JPH0521402U - 直線型可変抵抗器 - Google Patents

直線型可変抵抗器

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JPH0521402U
JPH0521402U JP6870091U JP6870091U JPH0521402U JP H0521402 U JPH0521402 U JP H0521402U JP 6870091 U JP6870091 U JP 6870091U JP 6870091 U JP6870091 U JP 6870091U JP H0521402 U JPH0521402 U JP H0521402U
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JP
Japan
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resistor
mounting plate
brush
brush mounting
case
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JP6870091U
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JP2580084Y2 (ja
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一幸 辻岡
輝幸 朝日
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 主に位置あるいは角度を検出するセンサーと
して用いられる直線型可変抵抗器において、刷子取付板
をケース内に安定に保持し、刷子取付板の振動をなくし
抵抗体の異常磨耗を防止し同可変抵抗器の耐久性を向上
させることを目的とするものである。 【構成】 ケース21に抵抗体24を装着するとともに
刷子23を固着した軸22cをテンサート成型した刷子
取付板22をスライド可能にケース21の凹溝21c内
に挿入するとともに巻きバネ28を上記抵抗体24と平
行で上記軸22cの中心を通る平面を中心として抵抗体
との反対側であって上記抵抗体24と垂直で上記軸22
cの中心を通る平面を中心に左右対称の位置に設けるこ
とによって、刷子取付板22を安定して保持し、抵抗体
24の異常磨耗を防止し、直線型可変抵抗器の耐久性能
を向上するものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、主に電装部品の位置あるいは角度を検出するセンサーとして用いら れる直線型可変抵抗器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の技術を図6(a),(b)により説明する。図6(a)は直線型可変抵 抗器の側断面図であり、図6(b)は同上面断面図である。
【0003】 同図によると、1は開口部1aを有し、側面に穴1bを有する絶縁材料からな る箱型ケースである。2は箱型ケース1の側面に設けた穴1bにスライド可能に 支持された軸である。3は箱型ケース1の内壁に設けた凹溝1cにスライド可能 に取付けられ、カバー4との間に設けたバネ5により軸2に圧接され、軸2と共 にスライドする絶縁材料からなる刷子取付板である。6は刷子取付板3に鋲6a によりかしめて取付け固着されている刷子で、かしめ部6bから延長されたより バネ性を有するアームと接点6cを有する。7はケースの凹溝7aに嵌合する抵 抗体で、刷子6の接点部6cが摺動するように配置されている。8は軸2と接合 する本可変抵抗器の位置検出の被側定物であり、この被側定物8の図6(a)中 のZ方向の動きに軸2が追随し、可変抵抗器の出力が変動し、この変動により被 側定物の位置変位を検出するものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の直線型可変抵抗器では可変抵抗器本体および被側定 物に自動車およびエンジンの振動が加わった場合、刷子6の接点6cが微摺動し 、抵抗体7の異常磨耗の危険性を有していた。これを防止するために可変抵抗器 の軸2の押し込み力を増加させることも考えられるが、この押し込み力は被側定 物の動きによる制約から刷子取付板の微摺動を止めるまで大きくすることはでき ず、又ケース凹部と刷子取付板のガタを寸法的に詰めると、熱によるケース・刷 子取付板の寸法変動により刷子取付板のスムーズな摺動が保てないという課題が あった。
【0005】 本考案は、このような従来の課題を解決するものであり一定量の巻きバネのバ ネ力で刷子取付板をケース内に安定に保持し、刷子取付板の振動をなくし抵抗体 の異常磨耗を防止し可変抵抗器の耐久特性を向上させることを目的とするもので ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記課題を解決するために、抵抗体と平行で軸の中心を通る平面を中 心とする抵抗体との反対側であって、更にこの抵抗体と垂直で且つ軸の中心を通 る平面を中心に左右対称の位置にそれぞれ巻きバネを設けたものである。
【0007】
【作用】
従って本考案によれば、巻きバネをケース内の抵抗体と平行で軸を中心として 反対の位置であって、抵抗体と垂直で軸の中心を通る平面を中心に左右対称の位 置にそれぞれ設けたので、常に刷子取付板をケース内壁に押しつけた状態で保持 することができ、更に抵抗体と垂直で軸の中心を通る平面に左右対称の位置に設 けて刷子取付板に片寄りなくバネ力を加えて振動による刷子取付板の微摺動を押 え、刷子摺動による抵抗体の異常磨耗を防止し可変抵抗器としての耐久性を向上 させることができるものである。
【0008】
【実施例】
本考案の直線型可変抵抗器の一実施例を図1(a),(b)〜図5により説明 する。図1(a)は直線型可変抵抗器の側断面図で、図1(b)は同正面断面図 であり、図2(a)は同要部である箱型ケースの側断面図、図2(b)は同正面 断面図である。図3(a)は同要部である刷子取付板の上面図、図3(b)は同 側断面図、図4(a)は同要部である刷子の上面図、図4(b)は同側面図、図 4(c)は同正面図であり、図5は同要部である抵抗体の平面図である。
