JPH05213004A - 机の脚 - Google Patents

机の脚

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Publication number
JPH05213004A
JPH05213004A JP5427392A JP5427392A JPH05213004A JP H05213004 A JPH05213004 A JP H05213004A JP 5427392 A JP5427392 A JP 5427392A JP 5427392 A JP5427392 A JP 5427392A JP H05213004 A JPH05213004 A JP H05213004A
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JP
Japan
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arm
leg
suction pad
caster
desk
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Application number
JP5427392A
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English (en)
Inventor
Chuichi Watanabe
忠一 渡邊
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WATANABE SEISAKUSHO YUGEN
Watanabe Seisakusho KK
Original Assignee
WATANABE SEISAKUSHO YUGEN
Watanabe Seisakusho KK
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Publication date
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  • Legs For Furniture In General (AREA)
  • Workshop Equipment, Work Benches, Supports, Or Storage Means (AREA)
  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 脚を吸着パッドを用いて床面に固定したり、
脚をキャスターを用いて床面上を移動させたりすること
のできる机の脚を得る。 【構成】 脚10下端に吸着パッド20を備える。脚1
0には、先端にキャスター40を備えたアーム50を回
転自在に支持すると共に、アーム50を脚10下方に回
動させてその先端のキャスター40を脚下端の吸着パッ
ド20下方に突出させた状態で脚10近くに傾斜させて
係止させる係止手段60を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、脚固定用の吸着パッド
と脚移動用のキャスターとを共に備えた作業台等の机の
脚に関する。
【0002】
【従来の技術】作業台等の机には、電動モータ、エアシ
リンダ等の動力源を備えた治工具、機器類を搭載して作
業することが多い。そうした場合には、上記動力源を持
つ治工具、機器類を動作させた際に、それらの治工具、
機器類の振動が作業台に伝わって、作業台の脚が床面の
定位置からずれてしまう。
【0003】そのため、上記のような作業台等の机にお
いては、その脚下端に吸着パッドを備えて、その吸着パ
ッドを床面にパッド周囲に加わる大気圧を利用して吸着
させている。そして、作業台等の脚を床面の定位置に動
かぬように固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにして、机の脚を吸着パッドを用いて床面に動かぬ
ように固定した場合には、机を他の場所に移動しようと
した際に、机の両端を2人の人間がそれぞれ同時に持ち
上げて、机の4本の脚下端に備えた吸着パッドを床面か
ら引き離して浮き上がらせた状態で、机を2人掛かりで
他の場所に移動させなければならず、多大な労力と時間
