JPH05215400A - 貯湯式電気温水器の制御装置 - Google Patents
貯湯式電気温水器の制御装置Info
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- JPH05215400A JPH05215400A JP1480992A JP1480992A JPH05215400A JP H05215400 A JPH05215400 A JP H05215400A JP 1480992 A JP1480992 A JP 1480992A JP 1480992 A JP1480992 A JP 1480992A JP H05215400 A JPH05215400 A JP H05215400A
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Abstract
何れにも自動的に対応して制御できるようにする。 【構成】制御モード選択手段3は最初に通常電力制御モ
ードを選択し、起動当初においては通常電力制御モード
により通電制御手段2を制御する。停電時間検出手段5
が所定時間以上の停電を検出した場合には、発熱体1の
電源が特定電力であると判断し、停電時間検出手段5は
制御モード変更指令を出力する。制御モード変更指令を
受けた制御モード選択手段3は、通常電力制御モードを
特定電力制御モードに変更する。特定電力の通電時間帯
以外の時間帯において、リセット指令発生手段6がリセ
ット指令を出力すると制御モード選択手段3は制御モー
ドを通常電力制御モードに変更する。
Description
御装置に関するものである。
夜電力供給専用の給電線から電力の供給を受けて、深夜
電力時間帯内でのみ湯を沸き上げる深夜電力用貯湯式電
気温水器である。しかしながら、最近は電力需給バラン
スの関係から、通常の商用電力と同様に24時間電力を
供給するが、24時間内の特定の電力時間帯において他
の時間帯より料金の安い電力を利用できる時間帯別料金
制度が提案され、この時間帯別料金制度に対応した時間
帯別料金用貯湯式電気温水器も製造されている。また深
夜電力用温水器の中には、昼間も通常商用電力を利用し
て発熱体を加熱できる温水器も提案されている。
電力用貯湯式電気温水器と時間帯別料金用貯湯式電気温
水器とは別に製造されており、利用者が深夜電力料金制
度から時間帯別料金制度へ変る場合やその逆の場合に
は、温水器を交換しなければならなかった。また通常商
用電力を利用できる温水器は、かなり高価であった。
力だけを利用する場合及び時間帯別料金制度のように2
4時間供給される電力を利用する場合の何れの場合で
も、利用できる貯湯式電気温水器の制御装置を提供する
ことにある。
モード記憶手段と、制御モード選択手段と、通電制御手
段と、停電時間検出手段と、リセット指令発生手段とか
ら制御装置を構成する。制御モード記憶手段は、深夜電
力等の特定電力を利用して貯湯式電気温水器の発熱体へ
の通電を制御する特定電力制御モードと24時間供給さ
れる通常電力を利用して発熱体への通電を制御する通常
電力制御モードとを記憶する。通電制御手段は、制御モ
ード選択手段によって選択された制御モードに従って発
熱体への通電を制御する。停電時間検出手段は、発熱体
の電源の停電時間を検出し所定時間以上の停電を検出す
ると制御モード選択手段に制御モード変更指令を出力す
る。リセット指令発生手段は、特定電力の通電時間帯以
外の時間帯において制御モード選択手段にリセット指令
を出力する。制御モード選択手段は、最初に通常電力制
御モードを選択し、制御モード変更指令が入力されると
特定電力制御モードを選択し、リセット指令が入力され
ると通常電力制御モードを選択する。
を、発熱体の電源の停電を検知する停電検知手段と、停
電検知手段が停電を検知してから時間の計数を開始する
停電時間計数手段と、停電時間計数手段により計数した
停電時間と基準停電時間とを比較し、停電時間が基準停
電時間に達すると制御モード選択手段に前記所定時間以
上の停電を検出したことを出力する停電間比較手段とを
用いて構成する。
段を特定電力通電時間帯の終了を検出するとリセット指
令を出力する特定電力通電時間帯終了判定手段から構成
する。
と、制御モード選択手段と、通電制御手段と、停電時間
検出手段と、非停電時間検出手段とから制御装置を構成
する。制御モード選択手段は、最初に特定電力制御モー
