JPH05209839A - 規格外の紙巻きタバコを検出する方法及びこれに使用する装置 - Google Patents
規格外の紙巻きタバコを検出する方法及びこれに使用する装置Info
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- JPH05209839A JPH05209839A JP4153322A JP15332292A JPH05209839A JP H05209839 A JPH05209839 A JP H05209839A JP 4153322 A JP4153322 A JP 4153322A JP 15332292 A JP15332292 A JP 15332292A JP H05209839 A JPH05209839 A JP H05209839A
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- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65B—MACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
- B65B19/00—Packaging rod-shaped or tubular articles susceptible to damage by abrasion or pressure, e.g. cigarettes, cigars, macaroni, spaghetti, drinking straws or welding electrodes
- B65B19/28—Control devices for cigarette or cigar packaging machines
- B65B19/30—Control devices for cigarette or cigar packaging machines responsive to presence of faulty articles, e.g. incorrectly filled cigarettes
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- Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)
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- Manufacturing Of Cigar And Cigarette Tobacco (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、紙巻きタバコ一束の中に、規格外
の紙巻きタバコをが混在しているかどうかを検出するこ
とを目的とする。 【構成】 紙巻きタバコの束１２の中に、詰め方の不適
当な紙巻きタバコが混在しているかどうかを検出するた
めに、反射光のグレーレベルに基づき統計計算を用いて
規格外の紙巻きタバコを発見する。
の紙巻きタバコをが混在しているかどうかを検出するこ
とを目的とする。 【構成】 紙巻きタバコの束１２の中に、詰め方の不適
当な紙巻きタバコが混在しているかどうかを検出するた
めに、反射光のグレーレベルに基づき統計計算を用いて
規格外の紙巻きタバコを発見する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、規格外の紙巻きタバコ
を検出する方法及びこれに使用される装置、より詳しく
は、紙巻きタバコ一束にあるタバコが、適切に詰められ
ているか、長さが正しいかどうかを測定する方法及びこ
の測定に使用される装置に関する。
を検出する方法及びこれに使用される装置、より詳しく
は、紙巻きタバコ一束にあるタバコが、適切に詰められ
ているか、長さが正しいかどうかを測定する方法及びこ
の測定に使用される装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】紙巻きタバコを箱詰めする前に、その紙
巻きタバコの末端部分のタバコの詰め方が適切である
か、または紙巻きタバコが割れていたり、あるいは「丈
不足」（長さが不適当）であるかどうかを発見するため
に、紙巻きタバコの検査が行われている。紙巻きタバコ
が規格外である場合、消費者を困惑させたり、けがをさ
