JPH05213934A - ピラゾール誘導体 - Google Patents

ピラゾール誘導体

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JPH05213934A
JPH05213934A JP4196915A JP19691592A JPH05213934A JP H05213934 A JPH05213934 A JP H05213934A JP 4196915 A JP4196915 A JP 4196915A JP 19691592 A JP19691592 A JP 19691592A JP H05213934 A JPH05213934 A JP H05213934A
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JP
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pyrazole derivative
azabicyclo
formula
treatment
pyrazol
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JP4196915A
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English (en)
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Ralf Plate
ラルフ・プラーテ
Duncan R Rae
ダンキヤン・ロバートソン・レイ
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Akzo NV
Original Assignee
Akzo NV
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Publication date
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    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D231/00Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings
    • C07D231/02Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings
    • C07D231/10Heterocyclic compounds containing 1,2-diazole or hydrogenated 1,2-diazole rings not condensed with other rings having two or three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/28Drugs for disorders of the nervous system for treating neurodegenerative disorders of the central nervous system, e.g. nootropic agents, cognition enhancers, drugs for treating Alzheimer's disease or other forms of dementia
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D453/00Heterocyclic compounds containing quinuclidine or iso-quinuclidine ring systems, e.g. quinine alkaloids
    • C07D453/02Heterocyclic compounds containing quinuclidine or iso-quinuclidine ring systems, e.g. quinine alkaloids containing not further condensed quinuclidine ring systems
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D487/00Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00
