿入窓
3と同心の仮想同心円上にこれのほぼ半周分の合
計長さを以て延びている。
径方向の内側と外側に位置する各リブ15は、隆
起部14で左右に分断された状態になつている
が、この各リブ15の周方向長さは駆動軸挿入窓
3と同心の仮想同心円上にこれのほぼ半周分の合
計長さを以て延びている。
しかるときは、上下ケース1a,1bの各ライ
ナ付設面13に全体が同厚の不織布ライナ12を
隆起部14およびリブ15を跨いで付着すると、
該隆起部14および該リブ15上において不織布
ライナ12が高く盛り上がつて、デイスク2に局
部的に強く押圧接触し、特に該当箇所でデイスク
表面に付着の塵埃をクリーニングする。駆動軸挿
入窓3と同心状の円弧状リブ15は、デイスク2
の回転方向に沿い、直交する配置関係にないの
で、該リブ15が存在してもデイスク2の回転ト
ルクを最小限に抑えることになる。
ナ付設面13に全体が同厚の不織布ライナ12を
隆起部14およびリブ15を跨いで付着すると、
該隆起部14および該リブ15上において不織布
ライナ12が高く盛り上がつて、デイスク2に局
部的に強く押圧接触し、特に該当箇所でデイスク
表面に付着の塵埃をクリーニングする。駆動軸挿
入窓3と同心状の円弧状リブ15は、デイスク2
の回転方向に沿い、直交する配置関係にないの
で、該リブ15が存在してもデイスク2の回転ト
ルクを最小限に抑えることになる。
その際、デイスク2はヘツド挿入窓4における
ヘツドの接当箇所において、局部的に押圧されて
回転し、傾向として径方向に沿つたうねり変形が
全体的に生じようとするが、このうねり変形はこ
れと直交するように配された上下の円弧状リブ1
5,15でライナ12を介して接当規制され、同
時にデイスク2の上下方向のバタつきも該リブ1
5,15で接当規制される。
ヘツドの接当箇所において、局部的に押圧されて
回転し、傾向として径方向に沿つたうねり変形が
全体的に生じようとするが、このうねり変形はこ
れと直交するように配された上下の円弧状リブ1
5,15でライナ12を介して接当規制され、同
時にデイスク2の上下方向のバタつきも該リブ1
5,15で接当規制される。
〔別実施態様例〕
図示例の全容は以上の通りであるが、本考案は
これに限られるものではない。例えば、隆起部1
4は図示例の平坦状に代えてリブ状にしてもよい
し、この隆起部14これ自体を省略して該当箇所
における不織布ライナ12の厚みを他の部位より
も局部的に大きくした形態であつてもよい。
これに限られるものではない。例えば、隆起部1
4は図示例の平坦状に代えてリブ状にしてもよい
し、この隆起部14これ自体を省略して該当箇所
における不織布ライナ12の厚みを他の部位より
も局部的に大きくした形態であつてもよい。
もちろん、円弧状のリブ15これ単独でデイス
ク表面のクリーニングを図るとともに、デイスク
2のバタつきを抑えるようにしてもよい。
ク表面のクリーニングを図るとともに、デイスク
2のバタつきを抑えるようにしてもよい。
リブ15は上下ケース1a,1bのライナ付設
面13の左右に1本ずつであつてもよい。左右対
称形である必要もない。またリブ15は、駆動軸
挿入窓3と同心の仮想同心円上に少なくともこれ
のほぼ半周分の合計長さを有するものであれば、
駆動軸挿入窓3の外周に分断状に形成されていて
もよいし、駆動軸挿入窓3と完全に同心でなくて
もよい。更に、上下のリブ15は図示例のごとく
互い違いになつていることがデイスク回転トルク
を抑えるうえで望まれるが、場合によつては上下
対向状であつてもよい。
面13の左右に1本ずつであつてもよい。左右対
称形である必要もない。またリブ15は、駆動軸
挿入窓3と同心の仮想同心円上に少なくともこれ
のほぼ半周分の合計長さを有するものであれば、
駆動軸挿入窓3の外周に分断状に形成されていて
もよいし、駆動軸挿入窓3と完全に同心でなくて
もよい。更に、上下のリブ15は図示例のごとく
互い違いになつていることがデイスク回転トルク
を抑えるうえで望まれるが、場合によつては上下
対向状であつてもよい。
図面は本考案に係るデイスクカートリツジを例
示しており、第1図は外観斜視図、第2図は内部
構造を示す平面図、第3図は第1図における−
線断面図、第4図はデイスクカートリツジを構
成する下ケースの内部平面図、第5図はデイスク
ケースを構成する上ケースの内部平面図、第6図
は第4図における−線断面図、第7図は第4
図における−線断面図である。 1……デイスクケース、2……デイスク、3…
…駆動軸挿入窓、4……ヘツド挿入窓、6……環
状壁、7……デイスクのハブ、12……ライナ、
13……ライナ付設面、14……隆起部、15…
…リブ。
示しており、第1図は外観斜視図、第2図は内部
構造を示す平面図、第3図は第1図における−
線断面図、第4図はデイスクカートリツジを構
成する下ケースの内部平面図、第5図はデイスク
ケースを構成する上ケースの内部平面図、第6図
は第4図における−線断面図、第7図は第4
図における−線断面図である。 1……デイスクケース、2……デイスク、3…
…駆動軸挿入窓、4……ヘツド挿入窓、6……環
状壁、7……デイスクのハブ、12……ライナ、
13……ライナ付設面、14……隆起部、15…
…リブ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 中央部位に駆動軸挿入窓3を、これの前方にヘ
ツド挿入窓4をそれぞれ有するデイスクケース1
と、 デイスクケース1に可回転に内装されるデイス
ク2と、 デイスクケース1の上下の各内面に付設されて
デイスク2の表面に摺接するライナ12,12と
を備えており、 デイスクケース1の上下の各内面におけるライ
ナ付設面13に、駆動軸挿入窓3と同心状の円弧
状のリブ15が、それぞれ一体に突設されている
こと、 各リブ15は、前記ライナ付設面13の径方向
の中央部分に位置して、駆動軸挿入窓3と同心の
仮想同心円上に少なくともこれのほぼ半周分の合
