JPH05209645A - 油圧ダンパ及びセミアクティブ型のサスペンションダンパを低レベル減衰させる方法 - Google Patents
油圧ダンパ及びセミアクティブ型のサスペンションダンパを低レベル減衰させる方法Info
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- JPH05209645A JPH05209645A JP4235743A JP23574392A JPH05209645A JP H05209645 A JPH05209645 A JP H05209645A JP 4235743 A JP4235743 A JP 4235743A JP 23574392 A JP23574392 A JP 23574392A JP H05209645 A JPH05209645 A JP H05209645A
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- hydraulic damper
- fluid
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- damper
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/32—Details
- F16F9/44—Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction
- F16F9/46—Means on or in the damper for manual or non-automatic adjustment; such means combined with temperature correction allowing control from a distance, i.e. location of means for control input being remote from site of valves, e.g. on damper external wall
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2500/00—Indexing codes relating to the regulated action or device
- B60G2500/10—Damping action or damper
- B60G2500/102—Damping action or damper stepwise
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 セミアクティブ型のダンパに低レベル減衰作
用を与え、乗り心地の制御性を向上させる。 【構成】 セミアクティブ型の油圧ダンパ10は、弁ボ
ス68の中に設けられたソレノイド弁アセンブリ66を
備えている。弁ボス68は、ダンパ10の外側面に設け
られている。上記ソレノイド弁アセンブリ66は、ダン
パ10のバイパス通路54を通る流体の流れを制御す
る。別個の放出弁アセンブリ64が弁ボス68の中に設
けられている。この放出弁アセンブリ64は、ソレノイ
ド弁アセンブリ66と直列に設けられ、バイパス通路5
4が開放された時に、低レベル緩衝作用を行う。
用を与え、乗り心地の制御性を向上させる。 【構成】 セミアクティブ型の油圧ダンパ10は、弁ボ
ス68の中に設けられたソレノイド弁アセンブリ66を
備えている。弁ボス68は、ダンパ10の外側面に設け
られている。上記ソレノイド弁アセンブリ66は、ダン
パ10のバイパス通路54を通る流体の流れを制御す
る。別個の放出弁アセンブリ64が弁ボス68の中に設
けられている。この放出弁アセンブリ64は、ソレノイ
ド弁アセンブリ66と直列に設けられ、バイパス通路5
4が開放された時に、低レベル緩衝作用を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に、乗物のサスペン
ション用の制御可能な油圧ダンパに関する。本発明は特
に、例えば米国特許第4,650,042号明細書に開
示される如き、液体が充満された内側シリンダと、該内
側シリンダの中に摺動可能に設けられ、該内側シリンダ
を上部室及び下部室に分割するピストンと、該ピストン
を通る流体の流れを制御するためのピストン切り替え弁
手段と、上記内側シリンダを同心円状に包囲し、該内側
シリンダと協働して流体リザーバを形成するリザーバチ
ューブと、上記下部室と上記リザーバとの間の流体の流
れを制御するための圧縮弁手段と、上記内側シリンダと
上記リザーバとの間に形成され、上記上部室からの流体
を受けるバイパス通路と、該バイパス通路の中の流体の
流れを制御するためのソレノイド弁手段と、該ソレノイ
ド弁手段と直列にかつ該ソレノイド弁手段の上流側に設
けられ、上記ソレノイド弁手段が励起された時に低レベ
ル減衰作用をもたらす放出弁手段とを備えるセミアクテ
ィブ型の乗物サスペンション用の油圧ダンパに関する。
ション用の制御可能な油圧ダンパに関する。本発明は特
に、例えば米国特許第4,650,042号明細書に開
示される如き、液体が充満された内側シリンダと、該内
側シリンダの中に摺動可能に設けられ、該内側シリンダ
を上部室及び下部室に分割するピストンと、該ピストン
を通る流体の流れを制御するためのピストン切り替え弁
手段と、上記内側シリンダを同心円状に包囲し、該内側
シリンダと協働して流体リザーバを形成するリザーバチ
ューブと、上記下部室と上記リザーバとの間の流体の流