    • C07D487/02Heterocyclic compounds containing nitrogen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system, not provided for by groups C07D451/00 - C07D477/00 in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D487/08Bridged systems

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 式I [式中、R1 が1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メ
チルピリジン−3−イル基であって、R2 が水素である
か、又はR1 が1−アザビシクロ〔2,2,1〕ヘプタ
ン−3−イル基もしくは1−アザビシクロ〔2,2,
2〕オクタン−3イル基であって、R2 が水素若しくは
ハロゲンであり、かつR3 が臭素又は沃素である]を有
するピラゾール誘導体、又はその薬学的に許容し得る塩
に係る。 【効果】 ムスカリン特性を有し、認識障害の治療、鎮
痛及びコリン作用欠乏症の治療に使用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明はピラゾール誘導体、その製造方
法、前記誘導体を含有する医薬組成物、並びに医薬の製
造のためのこれらのピラゾール誘導体の使用に係る。
【0002】
【関連技術】本発明のピラゾール誘導体は新規化合物で
あるが、類縁のピラゾール誘導体は公知である。たとえ
ば、3−(3−メチルピラゾール−1−イル)−1−ア
ザビシクロ[2.2.2]オクタン及び3−(ピラゾー
ル−1−イル)−1−アザビシクロ[2.2.2]オク
タンは痴呆の治療用化合物として欧州特許出願第427,39
0 号に記載されていて、欧州特許第298,721 号には同じ
用途の1,5−ジメチル−3−(1−メチル1,2,
5,6−テトラヒドロ−3−ピリジル)ピラゾールが開
示されている。しかしながら、これらの公知化合物は、
比較的低いオキソトレモリン結合親和性の示すようにム
スカリン性コリン作用薬としてかなり弱い活性しか示さ
ず、ムスカリン作用薬というよりも寧ろ拮抗薬である。
【0003】
【手段及び作用・効果】本発明化合物は、ラット脳膜ホ
モジネートからオキソトレモリンを移動させる能力によ
り測定されるように、ムスカリン性コリン作用受容体に
対し高い結合親和性を有する。高い結合親和性はpKi
値により立証され、その値が7より高いのが普通であ
る。
【0004】本発明は式I
【0005】
【化4】
【0006】[式中、R1
【0007】
【化5】
【0008】であって、R2 が水素であるか、又はR1
【0009】
【化6】
【0010】(ここに、nは1又は2である)であっ
て、R2 が水素若しくはハロゲンであり、かつR3 が臭
素又は沃素である]を有するピラゾール誘導体、又はそ
の薬学的に許容し得る塩に係る。
【0011】本発明の好ましいピラゾール誘導体は、R
1 が1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチル−ピリ
ジン−3−イル又は1−アザビシクロ[2.2.1]ヘ
プタン−3−イル(n=1)である。
【0012】もっとも好ましいピラゾール誘導体は、R
1 が−1−アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン−3−
イルであり、R2 が水素であって、R3 が臭素若しくは
沃素である化合物、又はその薬学的に許容し得る塩であ
る。
【0013】本発明の化合物はムスカリン特性を有す
る。それらは、ムスカリン性コリン作用受容体の拮抗状
態部に対する結合と比較して2〜750 倍の優先性によ
り、受容体の作用状態部位に優先的に結合する。このこ
とは結合部位に由来する拮抗物質であるベンジル酸キヌ
クリジニルを移動させる能力と比較して、結合部位に由
来する作動物質であるオキソトレモリンを優先的に移動
させる能力により例証される。好ましい化合物は10と40
0 の間の作動物質/拮抗物質結合比を示す。750 より極
めて高い比を有する化合物は、副作用又は毒性を生じ得
るため、望ましくない。同様な薬理学的性質を有する化
合物は公知の、たとえばピロカルピンとオキソトレモリ
ンであるが、これらの化合物の化学構造は本発明のピラ
ゾール誘導体との関連を有しない。
【0014】ピラゾール誘導体は、アルツハイマー病を
含めて初老性及び老人性痴呆のような、認識障害の治
療、鎮痛、並びにハンチントン舞踏、遅延性運動異常
症、心拍出亢進、躁病及びトゥレット症候群のような他
のコリン作用欠乏症の治療に適当である。
【0015】式Iの定義の用語ハロゲンとは、弗素、塩
素、臭素又は沃素を意味する。臭素は好ましいハロゲン
である。
【0016】式Iの新規化合物は薬学的に許容し得る塩
の形態で反応混合物から単離し得る。薬学的に許容し得
