JPH05211580A - ファクシミリにおける多重伝送方法 - Google Patents
ファクシミリにおける多重伝送方法Info
- Publication number
- JPH05211580A JPH05211580A JP3333325A JP33332591A JPH05211580A JP H05211580 A JPH05211580 A JP H05211580A JP 3333325 A JP3333325 A JP 3333325A JP 33332591 A JP33332591 A JP 33332591A JP H05211580 A JPH05211580 A JP H05211580A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ECM通信方式を使って、画像データのみな
らずキャラクタコードデータや音声信号等も時分割方式
により多重伝送出来るファクシミリを提供する。 【構成】 情報部に画像データのデータ識別コード10
4とともに画像データ106を割当て、フラグシーケン
ス101、アドレス部102、制御部103を含んで構
成された画像データの送信フレームに、情報部に画像デ
ータとは異なるデータ識別コード11とともに、別のデ
ータ12(キャラクタコードデータ等)を割り当てて構
成された送信フレームを時分割方式により割り込ませな
がら、ECM通信方式によって送信する構成となってい
る。
らずキャラクタコードデータや音声信号等も時分割方式
により多重伝送出来るファクシミリを提供する。 【構成】 情報部に画像データのデータ識別コード10
4とともに画像データ106を割当て、フラグシーケン
ス101、アドレス部102、制御部103を含んで構
成された画像データの送信フレームに、情報部に画像デ
ータとは異なるデータ識別コード11とともに、別のデ
ータ12(キャラクタコードデータ等)を割り当てて構
成された送信フレームを時分割方式により割り込ませな
がら、ECM通信方式によって送信する構成となってい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ECM通信方式を利用
したファクシミリのデータの伝送処理方法の改良に関す
る。
したファクシミリのデータの伝送処理方法の改良に関す
る。
【0002】
【従来技術】近時、画像データを正確に伝送させるエラ
ーコレクションモード(以下、ECMと記載)の通信方
式を備えたファクシミリが開発され使用される様になっ
て来た。ここに、ECM通信方式とは、256フレーム
で成る1ブロック分の画像データがエラー無く完全に受
信出来る迄、フレーム単位で再送要求を行い、1ブロッ
クの画像データが正しく受信出来た後は、印字状況に応
じて次の1ブロックの画像データの受信に移行する動作
を繰返して行うもので、電話回線の雑音レベルが高い場
合であっても、正確な画像データ伝送を行うことが出来
る様になっている。図4は、この様なECM通信方式の
画像データの構造を示したもので、101はフレームの
開始を表わすフラグシーケンス、102は相手局あるい
は自局のアドレスを示すアドレス部、103はデータ伝
送の為の論理的な経路を制御する為の命令や応答を表わ
す制御部、104はデータの種類(画像データ、キャラ
クタコードデータ、音声信号等)を指定するデータ識別
コード、105は1ブロック内のフレームの番号(0〜
255)、106は伝送される画像データ、107は受
信側で伝送誤りをチェックする為のフレームチェッキン
グシーケンス、108はフレームの終了を表わすと共に
次のフレームの開始を表わすフラグシーケンスであり、
以下、同様のフレームが連なっている。ところが、従
来、ファクシミリのECM通信方式では、フレーム内に
データの種類(画像データ、キャラクタコードデータ、
音声信号等)を指定するデータ識別コード104が備わ
っていながら、全て画像データを表わす「60」で統一
指定されているので、図3に示す様にファクシミリ同士
の通信にしか利用されておらず、多重伝送の機能が十分
に発揮されているとは言えない状況であった。
ーコレクションモード(以下、ECMと記載)の通信方
式を備えたファクシミリが開発され使用される様になっ
て来た。ここに、ECM通信方式とは、256フレーム
で成る1ブロック分の画像データがエラー無く完全に受
信出来る迄、フレーム単位で再送要求を行い、1ブロッ
クの画像データが正しく受信出来た後は、印字状況に応
じて次の1ブロックの画像データの受信に移行する動作
を繰返して行うもので、電話回線の雑音レベルが高い場
合であっても、正確な画像データ伝送を行うことが出来
る様になっている。図4は、この様なECM通信方式の
画像データの構造を示したもので、101はフレームの
開始を表わすフラグシーケンス、102は相手局あるい
は自局のアドレスを示すアドレス部、103はデータ伝
送の為の論理的な経路を制御する為の命令や応答を表わ
す制御部、104はデータの種類(画像データ、キャラ
クタコードデータ、音声信号等)を指定するデータ識別
