JPH05212480A - 冷媒凝縮器用パイプ - Google Patents
冷媒凝縮器用パイプInfo
- Publication number
- JPH05212480A JPH05212480A JP5653792A JP5653792A JPH05212480A JP H05212480 A JPH05212480 A JP H05212480A JP 5653792 A JP5653792 A JP 5653792A JP 5653792 A JP5653792 A JP 5653792A JP H05212480 A JPH05212480 A JP H05212480A
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- JP
- Japan
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- pipe
- tube
- notch
- insertion hole
- refrigerant
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- Details Of Heat-Exchange And Heat-Transfer (AREA)
Abstract
生せず、チュ−ブ差込み孔内にチュ−ブが差込み易く、
チュ−ブ差込み孔の周囲にロ−付け面積が十分広くと
れ、チュ−ブ差込み孔にチュ−ブを確実に固定できるよ
うにする。 【構成】 冷媒凝縮器用パイプ1にチュ−ブ差込み孔4
を形成するときに、パイプ1を図1のように先端部5が
先鋭な加圧具6で加圧して同パイプ1に切込み7を入れ
ながら押込んで、同切込み7を押し広げると共にその切
込み7の両側のガイド部8、9をパイプ1の内側に押し
出して、同切込み7をチュ−ブ差込み孔4とする。
Description
使用される冷媒凝縮器のパイプに関するものである。
すように、冷媒aが左側のパイプ1から扁平管状のチュ
−ブ3内を通して右側のパイプ1に流れ、同パイプ1か
らチュ−ブ3を通して左側のパイプ1に折返して流れ、
この間に同冷媒aに圧力をかけて強制的に放熱させて、
同冷媒aを低温高圧の冷却液にするものである。このと
き放出される熱はチュ−ブ3に伝達され、同チュ−ブ3
間に設けられたコルゲ−トフィン11に伝達され、同コ
ルゲ−トフィン11に送られた風により外部に放散され
るようにしてある。
ものであり、いずれも図6に示すように仕切材5により
長手方向に適宜間隔で仕切られて、図6の左側のパイプ
1から送り出された冷媒aは上三段のチュ−ブ3に供給
され、チュ−ブ3から右側のパイプ1に送り出された冷
媒aは同パイプ2内の仕切材2により下方への流れが阻
止されて、仕切材2より上の三段のチュ−ブ3に流れ込
み、それらのチュ−ブ3からパイプ1に送り戻された冷
媒aは更にそれより下三段のチュ−ブ3に送られて、多
数本のチュ−ブ3内を通って左右のパイプ1間を流れる
ようにしてある。
が、通常は図7のような二本の半割り状パイプ13a、
13bを組合わせて丸パイプにしてある。この半割り状
パイプ13a、13bうち一方の半割り状パイプ13a
には図7のようにチュ−ブ差込み孔4と仕切材差込み孔
15とがプレス加工により形成され、他方の半割り状パ
イプ13bにも仕切材差込み孔16が形成されている。
ようにチュ−ブ3を差込んだ後、パイプ1と、それに差
込まれたチュ−ブ3及び仕切材2を加熱して、それらの
表面に設けられているクラッド材を溶融すると共にチュ
−ブ3をチュ−ブ差込み孔4の周囲に、コルゲ−トフィ
ン11をチュ−ブ3とパイプ1とにロ−付けして、チュ
−ブ差込み孔4から冷媒が漏れないようにしてある。
み孔4は図9に示すようにダイス30の上にセットした
パイプ1を加圧器21でプレスして打ち抜くため、次の
ような問題があった。 図9(b)のように打ち抜き屑(スクラップ)22
が発生し、それが廃材となって無駄になり、その掃除に
手間もかかる。 打ち抜くだけであるため差込み孔4にチュ−ブ3を
差込みにくい。 打ち抜き時に図9(c)に示すようにパイプ1の板
材が肉厚方向下部で千切れるため、同パイプ1の表面に
塗布されているクラッド材23も千切れてしまう。この
ためチュ−ブ差込み孔4にチュ−ブ3を差込んでからパ
イプ1、チュ−ブ3、仕切材2を加熱してクラッド材を
溶融すると共に、同チュ−ブ3をチュ−ブ差込み孔4の
周囲にロ−付けする場合に、クラッド材23が少なくロ
ー付けが不充分になる。
にスクラップが発生せず、チュ−ブ差込み孔内にチュ−
ブが差込み易く、チュ−ブ差込み孔の周囲にロ−付け面
積が十分広くとれ、チュ−ブ差込み孔にチュ−ブをロ−
付けにより確実に固定できるようにした冷媒凝縮器用パ
イプを提供することにある。
イプは二本のパイプ1(図5)の夫々に形成された多数
のチューブ差込み孔4にチュ−ブ3が差込まれ、いずれ
か一方のパイプから他方のパイプにチュ−ブ3内を通し
て冷媒が流れ、同冷媒が夫々のパイプ1内に設けられた
仕切材2により各パイプ1の長手方向への流れが途中で
阻止されて、チュ−ブ3を通して両パイプ1間を蛇行し
て流れるようにした冷媒凝縮器用パイプにおいて、同パ
イプ1を図1のように先端部5が先鋭な加圧具6で加圧
して同パイプ1に切込み7を入れながら押込んで、同切
込み7を押し広げると共にその切込み7の両側のガイド
部8、9を同図(c)〜図4のようにパイプ1の内側に
押し出して、同切込み7をチュ−ブ差込み孔4としたも
のである。
りチューブ差込み孔4を形成するのではなく、同パイプ
1に加圧具6で切込み7を入れながら同加圧具6を押込
んで切込み7を押し広げて、同切込み7をチュ−ブ差込
み孔4とするのでチュ−ブ差込み孔4を形成するときに
スクラップが出ない。
部8、9を押込んで内側に押し出すので、その押し出さ
れたガイド部8、9がチューブ3の差込み時に図3のよ
うにガイドとなり、チューブ3を差込み易くなる。
イド部8、9とチューブ差込み孔4に差込まれたチュー