を要した。
【0005】本発明は、このような課題に鑑みてなされ
たもので、脚を吸着パッドを用いて床面に動かぬように
固定したり、脚をキャスターを用いて床面上を容易に移
動させたりすることのできる机の脚(以下、脚という)
を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の脚は、脚下端に脚固定用の吸着パッ
ドを備えた机の脚において、前記脚に先端にキャスター
を備えたアームを回動自在に支持すると共に、前記アー
ムを脚下方に回動させた際に、前記アームをアームの回
動方向内側の脚下端近くに傾斜させて離脱可能に係止さ
せる係止手段を備えて、前記アームを脚下方に回動させ
て前記係止手段に係止させた状態において、アーム先端
の前記キャスターの少なくとも一部が脚下端の前記吸着
パッド下方に突出するようにしたことを特徴としてい
る。
【0007】本発明の第2の脚は、脚下端に脚移動用の
キャスターを備えた机の脚において、前記脚に先端に吸
着パッドを備えたアームを回動自在に支持すると共に、
前記アームを脚下方に回動させた際に、前記アームをア
ームの回動方向内側の脚下端近くに傾斜させて離脱可能
に係止させる係止手段を備えて、前記アームを脚下方に
回動させて前記係止手段に係止させた状態において、ア
ーム先端の前記吸着パッド下端が脚下端の前記キャスタ
ー下方に突出するようにしたことを特徴としている。
【0008】本発明の第2の脚においては、吸着パッド
をアーム先端に自在継手を用いてアーム周囲に傾斜自在
に連結することを好適としている。
【0009】
【作用】上記構成の第1の脚において、机の脚を床面上
を他の場所に移動させる場合には、机を上方に持ち上げ
るようにして、机の脚下端の吸着パッドを床面上方に引
き離す。
【0010】それと同時に、アームをその自重により脚
下方に回動させて、アームを係止手段を用いてアームの
回動方向内側の脚下端近くに傾斜させて係止させる。
【0011】あるいは、アームを、足で蹴る等して、て
この原理を用いて、脚下方に回動させて、アームを係止
手段を用いてアームの回動方向内側の脚下端近くに傾斜
させて係止させる。
【0012】そして、アーム先端に備えたキャスターの
一部等を、床面に吸着させた吸着パッド下方に突出させ
た状態とする。
【0013】すると、吸着パッド下方に突出させたキャ
スターの一部等が床面に押接され、吸着パッドが床面上
方に浮き上がった状態となる。そして、吸着パッドに邪
魔されずに、キャスターを床面上を所定方向に回転させ
て、机の脚をキャスターを用いて床面上を他の場所に容
易に移動できる。
【0014】それと共に、アームを係止手段を用いてア
ームの回動方向内側の脚下端近くに傾斜させて係止させ
たため、アームがその回動方向と逆方向に回動復帰し
て、アーム先端のキャスターが脚下端の吸着パッド外方
に離脱するのを確実に防止できる。
【0015】また、上記のようにして、キャスターを用
いて他の場所に移動させた机の脚を再び床面に固定する
場合には、アームを、足で蹴る等して、係止手段から離
脱させて脚外方に回動させる。そして、吸着パッド下方
に突出させたキャスターを、脚下端の吸着パッド外方に
離脱させる。そして、脚下端の吸着パッドを机の自重等
を利用して床面に押接させる。
【0016】すると、吸着パッドをそのパッド周囲に加
わる大気圧により床面に吸着させることができる。そし
て、脚下端を吸着パッドを用いて床面に動かぬように固
定できる。
【0017】上記構成の第2の脚において、吸着パッド
を用いて机の脚を床面に固定する場合には、机を上方に
持ち上げるようにして、机の脚下端のキャスターを床面
上方に引き離す。
【0018】それと同時に、アームをその自重により脚
下方に回動させて、アームを係止手段を用いてアームの
回動方向内側の脚下端近くに傾斜させて係止させる。
【0019】あるいは、アームを、足で蹴る等して、て
この原理を用いて、脚下方に回動させて、アームを係止
手段を用いてアームの回動方向内側の脚下端近くに傾斜
させて係止させる。
【0020】そして、アーム先端に備えた吸着パッド下
端をキャスター下方に突出させた状態とする。
【0021】すると、キャスター下方に突出させた吸着
パッド下端が床面に押接され、キャスターが床面上方に
浮き上がった状態となる。そして、机の脚を吸着パッド