コード、105は1ブロック内のフレームの番号(0〜
255)、106は伝送される画像データ、107は受
信側で伝送誤りをチェックする為のフレームチェッキン
グシーケンス、108はフレームの終了を表わすと共に
次のフレームの開始を表わすフラグシーケンスであり、
以下、同様のフレームが連なっている。ところが、従
来、ファクシミリのECM通信方式では、フレーム内に
データの種類(画像データ、キャラクタコードデータ、
音声信号等)を指定するデータ識別コード104が備わ
っていながら、全て画像データを表わす「60」で統一
指定されているので、図3に示す様にファクシミリ同士
の通信にしか利用されておらず、多重伝送の機能が十分
に発揮されているとは言えない状況であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みて提案されるもので、ECM通信方式を利用して、
画像データのみならずキャラクタコードデータや音声信
号等も時分割方式により伝送出来るファクシミリにおけ
る多重伝送方法を提供することを目的としている。
鑑みて提案されるもので、ECM通信方式を利用して、
画像データのみならずキャラクタコードデータや音声信
号等も時分割方式により伝送出来るファクシミリにおけ
る多重伝送方法を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される本発明は、情報部に画像データのデータ識
別コードとともに画像データを割当て、フラグシーケン
ス、アドレス部、制御部を含んで構成された画像データ
の送信フレームに、情報部に画像データとは異なるデー
タ識別コードとともに、別のデータを割り当てて構成さ
れた送信フレームを時分割方式により割り込ませなが
ら、ECM通信方式によって送信する構成となってい
る。
に提案される本発明は、情報部に画像データのデータ識
別コードとともに画像データを割当て、フラグシーケン
ス、アドレス部、制御部を含んで構成された画像データ
の送信フレームに、情報部に画像データとは異なるデー
タ識別コードとともに、別のデータを割り当てて構成さ
れた送信フレームを時分割方式により割り込ませなが
ら、ECM通信方式によって送信する構成となってい
る。
【0005】
【作用】本発明では、送信側で情報部に画像データとは
異なるデータ識別コードとともに、別のデータ(例え
ば、キャラクタコードデータ、コマンドデータ、音声信
号等)を割り当てた送信フレームを画像データの送信フ
レームの間に時分割方式により割り込ませながら、EC
M通信方式によって送信する。一方、受信側では画像デ
ータと別のデータ(キャラクタコードデータ、コマンド
データ、音声信号等)は、データ識別コードによって容
易に区分されるので、それぞれ復調してもとの信号を取
り出す。本発明によれば、1つの回線をこの様な方法で
共用して、ファクシミリ通信と同時に他の信号の伝送も
可能となる。
異なるデータ識別コードとともに、別のデータ(例え
ば、キャラクタコードデータ、コマンドデータ、音声信
号等)を割り当てた送信フレームを画像データの送信フ
レームの間に時分割方式により割り込ませながら、EC
M通信方式によって送信する。一方、受信側では画像デ
ータと別のデータ(キャラクタコードデータ、コマンド
データ、音声信号等)は、データ識別コードによって容
易に区分されるので、それぞれ復調してもとの信号を取
り出す。本発明によれば、1つの回線をこの様な方法で
共用して、ファクシミリ通信と同時に他の信号の伝送も
可能となる。
【0006】
【実施例】以下に、図面を参照して本発明の実施例を説
明する。図1は、本発明によるECM通信方式のデータ
構造を示したもので、従来と同様のところは同一符号を
付して説明を省略する。図において、11はデータの種
類(画像データ、キャラクタコードデータ、コマンドデ
ータ、音声信号等)を指定するデータ識別コードで、従
来は画像データを表わす「60」のみで指定されていた
が、ここではキャラクタコードデータを表わす仮の番号
として「70」で指定されている。12は、伝送される
キャラクタコードデータで、従来は画像データのみが入
っていたが、ここではデータ識別コード「70」に対応
して、キャラクタコードデータがはいっている。以下、
同様に画像データのフレームの中に時分割方式で、キャ
ラクタコードデータのフレームが割り込んだ構造となっ
ているが、受信側ではデータ識別コードによって、フレ
ーム単位で画像データとキャラクタコードデータを区分
するのは容易である。図2は、上記の様な構造のデータ
を活用した場合のハード構成の例を示したもので、コン
ピュータ21,25がそれぞれファクシミリ22,24
に接続され、ファクシミリ22と24は電話回線網23
を介して回線接続された構成となっている。この様な構
成では、本発明によるECM通信方式のデータ構造を使
用すると、ファクシミリ22と24が送受信している時
でも、同一回線でコンピュータ21と25は、ファクシ
ミリ22と24を介して、データのやり取りが出来るの
