JPH052112A - 余長処理装置 - Google Patents

余長処理装置

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JPH052112A
JPH052112A JP3151719A JP15171991A JPH052112A JP H052112 A JPH052112 A JP H052112A JP 3151719 A JP3151719 A JP 3151719A JP 15171991 A JP15171991 A JP 15171991A JP H052112 A JPH052112 A JP H052112A
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JP
Japan
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groove
processing device
guide groove
wire
outer peripheral
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JP3151719A
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English (en)
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JP3008037B2 (ja
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Sadaomi Sakuma
貞臣 佐久間
Takeshi Hojo
武 北條
Michio Fukano
道雄 深野
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Tokimec Inc
Original Assignee
Tokimec Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 両端が固定され自由端を有さない線材の中間
余長部を、切断することなしに容易に収納処理すること
ができる余長処理装置を提供することを目的とする。 【構成】 余長処理装置は、外周面14と第一の面12
を有する回転可能な円板状部材10を含んでおり、この
外周面14には環状の巻取溝18が形成され、この第一
の面12には案内溝16が形成され、案内溝は両端が外
周面に接する曲線状をなし且巻取溝に接続されるように
構成されている。案内溝16に配置された線材は巻取溝
18内を延在するように配置されることができ、円板状
部材10を回転させることにより、線材20は巻取溝1
8内に順次巻回される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は線材の余長部を処理する
ための余長処理装置に関し、特に光ファイバ又は電線
(以下光ファイバ等という。)を光学部品又は電気部品
に接続する場合に生ずる光ファイバ等の余長部を処理す
るのに好適な余長処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ファイバ等の線材を光学部品又は電気
部品に接続する場合、又は線材同士を接続する場合、線
材に余長部が生ずることがある。例えば、光ファイバの
接続には融着やフェルール等のコネクタ手段が用いられ
ているが、光ファイバを高い精度で接続することが困難
なため、一般には、余長部が生ずる。光ファイバジャイ
ロの如き光ファイバを用いて一つの装置が構成されてい
る場合、小型のケースに全体の構成部品を収める必要が
あり、余長部となった光ファイバは幾重かのループ状に
束ねられて余った空間内に収められる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例え
ば、図9に示す如く従来技術による余長処理装置は、自
由端を有する線材の余長部を収納処理するのに好適であ
るが、両端が光学部品又は電気部品に接続された線材の
中間余長部を切断することなしに容易に収納処理するの
に適していない。更に、従来技術の余長処理装置による
と、線材が不規則なループ状に巻回されて束ねられる
と、線材にねじれ又は曲げが生じ応力が発生する。これ
は光ファイバの場合、伝搬光線の損失や光ファイバの破
断の原因となる。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑み、両端が固定
され自由端を有さない線材の中間余長部を該線材を切断
することなく容易に収納処理することができる余長処理
装置を提供することを目的としている。更に本発明は、
線材にねじれ又は曲げによる応力が発生することなく、
線材の余長部を処理することができる余長処理装置を提
供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の余長処理装置
は、例えば図1及び図7に示す如く、外周面14と第一
の面12とを有する回転可能な円板状部材10を含み、
かかる外周面14には環状の巻取溝18が形成され、か
かる第一の面12には両端が外周面に接する曲線状をな
し且巻取溝18に接続された案内溝16が形成され、か
かる案内溝16内に収容された線材20が巻取溝18内
を延在するように構成される。更に本発明の余長処理装
置は、案内溝16が互いに接する二つの円形状に形成さ
れる。更に本発明の余長処理装置は、案内溝16がS字
形に形成される。
【0006】
【作用】円板状部材10の第一の面12に形成された案
内溝16内に光ファイバ等の線材20の中間余長部を溝
の曲線に沿って配置し、案内溝16より延びる余長部を
外周面14に形成された巻取溝18に配置せしめて、該
円板状部材10を回転する。円板状部材10が回転する
と、線材の中間余長部は巻取溝18内に巻き取られる。
線材の中間余長部の任意の部分を案内溝16に配置し、
該余長部を順次巻取溝に巻回させるため、両端が固定さ
れ自由端を有さない中間余長部を切断することなく容易
に収納処理することができる。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明による余長
処理装置を説明する。図1は、本発明による余長処理装
置の実施例を示す。本発明による余長処理装置は回転中
心22周りに回転可能な円板状部材10を含んでおり、
かかる円板状部材10の第一の面12には案内溝16が
形成され、外周面14には巻取溝18が形成されてい
る。
【0008】図2は、案内溝16を示し、該案内溝内に
配置された光ファイバの如き線材20が仮想線で示され
ている。案内溝16の断面形状は任意であってよく、図
示の如き長方形のほか、台形の如き形状でよい。又、案
内溝16の深さは線材20の直径より大きく構成されて
よい。
【0009】図3は、巻取溝18を示しており、かかる
溝内に配置された線材20が仮想線で表わされている。
巻取溝18の断面形状は任意であり、円板状部材10の
厚さ、線材20の直径、巻回すべき巻数等により決めれ
られてよい。しかしながら、巻取溝18の深さは、図示
の如く、線材20の直径より大きく構成されてよい。
【0010】案内溝16は、線材20を収納することが
できるよう曲線状に形成され、その両端は外周面14に
形成された巻取溝18と連結されるよう外周面14に接
している。案内溝16の形状は、任意の曲線状をなして
よく、図1では互いに接する二つの円形をなし、図7で
はS字形をなす例が示されている。
【0011】案内溝16の形状を構成する曲線は、湾曲
部の最小曲率半径が線材20の最小許容曲げ半径R0よ
り大きくなるように選択される。即ち、図1に示す案内
溝16では、二つの円形のうち小さい円形の半径R2が
最小許容曲げ半径R0より大きく選択され、図7に示す
案内溝ではS字形のうち小さい半円部の半径R4が最小
許容曲げ半径R0より大きく選択される。円板状部材1
0は、光ファイバの如く最小許容曲げ半径R0が小さい
場合には、薄い円板状に形成されてよい。こうして、巻
取溝18内にて、線材を環状に且規則的に巻回させるこ
とができるため、ねじれ又は曲げによる応力の発生を回
避することができる。
【0012】次に本発明による余長処理装置の使用方法
を説明する。図4は、線材20の中間余長部が図の上方
より導入された場合を示しており、中間余長部の先端は
二つの円形状の案内溝16内にS字状に配置される。円
板状部材10が時計方向に回転されると、線材20は巻
取溝18内にて巻回される。図5は、中間余長部が図の
下方より導入された場合を示し、この場合にも中間余長
部の先端は案内溝16内にS字状に配置され、更に巻取
溝18内にて巻回される。図6は、中間余長部が図の上
方より下方に延在する場合を示しており、中間余長部の
一部が案内溝16内にS字状に配置された後、円板状部
材10が反時計方向に回転されて線材20は巻回され
る。
【0013】案内溝16に配置された線材20は、案内
溝16内で移動することを防止するために適当な固定手
段、例えば接着剤を注入することにより固定されてよ
い。円板状部材10の中心部には、回転中心22を通る
貫通孔24が設けられてよい。貫通孔を設ける必要がな
い場合には、案内溝16は、同一の半径を有する二つの
円形状又は同一の半径を有する二つの半円形からなるS
字形状に形成されてよい。
【0014】図7に示すS字形の案内溝16を有する実
施例であっても、図4〜図6に示されたように、線材の
中間余長部が図の上方より延在する場合、図の下方より
延在する場合、上方より下方へ延在する場合のいずれに
も適用されることが理解されよう。図8には、本発明に
よる余長処理装置が積層された状態が示されている。各
装置10は、中心孔24が共通の軸を通るように積み重
ねられており、こうして複数の線材の中間余長部を同時
に処理することができる。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、両端が固定され自由端
を有さない線材の中間余長部を、該線材を切断すること
なく容易に収納処理することができる。更に本発明によ
れば、光ファイバを光学部品に接続したり、電線を電気
部品に接続する場合の如き、線材を部品に接続する場合
に、線材を正確な長さにて用意することなく、先ず接続
し、その後線材の中間余長部を収納処理することによ
り、作業工程が能率化される。更に本発明によれば、円
板状部材10を薄い円板に形成することにより、線材2
0を巻取溝18内に規則的に巻回させることができ、従
って線材にねじれ又は曲げによる応力の発生を回避する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による余長処理装置の一つの実施例を示
す斜視図である。
【図2】案内溝を示す本発明による余長処理装置の部分
断面図である。
【図3】巻取溝を示す本発明による余長処理装置の部分
断面図である。
【図4】本発明による余長処理装置の使用方法を示す概
略図である。
【図5】本発明による余長処理装置の使用方法を示す概
略図である。
【図6】本発明による余長処理装置の使用方法を示す概
略図である。
【図7】本発明の余長処理装置の他の実施例を示す概略
図である。
【図8】本発明による余長処理装置が積層された状態を
示す概略図である。
【図9】従来技術によるリール装置を示す概略図であ
る。
【符号の説明】
10 円板状部材 12 第一の面 14 外周面 16 案内溝 18 巻取溝 20 線材 22 回転中心 24 孔 30 リール装置