ド及び通常電力制御モードの一方を選択し、以後入力さ
れる制御モード変更指令に応じて制御モード記憶手段に
記憶された制御モードを選択する。停電時間検出手段
は、発熱体の電源の停電時間を検出し所定時間以上の停
電を検出すると、特定電力制御モードを選択するための
制御モード変更指令を制御モード選択手段に出力する。
また非停電時間検出手段は、発熱体の電源の非停電時間
を検出し特定電力の通電時間帯より長い非停電状態を検
出すると、通常電力制御モードを選択するための制御モ
ード変更指令を制御モード選択手段に出力する。
と、制御モード選択手段と、通電制御手段と、非停電時
間検出手段と、停電検出手段とから制御装置を構成す
る。停電検出手段は、発熱体の電源の停電を検出すると
制御モード選択手段にリセット指令を出力する。制御モ
ード選択手段は、最初に特定電力制御モードを選択し、
非停電時間検出手段から制御モード変更指令が入力され
ると通常電力制御モードを選択し、停電検出手段からリ
セット指令が入力されると特定電力制御モードを選択す
る。
するかまたは所定時間以上停電が発生しないことに基づ
いて、制御モードの修正を行うことにより、一つの貯湯
式電気温水器を特定電力用(例えば深夜電力制度用)の
貯湯式電気温水器または通常電力用(例えば時間帯別料
金制度用)の貯湯式電気温水器の何れとしても使用でき
るようにするものである。
間に基づいて、制御モードを修正する。本発明では、制
御モード選択手段は最初に通常電力制御モードを選択す
るため、起動当初は通常電力制御モードにより発熱体へ
の通電を制御する通電制御手段を制御する。通常電力は
事故等によって停電が発生しない限り、24時間停電状
態にならないため、停電時間検出手段が所定時間以上の
停電を検出した場合には、発熱体の電源が特定電力であ
ると判断して、停電時間検出手段は制御モード変更指令
を出力する。制御モード変更指令を受けた制御モード選
択手段は、通常電力制御モードを特定電力制御モードに
変更する。たまたま通常電力が事故によって長い停電状
態になる場合もあるため、特定電力が停電している特定
電力の通電時間帯以外の時間帯において、リセット指令
発生手段から出力したリセット指令によって制御モード
選択手段をリセットし、制御モードを特定電力制御モー
ドから通常電力制御モードに変更する。発熱体の電源が
特定電力であれば、この時間帯においては停電時間検出
手段が必ず所定時間以上の停電を検出するため、制御モ
ードは再度特定電力制御モードとなる。発熱体の電源が
通常電力であれば、以後通常電力制御モードに基づいて
通電制御手段は発熱体への通電を行う。よって本発明に
よれば、通常電力で停電が発生した場合でも、制御モー
ドを正しい制御モードに修正することができる。本発明
によれば、手動による制御モードの設定やリセットを必
要とせずに、1台の貯湯式電気温水器で特定電力及び通
常電力の何れにも自動的に対応することができる。
時間検出手段を用いると、電力事情に応じて基準停電時
間を任意に定めることができるため、設計の自由度が高
くなる利点がある。
のように、リセット指令発生手段を特定電力通電時間帯
の終了を検出するとリセット指令を出力する特定電力通
電時間帯終了判定手段から構成すると、誤って特定電力
制御モードが選択された場合に最も速く制御モードの修
正を行うことができる請求項4の発明では、発熱体の電
源の停電時間と発熱体の電源が停電にならない時間(非
停電時間)の長さを検出して、制御モードを修正する。
特定電力が深夜電力である場合、その通電時間帯の長さ
は一定(8時間)である。従って発熱体の電源の非停電
時間が8時間より長くなった場合には、その電源は特定
電力ではなく、通常電力である。発熱体の電源が通常電
力である場合に、停電時間検出手段が所定時間以上の停
電を検出して制御モードを通常電力制御モードから特定
電力制御モードに変更しても、非停電時間検出手段が所
定時間以上の非停電時間を検出すれば、制御モードは通
常電力制御モードに修正される。よって本発明によって
も、手動による制御モードの設定やリセットを必要とせ
ずに、正しい制御モードにより通電制御手段を制御する
ことができる。
ード選択手段が特定電力制御モードを選択する。発熱体
の電源が通常電力であれば、非停電時間検出手段は必ず
特定電力の通電時間帯の時間以上の非停電時間を検出す
る。したがって非停電時間検出手段からの制御モード変
