JPH05210279A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05210279A
JPH05210279A JP3157009A JP15700991A JPH05210279A JP H05210279 A JPH05210279 A JP H05210279A JP 3157009 A JP3157009 A JP 3157009A JP 15700991 A JP15700991 A JP 15700991A JP H05210279 A JPH05210279 A JP H05210279A
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JP
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image
unit
toner
fixing
forming apparatus
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JP3157009A
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English (en)
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Tadayoshi Miyahara
忠義 宮原
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な構成で、画像品質の安定化を図る。 【構成】 感光体表面上に形成された潜像のドット数が
画像比率を表すことを利用して、カウンタ部35で前記ド
ット数を計数し、このドット計数値を、現像部の現像バ
イアス電圧を制御するデータとして不揮発性メモリ37に
記憶しておき、ドット計数値が、基準画像濃度以下にな
る値を超えた時に、CPU21からの出力を受けて現像装
置39は、現像ローラへのバイアス電圧を上げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,ファクシミリ
装置,プリンタ等に適用され、乾式トナーを用いる現像
装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、乾式トナーを用いる電子写真方式
の現像装置を備えたプリンタ等では、画像比率が高い印
字を行うには、より多くのトナーを必要としたり、ある
いは転写率を上げる必要がある。
【0003】また上記の現像,転写後に記録紙上のトナ
ー像の定着を行う場合にも、画像比率が高い印字を行っ
た記録紙に対しては通常の画像比率のものに比べて、定
着性をより上げる必要がある。
【0004】また乾式トナーを用いているため、感光体
上の可視像化されたトナー像、あるいは記録紙上の転写
済みトナー像からトナーが飛散し、除電ランプや転写チ
ャージャワイヤ等を汚すため、清掃作業が必要であっ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術におい
て、画像比率が高い印字の際の画質を維持するため、多
くの自動濃度制御あるいは自動定着制御に係る装置,方
法が提案され、実施されているが、装置として複雑な構
造となったり、満足できる程度の画像濃度の一定化,定
着性が得られるものでなかった。
【0006】またトナーによる各部による汚れを防ぐた
め、トナー飛散防止に係る装置,方法も数多く提案さ
れ、実施されているが、トナー飛散を皆無にすることは
できず、除電ランプの除電不良や、転写チャージャワイ
ヤの転写不良が発生してから清掃を行うものであった。
【0007】本発明は、簡単な構成で、画像品質の安定
化が図れる画像形成装置を提供することを第1の目的と
し、また簡単な構成で、不良発生前に清掃対象部材の清
掃が必要であることを報知できるようにした画像形成装
置を提供することを第2の目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の第1の目的を達成
するため、画像情報に対応するドットを感光体表面に露
光して静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー現像し
て可視像化し、トナー像を記録紙上に転写する画像形成
装置において、本発明の第1の手段は、前記感光体表面
上に露光されるドット数を計数する計数手段と、この計
数手段からのドット計数値を現像バイアス制御用データ
として記憶するメモリ手段と、このメモリ手段からの現
像バイアス制御用データを受けて、前記トナー現像をす
るための現像手段の現像バイアスを制御する制御手段と
