JPH0520936U - 車両用電動格納式アウトサイドミラーの駆動装置 - Google Patents

車両用電動格納式アウトサイドミラーの駆動装置

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JPH0520936U
JPH0520936U JP2348791U JP2348791U JPH0520936U JP H0520936 U JPH0520936 U JP H0520936U JP 2348791 U JP2348791 U JP 2348791U JP 2348791 U JP2348791 U JP 2348791U JP H0520936 U JPH0520936 U JP H0520936U
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flange
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴムのような弾性体に比べて防塵効果が高い
し、フランジカバ−外形形状のデザインの自由度が高く
なるし、さらには、標準のOリングが使用できるため、
径の寸法変化に対し対応しやすく、従来品の専用部品製
作に比べコストが下がる車両用電動格納式アウトサイド
ミラ−の駆動装置を提供することを目的にする。 【構成】 係止機構を、支持軸4のフランジ43に設け
た係合凹部44に、ハウジングに固定した上側ブラケッ
ト48の係合突起55を係合して構成し、支持軸4のフ
ランジ43にフランジカバ−60を装着し、フランジカ
バ−60の周部60bで、上側ブラケット48の周部の
Oリング挿入部63とハウジング5が成すOリング挿入
凹部64に挿入されたOリング65を押さえ、フランジ
カバ−60の上面部60aに形成した孔61の周縁上部
に環状突起62を形成し、フランジカバ−60の上面部
に、ステ−2の下端部に取り付けられたベ−ス部材75
Aを固定することにより環状突起62を潰すようにした
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、車両用電動格納式アウトサイドミラ−の駆動装置に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の駆動装置は、図25に示すようにハウジング81aとカバ−8 1とから成る装置本体82を備えており、この装置本体82内にはドライブ組立 体83と支持軸組立体84とスイッチ機構85とが設けてあり、ドライブ組立体 83は駆動モ−タ−86の出力側に遊星歯車減速機87を設け、遊星歯車減速機 87の出力軸88に第1のクラッチ機構89を設けたものである。このクラッチ 機構89は出力軸88に固定されたクラッチ板90を備えており、このクラッチ 板90には係合突起92が設けてあり、また、出力軸88にはギヤ91が回転可 能に設けてあって、このギヤ91には係合凹部93が設けてあって、ギヤ91は スプリング94により押圧されていて係合突起92が係合凹部93に係合し両者 が結合されている。
【0003】 また、支持軸組立体84は支持軸95を備えており、この支持力軸95の下側 にはクラッチ機構96が設けてある。このクラッチ機構96はブラケット97と クラッチ板98とを備えており、ブラケット97の上面部には円周を三等分した 位置に凹部99が形成してある。また、クラッチ板98の下面には円周を三等分 した位置にボ−ル嵌合凹部100が形成してあり、クラッチ板98にはギヤ10 1が形成してある。ブラケット97はその取付脚部で装置本体82に取り付けて あり、クラッチ板98のボ−ル嵌合凹部100に回転可能に嵌合したボ−ル10 3がブラケット97の凹部99に挿入しており、ギヤ101はギヤ91に噛み合 っている。そして、クラッチ板98はスプリング104によりばね受部材105 およびスラストベアリング106を介して押圧されている。
【0004】 また、支持軸組立体84の上部にはストッパ−機構107が設けてある。この ストッパ−機構107は図25に示すように装置本体の上面部に固定されたブラ ケット108を備えており、このブラケット108には凹部109が形成してあ り、この凹部109の両端面がストッパ−部110に成されていて、支持軸95 のフランジ111の下面にはストッパ−112が設けてあり、このストッパ−1 12が凹部109に挿入してある。
【0005】 そして、駆動モ−タ−86を駆動すると、この駆動モ−タ−86の出力軸88 が回転した後に、ギヤ91が回転し、ギヤ101を介して支持軸95が回転する 。この回転によりクラッチ機構96のボ−ル103がブラケット97の嵌合凹部 99を脱出し、支持軸95が回転してステ−114が回動し、このステ−114 の固定されたアウトサイドミラ−が格納される。