れを制御するための圧縮弁手段と、上記内側シリンダと
上記リザーバとの間に形成され、上記上部室からの流体
を受けるバイパス通路と、該バイパス通路の中の流体の
流れを制御するためのソレノイド弁手段と、該ソレノイ
ド弁手段と直列にかつ該ソレノイド弁手段の上流側に設
けられ、上記ソレノイド弁手段が励起された時に低レベ
ル減衰作用をもたらす放出弁手段とを備えるセミアクテ
ィブ型の乗物サスペンション用の油圧ダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】本明細書の説明においては、アクティブ
型のサスペンション装置は、実時間(リアルタイム)の
制御に応答して車体と車輪アセンブリとの間の力を変更
し、所望のサスペンション作用を生じさせることのでき
るアクチュエータを備えている。セミアクティブ型の装
置は、上記アクティブ型の装置と同様であるが、実時間
における緩衝力すなわち減衰力を提供するアクチュエー
タ(ダンパ)を使用し、サスペンション装置がそれ自身
の力を生ずる。また、オン・オフ作動型のセミアクティ
ブダンパは、固定された力/速度緩衝曲線を有する2つ
だけの作動モードを備えており、第1のモードは、ダン
パのソレノイド弁が開放した時の低緩衝力(「柔軟」す
なわち「ソフト」)を有しており、第2のモードは、ダ
ンパのソレノイド弁が閉止した時の高緩衝力(「堅固」
すなわち「ファーム」)を有している。連続的に変化す
るセミアクティブ型のダンパは、最大設定値及び最小設
定値の間の連続的な緩衝モード範囲を有している。
型のサスペンション装置は、実時間(リアルタイム)の
制御に応答して車体と車輪アセンブリとの間の力を変更
し、所望のサスペンション作用を生じさせることのでき
るアクチュエータを備えている。セミアクティブ型の装
置は、上記アクティブ型の装置と同様であるが、実時間
における緩衝力すなわち減衰力を提供するアクチュエー
タ(ダンパ)を使用し、サスペンション装置がそれ自身
の力を生ずる。また、オン・オフ作動型のセミアクティ
ブダンパは、固定された力/速度緩衝曲線を有する2つ
だけの作動モードを備えており、第1のモードは、ダン
パのソレノイド弁が開放した時の低緩衝力(「柔軟」す
なわち「ソフト」)を有しており、第2のモードは、ダ
ンパのソレノイド弁が閉止した時の高緩衝力(「堅固」
すなわち「ファーム」)を有している。連続的に変化す
るセミアクティブ型のダンパは、最大設定値及び最小設
定値の間の連続的な緩衝モード範囲を有している。
【0003】セミアクティブ型のダンパは、車輪共鳴振
動周波数の少なくとも2倍であるのが好ましい周波数の
作動モードの間でダンパを切り替え、これにより車輪及
び本体の運動の実時間の制御を行うことのできる電気ソ
レノイド弁を備えている。セミアクティブ型のダンパ
は、「ファースト・ショック(fast shock
s)」及び「リアルタイム・ダンパ(rial−tim
e damper)」としても知られている。
動周波数の少なくとも2倍であるのが好ましい周波数の
作動モードの間でダンパを切り替え、これにより車輪及
び本体の運動の実時間の制御を行うことのできる電気ソ
レノイド弁を備えている。セミアクティブ型のダンパ
は、「ファースト・ショック(fast shock
s)」及び「リアルタイム・ダンパ(rial−tim
e damper)」としても知られている。
【0004】受動的な油圧ダンパ(ショックアブソーバ
及びストラッツ)は、往復動可能なピストンと、流体が
充満されたシリンダの中に摺動可能に設けられたピスト
ンロッドとを備えている。ピストンは、シリンダの内部
を上部室と下部室とに分割する。ピストンの弁アセンブ
リが、上記両方の室の間の流体通路を制限する。リザー
バチューブが、シリンダを同心円状に装着し、該シリン
ダと協働して流体リザーバを形成する。シリンダの下方
端は、圧縮型のベース弁アセンブリによって閉止され
る。圧縮行程の間に、流体は下部室からピストン弁アセ
ンブリを通って上部室まで流れる。上部室において増加
するロッドの容積に等しい量の流体が、ベース弁アセン
ブリを通ってリザーバへ流れる。跳ね返りすなわち収縮
行程の間には、流体は、上部室からピストン弁アセンブ
リを取って下部室へ流れる。また、流体は、リザーバか
らベース弁アセンブリを通って下部室へ流れ、これによ
りロッドの容積を補償する。ピストン及びベース弁アセ
ンブリを通過する流体の流れを制限することにより、ダ
ンパにおける緩衝レベルを提供する。
及びストラッツ)は、往復動可能なピストンと、流体が
充満されたシリンダの中に摺動可能に設けられたピスト
ンロッドとを備えている。ピストンは、シリンダの内部
を上部室と下部室とに分割する。ピストンの弁アセンブ
リが、上記両方の室の間の流体通路を制限する。リザー
バチューブが、シリンダを同心円状に装着し、該シリン
ダと協働して流体リザーバを形成する。シリンダの下方
端は、圧縮型のベース弁アセンブリによって閉止され
る。圧縮行程の間に、流体は下部室からピストン弁アセ
ンブリを通って上部室まで流れる。上部室において増加
するロッドの容積に等しい量の流体が、ベース弁アセン
ブリを通ってリザーバへ流れる。跳ね返りすなわち収縮
行程の間には、流体は、上部室からピストン弁アセンブ
リを取って下部室へ流れる。また、流体は、リザーバか
らベース弁アセンブリを通って下部室へ流れ、これによ
りロッドの容積を補償する。ピストン及びベース弁アセ
ンブリを通過する流体の流れを制限することにより、ダ
ンパにおける緩衝レベルを提供する。
【0005】セミアクティブ型のダンパは周知の態様
で、上部室とリザーバとの間にバイパス通路を用いる。
