JPH05210985A - 半導体メモリ - Google Patents

半導体メモリ

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JPH05210985A
JPH05210985A JP3315857A JP31585791A JPH05210985A JP H05210985 A JPH05210985 A JP H05210985A JP 3315857 A JP3315857 A JP 3315857A JP 31585791 A JP31585791 A JP 31585791A JP H05210985 A JPH05210985 A JP H05210985A
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Japan
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memory cell
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bit line
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JP3315857A
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Takao Atsumo
敬生 厚母
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Abstract

(57)【要約】 【目的】メモリセル内のダイレクトコンタクト抵抗によ
るビット線振幅のばらつきを防ぎ、システム全体の設計
を容易にする。 【構成】第1及び第2のビット線を2本ずつのBL1
1,BL12,BL21,BL22で形成する。ビット
線BL11はトランスファゲートT21,T41と、ビ
ット線BL12はトランスファゲートT11,T31
と、ビット線BL21はトランスファゲートT12,T
32と、ビット線BL22はトランスファゲートT2
2,T42とそれぞれ接続する。ビット線BL11,B
L22には抵抗値の大きい抵抗Rを、ビット線BL1
2,BL21には抵抗値の小さい抵抗rを接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体メモリに関し、特
にメモリセルのデータ入出力端にダイレクトコンタクト
抵抗をもつ場合の半導体メモリに関する。
【0002】
【従来の技術】2個のインバータを用いてフリップフロ
ップ型の1個のメモリセルを構成している半導体メモリ
セルでは、従来片側のインバータの高負荷抵抗とドライ
バ用のトランジスタとの間の第1及び第2のデータ入出
力端に、製造工程上必然的にダイレクトコンタクト抵抗
と呼ばれる寄生抵抗が存在する。
【0003】この従来の半導体メモリのメモリセルの寄
生抵抗は、メモリセルの第1及び第2のデータ入出力端
の一方にのみ存在する。
【0004】このような従来の半導体メモリの一例を図
3に示す。
【0005】この半導体メモリは、第1及び第2のデー
タ入出力端N1,N2を備えこの第2のデータ入出力端
N2にダイレクトコンタクト抵抗Rdcをもつフリップ
フロップ型の第1のメモリセルMC11,MC12と、
第1及び第2のデータ入出力端N1,N2を備えこの第
1のデータ入出力端N1にダイレクトコンタクト抵抗R
dcをもつフリップフロップ型の第2のメモリセルMC
21,MC22と、第1及び第2のビット線BL1,B
L2と、第1及び第2のメモリセルMC11,MC1
2,MC21,MC22をそれぞれ対応して選択するた
めの複数のワード線WL1〜WL4と、ゲートを対応す
るワード線(WL1〜WL4)と接続し第1のビット線
BL1と第1及び第2のメモリセルMC11,MC1
2,MC21,MC22の第1のデータ入出力端N1と
の間、並びに第2のビット線BL2と第1及び第2のメ
モリセルの第2のデータ入出力端N2との間の接続を制
御する複数のトランスファゲートT11,T12〜T4
1,T42と、第1及び第2のビット線BL1,BL2
と接続し第1及び第2のメモリセルMC11,MC1
2,MC21,MC22の第1及び第2のデータ入出力
端N1,N2に電流を供給するための第1及び第2の抵
抗Roとを有する構成となっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来の半導体メモ
リでは、メモリセルの第1及び第2のデータ入出力端N
1,N2の一方にダイレクトコンタクト抵抗Rdcが存
在するため、ダイレクトコンタクト抵抗Rdcが存在す
る側の低レベルデータを読出すときはメモリセル電流が
小さくなり、その結果、ビット線振幅が小さい値とな
る。逆に高レベルの読出しのときはメモリセル電流は大
きいので、前者と後者とでビット線振幅が異なり、選択
するメモリセルを変えると、ビット線電位が交差するま
でのビット線遅延時間は、図4に示すように、異なる値
によりシステム全体の設計が煩雑になるという欠点があ