更指令により制御モード選択手段は、通常電力制御モー
ドを選択して制御モードの修正を行う。発熱体の電源が
特定電力であれば、非停電時間検出手段が特定電力の通
電時間帯の時間以上の非停電時間を検出することはな
く、最初の制御モードである特定電力制御モードのまま
制御が行なわれる。また通常電力制御モードを選択した
後に、深夜電力制度に切り替えた場合でも、切り替え時
の停電を停電検出手段が検出して選択モード選択手段に
リセット指令を出力し、制御モードを深夜電力制御モー
ドに切り替えるため、常に正しい制御モードにより通電
制御手段を制御することができる。
説明する。 [実施例1]図1は、請求項1の発明の実施例の構成を
示すブロック図である。同図において、1は図示しない
貯湯タンクの内部に配置された加熱用の発熱体である。
温水器の種類によっては、この発熱体1として貯湯タン
クの内部の下部に配置される主加熱用の発熱体だけでな
く、貯湯タンクの内部の上部に配置される補助加熱用の
発熱体を備えているものもある。2は通電制御手段であ
り、この通電制御手段は後述する選択モード選択手段3
によって選択された制御モードに従って発熱体1への通
電を制御する。図示していないが通電制御手段2には図
示しない発熱体1の電源(通常200V電源)からのケ
ーブルが接続されている。通電制御手段2は、例えば発
熱体1への通電のために切り替えられるスイッチ回路、
制御モードに従ってスイッチ回路のオン・オフを制御す
る制御手段等によって構成される。
手段4に記憶された制御モードを選択する。制御モード
選択手段3には停電時間検出手段5とリセット指令発生
手段6とから指令が入力される。制御モード記憶手段4
は、深夜電力等の特定電力を利用して発熱体1への通電
を制御する特定電力制御モードと24時間供給される通
常電力(時間帯別料金制度の電力を含む)を利用して発
熱体1への通電を制御する通常電力制御モードとを記憶
している。特定電力制御モード及び通常電力制御モード
の具体的な制御内容は任意であり、例えば水温、残湯
量、湯温、沸き上げ湯量、追加加熱の有無、追い焚きの
有無等を考慮して定められる。これらの制御モードの内
容は、本発明の要旨とは直接関係しないため詳細は省略
する。なお制御モード選択手段3については、後にもう
一度詳しく説明する。
特定電力である場合に、制御モード選択手段3に特定電
力制御モードを選択させるために設けたものである。そ
こで停電時間検出手段5は、発熱体1の電源の停電時間
を検出し所定時間以上の停電を検出すると制御モード選
択手段3に制御モード変更指令を出力する。この所定時
間(基準停電時間)は、特定電力(深夜電力)が通電さ
れない時間帯の長さよりも短く、定期点検や保守作業で
必要とする停電時間よりも長く設定することになる。ち
なみに具体的には、この時間を2時間としている。
源が通常電力である場合に、停電時間検出手段5が通常
電力の停電を検出して制御モードが特定電力制御モード
になった場合に、正しい通常電力制御モードに変更また
は修正するために設けられる。そこでリセット指令発生
手段6は、特定電力の通電時間帯以外の時間帯(深夜電
力であれば7時から23時間迄の時間帯)において制御
モード選択手段3にリセット指令を出力する。制御モー
ドが特定電力制御モードであれば、リセット指令により
通常電力制御モードとなるが、発熱体1の電源が特定電
力であれば、停電時間検出手段5が特定電力の通電時間
帯以外の時間帯で必ず停電を検出して制御モード変更指
令を制御モード選択手段3に出力し、制御モードは特定
電力制御モードに戻る。以後この動作を繰り返すことに
なる。
6までの各手段の制御電源は、100Vの商用電源であ
り、100Vの商用電源の停電に対してはバッテリ等の
バックアップ電源を設けることもできる。制御モード選
択手段3は、貯湯式電気温水器を設置する際や、保守・
点検・修理等の後に100Vの制御電源が接続された時
に、最初に通常電力制御モードを選択し、停電時間検出
手段5から制御モード変更指令が入力されると通常電力
制御モードに変えて特定電力制御モードを選択し、リセ
ット指令発生手段6からリセット指令が入力されると通
常電力制御モードを選択する。
5とリセット指令発生手段6の構成をより具体的に示し
た図である。この実施例では停電時間検出手段5を、発
熱体電源停電検知手段5aと、停電時間計数手段5b
