JPH0521017U - 光量調整可能なルーフスクリーン - Google Patents

光量調整可能なルーフスクリーン

Info

Publication number
JPH0521017U
JPH0521017U JP1498591U JP1498591U JPH0521017U JP H0521017 U JPH0521017 U JP H0521017U JP 1498591 U JP1498591 U JP 1498591U JP 1498591 U JP1498591 U JP 1498591U JP H0521017 U JPH0521017 U JP H0521017U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
receiving shaft
shaft
slits
screen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1498591U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2544660Y2 (ja
Inventor
顕 満田
Original Assignee
三和シヤツター工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三和シヤツター工業株式会社 filed Critical 三和シヤツター工業株式会社
Priority to JP1498591U priority Critical patent/JP2544660Y2/ja
Publication of JPH0521017U publication Critical patent/JPH0521017U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2544660Y2 publication Critical patent/JP2544660Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Operating, Guiding And Securing Of Roll- Type Closing Members (AREA)

Abstract

(57)【要約】 〔目的〕 スクリーンを半開又は全閉しても採光可能
で、且つ光量の微調整ができること。 〔構成〕 適宜の間隔をおいてスリット2,2,…を形
成したシート1の一端を固定し、他端は、シート受シャ
フト5を介して折り返し状にして前記シート1の一端箇
所側のシート巻取りシャフト3に巻付けたこと。そのシ
ート1の折り返し箇所に設けたシート受シャフト5の引
出し及び収納が可能なように設けたこと。その折り返し
状になったシート1,1のスリット2,2相互の微動に
てその光量を微調整すること。及びスクリーンを全閉又
は全開,半開状態にすること。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スクリーンを半開又は全閉しても採光可能で、且つ光量の微調整が できる光量調整可能なルーフスクリーンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のルーフスクリーンにおいて、スクリ−ンの開閉用は、そのシートを開状 態にするか、閉状態にするか或いは半開状態にするしかなかった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
それゆえに、光量の調整は半開,全閉等の大雑把な調整でしかできない。これ では、太陽光が強いときには、スクリーンが半開状態では、その開いた箇所にの み光が集中的に当たり良好な採光状態にすることはできない。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案は、長手方向に適宜の間隔をおいてスリットを形成したシート の一端を固定し、その他端は、シート受シャフトを介して折り返し状にして前記 シートの一端箇所側のシート巻取りシャフトに巻付け、そのシートの折り返し箇 所に設けたシート受シャフトの引出し及び収納が可能なように設けた光量調整可 能なルーフスクリーンとしたことにより、スクリーンを半開又は全閉しても採光 可能で、且つ光量の微調整ができ、前記課題を解決したものである。
【0005】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
【0006】 Aが本考案のルーフスクリーン装置であって、種々の場所に設置が可能である が、具体的には室内天井,室外で天井付近に設けられ、屋根の採光板取付個所に 配置されるものである。
【0007】 1はシートであって、帯状に形成されており、その長手方向に所定間隔にスリ ット2,2,…が形成されている。該スリット2の幅方向(シートの長手方向に 直交する方向)に形成されている。該スリット2は、その長手方向(シート1の 幅方向)に所定間隔に複数に分割され、点状の長孔として形成されている。
【0008】 該シート1は、その一端が固定され、他端がシート巻取りシャフト3に巻付け られている。具体的には、そのシート巻取りシャフト3は、シート収納ケース4 に内装されているものであって、シート1はそのシート巻取りシャフト3に巻付 けられて、シート収納ケース4内に収納されるものである。
【0009】 シート巻取りシャフト3は、そのシート収納ケース4内において後述するワイ ヤー巻取りプーリー7に固着されて一体的に回転するものである。
【0010】 また、シート1の他端は、そのシート収納ケース4の縁に固定されているもの であるが、特にシート収納ケース4ではなくその他の箇所でもよく、具体的には 天井の採光用開口部端に固定される場合もある。上記のように、シート1のシー ト巻取りシャフト3側と固定端側とは近接する状態にあることが好ましい。
【0011】 そのシート1は固定端とシート巻取側との間において二つ折りに折り返し状態 とし、その折り返し屈曲箇所にシート受シャフト5が設けられ、該シート受シャ フト5を前後方向に移動させることにより、シート1を開閉する構造となってい る。
【0012】 シート受シャフト5は、直径の細いものが好適で、シート1の折り返し屈曲箇 所より重合する上下のシート1,1は極めて近接した状態になるようにする構成 となっている。そのシート受シャフト5は軸杆状に形成され、且つ表面が滑らか であることが好ましい。
