JPH05211171A - ガリウム砒素半導体素子の製造方法 - Google Patents

ガリウム砒素半導体素子の製造方法

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JPH05211171A
JPH05211171A JP3046966A JP4696691A JPH05211171A JP H05211171 A JPH05211171 A JP H05211171A JP 3046966 A JP3046966 A JP 3046966A JP 4696691 A JP4696691 A JP 4696691A JP H05211171 A JPH05211171 A JP H05211171A
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gallium arsenide
tungsten
gate
semiconductor device
arsenide semiconductor
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JP3046966A
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Jae-Shin Lee
シン 李 ジェ
Chol-Sun Park
スン 朴 チョル
Do-Jin Kim
金 ドージン
Jin-Yong Kang
ヨン カン ジン
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Electronics and Telecommunications Research Institute ETRI
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    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高融点ゲートを形成する工程とドライエッチ
ングを行う工程において、イオン損傷がないようにす
る。 【構成】 GaAsの基板(11)にn型不純物注入層
(11a)を形成し、オーバーハング(13a)を有す
るホトレジスト膜(13)を形成し、第1高融点材料
(14a)と第2金属材料(15a)を順次に蒸着して
リフトオフ法で第1高融点ゲート(14)と第2金属ゲ
ート(15)を有する2層構造のゲートを規定し、ソー
スとドレーン領域(11b)を形成し、前記ソースとド
レーン領域(11b)上にオーミックコンタクト(1
7)を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガリウム砒素(GaA
s)半導体素子の製造方法に関し、特に、簡単な製造工
程により高融点ゲートを用いたガリウム砒素半導体素子
の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般的に、ガリウム砒素MES電界効果
トランジスター(GaAs MESFET:GaAs
Metal−Semiconductor Field
−Effect Transistor)を用いた集積
素子を製造する方法のうち、高融点ゲートを利用した方
法は、工程を簡単にすることができるため、高集積化に
大変有利であることは既に知られている。
【0003】故に、従来は図5に示す通り、ガリウム砒
素の基板(101)上にホトレジスト膜(102)を部
分的に塗布した後、ホトレジスト膜(102)によりマ
スクされていない部分にn型不純物をイオン注入してガ
リウム砒素基板(101)上にn型不純物注入層(10
1a)を形成する(図5(A))。
【0004】ホトレジスト膜(102)を除去し、その
後、ガリウム砒素基板(101)上に、高融点材料薄膜
(103)をスパッタリング法で蒸着する(図5
(B))。
【0005】高融点材料薄膜(103)の上面にホトレ
ジスト膜(104)を形成し、そのホトレジスト膜(1
04)にゲートパターンを形成する(図5(C))。こ
のゲートパターンをマスクにして、高融点材料薄膜(1
03)を反応性イオンエッチングによりドライエッチン
グ処理して除去し、その後、ホトレジスト膜(104)
も除去して高融点ゲート(105)を形成する(図5
(D))。
【0006】更に、高融点ゲート(105)の両側にホ
トレジスト膜(106)を部分的に塗布し、高濃度n型
不純物をイオン注入し、n型不純物注入層(101a)
の両側にソース,ドレーン領域になる高濃度n型不純物
注入層(101b)を形成する(図5(E))。
【0007】各注入層(101a)(101b)を活性