と、基準停電時間記憶手段5cと、停電時間比較手段5
dと、タイマ手段7とから構成しており、また特定電力
通電時間帯終了判定手段6aとタイマ手段7とからリセ
ット指令発生手段が構成される。
い発熱体の電源が停電状態にあることを検出すると、停
電時間計数手段5bに起動指令を出力する。発熱体電源
停電検知手段5としては、電源ケーブルとアースとの間
に疑似負荷を介して接続されたラインの活線状態を変流
器等により検知して発熱体の電源の停電の発生を検知す
る。停電時間計数手段5bは、発熱体電源停電検知手段
5から起動指令が入力されると、タイマ手段7が計数す
る時間に基づいて停電時間を計数し、計数した時間を停
電時間比較手段5dに出力する。停電時間比較手段5d
は、基準停電時間記憶手段5cに記憶された基準停電時
間(この例では2時間)と停電時間計数手段によって計
数した停電時間Tとを比較し、停電時間Tが基準停電時
間以上の停電を検出すると、制御モード選択手段3に制
御モード変更指令を出力する。なおこの実施例では、制
御装置の汎用性を高めるために、基準停電時間記憶手段
5bとして基準停電時間を可変できるものを用いている
が、この基準停電時間を定数とすることもできる。特定
電力通電時間帯終了判定手段6aは、タイマ手段7が計
数する時間から、特定電力の通電時間帯の終了(特定電
力が深夜電力の場合には午前7時)を検出する毎に、リ
セット指令を制御モード選択手段3に出力する。なおこ
の例で、タイマ手段7は、いわゆる時計手段に相当する
ものであり、時刻tの設定は起動時に行ってもよく、ま
た充電可能なバッテリを内蔵する装置では、工場出荷時
に時刻の設定を行ってもよい。
フトの何れを用いても実現可能である。この実施例の主
たる部分をマイクロコンピュータを用いて実施する場合
において、制御モードの選択をマイクロコンピュータを
用いて実施する場合の、アルゴリズムのフローチャート
を図3に示す。
からリセット指令を発生する時刻を、特定電力(深夜電
力)の終了時刻(7時)としているが、このリセット指
令を発生する時刻は特定電力の終了時刻以降で特定電力
の開始時間(23時)から基準停電時間(2時間)より
前の時刻であれば何時でもよい。
電力制御モードとなるため、発熱体の電源が特定電力で
しかも起動時が特定電力の通電時間帯にある場合には、
適切な制御モードを選択できない。しかしながら特定電
力の通電時間帯終了時刻には、必ず通常電力制御モード
になるため、何日も誤った制御モードで運転されること
はなく、大きな問題ではない。
施例の構成を示すブロック図である。図2に示した請求
項1の発明の実施例の構成要件と同じ構成要件には、図
2に示した符号と同じ符号を付してある。この実施例2
は、発熱体1の電源の停電時間と発熱体1の電源が停電
にならない時間(非停電時間Tn)の長さを検出して、
制御モード選択手段13により選択する制御モードを修
正する。制御モード選択手段13は、最初に通常電力制
御モード及び特定電力制御モードの一方を選択し、停電
時間検出手段5から制御モード変更指令が入力されると
特定電力制御モードを選択し、非停電時間検出手段9か
らリセット指令が入力されると通常電力制御モードを選
択するように構成されている。
が、最初に特定電力制御モード及び通常電力制御モード
の一方を選択し、以後入力される制御モード変更指令に
応じて制御モード記憶手段4に記憶された制御モードを
選択する。そして停電時間検出手段5は、発熱体1の電
源の停電時間を検出し所定時間(例えば2時間)以上の
停電を検出すると、特定電力制御モードを選択するため
の制御モード変更指令を制御モード選択手段13に出力
するように構成されている。また非停電時間検出手段9
は、発熱体1の電源の非停電時間を検出し特定電力の通
電時間帯(例えば8時間)より長い非停電状態を検出す
ると、通常電力制御モードを選択するための制御モード
変更指令を制御モード選択手段13に出力するように構
成されている。この非停電時間検出手段9は、図示して
いないが、発熱体電源非停電検知手段、非停電時間計数
手段、基準非停電時間記憶手段、非停電時間比較手段等
を含んで構成される。なおこれらの具体的な手段につい
ては、後述する実施例3で詳しく説明する。
である場合には、その通電時間帯の長さは一定(8時
間)である。従って発熱体1の電源の非停電時間が8時
間より長くなった場合には、その電源は特定電力ではな