計長さを以て延びていることを特徴とするデイス
クカートリツジ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983139344U JPS6047175U (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | デイスクカ−トリツジ |
US06/647,524 US4630728A (en) | 1983-09-07 | 1984-09-05 | Disc cartridge |
EP84110617A EP0137310B1 (en) | 1983-09-07 | 1984-09-06 | Disc cartridge |
DE8484110617T DE3482293D1 (de) | 1983-09-07 | 1984-09-06 | Huelle fuer aufzeichnungsplatte. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983139344U JPS6047175U (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | デイスクカ−トリツジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6047175U JPS6047175U (ja) | 1985-04-03 |
JPH0521725Y2 true JPH0521725Y2 (ja) | 1993-06-03 |
Family
ID=15243141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983139344U Granted JPS6047175U (ja) | 1983-09-07 | 1983-09-07 | デイスクカ−トリツジ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4630728A (ja) |
EP (1) | EP0137310B1 (ja) |
JP (1) | JPS6047175U (ja) |
DE (1) | DE3482293D1 (ja) |
Families Citing this family (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4694448A (en) * | 1984-05-15 | 1987-09-15 | Nippon Gakki Seizo Kabushiki Kaisha | Disc case |
DE8516550U1 (de) * | 1985-06-07 | 1985-08-08 | Basf Ag, 6700 Ludwigshafen | Schutzhülle |
JP2552445B2 (ja) * | 1985-12-10 | 1996-11-13 | 日立マクセル株式会社 | 磁気デイスクドライブ装置 |
US4863031A (en) * | 1985-12-18 | 1989-09-05 | Tdk Corporation | Disc cartridge having peripheral disc support |
US4794480A (en) * | 1986-04-21 | 1988-12-27 | Iomega Corporation | Bernoulli plate in cartridge |
JPS6370976A (ja) * | 1986-09-13 | 1988-03-31 | Hitachi Maxell Ltd | デイスクカ−トリツジ |
JPH056608Y2 (ja) * | 1986-09-25 | 1993-02-19 | ||
CA1312375C (en) * | 1987-07-16 | 1993-01-05 | Sadao Kadokura | Magnetic recording disk cartridge |
US5278717A (en) * | 1990-10-02 | 1994-01-11 | Tdk Corporation | Disk cartridge |
US5440436A (en) | 1992-11-13 | 1995-08-08 | Syquest Technology, Inc. | Removable cartridge disk drive with a 1.8 inch form factor |
US5812351A (en) * | 1995-09-15 | 1998-09-22 | Imation Corp. | Raised-region having sloped edges under cleaning fabric in flexible magnetic recording diskette cartridge cover shell |
US5980791A (en) * | 1996-07-17 | 1999-11-09 | Imation Corp. | Method for forming a molded-in lifter for cleaning a flexible magnetic disc |
US5969915A (en) * | 1997-11-12 | 1999-10-19 | Iomega Corporation | Disk cartridge with medium distortion neutralizing projection |
US6256168B1 (en) * | 1997-11-12 | 2001-07-03 | Iomega Corporation | Shutter liner for a disk cartridge |
