JPH05211600A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH05211600A JPH05211600A JP4040270A JP4027092A JPH05211600A JP H05211600 A JPH05211600 A JP H05211600A JP 4040270 A JP4040270 A JP 4040270A JP 4027092 A JP4027092 A JP 4027092A JP H05211600 A JPH05211600 A JP H05211600A
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- color
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- image
- pattern
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 原稿上にマーカで書き加えられている場合に
奇麗な記録画像を出力することができる画像処理装置を
提供する。 【構成】 マーカ認識部１により識別されたマーカの色
は、ＣＰＵ２の制御によりメモリ３に登録され、マーカ
処理のための指標となる。ユーザがこのマーカを出力せ
ず、マーカ内の画像を色パターン変換する画像処理モー
ドを設定した場合、マーカ認識部１が読み取り画像の色
を認識し、ＣＰＵ２がこの色とメモリ３に登録された色
とを照合する。マーカ認識部１により認識された色とメ
モリ３に登録された色とが一致した場合には、パターン
発生部４がマーカ用のパターンを発生せず、また、輪郭
発生部５がマーカ用のパターンの輪郭を発生しない。
奇麗な記録画像を出力することができる画像処理装置を
提供する。 【構成】 マーカ認識部１により識別されたマーカの色
は、ＣＰＵ２の制御によりメモリ３に登録され、マーカ
処理のための指標となる。ユーザがこのマーカを出力せ
ず、マーカ内の画像を色パターン変換する画像処理モー
ドを設定した場合、マーカ認識部１が読み取り画像の色
を認識し、ＣＰＵ２がこの色とメモリ３に登録された色
とを照合する。マーカ認識部１により認識された色とメ
モリ３に登録された色とが一致した場合には、パターン
発生部４がマーカ用のパターンを発生せず、また、輪郭
発生部５がマーカ用のパターンの輪郭を発生しない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、色マーカにより画像を
処理する画像処理装置に関する。
処理する画像処理装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の画像処理装置は、原稿上
の文字や図形の周りにおいて特定の色のマーカや、予め
登録された色で領域が指定されている場合、その色のマ
ーカの内部の領域をマスキングしたり、トリミングした
り、その領域内の色毎に白黒のパターンに変換等する画
像処理を行うとともに、マーカを指定線の画像として出
力するように構成されている。
の文字や図形の周りにおいて特定の色のマーカや、予め
登録された色で領域が指定されている場合、その色のマ
ーカの内部の領域をマスキングしたり、トリミングした
り、その領域内の色毎に白黒のパターンに変換等する画
像処理を行うとともに、マーカを指定線の画像として出
力するように構成されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の画像処理装置では、原稿上に特定の色のマーカで書
き加えられた領域の指定線が画像処理された画像ととも
に出力されるので、記録画像が見にくくなるという問題
点がある。
来の画像処理装置では、原稿上に特定の色のマーカで書
き加えられた領域の指定線が画像処理された画像ととも
に出力されるので、記録画像が見にくくなるという問題
点がある。
【０００４】本発明は上記従来の問題点に鑑み、原稿上
にマーカで書き加えられている場合に奇麗な記録画像を
出力することができる画像処理装置を提供することを目
的とする。
にマーカで書き加えられている場合に奇麗な記録画像を
出力することができる画像処理装置を提供することを目
的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、画像の色を認識する色認識手段と、前記色
認識手段が予め登録された色のマーカで指定された領域