【0006】 また、反対に、アウトサイドミラ−が障害物に衝突してステ−114に無理な 負荷が加わると、クラッチ機構89により、その係合が解除されてクラッチ断状 態になり、駆動モ−タ−83側へは支持軸95の回転は伝達されず、駆動モ−タ −86の焼損等が防止されるようになる。
【0007】 しかも、上記の駆動装置では、支持軸95の上端部のフランジ部115の周部 に嵌合溝116が形成してあり、このフランジ部115の周部にゴム製のカバ− 117が、その内側鍔部118を嵌合溝116に嵌合係止して取り付けてあり、 このカバ−117のスカ−ト部119が、上側ブラケット121の周面及びハウ ジング80の上面に形成された円形状の段部122の周面にそれぞれ接して防塵 、防水の用をなしていた。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来例にあっては、カバ−117の材質がゴム製であるために 、外圧に対する防塵性が低かったし、また、長時間使用による劣化によりカバ− 117が延びて、外れたり、ずれたり裂けたりしていた。
【0009】 このために、カバ−117の防塵、防水の機能が低下してフランジ部115と 上側ブラケット121との間に異物が侵入して作動不良が生じていた。
【0010】 また、カバ−117の外径形状が変わると、その度にカバ−を作らねばならず 、また、形状も円柱形に限定されてしまうという問題点があった。
【0011】 本考案は、上記の問題点を解消するものであり、シ−ル機構として、ゴムのよ うな弾性体に比べて防塵効果が高いし、フランジカバ−外形形状のデザインの自 由度が高くなるし、さらには、標準のOリングが使用できるため、径の寸法変化 に対し対応しやすく、従来品の専用部品製作に比べコストが下がる車両用電動格 納式アウトサイドミラ−の駆動装置を提供することを目的にする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案は、装置本体内に、駆動モ−タ−とこの 駆動モ−タ−の出力側に設けられた減速機構とを備えたドライブ組立体と、この ドライブ組立体の駆動によりクラッチ機構を作動して支持軸をスプリングに抗し て押し上げて係止機構による係止を解除し支持軸を回動する支持軸組立体とを備 え、係止機構を、支持軸のフランジに設けた係合部に、ハウジングに固定した上 側ブラケットの係合部を係合して構成し、支持軸のフランジにフランジカバ−を 装着し、フランジカバ−の周部で、上側ブラケットの周部とハウジングが成すO リング挿入凹部に挿入されたOリングを押さえ、フランジカバ−の上面部のボル ト挿入用の孔の周部に、ステ−の下端部に取り付けられたベ−ス部材の取付時に 、このベ−ス部材により潰される環状突起を形成したことを特徴とする。
【0013】
【作用】
かかる構成により、作動時、支持軸と共に、フランジカバ−が回転し、Oリン グの部分で摺動するために、外部からの異物の侵入が防止されるし、また、フラ ンジカバ−の上面部のボルト挿入用の孔の周部の環状突起は、ステ−の下端部に 取り付けられたベ−ス部材により潰されるために、この部分からの異物に侵入が 防止される。
【0014】 しかも、フランジカバ−は剛体であるために、ゴムのような弾性体に比べて防 塵効果が高いし、フランジカバ−のOリング摺動面が円柱体であれば良いので、 フランジカバ−外形形状のデザインの自由度が高くなるし、さらには、標準のO リングが使用できるため、径の寸法変化に対し対応しやすく、従来品の専用部品 製作に比べコストが下がる。
【0015】
【実施例】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
【0016】 図1は車両におけるアウトサイドミラ−の配置説明図、図2は本考案に係わる 、車両用電動格納式アウトサイドミラ−の駆動装置の縦断面図である。
【0017】 アウトサイドミラ−1はステ−2に保持されており、ステ−2の下端部は車体 側に固定された駆動装置3の支持軸4に取り付けられていて、この駆動装置3の 駆動によりステ−2を回転してアウトサイドミラ−1を格納するようにしてある 。
