JPH05217136A - ドラムユニット - Google Patents

ドラムユニット

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Publication number
JPH05217136A
JPH05217136A JP4017967A JP1796792A JPH05217136A JP H05217136 A JPH05217136 A JP H05217136A JP 4017967 A JP4017967 A JP 4017967A JP 1796792 A JP1796792 A JP 1796792A JP H05217136 A JPH05217136 A JP H05217136A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drum
lower drum
injection hole
adhesive injection
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4017967A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Yamagami
真司 山上
Kyoji Kasuga
恭二 春日
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4017967A priority Critical patent/JPH05217136A/ja
Publication of JPH05217136A publication Critical patent/JPH05217136A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型で良好な記録、再生特性を有するVTR
のドラムユニットを提供する。 【構成】 下ドラム8に軸付き軸受け40を緩いしまり
ばめ、もしくはすきまばめで嵌め込み、その後斜めに開
いている接着剤注入穴13aに接着剤注入治具50を用
いて下ドラム8と軸付き軸受け40の外輪12aとを固
着する。この時、接着剤注入穴13aが下ドラム8の外
周面25に当たらないように斜めに接着剤注入穴13a
が開いていることが特徴である。 【効果】 下ドラムの高さを小さくすることができると
共に、下ドラムの外周面の真円度等の形状精度を保てる
ため良好な記録、再生ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR等の磁気テープ
の記録、再生装置に用いるドラムユニットの組み立て構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来のドラムユニットの縦断面図
であり、図において、1は上ドラム、2は上ドラムに固
定するフランジ、3はフランジ2下端に取り付けられた
回転側ロータリートランス、4は上ドラム1に取り付け
られたヘッド、5は回転体であるシャフト、6は上ドラ
ム1をシャフト5を介して駆動するモータ、7はモータ
6のロータ部をシャフト5に固定する固定ホルダー、8
は図示していない基台に固定される下ドラム、9は下ド
ラム8に接着固定されたロータリートランス、10a、
10bはボールでシャフト5の外周面に設けた外側レー
ス面13a、13bに当接する。上述のシャフト5、ボ
ール10a、10b、外輪12a、12b、およびコイ
ルバネ16は一体のものとして軸付き軸受け40と称さ
れる。14は外輪12aを焼ばめ固定する下ドラム8の
圧入面、15は磁気テープを走行案内する下ドラム8の
外周面に設けたリード部、16はコイルバネで一対の外
輪12a、12bに予圧を与え、ボール10a、10b
と外輪12a、12bとシャフト5間のガタを除去す
る。
【0003】外輪12a、12bと下ドラム8との固定
方法は図4に示した焼ばめ圧入以外には接着の方法が通
常採用される。しかし、従来の接着の方法で行う場合、
下ドラム8の嵌め合い部分に形成された接着剤注入穴が
下ドラムの外輪部分より高い位置に形成されていたため
ドラムユニット全体の高さが大きくなるという問題があ
った。
【0004】そこで、図5、図6、図7に示すような方
法が提案されている(特開平2−154312)。図5
において、25は下ドラム8の外周面の上端部23に設
けた切欠部でこの切欠部25を通して接着剤注入治具5
0が挿入できる位置に接着剤注入穴18が形成されてい
る。図6は接着剤注入治具50の挿入方向から見た下ド
ラム8の正面図であり、切欠部25から接着剤注入穴1
8aを通して軸付き軸受け40の外輪12aの外周面の
一部分が表れている。図7は下ドラム8の外周面の上端
部23に切欠部25の替わりに透穴26を設けた例であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5〜図7に示したよ
うなドラムユニットでは下ドラムの高さを低くすること
はできるが、切欠部または透穴を設けるために加工コス
トアップになる事や、下ドラムの外周部が薄肉になって
いる場合などは切欠部または透穴を設けると、磁気テー
プが巻き付く下ドラム外周面の真円度等の形状精度の悪
化につながり、良好なヘッドタッチ及びテープ走行が得
られなくなり、その結果良好な記録、再生ができないと
いう問題点を解決することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では、固定ドラム
と該固定ドラムに緩いしまりばめまたはすきまばめの嵌
め合い条件で挿入されている軸付き軸受けの外輪の隙間
に、該固定ドラムの嵌め合い部分に形成された接着剤注