を認識した場合に、その領域内の画像を画像処理する画
像処理手段と、前記画像処理手段が予め登録された色の
マーカ自体を画像処理しないように制御する制御手段と
を有することを特徴とする。
するために、画像の色を認識する色認識手段と、前記色
認識手段が予め登録された色のマーカで指定された領域
を認識した場合に、その領域内の画像を画像処理する画
像処理手段と、前記画像処理手段が予め登録された色の
マーカ自体を画像処理しないように制御する制御手段と
を有することを特徴とする。
【０００６】更に、第２の本発明は、画像処理モード又
は領域を指定する複数の色成分から成る第１の色を認識
する手段と、前記第１の色以外の複数の色成分から成る
複数の所定の第２の色を認識する認識手段と、前記第１
の色と前記所定の第２の色とを区別して画像処理する制
御手段とを有することを特徴とする。
は領域を指定する複数の色成分から成る第１の色を認識
する手段と、前記第１の色以外の複数の色成分から成る
複数の所定の第２の色を認識する認識手段と、前記第１
の色と前記所定の第２の色とを区別して画像処理する制
御手段とを有することを特徴とする。
【０００７】
【作用】本発明は上記構成により、画像処理される領域
を示す予め登録された色のマーカ自体が処理されないの
で、原稿上にマーカで書き加えられている場合にも奇麗
な記録画像を出力することができる。
を示す予め登録された色のマーカ自体が処理されないの
で、原稿上にマーカで書き加えられている場合にも奇麗
な記録画像を出力することができる。
【０００８】又、第２の発明によれば、画像処理モード
又は領域を指定する複数の色成分から成る第１の色と、
該第１の色以外の複数の色成分から成る第２の色とを区
別して画像処理をするので、領域、モードの指定に使用
できる色の範囲及び処理される色の範囲を大幅に拡大で
きる。
又は領域を指定する複数の色成分から成る第１の色と、
該第１の色以外の複数の色成分から成る第２の色とを区
別して画像処理をするので、領域、モードの指定に使用
できる色の範囲及び処理される色の範囲を大幅に拡大で
きる。
【０００９】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図１は、本発明に係る画像処理装置の一実施例の
概略構成を示すブロック図、図２は、図１の画像処理装
置を備えた画像形成装置の概略構成を示す断面図であ
る。
する。図１は、本発明に係る画像処理装置の一実施例の
概略構成を示すブロック図、図２は、図１の画像処理装
置を備えた画像形成装置の概略構成を示す断面図であ
る。
【００１０】まず、図２を参照して本実施例の画像処理
装置が適用された画像形成装置を説明する。原稿台ガラ
ス１０１上に原稿が載置された状態でコピースタートキ
ーが押下されると、原稿画像は光源等の光学スキャナユ
ニット１０２によりスキャンされ、反射ミラー１０３〜
１０５により反射され、レンズ１０６を介して分光用の
位相格子１０７に導かれる。そして、この位相格子１０
７により青（Ｂ）、緑（Ｇ）、赤（Ｒ）の３色の光に分
光され、３ラインＣＣＤイメージセンサ１０８により
Ｂ、Ｇ、Ｒの各電気信号に変換され、このＢ、Ｇ、Ｒの
各電気信号が図１に示すような画像処理装置により処理
される。なお、図１に示す画像処理装置は一例として、
マーカにより指定された領域内の原稿画像を抽出して色
毎にパターン化するように構成されている。
装置が適用された画像形成装置を説明する。原稿台ガラ
ス１０１上に原稿が載置された状態でコピースタートキ
ーが押下されると、原稿画像は光源等の光学スキャナユ
ニット１０２によりスキャンされ、反射ミラー１０３〜
１０５により反射され、レンズ１０６を介して分光用の
位相格子１０７に導かれる。そして、この位相格子１０
７により青（Ｂ）、緑（Ｇ）、赤（Ｒ）の３色の光に分
光され、３ラインＣＣＤイメージセンサ１０８により
Ｂ、Ｇ、Ｒの各電気信号に変換され、このＢ、Ｇ、Ｒの
各電気信号が図１に示すような画像処理装置により処理
される。なお、図１に示す画像処理装置は一例として、
マーカにより指定された領域内の原稿画像を抽出して色
毎にパターン化するように構成されている。
【００１１】この画像処理を施された信号は、レーザ発
振器１０９によりレーザ光として出力され、このレーザ
光がポリゴンミラー１１０と反射ミラー１１１により反
射され、その静電潜像が感光体１１３上に形成される。
この感光体１１３上の静電潜像は、シアン、マゼンタ、
イエロー、黒の各トナーにより現像され、このトナー像