【0018】 駆動装置3は、図2に示すようにハウシング5とカバ−10とより成る装置本 体11を備えており、カバ−10はハウジング5の開口部12を覆うものであり 、スクリュ−13により、ハウジング5に固着されている。そして、装置本体1 1内はドライブ組立体収容部6と支持軸組立体収容部7と両収容部6、7に連な るギヤ組立体収容部8とが形成されていて、ドライブ組立体収容部6と支持軸組 立体収容部7と間には隔壁9が設けてある。カバ−10にはドライブ組立体収容 部6内に位置させて軸支承穴14が、支持軸組立体収容部7内に位置させて軸支 承穴15がそれぞれ形成してあり、また、隔壁9の端面とこの端面に対抗するカ バ−10に面部にそれぞれ軸穴16、17が形成してある。また、装置本体11 には支持軸組立体収容部7に抜ける支承孔18が設けてある。また、図6に示す ようにハウジング5の上面には支承孔18の周部に位置させて平面円弧状のスト ッパ−57が突設してある。また、ハウジング5の支持軸組立体収容部7の上部 には図9に示すようにスイッチ取付部71が形成してあり、このスイッチ取付部 71の下端部には三箇所にわたって取付脚挿入部72が形成してあり、これらの 取付脚挿入部72の底には突起73が突設してある。また、スイッチ取付部71 の下面部にはワッシャ係止部71aが突設してある。
【0019】 前記ドライブ組立体収容部6内には駆動モ−タ−19とこの駆動モ−タ−19 の出力側に設けられた減速機構20とを含むドライブ組立体21が収容固定して あり、減速機構20の出力軸22は軸支承穴14にブッシュ22bを介して支承 されている。そして、この出力軸22のギヤ取付部22aは図7に示すように断 面半円形状を成しており、このギヤ取付部22aに取り付けられる駆動ギヤ23 の孔部23aは円ではなく約230度の角度を有する孔である。この駆動ギヤ2 3は、その孔部23aにギヤ取付部22aを挿入して出力軸22に取り付けられ ており、駆動ギヤ23は出力軸22に対して約230度回転自在になっている。
【0020】 前記ギヤ組立体収容部8内には、大径の中間ギヤ24と小径の中間ギヤ25と を同軸に形成して成るギヤ組立体である減速機構26が支承軸27により回転可 能に支承されて設けてあり、この支承軸27はその両端部が軸穴19、17に挿 入固定されている。そして、中間ギヤ24は駆動ギヤ23に噛み合っている。
【0021】 支持軸組立体収容部7内には、クラッチ機構28とスプリング29とスイッチ 機構30と支持軸4とを備えた支持軸組立体32が収容してある。 すなわち、 クラッチ機構28は、下側ブラケット33とクラッチ板34とを備えており、下 側ブラケット33は、図10乃至図13に示すように円板状のブラケット本体3 6を備えており、このブラケット本体36の周部には取付脚部37が形成してあ り、ブラケット本体36の上面部には円周を三等分した位置に凹部38が形成し てある。これらの凹部38は中央が平らな底面部38aの両端に逆向きの斜面3 8b、38cを形成したものである。
【0022】 また、クラッチ板34はその中央に出力軸孔39を有し、このクラッチ板34 の下面には円周を三等分した位置にボ−ル嵌合凹部40が形成してある。また、 クラッチ板34には従動ギヤ35が固着してある。
【0023】 そして、下側ブラケット33はその取付脚部37でカバ−にスクリュ−41で 取り付けてあり、クラッチ板34のボ−ル嵌合凹部40に回転可能に嵌合したボ −ル42が下側ブラケット33の凹部38に挿入しており、従動ギヤ35は中間 ギヤ25に噛み合っている。
【0024】 前記支持軸4は図14乃至図16に示すようにその上端部にフランジ43を備 えている。このフランジ43の下面部には円周を三等分した位置に係合部である 係合凹部44が形成してあり、支持軸4の下面部には中央側に平面扇状のストッ パ−47が形成してあり、このストッパ−47の角度は90度にしてある。また 、支持軸4の中間部には平坦面45が形成してある。
【0025】 また、上側ブラケット48を図17乃至図20に示す。この上側ブラケット4 8は円板状のブラケット本体49を備えており、このブラケット本体49には円 形状凹部50が形成してあり、円形状凹部50の周部には円周を三等分した位置 にスクリュ−挿入部51が形成してあり、これらのスクリュ−挿入部51には孔 52が形成してある。また、円形状凹部50には中心部に孔53と、この孔53 の中心Oを中心とした一対の円弧状孔54とが形成してある。この円弧状孔54 は140度の開き角度を有している。また、ブラケット本体49の下面部には円 周を三等分した位置に係合部である係合突起55が形成してある。
【0026】 そして、上側ブラケット48は、スクリュ−挿入部51の孔52を用いてスク リュ−56でハウジング5の上面に固着されており、この場合、ハウジング5の 上面に突設されたストッパ−57が上側ブラケット48の右側の円弧状孔54を 貫通して円形状凹部50内に突入している。