せる危険があるという見地から、こうした検査を行うこ
とが望ましい。こうした検査は、消費者が金額にみあう
価値のものを手にしており、規格外のタバコ、すなわ
ち、丈の短いあるいは割れたタバコを手にしてはいない
ことを確認するためにも必要である。消費者を満足させ
ると同時に高速生産を維持するために、規格外の紙巻き
タバコを除くことが望ましい。
巻きタバコの末端部分のタバコの詰め方が適切である
か、または紙巻きタバコが割れていたり、あるいは「丈
不足」（長さが不適当）であるかどうかを発見するため
に、紙巻きタバコの検査が行われている。紙巻きタバコ
が規格外である場合、消費者を困惑させたり、けがをさ
せる危険があるという見地から、こうした検査を行うこ
とが望ましい。こうした検査は、消費者が金額にみあう
価値のものを手にしており、規格外のタバコ、すなわ
ち、丈の短いあるいは割れたタバコを手にしてはいない
ことを確認するためにも必要である。消費者を満足させ
ると同時に高速生産を維持するために、規格外の紙巻き
タバコを除くことが望ましい。
【０００３】中身が詰められていない紙巻きタバコ、お
よび規格外の、詰め方が不適当な紙巻きタバコの発見用
の公知技術の一つが、機械的検査である。機械的検査で
は、紙巻きタバコの末端部にピンが使用されている。ピ
ンのを突き刺さる長さが、紙巻きタバコの末端部に詰め
られたタバコの量を示す。しかしながら、機械的検査は
速度に限界があるため、好ましくない。さらに、機械検
査においては、割れたタバコ、及び長さが不適当な紙巻
きタバコを発見することは技術的にも難しい。
よび規格外の、詰め方が不適当な紙巻きタバコの発見用
の公知技術の一つが、機械的検査である。機械的検査で
は、紙巻きタバコの末端部にピンが使用されている。ピ
ンのを突き刺さる長さが、紙巻きタバコの末端部に詰め
られたタバコの量を示す。しかしながら、機械的検査は
速度に限界があるため、好ましくない。さらに、機械検
査においては、割れたタバコ、及び長さが不適当な紙巻
きタバコを発見することは技術的にも難しい。
【０００４】中身の詰められていない紙巻きタバコ、お
よび詰め方の不適当な紙巻きタバコを発見するために、
光学的技術が知られている。例としては、アメリカ合衆
国特許Ｎｏ．４，２６６，６７４及びＮｏ．３，９８
０，５６７が挙げられる。こうしたタイプの装置では、
光源で紙巻きタバコ一束の末端を照射し、その末端部分
のタバコの詰め方が適切かどうかを、反射光を変換器で
検知することによって決定する。しかしながら、先行技
術である検査装置では、それらの検知が不正確であるこ
とが明らかになった。アメリカ合衆国特許Ｎｏ．４，２
６６，６７４では、詰め方が不適切であったり、中身の
詰められていないタバコを発見するために使用される光
検出装置が開示されている。しかし、そのスピードは連
続的回路によって制限されている。
よび詰め方の不適当な紙巻きタバコを発見するために、
光学的技術が知られている。例としては、アメリカ合衆
国特許Ｎｏ．４，２６６，６７４及びＮｏ．３，９８
０，５６７が挙げられる。こうしたタイプの装置では、
光源で紙巻きタバコ一束の末端を照射し、その末端部分
のタバコの詰め方が適切かどうかを、反射光を変換器で
検知することによって決定する。しかしながら、先行技
術である検査装置では、それらの検知が不正確であるこ
とが明らかになった。アメリカ合衆国特許Ｎｏ．４，２
６６，６７４では、詰め方が不適切であったり、中身の
詰められていないタバコを発見するために使用される光
検出装置が開示されている。しかし、そのスピードは連
続的回路によって制限されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】規格外の詰め方あるい
は長さ（すなわち、割れていたり、長さが足りなかった
り）のタバコを紙巻きタバコ一束の中から発見する方法
であって、（ａ）紙巻きタバコ一束の末端に光を当てる
ステップと、（ｂ）各タバコの末端部分による反射光を
ＣＣＤカメラまたはこれと同様のカメラで受光するステ
ップと、（ｃ）ＣＣＤの画素番号と各タバコの位置を対
応付けるステップと、（ｄ）各画素からの反射光の強度
を記録するステップと、（ｅ）各画素に反射してくる光
の強度に基づき、グレースケールの度数であるヒストグ
ラムを各タバコごとに形成するステップと、（ｆ）グレ
ーレベルに基づいて統計値を計算するステップと、