を用いて床面に動かぬように固定できる。
【0022】それと共に、アームを係止手段を用いてア
ームの回動方向内側の脚下端近くに傾斜させて係止させ
たため、アームがその回動方向と逆方向に回動復帰し
て、アーム先端の吸着パッドが脚下端のキャスター外方
に離脱するのを確実に防止できる。
【0023】また、上記のようにして、吸着パッドを用
いて床面に固定した机の脚を他の場所に移動させる場合
には、机を持ち上げるようにして、アーム先端の吸着パ
ッドを床面から引き離す。そして、アームを、足で蹴る
等して、係止手段から離脱させて、脚下端のキャスター
外方に回動させる。
【0024】あるいは、アームを、足で蹴る等して、係
止手段から離脱させて、脚下端のキャスター外方に回動
させる。
【0025】そして、キャスター下方に突出させた吸着
パッドを、キャスター外方に離脱させる。そして、脚下
端のキャスターを床面に押接させた状態とする。
【0026】すると、脚下端のキャスターを床面上を回
転させて、机の脚を他の場所に容易に移動させることが
できる。
【0027】また、吸着パッドをアーム先端に自在継手
を用いてアーム周囲に傾斜自在に連結した本発明の第2
の脚にあっては、アームを回動させて脚下端のキャスタ
ー下方に吸着パッドを突出させたりキャスター外方に吸
着パッドを離脱させたりする際に、自在継手を用いて吸
着パッドを床面の傾斜角度に倣ってアーム周囲に無理な
く自在に傾斜させることができる。
【0028】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に従い説明す
る。図1ないし図3は本発明の第1の脚の好適な実施例
を示し、図1と図2はそれぞれその動作状態を示す側面
図、図3は図1の平面図を示している。以下、この図中
の脚を説明する。
【0029】図において、20は、脚10下端に備えた
吸着パッド(吸盤とも呼ばれる)である。吸着パッド2
0は、ほぼ逆皿状をしていて、ゴム等の弾性体で形成し
ている。そして、その広く開口した下端開口部周縁のフ
ランジ部22を床面30に押し当てて、その逆皿状をし
た弾性体からなる本体部分24を弾性変形させるように
して床面30方向に押し付けた後、その本体部分24を
床面30方向に押し付けている押圧力の一部等を解除し
て、その本体部分24をその弾性力を利用して元の形状
に復帰させると、床面30と吸着パッドの本体部分24
とで囲まれた空間内が真空に近い状態となって、その吸
着パッド20内空間の気圧と吸着パッド20外側の大気
圧との差圧が吸着パッド20周囲に加わり、吸着パッド
20が床面30に吸着された状態となる構造をしてい
る。
【0030】以上の構成は、従来の脚下端に吸着パッド
を備えた作業台等の机の脚と同様であるが、図の脚で
は、脚10に、先端にキャスター40を備えたアーム5
0を回動自在に支持している。具体的には、脚10中途
部に延設した支持腕12に、棒状のアーム50後端を回
動軸52を介して回動自在に支持している。アーム50
下端には、キャスター40をアーム50先方に向けて備
えている。
【0031】それと共に、上記アーム50を回動軸52
周囲を脚10下方に回動させた際に、アーム50をアー
ム50の回動方向内側の脚10下端近くに傾斜させて離
脱可能に係止させる係止手段60を備えている。具体的
には、アーム50中途部の内側面を離脱可能に当接、係
止させるストッパ板62からなる係止手段60を脚10
中途部に延設している。
【0032】なお、係止手段60には、上記のストッパ
板62でなく、脚10側に備えたボールをアーム50側
に備えた窪みに圧縮コイルばね等を用いて係脱可能に押
入する構造のもの等を用いても良い。
【0033】さらに、アーム50を脚10下方に回動さ
せて係止手段60に係止させた状態において、即ち、ア
ーム50をアーム50の回動方向内側の脚10下端近く
にストッパ板62を用いて傾斜させて係止させた状態に
おいて、アーム50先端のキャスター40の一部が脚下
端の吸着パッド20下方に突出するように、アーム50
の丈、アーム50を回動自在に支持する回動軸52の脚
10への取付け位置、キャスター40の大きさをそれぞ
れ調整している。
【0034】なお、場合によっては、アーム50を長尺
に形成して、アーム50を脚10下方に回動させて係止