は、転写紙積載部１１７、１１８から送られた転写紙に
転写される。この転写紙は搬送ベルト１１４により定着
器１１５に搬送されてトナー像が定着され、排出部１１
６を介して排出される。
振器１０９によりレーザ光として出力され、このレーザ
光がポリゴンミラー１１０と反射ミラー１１１により反
射され、その静電潜像が感光体１１３上に形成される。
この感光体１１３上の静電潜像は、シアン、マゼンタ、
イエロー、黒の各トナーにより現像され、このトナー像
は、転写紙積載部１１７、１１８から送られた転写紙に
転写される。この転写紙は搬送ベルト１１４により定着
器１１５に搬送されてトナー像が定着され、排出部１１
６を介して排出される。
【００１２】このように原稿をＲ、Ｇ、Ｂの色信号で読
み取り、例えば指定領域内の画像を例えば黒のトナーで
パターン化する場合、図１に示す画像処理装置は、まず
図３（ａ）に示すような処理により、領域指定用のユー
ザの所望のマーカ色を登録する。この際、マーカ色とし
てはパターン変換される原稿中の色とは異なる色が指
定、登録される。マーカ色及び変換される色は複数の色
成分（Ｒ，Ｇ，Ｂ）からなり、任意の色の登録が可能で
ある。図３は、図１の画像処理装置のマーカ登録処理と
マーカ処理を説明するためのフローチャートである。先
ず、ユーザが白紙上にマーカでラインを引き（ステップ
Ｓ１１）、マーカ登録モードに設定し（ステップＳ１
２）、この原稿を原稿台ガラス１０１上に載置してコピ
ーボタンを押下し、読み取らせる（ステップＳ１３）。
したがって、この原稿の画像が３ラインＣＣＤイメージ
センサ１０８によりＢ、Ｇ、Ｒの各電気信号に変換さ
れ、マーカ認識部１は、図４に示すような色相面におけ
るＲ、Ｇ、Ｂの各信号レベルによりマーカの色を判別す
る（ステップＳ１４）。この際の色検出は、Ｒ，Ｇ，Ｂ
の入力データを各々８ビットで表わした、計２24色の情
報をマンセルの色空間の彩度、明度、色相に分解して行
うのが望ましいが、３次元の入力色空間の処理は困難で
あるため、２次元の色空間への変換を行う。この変換法
としては、既に知られている方法であるが、Ｒ，Ｇ，Ｂ
の最小値ｍｉｎ（Ｒ，Ｇ，Ｂ）は無彩色成分であること
から該最小値ｍｉｎ（Ｒ，Ｇ，Ｂ）を各々Ｒ，Ｇ，Ｂデ
ータより減算し、残ったデータを有彩色成分として用い
ることにより３次元の色空間から２次元の色空間へと変
換する。変換された平面は図４に示すような領域に分け
られ、入力されるＲ，Ｇ，Ｂの大小関係によって、Ｒ＞
Ｇ＞Ｂ，Ｒ＞Ｂ＞Ｇ，Ｇ＞Ｂ＞Ｒ，Ｇ＞Ｒ＞Ｂ，Ｂ＞Ｒ
＞Ｇ，Ｂ＞Ｇ＞Ｒの６種類の領域に大別され、Ｒ，Ｇ，
Ｂの最大値、中間値により、ルックアップテーブル等を
用いて色相値を求める。
み取り、例えば指定領域内の画像を例えば黒のトナーで
パターン化する場合、図１に示す画像処理装置は、まず
図３（ａ）に示すような処理により、領域指定用のユー
ザの所望のマーカ色を登録する。この際、マーカ色とし
てはパターン変換される原稿中の色とは異なる色が指
定、登録される。マーカ色及び変換される色は複数の色
成分（Ｒ，Ｇ，Ｂ）からなり、任意の色の登録が可能で
ある。図３は、図１の画像処理装置のマーカ登録処理と
マーカ処理を説明するためのフローチャートである。先
ず、ユーザが白紙上にマーカでラインを引き（ステップ
Ｓ１１）、マーカ登録モードに設定し（ステップＳ１
２）、この原稿を原稿台ガラス１０１上に載置してコピ
ーボタンを押下し、読み取らせる（ステップＳ１３）。
したがって、この原稿の画像が３ラインＣＣＤイメージ
センサ１０８によりＢ、Ｇ、Ｒの各電気信号に変換さ
れ、マーカ認識部１は、図４に示すような色相面におけ
るＲ、Ｇ、Ｂの各信号レベルによりマーカの色を判別す
る（ステップＳ１４）。この際の色検出は、Ｒ，Ｇ，Ｂ
の入力データを各々８ビットで表わした、計２24色の情
報をマンセルの色空間の彩度、明度、色相に分解して行
うのが望ましいが、３次元の入力色空間の処理は困難で
あるため、２次元の色空間への変換を行う。この変換法
としては、既に知られている方法であるが、Ｒ，Ｇ，Ｂ
の最小値ｍｉｎ（Ｒ，Ｇ，Ｂ）は無彩色成分であること
から該最小値ｍｉｎ（Ｒ，Ｇ，Ｂ）を各々Ｒ，Ｇ，Ｂデ
ータより減算し、残ったデータを有彩色成分として用い
ることにより３次元の色空間から２次元の色空間へと変
換する。変換された平面は図４に示すような領域に分け
られ、入力されるＲ，Ｇ，Ｂの大小関係によって、Ｒ＞
Ｇ＞Ｂ，Ｒ＞Ｂ＞Ｇ，Ｇ＞Ｂ＞Ｒ，Ｇ＞Ｒ＞Ｂ，Ｂ＞Ｒ
＞Ｇ，Ｂ＞Ｇ＞Ｒの６種類の領域に大別され、Ｒ，Ｇ，