る塩は、式Iの遊離塩基をHCl、HBr、HI、H2
SO4 、H3 PO4 、酢酸、プロピオン酸、グリコール
酸、マレイン酸、マロン酸、メタンスルホン酸、フマル
酸、コハク酸、酒石酸、クエン酸、安息香酸及びアスコ
ルビン酸のような有機酸又は無機酸を用いて処理しても
得られ得る。
【0017】本発明のピラゾール誘導体は類似化合物の
製造について公知の方法により製造することができる。
【0018】特定の誘導体について特別の製造方法が有
利であり得る。たとえば、1,2,5,6−テトラヒド
ロ−1−メチルピリジン−3−イル誘導体は対応するピ
リジニウム塩から、硼水素化ナトリウムのような適当な
還元手段を用いてピリジニウム環の還元により容易に製
造することができる。ハロゲン原子は、対応する非ハロ
ゲン化誘導体からN−ブロモスクシンイミドのようなハ
ロゲン化剤を使用して極めて容易に導入することができ
る。
【0019】種々の別途合成法が役に立ち、当業界でよ
く知られている。これらの種々の方法の中で非限定的な
多数の例が挙げられ、その中にはR1 −CO−CR2
CH−N(CH3 2 (式中、R1 は前記に示した意味
を有する)のような化合物とヒドラジンの縮合、及びア
セチレン誘導体R1 −CC−R3 のジアゾ誘導体R2
CH2 −N2 (式中、R1 ,R2 及びR3 は前記に示し
た意味を有する)との縮合がある。
【0020】R1 が1−アザビシクロ[2.2.2]オ
クタン−3−イル又は1−アザビシクロ[2.2.1]
ヘプタン−3−イルである化合物は、ヒドラジンと式R
1 (OH)−CCH(O−低級アルキル)2 の化合物と
の縮合の後、脱水反応に通常使用される脱水剤(たとえ
ば塩化チオニル/ベンゼン)を使用して脱水により、場
合により続いて水素とパラジウム−炭素を用いる水素化
又は同等方法、及びハロゲン化剤(たとえばブロモ誘導
体を得るにはN−ブロモスクシンイミド)を用いるハロ
ゲン化により、式Iの化合物を得て、製造することもで
きる。低級アルキルという用語は、メチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル及びブチルのように好ましくは1
〜4個の炭素原子を有するアルキル基を意味する。メチ
ルは好ましい低級アルキル基である。
【0021】本発明の化合物は、R1 が1−アザビシク
ロ[2.2.2]オクタン−3−イル又は1−アザビシ
クロ[2.2.1]ヘプタン−3−イルである場合キラ
ル炭素原子を有し、従って純粋な鏡像異性体として、又
はラセミ混合物を含む鏡像異性体の混合物として得られ
る。純粋な鏡像異性体を得る方法は当業界でよく知ら
れ、たとえばキラル誘発を伴う合成、光学活性酸とラセ
ミ混合物から得られる塩の晶出又はキラルカラムを使用
するクロマトグラフィーである。
【0022】本発明化合物は、経腸又は非経腸で投与し
得、人間には体重1kgにつき0.001〜10mgの日用量が好
ましい。たとえばスタンダードな文献であるChase ら
著、Remington ′s Pharmacentical Sciences に記載さ
れているように、薬学的に適当な助剤と混合して、化合
物は丸剤、錠剤のような固体の用量単位に圧縮し、又は
カプセル剤若しくは坐剤に加工し得る。薬学的に適当な
液体によって、溶液、懸濁液、乳濁液の形態の注射製剤
として、又はスプレー剤、たとえば鼻のスプレー剤とし
て化合物を使用することもできる。
【0023】
【実施例】以下の実施例により、本発明について更に説
明する。
【0024】実施例13−(4,5−ジブロモ−1H−ピラゾール−3−イ
ル)−1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン(Z)
−2−ブテンジオアート 2.5 gのプロパルギルアルデヒドジエチルアセタールと
2.4 gのカリウムt−ブトキシドを40mlの乾燥テトラヒ
ドロフラン中の懸濁液とし、10℃で撹拌した。1時間
後、2.0 gの3−キヌクリジノンの25mlの乾燥テトラヒ
ドロフラン中の溶液を滴下して添加した。0℃で2時間
撹拌した後、氷水−酢酸溶液を添加して、減圧下に溶媒
を除去した。残留物を2N水酸化ナトリウム溶液を用い
てアルカリ性にし、生成物を酢酸エチルを用いて抽出し
た。硫酸マグネシウムでの乾燥と蒸発の後、4.1 g(84
%収率)の3−(3,3−ジエトキシ−プロプ−1−イ
ン)−1−アザビシクロ[2.2.1]オクタン−3−
オールを得た。それを1.85gの二塩酸ヒドラジンと一緒
に50mlのエタノールに溶解して18時間還流した。溶媒を
減圧下に除去し、2N水酸化ナトリウム溶液を用いてア
ルカリ性にし、生成物を酢酸エチルを用いて抽出し、蒸
発乾固して、塩酸のメタノール溶液の添加によりその塩
酸塩に変えて、60%収率の3−ヒドロキシ−3−(1H
−ピラゾール−3−イル)−1−アザビシクロ[2.
