JPH05211596A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH05211596A
JPH05211596A JP3178022A JP17802291A JPH05211596A JP H05211596 A JPH05211596 A JP H05211596A JP 3178022 A JP3178022 A JP 3178022A JP 17802291 A JP17802291 A JP 17802291A JP H05211596 A JPH05211596 A JP H05211596A
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JP
Japan
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binary
image
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pixel
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Withdrawn
Application number
JP3178022A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Mano
宏 真野
Takashi Kawana
孝 川名
Tetsuo Saito
徹雄 斉藤
Atsushi Kashiwabara
淳 柏原
Kaoru Seto
薫 瀬戸
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、解像度の異なる2値画像及び多値
画像の混在領域を良好に再現させることを可能にする画
像処理装置を提供しようとするものである。 【構成】 本発明においては、150dpiの多値画素
内に600dpiの2値画素が存在するか否かを2値/
多値混在検出部55が判定する。そして、150dpi
の画素が全て2値画素からなる場合には、2値データ処
理部58はその内部の2値画素を600dpiとして出
力する。また、多値画素のみである場合には150線ス
クリーン処理部57が150dpiデータとして出力す
る。そして、2値/多値混在であると判定した場合に
は、2値/多値混在エリア処理部56が、その内部の多
値画素の部分を300dpiで処理して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は画像処理装置、詳しくは
2値・多値混在画像を記録出力させるための画像処理装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの出力装置として、
レーザビームプリンタ等の電子写真を用いた記録装置が
広く使われるようになってきた。これらの装置は高画
質、低騒音等メリットが多く、特に高画質の面からデス
クトップパブリツシング分野を急速に拡大させた一因に
もなっている。
【0003】通常、レーザビームプリンタは図14に示
すように、プリンタコントローラ100とプリンタエン
ジン部200で構成されている。プリンタコントローラ
100は、ホストコンピユータ500から送られてくる
(例えば、ページ記述言語でかかれている)コードデー
タをドット情報に分解し、プリンタエンジン部200に
送る処理を行い、プリンタエンジン部200はプリンタ
コントローラ100から出力されてきたドット情報に従
って、公知の電子写真方式に従って画像を記録する。
【0004】基本的に、レーザビームプリンタは、ホス
トコンピユータから送られてくるページ毎の画像情報を
ラスタイメージのドット情報に分解して印字する。この
ため各構成ドットは打つ、打たないの2値であり、中間
値(多値)を持っていない。従って、写真画像等の中間
調画像を表現する場合、ホスト側でデイザ処理などによ
り、多値信号を2値信号に変換する以外、階調を持った
画像を記録することはできない。
【0005】しかし、最近では2値と多値の両方の信号
を扱えるレーザビームプリンタが考えられるようになっ
てきている。そこでは、例えば2値は600dpiで表
現し、多値はPWM(パルス幅変調)処理を用いて60
0dpi4ドット(4×4)まとめて150dpi表現
というように、2値と多値で解像度がちがうプリンタが
提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、D
TPで用いられるPDL(ページ記述言語)で、文書を
作成した場合、この2値と多値の解像度の違いが、作成
文書に悪影響を与えることがわかった。
【0007】図14は、同じ境界に多値画像と2値画像
とを重畳させた例を示している。DTP上で行われる処
理の手順は以下の通りである。尚、同図(A)は150
dpiドットと600dpiドットの関係を示してい
る。
【0008】1.境界10を決め(図15(B))、そ
の右下をグレー(多値)で塗る(同図(C))。
【0009】2.境界10の右下を2値の黒で塗る(同
図(D))。
