JPH0521527U - 平衡増幅器の出力装置 - Google Patents

平衡増幅器の出力装置

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JPH0521527U
JPH0521527U JP7001291U JP7001291U JPH0521527U JP H0521527 U JPH0521527 U JP H0521527U JP 7001291 U JP7001291 U JP 7001291U JP 7001291 U JP7001291 U JP 7001291U JP H0521527 U JPH0521527 U JP H0521527U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力電圧を確保しつつ、所望出力の取得が容
易な平衡増幅器の出力端子を提供することを目的とす
る。 【構成】 第1の不平衡出力端26および第2の不平衡
出力端28を、出力ジャック40,42が接続されてい
ない場合には芯線側端子とアース側端子とが接続され、
出力ジャック40,42が接続された場合には芯線側端
子とアース側端子とが開離されるようにした。これによ
り、出力ジャック40,42を第1の不平衡出力端26
または第2の不平衡出力端28に接続することにより、
正相出力または逆相出力が得られ、双方に接続すること
により同時に正相出力および逆相出力が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、平衡増幅器の出力端子に関し、特に、所望出力取得の容易化に関 するものである。
【0002】
【従来の技術】
オーディオシステム機器には、種々の平衡増幅器が使用されているが、この平 衡増幅器の性能として、入力が平衡入力または不平衡入力の時に、システムに応 じて、平衡出力または不平衡出力を取り出すことができることが望ましい。以下 、図4,図5,図6に、平衡増幅器において、平衡出力や不平衡出力を出力させ る出力装置の例を示す。
【0003】 図4に、従来の平衡増幅器の出力装置を示す。この装置により、平衡出力端2 の平衡出力と不平衡出力端4の不平衡出力は、切換スイッチS1を1または2に 切り換えることにより双方得ることができる。不平衡出力端4に出力ジャックを 挿入すると、+入力端は出力ジャックの芯線側に接続され、−入力端はアース線 側に接続される。しかし、図3の装置では、正相出力のみで逆相出力が得られな い。なお、不平衡出力を得るため、不平衡出力端4は接地されている。
【0004】 図5に、従来の別の平衡増幅器の出力装置を示す。この装置によれば、切換ス イッチS2を2または3に切り換えることにより、不平衡出力端6に、正相出力 だけでなく逆相出力も得ることができる。しかし、この装置では正相出力および 逆相出力を同時に得ることができない。
【0005】 そこで、図6の平衡増幅器の出力装置が考えられた。この装置であれば、切換 スイッチS3を2に切り換えて、出力ジャックを不平衡出力端8または不平衡出 力端10に挿入することにより、正相出力または逆相出力を得ることができる。 また、出力ジャックを不平衡出力端8および不平衡出力端10に挿入することに より、正相出力および逆相出力を同時に得ることができる。これにより、例えば 、ステレオパワーアンプをバランス型モノラルアンプで使用したい場合のように 、逆相が必要な場合やパワーを大きくとりたい場合などに有効な出力となる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来の回路においては、次のような問題点があっ た。
【0007】 図6の装置においては、例えば、出力ジャックを不平衡出力端8に挿入して正 相出力のみを得た場合には、出力ジャックのアース端子は接地され、−入力端と 接続されていないため、不平衡出力端8に現れる出力電圧はグランドとの電圧に なり半減するという問題があった。逆相出力のみを得た場合も同様である。
【0008】 すなわち、図6の装置では、正相出力,逆相出力,正相出力および逆相出力と いう所望する出力を取得することができるが、正相出力,逆相出力のいずれかの みを出力させた場合には、出力電圧が半減してしまうという問題があった。