化し、高融点ゲート(105)の両側にオーミックコン
タクト(107)を形成し、その後、ホトレジスト膜
(108)を除去する(図5(F))。以上の工程によ
り、高融点ゲートが完成される。
【0008】そして、日本国特許(特願昭60−167
476:半導体装置の製造方法)にはWSixをゲート
材料としてガリウム砒素MES 電界効果トランジスタ
ーを製造する方法が記載されている。これは、W5 Si
3 を2000Å〜5000Å程度の厚さで蒸着した後、
SF6 気体を利用した反応性イオンエッチング法で高融
点ゲートを形成し、形成されたゲートをマスクにして高
濃度n型不純物をイオン注入し、ソースドレーン領域を
形成することにより、ガリウム砒素MES電界効果トラ
ンジスターを製造する方法である。
【0009】米国特許(4,586,063:タングス
テン−アルミニウム合金を用いたショットキーバリアゲ
ートFET)には、WAlをスパッタリング法で蒸着
し、CF4 プラズマでエッチングしてゲートを形成し、
形成されたゲートをマスクにしてn型不純物をガリウム
砒素の内部へイオン注入してFETを製造する例が記載
されている。
【0010】しかし、上記のような従来の方法は、選択
された高融点材料に差異があるが、スパッタリングを利
用して高融点材料をガリウム砒素の基板上に蒸着し、ホ
トレジスト膜をマスクにして、高融点薄膜を反応性イオ
ンエッチングするものであって、高融点材料であるタン
グステンシリサイドは高融点である反面、純タングステ
ンに比べて電気抵抗が大きいため、VLSIやマイクロ
ウェーブ素子への応用には適正でなかった。
【0011】高融点ゲートの電気抵抗を低くする方法と
しては、電気抵抗が大きい高融点材料の上に電気抵抗の
低い金属を被せてゲートを二層構造にする方法が知られ
ている。例えば、日本特許(昭61−70674:ガリ
ウム砒素電界トランジスタ)では、第1層はWを約50
0Å程度の厚さにスパッタリング法により被着させ、第
2層はTaWSiを約2500Å程度の厚さにスパッタ
リング法で蒸着することにより2層構造のゲートを製造
し、抵抗の低い高融点ゲートを形成し、ガリウム砒素F
ETを製造する例が記載されている。
【0012】一方、日本特許(昭51−79264:ガ
リウム砒素ショットキーゲート型電界効果トランジスタ
ーの製造方法)では、WSiとAlを順次に蒸着した
後、その上にホトレジスト膜を用いてゲートパターンを
形成し、ホトレジスト膜をマスクにしてAlを燐酸(H
3 PO4 )によりエッチングし、ついで、WSiを反応
性イオンエッチングでパターンを形成して、2層構造の
ゲートを形成し、高融点ゲートの抵抗が低いガリウム砒
素電界効果トランジスターを製造する例が記載されてい
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来の方法では、ドライエッチングの条件が材料によっ
て異なるため、エッチング終点が分り難いという問題点
があった。
【0014】特に、図5の製造方法によると、高融点材
料薄膜(13)をスパッタリングしたり、イオンエッチ
ングをするとき、ガリウム砒素基板(101)がイオン
損傷を受けるようになる。ガリウム砒素の基板(10
1)がイオン損傷を受けると、各注入層(101a,1
01b)を活性化するとき、高融点ゲート(105)と
ガリウム砒素基板(101)の反応が促進され、ゲート
(105)の高融点特性が低下するという問題点があっ
た。
【0015】本発明の目的は、高融点ゲートを形成する
工程と、ドライエッチングを行う工程において、イオン
損傷がないようにしたガリウム砒素半導体素子を提供す
ることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明は、GaAs基板(11)にn型不純物注入
層(11a)を形成するステップと、オーバーハング
(13a)を有するホトレジスト膜(13)を形成する
ステップと、第1高融点材料(14a)と第2金属材料
(15a)を順次に蒸着した後、リフトオフ法で第1高
融点ゲート(14)と第2金属ゲート(15)を有する
2層ゲートを規定するステップと、ソースとドレーン領
域(11b)を形成するステップと、前記ソースとドレ
ーン領域(11b)上にオーミックコンタクト(17)
を形成するステップとを備えたことを特徴とする。
【0017】更に、本発明は、ガリウム砒素の基板(1
1)にn型不純物注入層(11a)を形成するステップ
と、オーバーハング(13a)を有するホトレジスト膜
(13)を形成するステップと、有機溶媒を用いたリフ
トオフ法により高融点物質よりなる単一層の高融点ゲー
ト(14)を規定するステップと、ソースとドレーン領
