JPH052112Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH052112Y2 JPH052112Y2 JP4976689U JP4976689U JPH052112Y2 JP H052112 Y2 JPH052112 Y2 JP H052112Y2 JP 4976689 U JP4976689 U JP 4976689U JP 4976689 U JP4976689 U JP 4976689U JP H052112 Y2 JPH052112 Y2 JP H052112Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- end member
- plate
- front plate
- drawer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 239000011120 plywood Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
- 239000002023 wood Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、引手を有する机等の引出し前板装置
に関する。
に関する。
従来の引出しの前板は、表面に化粧板を貼着し
た前板の両側端部に端部材を嵌合し、その上面に
板状の上板を接合状態でダボと孔を用いて接着固
定し、該上板の前方突出部の下面に引手を凹設し
た構造のものが提供されているが、端部材が外れ
たり、また化粧板が剥がれたりする恐れがあるも
のであつた。
た前板の両側端部に端部材を嵌合し、その上面に
板状の上板を接合状態でダボと孔を用いて接着固
定し、該上板の前方突出部の下面に引手を凹設し
た構造のものが提供されているが、端部材が外れ
たり、また化粧板が剥がれたりする恐れがあるも
のであつた。
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとする
ところは、前板の前後面に貼着した化粧板が剥が
れることがなく、また前板の両端部に嵌合する端
部材が外れることがない強固な構造を有し、更に
組立て容易な机等の引出し前板装置を提供する点
にある。
ところは、前板の前後面に貼着した化粧板が剥が
れることがなく、また前板の両端部に嵌合する端
部材が外れることがない強固な構造を有し、更に
組立て容易な机等の引出し前板装置を提供する点
にある。
本考案は、前述の課題解決の為に、前後面に化
粧板を貼着した引出し前板の両側端部に、両化粧
板の両側縁にそれぞれ前後方向から当接する前挾
持片と後挾持片を有する端部材を嵌合装着し、前
板の上面を覆い得る基板の下面に前記端部材の前
挾持片間に嵌合し且つ前面の化粧板及び端部材の
前面上縁に当接する突出部を形成するとともに、
該突出部の中央部に引手を凹設してなる引手部材
を、前記前板の上面に基板を載置し且つ端部材の
前挾持片間に突出部を嵌合した状態で、前板後面
から挿通したネジを該突出部に螺合してなる机等
の引出し前板装置を構成した。
粧板を貼着した引出し前板の両側端部に、両化粧
板の両側縁にそれぞれ前後方向から当接する前挾
持片と後挾持片を有する端部材を嵌合装着し、前
板の上面を覆い得る基板の下面に前記端部材の前
挾持片間に嵌合し且つ前面の化粧板及び端部材の
前面上縁に当接する突出部を形成するとともに、
該突出部の中央部に引手を凹設してなる引手部材
を、前記前板の上面に基板を載置し且つ端部材の
前挾持片間に突出部を嵌合した状態で、前板後面
から挿通したネジを該突出部に螺合してなる机等
の引出し前板装置を構成した。
以上の如き内容からなる本考案の机等の引出し
前板装置は、前板の前後面に貼着した化粧板の両
端縁を該前板の両側端部に嵌合した端部材の前挾
持片及び後挾持片によりそれぞれ前後方向から当
接することにより剥がれを防止するとともに、前
板の上面に引手部材の基板を載置状態で該基板の
下面に設けた突出部に前板後面より挿通したネジ
を螺合して固定することにより、該突出部が端部
材の前挾持片間に嵌合し且つ端部材の前面上縁及
び化粧板の上縁に当接して端部材の外れ及び前面
化粧板の上部が剥がれを防止するのである。
前板装置は、前板の前後面に貼着した化粧板の両
端縁を該前板の両側端部に嵌合した端部材の前挾
持片及び後挾持片によりそれぞれ前後方向から当
接することにより剥がれを防止するとともに、前
板の上面に引手部材の基板を載置状態で該基板の
下面に設けた突出部に前板後面より挿通したネジ
を螺合して固定することにより、該突出部が端部
材の前挾持片間に嵌合し且つ端部材の前面上縁及
び化粧板の上縁に当接して端部材の外れ及び前面
化粧板の上部が剥がれを防止するのである。
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考
案の詳細を説明する。