Ｂの最大値、中間値により、ルックアップテーブル等を
用いて色相値を求める。
【００１３】そして、このマーカ認識部１により識別さ
れたマーカの色は、ＣＰＵ（中央処理装置）２の制御に
よりメモリ３に登録され、図３（ｂ）に示すマーカ処理
のための指標となる（ステップＳ１５）。
れたマーカの色は、ＣＰＵ（中央処理装置）２の制御に
よりメモリ３に登録され、図３（ｂ）に示すマーカ処理
のための指標となる（ステップＳ１５）。
【００１４】このマーカ処理の一例を図３（ｂ）を参照
して説明すると、ユーザが上記の如く登録された色のマ
ーカで原稿上に画像処理領域を指定し（ステップＳ２
１）、ついで例えばこのマーカを出力せず、マーカ内の
画像のみを色毎のパターンに変換する画像処理モードを
設定し（ステップＳ２２）、この原稿を原稿台ガラス１
０１上に載置してコピーボタンを押下し、読み取らせる
と（ステップＳ２３）、マーカ認識部１がこの指定領域
の色を認識し（ステップＳ２４）、ＣＰＵ２がこの色と
メモリ３に登録された色とを照合する（ステップＳ２
５）。
して説明すると、ユーザが上記の如く登録された色のマ
ーカで原稿上に画像処理領域を指定し（ステップＳ２
１）、ついで例えばこのマーカを出力せず、マーカ内の
画像のみを色毎のパターンに変換する画像処理モードを
設定し（ステップＳ２２）、この原稿を原稿台ガラス１
０１上に載置してコピーボタンを押下し、読み取らせる
と（ステップＳ２３）、マーカ認識部１がこの指定領域
の色を認識し（ステップＳ２４）、ＣＰＵ２がこの色と
メモリ３に登録された色とを照合する（ステップＳ２
５）。
【００１５】そして、マーカ認識部１により認識された
色とメモリ３に登録された色とが一致した場合には、パ
ターン発生部４はマーカ用のパターンを発生しない。ま
た、パターン発生部４から「パターン無し」の信号が輪
郭発生部５に出力され、輪郭発生部５がマーカ用のパタ
ーンの輪郭を発生しない（ステップＳ２６）。そして、
このマーカ領域内の画像がマーカ領域外データカット部
６により抽出され、マーカ領域内の画像の色が色認識部
７により認識され、色毎のパターンがパターン発生部８
から出力されるとともに、指定領域内の色毎のパターン
の輪郭が輪郭発生部９から出力される（ステップＳ２
７）。
色とメモリ３に登録された色とが一致した場合には、パ
ターン発生部４はマーカ用のパターンを発生しない。ま
た、パターン発生部４から「パターン無し」の信号が輪
郭発生部５に出力され、輪郭発生部５がマーカ用のパタ
ーンの輪郭を発生しない（ステップＳ２６）。そして、
このマーカ領域内の画像がマーカ領域外データカット部
６により抽出され、マーカ領域内の画像の色が色認識部
７により認識され、色毎のパターンがパターン発生部８
から出力されるとともに、指定領域内の色毎のパターン
の輪郭が輪郭発生部９から出力される（ステップＳ２
７）。
【００１６】他方、マーカ認識部１により認識された色
とメモリ３に登録された色とが一致しない場合には、パ
ターン発生部４からマーカ用のパターンが発生され、ま
た、輪郭発生部５がマーカ用のパターンの輪郭を発生す
る（ステップＳ２８）。なお、この場合にも同様に、こ
のマーカ領域内の画像がマーカ領域外データカット部６
により抽出され、マーカ領域内の画像の色が色認識部７
により認識され、色毎のパターンがパターン発生部８か
ら出力されるとともに、指定領域内の色毎のパターンの
輪郭が輪郭発生部９から出力される（ステップＳ２
９）。なお、色認識部７はマーカ認識部１と同様に、図
４に示すような色相面におけるＲ、Ｇ、Ｂの各信号レベ
ルによりマーカ領域内の画像の色を認識する。
とメモリ３に登録された色とが一致しない場合には、パ
ターン発生部４からマーカ用のパターンが発生され、ま
た、輪郭発生部５がマーカ用のパターンの輪郭を発生す
る（ステップＳ２８）。なお、この場合にも同様に、こ
のマーカ領域内の画像がマーカ領域外データカット部６
により抽出され、マーカ領域内の画像の色が色認識部７
により認識され、色毎のパターンがパターン発生部８か
ら出力されるとともに、指定領域内の色毎のパターンの
輪郭が輪郭発生部９から出力される（ステップＳ２
９）。なお、色認識部７はマーカ認識部１と同様に、図
４に示すような色相面におけるＲ、Ｇ、Ｂの各信号レベ
ルによりマーカ領域内の画像の色を認識する。
【００１７】つぎに、図５〜図８を参照してこのパター
ン発生部４、８の構成を説明する。
ン発生部４、８の構成を説明する。