（ｇ）紙巻きタバコが規格外であるかどうかを決定する
ために、所定の基準値と統計値を比較するステップとか
らなり、ディジタル領域で動作が可能であるため、規格
外となった原因を分析するために行う統計処理にも容易
に使用できる。
は長さ（すなわち、割れていたり、長さが足りなかった
り）のタバコを紙巻きタバコ一束の中から発見する方法
であって、（ａ）紙巻きタバコ一束の末端に光を当てる
ステップと、（ｂ）各タバコの末端部分による反射光を
ＣＣＤカメラまたはこれと同様のカメラで受光するステ
ップと、（ｃ）ＣＣＤの画素番号と各タバコの位置を対
応付けるステップと、（ｄ）各画素からの反射光の強度
を記録するステップと、（ｅ）各画素に反射してくる光
の強度に基づき、グレースケールの度数であるヒストグ
ラムを各タバコごとに形成するステップと、（ｆ）グレ
ーレベルに基づいて統計値を計算するステップと、
（ｇ）紙巻きタバコが規格外であるかどうかを決定する
ために、所定の基準値と統計値を比較するステップとか
らなり、ディジタル領域で動作が可能であるため、規格
外となった原因を分析するために行う統計処理にも容易
に使用できる。
【０００６】この方法で使用される装置もまた、（ａ）
紙巻きタバコ一束の末端に光を当てるステップと、
（ｂ）各タバコの末端部分による反射光をＣＣＤカメラ
またはこれと同様のカメラ等で受光するステップと、
（ｃ）ＣＣＤの画素番号と各タバコの対応付けを決定す
るステップと、（ｄ）各画素からの反射光の強度を記録
するステップと、（ｄ）各画素からの反射光の強度を記
録するステップと、（ｅ）各画素に反射してくる光の強
度に基づき、グレースケールの度数であるヒストグラム
を各タバコごとに形成するステップと、（ｆ）グレーレ
ベルに基づいて算術平均及び標準偏差を計算するステッ
プと、（ｇ）紙巻きタバコが割れているか、または丈が
短いということに該当するかどうかを決定するために、
計算された算術平均を第一の基準値と比較するととも
に、タバコの詰め方がゆるすぎるかどうかを決定するた
めに標準偏差を第二の基準値と比較するステップとから
なる。この装置においては、各紙巻きタバコの末端全体
からの反射光を同時に捕獲できるため、規格外のタバコ
の検出スピードを上げることができ、複数の光ファイバ
ーで照射された各タバコの末端からの反射光が、複数の
画素で受光されるため、検出精度も向上している。
紙巻きタバコ一束の末端に光を当てるステップと、
（ｂ）各タバコの末端部分による反射光をＣＣＤカメラ
またはこれと同様のカメラ等で受光するステップと、
（ｃ）ＣＣＤの画素番号と各タバコの対応付けを決定す
るステップと、（ｄ）各画素からの反射光の強度を記録
するステップと、（ｄ）各画素からの反射光の強度を記
録するステップと、（ｅ）各画素に反射してくる光の強
度に基づき、グレースケールの度数であるヒストグラム
を各タバコごとに形成するステップと、（ｆ）グレーレ
ベルに基づいて算術平均及び標準偏差を計算するステッ
プと、（ｇ）紙巻きタバコが割れているか、または丈が
短いということに該当するかどうかを決定するために、
計算された算術平均を第一の基準値と比較するととも
に、タバコの詰め方がゆるすぎるかどうかを決定するた
めに標準偏差を第二の基準値と比較するステップとから
なる。この装置においては、各紙巻きタバコの末端全体
からの反射光を同時に捕獲できるため、規格外のタバコ
の検出スピードを上げることができ、複数の光ファイバ
ーで照射された各タバコの末端からの反射光が、複数の
画素で受光されるため、検出精度も向上している。
【０００７】
【実施例】図１に示した装置においては、紙巻きタバコ
の束１２は、矢印の方向に動かすことができ、その末端
部分は光マウンティングプレート１４上で揃えられてい
る。光源１６からの光は、光ファイバー伝送ケーブル１
８によって、光マウンティングプレート１４に伝送され
る。
の束１２は、矢印の方向に動かすことができ、その末端
部分は光マウンティングプレート１４上で揃えられてい
る。光源１６からの光は、光ファイバー伝送ケーブル１
８によって、光マウンティングプレート１４に伝送され
る。
【０００８】伝送ケーブル１８は、光伝送部１８ａ、ト
ランシーバー部１８ｂ、及び受光部１８ｃより構成され
る。
ランシーバー部１８ｂ、及び受光部１８ｃより構成され
る。
【０００９】紙巻きタバコの束１２は、保持手段（未表
示）により固定され、光マウンティングプレート１４上
