JPH05217083A - 赤外線検出器付き警報装置 - Google Patents

赤外線検出器付き警報装置

Info

Publication number
JPH05217083A
JPH05217083A JP6276692A JP6276692A JPH05217083A JP H05217083 A JPH05217083 A JP H05217083A JP 6276692 A JP6276692 A JP 6276692A JP 6276692 A JP6276692 A JP 6276692A JP H05217083 A JPH05217083 A JP H05217083A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
infrared
infrared detector
alarm device
detector
alarm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6276692A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinsuke Kashio
信祐 樫尾
Keisuke Shimizu
啓介 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ADOBITSUKU KK
SECURITY HOUSE OSAKA KK
Original Assignee
ADOBITSUKU KK
SECURITY HOUSE OSAKA KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ADOBITSUKU KK, SECURITY HOUSE OSAKA KK filed Critical ADOBITSUKU KK
Priority to JP6276692A priority Critical patent/JPH05217083A/ja
Publication of JPH05217083A publication Critical patent/JPH05217083A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Emergency Alarm Devices (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Burglar Alarm Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 道路上で、自動車の発生する赤外線を検出
することによってその自動車の存在を認識し、警報を発
生させる。 【構成】 赤外線検出器がパトカーの屋上等に移動可
能に備えられ、使用時に道路上に置かれて(パトカーを
停車した状態で)、所定範囲内に他の自動車が進入して
きた際に、この自動車の存在を警報器によって報知する
ように構成されている。なお、赤外線検出器と共に、テ
レビカメラとモニタが備えられていてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、道路工事現場や事故現
場、交通取締現場等において、進入禁止区域に誤って自
動車等が進入した際に、その状態を作業者等に報知し当
該作業者等が瞬時に危険地帯から脱出することを教唆す
る装置に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明と同一目的を有する警報装置は本
願発明者が既に出願している(実願平1−70989号
参照)。この装置は、所謂ラバーコーンやカラーコーン
に姿勢検出センサが装着されており、前記ラバーコーン
等が進入禁止区域に進入した自動車によって転倒された
場合に警報信号を発生するように構成されている。
【0003】また、自動車の前部にレーザーレーダが搭
載され、先行する他の自動車の後部に向けてレーザー光
線を照射し、その反射光を検出することによって車間距
離を測定し、当該距離が近すぎる際には警報を発する装
置は種々存在する(例えば日産ディーゼル工業株式会社
製「トラフィックアイ」等)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述のような、ラバー
コーンに姿勢検出センサが装着された装置でも充分実用
に供しえるが、ラバーコーンに姿勢検出センサを装着し
なければならず、またコードで連結したりする必要があ
って機動性に欠けるという問題があった。
【0005】レーザーレーダを使用する場合、自ら照射
したレーザ光線の反射光を検出するものであり、例えば
レーザ光線を照射した相手側に、このレーザ光線を反射
する反射部材が存在しなければ、また反射部材が存在し
ていても汚損されていたら、レーザ光線は充分反射され
ず正確に動作しないことになる。また、この場合、レー
ザ光線の人間の目に与える影響も無視できない。
【0006】本発明はかかる従来の技術の有する課題に
鑑みてなされたもので、自ら光線を照射することなく、
被検出物体の発生する赤外線(波長が遠赤外領域のもの
を含む)を検出することによって、当該被検出物体を検
出せんとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、赤外線を検出
する赤外線検出器と、当該赤外線検出器にて検出された
値が所定範囲にあるか否かを判断する比較器と、赤外線
が所定範囲内にないことが判断された場合に警報を発す
る警報器が備えられている赤外線検出器付き警報装置に
おいて、少なくとも赤外線検出器は移動可能に備えら
れ、使用時に道路上に設置されて所定範囲内に被検出物
体が進入してきた際に当該被検出物体の存在を前記警報
器によって報知するように構成されていることを特徴と
するものである。
【0008】なお、赤外線検出器に、赤外線の受光面と
対向方向を撮影するカメラが設けられ、当該カメラから
離間した位置に撮影内容を視認するモニタが備えられて
いてもよい
【0009】
【作用】本発明では、赤外線検出器が移動可能に備えら
れ、使用時に道路上に設置されて所定範囲内に自動車が
進入してきた際に当該自動車の存在を前記警報器によっ
て報知するように構成されているので、赤外線検出器の
検出範囲を適当に選択することよって、進入禁止区域に
誤って進入してきた自動車の存在を作業者等に報知する
ことが可能となる。
【0010】
【実施例】図面はいずれも本発明の一実施例を示し、図
1はパトカーの屋上に搭載されている状態の側面図、図
2は事故現場の見取り図、図3は赤外線検出器の正面
図、図4はモニタの画面を表示する図、図5は赤外線検
出器のセンサを示す模式図そして図6は制御部のブロッ
ク図である。
【0011】図1において、1は周知のパトカーであっ
て、その屋上にパンタグラフ状の脚部5を介して回転警
告灯2が上下動可能に装着されている。前記回転灯2の
後部には本発明実施例である赤外線検出器4が、パトカ
ーの屋上で節度的に揺動する揺動腕3の上端に、これも
節度的に揺動するように装着されている。なお、揺動腕
3が立設された状態で、前記赤外線検出器4は地上高
2.5mの所に位置するように構成されているが、場合
によっては地上高1mないし4mに位置するように構成
されていてもよい。また、前記回転警告灯2の前部に
は、警告音を発するスピーカ6が搭載されている。
【0012】図2において、26は高速道路の中央分離
帯で、7は路肩であって、自動車は図中右から左方向に
走行するものである。そして、この道路の追越車線で2
台の自動車が衝突して事故が起きた場合、この事故現場
8を包囲するようにラバーコーン9が載置されってい
る。自動車の走行方向に沿って最上流側のラバーコーン
9aから下流側に距離L(30m〜70m)だけ離隔し
た位置にパトカー1が停車している。
【0013】このような状況の基、上流側から他の自動
車10が追越車線を走行し、危険領域に進入した場合
(上流側のラバーコーン9のバリヤを破って進入した場
合)、当該自動車10からの、特にエンジンの高熱部か
らの赤外線が、前記赤外線検出器4にて検出され、スピ
ーカ6が警告音を事故現場8に向けて発し、二次災害は
防止される。
【0014】前記赤外線検出器4の正面側(赤外線の受
光面側)には、放物面鏡14とその焦点部に設けられた
4個の赤外線センサ15(図5参照)とによって構成さ
れている検出部11が設けられていると共に、電荷転送
素子(CCD)が搭載されているカメラ12が備えられ
ている。当該カメラ12はパトカー1内の液晶モニタ1
3に接続されている。なお、この液晶モニタ13の代わ
りにCRTモニタを使用してもよい。
【0015】前記赤外線センサ15は、検出部11の赤
外線センサ15が受光面にマトリクス状に配置されてい
る。そして、上側のいずれかのセンサ15と下側のいず
れかのセンサ15の出力が同時に閾値を越えた場合にの
み警報信号を発するように、即ち4カ所のゾーン16の
うち、少なくとも上下のゾーン16に同時に赤外線発生
物体が位置している場合にのみ警報信号を発するように
構成されている。かように構成されていると誤報をなく
すことができる。
【0016】また、赤外線検出器4は、その近傍から4
00m離隔した部位までの道路の表面からの赤外線を主
とし受光するように(図1に実線で示す方向から赤外線
を受光するように)俯角αをもって設置されている。一
方前記カメラ12は、水平方向を撮影するように(図1
に一点鎖線で示す方向からの可視光線を受光するよう
に)設置されている。そして、液晶モニタ13には、そ
の画面の中心点Aと赤外線の受光地点Bが夫々表示され
るように構成されている。
【0017】そうすると、カメラ12(液晶モニタ1
3)の画面の中心点Aに対し、赤外線の受光地点である
画面上の点Bは下方となる。この点Aと点Bとの寸法か
ら、赤外線検出器4から赤外線検出地点までの距離
(2.5cotα)を測定することが可能となる。従っ
てこの点Bを目視しながら前記赤外線検出器4を調整す
ることができる。また、左右方向の確認も可能となる。
なお、図4の状態は図2とは異なりパトカー1は走行車
線に停止している。
【0018】次に図6に従い制御回路について説明す
る。放物面鏡14の前面に外乱光を除去するフィルタ1
7が装着されており、外部から到達した赤外線は放物面
鏡14にて反射されてフィルタ17を通過しセンサ15
に到達するように構成されている。