上述のように、セミアクティブ型のダンパは、オン・オ
フ型あるいは連続可変型のソレノイド弁アセンブリを備
え、バイパス通路の中の流体の流れを制御する。ソレノ
イド弁アセンブリが開放されると、流体は上部室からリ
ザーバへバイパス通路を経て流れる。この流体の流れの
方向の逆転により、ダンパの緩衝特性が「柔軟(ソフ
ト)」な設定に変わるが、その理由は、バイパス通路が
流体の流れを制限する度合いは、ピストン及びベース弁
アセンブリに比較して小さいからである。ソレノイド弁
アセンブリが閉止されると、流体はピストン及びベース
弁アセンブリを通って通常の態様で流れ、これにより
「堅固(ファーム)」な設定が生ずる。
で、上部室とリザーバとの間にバイパス通路を用いる。
上述のように、セミアクティブ型のダンパは、オン・オ
フ型あるいは連続可変型のソレノイド弁アセンブリを備
え、バイパス通路の中の流体の流れを制御する。ソレノ
イド弁アセンブリが開放されると、流体は上部室からリ
ザーバへバイパス通路を経て流れる。この流体の流れの
方向の逆転により、ダンパの緩衝特性が「柔軟(ソフ
ト)」な設定に変わるが、その理由は、バイパス通路が
流体の流れを制限する度合いは、ピストン及びベース弁
アセンブリに比較して小さいからである。ソレノイド弁
アセンブリが閉止されると、流体はピストン及びベース
弁アセンブリを通って通常の態様で流れ、これにより
「堅固(ファーム)」な設定が生ずる。
【0006】セミアクティブ型のダンパを回転させてソ
フトモードで作動させ、これにより、乗物をゆったりと
した乗り心地で走行させることができる。そのような状
態においては、緩衝力をある程度小さくし、乗物の操縦
性を改善することが望ましいことが判明した。当業界に
おいてはそのような改善を行うべく模索を続けている。
フトモードで作動させ、これにより、乗物をゆったりと
した乗り心地で走行させることができる。そのような状
態においては、緩衝力をある程度小さくし、乗物の操縦
性を改善することが望ましいことが判明した。当業界に
おいてはそのような改善を行うべく模索を続けている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】セミアクティブ型のダ
ンパに低レベル減衰作用を与え、乗り心地の制御性を向
上させることを目的とする。
ンパに低レベル減衰作用を与え、乗り心地の制御性を向
上させることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】液体が充満された内側シ
リンダと、該内側シリンダの中に摺動可能に設けられ、
該内側シリンダを上部室及び下部室に分割するピストン
と、該ピストンを通る流体の流れを制御するためのピス
トン切り替え弁手段と、上記内側シリンダを同心円状に
包囲し、該内側シリンダと協働して流体リザーバを形成
するリザーバチューブと、上記下部室と上記リザーバと
の間の流体の流れを制御するための圧縮弁手段と、上記
内側シリンダと上記リザーバとの間に形成され、上記上
部室からの流体を受けるバイパス通路と、該バイパス通
路の中の流体の流れを制御するためのソレノイド弁手段
と、該ソレノイド弁手段と直列にかつ該ソレノイド弁手
段の上流側に設けられ、上記ソレノイド弁手段が励起さ
れた時に低レベル減衰作用をもたらす放出弁手段とを備
える乗物のサスペンション用の油圧ダンパにおいて、当
該ダンパが、上記バイパス通路に流体連通する入口を有
するシールカップを備えており、該シールキャップは、
上記リザーバチューブの外側面に設けられた弁ボスの中
に摺動可能に収容されており、上記放出弁手段は、上記
シールカップの中に挿入されていると共に、バネ手段に
よって閉止位置へ偏椅され軸方向に移動可能な弁要素を
有しており、上記放出弁手段は、流体圧によって開放さ
れて上記低レベル減衰作用をもたらし、上記ソレノイド
弁手段は、上記放出弁手段とは別個に収容され、また、
上記放出弁手段の下流側の弁上記ボスに固定され、更
に、開放された上記放出弁手段からの流体を受ける入口
部分、及び上記ソレノイド弁手段が励起された時に流体
を上記リザーバへ導く出口部分を備えることを特徴とす
る。
リンダと、該内側シリンダの中に摺動可能に設けられ、
該内側シリンダを上部室及び下部室に分割するピストン
と、該ピストンを通る流体の流れを制御するためのピス
トン切り替え弁手段と、上記内側シリンダを同心円状に
包囲し、該内側シリンダと協働して流体リザーバを形成
するリザーバチューブと、上記下部室と上記リザーバと
の間の流体の流れを制御するための圧縮弁手段と、上記
内側シリンダと上記リザーバとの間に形成され、上記上
部室からの流体を受けるバイパス通路と、該バイパス通
路の中の流体の流れを制御するためのソレノイド弁手段
と、該ソレノイド弁手段と直列にかつ該ソレノイド弁手
段の上流側に設けられ、上記ソレノイド弁手段が励起さ
れた時に低レベル減衰作用をもたらす放出弁手段とを備
える乗物のサスペンション用の油圧ダンパにおいて、当
該ダンパが、上記バイパス通路に流体連通する入口を有
するシールカップを備えており、該シールキャップは、
上記リザーバチューブの外側面に設けられた弁ボスの中
に摺動可能に収容されており、上記放出弁手段は、上記
シールカップの中に挿入されていると共に、バネ手段に
よって閉止位置へ偏椅され軸方向に移動可能な弁要素を
有しており、上記放出弁手段は、流体圧によって開放さ
れて上記低レベル減衰作用をもたらし、上記ソレノイド
弁手段は、上記放出弁手段とは別個に収容され、また、
上記放出弁手段の下流側の弁上記ボスに固定され、更