く、通常電力である。したがってこの場合には、通常電
力制御モードが選択される。また発熱体1の電源が通常
電力である場合に、仮に停電時間検出手段5が所定時間
(2時間)以上の停電を検出して制御モードを通常電力
制御モードから特定電力制御モードに変更しても、非停
電時間検出手段9が所定時間以上の非停電時間(8時
間)を検出すれば、制御モード選択手段13は非停電時
間検出手段9からの指令を受けて制御モードを通常電力
制御モードに変更する。よって本発明によっても、正し
い制御モードにより通電制御手段を制御することができ
る。図5は、本実施例において制御モードの選択をマイ
クロコピュータを用いて実施する場合の、アルゴリズム
のフローチャートを示している。なお図5においては、
最初の制御モードとして通常電力制御モードをしてい
る。
例の構成のブロック図を示している。本実施例におい
て、図4に示した請求項4の発明の実施例の構成要件と
同じ構成要件には、図4に示した符号と同じ符号を付し
てある。本実施例では、発熱体1の電源の非停電時間が
特定電力の通電時間帯より長いことを検出すると制御モ
ード選択手段23に制御モード変更指令を出力する非停
電時間検出手段19と停電検出手段15とを用いる。制
御モード選択手段23は、最初に深夜電力制御モードを
選択し、非停電時間検出手段19から制御モード変更指
令が入力されると、制御モードとして通常電力制御モー
ドを選択する。停電検出手段15は、発熱体電源の停電
を検出すると制御モード選択手段23にリセット指令を
出力し、制御モード選択手段23は深夜電力制御モード
を選択する。なお停電検出手段15は、停電を検出する
とただちにリセット指令を出力してもよいが、所定時間
(数秒)以上の停電があった場合にリセット指令を出力
するようにしてもよい。また本実施例における非停電時
間検出手段19は、発熱体電源非停電検知手段19a
と、非停電時間計数手段19bと、基準非停電時間記憶
手段19cと、非停電時間比較手段19dとから構成さ
れる。発熱体電源非停電検知手段19aは、図示しない
発熱体の電源が停電状態にないことを検出している間、
非停電時間計数手段19bに起動指令を出力し続ける。
この発熱体電源非停電検知手段19aとしては、図2に
示した実施例1の発熱体電源停電検知手段5aと同様の
構成のものを用いることができる。非停電時間計数手段
19bは、発熱体電源非停電検知手段19aから起動指
令が入力されている期間、タイマ手段7が計数する時間
に基づいて非停電時間を計数し、計数した時間を非停電
時間比較手段19dに出力する。非停電時間比較手段1
9dは、基準停電時間記憶手段19cに記憶された基準
非停電時間(この例では8時間)と非停電時間計数手段
19bによって計数した非停電時間Tnとを比較し、非
停電時間Tnが基準非停電時間以上の非停電状態を検出
すると、制御モード選択手段23に制御モード変更指令
を出力する。なおこの実施例では、制御装置の汎用性を
高めるために、基準非停電時間記憶手段19cとして基
準停電時間を可変できるものを用いているが、この基準
非停電時間を定数とすることもできる。図4に示した実
施例2の非停電時間検出手段9も基本的にはこの非停電
時間検出手段19と同じである。
選択手段23が特定電力制御モードを選択する。発熱体
1の電源が通常電力であれば、非停電時間検出手段19
は必ず特定電力の通電時間帯の時間以上の非停電時間を
検出する。したがって非停電時間検出手段19からの制
御モード変更指令により制御モード選択手段23は、通
常電力制御モードを選択して制御モードの修正を行う。
発熱体1の電源が特定電力であれば、非停電時間検出手
段19が特定電力の通電時間帯の時間以上の非停電時間
を検出することはなく、最初の制御モードである特定電
力制御モードのまま制御が行なわれる。通常電力から特
定電力に切り替えた場合には、必ず停電が発生するた
め、この切り替えを検出するために停電検出手段15を
用いている。図7は、本実施例において制御モードの選
択をマイクロコピュータを用いて実施する場合の、アル
ゴリズムのフローチャートを示している。
の停電時間に基づいて、1台の貯湯式電気温水器を特定
電力及び通常電力の何れにも自動的に対応して制御する
ことができる。
て基準停電時間を任意に定めることができるため、設計
の自由度が高くなる利点がある。
生手段を特定電力通電時間帯の終了を検出するとリセッ
