JP7279296B2 - ハイブリッド給湯装置 - Google Patents
ハイブリッド給湯装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7279296B2 JP7279296B2 JP2019081550A JP2019081550A JP7279296B2 JP 7279296 B2 JP7279296 B2 JP 7279296B2 JP 2019081550 A JP2019081550 A JP 2019081550A JP 2019081550 A JP2019081550 A JP 2019081550A JP 7279296 B2 JP7279296 B2 JP 7279296B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot water
- operation mode
- fuel gas
- water storage
- storage tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Heat-Pump Type And Storage Water Heaters (AREA)
Description
燃料ガスを使用する補助熱源機と制御手段などを有するものである。
このハイブリッド給湯装置では、通常の運転状態では、給湯使用の履歴情報に基づく学習制御により給湯使用の約1時間前までにその給湯負荷に対応する湯水を貯湯タンクに貯湯するような制御が実行されている。
上記の応急運転モードにおいては、貯湯タンクに極力多くの熱量を貯湯するため、前記の学習制御による貯湯ではなく、貯湯設定温度を高め且つ貯湯タンクを常時満蓄状態にするような
運転が行われる。
その場合、予測熱量以上の給湯負荷があって補助熱源機により給湯しようとすると、燃料ガスの遮断により補助熱源機による給湯ができないことに気付くことになる。
そして、貯湯量の段数表示切換え毎に燃料ガス確認を行うことで、貯湯量に関連付けて適当な時間間隔おきに燃料ガス確認を行うことができる。
上記の構成によれば、給湯使用毎に燃料ガス遮断の解消検知のための燃料ガス確認を行うことで、給湯使用から極力早期に燃料ガス確認を行うことができ、通常運転モードへの復帰が遅れるのを防止することができる。
上記の構成によれば、補助熱源機の機器を有効利用して燃焼確認を行って燃料ガス確認を自動的に行うことができる。
最初に、本発明のハイブリッド給湯装置1の全体構成について、図1に基づいて説明する。ハイブリッド給湯装置1は、ヒートポンプユニット2(外部熱源機)と、貯湯給湯ユニット3を備えている。貯湯給湯ユニット3は、燃料ガス燃焼式の補助熱源機4と、ヒートポンプユニット2により加熱された湯水を貯湯する貯湯タンク5と、ハイブリッド給湯装置1を制御する制御部7(制御手段)を有する。制御部7は、学習記憶した給湯使用実績に基づいて将来の給湯使用の予測を行い、予測した給湯使用量に相当する熱量(必要熱量)を給湯使用の前に外部熱源機2を駆動して貯湯タンク5に貯湯するように貯湯運転を制御する。
この図2の貯湯制御に付随する給湯使用履歴記憶制御において、給湯使用の都度、月日時刻と給湯使用量のデータがメモリに格納されて給湯使用履歴として蓄積されている。
その後貯湯タンク5が満蓄状態になるとリターンする。尚、貯湯タンク5に貯湯する目標貯湯温度に関して、通常運転モードでは目標貯湯温度は例えば46~60℃であるが、応急運転モードでは補助熱源機4を使用できないことに鑑み、貯湯熱量を極力多くするために、目標貯湯温度が例えば65℃に設定される。また、応急運転モードにおいては風呂の追い焚き運転は禁止されている。
このフローチャートの説明の前に、貯湯タンク5に設けた温度センサ5b~5eと、フラグF1~F4と、カウンタN1~N4について説明しておく。
この制御が開始されると、S20において、この制御に必要な各種信号が読み込まれてメモリに格納され、次にS21において通常運転モードか否か判定され、その判定がNoのときは図5のS39へ移行し、S21の判定がYesのときはS22へ移行し、S22において、補助熱源機4が所定時間(例えば6時間)以上停止か否か判定され、その判定がYesのときはS23へ移行し、S22の判定がNoのときはリターンする。
次に、S23において給湯使用ありか否か判定される。その判定の結果給湯使用がない場合にはS20へ戻る。給湯使用がある場合にはS24へ移行する。
次に、フラグF1が1で、フラグF2,F3,F4が0であれば、カウンタN1が「1」だけインクリメントされる。フラグF1,F2が1で、フラグF3,F4が0であれば、カウンタN2が「1」だけインクリメントされる。フラグF1,F2,F3が1で、フラグF4が0であれば、カウンタN3が「1」だけインクリメントされる。また、フラグF1,F2,F3,F4が1であれば、カウンタN4が「1」だけインクリメントされる。