に、開放された上記放出弁手段からの流体を受ける入口
部分、及び上記ソレノイド弁手段が励起された時に流体
を上記リザーバへ導く出口部分を備えることを特徴とす
る。
【0009】本発明は、セミアクティブ型のダンパにお
いて、ソレノイド弁と直列に設けられた低レベル減衰弁
を備えている。低レベル減衰弁は、バイパス通路からの
流体を受ける放出弁アセンブリを備えている。ソレノイ
ド弁が開放されると、流体は最初に低レベル減衰弁を通
過し、次にソレノイド弁を通ってリザーバに到達する。
この流体の経路は低レベル減衰を提供し、乗り心地の制
御性を向上させる。
いて、ソレノイド弁と直列に設けられた低レベル減衰弁
を備えている。低レベル減衰弁は、バイパス通路からの
流体を受ける放出弁アセンブリを備えている。ソレノイ
ド弁が開放されると、流体は最初に低レベル減衰弁を通
過し、次にソレノイド弁を通ってリザーバに到達する。
この流体の経路は低レベル減衰を提供し、乗り心地の制
御性を向上させる。
【0010】
【実施例】本発明及びその実施の方法を図面を参照して
以下に詳細に説明する。
以下に詳細に説明する。
【0011】セミアクティブ型の油圧ダンパが図1に符
号10でその全体を示されている。ダンパ10は、端部
キャップ14によってその下方端が閉止された外側のリ
ザーバチューブ12を備えている。端部キャップ14に
は装着継手16が設けられており、この装着継手は、周
知の態様でダンパ10を車両の路面ホイールアセンブリ
(図示せず)に固定している。リザーバチューブ12の
上方端には、溶接あるいは他の方法でシールカバー18
が固定されている。
号10でその全体を示されている。ダンパ10は、端部
キャップ14によってその下方端が閉止された外側のリ
ザーバチューブ12を備えている。端部キャップ14に
は装着継手16が設けられており、この装着継手は、周
知の態様でダンパ10を車両の路面ホイールアセンブリ
(図示せず)に固定している。リザーバチューブ12の
上方端には、溶接あるいは他の方法でシールカバー18
が固定されている。
【0012】流体で充満された内側シリンダ20は、リ
ザーバチューブ12から内方へかつ該リザーバチューブ
と同心円状に隔置され手いる。中間チューブ22が、下
に説明するように内側シリンダ20の周囲で同心円状に
設けられている。中間チューブ22とリザーバチューブ
12の間の空間が流体リザーバ24を形成している。ピ
ストン26が、内側シリンダ20の内部で摺動可能に設
けられ、内側シリンダ20の内側の空間を上部室28と
下部室30とに分割している。ピストン26は周知の内
部弁機構32を有しており、該弁機構は、ピストン26
が内側シリンダ20の中で往復運動する際に、下部室3
0と上部室28との間に制限された流通路を提供する。
下に説明するように、内側シリンダ20の下方端に固定
されて該下方端を閉止する周知の弁アセンブリ34が、
ダンパ10が作動する間に、リザーバ24と下部室30
との間の流体の流れを制御する。
ザーバチューブ12から内方へかつ該リザーバチューブ
と同心円状に隔置され手いる。中間チューブ22が、下
に説明するように内側シリンダ20の周囲で同心円状に
設けられている。中間チューブ22とリザーバチューブ
12の間の空間が流体リザーバ24を形成している。ピ
ストン26が、内側シリンダ20の内部で摺動可能に設
けられ、内側シリンダ20の内側の空間を上部室28と
下部室30とに分割している。ピストン26は周知の内
部弁機構32を有しており、該弁機構は、ピストン26
が内側シリンダ20の中で往復運動する際に、下部室3
0と上部室28との間に制限された流通路を提供する。
下に説明するように、内側シリンダ20の下方端に固定
されて該下方端を閉止する周知の弁アセンブリ34が、
ダンパ10が作動する間に、リザーバ24と下部室30
との間の流体の流れを制御する。
【0013】ピストンロッド36の内方端がピストン2
6に取り付けられており、上記ピストンロッドの上方端
(図示せず)は、通常の適宜な態様で乗物の車体(図示
せず)に接続されている。ピストンロッド36は、内側
シリンダ20の上方端に押し込まれてシールカバー18
により適所に保持されたロッドガイド38を貫通してい
る。環状の軸受40が、ロッドガイド38の中央通路の
中に装着され、ピストンロッド36を収容している。高
圧シールリング42が、ロッドガイド38の周囲で軸受
40に隣接して設けられている。低圧シールアセンブリ
44がロッドガイド38に着座しており、上記低圧シー
ルアセンブリはピストンロッド36に接触するシールを
有しており、該シールは、ピストン26が作動の間に内
側シリンダ20の中で往復運動する際に、作動流体すな
わち作動油がダンパから漏出するのを防止する。高圧シ
ールリング42を通過して漏洩した流体をリザーバ24
へ戻すための返送通路45が、ロッドガイド38の外側
の周縁部に設けられている。
6に取り付けられており、上記ピストンロッドの上方端
(図示せず)は、通常の適宜な態様で乗物の車体(図示
せず)に接続されている。ピストンロッド36は、内側
シリンダ20の上方端に押し込まれてシールカバー18
により適所に保持されたロッドガイド38を貫通してい
る。環状の軸受40が、ロッドガイド38の中央通路の
中に装着され、ピストンロッド36を収容している。高
圧シールリング42が、ロッドガイド38の周囲で軸受
40に隣接して設けられている。低圧シールアセンブリ
44がロッドガイド38に着座しており、上記低圧シー
ルアセンブリはピストンロッド36に接触するシールを
有しており、該シールは、ピストン26が作動の間に内