2.2]オクタンを得た。この化合物4.5gを25mlの乾
燥ベンゼンに懸濁し、2mlの塩化チオニルを添加して、
混合物を加熱還流した。溶媒を減圧下に除去し、2N水
酸化ナトリウム溶液を用いて残留物をアルカリ性にし、
酢酸エチルをを用いて生成物を抽出し、蒸発乾固により
63%収率の3−(1H−ピラゾール−3−イル)−1−
アザビシクロ[2.2.2]オクト−2−エンを得た。
1.6 gのこの化合物を50mlのメタノールに溶解して、25
0mg のPd/Cを添加した。懸濁液をパー(Parr)装置中
で207 ・103 Paの水素を用いて室温で処理した。24時
間後、93%の3−(1H−ピラゾール−3−イル)−1
−アザビシクロ[2.2.2]オクタンを得た。0.61g
のこの化合物を10mlの乾燥ジメチルエルムアミド中の溶
液にし、窒素雰囲気の下で−10℃で0.66gのN−ブ
ロモスクシンイミドの10ml乾燥ジメチルホルミアミ
ド溶液を添加した。混合物を3時間撹拌し、溶液を水中
に注いで、酢酸エチルを用いて抽出した。溶液を硫酸マ
グネシウム上で乾燥し、蒸発して、残留物をシリカ上の
カラムクロマトグラフィーに付し、42%の油状物を得
た。これをマレイン酸の添加によりマレイン酸塩に変え
た。メタノール/酢酸エチルから晶出した後、3−
(4,5−ジブロモ−1H−ピラゾール−3−イル)−
1−アザビシクロ[2.2.2]オクタン(Z)−2−
ブテンジオアート、融点140 ℃を得た。
【0025】実施例2 実施例1で使用した方法と同様にして下記化合物を製造
した。
【0026】3−(4,5−ジブロモ−1H−ピラゾー
ル−3−イル)−1−アザビシクロ[2.2.1]−ヘ
プタン(Z)−2−ブテンジオアート。
【0027】3−(4−ブロモ−1H−ピラゾール−3
−イル)−アザビシクロ[2.2.2]−オクタン
(Z)−2−ブテンジオアート。融点140 ℃。
【0028】3−(5−ブロモ−4−ヨード−1H−ピ
ラゾール−3−イル)−1−アザビシクロ[2.2.
1]−ヘプタン(Z)−2−ブテンジオアート。
【0029】3−(4−ブロモ−1H−ピラゾール−3
−イル)−1−アザビシクロ[2.2.1]−ヘプタン
(Z)−2−ブテンジオアート。
【0030】3−(4−ヨード−1H−ピラゾール−3
−イル)−1−アザビシクロ[2.2.1]−ヘプタン
(Z)−2−ブテンジオアート。
【0031】実施例33−(4−ブロモ−1H−ピラゾール−3−イル)−
1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジン
(E)−2−ブテンジオアート 125 gの3−アセチルピリジン及び138 gのN,N−ジ
メチルホルムアミド−ジメチルアセタールの乾燥ジメチ
ルホルムミド溶液を3時間還流した後、溶液を蒸発乾固
して、生成物をエーテルを用いて磨砕し、72%収率で
N,N−ジメチル−3−オキソ−3−(3−ピリジニ
ル)−プロプ−1−エンアミンを得た。10.2gのこの生
成物の2−メトキシエタノール溶液に3.2 gのヒドラジ
ンを窒素雰囲気下に添加して、混合物を加熱した。2時
間後、溶媒を真空下に除去して、定量的に3−(1H−
ピラゾール−3−イル)ピリジンを得、これをジメチル
ホルムアミドに溶解した。この溶液に22.8gのN−ブロ
モスクシンイミドを、0〜5℃の温度を保持しながら30
分の時間をかけて少量ずつ添加した。混合物を3時間撹
拌し、水中に注いで、酢酸エチルを用いて抽出し、硫酸
ナトリウム上で乾燥して、蒸発乾固し、粗製の3−(4
−ブロモ−1H−ピラゾール−3−イル)ピリジンを得
た。13.5gのこの生成物の190ml のアセトニトリル溶液
に17.5g沃化メチルを窒素雰囲気下に添加した後、溶液
を3時間還流した。冷却後、結晶性物質を濾過して3−
(4−ブロモ−1H−ピラゾール−3−イル)−1−メ
チルピリジニウムヨーダイドを71%収率で得た。15.6g
のこの生成物をメタノールに懸濁して、0℃で20分かけ
て5.7 gの硼水素化ナトリウムを少量ずつ添加した。1
時間の撹拌の後、氷酢酸を添加して、pHを6に調整し
た。溶媒を真空下に除去し、残留物をブライン中に懸濁
して、塩基性にし、生成物を酢酸エチルを用いて抽出し
た。硫酸ナトリウム上で乾燥して蒸発乾固した後、3−
(4−ブロモ−1H−ピラゾール−3−イル)−1,
2,5,6−テトラヒドロ−1−メチルピリジンを93%
収率で得、そのフマル酸塩に変えた。これをメタノール
から再結晶して3−(4−ブロモ−1H−ピラゾール−