った。
【0007】今、メモリセルMC11の第2のデータ入
出力端N2に低レベル、メモリセルMC12の第1のデ
ータ入出力端N1に低レベルのデータを記憶しているも
のとする。このときのメモリセル電流をI1,I2は、
トランスファゲートの抵抗をRt,トランジスタQ1,
Q2のオン抵抗をRd、電源電圧をVccとすると、 I1=Vcc/(Ro+Rt+Rdc+Rd) I2=Vcc/(Ro+Rt+Rd) となる。よってビット線振幅△V1,△V2は、 △V1=RoI1=RVcc/(Ro+Rt+Rdc+
Rd) △V2=RoI2=RVcc/(Ro+Rt+Rd) となる。よって△V1<△V2となり、ビット線の電位
が交差するまでのいわゆるビット線遅延時間の統一がと
れない。その結果、システム全体の設計が煩雑になる。
【0008】本発明の目的は、メモリセル内のダイレク
トコンタクト抵抗によるビット線振幅のばらつきを防
ぎ、システム全体の設計を容易なものとすることができ
る半導体メモリを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体メモリ
は、第1及び第2のデータ入出力端を備えこの第2のデ
ータ入出力端にダイレクトコンタクト抵抗をもつフリッ
プフロップ型の第1のメモリセルと、第1及び第2のデ
ータ入出力端を備えこの第1のデータ入出力端にダイレ
クトコンタクト抵抗をもつフリップフロップ型の第2の
メモリセルと、第1及び第2のビット線と、前記第1及
び第2のメモリセルをそれぞれ対応して選択するための
複数のワード線と、ゲートを対応する前記ワード線と接
続し前記第1のビット線と前記第1及び第2のメモリセ
ルの第1のデータ入出力端との間、並びに前記第2のビ
ット線と前記1及び第2のメモリセルの第2のデータ入
出力端との間の接続を制御する複数のトランスファゲー
トと、前記第1及び第2のビット線と接続し前記第1及
び第2のメモリセルの第1及び第2のデータ入出力端に
電流を供給するための第1及び第2の抵抗とを有する半
導体メモリにおいて、前記第1及び第2のビット線をそ
れぞれ2本ずつ設け、この第1のビット線の一方を前記
第2のメモリセルの第1のデータ入出力端と対応するト
ランスファゲートと接続し他方を前記第1のメモリセル
の第1のデータ入出力端と対応するトランスファゲート
と接続し、前記第2のビット線の一方を前記第1のメモ
リセルの第2のデータ入出力端と対応するトランスファ
ゲートと接続し他方を前記第2のメモリセルの第2のデ
ータ入出力端と対応するトランスファゲートと接続し、
前記第1及び第2の抵抗をそれぞれ抵抗値の異なる2つ
の抵抗で形成し、前記第1の抵抗の抵抗値の小さい方を
前記第1のビット線の一方と接続し大きい方を前記第1
のビット線の他方と接続し、前記第2の抵抗の抵抗値の
小さい方を前記第2のビット線の一方と接続し大きい方
を前記第2のビット線の他方と接続した構成を有してい
る。
【0010】また、第1及び第2のビット線をそれぞれ
1本ずつのままとし、第1のメモリセルが前記第1及び
第2のビット線と接続するときは第1の抵抗は抵抗値が
大きい方、第2の抵抗は抵抗値の小さい方を選択し、第
2のメモリセルが前記第1及び第2のビット線と接続す
るときは前記第1の抵抗は抵抗値の小さい方、第2の抵
抗は抵抗値の大きい方を選択するスイッチ回路を設けた
構成を有している。
【0011】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0012】図1は本発明の第1の実施例を示す回路図
である。
【0013】この実施例が図3に示された従来の半導体
メモリと相違する点は、第1及び第2のビット線BL
1,BL2をそれぞれ2本ずつのBL11,BL12、
BL21,BL22を設け、この第1のビット線の一方
BL12を第2のメモリセルMC21,MC22の第1
のデータ入出力端N1と対応するトランスファゲートT
21,T41と接続し他方BL11を第1のメモリセル
MC11,MC12の第1のデータ入出力端N1と対応
するトランスファゲートT11,T31と接続し、第2
のビット線の一方BL21を第1のメモリセルMC1
1,MC12の第2のデータ入出力端N2と対応するト
ランスファゲートT12,T32と接続し他方を第2の
メモリセルMC21,MC22の第2のデータ入出力端
N2と対応するトランスファゲートT22,T42と接
続し、第1及び第2の抵抗Roをそれぞれ抵抗値の異な
る2つの抵抗r,Rで形成し、第1の抵抗の抵抗値の小
さい方rを第1のビット線の一方BL12と接続し大き
い方を第1のビット線の他方BL11と接続し、第2の
抵抗の抵抗値の小さい方rを第2のビット線の一方BL
21と接続し大きい方Rを第2のビット線の他方BL2
2と接続した点にある。
【0014】このような構成とすることにより、ダイレ
クトコンタクト抵抗の存在する側のメモリセル電流を増
加させることができ、従ってビット線振幅を同一にする
ことができる。
【0015】今ダイレクトコンタクト抵抗が存在する側
の抵抗rに流れる電流をIr、しない側の抵抗Rに流れ
