JPH06209344A - データ通信システム - Google Patents

データ通信システム

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JPH06209344A
JPH06209344A JP50A JP241093A JPH06209344A JP H06209344 A JPH06209344 A JP H06209344A JP 50 A JP50 A JP 50A JP 241093 A JP241093 A JP 241093A JP H06209344 A JPH06209344 A JP H06209344A
Authority
JP
Japan
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data
lines
data communication
frame
order
Prior art date
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Pending
Application number
JP50A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Endo
淳一 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP50A priority Critical patent/JPH06209344A/ja
Publication of JPH06209344A publication Critical patent/JPH06209344A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 データ送信中に回線を増加する場合でも、デ
ータの順序性を保持するためのプロトコルを実装せず
に、データの順序性を保持する。 【構成】 専用回線31によるデータ通信中に新たな複
数回線32〜3nを増加し、これら回線を統合してデー
タ通信を行う場合、送信側10のデータ通信装置は、識
別フレーム付加回路21〜2nから各回線31〜3nに
対して、回線増加の始まりを示す識別フレームを送信
後、分配回路11から予め設定された回線順にデータを
上記識別フレーム付加回路に分配して送信する。また、
受信側40のデータ通信装置は、識別フレーム検出回路
51〜5nによって識別フレームを検出後、読み込み回
路61で予め設定された回路順に、各回線31,42〜
4nからの受信データを統合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ通信中に、新た
に複数の通信回線を増加して統合し、データ通信を行う
データ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のデータ通信システムに
は、回線を介したデータの通信中に、負荷分散等を行う
ために新たに回線を増加する場合、ディジタル統合サー
ビス網(いわゆるISDN)や電話網等の回線群を利用
するものがある。上記回線群を用いてデータを通信する
場合、すでに送信を行っている回線において送信側の送
信キュー(回線に送信するための待ち行列バッファ)や
受信側の受信キュー(受信処理を行うための待ち行列バ
ッファ)等にデータが多く格納されていると、受信側で
新たに増加された回線からのデータを先に受信し、デー
タの順序性が損なわれる場合がある。この順序性が損な
われると通信が成立していないプロトコルがいくつも現
存することとなる。そこで、従来のデータ通信システム
では、順序性を保持するために、本来の通信に使用する
プロトコルに加えて、データの順序性を回復するプロト
コルであるマルチリンクプロトコル(MLP)等を実装
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記システ
ムでは、データの順序性を保持するためのプロトコルの
実装を必要とするので、このプロトコルに係るプログラ
ムを記憶するデータ通信装置のメモリ等の資源を余分に
必要とするとともに、通信性能が低下するという問題点
があった。
【0004】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、データの順序性を保持するためのプロトコルを実装
せずに、データ送信中に新たな回線を増加してデータ通
信を行う場合でもデータの順序性を保持することができ
るデータ通信システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、データの通信中に、新たに複数の回線
を増加して統合し、当該各回線を介してデータを送信側
から受信側にデータを通信するデータ通信システムにお
いて、前記送信側と受信側とで、前記データを通信する
回線の順序を予め設定し、前記各回線を統合してデータ
通信を行う場合には、前記送信側では、前記複数回線に
よるデータ通信の開始を示す識別フレームを、当該各回
線を介して送信した後、前記通信するデータを前記予め
設定した順序で各回線に分配して送信し、前記受信側で
は前記識別フレームを検出後、前記予め設定した順序で
各回線からデータを読み込むデータ通信システムが提供
される。
【0006】
【作用】例えば専用回線によるデータ通信中に新たな複
数の通信回線を増加し、これら回線を統合してデータ通
信を行う場合、送信側のデータ通信装置は、識別フレー
ム付加回路から各回線に対して識別フレームを送信後、
分配回路から予め設定された回線順にデータを上記識別