側シリンダ20の中で往復運動する際に、作動流体すな
わち作動油がダンパから漏出するのを防止する。高圧シ
ールリング42を通過して漏洩した流体をリザーバ24
へ戻すための返送通路45が、ロッドガイド38の外側
の周縁部に設けられている。
【0014】適当なポリマ材料から形成されるのが好ま
しいチューブ用のシールアダプタ46が、内側シリンダ
20の下方端の周囲に圧力嵌めされている。アダプタ4
6の円周方向の肩部48が、中間チューブ22の下方端
を収容している。中間チューブ22の上方端は、ロッド
ガイド38の中間の直径部分50の周囲に圧力嵌めされ
ている。
しいチューブ用のシールアダプタ46が、内側シリンダ
20の下方端の周囲に圧力嵌めされている。アダプタ4
6の円周方向の肩部48が、中間チューブ22の下方端
を収容している。中間チューブ22の上方端は、ロッド
ガイド38の中間の直径部分50の周囲に圧力嵌めされ
ている。
【0015】複数のポート52(図1にはその1つだけ
を示す)がロッドガイド38に形成されており、これら
ポートは、上部室28と、内側シリンダ20と中間チュ
ーブ22との間の空間により形成された環状のバイパス
通路54との間を流体連通している。チューブ用のシー
ルアダプタ46は、バイパス通路54の下方端を閉塞し
ている。
を示す)がロッドガイド38に形成されており、これら
ポートは、上部室28と、内側シリンダ20と中間チュ
ーブ22との間の空間により形成された環状のバイパス
通路54との間を流体連通している。チューブ用のシー
ルアダプタ46は、バイパス通路54の下方端を閉塞し
ている。
【0016】長手方向のリブ58を備えることのできる
スリーブ56が、中間チューブ22の周囲に圧力嵌めさ
れており、中間チューブ22に設けられた開口62に整
合された開口60を有している。開口60および62
は、バイパス通路54とソレノイド弁アセンブリ66に
対して直列に設けられた低レベル減衰弁アセンブリ64
との間に流体連通をもたらしている。弁のボス68は、
リザーバチューブ12に溶接されており、ソレノイド弁
アセンブリ66を収容するための内ネジ部を有してい
る。
スリーブ56が、中間チューブ22の周囲に圧力嵌めさ
れており、中間チューブ22に設けられた開口62に整
合された開口60を有している。開口60および62
は、バイパス通路54とソレノイド弁アセンブリ66に
対して直列に設けられた低レベル減衰弁アセンブリ64
との間に流体連通をもたらしている。弁のボス68は、
リザーバチューブ12に溶接されており、ソレノイド弁
アセンブリ66を収容するための内ネジ部を有してい
る。
【0017】低レベル減衰弁アセンブリ64は、円筒形
で中空のシールカップ70の中に収容されており、該シ
ールカップは、ソレノイド弁アセンブリ66が弁のボス
68の中へ内方にねじ込まれる際に、開口60および6
2の中に押し込まれる突出した入口部分72を有してい
る。符号76で全体を示された弁ケージはほぼ円筒形の
部材であって、第1の端部設けられるステム78と、第
2の端部に設けられる環状のスカート部80とを有して
いる。保持フランジ82が、ステム78とスカート部8
0との間に設けられている。エラストマ材料製の環状の
アイソレータ84が、シールカップ70の内側の端面と
保持フランジ82との間に設けられている。リング形状
のスペーサ86が、保持フランジ82とソレノイド弁ア
センブリ66の最内方端との間に設けられている。ソレ
ノイド弁アセンブリ66が内方にねじ込まれてスペーサ
86を保持フランジ82に対して係合させると、エラス
トマ製のアイソレータ84が圧縮され、弁ケージ76と
シールカップ70との間に流体シールを提供する。
で中空のシールカップ70の中に収容されており、該シ
ールカップは、ソレノイド弁アセンブリ66が弁のボス
68の中へ内方にねじ込まれる際に、開口60および6
2の中に押し込まれる突出した入口部分72を有してい
る。符号76で全体を示された弁ケージはほぼ円筒形の
部材であって、第1の端部設けられるステム78と、第
2の端部に設けられる環状のスカート部80とを有して
いる。保持フランジ82が、ステム78とスカート部8
0との間に設けられている。エラストマ材料製の環状の
アイソレータ84が、シールカップ70の内側の端面と
保持フランジ82との間に設けられている。リング形状
のスペーサ86が、保持フランジ82とソレノイド弁ア
センブリ66の最内方端との間に設けられている。ソレ
ノイド弁アセンブリ66が内方にねじ込まれてスペーサ
86を保持フランジ82に対して係合させると、エラス
トマ製のアイソレータ84が圧縮され、弁ケージ76と
シールカップ70との間に流体シールを提供する。
【0018】符号88で全体的に示されたレリーフ弁は
円筒形の部材であり、この円筒形の部材は、ステム78
の中に摺動可能に収容された内側部分の開口90及びゲ
ート92と、上記内側部分の中央部分の周囲に形成され
た円周方向の停止フランジ94とを備えている。レリー
フ弁88は、環状のスカート部80の内側に挿入されて
おり、これにより、停止フランジ94がステム78の内
側面に着座している。
円筒形の部材であり、この円筒形の部材は、ステム78
の中に摺動可能に収容された内側部分の開口90及びゲ
ート92と、上記内側部分の中央部分の周囲に形成され
た円周方向の停止フランジ94とを備えている。レリー
フ弁88は、環状のスカート部80の内側に挿入されて
おり、これにより、停止フランジ94がステム78の内
側面に着座している。
【0019】レリーフ弁88の外側部分の周囲には螺旋