を備えたことを特徴とする。
【0009】また第2の手段は、上記の画像形成装置に
おいて、感光体表面上に露光されるドット数を計数する
計数手段と、この計数手段からのドット計数値を転写電
流制御用データとして記憶するメモリ手段と、このメモ
リ手段からの転写電流制御用データを受けて、前記転写
をするための転写手段を制御する制御手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0010】また第3の手段は、上記の第1の手段の現
像バイアス制御用データ、又は上記の第2の手段の転写
電流制御用データが、前記ドット計数値に基づく画像比
率値であり、この画像比率値が基準画像濃度以下になる
画像比率値を超えた時に前記制御手段による制御を開始
させるように構成したことを特徴とする。
【0011】また第4の手段は、画像情報に対応するド
ットを感光体表面に露光して静電潜像を形成し、この静
電潜像をトナー現像して可視像化し、トナー像を記録紙
上に転写した後、記録紙に対するトナー像の熱定着を行
う画像形成装置において、前記感光体表面上に露光され
るドット数を計数する計数手段と、この計数手段からの
ドット計数値を定着温度制御用データとして記憶するメ
モリ手段と、このメモリ手段からの定着温度制御データ
を受けて、前記熱定着をするための定着手段に対する定
着温度制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0012】また第5の手段は、画像情報に対応するド
ットを感光体表面に露光して静電潜像を形成し、この静
電潜像をトナー現像して可視像化し、トナー像を記録紙
上に転写した後、記録紙に対するトナー像の定着を行う
画像形成装置において、前記感光体表面上に露光される
ドット数を計数する計数手段と、この計数手段からのド
ット計数値を定着速度制御用データとして記憶するメモ
リ手段と、このメモリ手段からの定着速度制御データを
受けて、前記定着をするための定着手段に対する定着速
度制御を行う制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】また第6の手段は、上記の第4の手段の定
着温度制御データ、又は上記の第5の手段の定着速度制
御用データが、前記ドット計数値に基づく画像比率値で
あり、この画像比率値が定着不良の始まる画像比率値を
超えた時に前記制御手段による制御を開始させるように
構成したことを特徴とする。
【0014】さらに上記の第2の目的を達成する本発明
の第7の手段は、画像情報に対応するドットを感光体表
面に露光して静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー
現像して可視像化し、トナー像を記録紙上に転写する画
像形成装置において、前記感光体表面上に露光されるド
ット数を計数する計数手段と、この計数手段からのドッ
ト計数値を清掃指示用データとして記憶するメモリ手段
と、このメモリ手段からの清掃指示用データを受けて、
清掃対象部材の清掃が必要であることの報知をする報知
手段とを備えたことを特徴とする。
【0015】また第8の手段は、上記の第7の手段にお
いて、メモリ手段に記憶されているドット計数値のデー
タに基づいてトナー飛散量を算出して、トナー飛散量が
所定の基準値に達した時に前記報知手段に信号出力する
演算手段を備えたことを特徴とする。
【0016】
【作用】上記の第1の手段ないし第6の手段によれば、
感光体表面上に形成された潜像のドット数が画像比率を
表すことを利用して、ドット数を計数し、現像バイアス
制御用データ,転写電流制御用データ,定着温度制御用
データ,定着速度制御用データとして記憶しておくこと
で、画像比率が高い印字を行う場合であっても、上記の
諸データに基づいて、トナーの供給量を制御することに
よって画像濃度低下の発生を防止したり、また転写電流
を制御することによって、転写不良の発生を防止して画
像濃度を一定に保つことができ、さらに定着温度や定着
速度を制御することによって、定着性を一定に保つこと
ができる。
【0017】また第7,第8の手段によれば、トナー飛
散量と感光体表面上に形成された潜像のドット数とが略
比例することを利用して、ドット数を計数し、清掃指示
用データとして記憶することで、このデータに基づい
て、トナー付着による不良の発生前に、清掃すべきこと
を報知でき、不良発生が防止される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0019】図2は本発明の一実施例であるレーザプリ
ンタの概略構成図であり、電子写真方式のプリンタ装置