に整列させるための手段（未表示）により、パッチに沿
って移動させることができる。
示）により固定され、光マウンティングプレート１４上
に整列させるための手段（未表示）により、パッチに沿
って移動させることができる。
【００１０】光源１６で使用するライトとしては、高
速、高強度の光パルスを発するキセノンストロボ型ライ
トが望ましく、ここで発された光は、光伝送部１８ａに
よってトランシーバー部１８ｂを経由し、光マウンティ
ングプレート１４へ伝達される。
速、高強度の光パルスを発するキセノンストロボ型ライ
トが望ましく、ここで発された光は、光伝送部１８ａに
よってトランシーバー部１８ｂを経由し、光マウンティ
ングプレート１４へ伝達される。
【００１１】トランシーバー部１８ｂは、それぞれ２０
チャンネルを有する光伝送部１８ａ及び受光部１８ｃか
らなり、４０チャンネルを有する。各チャンネルは、図
３で説明される複数の光ファイバーを含む。各紙巻きタ
バコの末端部分から反射される光は、トランシーバー部
１８ｂを介して受光部１８ｃ及び光カップリング照射装
着部２０へ伝送され、レンズシステム２６を通してＣＣ
Ｄカメラ２４に到達する。レンズシステム２６は単純な
カメラレンズから構成され、カメラ上に光カップリング
照射装着部２０からの光の焦点が合わせられる。
チャンネルを有する光伝送部１８ａ及び受光部１８ｃか
らなり、４０チャンネルを有する。各チャンネルは、図
３で説明される複数の光ファイバーを含む。各紙巻きタ
バコの末端部分から反射される光は、トランシーバー部
１８ｂを介して受光部１８ｃ及び光カップリング照射装
着部２０へ伝送され、レンズシステム２６を通してＣＣ
Ｄカメラ２４に到達する。レンズシステム２６は単純な
カメラレンズから構成され、カメラ上に光カップリング
照射装着部２０からの光の焦点が合わせられる。
【００１２】図３には、１チャンネルの光ファイバーケ
ーブルがより詳細に示されている。光伝送部１８ａは複
数の従来型光ファイバーを含み、各ファイバーは光マウ
ンティングプレート１４へトランシーバー部１８ｂを介
してつながれており、複数の光ファイバーが、光を光カ
ップリング照射装着部２０へ伝送する。
ーブルがより詳細に示されている。光伝送部１８ａは複
数の従来型光ファイバーを含み、各ファイバーは光マウ
ンティングプレート１４へトランシーバー部１８ｂを介
してつながれており、複数の光ファイバーが、光を光カ
ップリング照射装着部２０へ伝送する。
【００１３】各々の紙巻きタバコ末端部から同時に反射
された光は、トランシーバー部１８ｂを介して受光部１
８ｃを通り、光カップリング照射装着部２０へ伝達され
た後、カメラ２４の中のＣＣＤチップを照射する。こう
したチップの例としては、ロージー等のアメリカ合衆国
特許Ｎｏ．４，６３８，３７１およびミルヒのＮｏ．
４，６３８，３７１を挙げることができる。
された光は、トランシーバー部１８ｂを介して受光部１
８ｃを通り、光カップリング照射装着部２０へ伝達され
た後、カメラ２４の中のＣＣＤチップを照射する。こう
したチップの例としては、ロージー等のアメリカ合衆国
特許Ｎｏ．４，６３８，３７１およびミルヒのＮｏ．
４，６３８，３７１を挙げることができる。
【００１４】図２には、計算回路２８がより詳細に示さ
れている。カメラは各タバコに対応して複数のＣＣＤ画
素を有する。特殊な例として、各画素は一のチャンネル
中で１００本の光ファイバーからの光に照射されるとと
もに、各紙巻きタバコには４００の画素がある。従っ
て、この４００の画素の検出した光強度をＡ／Ｄ変換器
３０でＡ／Ｄ変換し、その光強度に応じて出現頻度を調
べることにより、１本の紙巻きタバコについてのヒスト
グラムを得ることができる。
れている。カメラは各タバコに対応して複数のＣＣＤ画
素を有する。特殊な例として、各画素は一のチャンネル
中で１００本の光ファイバーからの光に照射されるとと
もに、各紙巻きタバコには４００の画素がある。従っ
て、この４００の画素の検出した光強度をＡ／Ｄ変換器
３０でＡ／Ｄ変換し、その光強度に応じて出現頻度を調
べることにより、１本の紙巻きタバコについてのヒスト
グラムを得ることができる。
【００１５】ＣＣＤカメラは当業者には自明の構造であ
り、各画素を表すアナログ信号の連続的シリーズが、カ
メラ２４の出力として出力される。Ａ／Ｄ変換器３０
が、個々のアナログ受信信号を受け、それらをデジタル