【００１８】図５は、図１のパターン発生部の詳細な構
成を示すブロック図、図６は、図５のパターン発生部が
発生するパターンを示す説明図、図７は、図６のパター
ンの読み出しアドレスを示す説明図、図８は、図５のパ
ターン発生部の主要信号を示すタイミングチャートであ
る。図５に示すＲＡＭ（ランダムアクセスメモリ）３０
１が図６に示すように原稿画像の色毎に異なるパターン
データを発生し、アドレス制御部３０２が図７に示すよ
うにＲＡＭ３０１のアドレスを制御することによりこの
パターンデータを読み出す。この場合、主走査方向カウ
ンタ３０３は図８に示すように、水平同期信号（ＨＳＹ
ＮＣ）３０７によりクロック３０８をカウントし、副走
査方向カウンタ３０４は画先信号３０６により水平同期
信号（ＨＳＹＮＣ）３０７をカウントしている。すなわ
ち、アドレス制御部３０２は、この主走査方向カウンタ
３０３と副走査方向カウンタ３０４の各カウント値を基
に、図６に示すようなパターンデータを逐次ＲＡＭ３０
１から読み出し、また、ＲＡＭ３０１から読み出された
パターンは、色認識部７の認識結果に応じてセレクタ３
０５により選択される。
成を示すブロック図、図６は、図５のパターン発生部が
発生するパターンを示す説明図、図７は、図６のパター
ンの読み出しアドレスを示す説明図、図８は、図５のパ
ターン発生部の主要信号を示すタイミングチャートであ
る。図５に示すＲＡＭ（ランダムアクセスメモリ）３０
１が図６に示すように原稿画像の色毎に異なるパターン
データを発生し、アドレス制御部３０２が図７に示すよ
うにＲＡＭ３０１のアドレスを制御することによりこの
パターンデータを読み出す。この場合、主走査方向カウ
ンタ３０３は図８に示すように、水平同期信号（ＨＳＹ
ＮＣ）３０７によりクロック３０８をカウントし、副走
査方向カウンタ３０４は画先信号３０６により水平同期
信号（ＨＳＹＮＣ）３０７をカウントしている。すなわ
ち、アドレス制御部３０２は、この主走査方向カウンタ
３０３と副走査方向カウンタ３０４の各カウント値を基
に、図６に示すようなパターンデータを逐次ＲＡＭ３０
１から読み出し、また、ＲＡＭ３０１から読み出された
パターンは、色認識部７の認識結果に応じてセレクタ３
０５により選択される。
【００１９】図９は、図１の画像処理装置のマーカの処
理例を示す説明図であり、図９（ｂ）は、図９（ａ）に
示すようにユーザが原稿１１上に処理領域をマーカ線１
２で囲んで指定し、マーカ線１２の指定線を出力しない
ように設定した場合の出力例を示す。この場合、マーカ
線１２がマーカ認識部１により認識されて出力されず、
マーカ線１２内の画像がマーカ領域外データカット部６
により抽出され、この抽出領域内の色が色認識部７によ
り認識され、色毎のパターン１３〜１５がパターン発生
部８から出力され、また、パターン毎の輪郭が輪郭発生
部９から出力される。
理例を示す説明図であり、図９（ｂ）は、図９（ａ）に
示すようにユーザが原稿１１上に処理領域をマーカ線１
２で囲んで指定し、マーカ線１２の指定線を出力しない
ように設定した場合の出力例を示す。この場合、マーカ
線１２がマーカ認識部１により認識されて出力されず、
マーカ線１２内の画像がマーカ領域外データカット部６
により抽出され、この抽出領域内の色が色認識部７によ
り認識され、色毎のパターン１３〜１５がパターン発生
部８から出力され、また、パターン毎の輪郭が輪郭発生
部９から出力される。
【００２０】図１０は、マーカの他の処理例を示す説明
図であり、図１０（ａ）は、ユーザが原稿上の画像「Ａ
ＢＣ」をマーカ領域１６で塗り潰して指定してこのマー
カ領域１６のパターンを指定し、また、画像「」をマ
ーカ領域１７で塗り潰して指定してこのマーカ領域１７
を濃度変換して出力するように指定し、画像「」をマ
ーカ領域１８で塗り潰して指定してこのマーカ領域１８
を出力しないように設定した場合を示す。この場合、図
１０（ｂ）に示すようにマーカ領域１６のパターン１９
と、マーカ領域１７が濃度変換された画像２０がパター
ン発生部４から発生されて出力され、また、マーカ領域
１８が出力されない。
図であり、図１０（ａ）は、ユーザが原稿上の画像「Ａ
ＢＣ」をマーカ領域１６で塗り潰して指定してこのマー
カ領域１６のパターンを指定し、また、画像「」をマ
ーカ領域１７で塗り潰して指定してこのマーカ領域１７
を濃度変換して出力するように指定し、画像「」をマ
ーカ領域１８で塗り潰して指定してこのマーカ領域１８
を出力しないように設定した場合を示す。この場合、図