手段60に係止させた状態において、キャスター40の
全体等が吸着パッド20下方に突出するようにし、吸着
パッド20を床面30上方に高めに確実に浮き上がらせ
ることができるようにしても良い。
【0035】図1ないし図3に示した脚は、以上のよう
に構成している。
【0036】次に、その使用例並びにその作用を説明す
る。
【0037】吸着パッド20を用いて床面30に固定さ
せた机の脚10を他の場所に移動する場合には、机を上
方に持ち上げるようにして、机の脚10下端の吸着パッ
ド20を床面30上方に引き離す。
【0038】それと同時に、アーム50をその自重等に
より脚10下方に回動させて、アーム50を係止手段6
0を用いてアーム50の回動方向内側の脚10下端近く
に傾斜させて係止させる。
【0039】あるいは、アーム50を、足で蹴る等し
て、てこの原理を用いて、脚10下方に回動させて、ア
ーム50を係止手段60を用いてアーム50の回動方向
内側の脚10下端近くに傾斜させて係止させる。
【0040】そして、アーム50先端のキャスター40
の一部等を、脚10下端の吸着パッド20下方に突出さ
せた状態とする。
【0041】すると、図2に示したように、吸着パッド
20下方にキャスター40の一部等が突出して床面30
に押接され、吸着パッド20が床面30上方に浮き上が
った状態となる。そして、吸着パッド20に邪魔されず
に、キャスター40を床面30上を所定方向に回転させ
て、机の脚10を床面30上を他の場所に容易に移動さ
せることができる。
【0042】それと共に、アーム50を係止手段60を
用いてアーム50の回動方向内側の脚10下端近くに傾
斜させて係止させ、アーム50がその回動方向と逆方向
に回動復帰して、アーム先端のキャスター40が脚下端
の吸着パッド20外方に離脱するのを確実に防止でき
る。
【0043】また、上記のようにして、キャスター40
を用いて他の場所に移動させた机の脚10を再び床面3
0に固定する場合には、図1に示したように、アーム5
0を、足で蹴る等して、係止手段60から離脱させて、
脚下端の吸着パッド20外方に回動させる。
【0044】そして、吸着パッド20下方に突出させた
キャスター40を、吸着パッド20外方に離脱させる。
そして、脚10下端の吸着パッド20を机の自重等を利
用して床面30に押接させる。
【0045】すると、吸着パッド20をそのパッド周囲
に加わる大気圧により床面30に吸着させることができ
る。そして、脚10下端を吸着パッド20を用いて床面
30に動かぬように固定できる。
【0046】図4ないし図6は本発明の第2の脚の好適
な実施例を示し、図4と図5はそれぞれその動作状態を
示す側面図、図6は図4の平面図を示している。以下、
この図中の脚を説明する。
【0047】図において、400は、脚100下端に備
えたキャスターであって、軸420を介して脚100下
端面に水平方向に回動自在に連結している。
【0048】以上の構成は、従来の脚下端にキャスター
を備えた作業台等の机の脚と同様であるが、図の脚で
は、脚100に、アーム500を回動自在に支持してい
る。具体的には、脚100中途部に延設した支持腕12
0に、棒状のアーム500後端を回動軸520を介して
回動自在に支持している。
【0049】アーム500下端には、吸着パッド200
をアーム500先方に向けて備えている。具体的には、
ほぼ逆皿状をした吸着パッド200を、自在継手260
を介して、アーム500周囲に傾斜自在に連結してい
る。そして、吸着パッド200をアーム500周囲に適
宜傾斜させて、吸着パッド200を床面30に常に的確
に密着した状態で吸着させることができるようにしてい
る。
【0050】なお、吸着パッド200が柔軟な弾性体で
形成されていて、吸着パッド200をアーム500周囲
に傾斜させなくとも、吸着パッド200を常に床面30
に的確に密着した状態で吸着させることができる場合等
には、吸着パッド200をアーム500先端に動かぬよ
うに一体に備えても良い。
【0051】吸着パッド200には、前述図1ないし図
3に示した吸着パッド20と同様なゴム等の弾性体から
なるほぼ逆皿状をした吸着パッドを用いている。
【0052】それと共に、上記アーム500を回動軸5
20周囲を脚100下方に回動させた際に、アーム50