【0019】前記センサ15は周波数選択型の低雑音増
幅器18に接続され、当該低雑音増幅器18は演算回路
19に接続されている。また前記演算回路19は調整用
ジャック20と警報出力変換回路21に並列接続され、
当該警報出力変換回路21は動作表示灯23に接続され
ると共にリレー22を介して前記警報器6に接続されて
いる。バッテリー電源24はレギュレータ25を介し
て、前記各センサ15、低雑音増幅器18、演算回路1
9および警報出力変換回路21等に接続されている。
【0020】なお、本実施例では、赤外線検出器4は、
パトカー1の屋上に搭載されているが、必ずしも自動車
の上に搭載される必要はなく、移動可能な専用の脚部上
に搭載されてもよく、また建築物の屋上等に固定的に装
着されていてもよい。また、カメラ12や液晶モニタ1
3は備えられている方が便利であるが、これらは必ずし
も備えられていなくとも実用に供し得る。
【0021】
【発明の効果】本発明では、赤外線検出器が移動可能に
備えられ、使用時に道路上に設置されて所定範囲内に自
動車が進入してきた際に当該自動車の存在を前記警報器
によって報知するように構成されているので、赤外線検
出器の検出範囲を適当に選択することよって、進入禁止
区域に誤って進入してきた自動車の存在を作業者等に報
知することが可能となる。
【0022】また、本発明では自動車からの赤外線を受
光するだけであるので、相手側に反射部材が備えられて
いなくとも確実に検出することができ、レーザ光線を使
用しないので人間の目に影響を与えることもなく安全で
ある。更に、特殊な姿勢検出センサが備えられた特殊な
ラバーコーンは不要であり、機動性も向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のパトカーの屋上に搭載されて
いる状態の側面図である。
【図2】本発明の実施例に関する事故現場の見取り図で
ある。
【図3】本発明の実施例の赤外線検出器の正面図であ
る。
【図4】本発明の実施例のモニタの画面を表示する正面
図である。
【図5】本発明の実施例の赤外線検出器のセンサの模式
図である。
【図6】本発明の実施例の制御部のブロック図である。
【符号の説明】
1 パトカー 2 回転警告灯 3 揺動腕 4 赤外線検出器 5 脚部 6 スピーカ 7 路肩 8 事故現場 9 ラバーコーン 10 自動車 11 検出部 12 カメラ 13 液晶モニタ 14 放物面鏡 15 赤外線センサ 16 ゾーン 17 フィルタ 18 低雑音増幅器 19 演算回路 20 整用ジャック 21 警報出力変換回路 22 リレー 23 動作表示灯 24 バッテリー電源 25 レギュレータ 26 中央分離帯

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線を検出する赤外線検出器と、当
    該赤外線検出器にて検出された値が所定範囲にあるか否
    かを判断する比較器と、赤外線が所定範囲内にないこと
    が判断された場合に警報を発する警報器が備えられてい
    る赤外線検出器付き警報装置において、 少なくとも赤外線検出器は移動可能に備えられ、使用時
    に道路上に設置されて所定範囲内に被検出物体が進入し
    てきた際に当該被検出物体の存在を前記警報器によって
    報知するように構成されていることを特徴とする赤外線
    検出器付き警報装置。
  2. 【請求項2】 赤外線検出器は、自動車の屋上に設置さ
    れている請求項1記載の赤外線検出器付き警報装置。
  3. 【請求項3】 赤外線検出器は、自動車の屋上に上下動
    可能に設置されている請求項2記載の赤外線検出器付き
    警報装置。
  4. 【請求項4】 赤外線検出器は、近傍から400m離
    隔した部位までの道路の表面からの赤外線を主として検
    出するように、俯角をもって設置される請求項1ないし
    請求項3のいずれかに記載の赤外線検出器付き警報装
    置。
  5. 【請求項5】 赤外線検出器は、建築物に固定的に設
    置されている請求項1記載の赤外線検出器付き警報装
    置。
  6. 【請求項6】 赤外線検出器には、4個の赤外線セン
    サが受光面にマトリクス状に配置されている請求項1な
    いし請求項5のいずれかに記載の赤外線検出器付き警報
    装置。
  7. 【請求項7】 赤外線検出器には、赤外線の受光面と
    対向方向を撮影するカメラが設けられ、当該カメラから
    離間した位置に撮影内容を視認するモニタが備えられて
    いる請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の赤外線
    検出器付き警報装置。
  8. 【請求項8】 カメラは、水平方向を撮影するように
    設置されている請求項7記載の赤外線検出器付き警報装
    置。
  9. 【請求項9】 赤外線は、その波長が遠赤外領域のもの
    である請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の赤外
    線検出器付き警報装置。