１０（ｂ）に示すようにマーカ領域１６のパターン１９
と、マーカ領域１７が濃度変換された画像２０がパター
ン発生部４から発生されて出力され、また、マーカ領域
１８が出力されない。
【００２１】図１１は、マーカの他の処理例を示す説明
図であり、図１１（ａ）は、マーカ指定領域２１と、文
書中に引かれたマーカ指定領域２２とが同一の色である
原稿を示す。そして、図１１（ｂ）に示すように、この
マーカ指定領域２１、２２が出力されないように設定さ
れた場合にはマーカ指定領域２１、２２内の原稿画像２
３、２４のみが出力され、また、このマーカ指定領域２
１、２２が濃度変換されて出力されるように設定された
場合にはこの色−濃度変換された画像２５、２６が出力
される。
図であり、図１１（ａ）は、マーカ指定領域２１と、文
書中に引かれたマーカ指定領域２２とが同一の色である
原稿を示す。そして、図１１（ｂ）に示すように、この
マーカ指定領域２１、２２が出力されないように設定さ
れた場合にはマーカ指定領域２１、２２内の原稿画像２
３、２４のみが出力され、また、このマーカ指定領域２
１、２２が濃度変換されて出力されるように設定された
場合にはこの色−濃度変換された画像２５、２６が出力
される。
【００２２】したがって、上記実施例によれば、ユーザ
の所望のマーカ色を登録し、ユーザの選択に応じてマー
カの指定線を出力しないので、奇麗な記録画像を出力す
ることができる。
の所望のマーカ色を登録し、ユーザの選択に応じてマー
カの指定線を出力しないので、奇麗な記録画像を出力す
ることができる。
【００２３】なお、上記実施例では、画像処理が施され
る領域を囲んだり、塗り潰したマーカの色とメモリ３に
登録された色とを比較することにより、マーカの指定線
を出力しないしないように構成したが、図１２に示すよ
うに原稿上にマーカチェックエリア２７を設け、マーカ
チェックエリア２７の色とメモリ３に登録された色とが
一致した場合に、その色と同一の色の指定領域の指定線
を出力しないしないように構成することも可能である。
また、上記実施例では、マーカの色を登録する場合に実
際のマーカを用いて登録したが、図１３に示すように色
相面を表示してその色相面の角度を指定することにより
登録するように構成してもよい。
る領域を囲んだり、塗り潰したマーカの色とメモリ３に
登録された色とを比較することにより、マーカの指定線
を出力しないしないように構成したが、図１２に示すよ
うに原稿上にマーカチェックエリア２７を設け、マーカ
チェックエリア２７の色とメモリ３に登録された色とが
一致した場合に、その色と同一の色の指定領域の指定線
を出力しないしないように構成することも可能である。
また、上記実施例では、マーカの色を登録する場合に実
際のマーカを用いて登録したが、図１３に示すように色
相面を表示してその色相面の角度を指定することにより
登録するように構成してもよい。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、画像の
色を認識する色認識手段と、前記色認識手段が予め登録
された色のマーカで指定された領域を認識した場合に、
その領域内の画像を画像処理する画像処理手段と、前記
画像処理手段が予め登録された色のマーカ自体を画像処
理しないように制御する制御手段とを有するので、原稿
上にマーカで書き加えられている場合に奇麗な記録画像
を出力することができる。
色を認識する色認識手段と、前記色認識手段が予め登録
された色のマーカで指定された領域を認識した場合に、
その領域内の画像を画像処理する画像処理手段と、前記
画像処理手段が予め登録された色のマーカ自体を画像処
理しないように制御する制御手段とを有するので、原稿
上にマーカで書き加えられている場合に奇麗な記録画像
を出力することができる。
【００２５】更に、画像処理モード又は領域を指定する
複数の色成分から成る第１の色を認識する手段と、前記
第１の色以外の複数の色成分から成る複数の所定の第２
の色を認識する認識手段と、前記第１の色と前記所定の
第２の色とを区別して画像処理する制御手段とを有する
ので、領域、モードの指定に使用できる色の範囲及び処
理される色の範囲を大幅に拡大できる。
複数の色成分から成る第１の色を認識する手段と、前記
第１の色以外の複数の色成分から成る複数の所定の第２
の色を認識する認識手段と、前記第１の色と前記所定の
第２の色とを区別して画像処理する制御手段とを有する
ので、領域、モードの指定に使用できる色の範囲及び処