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面と第一の面とを有する回転可能な
    円板状部材を含み、上記外周面には環状の巻取溝が形成
    され、上記第一の面には両端が上記外周面に接する曲線
    状をなし且上記巻取溝に接続された案内溝が形成され、
    上記案内溝内に収容された線材が上記巻取溝内を延在す
    るよう構成された余長処理装置。
  2. 【請求項2】 上記案内溝は、互いに接する二つの円形
    状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の余
    長処理装置。
  3. 【請求項3】上記案内溝は、S字形に形成されているこ
    とを特徴とする請求項1記載の余長処理装置。
JP3151719A 1991-06-24 1991-06-24 余長処理装置 Expired - Lifetime JP3008037B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3151719A JP3008037B2 (ja) 1991-06-24 1991-06-24 余長処理装置

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JP3151719A JP3008037B2 (ja) 1991-06-24 1991-06-24 余長処理装置

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JPH052112A true JPH052112A (ja) 1993-01-08
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ID=15524792

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JP3151719A Expired - Lifetime JP3008037B2 (ja) 1991-06-24 1991-06-24 余長処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100857965B1 (ko) * 2001-11-26 2008-09-10 도요구니 덴센 가부시키가이샤 광섬유 케이블을 감는 기구

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100857965B1 (ko) * 2001-11-26 2008-09-10 도요구니 덴센 가부시키가이샤 광섬유 케이블을 감는 기구

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