ト指令を出力する特定電力通電時間帯終了判定手段から
構成すると、誤って特定電力制御モードが選択された場
合に最も速く制御モードの修正を行うことができる利点
がある。
停電時間と発熱体の電源が停電にならない時間(非停電
時間)の長さを検出し、これに基づいて請求項1の発明
と同様に1台の貯湯式電気温水器を特定電力及び通常電
力の何れにも自動的に対応して制御することができる。
停電にならない時間(非停電時間)の長さに基づいて、
請求項1の発明と同様に1台の貯湯式電気温水器を特定
電力及び通常電力の何れにも自動的に対応して制御する
ことができる。
る。
である。
ュータを用いて実施する場合のアルゴリズムのフローチ
ャートである。
る。
ュータを用いて実施する場合のアルゴリズムのフローチ
ャートである。
る。
ュータを用いて実施する場合のアルゴリズムのフローチ
ャートである。
モード選択手段、4…制御モード記憶手段、5…停電時
間検出手段、6…リセット指令発生手段、6a…特定電
力通電時間帯終了判定手段、7…タイマ手段、9,19
…非停電時間検出手段。
Claims (5)
- 【請求項1】 深夜電力等の特定電力を利用して貯湯式
電気温水器の発熱体への通電を制御する特定電力制御モ
ードと24時間供給される通常電力を利用して前記発熱
体への通電を制御する通常電力制御モードとを記憶する
制御モード記憶手段と、 前記制御モード記憶手段に記憶された制御モードを選択
する制御モード選択手段と、 前記制御モード選択手段によって選択された制御モード
に従って前記発熱体への通電を制御する通電制御手段
と、 前記発熱体の電源の停電時間を検出し所定時間以上の停
電を検出すると前記制御モード選択手段に制御モード変
更指令を出力する停電時間検出手段と、 前記特定電力の通電時間帯以外の時間帯において前記制
御モード選択手段にリセット指令を出力するリセット指
令発生手段とを具備し、 前記制御モード選択手段は、最初に通常電力制御モード
を選択し、前記制御モード変更指令が入力されると特定
電力制御モードを選択し、前記リセット指令が入力され
ると通常電力制御モードを選択することを特徴とする貯
湯式電気温水器の制御装置。 - 【請求項2】 前記停電時間検出手段は、 前記発熱体の電源の停電を検知する停電検知手段と、 前記停電検知手段が停電を検知してから時間の計数を開
始する停電時間計数手段と、 前記停電時間計数手段により計数した停電時間と基準停
電時間とを比較し、前記停電時間が基準停電時間に達す
ると前記制御モード選択手段に前記所定時間以上の停電
を検出したことを出力する停電間比較手段とを具備して
いる請求項1に記載の貯湯式電気温水器の制御装置。 - 【請求項3】 前記リセット指令発生手段は、前記特定
電力通電時間帯の終了を検出すると前記リセット指令を
出力する特定電力通電時間帯終了判定手段からなる請求
項2に記載の貯湯式電気温水器の制御装置。 - 【請求項4】 深夜電力等の特定電力を利用して貯湯式
電気温水器の発熱体への通電を制御する特定電力制御モ
ードと24時間供給される通常電力を利用して前記発熱
体への通電を制御する通常電力制御モードとを記憶する
制御モード記憶手段と、 最初に前記特定電力制御モード及び前記通常電力制御モ
ードの一方を選択し、以後入力される制御モード変更指
令に応じて前記制御モード記憶手段に記憶された制御モ
ードを選択する制御モード選択手段と、 前記制御モード選択手段によって選択された制御モード
に従って前記発熱体への通電を制御する通電制御手段
と、 前記発熱体の電源の停電時間を検出し所定時間以上の停
電を検出すると、前記特定電力制御モードを選択するた
めの制御モード変更指令を前記制御モード選択手段に出
力する停電時間検出手段と、 前記発熱体の電源の非停電時間を検出し前記特定電力の
通電時間帯より長い非停電状態を検出すると、前記通常
電力制御モードを選択するための制御モード変更指令を
前記制御モード選択手段に出力する非停電時間検出手段
とを具備することを特徴とする貯湯式電気温水器の制御
装置。 - 【請求項5】 深夜電力等の特定電力を利用して貯湯式
電気温水器の発熱体への通電を制御する特定電力制御モ
ードと24時間供給される通常電力を利用して前記発熱
体への通電を制御する通常電力制御モードとを記憶する
制御モード記憶手段と、 前記制御モード記憶手段に記憶された制御モードを選択
する制御モード選択手段と、 前記制御モード選択手段によって選択された制御モード