0をアーム500の回動方向内側の脚100下端近くに
傾斜させて離脱可能に係止させる係止手段600を備え
ている。具体的には、アーム500中途部の内側面を離
脱可能に当接、係止させるストッパ板620からなる係
止手段600を脚100中途部に延設している。
【0053】なお、係止手段600には、上記のストッ
パ板620でなく、脚100側に備えたボールをアーム
500側に備えた窪みに圧縮コイルばね等を用いて係脱
可能に押入する構造のもの等を用いても良い。
【0054】さらに、アーム500を脚100下方に回
動させて係止手段600に係止させた状態において、即
ち、アーム500をアーム500の回動方向内側の脚1
00下端近くにストッパ板620を用いて傾斜させて係
止させた状態において、アーム500先端の吸着パッド
200下端が脚下端のキャスター400下方に突出する
ように、アーム500の丈、アーム500を回動自在に
支持する回動軸520の脚100への取付け位置、吸着
パッド200の大きさをそれぞれ調整している。
【0055】なお、場合によっては、アーム500を長
尺に形成して、アーム500を脚100下方に回動させ
て係止手段600に係止させた状態において、吸着パッ
ド200の全体等がキャスター400下方に突出するよ
うにし、吸着パッド200を床面30に確実に押接、固
定できるようにしても良い。
【0056】図4ないし図6に示した脚は、以上のよう
に構成している。
【0057】次に、その使用例並びにその作用を説明す
る。
【0058】吸着パッド200を用いて机の脚100を
床面30に固定する場合には、机を上方に持ち上げるよ
うにして、机の脚100下端のキャスター400を床面
30上方に引き離す。
【0059】それと同時に、アーム500をその自重に
より脚100下方に回動させて、アーム500を係止手
段600を用いてアーム500の回動方向内側の脚10
0下端近くに傾斜させて係止させる。
【0060】あるいは、アーム500を、足で蹴る等し
て、てこの原理を用いて、脚100下方に回動させて、
アーム500を係止手段600を用いてアーム500の
回動方向内側の脚100下端近くに傾斜させて係止させ
る。
【0061】そして、図5に示したように、アーム50
0先端に備えた吸着パッド200下端をキャスター40
0下方に突出させた状態とする。
【0062】すると、キャスター400下方に突出させ
た吸着パッド200下端が床面に押接され、キャスター
400が床面30上方に浮き上がった状態となる。そし
て、机の脚100を吸着パッド200を用いて床面30
に動かぬように固定できる。
【0063】それと共に、アーム500を係止手段60
0を用いてアーム500の回動方向内側の脚100下端
近くに傾斜させて係止させ、アーム500がその回動方
向と逆方向に回動復帰して、アーム500先端の吸着パ
ッド200が脚100下端のキャスター400外方に離
脱するのを確実に防止できる。
【0064】また、上記のようにして、吸着パッド20
0を用いて床面30に固定した机の脚100を他の場所
に移動させる場合には、机を持ち上げるようにして、ア
ーム500先端の吸着パッド200を床面30から引き
離す。そして、アーム500を、足で蹴る等して、係止
手段600から離脱させて、脚下端のキャスター400
外方に回動させる。
【0065】あるいは、アーム500を、足で蹴る等し
て、係止手段600から離脱させて、脚下端のキャスタ
ー400外方に回動させる。
【0066】そして、図4に示したように、キャスター
400下方に突出させた吸着パッド200を、キャスタ
ー400外方に離脱させる。そして、脚下端のキャスタ
ー400を床面30に押接させた状態とする。
【0067】すると、脚下端のキャスター400を床面
30上を回転させて、机を他の場所に容易に移動させる
ことができる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の脚
によれば、机の脚を他の場所に移動させる場合には、脚
下端に備えた吸着パッド下方にキャスターを突出させ、
その突出させたキャスターを床面上を回転させて、机の
脚を他の場所に容易に移動させることができる。
【0069】また、机の脚を床面に固定する場合には、
吸着パッド下方に突出させたキャスターを吸着パッド外