S26の判定がNoのときは、S28においてカウンタN2が3以上か否か判定され、その判定がYesのときはS29においてカウンタN2が0にリセットされてからS35へ移行する。S28の判定がNoのときは、S30においてカウンタN3が4以上か否か判定され、その判定がYesのときはS31においてカウンタN3が0にリセットされてからS35へ移行する。S30の判定がNoのときは、S32においてカウンタN4が5以上か否か判定され、その判定がYesのときはS33においてカウンタN4が0にリセットされてからS35へ移行する。
S35においては応急運転モード移行要否確認のための燃料ガスの確認がなされる。この燃料ガスの確認は補助熱源機4を複数回着火動作させ、フレームロッドにより火炎の発生を確認することにより行う。
次にS36において、火炎の発生の有無から燃料ガス遮断か否か判定し、その判定がYesのときはS37において運転モードを応急運転モードに切換えてから、図5のS39へ移行する。S36の判定がNoのときはS38へ移行し、S38において運転モードを通常運転モードに設定してからリターンする。
図7は、操作端末8の表示器8aの表示例を示すもので、この表示例には、貯湯タンク5の貯湯段数8b、[応急運転]の有無(8c)、給湯設定温度8d等が示されている。
貯湯量の段数表示が切換えられた場合、S44において燃料ガス確認が前記と同様に行われ、次のS45において燃料ガス遮断解消か否か判定され、その判定がYesのときは運転モードが通常運転モードに切換えられ、S45の判定がNoのときはリターンする。
貯湯タンク5内の貯湯量が少ない場合には極力早期に燃料ガス遮断を検知して応急運転モードに切換えて貯湯タンク5を沸かし上げることが望ましく、貯湯量が多い場合には燃料ガス遮断の検知が多少遅れても給湯に支障を来すことはない。
しかも、燃料ガス遮断が解消されたことが検知された場合に、応急運転モードから通常運転モードへ自動的に切換えるため、ユーザーのスイッチ操作なしに通常運転モードへ自動的に復帰することができる。
S43~S45に示すように、応急運転モードのとき、貯湯量の段数表示切換え毎に燃料ガス確認を行うことで、貯湯量に関連付けて適当な時間間隔おきに燃料ガス確認を行うことができる。
補助熱源機4の機器を有効利用して燃焼確認を行って燃料ガス確認を自動的に行うことができる。
1)風呂に注湯する予定注湯時刻の設定時間(例えば、4時間)前に燃料ガスの確認を行なうようにしてもよい。燃料ガス遮断の場合に事前に貯湯する為である。
2)その他、当業者ならば本発明の趣旨を逸脱することなく、前記実施形態に種々の変更を付加して実施可能である。
2 ヒートポンプユニット
3 貯湯給湯ユニット
4 補助熱源機
5 貯湯タンク
7 制御部(制御手段)
8 操作端末
Claims (3)
- ヒートポンプユニットと貯湯タンクと燃料ガスを使用する補助熱源機と制御手段とを備えたハイブリッド給湯装置において、
通常運転モードと、燃料ガス遮断が検知された状態においてヒートポンプユニットで貯湯タンク内の湯水を沸かし上げる応急運転モードを備え、
前記制御手段は、前記通常運転モードにおいて燃料ガス遮断が検知されたときには通常運転モードから応急運転モードに自動的に移行し、前記応急運転モードにおいて燃料ガス遮断の解消が検知されたときには応急運転モードから通常運転モードに自動的に移行し、
前記制御手段は、前記応急運転モードにおいて、前記貯湯タンク内の貯湯量の段数表示切換え毎に燃料ガス遮断の解消検知のための燃料ガス確認を行うことを特徴とするハイブリッド給湯装置。 - 前記制御手段は、前記応急運転モードにおいて、給湯使用毎に燃料ガス遮断の解消検知のための燃料ガス確認を行うことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド給湯装置。
- 前記制御手段は、前記補助熱源機の燃焼確認により前記燃料ガス確認を行うことを特徴とする請求項1に記載のハイブリッド給湯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019081550A JP7279296B2 (ja) | 2019-04-23 | 2019-04-23 | ハイブリッド給湯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019081550A JP7279296B2 (ja) | 2019-04-23 | 2019-04-23 | ハイブリッド給湯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020176812A JP2020176812A (ja) | 2020-10-29 |
JP7279296B2 true JP7279296B2 (ja) | 2023-05-23 |
Family
ID=72936656
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019081550A Active JP7279296B2 (ja) | 2019-04-23 | 2019-04-23 | ハイブリッド給湯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7279296B2 (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013224763A (ja) | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Rinnai Corp | 熱供給装置 |
