JPH05213426A - グリッパコンベヤ上の自閉式グリッパを開く方法及び装置 - Google Patents

グリッパコンベヤ上の自閉式グリッパを開く方法及び装置

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JPH05213426A
JPH05213426A JP4322555A JP32255592A JPH05213426A JP H05213426 A JPH05213426 A JP H05213426A JP 4322555 A JP4322555 A JP 4322555A JP 32255592 A JP32255592 A JP 32255592A JP H05213426 A JPH05213426 A JP H05213426A
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conveyor chain
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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【構成】 一定間隔で駆動コンベヤチェーン４上に同様
の方向に配置された自閉式グリッパ３を開く方法および
装置であって、開くべきグリッパ３を選択し、これを他
のグリッパ３とは関係無く開き、該コンベヤチェーン４
上のグリッパ３間隔よりも長いグリッパ搬送通路に沿っ
て該開かれたグリッパ３を他のグリッパ３とは関係無く
開状態に維持することを特徴とし、選択されたグリッパ
３を他のグリッパ３とは関係無く開くための手段と、他
のグリッパ３とは関係無くコンベヤチェーン４上の該グ
リッパ３間隔よりも長いグリッパ搬送通路に沿って該選
択されたグリッパ３を開状態に保持するための手段及び
開くべきグリッパ３を選択するための手段とを有する。 【効果】 グリッパ搬送機の搬送能力にかかわらず、ま
た隣接する又は他のグリッパの開状態又は閉状態に影響
することなく又はそれを乱すことなく、コンベヤの個々
の任意に選択された任意の数の自閉式グリッパを個々開
け得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、方法に係る独立請求項
の前提部に規定されている数種のグリッパコンベヤ上の
自閉式グリッパを一時的に開く方法に関する。また、本
発明は、装置に係る後述の独立請求項の前提部に規定さ
れている種類のグリッパコンベヤ上の自閉式グリッパを
一時的に開く装置にも関する。
【０００２】
【従来の技術】印刷物等の物品を別々に搬送するための
グリッパコンベヤ用グリッパは実際には従来複雑な構成
を有しており、とりわけ、グリッパを閉状態にラッチし
て、保持する解除可能なラッチ装置を有している。グリ
ッパが固定カムを通過すると、ラッチが解除されてグリ
ッパが開き、物品がグリッパから落ちる。そのようなラ
ッチ付のグリッパは、物品を放した後も開いたままであ
り、そして、別の物品をつかむ際にその物品の回りで閉
じるだけでよく、そうすれば自動的に閉状態にラッチ又
はロックされるという利点を有している。さらに、公知
のグリッパは、隣接するグリッパが開いているか否かに
拘らず、解除ラッチが作動している下向きのグリッパか
ら、新聞紙等の印刷物が落ちるに要する時間を与えるこ
とが容易であるという利点を有している。
【０００３】しかし、そのようなラッチ付のグリッパの
一つのやっかいな欠点は、その複雑さ、それに伴って高
価なこと、そして邪魔が入ると敏感に反応することであ
る。また、これらの公知のグリッパでは運転コストが高
い。
【０００４】従って、実際には自閉式グリッパ、即ち、
互いにピボットすることができ、バネ装置により互いに
付勢されている２本の脚を有しているグリッパを用いる
傾向にある。そのような自閉式グリッパは洗濯ばさみの
原理に基づいており、低コストで製造でき、単純な機能
にすることができ、操作時の信頼性が高く、運転コスト