【0010】かかる処理を行うと、デイスプレー上で
は、グレーが消えているのに、プリンタで印字した場合
には、グレーが残って出力される。これは、グレーは1
50dpiで表現されるため、デイスプレー上の境界と
プリンタの境界が必ずしも一致するとは限らないからで
ある。
【0011】本発明はかかる従来技術に鑑みなされたも
のであり、解像度の異なる2値画像及び多値画像の混在
領域を良好に再現させることを可能にする画像処理装置
を提供しようとするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するた
め、本発明の画像処理装置は以下に示す構成を備える。
すなわち、第1の解像度の2値画像データ、及び前記第
1の解像度以下の第2の解像度を持った多値画像データ
を入力する入力手段と、第2の解像度の画素に2値画素
が含まれるか否かを判別する判別手段と、多値画像の解
像度の画素内に2値画素が含まれるとき、当該注目画素
の多値画素の解像度を上げて出力する出力手段とを備え
る。
【0013】
【作用】かかる本発明の構成において、多値画像データ
の解像度に基づく画素内に、それより高い解像度の2値
画素が混在する場合には、当該多値画素の解像度を上げ
る。
【0014】
【実施例】以下、添付図面に従って本発明にかかる実施
例を詳細に説明する。尚、実施例ではレーザビームプリ
ンタに適応させた例を説明する。
【0015】<装置構成の説明>図1は実施例における
プリンタコントローラの概略図である。
【0016】ホストから送られてきたPDL記述の情報
の内容を解析することで、PSインタプリタAは多値画
像は多値画像メモリBに、2値画像は2値データメモリ
Cに展開する。ただし、この2値メモリCは該当する画
素位置が2値データであるのか多値データであるのかを
示すデータも記憶する。こうして、1ページ分のデータ
展開が終了すると、図2に示す処理系にデータを供給す
る。
【0017】図2において、50は水平同期信号、51
は画像データに同期した画像クロツク、52は画像デー
タが2値データか多値データを識別する識別信号、53
は画像データ、54及び55は画像データの単位面積
(ピクセル)内に2値情報が含まれているか検出する為
のロジツク回路、56は画像データ53の信号を受けて
濃度処理を行なう処理回路、57は画像データ53の信
号を受けて150線スクリーンで濃度処理を行なう回
路、即ち、パルス幅変調、ディザ処理等の中間調処理を
行い2値信号を得る2値化回路、58は2値データ処理
回路、59はセレクト回路で2値/多値識別信号52に
よつて切換えを行なう。60は54及び55で構成され
るピクセル内の2値/多値混在検出信号を受けて2値/
多値混在エリア処理56へ切換える切換回路、61はビ
デオ信号出力である。尚、実施例において、画像データ
53は6ビット(64階調)で供給されるが、2値デー
タであるときには、そのうちの最上位(MSB)のみが
意味を持つ。
【0018】基本的には、画像クロック51は600d
piに相当するクロックであって、中間調画像は主走査
及び副走査共4個同じデータが供給されることで150
線スクリーン(150dpi)で再現し、2値画像デー
タは600dpiで再現する。
【0019】先ず画像データ53の入力は150線スク
リーン化処理回路57によってシリアルなビデオ信号に
変換される。また画像データ53の入力が2値データで
ある時は、2値データ検出回路58が2値/多値識別信
号で判別しセレクタ58へ入力されている。
【0020】従つてイメージ画像等の多値画像データ領
域では150線スクリーン化処理された階調をもつビデ
オ出力が得られる様に、また、テキスト等文字データの
2値画像データ領域ではプリンタ本来の解像度(600
dpi)の2値信号のビデオ出力が得られる様にするた
め、2値/多値混在検出信号はセレクタ59に供給され
る。すなわち、適宜、2値画像か多値画像かを選択し記
録信号として出力する。
【0021】より具体的に説明すると、以下の通りであ
る。
【0022】本実施例では150dp画素単位に監視し
て、その150dpi画素が2値画像のみからなる場合
には、本来の600dpiでビデオ信号61を出力す
る。また、多値画像のみからなる場合には、通常の15
0dpi処理を施す。そして、2値/多値混在領域であ
る場合の多値部分に関しては本来の150dpiより高
い解像度で処理する。
【0023】<2値多値混在領域に対する説明>さて、
図4〜図6に2値/多値画像の記録例を示し、以下にそ
れを説明する。
【0024】第4図に於いて左上部100の部分は、中
間調画像領域であり、上述した150線スクリーン化処
理を行なっている。また102の黒い部分は2値(文字
等)領域であり600線(600dpi)である。そし
て、101の部分は2値/多値混在領域の処理であり、
従来技術で説明した様に線数の異なる画像データをオー
バーレイした時に生じる残留領域であり、画像品位を劣
化させる原因となる。
【0025】そこで残留領域である部分101が目立た
ない様にする必要がある。そこで、実施例では、このよ