【0027】 また、支持軸4は上側ブラケット48の孔53、ハウジング5の支承孔18に 設けたブッシュ58を貫通していて、この支持軸4の下端部は前記クラッチ板3 4の出力軸孔39に挿入してあり、クラッチ板34より下方に突出した部分にE リング58が嵌めてある。支持軸4のフランジ43は上側ブラケット48に重ね られており、支持軸4のストッパ−47は上側ブラケット48の円形状凹部50 内に挿入してあり、また、係合突起55が係合凹部44に係合していて、これら で係止機構80を構成している。前記支承孔18に支承された軸部4aはOリン グ59により液密になされている。
【0028】 また、支持軸4のフランジ43には図21乃至図23に示すフランジカバ−6 0が装着してある。このフランジカバ−60の上面部60aには円周を三等分し た位置に孔61が設けてあり、これらの孔61の周縁上部には環状突起62が形 成してある。そして、フランジカバ−60の周部60bは、上側ブラケット48 の周部のOリング挿入部63とハウジング5の上面が成すOリング挿入凹部64 に挿入されたOリング65を押さえていて、ハウジング5と上側ブラケット48 との間の液密を保持している。
【0029】 前記スイッチ機構30は図9に示すようにスイッチ組立体66を備えており、 このスイッチ組立体66は内側スイッチ部67の回転により外部スイッチ部68 とのパタ−ン接触によりオン、オフを行うものであり、外部スイッチ部68には 周部に複数の取付脚部69が形成してあり、これらの取付脚部69には孔70が 形成してある。
【0030】 そして、スイッチ組立体66は、その内側スイッチ部67の孔67aに支持軸 4の中間部が挿通係合された状態で、その取付脚部69をハウジング5のスイッ チ取付部71の下端部の取付脚挿入部72に挿入されており、取付脚部69の孔 70に取付脚挿入部72に設けた突起73を挿入してハウジング5に取り付けて ある。
【0031】 そして、スイッチ組立体66の外部スイッチ部68にワッシャ74を介してス ラストワッシャ75が当接しており、このスラストワッシャ75と従動ギヤ35 との間にスプリング29が介在させてある。なお、ワッシャ74は、その係止孔 74aに、スイッチ取付部71の下面部のワッシャ係止部71aが挿通係止され ている。
【0032】 前記フランジカバ−60の上面部にはステ−2の下端部に取り付けられたベ− ス部材75Aが固着してある。
【0033】 すなわち、前記支持軸4のフランジ43の上面には植込ボルト76が植え込ん であり、これらの植込ボルト76はフランジカバ−60の孔61より上方に突出 していて、フランジカバ−60上にベ−ス部材75Aをのせて植込ボルト76を ベ−ス部材75Aに設けた孔77に挿入し、ナット部材78の締め付けによりベ −ス部材75が支持軸4に取り付けてある。この場合、ベ−ス部材75でフラン ジカバ−60に形成した環状突起62を潰して防水が図られている(図24参照 )。
【0034】 次に、アウトサイドミラ−の格納を説明する。
【0035】 駆動モ−タ−19を駆動すると、出力軸22が所定回転した後に、駆動ギヤ2 3が回転し、中間ギヤ24、25を介して従動ギヤ35が回転して、クラッチ板 34および支持軸4が一定角度回転する。
【0036】 この回転によりクラッチ機構28のボ−ル42が下側ブラケット33の嵌合凹 部38を脱出して、支持軸4がスプリング29に抗して持ち上げられて係止突起 55が係止凹部44より脱出し、支持軸4が回転してステ−2が回動し、アウト サイドミラ−1が格納される。
【0037】 上記の実施例によれば、作動時、支持軸4と共に、フランジカバ−60が回転 し、Oリング65の部分で摺動するために、外部からの異物の侵入が防止される し、また、フランジカバ−60の上面部のボルト挿入用の孔61の周部の環状突 起62は、ステ−2の下端部に取り付けられたベ−ス部材75Aにより潰される ために、この部分からの異物に侵入が防止される。
【0038】 しかも、フランジカバ−60は剛体であるために、ゴムのような弾性体に比べ て防塵効果が高いし、フランジカバ−60のOリング摺動面である周部60bが 円柱体であれば良いので、フランジカバ−外形形状のデザインの自由度が高くな るし、さらには、標準のOリング65が使用できるため、径の寸法変化に対し対 応しやすく、従来品の専用部品製作に比べコストが下がる。
【0039】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、装置本体内に、駆動モ−タ−とこの駆動モ− タ−の出力側に設けられた減速機構とを備えたドライブ組立体と、このドライブ 組立体の駆動によりクラッチ機構を作動して支持軸をスプリングに抗して押し上 げて係止機構による係止を解除し支持軸を回動する支持軸組立体とを備え、係止 機構を、支持軸のフランジに設けた係合部に、ハウジングに固定した上側ブラケ ットの係合部を係合して構成し、支持軸のフランジにフランジカバ−を装着し、 フランジカバ−の周部で、上側ブラケットの周部とハウジングが成すOリング挿 入凹部に挿入されたOリングを押さえ、フランジカバ−の上面部のボルト挿入用 の孔の周部に、ステ−の下端部に取り付けられたベ−ス部材の取付時に、このベ −ス部材により潰される環状突起を形成したので、作動時、支持軸と共に、フラ ンジカバ−が回転し、Oリングの部分で摺動するために、外部からの異物の侵入 が防止されるし、また、フランジカバ−の上面部のボルト挿入用の孔の周部の環 状突起は、ステ−の下端部に取り付けられたベ−ス部材により潰されるために、 この部分からの異物に侵入が防止される。