が低いという重要な利点を有している。これらの公知の
自閉式グリッパは、通過しながら一時的に開くように構
成されており、グリッパ開放用の固定カムによって作動
させられる。上記構成では、１個又は２、３個のグリッ
パのみを開いてそれらに保持されている新聞紙等の物品
を解放しようとする際に問題が起こる。この問題は、例
えば新聞紙等の印刷物を連続して扱う中でそれらの流れ
を乱すことなく印刷の品質を調べるために、新聞紙等の
印刷物の１部又は２、３部を新聞紙の流れから取り出そ
うとする際に発生する。同様の問題は、流れから一新聞
を抜き出そうとする時、例えば新聞紙の束、新聞紙が重
なった流れ等を形成するためにグリッパを一つ置き又は
二つ置きに開こうとする際にも発生する。さらに、グリ
ッパ開放のプログラムを別のものに替えようとする際に
も別の困難な問題が起こる。
【０００５】上述の問題は次のような状況で起こる。例
えば時間当り７２，０００部の望ましい高い搬送能力を
持つように、コンベヤが例えば１ｍ／ｓの比較的速い速
度で運転されているのに、コンベヤ上のグリッパの間隔
が比較的小さい、例えば５０ｍｍ（約２インチ）の場合
である。
【０００６】さらに、安全のために、グリッパのつかみ
深さ（脚の長さ）は、例えば４５ｍｍという所定の最小
値を満足させなければならない。従って、新聞紙が下向
きに開いているグリッパから重力によって落下してグリ
ッパの脚の先端を離れるのに必要な時間は脚のつかみ深
さによって定まる。現在問題となることが多い、上で例
示したような搬送条件の場合には、動いているコンベヤ
上の直接隣接するグリッパ間の時間的な間隔は、新聞紙
がグリッパを離れて落ちるのに要する時間よりも短くさ
れている。このことから、そのような個々のグリッパを
開くための通常の技術、即ちグリッパ開放用の固定カム
を用いることには疑いなく欠陥があることがわかる。即
ち、もし新聞紙がグリッパから落ちるのに必要な時間以
上にグリッパを作動させるほど十分長くカムが作られて
いると、そのカムは後続のグリッパをも作動させてしま
い、カムが一方の側へ上昇させられた時にこのグリッパ
により再び新聞紙がつかまれる前に、このグリッパに保
持される新聞紙の位置が変わることになる。この前に作
動させられたグリッパ内の新聞紙の位置が乱されるため
に、製品一連 (product series) を扱う際、特にこのシ
リーズが新聞紙が重なった流れの形をしている際に問題
がさらに起こり続ける。
【０００７】従って、公知の技術によれば、自閉式グリ
ッパを用いる場合、個々のグリッパが確実に機能的に正
しい態様で開いて個々の新聞紙が正しく開放されるよう
に搬送能力を制限しなければならないか、自閉式グリッ
パの限定された有用性、つまり、充分な高さのグリッパ
開放用固定カムの助けによって全てのグリッパがステー
ションで開けられる時の限定的有用性を受け入れなけれ
ばならない。
【０００８】スイス国特許出願公開明細書第６６７８６
０号は、軌道上を回る一連の開放カムにより開放ステー
ションに於いて、その一つ置きのみ又は全てが一時的に
開く自閉式グリッパを有するコンベヤを開示している。
米国特許出願明細書第３，７１３，６４８号は、回転す
る一連の開放カムにより開放ステーションに於いてグリ
ッパの全てが一時的に開くコンベヤを開示している。
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の一つ
の目的は、この公知技術の欠点を解消して、グリッパ搬
送機の搬送能力にかかわらず、また隣接する又は他のグ
リッパの開状態又は閉状態に影響することなく又はそれ
を乱すことなく、コンベヤの個々の任意に選択された任
意の数の自閉式グリッパを個々のグリッパでも開け得る
ようにすることである。
【００１０】この目的は、方法に係る後述の独立請求項
に規定されている方法により達成される。本方法の実施
態様は、方法に係る従属請求項に規定されている。この
目的は、装置に係る後述の独立請求項に規定されている
構成によっても達成される。本構成の実施態様は、装置