【0009】 この発明は、上記のような問題点を解決して、出力電圧を確保しつつ、所望出 力の取得が容易な平衡増幅器の出力装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る平衡増幅器の出力装置は、 第1の入力端、 第2の入力端、 第1の入力端と接続された芯線側端子とアースと接続されたアース側端子を有 し、前記芯線側端子は出力ジャックの芯線側と接続され、アース側端子は出力ジ ャックのアース側と接続されるように構成された第1の不平衡出力端、 第2の入力端と接続された芯線側端子とアースと接続されたアース側端子を有 し、前記芯線側端子は出力ジャックの芯線側と接続され、アース側端子は出力ジ ャックのアース側と接続されるように構成された第2の不平衡出力端、 を備えた平衡増幅器の出力装置において、 前記第1の不平衡出力端および前記第2の不平衡出力端を、出力ジャックが接 続されていない場合には芯線側端子とアース側端子とが接続され、出力ジャック が接続された場合には芯線側端子とアース側端子とが開離されるようにしたこと 、 を特徴とする。
【0011】 請求項2に係る平衡増幅器の出力装置は、 請求項1の平衡増幅器の出力装置において、 平衡出力端を設けるとともに、平衡出力端に平衡出力し、不平衡出力端に不平 衡出力するように切り換える切換装置を設けて、 切換装置の切り換えによって、使用しない出力端の芯線側端子とアース側端子 は短絡し接地すること、 を特徴とする。
【0012】
【作用】
請求項1の平衡増幅器の出力装置は、第1の不平衡出力端および第2の不平衡 出力端を、出力ジャックが接続されていない場合には芯線側端子とアース側端子 とが接続され、出力ジャックが接続された場合には芯線側端子とアース側端子と が開離されるようにした。これにより、出力ジャックを第1の不平衡出力端また は第2の不平衡出力端に接続することにより、正相出力または逆相出力が得られ 、双方に接続することにより同時に正相出力および逆相出力が得られる。従って 、出力電圧を確保しつつ、所望出力の取得が容易となる。
【0013】 請求項2の平衡増幅器の出力装置は、請求項1の平衡増幅器の出力装置におい て、平衡出力端を設けるとともに、平衡出力端に平衡出力し、不平衡出力端に不 平衡出力するように切り換える切換装置を設ける。切換装置の切り換えによって 、使用しない出力端の芯線側端子とアース側端子は短絡し接地する。従って、ノ イズの影響をなくすことができる。
【0014】
【実施例】
図1に、この考案の一実施例による平衡増幅器の出力装置を示す。図1Aにお いて、第1の入力端である20には+入力が現れ、第2の入力端である22には −入力が現れている。平衡出力を所望する時には、切換装置であるスイッチS4 を1側に切り換える。これにより、平衡出力端24に接続されて平衡出力を得る ことができる。
【0015】 次に、不平衡出力を所望する時には、スイッチS4を2側に切り換える。これ により、第1の不平衡出力端である26,第2の不平衡出力端である28に接続 されて不平衡出力を得ることができる。
【0016】 次に、不平衡出力の正相出力のみを所望する場合について説明する。この場合 の不平衡出力端の状態を図2に示す。まず、図2Aに示すように、出力ジャック 40を不平衡出力端26に挿入する。この時、芯線側端子と板バネ26′とは非 接触となり、芯線側端子とアース側端子とが開離して+入力端20と接続された 芯線側端子は出力ジャック40の芯線側端子と接続され、アース側端子は出力ジ ャック40のアース側と接続される。この時、図2Bに示すように、不平衡出力 端28に、出力ジャック42を挿入しておらず、−入力端22に接続された芯線 側端子とアース側端子とが板バネ28′により短絡されて接地されている。これ により、入力電圧を半減することなくそのまま出力し、出力電圧を確保した正相 出力を得ることができる。逆相出力のみを所望する場合には、同様に、出力ジャ ック42を28に挿入することにより得ることができる。
【0017】 次に、正相出力および逆相出力を同時に所望する時には、出力ジャック40を 不平衡出力端26に、出力ジャック42を不平衡出力端28に同時に挿入する。 これにより、+入力端20の芯線側端子は出力ジャック40の芯線側端子と、− 入力端22の芯線側端子は出力ジャック42の芯線側端子と接続され、出力ジャ ック40および出力ジャック42のアース側端子は短絡され接地される。これに より、正相出力および逆相出力を同時に得ることができる。
【0018】 以上により、この考案の出力装置は、正相出力,逆相出力のいずれかのみを出 力させても出力電圧を確保することができ、かつ、正相出力,逆相出力,正相出 力および逆相出力という所望する出力を容易に取得することができる。