で便利である。
明する。図1は、本発明によるECM通信方式のデータ
構造を示したもので、従来と同様のところは同一符号を
付して説明を省略する。図において、11はデータの種
類(画像データ、キャラクタコードデータ、コマンドデ
ータ、音声信号等)を指定するデータ識別コードで、従
来は画像データを表わす「60」のみで指定されていた
が、ここではキャラクタコードデータを表わす仮の番号
として「70」で指定されている。12は、伝送される
キャラクタコードデータで、従来は画像データのみが入
っていたが、ここではデータ識別コード「70」に対応
して、キャラクタコードデータがはいっている。以下、
同様に画像データのフレームの中に時分割方式で、キャ
ラクタコードデータのフレームが割り込んだ構造となっ
ているが、受信側ではデータ識別コードによって、フレ
ーム単位で画像データとキャラクタコードデータを区分
するのは容易である。図2は、上記の様な構造のデータ
を活用した場合のハード構成の例を示したもので、コン
ピュータ21,25がそれぞれファクシミリ22,24
に接続され、ファクシミリ22と24は電話回線網23
を介して回線接続された構成となっている。この様な構
成では、本発明によるECM通信方式のデータ構造を使
用すると、ファクシミリ22と24が送受信している時
でも、同一回線でコンピュータ21と25は、ファクシ
ミリ22と24を介して、データのやり取りが出来るの
で便利である。
【0007】
【発明の効果】本発明により、キャラクタコードデー
タ、コマンドデータ、音声信号等を画像データの送信フ
レームの間に時分割方式により割り込ませながら、EC
M通信方式を利用して多重伝送できるので、1つの回線
を使って、同時にファクシミリ通信とコンピュータ通信
等とが可能になる。
タ、コマンドデータ、音声信号等を画像データの送信フ
レームの間に時分割方式により割り込ませながら、EC
M通信方式を利用して多重伝送できるので、1つの回線
を使って、同時にファクシミリ通信とコンピュータ通信
等とが可能になる。
【図1】本発明によるECM通信方式のデータ構造を示
した図である。
した図である。
【図2】本発明によるECM通信方式のデータ構造を活
用した場合のハード構成の例を示した図である。
用した場合のハード構成の例を示した図である。
【図3】従来のECM通信方式のデータ構造を使用した
ハード構成を示した図である。
ハード構成を示した図である。
【図4】従来のECM通信方式のデータ構造を示した図
である。
である。
11,104・・・データ識別コード 12・・・キャラクタコードデータ 21,25・・・コンピュータ 22,24・・・ファクシミリ 23・・・電話回線網 101,108・・・フラグシーケンス 102・・・アドレス部 103・・・制御部 105・・・フレーム番号 106・・・画像データ 107・・・フレームチェッキングシーケンス
Claims (1)
- 【請求項1】情報部に画像データのデータ識別コードと
ともに画像データを割当て、フラグシーケンス、アドレ
ス部、制御部を含んで構成された画像データの送信フレ
ームに、情報部に画像データとは異なるデータ識別コー
ドとともに、別のデータを割り当てて構成された送信フ
レームを時分割方式により割り込ませながら、ECM通
信方式によって送信することを特徴としたファクシミリ
における多重伝送方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3333325A JPH05211580A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | ファクシミリにおける多重伝送方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3333325A JPH05211580A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | ファクシミリにおける多重伝送方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05211580A true JPH05211580A (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=18264851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3333325A Pending JPH05211580A (ja) | 1991-12-17 | 1991-12-17 | ファクシミリにおける多重伝送方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05211580A (ja) |
-
1991
- 1991-12-17 JP JP3333325A patent/JPH05211580A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990615 |