に係る後述の従属請求項に規定されている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明の方法は一定間隔
で離隔され、動いているコンベヤチェーン上で相互に同
様の配向を有する自閉式グリッパを一時的に開く方法で
あって、開こうとするグリッパを選択するステップと、
該選択されたグリッパを他のグリッパとは無関係に開く
ステップと、及びコンベヤチェーン上の該グリッパ間の
間隔よりも長いグリッパ搬送通路に沿って、該選択され
開かれたグリッパを他のグリッパとは無関係に開状態に
維持するステップとを包含している。
【００１２】上述のように、各自閉式グリッパの構造
は、一方のグリッパ脚を原理的にコンベヤチェーン内の
案内リンクに固定的に接続することができ、他方のグリ
ッパ脚にはグリッパバネ手段の作用に対抗してグリッパ
を開けるように作動し得る操作アームが設けられている
ものである。
【００１３】一実施例によれば、ドグ装置(dogging dev
ice)は、選択されたグリッパを開けるためにそのグリッ
パの操作アームを作動させるものであり、該ドグ手段は
コンベヤチェーン上のグリッパ間の間隔よりも長い距離
にわたって、関係したグリッパを伴うようになってい
る。このドグ装置は個々のコンベヤ上に設けられるのが
有利であり、グリッパコンベヤチェーン上のグリッパ間
の間隔と同じ間隔で離隔されており、コンベヤはコンベ
ヤチェーンと同期して動くようにされており、それによ
って駆動されるのが有利である。選択手段は、コンベヤ
チェーンと平行に且つそれに隣接して延伸するコンベヤ
部分又は走行部に沿って、ドグ装置が選択されたグリッ
パと共働するように、ドグ装置を作動させるようにする
こともできる。また、その後ドグ装置がその始めの位置
に戻るためにリセット手段を設けてもよい。この後者の
場合には、コンベヤは、例えば水平の相互に平行なシャ
フトを有するチェーンホイールのような２個のガイドホ
イールと、そして該シャフトと平行に延伸する軸方向に
移動可能なピンの形態を有するドグ装置のためのガイド
が設けられたコンベヤチェーンを備えているのが好適で
ある。このリセット手段は、クサビ形状による作用でピ
ンをガイド内の一方の端部まで連続的に動かすように上
方コンベヤ走行部の一方の側に取り付けられているカム
制御されたレール又はバーを備えていてもよい。グリッ
パ選択手段は制御可能なセット装置もしくは電磁的なセ
ット装置を備えることもできる。該制御可能なセット装
置もしくは電磁的なセット装置は、コンベヤチェーンの
上方走行部が下方コンベヤ走行部の領域に向かう領域内
に位置している。そこでは、選択されたピンは、選択さ
れたグリッパ上の操作アームを動作させ得る動作位置ま
でセット装置によって軸方向に動かされる。
【００１４】本発明のコンセプトは各種の異なる態様で
実現され得ることが理解されるであろう。その一つは、
上述部で簡単に説明した実施態様により例示したが、以
下により詳細に説明する。
【００１５】
【実施例】以下に、本発明の２つの例示的実施例及び添
付の図面により本発明をより詳細に説明する。本発明の
グリッパコンベヤは、グリッパ３を担持するリンク１０
が設けられた軌道旋回コンベヤチェーン１を備えてい
る。各グリッパ３は、その各々のリンク１０に連結され
た固定グリッパ脚３１を有している。脚３１の両側に
は、ピボットジャーナルシャフト３５上に支持されたピ
ボタルラグ（lug)又はフラップ３８が設けられている。
グリッパ３は、シャフト３５上にピボット回動する２個
の離れた吊り舌状片３３を備えた可動脚３２も有してい
る。吊り舌状片３３は、外側に作動ローラ３４を有する
横方向軸１３４を有している。付勢バネ１５は、脚３２
を脚３１の方に付勢させている。本実施例では、バネ１
５は、シャフト３５の回りに巻回され、一端が軸１３４
に支持され、他端が固定グリッパ脚３１の穴３１０に係
合しているコイルバネである。好ましくは、可動グリッ
パ脚３２は幅広で、例えば折り畳んだ新聞紙をグリッパ