に従って前記発熱体への通電を制御する通電制御手段
と、 前記発熱体の電源の非停電時間が前記特定電力の通電時
間帯より長いことを検出すると前記制御モード選択手段
に制御モード変更指令を出力する非停電時間検出手段
と、 前記発熱体の電源の停電を検出すると前記制御モード選
択手段にリセット指令を出力する停電検出手段とを具備
し、 前記制御モード選択手段は、最初に特定電力制御モード
を選択し、前記制御モード変更指令が入力されると通常
電力制御モードを選択し、前記停電検出手段からリセッ
ト指令が入力されると特定電力制御モードを選択するこ
とを特徴とする貯湯式電気温水器の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1480992A JP2747152B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 貯湯式電気温水器の制御装置 |
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JP1480992A JP2747152B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 貯湯式電気温水器の制御装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP24968996A Division JP3159925B2 (ja) | 1992-01-30 | 1996-09-20 | 貯湯式電気温水器の制御方法 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH05215400A true JPH05215400A (ja) | 1993-08-24 |
JP2747152B2 JP2747152B2 (ja) | 1998-05-06 |
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Family Applications (1)
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JP1480992A Expired - Lifetime JP2747152B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 貯湯式電気温水器の制御装置 |
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JP (1) | JP2747152B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007212049A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Mitsubishi Electric Corp | 電気温水器 |
JP2007218440A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Mitsubishi Electric Corp | 電気温水器 |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP1480992A patent/JP2747152B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007212049A (ja) * | 2006-02-09 | 2007-08-23 | Mitsubishi Electric Corp | 電気温水器 |
JP4710639B2 (ja) * | 2006-02-09 | 2011-06-29 | 三菱電機株式会社 | 電気温水器 |
JP2007218440A (ja) * | 2006-02-14 | 2007-08-30 | Mitsubishi Electric Corp | 電気温水器 |
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JP2747152B2 (ja) | 1998-05-06 |
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