うな線数の異なる画像をオーバーレイする部分を検出
し、その部分に特定の処理を行うようにする。そのた
め、実施例では150線単位(150dpi)の画素内
に2値と多値が混在しているかを検出するピクセル検出
部54及び2値/多値混在検出部55を設けた(その詳
細は後述する)。
【0026】因に、図4は混在エリア101を多値エリ
ア100と同じ150線の処理を行なった例を示してい
る。混在エリア、即ち、線数の異なるオーバーレイの部
分では従来技術でも説明した様にとり残し部分が生じ、
その濃度差によって画質が劣化する。また、第5図では
混在エリア102を線数を上げ300線としたもの、第
6図は混在エリアの線数を75線としたものである。図
示の如く、テキスト等2値画像域の600dpiの境界
線が第4図や第6図等の低線数に於いては濃度パターン
なのか2値画像域なのか判別しにくくなってしまってお
り、境界部では第5図に示す様に、混在域に於いてより
高線数な中間調処理を行なった方が2値のラインを美し
く再現出来る。
【0027】そこで、本実施例では2値/多値混在領域
に対しては、その多値画素の解像度より実質的に高い解
像度で画像を再現させる。
【0028】<ピクセル検出部54及び2値/多値混在
検出部55の説明>実施例におけるピクセル検出部54
及び2値/多値混在検出部55の具体的な回路構成を図
3に示す。
【0029】図示における600dpiの画像クロック
に同期した2値/多値識別信号52はFIFO201〜
203によつて1ラインずつ遅延され、それぞれレジス
タ204〜207に供給される。レジスタ204〜20
7は、各々4ビット分の容量を有し、結局、4×4ドッ
トのウインドウで記憶保持される(このウインドウはつ
まり、150dpiの画素と同じ大きさである)。各レ
ジスタが保持している600dpiの各画素に対する2
値/多値識別信号52は図示のゲート群に供給されるこ
とになるが、ORゲート211〜214では、すくなく
とも1つが2値画像データであるかどうかを示す信号が
出力され、NANDゲート215〜218からは全てが
2値であるかどうかを示す信号が出力されることにな
る。従って、ORゲート223からは600dpiの4
×4領域(150線画素)中に、2値/多値が混在して
いるか否かを示す信号を出力することになる。ただし、
この判断結果は、150dpi単位に出力されることが
要求されるので、その出力タイミングを制御するため、
図示の如く、水平同期信号HSYNC及び画像クロック
とも1/4分周し、それをゲート224の一方の入力端
子に供給した。従って、ANDゲートから150dpi
の画素クロックに同期した2値/多値混在検出信号が供
給されることになる。
【0030】以下、2値/多値混在エリア処理部56及
び150線スクリーン処理部57について説明するが、
2値データ処理部58に関してはそのままの2値データ
を出力するものとして説明は省略する。
【0031】<150線スクリーン処理部の説明>図7
に実施例における150線(150dpi)スクリーン
処理部57のブロック図を示す。
【0032】図中、1は多値の画像データVIDEOを
取り込む為のラツチ、2はプリンタ装置の主走査方向の
密度を表わす一定周期のクロツク4fを発生する発振器
であり、ホスト側ビデオクロツクVCLKに同期して動
作する同期発振器である。同期発振器2は、クロツクV
CLKの周波数をfとするクロツクVCLKの4倍の周
波数の密度クロツク4fを出力する。3は同期発振器2
のクロツク4fを受けてカウントアツプする主走査カウ
ンタ、4は水平同期信号HSYNCの数でカウントアツ
プする副走査カウンタ、5は多値の入力画像データ及び
カウンタ3,4の出力値をアドレスとして入力するとと
もに、多値の入力画像データを所定の閾値マトリツクス
によりデイザ処理した“1”,“0”の結果を出力する
テーブルメモリ、6aは多値の画像データVIDEO
(6ビット)を入力するビデオデータ入力端子、7aは
ビデオクロツクVCLKの入力端子、8aは水平同期信
号HSYNCの入力端子、10はテーブルメモリ5から
出力された2値信号、すなわちデイザ処理された画像デ
ータVDOである。尚、このデイザ処理された2値信号
VDOはレーザをオン/オフさせるための変調信号とな
る。
【0033】リーダーもしくはホストコンピユータ等の
ホスト機器から送られて来た6ビツトの多値画像データ
VIDEOは、同様にホストから送られてくる一定周期
のビデオクロツクVCLKによって、ラツチ回路1にラ
ツチされる。ラツチされた多値画像データ6はテーブル
メモリ5のアドレス信号として入力される。
【0034】又、ビデオクロツク7は同期発振器2をト
リガし、その出力は主走査カウンタ3をカウントアツプ
する。ここで主走査カウンタ3はそのカウント値をパラ
レルバイナリー4ビツトで表わし、この4ビツトのデー
タはテーブルメモリ5の多値画像データ6が入力されて
いるビツトの上位側に入力する。主走査カウンタ3は水
平同期信号HSYNC8によつてリセットされ、画素域
内を細分化した(2400dpiの1ドット域)ポイン
タアドレスとして動作する。