状のコイルバネ96が設けられている。バネ96の第1
の端部は、停止フランジ94に接して着座している。バ
ネ96の第2の端部は、スカート部80の折り曲げ端1
00によって適所に保持されたスロット付きのリテーナ
98に接して着座している。
状のコイルバネ96が設けられている。バネ96の第1
の端部は、停止フランジ94に接して着座している。バ
ネ96の第2の端部は、スカート部80の折り曲げ端1
00によって適所に保持されたスロット付きのリテーナ
98に接して着座している。
【0020】ソレノイド弁アセンブリ66は、低レベル
減衰弁アセンブリ64に流体連通する入口部分102
と、リザーバ24に連通する環状の出口部分104とを
備えている。ソレノイド弁アセンブリ66がコントロー
ラすなわち制御装置(図示せず)によって励起される
と、入口部分102から出口部分104へ流体を一方に
のみ通過させる内部通路(図示せず)が開放される。ソ
レノイド弁アセンブリ66が励起されていない時には、
その内部通路を通る流体の流れは阻止される。低レベル
減衰弁アセンブリ64がない場合には、ソレノイド弁ア
センブリ66を開放すると、流体は圧縮弁アセンブリ3
4を通過するのではなくバイパス通路54を通過し、こ
れにより、ダンパ10により与えられる減衰力が「硬い
すなわち堅固な」モードから「軟らかいすなわち柔軟
な」モードへ切り替わる。図3に示す力−速度曲線は、
上述の如き堅固な及び柔軟な減衰すなわち緩衝特性を示
している。
減衰弁アセンブリ64に流体連通する入口部分102
と、リザーバ24に連通する環状の出口部分104とを
備えている。ソレノイド弁アセンブリ66がコントロー
ラすなわち制御装置(図示せず)によって励起される
と、入口部分102から出口部分104へ流体を一方に
のみ通過させる内部通路(図示せず)が開放される。ソ
レノイド弁アセンブリ66が励起されていない時には、
その内部通路を通る流体の流れは阻止される。低レベル
減衰弁アセンブリ64がない場合には、ソレノイド弁ア
センブリ66を開放すると、流体は圧縮弁アセンブリ3
4を通過するのではなくバイパス通路54を通過し、こ
れにより、ダンパ10により与えられる減衰力が「硬い
すなわち堅固な」モードから「軟らかいすなわち柔軟
な」モードへ切り替わる。図3に示す力−速度曲線は、
上述の如き堅固な及び柔軟な減衰すなわち緩衝特性を示
している。
【0021】本発明の低レベル減衰弁アセンブリ64を
ソレノイド弁アセンブリ66と直列に設けることによ
り、ダンパ10の減衰特性が変化する。ソレノイド弁ア
センブリ66が励起されて開放すると、バイパス通路5
4からの流体は、最初に低レベル減衰弁アセンブリ64
を通過し、次にソレノイド弁アセンブリ66を通ってリ
ザーバ24に到達する。バネ偏椅されるレリーフ弁88
は、放出要素として作用し、流体がソレノイド弁アセン
ブリ66に流れる際にこの流れを制限する。その結果、
ダンパ10は図3に示すように、低レベルの減衰を提供
する。低レベル減衰弁アセンブリ64を回して所望の低
レベル減衰速度を与えることができることは理解されよ
う。
ソレノイド弁アセンブリ66と直列に設けることによ
り、ダンパ10の減衰特性が変化する。ソレノイド弁ア
センブリ66が励起されて開放すると、バイパス通路5
4からの流体は、最初に低レベル減衰弁アセンブリ64
を通過し、次にソレノイド弁アセンブリ66を通ってリ
ザーバ24に到達する。バネ偏椅されるレリーフ弁88
は、放出要素として作用し、流体がソレノイド弁アセン
ブリ66に流れる際にこの流れを制限する。その結果、
ダンパ10は図3に示すように、低レベルの減衰を提供
する。低レベル減衰弁アセンブリ64を回して所望の低
レベル減衰速度を与えることができることは理解されよ
う。
【0022】本発明の低レベル減衰弁アセンブリの第2
の実施例が、図2に符号108でその全体を示されてい
る。このアセンブリ108は、明瞭に図示するために図
1のダンパ10から取り除かれており、かつ上記第1の
低レベル減衰弁アセンブリ64と置き換えられている。
の実施例が、図2に符号108でその全体を示されてい
る。このアセンブリ108は、明瞭に図示するために図
1のダンパ10から取り除かれており、かつ上記第1の
低レベル減衰弁アセンブリ64と置き換えられている。
【0023】弁アセンブリ108は、前方壁114に中
央のオリフィス112を有するコップ型の弁ケージ11
0を備えている。ソレノイド弁アセンブリ66が弁のボ
ス68の内方へねじ込まれ、スロット付きのリテーナ1
18を固定する弁のケージ110の折り曲げ端116に
接触すると、前方壁114はエラストマ製のアイソレー
タ84に係合する。弁アセンブリ108がソレノイド弁
アセンブリ66と直列に設けられる時には、図1に示す
スペーサ86は必要ではない。
央のオリフィス112を有するコップ型の弁ケージ11
0を備えている。ソレノイド弁アセンブリ66が弁のボ
ス68の内方へねじ込まれ、スロット付きのリテーナ1
18を固定する弁のケージ110の折り曲げ端116に
接触すると、前方壁114はエラストマ製のアイソレー
タ84に係合する。弁アセンブリ108がソレノイド弁
アセンブリ66と直列に設けられる時には、図1に示す
スペーサ86は必要ではない。
【0024】弁プレート120は、バネ124の第1の
端部によって前方壁114に押圧されるコイニング加工
された環状のシール面122を備えている。バネ124
の第2の端部は、リテーナ118に着座している。弁プ
レート120には、円周方向に伸びるフランジ126が
設けられている。
端部によって前方壁114に押圧されるコイニング加工
