JPH05211U - Uoe鋼管突き合わせ部の段差修正装置 - Google Patents

Uoe鋼管突き合わせ部の段差修正装置

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JPH05211U
JPH05211U JP4486291U JP4486291U JPH05211U JP H05211 U JPH05211 U JP H05211U JP 4486291 U JP4486291 U JP 4486291U JP 4486291 U JP4486291 U JP 4486291U JP H05211 U JPH05211 U JP H05211U
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JP
Japan
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steel pipe
pipe
uoe
uoe steel
step correction
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Application number
JP4486291U
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English (en)
Inventor
義夫 西條
里治 川上
克己 新名
昭 内藤
雅俊 寺田
和秋 小林
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JFE Engineering Corp
Original Assignee
JFE Engineering Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 UOE鋼管突き合わせ部の段差を正確に修正
する。 【構成】 略O状に成形されたOプレス後のUOE鋼管
原管の、連続仮付け溶接を行なう突き合わせ部の段差
を、前記原管の外周面を取り巻くように配置された複数
個のケージロールで原管を拘束しつつ、ケージロールに
油圧シリンダーで圧力をかけて無くす、UOE鋼管仮付
け溶接部の段差修正装置において、段差修正前のUOE
鋼管原管の長手方向各断面の突き合わせ部の段差を計測
する計測手段と、その出力に基づいて段差修正量を演算
する段差修正量演算手段と、段差修正量演算手段の演算
結果に基づきUOE鋼管原管の長手方向各断面にかける
前記油圧シリンダーの圧力を制御する圧力制御手段とを
有するUOE鋼管突き合わせ部の段差修正装置。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、Oプレス後のUOE鋼管原管の突き合わせ部を外面より仮付溶接 する際に問題となる溶接部の段差を修正するための、UOE鋼管突き合わせ部の 段差修正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
Oプレス後のUOE鋼管の原管は、搬送ラインで仮付溶接機に送られ、仮付溶 接された後内外面溶接が施される。原管の仮付溶接においては、品質上溶接部の 左右に段差がないことが要求される。この仮付溶接部の段差は、溶接前の原管の 突き合わせ部の段差に起因するものであり、この段差は鋼管の径、板厚および鋼 種によって程度が異なり、その程度に応じて溶接前に修正してやる必要がある。
【0003】 Oプレス後のUOE鋼管の原管の突き合わせ部の段差を修正する修正装置とし ては、従来鋼管を取り巻くように放射状に複数配置されたケージロールを有する 修正装置がある。この修正装置を詳述すると、図3の説明図に示すように、駆動 モーター21でウオームホイール22を介して昇降される2本の昇降スクリュウ 23と、この2本の昇降スクリュウ23を連結する連結部材24に、回動可能に 取りつけられた複数のケージロール25(図3では3個で、外側のロールとロー ルの間隔は2m程度))と、このケージロール25を、昇降スクリュウ23ごと 鋼管26に押し付ける油圧シリンダー27とからなる段差修正機が、図4に示す ように、鋼管26を取り巻くように、かつ鋼管26の軸線26aに対して2基づ つ線対称となるように複数(図4では8基)配置されたものである。
【0004】 なお、このような段差を生じさせないUOE鋼管のOプレス方法として、特開 昭59−191516号公報記載の技術がある。この方法は、0.2〜0.3% の絞り率でOプレス成形を行なうというものである。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の段差修正装置を使用する場合には、ケージロー ルの設定位置、すなわちケージロールをどの程度鋼管に押し付けてやるかは、鋼 管の外径、肉厚および鋼種等毎に定めた経験値を使用して、鋼管の呼称外径より も小さめに設定しているが、鋼管の外径、肉厚および鋼種等が同じでも、段差の 大きさにはバラツキがあるので、十分に段差が修正されないという問題点がある 。そのため、段差があるまま仮付溶接される鋼管があり、このような鋼管が発見 されると、その鋼管を再び修正装置まで逆送させ、段差の再修正を行なわねばな らないという問題点がある。
【0006】 また、一定長さ以上(例えば2.5m以上)段差のあるまま溶接した場合には 、逆送が不可能となりる。そして、このような場合には、仮付されたビードをグ ラインダー等で研削除去し、鋼管の内側から油圧ジャッキで鋼管を押し広げ段差 を修正した後、人手で再溶接をしなければならないという問題点がある。
【0007】 このような問題点があるため、設備が長時間停止したり、作業の流れが乱れた りして、生産性が低下していた。
【0008】 また、前記特開昭59−191516号公報記載の技術を実施しようとしても 、肉厚や製造履歴等により段差にバラツキが発生すること、また搬送途中で突き 合わせ部が変形することにより、段差の修正が必要になってくるという問題点が あった。
【0009】 この考案は、従来技術の上述のような問題点を解消し、UOE鋼管の原管の突 き合わせ部を仮付溶接する場合に、段差のあるまま溶接することのないUOE鋼 管突き合わせ部の段差修正装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この考案に係るUOE鋼管突き合わせ部の段差修正装置は、略O状に成形され たOプレス後のUOE鋼管原管の、連続仮付け溶接を行なう突き合わせ部の段差 を、前記原管の外周面を取り巻くように配置された複数個のケージロールで原管 を拘束しつつ、ケージロールに油圧シリンダーで圧力をかけて無くす、UOE鋼 管仮付け溶接部の段差修正装置において、段差修正前のUOE鋼管原管の長手方 向各断面の突き合わせ部の段差を計測する計測手段と、その出力に基づいて段差 修正量を演算する段差修正量演算手段と、段差修正量演算手段の演算結果に基づ きUOE鋼管原管の長手方向各断面にかける前記油圧シリンダーの圧力を制御す る圧力制御手段とを有するものである。