【0035】また副走査カウンタ4は水平同期信号HS
YNC8によつてカウントアツプされ、カウント値はパ
ラレルバイナリ2ビツトで表わされる。この2ビツトの
データは、テーブルメモリ5のアドレスの下位ビツトに
入力する。また、この副走査カウンタ4は垂直同期信号
VSYNC9によって画像域の先端でリセットされ、副
走査方向のポインタとして動作する。
【0036】次に入力画像データの転送レート(実施例
では600dpi)よりも主走査密度の方が高密度なプ
リンタで印刷を行う時の中間調処理方法について述べ
る。
【0037】図8は、デイザ処理を実行するテーブルメ
モリ5のプログラミングを説明するものである。
【0038】前述した様にメモリアドレスは、図8
(a)に示した様に上位2ビツトが副走査カウンタ4の
カウント値、その下位4ビツトが主走査カウンタ3のカ
ウント値、最下位6ビツトが多値画像データVIDEO
である。図8(b)は、本例におけるデイザマトリツク
スを示すものであつて、図中の各数値は2値化のための
閾値を表わす。通常この各閾値は副走査カウンタ4及び
主走査カウンタ3のカウント値によつて順次アクセスさ
れ多値画像データと比較されるが、本例においては図8
(c)に示す如く図8(b)のデイザマトリツクスでデ
イザ処理した“1”,“0”、のデータをテーブルメモ
リ5に予じめ格納しておくものである。
【0039】そして副走査カウンタ4、主走査カウンタ
3のカウント値及び多値データをアドレスとして直接テ
ーブルメモリ5に入力させ、テーブルメモリ5からは
“1”,“0”の2値化データのみを取り出す様に構成
したものである。
【0040】尚、以下の説明においては説明の簡略化の
ために副走査カウンタ4、主走査カウンタ3が各閾値を
順次アクセスするものとする。
【0041】副走査カウンタ4は、水平同期信号HSY
NCが入力される度に図8(b)に示すデイザしきい値
マトリツクスの行方向のポインターアドレスとして動作
し、その下位の主走査カウンタ3は同期発振器2から発
生する密度クロツク4fを入力としクロツク毎に列方向
のアドレスポンターとして動作する。
【0042】先ず、画像データを受ける際にホスト機器
から垂直同期信号VSYNCが送られて来ると、副走査
カウンタ4はリセットされ、第8図(b)に示す“00
H”行をアドレツシングする。
【0043】次に水平同期信号HSYNCによつて、主
走査カウンタ3がリセットされ、“00H”列をアドレ
ツシングする。この時アクセスされる閾値は“34H”
となっている。従って入力多値画像データの値が“34
H”の時メモリアドレスの下位6ビツトが“34H”で
ポインタアドレスである上位6ビツトが全て“0”のメ
モリアドレスをアドレツシングする。従つて0行0列の
“34H”を閾値として“34H”以上の値を持つた多
値画像データVIDEOを“1”(黒ドットと判定す
る)とするには図8(c)に示す如くメモリアドレス
“0034H”以後“00FFH”番地までの出力デー
タを“1”とすれば達成される。次に密度クロツク4f
が1パルス入力されると主走査カウンタ3はカウントア
ツプし、“00”行“01”列をポイントアドレスす
る。“00”行“01”列は閾値“24H”であり、入
力多値画像データの値が“24H”の時メモリアドレス
は“0124”番地をアドレツシングする。従って“0
124H”番地以後“01FFH”番地までの出力デー
タを“1”としておくことにより、入力画像データが
“24H”以上の値の時は全て黒ドットを出力する。
【0044】同様に副走査方向についても水平同期信号
HSYNCによつて行切換操作が行われ、メモリ5のテ
ーブルが切り換る。
【0045】尚、以上でプログラミング方法で図8
(b)のデイザしきい値マトリツクスは任意に作成出来
るわけであるがプリンタ特性に応じ最適なデイザマトリ
ツクスを選択すれば良い。
【0046】図8(d)は密度クロツク4fとホスト機
器により送られて来る画像濃度データVIDEOのタイ
ミングを示したものである。今仮に画像データの値が
“1FH”であった場合、すなわち1FH/3FHで5
0%の濃度を表現する時のドットの様子を図8(e)に
示している。図8(e)に示される様に4行16列、す
なわち、横方向150dpiの64階調が、画像データ
の4行4列で表わされた事に成り、高解像度で高階調な
中間調画像の再生を可能にしている。
【0047】この様に本実施例では16×4閾値おデイ
ザマトリツクスを用いるとともに入力画像データ1画素
に対して4つの閾値を割り当て600dpiの入力画像
データであつても2400dpiの階調画像が出力でき
る構成となつている。
【0048】上述した16×4閾値のピクセルで処理す
る150線スクリーン化処理回路に2値多値混在判別信
号202を入力し、図8のメモリテーブルアドレス空間
を切換え、予めプログラムされた別途な線スクリーン処
理エリアをアクセスし境界部の線数を切換えて2値のラ
インを崩さず美しく再現する事が可能になる。
【0049】<2値/多値混在エリア処理部の説明>次
に、実施例における2値/多値混在エリア処理部56を