された環状のシール面122を備えている。バネ124
の第2の端部は、リテーナ118に着座している。弁プ
レート120には、円周方向に伸びるフランジ126が
設けられている。
【0025】ソレノイド弁アセンブリ66が開放される
と、バイパス通路54からの流体がオリフィスを112
を通過し、シール面122を前方壁114から離れる方
向へ押圧する。弁プレート120に対する自己中心決め
要素として作用するフランジ126、及びリテーナ11
8を通って流体が流れ、この流体は、ソレノイド弁アセ
ンブリ66及びリザーバ24に到達する。弁アセンブリ
108を回して所望の低レベル減衰速度を提供すること
ができることは理解されよう。
と、バイパス通路54からの流体がオリフィスを112
を通過し、シール面122を前方壁114から離れる方
向へ押圧する。弁プレート120に対する自己中心決め
要素として作用するフランジ126、及びリテーナ11
8を通って流体が流れ、この流体は、ソレノイド弁アセ
ンブリ66及びリザーバ24に到達する。弁アセンブリ
108を回して所望の低レベル減衰速度を提供すること
ができることは理解されよう。
【0026】好ましい実施例を参照して本発明を説明し
たが、本発明の範囲から逸脱することなく上記実施例の
形態及び詳細を変更することができることは、当業者に
は理解されよう。
たが、本発明の範囲から逸脱することなく上記実施例の
形態及び詳細を変更することができることは、当業者に
は理解されよう。
【図1】ソレノイド弁アセンブリと直列に設けられた本
発明による低レベル減衰弁を備えたセミアクティブ型の
油圧ダンパの長手方向の断面図である。
発明による低レベル減衰弁を備えたセミアクティブ型の
油圧ダンパの長手方向の断面図である。
【図2】図示を明瞭にするために図1のダンパから取り
除いた本発明による低レベル減衰弁の第2の実施例の断
面図である。
除いた本発明による低レベル減衰弁の第2の実施例の断
面図である。
【図3】図1のセミアクティブ型のダンパの典型的な力
−速度減衰曲線を示すグラフである。
−速度減衰曲線を示すグラフである。
【図4】油圧ダンパに設けられた弁ボスに総て収容され
たソレノイド弁アセンブリ、スペーサ及びシールカップ
から分解された状態で示す図1の低レベル減衰弁の拡大
断面図である。
たソレノイド弁アセンブリ、スペーサ及びシールカップ
から分解された状態で示す図1の低レベル減衰弁の拡大
断面図である。
10 油圧ダンパ 12 リザーバチ
ューブ 20 内側シリンダ 24 リザーバ 26 ピストン 28 上部室 30 下部室 32 ピストン切
り替え弁 34 圧縮弁 46 シールアダ
プタ 54 バイパス通路 64 放出弁 66 ソレノイド弁 68 弁ボス 70 シールカップ 90 開口 92 ゲート 102 入口部分 104 出口部分 126 フランジ
ューブ 20 内側シリンダ 24 リザーバ 26 ピストン 28 上部室 30 下部室 32 ピストン切
り替え弁 34 圧縮弁 46 シールアダ
プタ 54 バイパス通路 64 放出弁 66 ソレノイド弁 68 弁ボス 70 シールカップ 90 開口 92 ゲート 102 入口部分 104 出口部分 126 フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 スティーブン・エドワード・ドアソン アメリカ合衆国オハイオ州45459−1830, デイトン,ウォータールー・ロード 5650 (72)発明者 クリス・フレッド・ケラー,ジュニアー アメリカ合衆国オハイオ州45431,デイト ン,クランベリー・プレース 5619 (72)発明者 ウィリアム・スワン・モーガン アメリカ合衆国オハイオ州45459,センタ ーヴィル,チップルゲイト・ドライブ 759
Claims (10)
- 【請求項1】 液体が充満された内側シリンダ(20)
と、該内側シリンダ(20)の中に摺動可能に設けら
れ、該内側シリンダ(20)を上部室(28)及び下部
室(30)に分割するピストン(26)と、該ピストン
(26)を通る流体の流れを制御するためのピストン切
り替え弁手段と、前記内側シリンダ(20)を同心円状
に包囲し、該内側シリンダと協働して流体リザーバ(2
4)を形成するリザーバチューブ(12)と、前記下部
室(30)と前記リザーバ(24)との間の流体の流れ
を制御するための圧縮弁手段(34)と、前記内側シリ
ンダ(20)と前記リザーバ(24)との間に形成さ
れ、前記上部室(28)からの流体を受けるバイパス通
路(54)と、該バイパス通路(54)の中の流体の流
れを制御するためのソレノイド弁手段(66)と、該ソ
レノイド弁手段(66)と直列にかつ該ソレノイド弁手
段の上流側に設けられ、前記ソレノイド弁手段(66)
が励起された時に低レベル減衰作用をもたらす放出弁手
段(64)とを備える乗物のサスペンション用の油圧ダ
ンパ(10)において、当該ダンパ(10)が、前記バ
イパス通路(54)に流体連通する入口(72)を有す
るシールカップ(70)を備えており、該シールキャッ
プ(70)は、前記リザーバチューブ(12)の外側面
に設けられた弁ボス(68)の中に摺動可能に収容され
ており、前記放出弁手段(64)は、前記シールカップ
(70)の中に挿入されていると共に、バネ手段(9
6)によって閉止位置へ偏椅され軸方向に移動可能な弁
要素(96)を有しており、前記放出弁手段(64)
は、流体圧によって開放されて前記低レベル減衰作用を
もたらし、前記ソレノイド弁手段(66)は、前記放出
弁手段とは別個に収容され、また、前記放出弁手段(6