【0019】 また、図3に他の実施例による平衡増幅器の出力装置を示す。図3においては 、スイッチS5を設けている。さらに、スイッチS5の切り換え時に使用されな い入力端は44,46により短絡され接地されている。従って、例えば、スイッ チS5が1側に切り換えられている時に、+入力端20,−入力端22は、平衡 出力端24に接続されている。この時、出力端26,28は、46で短絡され接 地されている。これにより、切換スイッチS5を通して発生する、使用されてい ない出力端26,28からのノイズやクロストークの影響をなくすことができる 。
【0020】
【考案の効果】
請求項1の平衡増幅器の出力装置は、第1の不平衡出力端および第2の不平衡 出力端を、出力ジャックが接続されていない場合には芯線側端子とアース側端子 とが接続され、出力ジャックが接続された場合には芯線側端子とアース側端子と が開離されるようにした。これにより、出力ジャックを第1の不平衡出力端また は第2の不平衡出力端に接続することにより、正相出力または逆相出力が得られ 、双方に接続することにより同時に正相出力および逆相出力が得られる。従って 、出力電圧を確保しつつ、所望出力の取得が容易となる。
【0021】 請求項2の平衡増幅器の出力装置は、請求項1の平衡増幅器の出力装置におい て、平衡出力端を設けるとともに、平衡出力端に平衡出力し、不平衡出力端に不 平衡出力するように切り換える切換装置を設ける。切換装置の切り換えによって 、使用しない出力端の芯線側端子とアース側端子は短絡し接地する。従って、ノ イズの影響をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例による平衡増幅器の出力装
置を示す図である。
【図2】不平衡出力端の状態を示す図である。
【図3】この考案の一実施例による平衡増幅器の出力装
置を示す図である。
【図4】従来の平衡増幅器の出力装置を示す図である。
【図5】従来の平衡増幅器の出力装置を示す図である。
【図6】従来の平衡増幅器の出力装置を示す図である。
【符号の説明】
20・・・第1の入力端 22・・・第2の入力端 24・・・平衡出力端 26・・・第1の不平衡出力端 28・・・第2の不平衡出力端 40・・・出力ジャック 42・・・出力ジャック

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1の入力端、 第2の入力端、 第1の入力端と接続された芯線側端子とアースと接続さ
    れたアース側端子を有し、前記芯線側端子は出力ジャッ
    クの芯線側と接続され、アース側端子は出力ジャックの
    アース側と接続されるように構成された第1の不平衡出
    力端、 第2の入力端と接続された芯線側端子とアースと接続さ
    れたアース側端子を有し、前記芯線側端子は出力ジャッ
    クの芯線側と接続され、アース側端子は出力ジャックの
    アース側と接続されるように構成された第2の不平衡出
    力端、 を備えた平衡増幅器の出力装置において、 前記第1の不平衡出力端および前記第2の不平衡出力端
    を、出力ジャックが接続されていない場合には芯線側端
    子とアース側端子とが接続され、出力ジャックが接続さ
    れた場合には芯線側端子とアース側端子とが開離される
    ようにしたこと、 を特徴とする平衡増幅器の出力装置。
  2. 【請求項2】請求項1の平衡増幅器の出力装置におい
    て、 平衡出力端を設けるとともに、平衡出力端に平衡出力
    し、不平衡出力端に不平衡出力するように切り換える切
    換装置を設けて、 切換装置の切り換えによって、使用しない出力端の芯線
    側端子とアース側端子は短絡し接地すること、 を特徴とする平衡増幅器の出力装置。
JP7001291U 1991-09-02 1991-09-02 平衡増幅器の出力装置 Expired - Lifetime JPH0713300Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013005291A (ja) * 2011-06-17 2013-01-07 Teac Corp バランス/アンバランス信号出力回路
JP2018037968A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 オンキヨー株式会社 音楽再生装置

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