ブ3(図3)との接触面積が広くなり、しかも図2のよ
うにパイプ1のクラッド材23も内側まで押し出されて
ガイド部8、9の表面にクラッド材23が露出している
ので、クラッド材23が溶融してロ−付けが確実にな
り、ロ−付け部分から冷媒が漏れる虞れがない。
用パイプの一実施例である。この冷媒凝縮器用パイプ1
には一本の丸パイプとか、二本の半割状のパイプを組合
せて円形のパイプにするもの等が使用される。
チュ−ブ3を差込む横長のチュ−ブ差込み孔4が形成さ
れている。このチュ−ブ差込み孔4は図1に示すよう
に、ダイス30の上にセットしたパイプ1を、先端部5
が先鋭な加圧具6により図1(c)のように加圧して同
パイプ1に切込み7を入れながら押込んで、次第に肉厚
になる加圧具6により同切込み7を押し広げると共にそ
の切込み7の両側のガイド部8、9を図1(c)〜図4
のようにパイプ1の内側に押し出して、その切込み7を
チュ−ブ差込み孔4としてある。
合わせて湾曲させると共に先端を次第に肉薄にしてパイ
プ1に食い込み易くし、また、パイプ1に押込むことに
より加圧具6の肉厚部で切込み7が次第に押し広げら
れ、更に切込み7のガイド部8、9がパイプ1の内側に
押し出されるようにしてある。
込み孔4を形成する場合の説明用であるため1個だけ表
示してあるが、チュ−ブ差込み孔4は実際は図4のよう
に一本のパイプ1に一定間隔で多数形成されるため、そ
の数に合わせて加圧具6も多数連設される。
うな効果がある。 チュ−ブ差込み孔4の形成時にスクラップが出ない
ので材料が無駄にならず、また、スクラップを掃除する
面倒も無い。 切込み7の両側のガイド部8、9がチューブ3の差
込み時にガイドとなるので、チューブ3を差込み易い。 ガイド部8、9とチューブ差込み孔4に差込まれた
チューブ3との接触面積が広くなるのでロ−付けが確実
になる。 パイプ1のクラッド材23がガイド部8、9と共に
内側まで押し出されてガイド部8、9の表面に露出して
いるので、クラッド材23が溶融してロ−付けが確実に
なる。
ブ差込み孔成形用加圧具の一例を示す斜視図、(b)及
び(c)はチューブ差込み孔成形用時の説明図。
図。
んだ状態の縦断面図。
イプの一例を示す斜視図。
図。
だ状態の縦断面図。
プのチューブ差込み孔の成形説明図。
Claims (1)
- 【請求項1】 二本のパイプ1の夫々に形成された多数
のチューブ差込み孔4にチュ−ブ3が差込まれ、いずれ
か一方のパイプから他方のパイプにチュ−ブ3内を通し
て冷媒aが流れ、同冷媒aが夫々のパイプ1内に設けら
れた仕切材2により各パイプ1の長手方向への流れが途
中で阻止されて、チュ−ブ3を通して両パイプ1間を蛇
行して流れるようにした冷媒凝縮器用パイプにおいて、
同パイプ1を先端部5が先鋭な加圧具6で加圧して同パ
イプ1に切込み7を入れながら押込んで、同切込み7を
押し広げると共に同切込み7の両側のガイド部8、9を
パイプ1の内側に押し出して、同切込み7をチュ−ブ差
込み孔4としたことを特徴とする冷媒凝縮器用パイプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4056537A JPH0734948B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 冷媒凝縮器用パイプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4056537A JPH0734948B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 冷媒凝縮器用パイプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05212480A true JPH05212480A (ja) | 1993-08-24 |
JPH0734948B2 JPH0734948B2 (ja) | 1995-04-19 |
Family
ID=13029839
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4056537A Expired - Fee Related JPH0734948B2 (ja) | 1992-02-10 | 1992-02-10 | 冷媒凝縮器用パイプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0734948B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4980652A (ja) * | 1972-08-02 | 1974-08-03 | ||
JPH03264139A (ja) * | 1989-12-25 | 1991-11-25 | Chiyuuritsu Seisakusho:Kk | 熱交換器の製造方法 |
JP3115363U (ja) * | 2005-08-02 | 2005-11-04 | ミツ子 菅 | 耳掻き |
-
1992
- 1992-02-10 JP JP4056537A patent/JPH0734948B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4980652A (ja) * | 1972-08-02 | 1974-08-03 | ||
JPH03264139A (ja) * | 1989-12-25 | 1991-11-25 | Chiyuuritsu Seisakusho:Kk | 熱交換器の製造方法 |
JP3115363U (ja) * | 2005-08-02 | 2005-11-04 | ミツ子 菅 | 耳掻き |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0734948B2 (ja) | 1995-04-19 |
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