域(11b)を形成するステップと、前記ソースとドレ
ーン領域(11b)上にオーミックコンタクト(17)
を形成するステップとを備えたことを特徴とする。
【0018】
【実施例】本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明
する。
【0019】図1はリフトオフ法により高融点ゲートを
形成する過程を示す。図1(A)はガリウム砒素の基板
(1)上にホトレジスト膜(2)を蒸着し、オーバーハ
ング(2a)を有するように形成した状態を示す。
【0020】ここで、ホトレジスト膜(2)のオーバー
ハング(2a)はモノクロロベンゼンで5〜15分間処
理した後、露光により容易に形成される。そして、常温
でも表面にイオン衝撃がほとんどなく、均一な薄膜を形
成させるイオンビーム蒸着法により、タングステン
(W),硅化タングステン(WSi),タングステンア
ルミニウム合金(WAl),窒化タングステン(WN
x),タングステン−硅素−窒化化合物(WSi)等の
高融点材料を2000Å〜5000Åの厚さに蒸着し、
ガリウム砒素の基板(1)上には高融点ゲートパターン
(3)を蒸着し、ホトレジスト膜(2)の上には高融点
材料(3a)を蒸着する。この状態を図1(B)に示
す。
【0021】次に、有機溶媒によりガリウム砒素の基板
(1)を洗浄してホトレジスト膜(2)とその上の高融
点材料(3a)を除去し、図1(C)に示すように、ガ
リウム砒素の基板(1)上に高融点ゲートパターン
(3)だけを残す。
【0022】図2は2層構造の高融点ゲートをリフトオ
フ法により製造する工程を示す。ガリウム砒素の基板
(1)上にホトレジスト膜(2)を塗布しオーバーハン
グ(2a)を有するように形成する(図2(A))。全
体的に、上面にタングステンまたはタングステン化合物
の第1層金属をイオンビーム蒸着や電子線蒸着により、
500Å〜3000Åの厚さで蒸着する。ガリウム砒素
の基板(1)上には第1高融点ゲートパターン(3)が
蒸着され、ホトレジスト膜(2)の上面には第1高融点
材料(3a)が蒸着される(図2(B))。
【0023】この際、第1高融点ゲートパターン(3)
の厚さがあまり薄過ぎると、ゲートを形成した後に活性
化熱処理段階でゲートの高融点が低下するという欠点が
あり、他方、厚さがあまり厚過ぎる場合には高融点材料
の内部応力により薄膜の応力が大きくなるという欠点が
あるため、適正な厚さ500Å〜3000Åを維持する
のが望ましい。
【0024】なお、第1層金属の上面にさらに電気抵抗
の低い金(Au),アルミニウム(Al),銀(A
g),白金(Pt),ニッケル(Ni),タングステン
(W)等の第2層金属を、イオンビーム蒸着,電子線蒸
着または真空蒸着により、2000Å〜5000Åの厚
さで蒸着し、第1高融点ゲートパターン(3)の上に、
第2金属ゲートパターン(4)を形成し、第1高融点材
料(3a)の上面に第2金属材料(4a)を形成し、ゲ
ート電気抵抗を低くすることができる(図2(C))。
【0025】次に、有機溶媒でホトレジスト膜(2)を
洗浄し、第1高融点材料(3a)と第2金属材料(4
a)をリフトオフさせ、ガリウム砒素の基板(1)上に
第1高融点ゲートパターン(3)と第2金属ゲートパタ
ーン(4)のみを残す(図2(D))。従って、2層ゲ
ートのシート抵抗が第1高融点ゲートパターンのみがあ
る場合の10Ω/□〜100Ω/□から1Ω/□に減少
するようになる。
【0026】図3はMES電界効果トランジスターを製
造する工程を示す。図3(A)はガリウム砒素の基板
(11)上にホトレジスト膜(12)を蒸着した後、一
部を除去し、その除去された部分を通じてn型不純物を
イオン注入法により注入し、活性化領域であるn型不純
物注入層(11a)を形成した状態を示す。
【0027】図3(B)はホトレジスト膜(12)を除
去した後、オーバーハング(13a)を有するホトレジ
スト膜パターン(13)を形成した状態を示す。図3
(C)はオーバーハング(13a)を有するホトレジス
ト膜パターン(13)を利用して、ガリウム砒素の基板
(11)のn型不純物注入層(11a)の上面に、第1
高融点ゲートパターン(14)と第2金属ゲートパター
ン(15)を順次に蒸着するとともに、ホトレジスト膜
(13)の上面に第1高融点材料(14a)と第2金属
材料(15a)を順次に蒸着した状態を示す。
【0028】図3(D)はホトレジスト膜パターン(1
3)はその上面に蒸着された第1高融点材料(14a)
と第2金属材料(15a)をリフトオフしてゲートパタ
ーンである第1高融点ゲートパターン(14)と第2金
属ゲートパターン(15)の2層構造を形成した状態を
示す。