方に離脱させて、脚下端の吸着パッドを床面に吸着さ
せ、机の脚を床面に動かぬように固定できる。
【0070】また、本発明の第2の脚によれば、机の脚
を床面に固定する場合には、脚下端に備えたキャスター
下方に吸着パッドを突出させて、その突出させた吸着パ
ッドを床面に吸着させ、机の脚を床面に動かぬように固
定できる。
【0071】また、机の脚を他の場所に移動させる場合
には、脚下端のキャスター下方に突出させた吸着パッド
をキャスター外方に離脱させて、脚下端のキャスターを
床面に押接させ、キャスターを床面上を回転させて、机
の脚を他の場所に容易に移動させることができる。
【0072】また、吸着パッドをアーム先端に自在継手
を用いてアーム周囲に傾斜自在に連結した本発明の第2
の脚にあっては、アームを回動させて脚下端のキャスタ
ー下方に吸着パッドを突出させたりキャスター外方に吸
着パッドを離脱させたりする際に、自在継手を用いて吸
着パッドを床面の傾斜角度に倣ってアーム周囲に傾斜さ
せて、吸着パッドをキャスター下方に円滑に突出させた
りキャスター外方に円滑に離脱させたりすることができ
る。それと共に、吸着パッドを床面に密着させた状態で
確実に吸着させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の脚の動作状態を示す側面図であ
る。
【図2】本発明の第1の脚の動作状態を示す側面図であ
る。
【図3】図1の脚の平面図である。
【図4】本発明の第2の脚の動作状態を示す側面図であ
る。
【図5】本発明の第2の脚の動作状態を示す側面図であ
る。
【図6】図4の脚の平面図である。
【符号の説明】
10、100 脚 12、120 支持腕 20、200 吸着パッド 260 自在継手 30 床面 40、400 キャスター 50、500 アーム 52、520 回動軸 60、600 係止手段 62、620 ストッパ板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚下端に脚固定用の吸着パッドを備えた
    机の脚において、前記脚に先端にキャスターを備えたア
    ームを回動自在に支持すると共に、前記アームを脚下方
    に回動させた際に、前記アームをアームの回動方向内側
    の脚下端近くに傾斜させて離脱可能に係止させる係止手
    段を備えて、前記アームを脚下方に回動させて前記係止
    手段に係止させた状態において、アーム先端の前記キャ
    スターの少なくとも一部が脚下端の前記吸着パッド下方
    に突出するようにしたことを特徴とする机の脚。
  2. 【請求項2】 脚下端に脚移動用のキャスターを備えた
    机の脚において、前記脚に先端に吸着パッドを備えたア
    ームを回動自在に支持すると共に、前記アームを脚下方
    に回動させた際に、前記アームをアームの回動方向内側
    の脚下端近くに傾斜させて離脱可能に係止させる係止手
    段を備えて、前記アームを脚下方に回動させて前記係止
    手段に係止させた状態において、アーム先端の前記吸着
    パッド下端が脚下端の前記キャスター下方に突出するよ
    うにしたことを特徴とする机の脚。
  3. 【請求項3】 吸着パッドをアーム先端に自在継手を用
    いてアーム周囲に傾斜自在に連結した請求項2記載の机
    の脚。
JP5427392A 1992-02-04 1992-02-04 机の脚 Pending JPH05213004A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020036937A (ko) * 2000-12-28 2002-05-17 송민규 이동이 쉬운 학교 책상과 의자
WO2006112118A1 (ja) * 2005-03-30 2006-10-26 Kentaro Sano 作業台
JP2011172800A (ja) * 2010-02-25 2011-09-08 Osaka Kanagu Kk 移動式物体のストッパ装置
KR101133074B1 (ko) * 2010-08-20 2012-04-04 구교열 진공흡착 위치고정 의자를 일체로 한 식탁

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