る電流をIRとすると、 △V=IR・R=Ir・r となるように、R,rを決めればよい。
【0016】図2は本発明の第2の実施例を示す回路図
である。
【0017】この実施例は、第1及び第2のビット線B
L1,BL2をそれぞれ1本ずつのままとし、第1のメ
モリセルMC11,MC12が第1及び第2のビット線
BL1,BL2と接続するときは第1の抵抗は抵抗値が
大きい方R、第2の抵抗は抵抗値の小さい方rを選択
し、第2のメモリセルMC21,MC22が第1及び第
2のビット線BL1,BL2と接続するときは第1の抵
抗は抵抗値の小さい方r、第2の抵抗は抵抗値の大きい
方Rを選択するスイッチ回路S1,S2を設けたもので
ある。
【0018】この実施例においては、第1の実施例と同
様の効果がある他、第1の実施例よりビット線の数が少
なくなるという利点がある。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はダイレク
トコンタクト抵抗の存在する側のビット線と接続する抵
抗を存在しない側の抵抗より小さくすることにより、両
側のビット線からメモリセル内に流れるセル電流を制御
できるので、両側のビット線の電位振幅を揃えることが
でき、従って、ビット線遅延時間が、メモリセルの場所
に依存せず同一になり、システム設計の際の煩雑さが解
消されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す回路図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す回路図である。
【図3】従来の半導体メモリの一例を示す回路図であ
る。
【図4】図3に示された半導体メモリの課題を説明する
ための各部信号の波形図である。
【符号の説明】
BL1,BL2,BL11,BL12,BL21,BL
22 ビット線 MC11,MC12,MC21,MC22 メモリセ
ル Q1,Q2 トランジスタ R,r,Rh,Ro 抵抗 Rdc ダイレクトコンタクト抵抗 T11,T12〜T41,T42 トランスファゲー
ト WL1〜WL4 ワード線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1及び第2のデータ入出力端を備えこ
    の第2のデータ入出力端にダイレクトコンタクト抵抗を
    もつフリップフロップ型の第1のメモリセルと、第1及
    び第2のデータ入出力端を備えこの第1のデータ入出力
    端にダイレクトコンタクト抵抗をもつフリップフロップ
    型の第2のメモリセルと、第1及び第2のビット線と、
    前記第1及び第2のメモリセルをそれぞれ対応して選択
    するための複数のワード線と、ゲートを対応する前記ワ
    ード線と接続し前記第1のビット線と前記第1及び第2
    のメモリセルの第1のデータ入出力端との間、並びに前
    記第2のビット線と前記1及び第2のメモリセルの第2
    のデータ入出力端との間の接続を制御する複数のトラン
    スファゲートと、前記第1及び第2のビット線と接続し
    前記第1及び第2のメモリセルの第1及び第2のデータ
    入出力端に電流を供給するための第1及び第2の抵抗と
    を有する半導体メモリにおいて、前記第1及び第2のビ
    ット線をそれぞれ2本ずつ設け、この第1のビット線の
    一方を前記第2のメモリセルの第1のデータ入出力端と
    対応するトランスファゲートと接続し他方を前記第1の
    メモリセルの第1のデータ入出力端と対応するトランス
    ファゲートと接続し、前記第2のビット線の一方を前記
    第1のメモリセルの第2のデータ入出力端と対応するト
    ランスファゲートと接続し他方を前記第2のメモリセル
    の第2のデータ入出力端と対応するトランスファゲート
    と接続し、前記第1及び第2の抵抗をそれぞれ抵抗値の
    異なる2つの抵抗で形成し、前記第1の抵抗の抵抗値の
    小さい方を前記第1のビット線の一方と接続し大きい方
    を前記第1のビット線の他方と接続し、前記第2の抵抗
    の抵抗値の小さい方を前記第2のビット線の一方と接続
    し大きい方を前記第2のビット線の他方と接続したこと
    を特徴とする半導体メモリ。
  2. 【請求項2】 第1及び第2のビット線をそれぞれ1本
    ずつのままとし、第1のメモリセルが前記第1及び第2
    のビット線と接続するときは第1の抵抗は抵抗値が大き
    い方、第2の抵抗は抵抗値の小さい方を選択し、第2の
    メモリセルが前記第1及び第2のビット線と接続すると
    きは前記第1の抵抗は抵抗値の小さい方、第2の抵抗は
    抵抗値の大きい方を選択するスイッチ回路を設けた請求
    項1記載の半導体メモリ。
JP3315857A 1991-11-29 1991-11-29 半導体メモリ Expired - Lifetime JP3044883B2 (ja)

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