【0013】 また、シート受シャフト5の別の実施例としては、図7に示すように、支持杆 5aと棒状回転筒5bとからなり、その支持杆5aに棒状回転筒5bを回転可能 に挿入したものである。
【0014】 さらに、シート受シャフト5の別の実施例としては、図10,図11に示すよ うに、シート受ローラ5cと補助ローラ5dとからなり、そのシート受ローラ5 cに近接して補助ローラ5dが備えられるものである。
【0015】 具体的には、シート受ローラ5c及び補助ローラ5dは平行に併設されて、そ の長手方向両端にフランジプレート5e,5eにて支持されるものである。
【0016】 シート1は、一旦シート受ローラ5cにて折り返され、補助ローラ5dにて上 下に重合するシート1,1を近接状態にするものである。
【0017】 そのシート受シャフト5は、ワイヤーwによって受動プーリー6を介し、前記 シート巻取りシャフト3箇所に設けられたワイヤー巻取りプーリー7に、前記シ ート1のシート巻取りシャフト3への巻掛方向と反対方向に巻き掛けされている 。
【0018】 ワイヤー巻取りプーリー7は、シート巻取りシャフト3の回転軸に共に回転す るように設けられており、該シート巻取りシャフト3の両側に裁頭円錐状に形成 されている(図1及び図6参照)。この先端にゆくに従って細径となるようにテ ーパーが設けられている。巻き方向は、シート1とワイヤーwとは逆巻きである 。また、そのシート巻取りシャフト3の直径をφとすると、ワイヤー巻取りプー リー7の直径はφ/2となるように構成され、これによって、シート1の引出し 及び収納の速度とワイヤーwの速度が同期するようになっている。
【0019】 その裁頭円錐形状により、そのシート1の巻掛厚が増加するに従って、そのワ イヤー巻取りプーリー7の径が大きくなるように巻き取られるように構成されて いる。ここでも、シート1の引出し及び収納の速度とワイヤーwの速度が同期す るようになっている。
【0020】 また、場合によっては、ワイヤー巻取りプーリー7は、円柱状に形成されるこ ともる。
【0021】 前記受動プーリー6は、天井の採光用の開口部において、前記シート収納ケー ス4の反対側に固定されており、該受動プーリー6の上方には閉枠8が設けられ ている。具体的には、受動プーリー6のプーリ軸受6aに固着された軸杆6bが 支持枠6cに貫通し、弾性体6dによって、常時、支持枠6c側に引き寄せられ るように構成されたものである。
【0022】 また、受動プーリー6は、図9に示すように、コイルスプリング等の弾性体6 dを介して配置され、、その受動プーリー6に前記ワイヤーwが巻き掛けされて いる。
【0023】
【作用】
作用については、スクリーンが開いている状態より閉じる状態に移る作動につ いて説明する。
【0024】 シート巻取りシャフト3をモータ等の原動機にて回転させると同時にワイヤー 巻取りプーリー7が回転し、ワイヤーwが受動プーリー6を介してシート受シャ フト5を受動プーリー6側に引き寄せる。このとき、シート受シャフト5に巻き ついているシート1がシート受シャフト5箇所で折り返し状態になってシート受 シャフト5とともに開口部反対側端に移動する。
【0025】 シート1についてはそのシート受シャフト5を開口部の適所で止め、半開状態 にすることもできる。さらに、適宜の箇所でシート受シャフト5を一端停止させ 、次いでシート受シャフト5を微動させると、上下のシート1,1に形成したス リット2,2,…が同一箇所に一致し、即ち、相対スリット幅Lを最大にしたス リット2,2間の採光を行う(図5参照)。
【0026】 また、シート受シャフト5の微動を適宜にすると上下のスリット2,2,…が ずれて、相対スリット幅Lは小さくなり、ついにはこの幅Lが零となると(図3 参照)、光の遮断ができる。
【0027】 また、上下のスリット2,2,…を少し交わるようにし、相対スリット幅Lを 適宜小さくすると(図4参照)、スリット2,2,…によって採光量を調整する こともできる。
【0028】
【考案の効果】
本考案においては、長手方向に適宜の間隔をおいてスリット2,2,…を形成 したシート1の一端を固定し、他端は、シート受シャフト5を介して折り返し状 にして前記シート1の一端箇所側のシート巻取りシャフト3に巻付け、そのシー ト1の折り返し箇所に設けたシート受シャフト5の引出し及び収納が可能なよう に設けた光量調整可能なルーフスクリーンとしたことにより、先ず第1にその光 量を微調整することができ、第2にスクリーンを全閉または全開,半開状態に簡 単にできる等の効果を奏する。
【0029】 これらの効果について詳述すると、第1に折り返し状となったシート1には、 スリット2,2,…が所定ピッチにて形成されていることにより、例えば、図3 の状態では、上のスリット2と下側のスリット2,2とが交叉状になり、上のス リット2からの光量は、下のスリット2,2間の閉塞面にて遮られる。即ち、相 対スリット幅Lを零にする。これがため、光量が殆ど入らない状態にでき、暗室 状にできる。
【0030】 また、図3の状態より図4の状態に僅かに巻き込み、巻き戻しをすると、今度 は上のスリット2と下側のスリット2との一部が重なるようになり、即ち、相対 スリット幅Lを適宜の小幅とすると、光量の一部が室内に入り込み、適度の照度 を得ることができる。
【0031】 さらに、図5の場合には、上のスリット2と下側のスリット2とが完全に重な るようになり、即ち、相対スリット幅Lを全開状態にでき、スリット2,2から 入る一杯の光量を得ることができる。
【0032】 このように、その上下のスリット2,2を僅かにずらすことにより、光量の無 段階の調節が可能にできる。
【0033】 また、本考案のルーフスクリーン装置では、そのシート受シャフト5をフロン ト側に張引すると、全体を覆うものにできるし、そのシート受シャフト5を基部 側(シート収納ケース4側)に移動させることにより、全開にでき、前述の閉鎖 との中間位置、即ち、適宜の半開状態にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図
【図2】図1の断面図
【図3乃至図5】本考案の作用状態を示す要部断面図
【図6】本考案の平面図
【図7】シート受シャフト箇所の斜視図
【図8】受動プーリー箇所の平面図
【図9】受動プーリー箇所を替えた本考案の別の実施例
の斜視図
【図10】シート受シャフト箇所の別の実施例の断面図
【図11】図10の要部斜視図
【符号の説明】
1 1……シート 2 2……スリット 3 3……シート巻取りシャフト 4 5……シート受シャフト