JP6276692A 1992-02-03 1992-02-03 赤外線検出器付き警報装置 Pending JPH05217083A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6276692A JPH05217083A (ja) 1992-02-03 1992-02-03 赤外線検出器付き警報装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6276692A JPH05217083A (ja) 1992-02-03 1992-02-03 赤外線検出器付き警報装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05217083A true JPH05217083A (ja) 1993-08-27

Family

ID=13209841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6276692A Pending JPH05217083A (ja) 1992-02-03 1992-02-03 赤外線検出器付き警報装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05217083A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112466074A (zh) * 2020-11-26 2021-03-09 贵州电网有限责任公司 一种防人员触电声光报警装置及使用方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5945700B2 (ja) * 1974-02-11 1984-11-08 アジエンデ・コロリ・ナツイオナリ・アフイニ・アクナ・ソチエタ・ペル・アツイオニ 4,4↑1−ジアミノベンズアニリドから誘道される水溶性アゾ染料
JPS63198194A (ja) * 1987-02-13 1988-08-16 松下電工株式会社 エリア分割型面警戒装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5945700B2 (ja) * 1974-02-11 1984-11-08 アジエンデ・コロリ・ナツイオナリ・アフイニ・アクナ・ソチエタ・ペル・アツイオニ 4,4↑1−ジアミノベンズアニリドから誘道される水溶性アゾ染料
JPS63198194A (ja) * 1987-02-13 1988-08-16 松下電工株式会社 エリア分割型面警戒装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112466074A (zh) * 2020-11-26 2021-03-09 贵州电网有限责任公司 一种防人员触电声光报警装置及使用方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5760686A (en) Assembly and method for detecting errant vehicles and warning work zone personnel thereof
KR102027296B1 (ko) 보행안전시스템
US6094148A (en) Vehicular emergency vehicle alarm apparatus
US6470273B2 (en) Collision warning system
US4284971A (en) Overheight vehicle detection and warning system
CN107953830B (zh) 一种大型客车盲区检测警报系统及其检测警报方法
KR101507451B1 (ko) 역주행 차량 방지 시스템
US7634341B2 (en) Detecting device and method of using same
KR101906775B1 (ko) 어린이 통학차량 안전사고 감지 장치 및 방법
JPH1081238A (ja) 無線踏切警報システム
JP2000503760A (ja) 熱輻射放射線検出装置
JP3115457B2 (ja) 運転者異常事態発生警報装置
CN107808534A (zh) 一种隧道安全防护装置以及系统
JP2011100409A (ja) 車載用電子機器及びプログラム
CN109747537A (zh) 一种汽车无人驾驶预警系统
CN207773004U (zh) 转向预警系统及车辆
KR101819420B1 (ko) 졸음쉼터 진출입 알림 시스템
JP2000185609A (ja) 車載幼児警報器
JP3200402B2 (ja) プラットホームの安全監視装置
JPH05217083A (ja) 赤外線検出器付き警報装置
JP2011090513A (ja) 落下物検知システム、落下物検知方法
KR102165730B1 (ko) 지능형 교통안전시스템
JPH09189763A (ja) 移動体検出器
Mateen et al. Autonomous Accidents Detection and alert for vehicles
JPS5836741A (ja) 車輛の斜後方障害物警報装置