フレーム付加回路に分配して送信する。また、受信側の
データ通信装置は、識別フレーム検出回路によって識別
フレームを検出後、読み込み回路で予め設定された回路
順に、各回線からの受信データを統合する。
【0007】従って、受信側のデータ通信端末装置で
は、先行して受信したデータと、後から受信したデータ
との順序性を保持することができる。
【0008】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図4の図面に基づ
き説明する。図1は、本発明に係るデータ通信システム
の構成を示すブロック図である。図において、データ通
信端末装置の送信側10では、図示しない送信回路から
フレーム単位で送出された送信データを複数の回線に分
配する分配回路11と、回線増加を認識すると、識別フ
レームを付加してそれぞれ回線31〜3n及びISDN
を介して通信相手であるデータ通信端末装置の受信側4
0に送出する複数(実施例では、n個(nは整数))の
識別フレーム付加回路21〜2nとを有している。な
お、回線31は、ISDNに接続されていない専用の通
信回線であり、回線32〜3nは、ISDNによって異
なった経路で後述する受信回線42〜4nと接続されて
統合された送信回線である。本実施例において、複数の
回線を統合せずに、単一の回線のみでデータ通信を行う
場合には、この回線31を介在させて、送信側10と受
信側40との間でデータ通信が行われ、また複数の回線
を統合してデータ通信を行う場合、回線31〜3nを使
用して送信側10と受信側40との間で、図2に示すよ
うなフレーム構成のデータを通信している。なお、この
場合、データを通信する回線の順序は、送信側10と受
信側40との間で予め設定されている。
【0009】図2において、データフレームは、フレー
ムの先頭と後尾に設けられ、上記フレームの開始と終結
を示すフラグシーケンスFと、コマンドを受信すべき1
或いは2以上のデータ通信端末装置(局)又はレスポン
スを送信した1或いは2以上のデータ通信端末装置を示
すアドレス情報が格納されるアドレス部Aと、コマンド
として相手局に対する動作の指令に、又はレスポンスと
してその指令に対する応答に使用するコントロール部C
と、データを格納するデータ部Dとから構成されてい
る。
【0010】分配回路11は、例えば単一の回線のみで
データ通信を行う場合には、専用回線31に接続された
識別フレーム付加回路21にのみデータを送出し、また
上記データの通信中に、負荷分散等を行うために新たに
回線を増加し各回線を統合する場合には、予め設定され
た回線の順序(実施例では、回線31,32,…,3n
の順序)に従って、フレーム単位のデータを識別フレー
ム付加回路21〜2nに送出している。
【0011】識別フレーム付加回路21〜2nは、各回
線を統合して図2に示したフレーム構成のデータを通信
する場合には、上記データフレーム中のアドレス部Aの
アドレス情報を識別フレームである旨を定義する所定の
アドレス情報に設定して、上記識別フレームを各回線3
1〜3nに送出し、次いでフレーム単位の各送信データ
を上記各回線31〜3nに送出する。なお、本実施例で
は、例えば識別フレーム付加後の各データフレームに対
し、識別フレーム付加回路21〜2nが、そのアドレス
部Aのアドレス情報を通信相手局に対応したアドレス情
報に設定して、上記フレーム単位の送信データを各回線
21〜2nに送出するように構成することも可能であ
る。
【0012】データ通信端末装置の受信側40では、回
線31,42〜4nを介して取り込んだ各データフレー
ムから識別フレームを検出する識別フレーム検出回路5
1〜5nと、上記取り込まれた各データを予め設定され
た回路順で読み込む読込回路61とを有している。な
お、回線42〜4nは、ISDNによって異なった経路
で送信回線32〜3nと接続されて統合された受信回線
である。
【0013】識別フレーム検出回路51〜5nは、各回
線を統合してフレーム構成のデータを通信する場合に
は、上記取り込んだデータフレーム中のアドレス部Aの
アドレス情報を参照して、上記アドレス情報が識別フレ
ームに対応したアドレスであるかどうか検出している。
なお、本実施例では、例えば識別フレーム検出後の各デ
ータフレームに対し、識別フレーム検出回路51〜5n
が、そのアドレス部のアドレス情報が自局に対応したア
ドレスであるかどうか検出し、自局に対応したアドレス
である場合には、読込回路61による上記取り込んだデ
ータの読み込みを可能にするように構成することも可能
である。
【0014】読込回路61は、例えば単一の回線のみで
データ通信を行う場合には、専用回線31に接続された
識別フレーム検出回路51のみからフレーム単位のデー
タの読み込みを行い、また新たに回線を増加し各回線を
統合する場合には、識別フレーム検出回路51〜5nに
よる識別フレームの検出後、予め設定された回路の順序
(実施例では、回線31,42,…,4nの順序)に従
って、各識別フレーム検出回路51〜5nからフレーム
単位のデータの読み込みを行うので、先行して受信した
データと後から受信したデータとの順序性を損なうこと
なく、データを読み込み、受信データとして送出するこ
とができる。
【0015】次に、新たに回線を増加し各回線を統合す
る場合のデータ通信の動作について説明する。なお、本
実施例では、送信回線32〜3nは、ISDNを介して
同数の受信回線52〜5nと接続状態にあるものとし、
フレーム単位の送信データ及び受信データは、簡易的に
示した図3(a) 、図4(d) のものを用いるものとする。
【0016】送信側10では、図3(a) に示す送信デー