案の詳細を説明する。
第1図は本考案の代表的実施例を示し、図中A
は引出し、1は前板、2は端部材、3は引手部材
をそれぞれ示している。
は引出し、1は前板、2は端部材、3は引手部材
をそれぞれ示している。
引出しAは、机及び家具等に用いる木製の通常
構造のもので、前面に引手を有する前板1を設け
たものである。
構造のもので、前面に引手を有する前板1を設け
たものである。
前記前板1は、一枚ものの板又は合板等から形
成され、前面の両側部に突条4を形成するととも
に、両突条4,4間を凹陥面5となし、該凹陥面
5及び後面に化粧板6,7を貼着したものであ
る。
成され、前面の両側部に突条4を形成するととも
に、両突条4,4間を凹陥面5となし、該凹陥面
5及び後面に化粧板6,7を貼着したものであ
る。
前記端部材2は、前記前板1の側面及び突条4
の前面に当接する断面略L字形の閉塞部8を有
し、該閉塞部8の両端縁に前記化粧板6,7にそ
れぞれ前後方向から当接する前挾持片9及び後挾
持片10を折曲形成したもので、前記前板1の両
側端部に上下方向から嵌合した状態で、該前挾持
片9と後挾持片10で前記化粧板6,7の両側縁
を挾持するようになしている。
の前面に当接する断面略L字形の閉塞部8を有
し、該閉塞部8の両端縁に前記化粧板6,7にそ
れぞれ前後方向から当接する前挾持片9及び後挾
持片10を折曲形成したもので、前記前板1の両
側端部に上下方向から嵌合した状態で、該前挾持
片9と後挾持片10で前記化粧板6,7の両側縁
を挾持するようになしている。
前記引手部材3は、合成樹脂製又は木製で形成
され、前記前板1の上面11を覆い得る基板12
を有し、該基板12の下面に前記端部材2,2の
両前挾持片9,9間に嵌合し、前面の化粧板6の
上縁に当接し得る突出部13を形成するととも
に、該突出部13の両側部には前記突条4を収容
し且つ該突条4の前面上縁に当接する凹部14を
形成し、更に前記突出部13の中央部には引手1
5を凹設している。尚、本実施例では前記突出部
13を前方上方へやや傾斜させるとともに、前記
突条4より前方に突出するように形成している。
され、前記前板1の上面11を覆い得る基板12
を有し、該基板12の下面に前記端部材2,2の
両前挾持片9,9間に嵌合し、前面の化粧板6の
上縁に当接し得る突出部13を形成するととも
に、該突出部13の両側部には前記突条4を収容
し且つ該突条4の前面上縁に当接する凹部14を
形成し、更に前記突出部13の中央部には引手1
5を凹設している。尚、本実施例では前記突出部
13を前方上方へやや傾斜させるとともに、前記
突条4より前方に突出するように形成している。
しかして、第2図及び第3図に示す如く前記前
板1の上面11に前記引手部材3の基板12を載
置し、両端部材2,2の前挾持片9,9間に前記
突出部13を嵌合した状態で、前板1の凹陥面5
の上縁に前後に貫通した複数の孔16、…に後面
側から挿通したネジ17、…を前記突出部13の
後面に形成した螺孔18、…に螺合し、前記突出
部13で前面の化粧板6の上縁及び端部材2の前
面上縁を挾持して組立てる。
板1の上面11に前記引手部材3の基板12を載
置し、両端部材2,2の前挾持片9,9間に前記
突出部13を嵌合した状態で、前板1の凹陥面5
の上縁に前後に貫通した複数の孔16、…に後面
側から挿通したネジ17、…を前記突出部13の
後面に形成した螺孔18、…に螺合し、前記突出
部13で前面の化粧板6の上縁及び端部材2の前
面上縁を挾持して組立てる。
また、第4図に示す如く前記前板1の突条4の
前記凹陥面5に連続する内方側面を斜面となし、
それに伴い前記端部材2の前挾持片9を鈍角に折
曲形成し、更に前記引手部材3の突出部13と凹
部14の断続面を内向き斜面となすことにより、
ネジ17、…を締付けることで前記端部材2の前
挾持片9を突条4へ押圧状態となすことができ、
該端部材2の外れ防止を更に確実に行うことが可
能となる。
前記凹陥面5に連続する内方側面を斜面となし、
それに伴い前記端部材2の前挾持片9を鈍角に折
曲形成し、更に前記引手部材3の突出部13と凹
部14の断続面を内向き斜面となすことにより、
ネジ17、…を締付けることで前記端部材2の前
挾持片9を突条4へ押圧状態となすことができ、
該端部材2の外れ防止を更に確実に行うことが可
能となる。
本考案の机等の引出し前板装置によれば、前後
面に化粧板を貼着した引出し前板の両側端部に、
両化粧板の両側縁にそれぞれ前後方向から当接す
る前挾持片と後挾持片を有する端部材を嵌合装着
し、前板の上面を覆い得る基板の下面に前記端部
材の前挾持片間に嵌合し且つ前面の化粧板及び端
部材の前面上縁に当接する突出部を形成するとと
もに、該突出部の中央部に引手を凹設してなる引
手部材を、前記前板の上面に基板を載置し且つ端
部材の前挾持片間に突出部を嵌合した状態で、前
板後面から挿通したネジを該突出部に螺合してな
るので、引手部材の突出部を前板の両側端部に嵌
合した端部材の前挾持片間に嵌合するとともに、