の記録プロセスは公知のものであって、給紙装置1から
レジストローラ対2方向に給紙された記録紙3は、レジ
ストローラ対2によってタイミングをとられてドラム状
の感光体4からなる潜像担持体へ搬送される。感光体4
は、反時計方向に回転駆動され、その際、帯電チャージ
ャ5によって表面を帯電され、レーザ光学系6からのレ
ーザ光を照射されて、表面に静電潜像が形成される。こ
の潜像は、現像手段である現像部7を通るとき現像ロー
ラ7aの作用を受けてトナーによって可視像化され、こ
の可視像は感光体4へ搬送された記録紙3に転写手段で
ある転写チャージャ8により転写され、転写された記録
紙3上の可視像は定着ローラ対9aを有する定着手段で
ある定着装置9により定着される。一方、可視像転写後
の感光体4は、クリーニング装置12によって残留トナー
を除去され、しかも除電ランプPで電荷が除去される。
感光体4から除去されたトナーは、トナー回収タンク13
に収容され、回収される。
【0020】定着装置9から排出された記録紙3は、回
動可能な両面入口ガイド17により両面搬送ローラ対18へ
導かれる。両面搬送ローラ対18により記録紙3は時計方
向に回転している反転ローラ対19に搬送され、反転セン
サ20を通過する。記録紙3が反転センサ20を通過して所
定時間経過後、反転ローラ対19は反時計方向に回転方向
を変え、回動可能な反転ガイド17′により記録紙3をレ
ジストローラ対2方向に搬送される。再びレジストロー
ラ対2に給送された記録紙3は、レジストローラ対2に
よって、タイミングがとられて感光体4へ搬送され、上
記と同様の手順を経てトナーが記録紙3に定着される。
この時、給紙装置1から給送された場合と反対面が感光
体4と接するので、記録紙3に両面記録がなされる。両
面記録がなされた記録紙3は定着装置9を通過後、両面
入口ガイド17により案内されて、排紙部11に排出され収
納される。
【0021】尚、図中の14は各種制御信号を出力するコ
ントローラ、15は上記の構成のプリンタ装置の各部をコ
ントロールするプリンタ制御部、16はレジストセンサで
ある。
【0022】図1は図2のレーザプリンタの制御系の一
例を示すブロック図であり、14は外部機器Hに接続さ
れ、プリンタ装置に対し、画像情報を送出する上述した
コントローラ、21はプリンタ装置を制御するマイクロコ
ンピュータ形態のCPUであって後述する処理を実行す
べく、各処理手段に対応したROM22に接続され、作業
用のRAM等を有する。23は、前記記録紙3の搬送や定
着装置9,現像装置7の駆動を行うメインモータ24を駆
動するメインモータ駆動回路である。
【0023】29はレーザ光学系6のポリゴンモータ30を
駆動するポリゴンモータ駆動回路であり、ポリゴンモー
タ30の回転数を検知するためのFG信号の検知回路を有
する。25は記録紙3の給送を行う給紙ローラを駆動する
給紙クラッチ26の給紙クラッチ駆動回路、27はレジスト
ローラ対2を駆動するレジストクラッチ28のレジストク
ラッチ駆動回路、32はコントローラ14からの画像信号W
DATAから生成される画像信号VIDEOによってレ
ーザ装置31を駆動するレーザ駆動回路、15はポリゴンモ
ータ30の回転に応じて同期検出器33により得られた同期
検知信号DETPから副走査同期信号LSYNC,副走
査書込有効域信号LGATE,主走査書込有効域信号F
GATEを得てコントローラ14へ送出するプリンタ制御
部である。
【0024】また、レーザ装置31は、レーザ駆動回路32
の駆動に応じてレーザビームを出力する半導体レーザ部
と、その光量調整を行うために設けた受光素子とを有す
る。
【0025】CPU21とコントローラ14は受信データ信
号PERXD,送信データ信号PETXD,受信レディ
信号PEDTR,送信レディ信号PECTSからなる双
方向シリアルインターフェースで接続され、CPU21が
判断したプリンタ装置の状態をコントローラ14に送出し
たり、コントローラ14がプリンタ装置を制御する命令を
送る。
【0026】また、35は後述するように感光体4の表面
上に露光されるドット数をページ単位でカウントする計
数手段であるカウンタ部、36は装置における各種操作,
入力,エラー等の報知をする報知手段である表示装置、
37は前記カウンタ部35でカウントされたページ単位のド
ット数を各ページ画像の書き込みが終了した時点で蓄積
するメモリ手段である不揮発性メモリである。
【0027】38は、CPU21からの信号により、転写チ
ャージャ8への電源を増減する転写装置、39は、CPU
21からの信号により、現像部7の現像ローラ7aへのバ
イアス電圧を増減する現像装置である。
【0028】40は、サーミスタ等の温度検知により定着