タのうちデータ1〜4を、専用回線31を介して1フレ
ームごと送信しており(図3(b) 参照)、その後に回線
の増加を認識すると、各識別フレーム付加回路21〜2
nは、各回線31〜3nに識別フレームSを送信する
(図3(b) 〜(d) 参照)。次に、分配回路11は、予め
設定した回線順、すなわち回線31,32,…,3nの
順序に従って、データ5以降のデータを各識別フレーム
付加回路21〜2nへ分配して、上記各回線31〜3n
に1フレームごと送信する。
【0017】受信側40では、読込回路61は、識別フ
レームSが識別フレーム検出回路51〜5nによって検
出されるまで、専用回線31を介して、送信データ1〜
4を1フレームごと読み込んでいる(図4(a) 参照)。
そして、識別フレーム検出回路51〜5nが識別フレー
ムSを検出すると(図4(a) 〜(c) 参照)、読込回路6
1は、予め設定した回線順、すなわち回線31,42,
…,4nの順序に従って、データ5以降のデータを1フ
レームごと読み込み、図4(d) に示す受信データとして
送出する。
【0018】従って、本実施例では、通信回線を増加し
た場合、送信側で回線増加の始まりを示す識別フレーム
を送信した後、送信データを各回線に分配して送信し、
受信側で上記識別フレームを受信後、予め設定された回
線順でデータを読み込むので、図4に示すように、通信
キューや受信キュー等にデータが溜まっている場合に、
データの順序性が損なわれても、MLP等のプロトコル
を実装せずに上記順序性を保持でき、複数回線を統合し
てデータ通信を良好に行うことができる。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明では、デ
ータの通信中に、新たに複数の回線を増加して統合し、
当該各回線を介してデータを送信側から受信側にデータ
を通信するデータ通信システムにおいて、前記送信側と
受信側とで、前記データを通信する回線の順序を予め設
定し、前記各回線を統合してデータ通信を行う場合に
は、前記送信側では、前記複数回線によるデータ通信の
開始を示す識別フレームを、当該各回線を介して送信し
た後、前記通信するデータを前記予め設定した順序で各
回線に分配して送信し、前記受信側では前記識別フレー
ムを検出後、前記予め設定した順序で各回線からデータ
を読み込むので、データの順序性を保持するためのプロ
トコルを実装せずに、データ送信中に新たな回線を増加
してデータ通信を行う場合でもデータの順序性を保持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ通信システムの構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1に示したデータ通信システムに用いるデー
タのフレーム構成を示す図である。
【図3】図1に示した送信側での各部のデータを示す図
である。
【図4】図1に示した受信側での各部のデータを示す図
である。
【符号の説明】
10 データ通信端末装置の送信側 11 分配回路 21〜2n 識別フレーム付加回路 31〜3n,42〜4n 回線 51〜5n 識別フレーム検出回路 61 読込回路 ISDN ディジタル統合サービス網 S 識別フレーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データの通信中に、新たに複数の回線を
    増加して統合し、当該各回線を介してデータを送信側か
    ら受信側にデータを通信するデータ通信システムにおい
    て、前記送信側と受信側とで、前記データを通信する回
    線の順序を予め設定し、前記各回線を統合してデータ通
    信を行う場合には、前記送信側では、前記複数回線によ
    るデータ通信の開始を示す識別フレームを、当該各回線
    を介して送信した後、前記通信するデータを前記予め設
    定した順序で各回線に分配して送信し、前記受信側では
    前記識別フレームを検出後、前記予め設定した順序で各
    回線からデータを読み込むことを特徴とするデータ通信
    システム。
JP50A 1993-01-11 1993-01-11 データ通信システム Pending JPH06209344A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50A JPH06209344A (ja) 1993-01-11 1993-01-11 データ通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP50A JPH06209344A (ja) 1993-01-11 1993-01-11 データ通信システム

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Publication Number Publication Date
JPH06209344A true JPH06209344A (ja) 1994-07-26

Family

ID=11528483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50A Pending JPH06209344A (ja) 1993-01-11 1993-01-11 データ通信システム

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JP (1) JPH06209344A (ja)

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