【0040】 しかも、フランジカバ−は剛体であるために、ゴムのような弾性体に比べて防 塵効果が高いし、フランジカバ−のOリング摺動面が円柱体であれば良いので、 フランジカバ−外形形状のデザインの自由度が高くなるし、さらには、標準のO リングが使用できるため、径の寸法変化に対し対応しやすく、従来品の専用部品 製作に比べコストが下がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両におけるアウトサイドミラ−の配置説明図
である。
【図2】本考案に係わる、車両用電動格納式アウトサイ
ドミラ−の駆動装置の縦断面図である。
【図3】同駆動装置におけるギヤ列の説明図である。
【図4】同駆動装置の平面図である。
【図5】同駆動装置の一部省略した斜視図である。
【図6】同駆動装置におけるハウジングの縦断面図であ
る。
【図7】同駆動装置におけるギヤ列の一部断面した平面
図である。
【図8】同駆動装置におけるストッパ−機構の分解斜視
図である。
【図9】同駆動装置におけるスイッチ組立体の分解斜視
図である。
【図10】同駆動装置における下側ブラケットの平面図
である。
【図11】同下側ブラケットの断面図である。
【図12】図11A方向からの矢視図である。
【図13】図11B方向からの矢視図である。
【図14】支持軸の正面図である。
【図15】同支持軸の平面図である。
【図16】同支持軸の底面図である。
【図17】上側ブラケットの平面図である。
【図18】同上側ブラケットの断面図である。
【図19】同上側ブラケットの底面図である。
【図20】図17C方向の矢視図である。
【図21】フランジカバ−の平面図である。
【図22】同フランジカバ−の断面図である。
【図23】図22D部の拡大図である。
【図24】(イ)はフランジカバ−の上面部のボルト挿
入用の孔の周部の環状突起がベ−ス部材により潰される
前の説明図である。(ロ)はフランジカバ−の上面部の
ボルト挿入用の孔の周部の環状突起がベ−ス部材により
潰された状態の説明図である。
【図25】従来の車両用電動格納式アウトサイドミラ−
の駆動装置の縦断面図である。
【図26】同駆動装置のストッパ−機構の分解状態の斜
視図である。
【符号の説明】
4 支持軸 11 装置本体 19 駆動モ−タ− 20 減速機構 21 ドライブ組立体 23 駆動ギヤ 24 中間ギヤ 25 中間ギヤ 26 減速機構 28 クラッチ機構 29 スプリング 32 支持軸組立体 35 従動ギヤ 60 フランジカバ− 62 環状突起 65 Oリング 66 スイッチ組立体 67 内部スイッチ 68 外部スイッチ 80 係止機構

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体内に、駆動モ−タ−とこの駆動
    モ−タ−の出力側に設けられた減速機構とを備えたドラ
    イブ組立体と、このドライブ組立体の駆動によりクラッ
    チ機構を作動して支持軸をスプリングに抗して押し上げ
    て係止機構による係止を解除し支持軸を回動する支持軸
    組立体とを備え、係止機構を、支持軸のフランジに設け
    た係合部に、ハウジングに固定した上側ブラケットの係
    合部を係合して構成し、支持軸のフランジにフランジカ
    バ−を装着し、フランジカバ−の周部で、上側ブラケッ
    トの周部とハウジングが成すOリング挿入凹部に挿入さ
    れたOリングを押さえ、フランジカバ−の上面部のボル
    ト挿入用の孔の周部に、ステ−の下端部に取り付けられ
    たベ−ス部材の取付時に、このベ−ス部材により潰され
    る環状突起を形成したことを特徴とする車両用電動格納
    式アウトサイドミラ−の駆動装置。
JP2348791U 1991-02-28 1991-02-28 車両用電動格納式アウトサイドミラーの駆動装置 Pending JPH0520936U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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