JPH0521540B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0521540B2 JPH0521540B2 JP57169217A JP16921782A JPH0521540B2 JP H0521540 B2 JPH0521540 B2 JP H0521540B2 JP 57169217 A JP57169217 A JP 57169217A JP 16921782 A JP16921782 A JP 16921782A JP H0521540 B2 JPH0521540 B2 JP H0521540B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- squid
- oil
- pet food
- cats
- feces
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/80—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in fisheries management
- Y02A40/81—Aquaculture, e.g. of fish
- Y02A40/818—Alternative feeds for fish, e.g. in aquacultures
Landscapes
- Feed For Specific Animals (AREA)
- Fodder In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本発明は、ペツトフードの製造方法に関する。
(ロ) 従来の技術及びその課題
従来、犬、猫等のペツトフードは、動物、魚介
類の残滓を原料とし、同原料を蒸煮し、蒸煮した
原料を乾燥させていた。
類の残滓を原料とし、同原料を蒸煮し、蒸煮した
原料を乾燥させていた。
しかし、上記の方法によるペツトフードは、水
分が多い為に、悪臭を発生することになり、味、
香りあるいは保存性等に問題があつた。
分が多い為に、悪臭を発生することになり、味、
香りあるいは保存性等に問題があつた。
(ハ) 課題を解決するための手段
本発明では、予め加熱した油中にイカを投入し
て、同イカを加熱すると共に、所定の減圧条件下
で脱水処理し、その後、脱水したイカを湯中に入
れて蒸煮して、油分を分離し、次いで、蒸煮・乾
燥処理によつて粉末状としたスケソウダラ、イワ
シに上記処理したイカを混入して、ペツトフード
を製造することを特徴とするペツトフードの製造
方法を提供するものである。
て、同イカを加熱すると共に、所定の減圧条件下
で脱水処理し、その後、脱水したイカを湯中に入
れて蒸煮して、油分を分離し、次いで、蒸煮・乾
燥処理によつて粉末状としたスケソウダラ、イワ
シに上記処理したイカを混入して、ペツトフード
を製造することを特徴とするペツトフードの製造
方法を提供するものである。
(ニ) 実施例
以下、本発明の実施例を詳説する。
即ち、油温約80℃〜120℃に予め加熱した油を
収納したクツカー中に収納し、同クツカー内にイ
カを投入して、油中にイカを浸漬状態とする。
収納したクツカー中に収納し、同クツカー内にイ
カを投入して、油中にイカを浸漬状態とする。
油としては、動物油、植物油、魚油等その種類
はとわない。
はとわない。
また、イカは、クツカー内に投入する前に予め
細断しておく。
細断しておく。
そして、油中にイカを浸漬した後に、クツカー
を密閉して、クツカーに設けたジヤケツト中に圧
力蒸気を圧入して、クツカー内を加熱し、油温約
80℃〜120℃に保持しながら、かかる油温によつ
て、イカの加熱処理を行う。
を密閉して、クツカーに設けたジヤケツト中に圧
力蒸気を圧入して、クツカー内を加熱し、油温約
80℃〜120℃に保持しながら、かかる油温によつ
て、イカの加熱処理を行う。
この際に、クツカー内では、減圧を二段階に行
い、初期減圧と後期減圧とを行うことによつて、
脱水するものであり、イカ投入後約30分間は、10
〜20mmHgの減圧を行い、次いで、その後は、740
〜750mmHgの減圧を行い、３時間前後で含水率６
％前後にする。
い、初期減圧と後期減圧とを行うことによつて、
脱水するものであり、イカ投入後約30分間は、10
〜20mmHgの減圧を行い、次いで、その後は、740
〜750mmHgの減圧を行い、３時間前後で含水率６
％前後にする。
この油温脱水処理において、水分を蒸散させる
際に、イカ中の悪臭成分（H2Ｓ、メタンチオー
ル、DMS、カロボニル化合物、アンモニア、イ
ンドール等）を組織から揮発させて、イカの脱臭
を行うようにしている。
際に、イカ中の悪臭成分（H2Ｓ、メタンチオー
ル、DMS、カロボニル化合物、アンモニア、イ
ンドール等）を組織から揮発させて、イカの脱臭
を行うようにしている。
次いで、脱水処理したイカは、クツカーから取
り出して、搾油した後に、湯中に投入して、同湯
で蒸煮し、湯中に油分を流出させる。
り出して、搾油した後に、湯中に投入して、同湯
で蒸煮し、湯中に油分を流出させる。
即ち、本実施例では、脱水処理したイカを、湯
中で蒸煮することにより、油分をイカの組織から
湯中に流出させるものである。
中で蒸煮することにより、油分をイカの組織から
湯中に流出させるものである。
そして、イカ中に、水溶性蛋白質が残存しない
ようにする。
ようにする。
さらには、湯中での蒸煮によつて、イカ中に含
有された油分を分離されて、イカの含油率を大き
く減少させ、ペツトフードの保存時の油の酸化を
可及的に防止し、味、香りを永続させるようにし
ている。
有された油分を分離されて、イカの含油率を大き
く減少させ、ペツトフードの保存時の油の酸化を
可及的に防止し、味、香りを永続させるようにし
ている。
また、同時に脱油による高カロリーの栄養素を
除去することにより、ペツトフード自体に低カロ
リーによる犬、猫の食べ過ぎによる肥満を解消す
ることができる。
除去することにより、ペツトフード自体に低カロ
リーによる犬、猫の食べ過ぎによる肥満を解消す
ることができる。
次いで、蒸煮したイカは、ペツトフードの原料
となるスケソウダラ、イワシの粉末に混入され
て、ペツトフードを製造するものである。
となるスケソウダラ、イワシの粉末に混入され
て、ペツトフードを製造するものである。
この発明によれば、イカを油中にて加熱して脱
水しているので、イカの香り、味が散逸すること
なく、犬、猫の好みが良好となり、また、油中に
て処理した後に、湯中での蒸煮により、湯中に油
分を流出して、イカ中に残存させないようにして
いる。そして、かかる水溶性蛋白質の残存しない
イカを犬、猫に食させると、犬、猫の糞中に水溶
性蛋白質が含有されず、犬、猫の糞処理が簡便と
なる。更には、蛋白質の流出がなされて、イカ中
に残存しないと共に、油が分離されないことにな
り、犬、猫の栄養過多を防止でき、また、水溶性
蛋白質が除去されるので、イカ組織の安定がよ
く、腐敗、悪臭等の発生も可及的に防止できる効
果を有する。
水しているので、イカの香り、味が散逸すること
なく、犬、猫の好みが良好となり、また、油中に
て処理した後に、湯中での蒸煮により、湯中に油
分を流出して、イカ中に残存させないようにして
いる。そして、かかる水溶性蛋白質の残存しない
イカを犬、猫に食させると、犬、猫の糞中に水溶
性蛋白質が含有されず、犬、猫の糞処理が簡便と
なる。更には、蛋白質の流出がなされて、イカ中
に残存しないと共に、油が分離されないことにな
り、犬、猫の栄養過多を防止でき、また、水溶性
蛋白質が除去されるので、イカ組織の安定がよ
く、腐敗、悪臭等の発生も可及的に防止できる効
果を有する。
かかる本発明の方法により回収したペツトフー
ドと、従来方法によるペツトフードとを猫に与え
て、その糞の臭い及び体重とを調べた結果を以下
ように示す。
ドと、従来方法によるペツトフードとを猫に与え
て、その糞の臭い及び体重とを調べた結果を以下
ように示す。
本発明の方法によるペツトフードを約５Kgの
猫、20匹に与えて、糞の臭いを調べてみた。
猫、20匹に与えて、糞の臭いを調べてみた。
・ 18匹の猫の糞は無臭であつた。
・ ２匹の猫の糞は悪臭を発した。
従来方法によるペツトフードを約５Kgの猫、
20匹に与えて、糞の臭いを調べてみた。
20匹に与えて、糞の臭いを調べてみた。
・ 15匹の猫の糞は悪臭を発した。
・ ５匹の猫の糞は無臭であつた。
一回につき50g〜80gの本発明の方法による
ペツトフードを約５Kgの猫、20匹に１月間与え
て、その猫の体重を調べてみた。
ペツトフードを約５Kgの猫、20匹に１月間与え
て、その猫の体重を調べてみた。
・ 16匹の猫の体重は変わらなかつた。
・ ４匹の猫の体重は増えた。
一回につき50g〜80gの従来方法によるペツ
トフードを約５Kgの猫、20匹に１月間与えて、
その猫の体重を調べてみた。
トフードを約５Kgの猫、20匹に１月間与えて、
その猫の体重を調べてみた。
・ 12匹の猫の体重は増えた。
・ ８匹の猫の体重は変わらなかつた。
以上の結果から、本発明により製造したペツト
フードを猫等が食した糞は、無臭となり、その処
理を容易にすることができ、さらに、ペツトの肥
満を解消する健康食として食することができる。
フードを猫等が食した糞は、無臭となり、その処
理を容易にすることができ、さらに、ペツトの肥
満を解消する健康食として食することができる。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 予め加熱した油中にイカを投入して、同イカ
を加熱すると共に、所定の減圧条件下で脱水処理
し、その後、脱水したイカを湯中にいれて蒸煮し
て、油分を分離し、 次いで、蒸煮・乾燥処理によつて粉末状とした
スケソウダラ、イワシに上記処理したイカを混入
して、ペツトフードを製造することを特徴とする
ペツトフードの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57169217A JPS5959152A (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | フ−ド製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP57169217A JPS5959152A (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | フ−ド製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5959152A JPS5959152A (ja) | 1984-04-04 |
| JPH0521540B2 true JPH0521540B2 (ja) | 1993-03-24 |
Family
ID=15882379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP57169217A Granted JPS5959152A (ja) | 1982-09-27 | 1982-09-27 | フ−ド製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5959152A (ja) |
-
1982
- 1982-09-27 JP JP57169217A patent/JPS5959152A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5959152A (ja) | 1984-04-04 |
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