化後フレームストアメモリ３２へ伝送する。
り、各画素を表すアナログ信号の連続的シリーズが、カ
メラ２４の出力として出力される。Ａ／Ｄ変換器３０
が、個々のアナログ受信信号を受け、それらをデジタル
化後フレームストアメモリ３２へ伝送する。
【００１６】光カップリング装着部２０は図に示した位
置にあり、紙巻きタバコの末端部分からの反射光が各紙
巻きタバコを表すＣＣＤ画素を照射する。
置にあり、紙巻きタバコの末端部分からの反射光が各紙
巻きタバコを表すＣＣＤ画素を照射する。
【００１７】図２に示したように、マイクロプロセッサ
３４は、バス型ライン３５を介して電子計算回路すべて
の動作を制御する。フレームがフレームストアメモリ３
２に格納された後（すべての画素は紙巻きタバコを表
す）、マイクロプロセッサ３４がヒストリックアナライ
ザ３６にこれらの情報を伝達し、ヒストリックアナライ
ザ３６がヒストグラムを計算する（図４参照）。
３４は、バス型ライン３５を介して電子計算回路すべて
の動作を制御する。フレームがフレームストアメモリ３
２に格納された後（すべての画素は紙巻きタバコを表
す）、マイクロプロセッサ３４がヒストリックアナライ
ザ３６にこれらの情報を伝達し、ヒストリックアナライ
ザ３６がヒストグラムを計算する（図４参照）。
【００１８】ヒストグラムは特殊なグレースケール（Ｙ
軸）を有する多くの画素を含み、この数はグレースケー
ルの数に対してプロットされ、この場合２５６となる。
グレースケールは０−２５５であり、画素が黒い場合そ
のスケールは０、もっとも明るい輝度の場合２５５とな
る。このタイプのヒストグラムの構造は、譲渡されたフ
リーシャー等のアメリカ合衆国特許Ｎｏ．４，６３９，
７６９に見られるようによく知られており、その開示内
容はこの引例に含まれている。
軸）を有する多くの画素を含み、この数はグレースケー
ルの数に対してプロットされ、この場合２５６となる。
グレースケールは０−２５５であり、画素が黒い場合そ
のスケールは０、もっとも明るい輝度の場合２５５とな
る。このタイプのヒストグラムの構造は、譲渡されたフ
リーシャー等のアメリカ合衆国特許Ｎｏ．４，６３９，
７６９に見られるようによく知られており、その開示内
容はこの引例に含まれている。
【００１９】マイクロプロセッサ３４は計算されたヒス
トグラムに基づき、下記の式を用いてグレースケールの
算術平均と標準偏差を算出する。
トグラムに基づき、下記の式を用いてグレースケールの
算術平均と標準偏差を算出する。
【００２０】
【数１】 Ｘは分析領域内にある平均画素グレーレベルあるいは算
術平均である。ｌはグレーレベルである（０は真黒であ
り、２５５は真っ白である）。ｎl はグレーレベルｌの
画素の数である。Ｎは分析領域内の画素の総数である。
術平均である。ｌはグレーレベルである（０は真黒であ
り、２５５は真っ白である）。ｎl はグレーレベルｌの
画素の数である。Ｎは分析領域内の画素の総数である。
【００２１】
【数２】 ＳＴＤは分析領域内の画素のグレースケールの標準偏差
である。Ｘは分析領域内の平均画素グレーレベルであ
る。１はグレーレベルである（０は真黒であり、２５５
は真っ白である）。ｎl はグレーレベルｌの画素の数で
ある。Ｎは分析領域内の画素の総数である。
である。Ｘは分析領域内の平均画素グレーレベルであ
る。１はグレーレベルである（０は真黒であり、２５５
は真っ白である）。ｎl はグレーレベルｌの画素の数で
ある。Ｎは分析領域内の画素の総数である。
【００２２】コンパレータ３８は、以前に基準値メモリ
４０に格納したディジタル基準レベルと算術平均及び標
準偏差を比較する。これによって、標準偏差とタバコの
詰め方がゆるいかどうかとの間の相関が決定される。
４０に格納したディジタル基準レベルと算術平均及び標
準偏差を比較する。これによって、標準偏差とタバコの
詰め方がゆるいかどうかとの間の相関が決定される。
【００２３】タバコの詰め方がゆるく、規格外である場
合には、所定のある基準レベルよりも標準偏差が大きく
なる。このような場合には、マイクロプロセッサ３４は
基準レベルと計算されたレベルとをコンパレータ３８に
提供し、コンパレータ３８はディスプレイ４４に信号を
送る。ディスプレイ４４には、規格外の詰め方のゆるい
タバコがあること及びその束は除くという表示がされ
る。規格外の丈の短い（所定の長さに足りない）タバコ
