JPH05209889A - 車輪速センサ - Google Patents

車輪速センサ

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Publication number
JPH05209889A
JPH05209889A JP1527992A JP1527992A JPH05209889A JP H05209889 A JPH05209889 A JP H05209889A JP 1527992 A JP1527992 A JP 1527992A JP 1527992 A JP1527992 A JP 1527992A JP H05209889 A JPH05209889 A JP H05209889A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speed sensor
wheel speed
bracket
bobbin
connector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1527992A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Ito
勝章 伊藤
Takazo Hayashi
享三 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP1527992A priority Critical patent/JPH05209889A/ja
Publication of JPH05209889A publication Critical patent/JPH05209889A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】コイル4が巻装されるボビン3と、検出回路側
に連結されるコネクタ6とを、樹脂成形部Gとして一体
に形成した車輪速センサである。樹脂成形部Gには、永
久磁石5、芯材1、及び、端子7の一部が埋設されてい
る。 【効果】ボビン3とコネクタ6を別形成している場合に
比べて、製造工程数を削減でき、製造コストを安くでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば自動車等に積
載され、車輪の回転数を検出する車輪速センサに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車等において、ブレーキング
時に、車輪の回転数を検出し、この検出値に基づいてブ
レーキ力を調整することにより、車両の走行安定性を確
保するアンチスキッドブレーキシステムが提供されてい
る。一般に、上記車輪の回転数を検出する車輪速センサ
は、磁性体からなり、一端部を車輪と連動して回転する
歯車の歯先に対向させる芯材と、この芯材の他端側に配
置された永久磁石と、芯材を挿入したボビンに巻装され
たコイルと、このコイルに生ずる起電力を検出回路側へ
出力する端子と、この端子の一部を埋設した状態で検出
回路側へ連結されるコネクタと、自動車の所定部への取
付用のブラケットとを備え、歯車の回転に伴ってコイル
に生ずる起電力に基づいて、車輪の回転速度を検出す
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の車輪
速センサにおいては、上記のボビンとコネクタとは、個
別に樹脂成形された別部材を構成していた。このため、
車輪速センサの製造に際しては、樹脂成形したボビンに
コイルを巻回し、このボビン、磁性体からなる芯材及び
永久磁石を組合わせた状態でこれらをエポキシ樹脂によ
りインサート成形した後、当該エポキシ樹脂成形部の表
面をハウジングで覆い、このハウジングの上部を埋設す
る状態でコネクタを樹脂成形していた。或いは、別途に
成形したコネクタを、上記ハウジングでかしめて車輪速
センサを製造していた。
【0004】したがって、上記何れの場合にも、ボビン
とコネクタとを、それぞれ樹脂成形する工程が必要であ
り、工程数が多いために製造コストが高くなるという問
題があった。そこで、この発明の目的は、製造工程数を
減じて製造コストを安くすることのできる車輪速センサ
を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明に係る車輪速センサは、磁性体からなり、
一端部を車輪と連動して回転する歯車の歯先に対向させ
る芯材と、この芯材の他端側に配置された永久磁石と、
芯材を挿入したボビンに巻装されたコイルと、このコイ
ルに生ずる起電力を検出回路側へ出力する端子と、この
端子の一部を埋設した状態で検出回路側へ連結されるコ
ネクタと、自動車の所定部に取り付けるためのブラケッ
トとを備え、歯車の回転に伴ってコイルに生ずる起電力
に基づいて、車輪の回転速度を検出する車輪速センサに
おいて、上記コネクタ及びボビンが樹脂成形部として一
体に形成されており、この樹脂成形部に、永久磁石、芯
材、及び端子の一部が埋設されていることを特徴とする
ものである。
【0006】また、この発明の好ましい態様としては、
上記ブラケットが樹脂成形部に一体に形成されているこ
とを特徴とするものである。
【0007】
【作用】上記の構成の車輪速センサによれば、コネクタ
及びボビンが樹脂成形部として一体に形成されるので、
これらを別形成している場合と比較して、製造工程数を
少なくすることができる。また、取付用のブラケットを
樹脂成形部と一体に形成することにより、ブラケットを
含めた樹脂成形部全体の強度を強くすることができる。
また、衝撃や振動を受けても、ブラケットが別体で構成
された場合のようにブラケット周辺にガタつきが生ずる
ことがない。
【0008】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図1は、この発明の一実施例としての車輪速セ
ンサの概略側断面図である。同図を参照して、この車輪
速センサは、一端部2aが歯車10の歯先10aに対向
した芯材2と、この芯材2を嵌挿したボビン3に巻装さ
れたコイル4と、芯材2の他端部2b側に配置された永
久磁石5と、一対の端子7の一部を埋設した状態で出力
回路(図示せず)側へ接続するためのコネクタ6と、当
該車輪速センサを自動車の所定部への取り付けるための
ブラケット8と、上記樹脂成形部Gの略中央部から下方
を覆うハウジング1とを備えている。ボビン3、コネク
タ6及びブラケット8は、一体に樹脂成形部Gとして構
成されている。端子7は、コイル4の巻端に接続されて
