JP2591119Y2 - 調理用容器 - Google Patents

調理用容器

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JP2591119Y2
JP2591119Y2 JP1992059541U JP5954192U JP2591119Y2 JP 2591119 Y2 JP2591119 Y2 JP 2591119Y2 JP 1992059541 U JP1992059541 U JP 1992059541U JP 5954192 U JP5954192 U JP 5954192U JP 2591119 Y2 JP2591119 Y2 JP 2591119Y2
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JP
Japan
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suction cup
container
suction
cooking
engagement groove
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Application number
JP1992059541U
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English (en)
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JPH0613743U (ja
Inventor
利男 小倉
Original Assignee
株式会社小倉製作所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ボール、すり鉢等の調
理台等の上に載置して使用する調理用容器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】調理台上等に載置して調理に使用する器
具は、調理台等に安定良く載置されると使い易いので、
従来より吸盤を使用して器具を固定することが提案され
ている。例えば実公昭61−5233号公報や、実開平
4−10834号公報等には、底部に吸盤を装着した卸
し器が示されており、また特公昭60−34373号公
報には、固定すべき器具本体(ハンドミキサー)と吸盤
を装着したスタンドとで構成される器具が示されてい
る。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記の器具
の内、吸盤と器具とが一体となったものに在っては、吸
盤での吸着手段が、単に器具を下圧して行っている。然
し調理台等の作業個所(器具の固定個所)の状態によっ
ては吸着し難い個所もあり、必ずしも吸着が確実に簡単
である器具とは言い難い。また取り外しに際しても吸盤
に付属した摘みを引いて吸盤と吸着面間への空気の導入
による両者の引き離しとするため、必ずしも操作性が優
れているとは言い難い。
【0004】更に器具と吸盤部分(器具のスタンド)と
が分離しているものは、吸盤操作を付設することが容易
であるが、スタンド自体の固定と言う問題が新に生じ、
また器具とスタンドが別々と言う使い難さもある。そこ
で本考案は、吸盤が一体化した器具(容器)で、吸着操
作が簡単で且つ確実な構造の容器を提案したものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係る調理用容器
は、調理用容器体と、容器体底部に回動可能に装着した
吸盤体とを備え、容器体と吸盤体の相対回動方向に添う
螺旋状の係合溝、及び前記係合溝に係止される係合突部
とを回動中心側に形成すると共に、吸盤体の上方移動を
阻止する阻止部を吸盤体外周側に形成した係合部を、容
器体と吸盤体との間に介設してなることを特徴とするも
のである。
【0006】
【作用】調理台等に吸盤体を下方にして載置し、容器体
を調理台側に軽く押圧して吸盤体の移動を阻止しながら
容器体を回動すると、係合溝と係合突部の係止位置の変
化によって容器体底面と吸盤体の位置が近接する。即ち
吸盤体の外周側が阻止部によって調理体に接触した状態
を維持するが、吸盤体の中央部分のみが持ち上がること
になり、調理台と吸盤体との間に真空状態(低圧状態)
が生じ、吸盤体は調理台等に強く吸着することになる。
また吸着状態から容器体を逆に回動すると、吸盤体の中
央部分が下方に移動し、吸着状態を解消するものであ
る。
【0007】
【実施例】次に本考案の実施例について説明する。実施
例に示した調理用容器は、ボールとして使用する容器体
1と、吸盤体2で構成され、両者間に係合部3を介設し
たものである。
【0008】係合部3は容器体1の底面に設けた外側輪
状脚部(阻止部)31と、内側輪状部32と、内側輪状
部32の下端縁外周に突設した係合突部33と、吸盤体
2の上面中央部に設けた受リング体34からなり、特に
受リング体34は内周面に前記係合突部33が係合する
係合溝35と、係合突部33を係合溝35にガイドする
縦溝36を形成したもので、係合溝35は回動方向に添
って螺旋状に形成されている。
【0009】而して吸盤体2を容器体1の下方に位置せ
しめ、係合突部33を縦溝36より係合溝35に係止さ
せると、容器体1と吸盤体2は一体化する。
【0010】そこで前記の本考案の調理用容器を調理台
等の上面に載置し、容器体1を保持して、軽く調理台側
に押圧した状態で吸盤体2の移動を阻止しながら容器体
1を回動すると、係合突部33が係合溝35に添って移
動し、係合位置が変化する。これによって吸盤体2の中
心部のみが持ち上げられ、強い吸着作用が得られるの
で、調理用容器が固定するものである。従って特に容器
を保持せずに、片手で容器体1内の調理材料の撹拌等の
作業を行うことができるものである。また容器体1を保
持して逆に回動すると、吸盤体2の中央部分が下方に移
動し、吸着状態が解消されるものである。
【0011】尚本考案は前記実施例に限定されるもので
はなく、例えば前記実施例は、容器体1と吸盤体2の着
脱が可能なように、両者の回動可能な連結を係合部3で
兼用させているが、両者が一体化して、回動連結部分
と、吸盤体2の中心部分の持ち上げ用の係合部とを各別
に形成する構造を採用しても良いし、また容器体1は、
単なるボールではなく、各種器具(卸し器やスライス切
断器等の野菜調理器)を取付できる構造にしたり、また
はすり鉢体を採用しても良いものである。
【0012】
【考案の効果】本考案は以上のように、調理用容器体
と、容器体底部に回動可能に装着した吸盤体とからな
り、容器体と吸盤体との間に、吸盤体の吸着作用を実施
する係合部を介設してなる調理用容器で、簡単な操作で
容器を確実に調理台等に固定でき、調理作業に便利な容
器を提供できたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の全体斜視図。
【図2】同一部裁断した正面図。
【図3】同係合部の斜視図。
【符号の説明】
1 容器体 2 吸盤体 3 係合部 31 外側輪状脚 32 内側輪状部 33 係合突部 34 受リング体 35 係合溝 36 縦溝

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理用容器体と、容器体底部に回動可能
    に装着した吸盤体とを備え、容器体と吸盤体の相対回動
    方向に添う螺旋状の係合溝、及び前記係合溝に係止され
    る係合突部とを回動中心側に形成すると共に、吸盤体の
    上方移動を阻止する阻止部を吸盤体外周側に形成した係
    合部を、容器体と吸盤体との間に介設してなることを特
    徴とする調理用容器。
JP1992059541U 1992-07-31 1992-07-31 調理用容器 Expired - Lifetime JP2591119Y2 (ja)

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JPH0613743U JPH0613743U (ja) 1994-02-22
JP2591119Y2 true JP2591119Y2 (ja) 1999-02-24

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