3−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−メチ
ルピリジン(E)−2−ブテンジオアートを得た。融点
228 ℃。
【0032】実施例4 実施例3に使用した方法と同様にして下記化合物を製造
した。
【0033】3−(4,5−ジブロモ−1H−ピラゾー
ル−3−イル)−1,2,5,6−テトラヒドロ−1−
メチルピリジン(Z)−2−ブテンジオアート。融点20
8 ℃。
【0034】1,2,5,6−テトラヒドロ−3−(5
−ブロモ−4−ヨード−1H−ピラゾール−3−イル)
−1−メチルピリジン(Z)−2−ブテンジオアート。
融点132 ℃。
【0035】1,2,5,6−テトラヒドロ−3−(4
−ヨード−1H−ピラゾール−3−イル)−1−メチル
ピリジン(Z)−2−ブテンジオアート。融点178 ℃。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 487/08 7019−4C (72)発明者 ダンキヤン・ロバートソン・レイ イギリス国、スコツトランド、ラナークシ ヤー、ラナーク・エム・エル・ザ・セカン ド・7・ジー・アール、クレツグホーン・ ロード・17

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 [式中、R1 が 【化2】 であって、R2 が水素であるか、又はR1 が 【化3】 (ここに、nは1又は2である)であって、R2 が水素
    若しくはハロゲンであり、かつR3 が臭素又は沃素であ
    る]を有するピラゾール誘導体又はその薬学的に許容し
    得る塩。
  2. 【請求項2】 R1 が1,2,5,6−テトラヒドロ−
    1−メチルピリジン−3−イル又は1−アザビシクロ
    [2.1.1]ヘプタン−3−イルである、請求項1の
    ピラゾール誘導体又はその薬学的に許容し得る塩。
  3. 【請求項3】 R1 が1−アザビシクロ[2.2.1]
    ペプタン−3−イルであり、R2 が水素であって、R3
    が臭素又は沃素である、請求項1のピラゾール誘導体、
    又はその薬学的に許容し得る塩。
  4. 【請求項4】 療法に使用するための、請求項1〜3の
    いずれか一項のピラゾール誘導体。
  5. 【請求項5】 類似化合物の製造について公知の方法に
    より製造することを特徴とする、請求項1のピラゾール
    誘導体の製造方法。
  6. 【請求項6】 薬学的に許容し得る助剤と混和して、請
    求項1〜3のいずれか一項のピラゾール誘導体を含む医
    薬組成物。
  7. 【請求項7】 認識障害の治療、鎮痛、及びコリン作用
    性欠乏症の治療に使用することができる医薬の製造のた
    めに使用する、請求項1〜3のいずれか一項のピラゾー
    ル誘導体。
JP4196915A 1991-07-26 1992-07-23 ピラゾール誘導体 Pending JPH05213934A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
NL91306870.6 1991-07-26
EP91306870 1991-07-26

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JPH05213934A true JPH05213934A (ja) 1993-08-24

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4196915A Pending JPH05213934A (ja) 1991-07-26 1992-07-23 ピラゾール誘導体

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US (1) US5227394A (ja)
EP (1) EP0525879A1 (ja)
JP (1) JPH05213934A (ja)
KR (1) KR930002322A (ja)
AU (1) AU647357B2 (ja)
CA (1) CA2074601A1 (ja)
FI (1) FI923325A (ja)
IE (1) IE922270A1 (ja)
MX (1) MX9204370A (ja)
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