US6205113B1 (en) | 1998-08-18 | 2001-03-20 | Iomega Corporation | Plastic clamp with hub and platter for use in disc drive |
BG104237A (en) | 2000-03-13 | 2001-09-28 | Енчо ГЕОРГИЕВ | Poly-chamber package of sheeting material |
JP2003045141A (ja) * | 2001-08-02 | 2003-02-14 | Hitachi Ltd | ディスクケース |
DE602004021801D1 (de) * | 2003-04-09 | 2009-08-13 | Panasonic Corp | Datenträgerkassette |
JP2018085154A (ja) * | 2016-11-21 | 2018-05-31 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ディスクトレイ及びトレイホルダ |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3980178A (en) * | 1973-07-23 | 1976-09-14 | Schidlowski J Carlos | Protective record cover |
US4185314A (en) * | 1977-06-29 | 1980-01-22 | International Business Machines Corporation | Record disk cartridge having eject spring within cartridge |
JPS6241423Y2 (ja) * | 1978-04-03 | 1987-10-23 | ||
US4208117A (en) * | 1978-10-04 | 1980-06-17 | Eastman Kodak Company | Film packet |
JPS606938Y2 (ja) * | 1980-08-14 | 1985-03-07 | ソニー株式会社 | 記録再生用デイスクカセツト |
JPS6325552Y2 (ja) * | 1981-06-16 | 1988-07-12 | ||
JPS58133674A (ja) * | 1982-01-28 | 1983-08-09 | インタ−ナショナル ビジネス マシ−ンズ コ−ポレ−ション | 可撓性磁気デイスク組立体 |
US4482929A (en) * | 1982-06-22 | 1984-11-13 | International Business Machines Corporation | Magnetic recording disk cartridge |
-
1983
- 1983-09-07 JP JP1983139344U patent/JPS6047175U/ja active Granted
-
1984
- 1984-09-05 US US06/647,524 patent/US4630728A/en not_active Expired - Fee Related
- 1984-09-06 EP EP84110617A patent/EP0137310B1/en not_active Expired
- 1984-09-06 DE DE8484110617T patent/DE3482293D1/de not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0137310A1 (en) | 1985-04-17 |
DE3482293D1 (de) | 1990-06-21 |
EP0137310B1 (en) | 1990-05-16 |
US4630728A (en) | 1986-12-23 |
JPS6047175U (ja) | 1985-04-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0521725Y2 (ja) | ||
JPH0135354Y2 (ja) | ||
CA1258122A (en) | Magnetic disk cassette having internal biasing ribs | |
JPH0233344Y2 (ja) | ||
JPH056608Y2 (ja) | ||
JPH0233345Y2 (ja) | ||
EP0379117B1 (en) | Magnetic disk cartridge | |
JPH0115038Y2 (ja) | ||
US6285529B1 (en) | Flexible disk liner arrangement capable of preventing the ingress of dust | |
JPH0514372Y2 (ja) | ||
JPH048538Y2 (ja) | ||
JPH0333989Y2 (ja) | ||
JPH0320952Y2 (ja) | ||
JPH0222871Y2 (ja) | ||
JPS6316057Y2 (ja) | ||
JPH0115037Y2 (ja) | ||
US5018039A (en) | Disc cartridge with thick portion surrounding head insertion hole | |
JPH0447815Y2 (ja) | ||
JP2598972Y2 (ja) | ディスクカートリッジ | |
JPS6316056Y2 (ja) | ||
JPS606943Y2 (ja) | 磁気デイスク装置 | |
KR950006949Y1 (ko) | 디스크용 허브구조체 | |
JPH0222872Y2 (ja) | ||
JP2001210050A (ja) | 磁気ディスクカートリッジ | |
JPH0240630Y2 (ja) |