でつかむための互いに離れた２個の支持点を規定する湾
曲した端部を持つ突出部 (ラグ) をもち、グリッパ３に
対して新聞紙が安定して並べられるようになっている。
【００１６】図３及び図４から容易に見ることが出来る
ように、チェーンリンク１０の後端には１対のランナ１
１が設けられており、その前端にはリンク１０を隣接す
るリンクに接続させ得るようにするジャーナル１２が設
けられている。図３に示すように、リンク１０には横方
向案内輪１３を設けることもできる。リンク１０は移動
の際には、チェーンガイドのプロフィール２内に設けら
れた案内溝２１内を案内される。
【００１７】図１及び図２から判るように、コンベヤチ
ェーン４がコンベヤチェーン１の横に取り付けられてお
り、該コンベヤチェーンと平行に延伸している。コンベ
ヤチェーン４の下方の走行部はグリッパ作動ホイールに
隣接して且つそれに平行に延伸している。チェーン４の
下方の走行部は直線状の直定規つまりバー５１上に支持
されている。
【００１８】図１から判るように、チェーン４はチェー
ンリンク４１を備えており、その少なくとも幾つかは間
隔ｓで配された中空軸４４を有している。軸方向に変位
可能なピン４５、４５’が中空軸４４内に設けられてい
る。図示された実施例では、ピン４５は水平方向にそし
てチェーン１及び４の下部走行部の移動方向に対して横
ぎる方向に向いている。
【００１９】ピンの参照符号４５及び４５’は図２に示
す変位のそれぞれの位置を示している。図２から判るよ
うに、この構成は、図に於いては左に駆動される、ピン
が上方に上がるのを防ぐためにピン４５’の上に配置さ
れた上部バー５２を有している。
【００２０】図１からは、グリッパリンク３は間隔ｓに
一致する間隔ｔで離隔されていることも判るであろう。
コンベヤチェーンの下方でガイド４４と作動ローラ３４
が整合して、チェーン４はチェーン１と同期して駆動さ
れる。
【００２１】図５から判るように、シリンダロッド６１
が装着されたシリンダを備えている作動装置６により、
ピン４５’は通過しているリンク４１の中空軸４４内を
軸方向に動作位置に移動させられる。動作位置に於いて
は、ローラを可動グリッパ脚３２と共に、図１に於いて
時計と反対方向にグリッパが開く位置まで回すために、
ピン４５’は作動ローラ３４に対して作用する。
【００２２】チェーン４の下方の走行部は間隔ｓ又はｔ
より相当長いので、グリッパ３は隣接するグリッパに影
響すること無く又はそれにより影響されること無く間隔
ｓ又はｔよりも長い通路に沿って開状態を保持され得
る。チェーン４の下方の走行部の長さは、チェーン４の
下方走行部に沿って位置し続けている間にそのグリッパ
からつかまれている新聞紙等が完全に落ちてしまう時間
を与えるように選択される。そこでは、グリッパチェー
ン１の速度、グリッパ間隔ｔ及び新聞紙がグリッパによ
りつかまれている度合は、間隔ｔに対応する長さの通路
に沿ってグリッパが移動する間に新聞紙がそのグリッパ
から離れて落ちることが出来ないようなものである。
【００２３】図２及び図５からは、戻し楔５がチェーン
４の上部走行部に沿って設けられていること、作動装置
６により軸方向に変位させられたピンが再び作動装置６
を通過する前に楔５により始めの位置に戻されることも
判るであろう。
【００２４】図５からは次のことも判るであろう。即
ち、チェーン４はチェーンホイール４６、４７に巻回さ
れており、一方のチェーンホイール４６はグリッパチェ
ーン１と係合しそれと同期して駆動されるチェーンホイ
ール４９に伝達装置４８を介して連結され得る。
【００２５】チェーンホイール４７はグリッパ開放手
段、即ち、動作位置に移動されチェーンホイール上のチ
ェーン４により運ばれるドグ装置／ピンを選択されたグ
リッパの操作アームに連続して接近させ、グリッパが完
全に開いた位置に該アームを駆動するようにさせる手段
を形成している。
【００２６】開いているグリッパを開状態に保持する手
段は、チェーン４の下方の走行部に沿って互いに隣接し
て平行に互いに同じ速度で動いているチェーン４及び１