は次の方法で計算される。丈の足りないタバコの特徴
は、適切な長さのタバコ用に決定された算術平均よりも
低い値を示すことにある。タバコの長さとその算術平均
値には正の相関がある。タバコが非常に短いときには、
マイクロプロセッサ３４が基準レベルと算術平均を比較
し、コンパレータがその束を除去するという記録をディ
スプレイに送る。
合には、所定のある基準レベルよりも標準偏差が大きく
なる。このような場合には、マイクロプロセッサ３４は
基準レベルと計算されたレベルとをコンパレータ３８に
提供し、コンパレータ３８はディスプレイ４４に信号を
送る。ディスプレイ４４には、規格外の詰め方のゆるい
タバコがあること及びその束は除くという表示がされ
る。規格外の丈の短い（所定の長さに足りない）タバコ
は次の方法で計算される。丈の足りないタバコの特徴
は、適切な長さのタバコ用に決定された算術平均よりも
低い値を示すことにある。タバコの長さとその算術平均
値には正の相関がある。タバコが非常に短いときには、
マイクロプロセッサ３４が基準レベルと算術平均を比較
し、コンパレータがその束を除去するという記録をディ
スプレイに送る。
【００２４】図２には、活動記録修正メモリ４２が示さ
れている。以下、このメモリの目的について説明する。
このメモリは、光源１６からの光が次第に減衰すること
を修正するために使用される（図１参照）。修正がない
場合、光源１６からの光の強度が上がったときに、図４
のヒストグラムは実際に左にシフトし、結局、算術平均
は、有意に低くなる。この減衰を適正化するために、こ
の装置では、計算された受け入れ可能な算術平均を記録
を保持する。これらの計算値に基づき、適正化が終了し
た後に、基準値及び標準偏差が再計算される。
れている。以下、このメモリの目的について説明する。
このメモリは、光源１６からの光が次第に減衰すること
を修正するために使用される（図１参照）。修正がない
場合、光源１６からの光の強度が上がったときに、図４
のヒストグラムは実際に左にシフトし、結局、算術平均
は、有意に低くなる。この減衰を適正化するために、こ
の装置では、計算された受け入れ可能な算術平均を記録
を保持する。これらの計算値に基づき、適正化が終了し
た後に、基準値及び標準偏差が再計算される。
【００２５】
【発明の効果】本発明は、紙巻きタバコの製造機におい
て有用であり、以下のような先行技術に勝る利点を有す
る。
て有用であり、以下のような先行技術に勝る利点を有す
る。
【００２６】紙巻きタバコの束の末端部分全体からの反
射光を同時に捕獲できるため、規格外のタバコを検出す
るスピードを上げることができる。複数の光ファイバー
で照射された各タバコの末端部分の反射光が複数の画素
で受光されるため、検出精度の点においても改良されて
いる。さらに、本発明で記載した方法はディジタル領域
での動作が可能であり、規格外となったタバコの原因を
区別するために統計処理を行う際にも容易に使用でき
る。
射光を同時に捕獲できるため、規格外のタバコを検出す
るスピードを上げることができる。複数の光ファイバー
で照射された各タバコの末端部分の反射光が複数の画素
で受光されるため、検出精度の点においても改良されて
いる。さらに、本発明で記載した方法はディジタル領域
での動作が可能であり、規格外となったタバコの原因を
区別するために統計処理を行う際にも容易に使用でき
る。
【図１】本発明で使用する紙巻きタバコ検査装置の図で
ある。
ある。
【図２】図１で示した電子計算回路のブロックダイヤグ
ラムである。
ラムである。
【図３】図１のマルチファイバーオプティック伝送ケー
ブルの一チャンネルの斜視図である。
ブルの一チャンネルの斜視図である。
【図４】図１のヒストグラムアナライザで現されたヒス
トグラムである。
トグラムである。
１２ 一束の紙巻きタバコ １４ 光マウンティングプレート １６ 光源 １８ 光ファイバー伝送ケーブル １８ａ 伝送部 １８ｂ トランシーバー部 １８ｃ 受光部 １９ 光ファイバー伝送ケーブルの一部 ２０ 光カップリング照射装着部 ２４ ＣＣＤカメラ ２６ レンズシステム ２８ 計算回路 ３０ Ａ／Ｄ変換器 ３２ フレームストアメモリ ３４ マイクロプロセッサ ３５ バス型ライン ３６ ヒストリックアナライザ ３８ コンパレータ ４０ 基準値メモリ ４２ 活動記録修正メモリ ４４ ディスプレイ
Claims (6)
- 【請求項１】紙巻きタバコ一束の中に規格外のタバコが