【0011】
【作用】
この考案に係るUOE鋼管突き合わせ部の段差修正装置は、略O状に成形され たOプレス後のUOE鋼管原管の、連続仮付け溶接を行なう突き合わせ部の段差 を、前記原管の外周面を取り巻くように配置された複数個のケージロールで原管 を拘束しつつ、ケージロールに油圧シリンダーで圧力をかけて無くす、UOE鋼 管仮付け溶接部の段差修正装置において、段差修正前のUOE鋼管原管の長手方 向各断面の突き合わせ部の段差を計測する計測手段と、その出力に基づいて段差 修正量を演算する段差修正量演算手段と、段差修正量演算手段の演算結果に基づ きUOE鋼管原管の長手方向各断面にかける前記油圧シリンダーの圧力を制御す る圧力制御手段とから構成されている。このように構成されているので、鋼管の 長手方向の段差の大きさに応じて、段差の修正ができるので、1本の鋼管の中で 段差のあるまま仮付溶接されることはない。また、1本毎に段差に応じた段差の 修正量が設定できるので、段差のあるまま仮付溶接される鋼管は発生しない。
【0012】
【実施例】
本考案の1実施例のUOE鋼管突き合わせ部の段差修正装置を、図1に基づき 説明する。本考案の1実施例のUOE鋼管突き合わせ部の段差修正装置は、仮付 溶接前にUOE鋼管原管の突き合わせ部の右側及び左側の高さを検出する突き合 わせ部高さ検出器1および2と、この突き合わせ部高さ検出器1および2からの 高さ信号に基づきその差を演算する段差演算器3と、段差演算器3からの指令に 基づき段差修正機5に圧力をかける油圧シリンダーの圧力を制御する圧力制御器 4と、複数の段差修正機5とから構成されている。この段差修正装置は、図3及 び図4で説明した8基の段差修正機と同じ段差修正機を使用している。
【0013】 そして、図2に示すNO.4およびNO.5段差修正機5dおよび5eは、専 ら鋼管を下から支持するだけのものであり、油圧シリンダーは設けていない。そ して、図2のように、突き合わせ部の左側が右側よりも高いときは、NO.6、 NO.7及びNO.8段差修正機5f、5g及び5hにかかる圧力をNO.1、 NO.2及びNO.3段差修正機5a、5b及び5cにかかる圧力よりも高くし て、段差を修正するようにしている。
【0014】 また、NO.6、NO.7及びNO.8段差修正機5f、5g及び5hにかか る圧力も同一ではなくて、NO.8>NO.7>NO.6のようにする。もちろ ん、突き合わせ部の右側が左側よりも高いときは、NO.1、NO.2及びNO .3段差修正機5a、5b及び5cにかかる圧力をNO.6、NO.7及びNO .8段差修正機5f、5g及び5hにかかる圧力よりも高くして、段差を修正す る。そして、NO.1〜NO.3内の圧力も、NO.1>NO.2>NO.3の ようにする。
【0015】 突き合わせ部高さ検出器1および2は、UOE鋼管原管の突き合わせ部が真上 に成るような状態にして、突き合わせ部の左右の高さ位置を別々に検出し、その 差で突き合わせ部の段差を求めるためのものであり、接触式のものでも光学的な 非接触式のものでもよい。
【0016】 このようにして、UOE鋼管突き合わせ部の段差を修正するようにしているの で、段差を許容範囲まで修正することができ、段差のあるまま仮付される鋼管は ない。
【0017】
【考案の効果】 この考案により、仮付溶接前のUOE鋼管突き合わせ部の段差を適正範囲内に 修正するすることができるので、段差のあるまま仮付される鋼管はなく、UOE 鋼管製造ラインの可動率が上がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例のUOE鋼管突き合わせ部の
段差修正装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本考案の1実施例のUOE鋼管突き合わせ部の
段差修正装置の各段差修正機の作動を示す説明図であ
る。
【図3】従来のUOE鋼管突き合わせ部の段差修正装置
を構成する段差修正機の構造を示す説明図である。
【図4】従来のUOE鋼管突き合わせ部の段差修正装置
を構成する段差修正機の配置状況を示す説明図である。
【符号の説明】
1 突き合わせ部高さ検出器 2 突き合わせ部高さ検出器 3 段差演算器 4 圧力制御器 5 段差修正機
フロントページの続き (72)考案者 内藤 昭 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)考案者 寺田 雅俊 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内 (72)考案者 小林 和秋 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 略O状に成形されたOプレス後のUOE
    鋼管原管の、連続仮付け溶接を行なう突き合わせ部の段
    差を、前記原管の外周面を取り巻くように配置された複
    数個のケージロールで原管を拘束しつつ、ケージロール
    に油圧シリンダーで圧力をかけて無くす、UOE鋼管仮
    付け溶接部の段差修正装置において、段差修正前のUO
    E鋼管原管の長手方向各断面の突き合わせ部の段差を計
    測する計測手段と、その出力に基づいて段差修正量を演
    算する段差修正量演算手段と、段差修正量演算手段の演
    算結果に基づきUOE鋼管原管の長手方向各断面にかけ
    る前記油圧シリンダーの圧力を制御する圧力制御手段と
    を有することを特徴とするUOE鋼管突き合わせ部の段
    差修正装置。
JP4486291U 1991-06-14 1991-06-14 Uoe鋼管突き合わせ部の段差修正装置 Pending JPH05211U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5569663B1 (ja) * 2013-05-20 2014-08-13 Jfeスチール株式会社 連続仮付溶接機におけるオフセット修正制御装置及びオフセット修正制御方法
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