の配置に依存しており、ピンがそのピンにより開かれて
いるグリッパ上の操作アームに随伴することが出来、そ
れにより開いているグリッパをチェーン４の前述の下方
の走行部の長さに沿って開いたままにできるようにされ
ている。
【００２７】直線状のグリッパ通路の方向から見た場
合、グリッパ開放の一連動作（sequence) の間に関連し
たグリッパの操作アームに接近するピンとの間に所定の
相対運動が生ずるが、この相対運動は比較的小さなもの
であり、操作アーム又はそのローラがチェーン１が動く
方向に有効な長さを有しているならば有害な効果を及ぼ
さないであろう。
【００２８】チェーンホイール４７の大きさは、グリッ
パ開放の一連動作がグリッパ間隔よりも短い距離に沿っ
て実行され得るような大きさである。
【００２９】グリッパ選択装置は、選択されたピンを駆
動して動作状態にすることが出来るように、チェーン４
の通路の中央に位置しているシリンダ／セット装置６を
備えている。シリンダ６はピンがシリンダ６のプランジ
ャ又はパンチと整列した時のみに作動されるように制御
され得る。シリンダは手動により選択的に作動させるこ
とが出来る、又は例えばチェーン４上の一つ置きのピン
が作動するように構成してもよい。適当な長さのグリッ
パ開放用固定カムによりステーションに於いて全てのグ
リッパが開かれた場合にグリッパの摩耗を防止するよう
に、ローラ３４が操作アームの端部上に設けられてい
る。特に、グリッパ開放動作に於ける操作アームとピン
との間の相対運動を考慮すると、本発明の構成及び方法
のそれぞれの場合にもピンをローラ３４と共働させるの
が適当である。
【００３０】本発明の本質的特徴は、ドグ装置（例え
ば、リンク中空軸とその中で変位可能なピン）が選択的
に且つ一時的に作動させられて、任意の選択されたグリ
ッパと共働し、他のグリッパを開けることなしにそのグ
リッパを開けることが出来るということである。好まし
くは、ドグ装置はエンドレスチェーンにより運ばれ、新
聞紙等をグリッパが開いている間に、そのグリッパから
出るようにさせるに充分な長い時間、グリッパが開き続
けられようにする距離を有する通路に沿ってグリッパと
同期して移動する。
【００３１】本発明に従って開かれるグリッパは、印刷
板を含む、印刷シート、新聞紙、定期刊行物等の印刷物
のような物品又は対象物を搬送しようとするものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のコンベヤ構造の一実施例の概略側面図
である。
【図２】図１のII−II線に沿う概略部分断面図である。
【図３】関連するコンベヤチェーンリンク上に載置され
たグリッパの概略断面図である。
【図４】図３のIV−IV線に沿う概略図である。
【図５】図１のＶ−Ｖ線に沿う概略図である。
【符号の説明】
１ コンベアチェーン ３ グリッパ ４ コンベアチェーン ５ 戻しクサビ ６ 作動装置 ３４ ローラ ４４ 中空軸 ４５、４５’ ピン ｔ 間隔

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 一定間隔（ｔ）で且つ駆動コンベヤチェ
    ーン（１）上で互いに同様の方向に配置された自閉式グ
    リッパ（３）を開く方法であって、開くべきグリッパ
    （３）を選択し、該選択されたグリッパ（３）を他のグ
    リッパとは無関係に開き、該コンベヤチェーン（１）上
    の該グリッパ間隔（ｔ）よりも長いグリッパ搬送通路に
    沿って、該開かれたグリッパ（３）を他のグリッパとは
    無関係に開状態に維持することを特徴とする自閉式グリ
    ッパを開く方法。
  2. 【請求項２】 ドグ装置（４５、４５’）が、選択され
    たグリッパ（３）の可動グリッパ脚（３２）上の操作ア
    ームを作動させてグリッパ（３）を開くようにし、該ド
    グ装置（４５、４５’）に、コンベヤチェーン（４）上
    のグリッパ間隔（ｔ）よりも長い距離にわたって該グリ