【0029】図3(E)は第1高融点ゲートパターン
(14)と第2金属ゲートパターン(15)のゲートパ
ターンの両側に若干間隔をあけてホトレジスト膜(1
6)を形成し、ゲートパターンとホトレジスト膜(1
6)をマスクにして高濃度n型不純物をイオン注入する
ことにより、ソースとドレーンの領域を形成し、その
後、高濃度n型不純物を活性化するために800℃〜8
50℃で熱処理した状態を示す。図3(F)はソースと
ドレーンの領域になる高濃度n型不純物注入層(11
b)の上面にオーミックコンタクト(17)を形成する
ことにより、ガリウム砒素MES電界効果トランジスタ
ーを完成した状態を示す。
【0030】図4はリフトオフ法により形成された高融
点ゲートのガリウム砒素に対するショットキー特性を示
す。これは、高融点金属であるタングステン(W)、窒
化タングステン(WN),タングステン−硅素−窒素化
合物(WSiN),n型ガリウム砒素のダイオードを製
造し、ファーナスアニールをした後、ダイオードのショ
ットキー特性を測定して求めたダイオード信頼度指数
(ideality factor)とショットキー障
壁高さを示したものである。図から、約850℃までは
ダイオード信頼度指数とショットキー障壁高さが熱的に
安定しており、従来のスパッタリングにより形成された
高融点金属は800℃までは熱的に安定している。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、ガリウム砒素MES電
界効果トランジスタの製造工程が簡単になる。ゲートパ
ターンを形成するとき、ガリウム砒素の基板はイオン損
傷を与えないので、リーク電流が生じない。また、高融
点特性が優れたGaAs半導体素子を提供することがで
きる。
【0032】また、2層構造のゲートを利用した場合に
は、ゲート抵抗が低いため、超高速度動作のディジタル
集積素子またはマイクロウエーブ素子の製造にも適応で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の高融点ゲートの製造工程を説
明する説明図である。
【図2】2層高融点ゲートの製造工程を説明する説明図
である。
【図3】GaAs MES FETの製造工程を説明す
る説明図である。
【図4】GaAsダイオードのショットキー特性を示す
図である。
【図5】従来のゲート製造工程を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
1 GaAs基板 2 フォトレジスト 3 高融点ゲート
フロントページの続き (72)発明者 チョル スン 朴 大韓民国 大田市 ユソン区 ドリョン洞 383−3 ウソンアパート ナンバー102 −203 (72)発明者 ドージン 金 大韓民国 大田市 中区 オリュ洞 175 −1 三星アパート ナンバー6−1309 (72)発明者 ジン ヨン カン 大韓民国 大田市 ユソン区 ドリョン洞 383−3 ウソンアパート ナンバー102 −503

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 GaAs基板(11)にn型不純物注入
    層(11a)を形成するステップと、 オーバーハング(13a)を有するホトレジスト膜(1
    3)を形成するステップと、 第1高融点材料(14a)と第2金属材料(15a)を
    順次に蒸着した後、リフトオフ法で第1高融点ゲート
    (14)と第2金属ゲート(15)を有する2層ゲート
    を規定するステップと、 ソースとドレーン領域(11b)を形成するステップ
    と、 前記ソースとドレーン領域(11b)上にオーミックコ
    ンタクト(17)を形成するステップとを備えたことを
    特徴とするガリウム砒素半導体素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、ホトレジスト膜(1
    3)のオーバーハング(13a)は、モノクロロベンゼ
    ンで5〜15分間処理した後、露光して形成したことを
    特徴とするガリウム砒素半導体素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、リフトオフは有機溶
    媒内で行うことを特徴とするガリウム砒素半導体素子の
    製造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、第1高融点ゲート
    (14)はタングステン,タングステンアルミニウム合
    金,硅化タングステン,窒化タングステンおよびタング
    ステン−硅素−窒素化合物のうちの1つをイオンビーム