【0009】 同図によると、21は絶縁材料からなる箱型ケースで、下面に金属含油軸受2 1aからなる穴21bを設け、刷子取付板22を左右方向にスライド可能に取付 け、回転方向の動きを規制する凹溝21cと凹溝21cと一定間隔を有し、平行 に抵抗体24を上面側より上下方向にスライドさせて取付ける凹溝21eが設け られている。22は上述の絶縁性の刷子取付体であり、上記箱型ケース21の凹 溝21cに上下にスライド可能に嵌合し、巻きバネ28と当接する嵌合部22a を両サイド一定間隔位置に設け、ケース21の側面の軸受21aの穴21bを貫 通して左右方向に刷子取付板22を移動させるこの刷子取付体22端部略中央に インサート成形された軸22cを設け、中央には刷子23をかしめ鋲(図示せず )によりかしめて取付ける為の穴22bを有している。23は刷子取付板22の 穴22bにかしめ鋲(図示せず)により取付けられた穴23aを有する保持部2 3bと、抵抗体24上に設けた電極部24aと素子部24b上を摺動する先端に 接点23c・23dを有する金属材料からなる刷子である。24は絶縁基体から なる抵抗体で、抵抗部24aと電極部24bの端部には端子25a・25b・2 5cがインサート成形により取付けられ、コネクタ端子26a・26b・26c を介して出力が外部へ取出せるよう構成されている。27はケース21の開口部 に取付けられ、刷子取付板22のスライドの位置規制をする絶縁材料からなるカ バーである。28は上記カバー27と刷子取付板22の間に介在し常に刷子取付 板22を軸受21a側に押圧するとともに、ケース凹溝21cの内壁に押し付け るバネ性を有する巻きバネである。29はコネクタ(図示せず)と嵌合し出力を 外部へ導出するコネクタ部であり、コネクタ端子26a・26b・26cを有し ており抵抗体端子25a・25b・25cを折り曲げ、半田付けにより接続して いる。30はケース21に取付けられたカバー27の外側をモールドする絶縁材 料からなる密封樹脂である。
【0010】 次に上記直線型可変抵抗器の動作を説明すると、軸22cを左右方向にスライ ドすると、軸22cと連動して刷子取付板22と刷子23がスライドし、刷子2 3の接点23c・23dが抵抗体24に設けた抵抗部24aと電極部24b上を 摺接し、端子25a・25b・25cを介してコネクタ端子26a・26b・2 6cにより外部へ出力を引出すものである。
【0011】 なお、巻きバネ28は抵抗体24と平行で軸22cの中心を通る平面(図1( b)のAA’線)を中心とする刷子23との反対位置であって、且つ、更にこの 抵抗体24と垂直で且つ軸22の中心を通る平面を中心に左右対称の位置にそれ ぞれ巻きバネを設けて刷子取付板22を安定保持したものである。
【0012】 なお上記実施例では、巻きバネ28が図1(b)中のAA’平面上になくかつ BB’平面に対し左右対称に設置されているが、3番目の巻きバネをBB’線上 でAA’平面より抵抗体24と逆側に更に設置してもよい。
【0013】
【考案の効果】
本考案は上記実施例より明らかなように、巻きバネの設置位置を抵抗体面と平 行で軸径中心を通る平面を中心として抵抗体の反対側にし、且つ左右対称に2個 以上設置したものであり、これにより振動中において刷子取付板を安定状態に保 ち、直線型可変抵抗器の耐久性能を向上できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本考案の直線型可変抵抗器の一実施例の
側断面図 (b)同正面断面図
【図2】(a)同要部である箱型ケースの側断面図 (b)同正面断面図
【図3】(a)同要部である刷子取付板の上面図 (b)同側断面図
【図4】(a)同要部である刷子の上面図 (b)同側面図 (c)同正面図
【図5】同要部である抵抗体の平面図
【図6】(a)従来の直線型可変抵抗器の側断面図 (b)同正面断面図
【符号の説明】
21 箱型ケース 21a 軸受 21b 穴 21c 凹溝 22 刷子取付板 22c 軸 23 刷子 23c,23d 接点 24 抵抗体 27 カバー 28 巻きバネ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】開口部を有する絶縁材料からなる箱型ケー
    スと、この箱型ケースの軸受の穴にスライド可能に嵌合
    した軸、この軸のスライド動作に連動するように上記箱
    型ケースの凹溝と嵌合するとともに上記軸が略中央端部
    に装着された刷子取付板と、この刷子取付板に固着され
    たバネ性を有する金属材料からなる刷子と、この刷子に
    設けた接点部が摺動する前記刷子取付板と一定の間隔で
    箱型ケース内に取付けられた抵抗体と、上記刷子取付板
    を上記ケースの一方側に押圧するように上記抵抗体と平
    行で上記軸の中心を通る平面を中心として抵抗体との反
    対側であって上記抵抗体表面と垂直で上記軸の中心を通
    る平面を中心に左右対称の位置にそれぞれ設けられた巻
    きバネと、上記ケースの開口部を塞ぐカバーとで構成さ
    れる直線型可変抵抗器。
JP1991068700U 1991-08-28 1991-08-28 直線型可変抵抗器 Expired - Lifetime JP2580084Y2 (ja)

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JPH0521402U true JPH0521402U (ja) 1993-03-19
JP2580084Y2 JP2580084Y2 (ja) 1998-09-03

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61133606A (ja) * 1984-12-03 1986-06-20 松下電器産業株式会社 可変抵抗器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61133606A (ja) * 1984-12-03 1986-06-20 松下電器産業株式会社 可変抵抗器

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