装置9のヒータ41への電流をオン,オフして、CPU21
からの信号で規定された温度を確保する定着温度コント
ロール回路、42は、CPU21からの信号により、定着装
置9の定着ローラ対9aの駆動源である定着駆動モータ4
3の速度を制御する定着ローラ駆動回路である。
【0029】図1において、CPU21は、プリンタ装置
が記録動作可能状態であることをコントローラ14に知ら
せる。コントローラ14は、記録動作可能状態であること
を確認し、記録動作開始命令をCPU21に送る。CPU
21は記録動作開始命令を受け取ると、直ちに記録動作を
開始すべくポリゴンモータ駆動信号をオンしてポリゴン
モータ30を回転させる。ポリゴンモータ30は、その回転
数に応じて、FGパルスを出力し、このパルスが図示し
ないFG信号検知回路で検知され、ポリゴンモータ駆動
回路29に送られ、ポリゴンモータ基準クロックと同一周
波数になるように、ポリゴンモータ回転数が制御され
る。同時に、メインモータ駆動信号MMSTをオンに
し、メインモータ24を回転させる。
【0030】コントローラ14は、画像内容によって外部
機器Hや操作者のスイッチ動作に伴って入力された記録
密度情報を、記録動作に関わり無く受け付けて、CPU
21に記録密度指定命令を送信する。CPU21は、これを
受けて、ポリゴンモータ駆動回路29に対して回転数制御
信号PMCONを送出する。回転数制御信号PMCON
は、ポリゴンモータ基準クロックを決定する信号であ
り、基準クロックそのものであったり、又は、ポリゴン
モータ駆動回路29に備わっている複数のクロックの中か
らひとつを基準クロックとして選択する信号である。
【0031】ポリゴンモータ駆動回路29は、FGパルス
の周期が一定レベルになるように、ポリゴンモータ30へ
の電流を制御することにより、ポリゴンモータ30の回転
を安定させることができる。従って、CPU21は記録密
度指定命令を受信した後、回転数制御信号PMCONを
切り換えることにより、ポリゴンモータ30の回転数を指
定された記録密度に応じて切り換えることができる。
【0032】また、ポリゴンモータ駆動回路29は、ポリ
ゴンモータ30が記録密度に応じた定常回転数に達する
と、ポリゴンモータロック信号PMLKをオンにし、C
PU21に送出する。CPU21は、記録動作を開始する
と、給紙クラッチ駆動信号FDCLをオンし、給紙ロー
ラを駆動し、給紙装置1のカセット等に収納された記録
紙3をレジストローラ対2の位置まで搬送させる。そし
て、ポリゴンモータロック信号PMLKがオンになるの
を確認した後、コントローラ14に対して主走査書込有効
域信号FGATEを送出する。コントローラ14はFGA
TEがオンになるのに同期させて所定時間後に画像信号
WDATAを送出する。CPU21はFGATEを送出
し、所定時間後にレジストクラッチ駆動信号RGCLを
オンし、記録紙3を感光体4等による記録位置に向けて
搬送させ、記録紙3の所定位置に画像を形成させる。
【0033】CPU21はFGATE信号がオフの時、レ
ーザ光量の調整を行う。レーザ装置31の受光素子からフ
ィードバックされた光量信号は、レーザ駆動回路32内の
コンパレータで所定レベルと比較され、2値化されたL
DCT信号としてCPU21に入力される。CPU21はデ
ジタル/アナログ(D/A)変換を用いてレーザ駆動信号
を変化させ、レーザ光量が所定値になりLDCT信号が
変換する所でレーザ光量を保持し、レーザ光量の調整を
行う。また、レーザ光を、回転するポリゴンモータ30上
のミラーに照射することにより、同期検出器33はポリゴ
ンモータ30の回転に応じて一定周期の同期信号を検出す
る。
【0034】プリンタ制御部15は、同期検知信号DET
Pを入力して、DETP信号に同期した画像書込クロッ
クWCLKを発生させる。同時に、WCLK信号をカウ
ントし、所定カウント数に達すると副走査同期信号LS
YNC及び副走査書込有効域信号LGATEを発生す
る。またCPU21からの主走査書込有効域内部信号FS
YNCを入力し、LSYNC信号に同期させて主走査書
込有効域信号FGATEを発生する。LGATE信号と
FGATE信号がオンしている画像書き込み時において
は、コントローラ14からの画像信号WDATAをWCL
K信号に同期させて取り込み、レーザ装置31を駆動する
VIDEO信号に変換してレーザ駆動回路32に送信す
る。
【0035】図3は図1のカウンタ部の一例を示す回路
図であり、カウンタIC(1)のイネーブル端子Eには前
記画像信号WDATAが入力されており、カウンタIC
(2)以降の各イネーブル端子Eには、その一つ前のカ
ウンタIC(N−1)から出力されるリップルキャリィ
信号RCが入力されている。このリップルキャリィ信号
RCは、カウント値が最大になると、真になるようにな
っている。また各カウンタICのクロック端子CLKに
は基準信号WCLKが入力されている。
【0036】このような状態で6個のカウンタICが接
続されることによって、画像信号WDATAが真の間に
発生される基準信号WCLKの数を、2の24乗回までカ
ウントすることができるようになっている。またカウン
ト値をクリアするために、前記CPU21から発せられる
CLEAR信号が各カウンタICのクリア端子CLRに
入力されている。
【0037】図4のカウンタ部におけるタイミングチャ
ートに示したように、上記のカウンタ部35は、感光体の
表面上に露光されるドット数をページ単位でカウントす
る。画像信号WDATAは、真で黒パターン()、偽で
白パターン()となる。すなわち、画像信号WDATA
が真の間()に発生される基準信号WCLKに同期して
レーザ装置31の半導体レーザがオンされる。したがっ
て、画像信号WDATAが真の間()における基準信号
WCLKのカウント数は、半導体レーザから発せられる
光信号のドット数に等しいことになる。
【0038】図5は本実施例の現像バイアス電圧の制御
のフローチャートであり、プリントが開始されると(S1
-1)、画像信号WDATAがプリンタ制御部15に入力さ
れると同時に、カウンタ部35に入り、画像信号WDAT
Aが真の間(S1-2のYES)に発生される基準信号WCLK
(S1-3のYES)の数のカウントが開始される(S1-4)、そ
してこれから印字しようとするページ単位のドット数が
カウントされることになる。1枚中の画像情報が入手し
終わると(S1-5のYES)、CPU21によってカウンタ部35
におけるカウントN値が読み取られ、この読み取りカウ
ント値は不揮発性メモリ37に1枚印字中の画像比率とし
て記憶加算される(S1-6)。この時、前記CPU21によ
ってCLEAR信号が真にされ、これにより各カウンタ
ICの値がクリアされる(S1-7)。
【0039】こうして不揮発性メモリ37に蓄積されてき
た画像比率は、現像バイアス制御用データとしてCPU
21に送られ、濃度低下が始まる画像比率と比較され、メ
モリ値がこの値を超えると(S1-8のYES)、CPU21は現
像装置39へのバイアス電圧を上げ(S1-9)、超えなけれ
ば(S1-8のNO)、バイアス電圧を同じにする(S1-10)。
【0040】図6は本実施例の転写電流の制御のフロー
チャートであり、プリントが開始されると(S2-1)、画
像信号WDATAがプリンタ制御部15に入力されると同
時に、カウンタ部35に入れられ、画像信号WDATAが
真の間(S2-2のYES)に発生される基準信号WCLK(S2
-3のYES)の数のカウントが開始される(S2-4)、そして
これから印字しようとするページ単位のドット数がカウ
ントされることになる。1枚中の画像情報が入手し終わ
ると(S2-5のYES)、CPU21によってカウンタ部35にお
けるカウントN値が読み取られ、この読み取りカウント
値は不揮発性メモリ37に1枚印字中の画像比率として記
憶加算される(S2-6)。この時、前記CPU21によって
CLEAR信号が真にされ、これにより各カウンタIC
の値がクリアされる(S2-7)。
【0041】こうして不揮発性メモリ37に蓄積されてき
た画像比率は、転写電流制御用データとしてCPU21に
送られ、濃度低下が始まる画像比率と比較され、メモリ
値がこの値を超えると(S2-8のYES)、CPU21は転写装
置38への転写電流を上げ(S2-9)、超えなければ(S2-8
のNO)、同じ転写電流とする(S2-10)。
【0042】図7は本実施例の定着温度の制御フローチ
ャートであり、ステップ(S3-1)〜(S3-7)は上述したス
テップ(S1-1)〜(S1-7)及び(S2-1)〜(S2-7)と同じで
あって、不揮発性メモリ37に蓄積されてきた画像比率
は、定着温度制御用データとしてCPU21に送られ、定
着不良が始まる画像比率と比較され、メモリ値がこの値
を超えると(S3-8のYES)、CPU21は定着温度コントロ
ール回路40により定着温度を上げ(S3-9)、超えなけれ
ば(S3-8のNO)、同じ定着温度とする(S3-10)。
【0043】図8は本実施例の定着速度の制御フローチ
ャートであり、ステップ(S4-1)〜(S4-7)は上述したス
テップ(S1-1)〜(S1-7)及び(S2-1)〜(S2-7)と同じで
あって、不揮発性メモリ37に蓄積されてきた画像比率
は、定着速度制御用データとしてCPU21に送られ、定
着不良が始まる画像比率と比較され、メモリ値がこの値
を超えると(S4-8のYES)、CPU21は定着ローラ駆動回
路42により定着速度を上げ(S4-9)、超えなければ(S4-
8のNO)、同じ定着速度とする(S4-10)。
【0044】図9は本実施例の清掃時期報知のフローチ
ャートであり、プリントが開始されると(S5-1)、画像
信号WDATAがプリンタ制御部15に入力されると同時
に、カウンタ部35に入れられ、画像信号WDATAが真
の間(S5-2のYES)に発生する基準信号WCLK(S5-3の
YES)の数のカウントが開始される(S5-4)、そしてプリ
ントが終了されるまでの間(S5-5)のドット数がカウン
トされることになる。プリントが終了されると(S5-5の
YES)、CPU21によってカウンタ部35におけるカウント
N値が読み取られ、この読み取りカウント値Nが、1ド
ットを構成するのに必要なトナー消費量A、及び1ドッ
ト中のトナー飛散率Bと積算される。この積算演算値は
不揮発性メモリ37に画像形成によるトナー飛散量として
記憶加算される(S5-6)。この時、前記CPU21によっ
てCLEAR信号が真にされ、これにより、各カウンタ
ICの値がクリアされる(S5-7)。
【0045】こうして不揮発性メモリ37に蓄積されてき
たトナー飛散量N×A×B/100は、清掃指示用データ
としてCPU21に送られ、転写不良が始まる転写チャー
ジャ8のワイヤへのトナー付着量、又は、除電不良が始
まる除電ランプPへのトナー付着量等と比較され、トナ
ー飛散量N×A×B/100がこの値を超えると(S5-8のY
ES)、CPU21は表示装置36へ「チャジャ清掃必要」あ
るいは「除電ランプ清掃必要」の表示をさせる(S5-
9)。
【0046】尚、前記表示装置36による表示,報知方法
としては、文字以外にも、音、絵,光による方法も考え
られる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の第1の手
段ないし第6の手段によれば、感光体表面上に形成され
た潜像のドット数が画像比率を表すことを利用して、現
像バイアス,転写電流,定着温度,定着速度が制御され
るので、画像比率が高い印字を行う場合であっても適正
な画像濃度あるいは定着性が得られ、簡単な構成で、画
像品質の安定化が図れる画像形成装置を提供できる。
【0048】また本発明の第7,第8の手段によれば、
トナー飛散量と潜像のドット数とが略比例することを利
用して、対象部材を清掃すべきであることが報知される
ので、簡単な構成で常に良好な状態で画像形成がなし得
る画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置の一実施例における制御
系のブロック図である。
【図2】レーザプリンタの概略構成図である。
【図3】図1のカウンタ部の一例を示す回路図である。
【図4】図3のカウンタ部におけるタイミングチャート
である。
【図5】本実施例の現像バイアス電圧の制御のフローチ
ャートである。
【図6】本実施例の転写電流の制御のフローチャートで
ある。
【図7】本実施例の定着温度の制御のフローチャートで
ある。
【図8】本実施例の定着速度の制御のフローチャートで
ある。
【図9】本実施例の清掃時期報知のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
4…感光体、 5…帯電チャージャ、 7…現像部(現
像手段)、 7a…現像ローラ、 8…転写チャージャ
(転写手段)、 9…定着装置(定着手段)、 9a…定着
ローラ対、 21…CPU、 35…カウンタ部(計算手
段)、 36…表示装置(報知手段)、 37…不揮発性メモ
リ(メモリ手段)、 38…転写装置(制御手段)、39…現像
装置(制御手段)、 40…定着温度コントロール回路(制
御手段)、 41…ヒータ、 42…定着ローラ駆動回路(制
御手段)、 43…定着駆動モータ、 P…除電ランプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/20 109 21/00 111 H04N 1/04 107 B 7251−5C

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像情報に対応するドットを感光体表面
    に露光して静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー現
    像して可視像化し、トナー像を記録紙上に転写する画像
    形成装置において、前記感光体表面上に露光されるドッ
    ト数を計数する計数手段と、この計数手段からのドット
    計数値を現像バイアス制御用データとして記憶するメモ
    リ手段と、このメモリ手段からの現像バイアス制御用デ