理される色の範囲を大幅に拡大できる。
【図１】本発明に係る画像処理装置の一実施例の概略構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図２】図１の画像処理装置を備えた画像形成装置の概
略構成を示す断面図である。
略構成を示す断面図である。
【図３】図１の画像処理装置のマーカ登録処理とマーカ
処理を説明するためのフローチャートである。
処理を説明するためのフローチャートである。
【図４】図１のマーカ認識部と色認識部の色認識動作を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図５】図１のパターン発生部の詳細な構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図６】図５のパターン発生部が発生するパターンを示
す説明図である。
す説明図である。
【図７】図６のパターンの読み出しアドレスを示す説明
図である。
図である。
【図８】図５のパターン発生部の主要信号を示すタイミ
ングチャートである。
ングチャートである。
【図９】図１の画像処理装置のマーカの処理例を示す説
明図である。
明図である。
【図１０】マーカの他の処理例を示す説明図である。
【図１１】マーカの他の処理例を示す説明図である。
【図１２】予め登録されたマーカの色を判定する他の方
法を示す説明図である。
法を示す説明図である。
【図１３】マーカの色を登録する他の方法を示す説明図
である。
である。
１ マーカ認識部 ３ メモリ ４，８ パターン発生部 ６ マーカ領域外データカット部 ７ 色認識部
Claims (2)
- 【請求項１】 画像の色を認識する色認識手段と、 前記色認識手段が予め登録された色のマーカで指定され
た領域を認識した場合に、その領域内の画像を画像処理
する画像処理手段と、 前記画像処理手段が予め登録された色のマーカ自体を画
像処理しないように制御する制御手段とを有することを
特徴とする画像処理装置。 - 【請求項２】 画像処理モード又は領域を指定する複数
の色成分から成る第１の色を認識する手段と、前記第１
の色以外の複数の色成分から成る複数の所定の第２の色
を認識する認識手段と、前記第１の色と前記所定の第２
の色とを区別して画像処理する制御手段とを有すること
を特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4040270A JPH05211600A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4040270A JPH05211600A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05211600A true JPH05211600A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=12575951
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4040270A Pending JPH05211600A (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05211600A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0773667A2 (en) | 1995-11-13 | 1997-05-14 | Minolta Co., Ltd. | Image processing apparatus |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP4040270A patent/JPH05211600A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0773667A2 (en) | 1995-11-13 | 1997-05-14 | Minolta Co., Ltd. | Image processing apparatus |
| US6345118B1 (en) * | 1995-11-13 | 2002-02-05 | Minolta Co., Ltd. | Image processing apparatus |
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