JP2014088971A (ja) | 2012-10-29 | 2014-05-15 | Rinnai Corp | 給湯システム |
JP2017096583A (ja) | 2015-11-26 | 2017-06-01 | リンナイ株式会社 | 熱機器 |
JP2017106690A (ja) | 2015-12-11 | 2017-06-15 | 三菱電機株式会社 | 貯湯式給湯システム |
-
2019
- 2019-04-23 JP JP2019081550A patent/JP7279296B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013224763A (ja) | 2012-04-20 | 2013-10-31 | Rinnai Corp | 熱供給装置 |
JP2014088971A (ja) | 2012-10-29 | 2014-05-15 | Rinnai Corp | 給湯システム |
JP2017096583A (ja) | 2015-11-26 | 2017-06-01 | リンナイ株式会社 | 熱機器 |
JP2017106690A (ja) | 2015-12-11 | 2017-06-15 | 三菱電機株式会社 | 貯湯式給湯システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020176812A (ja) | 2020-10-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8498527B2 (en) | Water heating control and storage system | |
US6955301B2 (en) | Water heater and control | |
JP2009047334A (ja) | ヒートポンプ式給湯機 | |
JP5874413B2 (ja) | 貯湯式給湯システム | |
JP4776009B2 (ja) | 給湯器 | |
JP5857259B2 (ja) | 給湯システム | |
JP7279296B2 (ja) | ハイブリッド給湯装置 | |
JP6607769B2 (ja) | 熱機器 | |
JP7340755B2 (ja) | ハイブリッド給湯装置 | |
KR101209962B1 (ko) | 드레인 방지를 위한 보일러의 순환펌프 유량 제어방법 | |
KR101344700B1 (ko) | 보일러의 난방부하에 따른 제어방법 | |
KR101906218B1 (ko) | 보일러의 급속 난방운전 제어방법 | |
JP2006019169A (ja) | コージェネレーションシステム及びその運転制御方法 | |
JP2022001811A (ja) | ヒートポンプ給湯システム | |
JP3918550B2 (ja) | 燃焼装置 | |
JP2012032042A (ja) | 給湯システム | |
KR100551194B1 (ko) | 보일러의 정전보상 이상감지 제어시스템 | |
JP2004205140A (ja) | 風呂用追焚装置 | |
JP2006071140A (ja) | 貯湯式温水器 | |
JP7251499B2 (ja) | ヒートポンプ給湯機 | |
JP4716446B2 (ja) | コージェネレーションシステム及びその運転制御方法 | |
JP2022152015A (ja) | 貯湯給湯システム | |
JP4963519B2 (ja) | コージェネレーションシステム及びその運転制御方法 | |
JP6935703B2 (ja) | 貯湯給湯装置 | |
JP2023093159A (ja) | 貯湯給湯装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220302 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230201 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230329 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230410 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230423 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7279296 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |