JP3233474B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3233474B2
JP3233474B2 JP02266793A JP2266793A JP3233474B2 JP 3233474 B2 JP3233474 B2 JP 3233474B2 JP 02266793 A JP02266793 A JP 02266793A JP 2266793 A JP2266793 A JP 2266793A JP 3233474 B2 JP3233474 B2 JP 3233474B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ等の画像形成
装置に係り、特に原稿からイメージ情報を光学的に読み
取る読取ヘッドを備えた画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】プリンタには、読取ヘッドを備え、この
読取ヘッドによって原稿画像を読み取って、画像情報を
外部機器に送出するように構成されたものがあり、この
ように構成することにより、例えば外部機器において画
像処理をして、処理後の画像情報に対応する画像をプリ
ンタから出力することが可能となる。
【0003】図3は読取ヘッドを備えた従来のプリンタ
の概略を示す構成図である。
【0004】1は記録紙Pを収納した給紙カセット、2
は原稿を載置する原稿トレー、3はレジストローラ対、
4は感光体ドラム、5は帯電チャージャ、6はレーザ装
置、7は現像器、8は転写チャージャ、9はクリーニン
グユニット、10は図示を省略した光源および密着型イ
メージセンサを備えた読取ヘッド、11は加熱ローラ1
1aおよび加圧ローラ11bを備えた定着器、12は排
紙トレー、13は後述するCPU(中央処理装置)や各
種制御回路が搭載されたプリンタ制御部である。
【0005】画像形成時、給紙コロ1aによって給紙カ
セット1から分離給紙された記録紙Pは、レジストロー
ラ対3方向に搬送され、レジストローラ対3によってタ
イミングをとられて感光体ドラム4と転写チャージャ8
との間の転写位置に搬送される。感光体ドラム4は、反
時計方向に回転すると共に、表面が帯電チャージャ5に
よって帯電され、さらにレーザ装置6から出射されたレ
ーザビームによって走査されて、表面に静電潜像が形成
される。この静電潜像は現像器7によってトナー像に現
像され、トナー像は、転写チャージャ8によって静電的
に記録紙Pに転写される。転写が完了した記録紙Pは定
着器11に搬送され、定着器11において加熱および加
圧されてトナー像が定着され、排紙トレー12に排紙さ
れる。
【0006】また、画像読取時、画像面を下方に向けて
原稿トレー2に載置された原稿は、記録紙Pと同じ搬送
経路を通って読取ヘッド10に対向する読取位置に搬送
され、読取ヘッド10の光源によって照明されると共
に、等倍光学系を備えた密着型イメージセンサによって
画像面が読み取られた後、排紙トレー12に排紙され
る。
【0007】図4はプリンタにおけるプリンタ制御部の
構成を示すブロック図である。
【0008】ここで、14は外部機器20に接続され画
像情報を送出するコントローラ、21は、装置全体を制
御するマイクロコンピュータ形態のCPUであり、後述
する処理を実行すべく、それら処理手順に対応したRO
M(リードオンリーメモリ)22に接続され、作業用の
RAM(ランダムアクセスメモリ)等を有する。23は
紙等の記録媒体の搬送を行うメインモータ24を駆動す
るメインモータ駆動回路、29はポリゴンモータ30を
駆動するポリゴンモータ駆動回路であり、ポリゴンモー
タ30の回転数を検知するためのFG信号の検知回路を
有する。25は記録媒体の給送を行う給紙コロ1aを駆
動する給紙クラッチ26の給紙クラッチ駆動回路、27
はレジストローラ対3を駆動するレジストクラッチ28
のレジストクラッチ駆動回路、32は、コントローラ1
4からの画像信号WDATAから生成される画像信号V
IDEOによってレーザ装置6を駆動するレーザ駆動回
路、34はポリゴンモータ30の回転に応じて同期検出
器33により得られた同期検知信号DETPから主走査
同期信号LSYNC,主走査書き込み有効域信号LGA
TE,副走査書き込み有効域信号FGATEを得てコン
トローラ14へ送出する光書き込み制御部である。
【0009】またレーザ装置6は、レーザ駆動回路32
の駆動に応じてレーザービームを出力する半導体レーザ
部と、その光量調整を行うために設けた受光素子とを有
する。
【0010】CPU21とコントローラ14は、受信デ
ータ信号PERXD,送信データ信号PETXD,受信
レディ信号PEDTR,送信レディ信号PECTSを送
受信するためシリアルインターフェイスで接続され、C
PU21が判断した記録装置の状態をコントローラ14
に送出したり、コントローラが記録装置を制御する命令
を送出したりする。
【0011】係る構成において、CPU21は、記録装
置が記録動作可能状態であることをコントローラ14に
知らせる。コントローラ14は、記録動作可能状態であ
ることを確認し、記録動作開始信号をCPU21に送
る。CPU21は、記録動作開始信号を受け取ると、直
ちに記録動作を開始すべくポリゴンモータ駆動信号PM
STをオンし、ポリゴンモータ30を回転させる。ポリ
ゴンモータ30は、その回転数に応じた周波数のFGパ
ルスを出力し、このパルスがFG信号検知回路で検知さ
れ、ポリゴンモータ駆動回路29に送られ、ポリゴンモ
ータ基準クロックPMCKと同一周波数になるように、
ポリゴンモータ30の回転数が制御される。同時に、メ
インモータ駆動信号MMSTをオンにし、メインモータ
24を回転させる。
【0012】コントローラ14は、画像内容によって外
部機器や操作者のスイッチ動作に伴って入力された記録
密度情報を、記録動作に関わりなく受け付けて、CPU
21に記録密度指定命令を送信する。CPU21はこれ
を受けて、ポリゴンモータ駆動回路29に対して回転数
制御信号PMCONを送出する。回転数制御信号PMC
ONは、ポリゴンモータ基準クロックPMCKを決定す
る信号であり、基準クロックそのものであったり、また
はポリゴンモータ駆動回路29に備わっている複数のク
ロックの中から1つを基準クロックとして選択する信号
である。
【0013】ポリゴンモータ駆動回路29は、FGパル
スの周期が一定レベルになるようにポリゴンモータ30
への電流を制御することにより、ポリゴンモータ30の
回転を安定させることができる。したがって、CPU2
1は、記録密度指定命令を受信した後、回転数制御信号
PMCONを切り換えることにより、ポリゴンモータ3
0の回転数を指定された記録密度に応じて切り換えるこ
とができる。また、ポリゴンモータ駆動回路29は、ポ
リゴンモータ30が記録密度に応じた定常回転数に達す
ると、ポリゴンモータロック信号PMLKをオンにし、
CPU21に送出する。CPU21は、記録動作を開始
すると、給紙クラッチ駆動信号FDCLをオンにし、給
紙コロ1aを駆動し、給紙カセット1に収納された記録
紙Pをレジストローラ対3の位置まで搬送させ、ポリゴ
ンモータロック信号PMLKがオンになるのを確認した
後、光書き込み制御部34によってコントローラ14に
対して副走査書き込み有効域信号FGATEを送出させ
る。コントローラ14は、FGATEがオンになるのに
同期させて所定時間後、画像信号WDATAを送出す
る。CPU21は、FGATEを送出して所定時間後、
レジストクラッチ駆動信号RGCLをオンにし、記録媒
体を感光体ドラム4による転写位置に向けて搬送させ、
記録媒体の所定位置に画像を形成させる。
【0014】光書き込み制御部34は、FGATE信号
がオフのとき、レーザ光量の調整を行う。レーザ装置6
の受光素子からフィードバックされた光量信号はレーザ
駆動回路内コンパレータで所定レベルと比較され、2値
化されたLDCT信号として光書き込み制御部34に入
力される。光書き込み制御部34は、デジタル/アナロ
グ変換を用いてレーザ駆動信号を変化させ、レーザ光量
が所定値になりLDCT信号が変化するところでレーザ
光量を保持し、レーザ光量の調整を行う。また、レーザ
を回転するポリゴンモータ30上のミラーに照射するこ
とにより、同期検出器33は、ポリゴンモータ30の回
転に応じて一定周期の同期信号を検出する。
【0015】光書き込み制御部34は、同期検知信号D
ETPが入力したならば、DETP信号に同期した画像
書き込みクロックWCLKを発生させる。同時にWCL
K信号をカウントし、所定カウント数に達すると主走査
同期信号LSYNCおよび主走査書き込み有効域信号L
GATEを発生する。また、CPU21からの副走査書
き込み有効域内部信号FSYNCが入力したならば、L
SYNC信号に同期させて副走査書き込み有効域信号F
GATEを発生する。LGATE信号とFGATE信号
がオンしている画像書き込み時においては、コントロー
ラ14からの画像信号WDATAをWCLK信号に同期
させて取り込み、レーザ装置6を駆動するVIDEO信
号に変換してレーザ駆動回路32に送信する。
【0016】読取ヘッド10は、原稿トレー2から搬送
されてきた原稿の画像面を読み取って読取信号RDAT
Aを出力する。読取信号RDATAは、CPU21を介
してコントローラ14に送出され、コントローラ14に
おいてデータ処理,記憶または外部機器20に送出され
る。
【0017】表示装置35は、コントローラ14または
CPU21から出力された各種の信号を受けて装置の情
報を文字,絵,光等によってユーザやサービスマンに知
らせるものである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】従来のプリンタにおい
ては、装置の性能を維持して長期的に高品位の画像を形
成するため、複数の部材を定期的に点検し、必要に応じ
て修理または交換する必要がある。例えば感光体ドラム
4の表面が傷付いた場合、傷付近で帯電,露光およびト
ナー現像等の電子写真プロセスが正常に実行されないた
め、転写画像において傷に対応する位置付近で、字汚れ
等の異常が発生する。また定着器11の加熱ローラ11
aにトナーが付着して汚れた場合、記録紙Pの地汚れ
や、記録紙Pに対するトナー像の定着不良の原因とな
る。このような画像異常の原因を発見することは困難で
あるため、装置を正常に復帰させるには長時間を必要と
することがある。
【0019】また、プリンタには、記録紙Pの搬送異常
を発見するための複数のセンサが搬送経路に配置されて
おり、センサを配置することにより、装置のコストが増
加するという問題がある。
【0020】本発明の目的は、読取ヘッドを感光体にお
ける傷などの検出手段として利用することにより、画像
異常の原因が早期に検出され、かつセンサの使用個数が
減少される画像形成装置を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明は、記録紙に転写するトナー像が形成される
感光体と、原稿からイメージ情報を光学的に読み取る読
取ヘッドとを備えた画像形成装置において、前記読取ヘ
ッドを前記感光体付近に配置し、しかも読取ヘッドによ
って感光体のトナー像形成面を読み取らせて感光体読取
信号を出力させ、かつ前記感光体読取信号を受けて、前
記トナー像形成面における傷の有無を検出する制御手段
を備えたことを特徴とする。
【0022】さらに、前記トナー像形成面に傷があるこ
とを検出した場合、前記傷の位置を判断して傷がトナー
像形成領域にあるときにメンテナンス要求信号を出力す
る制御手段と、前記メンテナンス要求信号を受けてメン
テナンス要求を表示する表示手段とを備えたことを特徴
とする。
【0023】さらに、前記感光体に対するトナー像形成
時に前記感光体読取信号を受けて、トナー像が形成され
るトナー像形成領域に付着した残留トナーの有無を検出
し、かつ残留トナーを検出した場合にメンテナンス要求
信号を出力する制御手段と、前記メンテナンス要求信号
を受けてメンテナンス要求を表示する表示手段とを備え
たことを特徴とする。
【0024】さらに、前記制御手段が、前記感光体読取
信号によって前記トナー像形成面に形成されたつなぎ目
を検出することを特徴とする。
【0025】
【作用】前記構成の発明によれば、感光体のトナー像形
成面を読み取る読取ヘッドと、読取ヘッドからの感光体
読取信号を受けて、感光体のトナー像形成面における傷
の有無を検出する制御手段とによって、画像異常の原因
となり得る感光体の傷の有無が検出される。
【0026】さらに、制御手段が、トナー像形成面のト
ナー像形成領域に傷があることを検出した場合、メンテ
ナンス要求を表示する表示手段によって、感光体のトナ
ー像形成領域に傷がある場合にメンテナンス要求が表示
される。
【0027】さらに、感光体読取信号を受けて、トナー
像形成時にトナー像形成領域の残留トナーの有無を検出
する制御手段と、残留トナーを検出した場合にメンテナ
ンス要求を表示する表示手段とによって、感光体に対す
る残留トナーのクリーニングが不十分である場合にメン
テナンス要求が表示される。
【0028】さらに、感光体読取信号によって感光体の
つなぎ目を検出する制御手段によって、感光体における
つなぎ目の位置が検出される。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、以下の説明において図3および図4に基づ
いて説明した部材に対応する部材については、同一符号
を付して説明を省略する。
【0030】図1は本発明のプリンタの一実施例におけ
る要部を示す構成図である。
【0031】感光体ベルト51は、ベルト状の感光体の
両端部がつなぎ目51aにおいて接合されて無端に形成
されたものであり、3本のローラ52によって張設され
ている。読取ヘッド10は、感光体ベルト51に近接し
て配置されており、密着型イメージセンサ(図示省略)
を感光体ベルト51のトナー像形成面51bに対向させ
ている。ここで、2点鎖線によって示した搬送経路Lに
沿って搬送される記録紙Pは、転写チャージャ8によっ
てトナー像形成面51bからトナー像が転写され、また
原稿は画像面を上に向けて搬送され、読取ヘッド10に
よって画像面が読み取られる。また、CPU21は、画
像形成開始時にトナー像形成面51bにおいて、クリー
ニングユニット9によるクリーニングが完了した領域を
読取ヘッド10によって読み取らせる。
【0032】このとき、読取ヘッド10から読取信号R
DATAが送出され、CPU21は、読取信号RDAT
Aによって感光体ベルト51の状態を検出する。ROM
22には、トナー像形成面51bの反射率に対応する基
準出力A1およびつなぎ目51aの反射率に対応する基
準出力A2が記憶されており、さらにトナー像形成面5
1bにおける傷および残留トナーの付着を検出するため
の判定出力B1,B2が記憶されている。
【0033】図2は本実施例におけるプリンタ制御部に
よる制御を示すフローチャートである。
【0034】CPU21は、感光体ベルト51を移動さ
せて感光体ベルト51に対する読み取りを開始すると、
読取信号RDATAの読取信号レベルCを(A2−α)
以上、かつ(A2+α)以下であるかを判断する(S
1)。A2は、前述したようにつなぎ目51aの反射率
に対応する基準出力であり、αはつなぎ目51aの反射
率のばらつきに対応して設定されたしきい値である。C
PU21は、(A2−α)≦C≦(A2+α)となった
ならば、その読取信号レベルCが得られた位置をつなぎ
目51aとして記憶し(S2)、以後、感光体ベルト5
1の移動量に対応させてつなぎ目51aの位置をトラッ
キングしていく。
【0035】さらに、CPU21は、つなぎ目51aを
基準として感光体ベルト51を1回転させる間に、読取
信号レベルCを(A1−β)と比較する(S3)。A1
は、前述したようにクリーニング完了後のトナー像形成
面51bの反射率に対応する基準出力であり、βはトナ
ー像形成面51bの反射率のばらつきに対応して設定さ
れたしきい値である。CPU21は、読取信号レベルC
が(A1−β)より高い場合(ステップS3においてN
Oの場合)、トナー像形成面51bが正常であると判断
して、画像形成開始を待機する(S4)。
【0036】一方、トナー像形成面51bに傷があった
場合、あるいは残留トナーが付着している場合、傷部お
よび残留トナー付着部での反射率が低下するため、傷部
および残留トナー付着部における読取信号レベルCは、
(A1−β)より低くなる。さらに、残留トナー付着部
の反射率は、傷部の反射率より低くなる。ここで、B1
は、基準出力A1に対して傷部の反射率の低下に対応さ
せて低く設定された判定出力、またB2は、残留トナー
付着部の反射率の低下に対応させて低く設定された判定
出力であり、B1>B2となっている。CPU21は、
読取信号レベルCが(A1−β)以下の場合(ステップ
S3においてYESの場合)、読取信号レベルCが判定
出力B2以上で、かつ判定出力B1以下であるかを判断
する(S5)。CPU21は、B2≦C≦B1である場
合(ステップS5においてYESの場合)、トナー像形
成面51bの傷を検出すると共に、傷がトナー像形成面
51bにおいてトナー像が形成されるトナー像形成領域
であるかを判断し(S6)、傷がトナー像形成領域にな
いとき、画像形成開始を待機し(S4)、またトナー像
形成領域にあるとき、感光体損傷処理を実行する(S
7)。
【0037】ステップS7の感光体損傷処理では、例え
ば画像形成動作をインタロックし、かつ表示装置35に
よって感光体ベルト51に傷が付いていることを表示さ
せる。また、CPU21は、B2≦C≦B1でない場合
(ステップS5においてNOの場合)、さらに読取信号
レベルCが判定出力B2より低いかを判断し(S8)、
NOのときにトナー像形成面51bに異常がないと判断
して、画像形成開始を待機し(S4)、またYESのと
きに感光体クリーニング不良処理を実行する(S9)。
ステップS9の感光体クリーニング不良処理では、例え
ば画像形成動作をインタロックし、かつ表示装置35に
よって感光体ベルト51のクリーニングが不十分である
ことを表示させる。
【0038】本実施例のプリンタにおいては、感光体ベ
ルト51のつなぎ目51aの位置が記憶されていること
により、トナー像形成面51bにおいてつなぎ目51a
にトナー像を形成することを防止でき、さらに画像形成
開始前に感光体ベルト51における傷および残留トナー
の付着の有無が検出され、かつ傷または残留トナーの付
着が検出された場合に、表示装置35によって表示され
ることにより、ユーザはメンテナンスが必要な部材を容
易に判断でき、短時間で装置を正常な状態に復帰でき
る。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
画像異常の原因となり得る感光体の傷の有無が検出され
ることにより、例えば、傷を検出した場合、装置の作動
を停止させて、記録紙に異常画像が形成されることを防
止でき、さらに感光体のトナー像形成領域に傷がある場
合にメンテナンス要求が表示されることにより、感光体
の傷が画像異常の原因となる場合に、例えばユーザ等に
対して感光体に傷があることを表示できるので、ユーザ
は、表示手段によって容易にメンテナンスが必要な部材
を認識でき、さらに感光体に対する残留トナーのクリー
ニングが不十分である場合に、メンテナンス要求が表示
されることにより、例えばユーザ等に対して感光体に残
留トナーが付着していることを表示できるので、ユーザ
は表示手段によって容易にメンテナンスが必要な部材を
認識でき、さらに感光体におけるつなぎ目の位置が検出
されることにより、トナー像形成面において確実につな
ぎ目以外の領域にトナー像を形成させるように制御する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリンタの一実施例における要部を示
す構成図である。
【図2】第1実施例におけるプリンタ制御部による制御
を示すフローチャートである。
【図3】読取ヘッドを備えた従来のプリンタの概略を示
す構成図である。
【図4】プリンタにおけるプリンタ制御部の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
4…感光体ドラム、 10…読取ヘッド、 14…コン
トローラ、 21…CPU(中央処理装置)、 35…表
示装置、 51…感光体ベルト、 51a…つなぎ目、
51b…トナー像形成面、 P…記録紙。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−191660(JP,A) 特開 平2−144687(JP,A) 特開 平4−248582(JP,A) 特開 平4−453(JP,A) 特開 昭57−4655(JP,A) 特開 昭63−171062(JP,A) 実開 昭63−20158(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/00 G03G 21/00 - 21/04 G03G 21/14 B41J 29/00 - 29/70 H04N 1/00 H04N 1/04 - 1/207 H04N 1/23 - 1/31

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙に転写するトナー像が形成される
    感光体と、原稿からイメージ情報を光学的に読み取る読
    取ヘッドとを備えた画像形成装置において、前記読取ヘ
    ッドを前記感光体付近に配置し、しかも読取ヘッドによ
    って感光体のトナー像形成面を読み取らせて感光体読取
    信号を出力させ、かつ前記感光体読取信号を受けて、前
    記トナー像形成面における傷の有無を検出する制御手段
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記トナー像形成面に傷があることを検
    出した場合、前記傷の位置を判断して傷がトナー像形成
    領域にあるときにメンテナンス要求信号を出力する制御
    手段と、前記メンテナンス要求信号を受けてメンテナン
    ス要求を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする
    請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記感光体に対するトナー像形成時に前
    記感光体読取信号を受けて、トナー像が形成されるトナ
    ー像形成領域に付着した残留トナーの有無を検出し、か
    つ残留トナーを検出した場合にメンテナンス要求信号を
    出力する制御手段と、前記メンテナンス要求信号を受け
    てメンテナンス要求を表示する表示手段とを備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段が、前記感光体読取信号に
    よって前記トナー像形成面に形成されたつなぎ目を検出
    することを特徴とする請求項1,2または3記載の画像
    形成装置。
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