あった時、それを検出するための方法であって、 （ａ）紙巻きタバコ一束の末端に光を当てるステップ
と、 （ｂ）各タバコの末端部分による反射光をＣＣＤカメラ
またはこれと同様のカメラで受光するステップと、 （ｃ）ＣＣＤの画素番号と各タバコの位置を対応付ける
ステップと、 （ｄ）各画素からの反射光の強度を記録するステップ
と、 （ｅ）各画素に反射してくる光の強度に基づき、グレー
スケールの度数であるヒストグラムを各タバコごとに形
成するステップと、 （ｆ）グレーレベルに基づいて統計値を計算するステッ
プと、 （ｇ）紙巻きタバコが規格外であるかどうかを決定する
ために、所定の基準値と統計値を比較するステップと、
からなることを特徴とする方法。 - 【請求項２】上記統計値は標準偏差であり、この標準偏
差が基準値を越えるときには、その値を示した紙巻きタ
バコの詰め方がゆるすぎると決定すること特徴とする請
求項１に記載された方法。 - 【請求項３】上記統計値は算術平均であり、この算術平
均が基準値を越えるときには、その値を示した紙巻きタ
バコが割れているか丈が短いと決定することを特徴とす
る請求項１に記載された方法。 - 【請求項４】紙巻きタバコ一束の中に不適切に詰められ
ているタバコがある場合、これを検出する装置であっ
て、 （ａ）紙巻きタバコ一束の末端に光を当てるステップ
と、 （ｂ）各タバコの末端部分による反射光をＣＣＤカメラ
またはこれと同様のカメラ等で受光するステップと、 （ｃ）ＣＣＤの画素番号と各タバコの対応付けを決定す
るステップと、 （ｄ）各画素からの反射光の強度を記録するステップ
と、 （ｄ）各画素からの反射光の強度を記録するステップ
と、 （ｅ）各画素に反射してくる光の強度に基づき、グレー
スケールの度数であるヒストグラムを各タバコごとに形
成するステップと、 （ｆ）グレーレベルに基づいて算術平均及び標準偏差を
計算するステップと、 （ｇ）紙巻きタバコが割れているか、または丈が短いと
いうことに該当するかどうかを決定するために、計算さ
れた算術平均を第一の基準値と比較するとともに、タバ
コの詰め方がゆるすぎるかどうかを決定するために標準
偏差を第二の基準値と比較するステップと、からなるこ
とを特徴とする方法。 - 【請求項５】光源からの光の強度に基づく第一及び第二
の基準値を調整することを特徴とする請求項４に記載さ
れた方法。 - 【請求項６】規格外の紙巻きタバコを検出する装置であ
って、 複数の紙巻きタバコの末端に光を照射するための光源
と、 各タバコの末端から反射される反射光を受光し、光の強
度を画素ごとに検出するカメラと、 このカメラにより得られた各画素ごとの反射光強度を各
紙巻きタバコごとにまとめ、各紙巻きタバコごとに反射
光強度の出現頻度の分布を求めるヒストグラム形成手段
と、 このヒストグラム形成手段によって得られた各紙巻きタ
バコごとのヒストグラムから各紙巻きタバコごとの統計
値を計算する統計計算手段と、 この統計計算手段において得た統計値を予め記憶されて
いる基準値と比較する比較手段と、 を有し、 上記比較手段による比較結果に応じて、規格外の紙巻き
タバコを検出することを特徴とする規格外紙巻きタバコ
の検出装置。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/714,538 US5235649A (en) | 1991-06-13 | 1991-06-13 | Cigarette inspection method |
| US714538 | 1991-06-13 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05209839A true JPH05209839A (ja) | 1993-08-20 |
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ID=24870426
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| JP4153322A Pending JPH05209839A (ja) | 1991-06-13 | 1992-06-12 | 規格外の紙巻きタバコを検出する方法及びこれに使用する装置 |
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