    ータを受けて、前記トナー現像をするための現像手段の
    現像バイアスを制御する制御手段とを備えたことを特徴
    とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 画像情報に対応するドットを感光体表面
    に露光して静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー現
    像して可視像化し、トナー像を記録紙上に転写する画像
    形成装置において、前記感光体表面上に露光されるドッ
    ト数を計数する計数手段と、この計数手段からのドット
    計数値を転写電流制御用データとして記憶するメモリ手
    段と、このメモリ手段からの転写電流制御用データを受
    けて、前記転写をするための転写手段を制御する制御手
    段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の現像バイアス制御用デー
    タ、又は請求項2記載の転写電流制御用データが、前記
    ドット計数値に基づく画像比率値であり、この画像比率
    値が基準画像濃度以下になる画像比率値を超えた時に前
    記制御手段による制御を開始させるように構成したこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 画像情報に対応するドットを感光体表面
    に露光して静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー現
    像して可視像化し、トナー像を記録紙上に転写した後、
    記録紙に対するトナー像の熱定着を行う画像形成装置に
    おいて、前記感光体表面上に露光されるドット数を計数
    する計数手段と、この計数手段からのドット計数値を定
    着温度制御用データとして記憶するメモリ手段と、この
    メモリ手段からの定着温度制御データを受けて、前記熱
    定着をするための定着手段に対する定着温度制御を行う
    制御手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 画像情報に対応するドットを感光体表面
    に露光して静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー現
    像して可視像化し、トナー像を記録紙上に転写した後、
    記録紙に対するトナー像の定着を行う画像形成装置にお
    いて、前記感光体表面上に露光されるドット数を計数す
    る計数手段と、この計数手段からのドット計数値を定着
    速度制御用データとして記憶するメモリ手段と、このメ
    モリ手段からの定着速度制御データを受けて、前記定着
    をするための定着手段に対する定着速度制御を行う制御
    手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載の定着温度制御データ、又
    は請求項5記載の定着速度制御用データが、前記ドット
    計数値に基づく画像比率値であり、この画像比率値が定
    着不良の始まる画像比率値を超えた時に前記制御手段に
    よる制御を開始させるように構成したことを特徴とする
    請求項4又は請求項5の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 画像情報に対応するドットを感光体表面
    に露光して静電潜像を形成し、この静電潜像をトナー現
    像して可視像化し、トナー像を記録紙上に転写する画像
    形成装置において、前記感光体表面上に露光されるドッ
    ト数を計数する計数手段と、この計数手段からのドット
    計数値を清掃指示用データとして記憶するメモリ手段
    と、このメモリ手段からの清掃指示用データを受けて、
    清掃対象部材の清掃が必要であることの報知をする報知
    手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記メモリ手段に記憶されているドット
    計数値のデータに基づいてトナー飛散量を算出して、ト
    ナー飛散量が所定の基準値に達した時に前記報知手段に
    信号出力する演算手段を備えたことを特徴とする請求項
    7の画像形成装置。
JP3157009A 1991-06-27 1991-06-27 画像形成装置 Pending JPH05210279A (ja)

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