入穴から接着剤が注入されて接着固定されるドラムユニ
ットにおいて、接着剤注入穴に接着剤注入治具を挿入し
たときに固定ドラムの外周面に当たらない様に斜めに中
心軸に向かう方向に接着剤注入穴が形成されている事を
特徴とするドラムユニットにより上記課題を解決する。
【0007】
【作用】本発明は、下ドラムの高さを低くすることがで
きるのでドラムユニットの高さを小さくすることができ
ると共に、生産性を向上させ、さらに下ドラムの形状精
度を保つことができ、結果として良好な記録、再生を行
うことができる。
【0008】
【実施例】
(実施例1)本発明の一実施例を図1に基づいて説明す
る。図1において図4ないし図7と同一部分には同一記
号を付して説明を省略する。図1において、下ドラム8
に軸付き軸受け40を固着するための接着剤注入穴18
aは、接着剤注入治具50を接着剤注入穴18aに挿入
した時に接着剤注入治具50が下ドラム8の外周面の上
端部23に当たらないように、下ドラム8の嵌め合い部
分に斜めに開けてある。本実施例では接着剤注入治具5
0を上記接着剤注入穴18aに挿入し、軸付き軸受け4
0の外輪12aの外周面と下ドラム8との嵌め合い面に
接着剤を注入して固着する。
【0009】(実施例2)本発明の他の実施例を図2に
示す。本実施例では下ドラム8と軸付き軸受け40の固
着方法は実施例1と同様である。図2においては、接着
剤注入穴18aを開け易いように下ドラムを全周にわた
って段付き形状51にしている。上記段付き形状51に
していることで接着剤注入穴18aを開ける際に刃物の
位置決めを容易にし、比較的簡単に接着剤注入穴18a
を開けることができる。また、接着剤注入治具50を接
着剤注入穴18aに挿入し易くなる。
【0010】(実施例3)本発明の他の実施例を図3に
示す。本実施例では下ドラム8と軸付き軸受け40の固
着方法は実施例1と同様である。図3では実施例2に示
した段付き形状52にする部分を図3(b)に示すよう
に接着剤注入穴の付近だけにしたものである。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、下ドラム8と軸付き軸
受け40を固着するため接着剤注入穴を斜めに開けるこ
とにより、下ドラムの高さを接着作業効率を損なう事な
く小さくでき、ドラムユニットの高さを小さくすること
ができると共に下ドラム外周端に切欠き及び穴などを形
成しないので下ドラム8の磁気テープ巻き付け面の真円
度等の形状精度を維持でき、その結果良好な記録、再生
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の接着作業時の状態を示
す縦断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例の接着作業時の状態を示
す縦断面図である。
【図3】本発明の第3の実施例の接着作業時の状態を示
す縦断面図及び上面図である。
【図4】従来のドラムユニットの縦断面図である。
【図5】従来例の接着作業時の状態を示す縦断面図であ
る。
【図6】第5図の側面図である。
【図7】他の従来例の接着作業時の状態を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
5 シャフト 8 下ドラム 12a、12b 外輪 18a、18b 接着剤注入穴 23 下ドラム外周面の上端部 40 軸付き軸受け 50 接着剤注入治具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定ドラムと該固定ドラムに緩いしまり
    ばめまたはすきまばめの嵌め合い条件で挿入されている
    軸付き軸受けの外輪の隙間に、該固定ドラムの嵌め合い
    部分に形成された接着剤注入穴から接着剤が注入されて
    接着固定されるドラムユニットにおいて、該接着剤注入
    穴に接着剤注入治具を挿入したときに該固定ドラムの外
    周面に当たらない様に斜めに中心軸に向かう方向に該接
    着剤注入穴が形成されている事を特徴とするドラムユニ
    ット。
JP4017967A 1992-02-04 1992-02-04 ドラムユニット Pending JPH05217136A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4017967A JPH05217136A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 ドラムユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4017967A JPH05217136A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 ドラムユニット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05217136A true JPH05217136A (ja) 1993-08-27

Family

ID=11958509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4017967A Pending JPH05217136A (ja) 1992-02-04 1992-02-04 ドラムユニット

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JP (1) JPH05217136A (ja)

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