    蒸着して形成したことを特徴とするガリウム砒素半導体
    素子の製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、第1高融点ゲート
    (14)はタングステン,タングステンアルミニウム合
    金,硅化タングステン,窒化タングステン,およびタン
    グステン−硅素−窒素化合物のうちの1つを電子線蒸着
    して形成したことを特徴とするガリウム砒素半導体素子
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 請求項4または請求項5のいずれかの項
    において、第1高融点ゲート(14)は500Å〜30
    00Åの厚さに蒸着されることを特徴とするガリウム砒
    素半導体素子の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1において、第2金属ゲート(1
    5)は銀,アルミニウム,白金,ニッケル,タングステ
    ン,または金のうちのいずれか1つを真空蒸着法により
    蒸着して形成したことを特徴とするガリウム砒素半導体
    素子の製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項1において、第2金属ゲート(1
    5)は銀,アルミニウム,白金,ニッケル,タングステ
    ン,または金のうちのいずれか1つを電子線蒸着法によ
    り形成したことを特徴とするガリウム砒素半導体素子の
    製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項7または請求項8のいずれかの項
    において、第2金属ゲート(15)は2000Å〜50
    00Åの厚さに蒸着されることを特徴とするガリウム砒
    素半導体素子の製造方法。
  10. 【請求項10】 ガリウム砒素の基板(11)にn型不
    純物注入層(11a)を形成するステップと、 オーバーハング(13a)を有するホトレジスト膜(1
    3)を形成するステップと、 有機溶媒を用いたリフトオフ法により高融点物質よりな
    る単一層の高融点ゲート(14)を規定するステップ
    と、 ソースとドレーン領域(11b)を形成するステップ
    と、 前記ソースとドレーン領域(11b)上にオーミックコ
    ンタクト(17)を形成するステップとを備えたことを
    特徴とするガリウム砒素半導体素子の製造方法、
  11. 【請求項11】 請求項10において、ホトレジスト膜
    (13)のオーバーハング(13d)はモノクロロベン
    ゼンで5〜15分間処理した後、露光して形成したこと
    を特徴とするガリウム砒素半導体素子の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項10において、高融点ゲート
    (14)はタングステン,タングステンアルミニウム合
    金,硅化タングステン,窒化タングステン,またはタン
    グステン−硅素−窒素化合物のうちの1つをイオンビー
    ム蒸着して形成したことを特徴とするガリウム砒素半導
    体素子の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項10において、高融点ゲート
    (14)はタングステン,タングステンアルミニウム合
    金,硅化タングステン,窒化タングステン,タングステ
    ン−硅素−窒素化合物のうちの1つを電子線蒸着法によ
    り形成されることを特徴とするガリウム砒素半導体素子
    の製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項12または請求項13のいずれ
    かの項において、高融点ゲート(14)は200Å〜5
    00Åの厚さに蒸着されることを特徴とするガリウム砒
    素半導体素子の製造方法。
JP3046966A 1990-03-12 1991-03-12 ガリウム砒素半導体素子の製造方法 Pending JPH05211171A (ja)

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KR1990-3291 1990-03-12

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Citations (8)

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