いる。ブラケット8には、取付用ボルトを貫通させる貫
通孔8aが穿設されている ハウジング1は、絞り加工により形成された、ステンレ
ス鋼等の非磁性体からなる有底容器である。ハウジング
1は、樹脂成形部Gの中央部周面に形成された周溝部G
1にOリング9を収容した状態で、当該Oリング9を周
溝G1内に圧縮するように縮径してかしめられている。
上記Oリング9により、ハウジング1内の密封性が確保
されている。
【0009】芯材2は、鉄等の磁性体からなり、コイル
4を貫通する磁束密度を高めることにより、磁束変化が
生じた場合に、コイル4に発生する起電力を大きくする
働きをするものである。芯材2の一端部2aは、歯車1
0の歯先10a側に突出した突起を形成している。次
に、この車輪速センサの製造方法について説明する。ま
ず、端子7の一部、芯材2及び永久磁石5を、金型内の
所定位置にセットした状態で、これらを樹脂によりイン
サート成形し、これにより、ボビン3、コネクタ6及び
ブラケット8を樹脂成形部Gとして一体に形成する(図
2参照)。
【0010】次に、予め準備しておいた、巻線機のスピ
ンドルにコネクタ6がセットできるようにした接続治具
を用いて、ボビン3にコイル4を巻線し、樹脂成形部G
に形成された凹溝G2を利用して、コイル4の巻端を端
子7の端部にからげて半田付けする。なお、芯材2を樹
脂成形部Gにインサート成形せずに、芯材2挿入用の孔
を残しておけば、この孔に巻線機のスピンドルを挿入し
て、巻線することができ、上記接続治具を省略すること
ができる。
【0011】そして、樹脂成形部Gの周溝G1内にOリ
ング9を挿入し、ハウジング1を周溝G1内にかしめる
ことにより、車輪速センサの製造が完了する。この実施
例によれば、コネクタ6及びボビン3が樹脂成形部Gと
して一体に形成されるので、これらを別形成している場
合と比較して、製造工程数を少なくすることができ、製
造コストを安くすることができる。
【0012】しかも、ブラケット8を樹脂成形部Gと一
体に形成しているので、ブラケット8を含めた樹脂成形
部G全体の強度を強くすることができ、且つ、車輪速セ
ンサが衝撃や振動を受けた場合に従来発生していた、ブ
ラケット8周辺のがたつきを防止することができる。な
お、この発明は上記実施例に限定されるものではなく、
この発明の要旨を変更しない範囲で種々の設計変更を施
すことができる。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明の車輪速センサによ
れば、コネクタ及びボビンが樹脂成形部として一体に形
成されるので、これらを別形成している場合と比較し
て、製造工程数を少なくすることができ、製造コストを
安くすることができる。また、当該車輪速センサを自動
車側へ取り付けるためのブラケットを、上記樹脂成形部
と一体に形成することにより、ブラケットを含めた樹脂
成形部全体の強度を強くすることができる。また、車輪
速センサが衝撃や振動を受けてもブラケット周辺にガタ
つきが生ずることがなく、強固な車輪速センサを実現で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の車輪速センサの概略構成図
である。
【図2】その巻線前の樹脂成形部の斜視図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 芯材 2a 一端部 2b 他端部 3 ボビン 4 コイル 5 永久磁石 6 コネクタ 7 端子 8 ブラケット G 樹脂成形部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁性体からなり、一端部を車輪と連動して
    回転する歯車の歯先に対向させる芯材と、この芯材の他
    端側に配置された永久磁石と、芯材を挿入したボビンに
    巻装されたコイルと、このコイルに生ずる起電力を検出
    回路側へ出力する端子と、この端子の一部を埋設した状
    態で検出回路側へ連結されるコネクタと、自動車の所定
    部に取り付けるためのブラケットとを備え、歯車の回転
    に伴ってコイルに生ずる起電力に基づいて、車輪の回転
    速度を検出する車輪速センサにおいて、 上記コネクタ及びボビンが樹脂成形部として一体に形成
    されており、 この樹脂成形部に、永久磁石、芯材、及び端子の一部が
    埋設されていることを特徴とする車輪速センサ。
  2. 【請求項2】上記ブラケットが樹脂成形部に一体に形成
    されていることを特徴とする請求項1記載の車輪速セン
    サ。
JP1527992A 1992-01-30 1992-01-30 車輪速センサ Pending JPH05209889A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1527992A JPH05209889A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 車輪速センサ

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JP1527992A JPH05209889A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 車輪速センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05209889A true JPH05209889A (ja) 1993-08-20

Family

ID=11884422

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1527992A Pending JPH05209889A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 車輪速センサ

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JP (1) JPH05209889A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4331969C2 (de) * 1993-09-21 1998-10-29 Kostal Leopold Gmbh & Co Kg Induktiver Geschwindigkeitssensor

Cited By (1)

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