    ッパを開状態に保持しながら開グリッパ（３）を随伴さ
    せることを特徴とする請求項１に記載の方法。
  3. 【請求項３】 該コンベヤチェーン（１）上の該グリッ
    パ間隔（ｔ）と同じ間隔（ｓ）で丸い（global) 移動コ
    ンベヤチェーン（４）上に複数のドグ装置（４５、４
    ５’）を支持し、該コンベヤ（４）を該コンベヤチェー
    ン（１）と同期して動かすことを特徴とする請求項２に
    記載の方法。
  4. 【請求項４】 該コンベヤチェーン（１）の助けによっ
    て該コンベヤチェーン（４）を駆動することを特徴とす
    る請求項３に記載の方法。
  5. 【請求項５】 該ドグ装置（４５、４５’）が、実質的
    に垂直面内に配されている該コンベヤチェーン（４）を
    形成するリンク（４１）間の水平配向の中空軸内に、変
    位可能にジャーナルされている、軸方向移動可能なピン
    を備えており、選択されたグリッパ（３）と共働するよ
    うにされているピン（４５）は、該グリッパチェーン
    （１）に隣接して位置するコンベヤの部分と平行にピン
    が前方に移動する前にそれぞれの動作位置に軸方向に移
    動され、そして各ドグピン（４５）がグリッパとの共働
    の後に不動作位置に戻されることを特徴とする請求項４
    〜６の何れかに記載の方法。
  6. 【請求項６】 一定間隔（ｔ）で、且つ同様の方向に駆
    動コンベヤチェーン（１）上に配置された自閉式グリッ
    パ（３）を開くための装置であって、選択されたグリッ
    パを他のグリッパとは無関係に開くための開放手段
    （６、４４、４５）と、他のグリッパ（３）とは関係無
    くコンベヤチェーン（１）上の該グリッパ間隔（ｔ）よ
    りも長いグリッパ搬送通路に沿って該選択されたグリッ
    パを開状態に保持するための開状態保持手段（４、４
    ５、５２）及び開くべきグリッパを選択するための選択
    手段（６）とを有することを特徴とする自閉式グリッパ
    （３）を開くための装置。
  7. 【請求項７】 該開放手段には軌道旋回コンベヤが含ま
    れており、その一部つまり走行部はグリッパの可動脚上
    の操作アーム（３３、３３’）の自由端が移動する通路
    に隣接して動き、該コンベヤチェーン（１）上の該グリ
    ッパの間隔と同じ間隔でコンベヤ（４）上にドグ装置
    （４５、４５’）が設けられ、該ドグ装置（４５、４
    ５’）が動作位置（４５’）と不動作位置（４５）との
    間で変位可能であり、グリッパ選択手段（６）が、選択
    されたドグ装置（４５）を、グリッパ上の操作アームを
    グリッパ開放位置まで動かすことの出来る動作位置まで
    軸方向に動かすようにされており、ドグ装置（４５’）
    がコンベヤの該一部に沿ってグリッパ（３）を伴うよう
    にすることによって該動いているコンベヤが該グリッパ
    を開状態に保持し、戻し手段（５）がそれぞれのドグ装
    置をそれらの不動作位置（４５）に戻すために設けられ
    ていることを特徴とする請求項６に記載の装置。
  8. 【請求項８】 該ドグ装置（４５、４５’）が、軸方向
    に移動可能なピンを備えており、該ピンはグリッパ搬送
    チェーン（１）に対して横方向に延伸するガイド（４
    ４）内を案内され、ピンコンベヤ（４）が、開くべきグ
    リッパが動く通路に実質的に平行かつ隣接して延びる部
    分を有していることを特徴とする請求項７に記載の装
    置。
  9. 【請求項９】 該グリッパ操作アームの端部が、グリッ
    パ開放手段（４５’、４７）及びグリッパを開状態に保
    持する手段（４、４５’、５２）と共働するためのロー
    ラ（３４）を持っていることを特徴とする請求項６〜８
    の何れかに記載の装置。
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