説明する。先に説明したように、実施例においては、1
50dpiの画素注目したとき、それが2値/多値混在
していると判断した場合には、その150dpi中の多
値データを300線処理する。
【0050】この2値/多値混在エリア処理部は基本的
に先に説明した150線スクリーン処理部57と同じで
あり、テーブルメモリ5に記憶された内容がことなるだ
けである。テーブルメモリの内容は図9(b)の如くあ
る。
【0051】繰り返すが、実施例においては、150d
piの多値データは主走査方向及び副走査方向とも4個
の600dpiの同じデータが供給される。このうち、
主走査方向にたいして600dpiの2画素のデータを
入力する度に、閾値マトリックスを更新する。装置内部
としては、画素クロックを4倍(2400dpi単位)
にして内部処理しているので、主走査方向に対して8回
そのアドレスすることで一通りの閾値が選択され、2値
化される。
【0052】このようにして、600dpiで送られて
きた多値データに対して、2400dpiの2×8の2
値画素ブロックが生成させることになる。そして、多値
データは主走査方向に4回連続して同じデータが出力さ
れてくるので、結局、図9(d)の様なデータ“1FH
”が続くときには、図9(e)のような出力結果をえ
ることが可能になる。
【0053】<他の実施例の説明>図10に第2の実施
例のブロック構成図を示す。
【0054】第1の実施例と同じ部所には同番号が付し
てあり新規な部分についてのみ説明する。
【0055】図示の構成においては、混在方向検出部3
00を2値/多値混在検出回路55に付加し、混在の有
無に対する判断に加えて2値のライン方向を検出するロ
ジツクを構成し検出結果に応じて第11図に示す様なス
テータス情報(図示の信号203〜205)を出力させ
る。出力された信号S1 ,S2 ,S3 によって2値/多
値混在エリア処理は図12に示す様にS1 ,S2 ,S3
はスクリーン角切換アドレスとして動作しテーブルを切
換えて、一例として第11図に示す様な境界エリアで2
値/多値混在部のスクリーン角を2値画像102の境界
線に対して直角方向に成る様に図12のメモリテーブル
5から選択し印字する。
【0056】以上の動作によって、2値画像の境界域に
於いて濃度のスクリーン角を周辺の状況に対応して変化
させる事によって2値領域と多値領域を明瞭に再現する
事を可能とする。
【0057】尚、第1の実施例で行なった線数の切換と
同時に濃度のスクリーン角も併用して変更するパターン
をプログラムすれば更にオーバーレイ時の画質劣化を小
さくすることが出来る。
【0058】以上説明したように本実施例によれば、画
像データ密度の事なる画像情報をオーバーレイ等を行な
う時、密度の異なる画像情報が濃度単位(ピクセル)内
に混在した際に生じる濃度の残留部分を目立たなくする
効ことが可能になる。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、解
像度の異なる2値画像及び多値画像の混在領域を良好に
再現させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるプリンタコントローラにおける
受信処理にかかるブロック構成図である。
【図2】実施例における画像処理回路のブロック構成図
である。
【図3】実施例における2値/多値混在検出部近傍のブ
ロック構成図である。
【図4】2値/多値混在領域を多値画像の解像度でもっ
て再現した例を示す図である。
【図5】2値/多値混在領域を多値画像の解像度より高
くして再現した例を示す図である。
【図6】2値/多値混在領域を多値画像の解像度以下で
再現した例を示す図である。
【図7】実施例における150線スクリーン処理部のブ
ロック構成図である。
【図8】実施例における150線スクリーン処理部の動
作を説明するための図である。
【図9】実施例における2値/多値混在エリア処理部の
動作を説明するための図である。
【図10】他の実施例における装置のブロック構成図で
ある。
【図11】他の実施例における混在方向検出部300の
出力信号の意味を示す図である。
【図12】他の実施例における2値/多値混在エリア処
理部のブロック構成図である。
【図13】他の実施例において、2値/多値混在領域の
再現例を示す図である。
【図14】レーザビームプリンタの基本的なブロック構
成図である。
【図15】異なる解像度の2値/多値画像の混在領域で
不具合の発生する例を示す図である。
【符号の説明】
50 水平同期信号 51 画像クロツク 52 2値/多値識別信号 53 画像データ 54 ピクセル検出部 55 2値/多値混在検出部 56 2値/多値混在エリア処理部 57 150線スクリーン処理部 58 2値データ処理部 59、60 切換スイツチ 61 ビデオ出力信号 300 密度混在方向検出手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年11月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるプリンタコントローラにおける
受信処理にかかるブロック構成図である。
【図2】実施例における画像処理回路のブロック構成図
である。
【図3】実施例における2値/多値混在検出部近傍のブ
ロック構成図である。
【図4】2値/多値混在領域を多値画像の解像度でもっ
て再現した例を示す図である。
【図5】2値/多値混在領域を多値画像の解像度より高
くして再現した例を示す図である。
【図6】2値/多値混在領域を多値画像の解像度以下で
再現した例を示す図である。
【図7】実施例における150線スクリーン処理部のブ
ロック構成図である。
【図8A】実施例における150線スクリーン処理部の
動作を説明するための図である。
【図8B】実施例における150線スクリーン処理部の
動作を説明するための図である。
【図8C】実施例における150線スクリーン処理部の
動作を説明するための図である。
【図8D】実施例における150線スクリーン処理部の
動作を説明するための図である。
【図8E】実施例における150線スクリーン処理部の
動作を説明するための図である。
【図9A】実施例における2値/多値混在エリア処理部
の動作を説明するための図である。
【図9B】実施例における2値/多値混在エリア処理部
の動作を説明するための図である。
【図9C】実施例における2値/多値混在エリア処理部
の動作を説明するための図である。
【図9D】実施例における2値/多値混在エリア処理部
の動作を説明するための図である。
【図9E】実施例における2値/多値混在エリア処理部
の動作を説明するための図である。
【図10】他の実施例における装置のブロック構成図で
ある。
【図11】他の実施例における混在方向検出部300の
出力信号の意味を示す図である。
【図12】他の実施例における2値/多値混在エリア処
理部のブロック構成図である。
【図13】他の実施例において、2値/多値混在領域の
再現例を示す図である。
【図14】レーザビームプリンタの基本的なブロック構
成図である。
【図15】異なる解像度の2値/多値画像の混在領域で
不具合の発生する例を示す図である。
【符号の説明】 50 水平同期信号 51 画像クロツク 52 2値/多値識別信号 53 画像データ 54 ピクセル検出部 55 2値/多値混在検出部 56 2値/多値混在エリア処理部 57 150線スクリーン処理部 58 2値データ処理部 59、60 切換スイツチ 61 ビデオ出力信号 300 密度混在方向検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B41J 2/485 G06K 15/00 H04N 1/387 101 4226−5C 8804−2C B41J 3/12 G (72)発明者 柏原 淳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 瀬戸 薫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の解像度の2値画像データ、及び
    前記第1の解像度以下の第2の解像度を持った多値画像
    データを入力する入力手段と、 第2の解像度の画素に2値画素が含まれるか否かを判別
    する判別手段と、 多値画像の解像度の画素内に2値画素が含まれるとき、
    当該注目画素の多値画素の解像度を上げて出力する出力
    手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 更に前記2値画像データ用の第1処理
    手段と、 前記多値画像データ用のパルス幅変調を行う第2処理手
    段とを有し、 多値画像の解像度の画素内に2値画素が含まれるとき、
    前記第1、第2の処理手段の処理を無効とする画像処理
    装置。
JP3178022A 1991-07-18 1991-07-18 画像処理装置 Withdrawn JPH05211596A (ja)

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JP3178022A JPH05211596A (ja) 1991-07-18 1991-07-18 画像処理装置

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Family

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6211969B1 (en) 1997-10-01 2001-04-03 Nec Corporation Print data control method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6211969B1 (en) 1997-10-01 2001-04-03 Nec Corporation Print data control method

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Effective date: 19981008