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向に適宜の間隔をおいてスリット
    を形成したシートの一端を固定し、その他端は、シート
    受シャフトを介して折り返し状にして前記シートの一端
    箇所側のシート巻取りシャフトに巻付け、そのシートの
    折り返し箇所に設けたシート受シャフトの引出し及び収
    納が可能なように設けたことを特徴とした光量調整可能
    なルーフスクリーン。
JP1498591U 1991-02-25 1991-02-25 光量調整可能なルーフスクリーン Expired - Lifetime JP2544660Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1498591U JP2544660Y2 (ja) 1991-02-25 1991-02-25 光量調整可能なルーフスクリーン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1498591U JP2544660Y2 (ja) 1991-02-25 1991-02-25 光量調整可能なルーフスクリーン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0521017U true JPH0521017U (ja) 1993-03-19
JP2544660Y2 JP2544660Y2 (ja) 1997-08-20

Family

ID=11876252

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1498591U Expired - Lifetime JP2544660Y2 (ja) 1991-02-25 1991-02-25 光量調整可能なルーフスクリーン

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2544660Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200448707Y1 (ko) * 2009-10-08 2010-05-11 민인영 텐션 기능을 갖는 차양장치

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5165317B2 (ja) * 2007-09-27 2013-03-21 トーソー株式会社 ロールブラインド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200448707Y1 (ko) * 2009-10-08 2010-05-11 민인영 텐션 기능을 갖는 차양장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2544660Y2 (ja) 1997-08-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4234224A (en) Truck box cover device
JPH0521017U (ja) 光量調整可能なルーフスクリーン
JPH088234Y2 (ja) サン・ルームなどの日よけスクリーン
JP2550032Y2 (ja) ルーフスクリーンにおけるワイヤー張り装置
JP2534981Y2 (ja) シヤツター装置
JPH0724034Y2 (ja) 温室等におけるシート張設装置
JPH0421435Y2 (ja)
EP1522671B9 (de) Wickelvorrichtung, insbesondere Wickeljalousie
JPS5817401Y2 (ja) 温室のカ−テン巻取装置
JP2003102289A (ja) 温室用シート巻取装置
CN2250879Y (zh) 电动车罩
JPH0372189A (ja) 庇兼用シャッター
CN220584539U (zh) 一种地面升降投影幕
JP4332992B2 (ja) シャッターケースの構造
JPH0216024Y2 (ja)
JPH0227120Y2 (ja)
JPH0622078Y2 (ja) 建築用シヤツターケース構造
US2175123A (en) Draft strip
JPH0632687U (ja) シートシャッターを併設したシャッター装置
JPS5820079Y2 (ja) 網戸,扉等の取付け枠における捲取り式シ−ト付き調節枠装置
JPS62258615A (ja) 仏壇
JPS598530Y2 (ja) ビニ−ルハウス用巻取式カ−テン開閉装置
JPH0420154Y2 (ja)
JPS6330774Y2 (ja)
JPS6219774Y2 (ja)