4)の下流側の弁前記ボス(68)に固定され、更に、
開放された前記放出弁手段(64)からの流体を受ける
入口部分(102)、及び前記ソレノイド弁手段(6
6)が励起された時に流体を前記リザーバ(24)へ導
く出口部分(104)を備えることを特徴とする油圧ダ
ンパ。 - 【請求項2】 請求項1の油圧ダンパ(10)におい
て、前記放出弁手段(64)は、前記バネ偏椅された弁
要素(88)を収容する弁ケージ(76)を有すること
を特徴とする油圧ダンパ。 - 【請求項3】 請求項2の油圧ダンパ(10)におい
て、前記弁要素(88)が弁ステムであり、該弁ステム
が、前記バイパス通路(54)に流体連通する開口(9
0)及びゲート(92)を有することを特徴とする油圧
ダンパ。 - 【請求項4】 請求項2の油圧ダンパにおいて、前記弁
要素が、円周方向のフランジ(126)を有するプレー
ト(120)であることを特徴とする油圧ダンパ。 - 【請求項5】 請求項1の油圧ダンパ(10)におい
て、前記ソレノイド弁手段(66)の前記入口部分(7
2)が前記シールカップ(70)の中に収容されること
を特徴とする油圧ダンパ。 - 【請求項6】 請求項1の油圧ダンパ(10)におい
て、前記バイパス通路(54)が、前記内側シリンダ
(20)と、該内側シリンダ(20)の周囲に同心円状
に設けられた中間チューブ(22)との間に形成される
ことを特徴とする油圧ダンパ。 - 【請求項7】 請求項6の油圧ダンパ(10)におい
て、ポリマ材料から形成されたチューブ用シールアダプ
タ(46)が、前記内側シリンダ(20)並びに前記中
間チューブ(22)のそれぞれの下方端に圧力嵌めさ
れ、これにより、前記バイパス通路(54)を前記リザ
ーバ(24)から封止することを特徴とする油圧ダン
パ。 - 【請求項8】 請求項10の油圧ダンパ(10)におい
て、エラストマ製のアイソレータ(84)が、前記シー
ルカップ(70)と前記放出弁手段(64)との間に設
けられることを特徴とする油圧ダンパ。 - 【請求項9】 請求項1の油圧ダンパ(10)におい
て、前記弁ボス(68)が、前記ソレノイド弁手段(6
6)に設けられた外ネジ部分に嵌合する内ネジ部分を有
することを特徴とする油圧ダンパ。 - 【請求項10】 バイパス通路(54)を通過する流体
の流れを制御するためのソレノイド弁手段(66)を有
するセミアクティブ型のサスペンションダンパ(10)
に低レベル減衰作用をもたらす方法において、前記ダン
パ(10)の外側面に弁ボス(68)を取り付ける段階
と、該弁ボス(68)の中にシールカップ(70)を挿
入し、これにより、該シールカップの入口部分(72)
を前記バイパス通路(54)に流体連通させる段階と、
軸方向に移動可能な弁要素(88)及びコイルバネ(9
6)を収容し、前記弁要素(88)が前記コイルバネ
(96)によって閉止位置に選択的に維持されるように
なされた弁ケージ(76)を前記シールカップ(70)
の中に挿入する段階と、前記弁ケージ(76)とは別個
に形成されたソレノイド弁シリンダ(66)を前記弁ボ
ス(68)の中に挿入して前記ソレノイド弁手段(6
6)を前記弁ボス(68)に固定する段階とを備え、こ
れにより、前記ソレノイド弁手段(66)が前記弁ケー
ジ(76)からの流体を収容し、前記ソレノイド弁手段
(66)が励起された時に、該流体をリザーバ(24)
へ返送することを特徴とする方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US07/753,481 US5163538A (en) | 1991-09-03 | 1991-09-03 | Low level damping valve and method for a semi-active hydraulic damper |
US753481 | 1996-11-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05209645A true JPH05209645A (ja) | 1993-08-20 |
JP2914831B2 JP2914831B2 (ja) | 1999-07-05 |
Family
ID=25030820
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4235743A Expired - Lifetime JP2914831B2 (ja) | 1991-09-03 | 1992-09-03 | 油圧ダンパ |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5163538A (ja) |
EP (1) | EP0530886B1 (ja) |
JP (1) | JP2914831B2 (ja) |
DE (1) | DE69205774T2 (ja) |
ES (1) | ES2078647T3 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN105443638A (zh) * | 2015-12-31 | 2016-03-30 | 河海大学常州校区 | 一种蓄能缓冲器 |
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KR101230550B1 (ko) | 2010-11-08 | 2013-02-07 | 주식회사 만도 | 쇽업소버의 감쇠력 가변 밸브 조립체 |
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