該端部材の前面上縁に当接することにより、端部
材の外れを確実に防止できるとともに、まえよた
の前後面に貼着した化粧板の両側縁を端部材の前
挾持片及び後挾持片で挾持するとともに、引手部
材の突出部で前面化粧板の上縁を当接しているの
で、該化粧板の剥がれも確実に防止することがで
き、またその取付作業も、引手部材の基板を前板
の上面に載置し且つ突出部を両前挾持片間に嵌合
した状態で、前板後面から挿通したネジを突出部
に螺合するだけで極めて容易に行うことができる
のである。
面に化粧板を貼着した引出し前板の両側端部に、
両化粧板の両側縁にそれぞれ前後方向から当接す
る前挾持片と後挾持片を有する端部材を嵌合装着
し、前板の上面を覆い得る基板の下面に前記端部
材の前挾持片間に嵌合し且つ前面の化粧板及び端
部材の前面上縁に当接する突出部を形成するとと
もに、該突出部の中央部に引手を凹設してなる引
手部材を、前記前板の上面に基板を載置し且つ端
部材の前挾持片間に突出部を嵌合した状態で、前
板後面から挿通したネジを該突出部に螺合してな
るので、引手部材の突出部を前板の両側端部に嵌
合した端部材の前挾持片間に嵌合するとともに、
該端部材の前面上縁に当接することにより、端部
材の外れを確実に防止できるとともに、まえよた
の前後面に貼着した化粧板の両側縁を端部材の前
挾持片及び後挾持片で挾持するとともに、引手部
材の突出部で前面化粧板の上縁を当接しているの
で、該化粧板の剥がれも確実に防止することがで
き、またその取付作業も、引手部材の基板を前板
の上面に載置し且つ突出部を両前挾持片間に嵌合
した状態で、前板後面から挿通したネジを突出部
に螺合するだけで極めて容易に行うことができる
のである。
第1図は本考案の机等の引出し前板装置の代表
的実施例を示す要部の分解斜視図、第2図は同じ
く横断底面図、第3図は同じく縦断側面図、第4
図は他の実施例を示す横断底面図である。 A……引出し、1……前板、2……端部材、3
……引手部材、4……突条、5……凹陥面、6…
…化粧板、7……化粧板、8……閉塞部、9……
前挾持片、10……後挾持片、11……上面、1
2……基板、13……突出部、14……凹部、1
5……引手、16……孔、17……ネジ、18…
…螺孔。
的実施例を示す要部の分解斜視図、第2図は同じ
く横断底面図、第3図は同じく縦断側面図、第4
図は他の実施例を示す横断底面図である。 A……引出し、1……前板、2……端部材、3
……引手部材、4……突条、5……凹陥面、6…
…化粧板、7……化粧板、8……閉塞部、9……
前挾持片、10……後挾持片、11……上面、1
2……基板、13……突出部、14……凹部、1
5……引手、16……孔、17……ネジ、18…
…螺孔。
Claims (1)
- 前後面に化粧板を貼着した引出し前板の両側端
部に、両化粧板の両側縁にそれぞれ前後方向から
当接する前挾持片と後挾持片を有する端部材を嵌
合装着し、前板の上面を覆い得る基板の下面に前
記端部材の前挾持片間に嵌合し且つ前面の化粧板
及び端部材の前面上縁に当接する突出部を形成す
るとともに、該突出部の中央部に引手を凹設して
なる引手部材を、前記前板の上面に基板を載置し
且つ端部材の前挾持片間に突出部を嵌合した状態
で、前板後面から挿通したネジを該突出部に螺合
してなることを特徴とする机等の引出し前板装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4976689U JPH052112Y2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4976689U JPH052112Y2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02139539U JPH02139539U (ja) | 1990-11-21 |
JPH052112Y2 true JPH052112Y2 (ja) | 1993-01-20 |
Family
ID=31567734
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4976689U Expired - Lifetime JPH052112Y2 (ja) | 1989-04-26 | 1989-04-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052112Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-26 JP JP4976689U patent/JPH052112Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02139539U (ja) | 1990-11-21 |
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