JPH04104039U - 車両用電動格納式アウトサイドミラ−の駆動装置 - Google Patents
車両用電動格納式アウトサイドミラ−の駆動装置Info
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- JPH04104039U JPH04104039U JP1256191U JP1256191U JPH04104039U JP H04104039 U JPH04104039 U JP H04104039U JP 1256191 U JP1256191 U JP 1256191U JP 1256191 U JP1256191 U JP 1256191U JP H04104039 U JPH04104039 U JP H04104039U
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Landscapes
- Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 小型の駆動モ−タ−でも大きな出力が得ら
れ、車種の違いにより要求出力が違った場合、これに見
合った動力源を開発することなくこれに対処することが
できるし、駆動ギヤの位置を下げ得てドライブ組立体全
体を下げることができて、駆動装置全体の高さ寸法を小
さくすることができ、また駆動モ−タ−を逃げるために
装置本体の突起部がなくなり、見栄えが向上するばかり
か、スプリングが1本のみで良く部品点数が少くなって
コストの低減をはかることができる車両用電動格納式ア
ウトサイドミラ−の駆動装置を提供することを目的にす
る。 【構成】 ドライブ組立体21と支持軸組立体32との
間に、従動ギヤ35に噛み合う中間ギヤ25と駆動ギヤ
23に噛み合う中間ギヤ24とを同軸で上下に配設して
成る減速機構77を設け、クラッチ機構28を支持軸組
立体32側に1つ設けたものである。
れ、車種の違いにより要求出力が違った場合、これに見
合った動力源を開発することなくこれに対処することが
できるし、駆動ギヤの位置を下げ得てドライブ組立体全
体を下げることができて、駆動装置全体の高さ寸法を小
さくすることができ、また駆動モ−タ−を逃げるために
装置本体の突起部がなくなり、見栄えが向上するばかり
か、スプリングが1本のみで良く部品点数が少くなって
コストの低減をはかることができる車両用電動格納式ア
ウトサイドミラ−の駆動装置を提供することを目的にす
る。 【構成】 ドライブ組立体21と支持軸組立体32との
間に、従動ギヤ35に噛み合う中間ギヤ25と駆動ギヤ
23に噛み合う中間ギヤ24とを同軸で上下に配設して
成る減速機構77を設け、クラッチ機構28を支持軸組
立体32側に1つ設けたものである。
Description
【0001】
本考案は、車両用電動格納式アウトサイドミラ−の駆動装置に関するものであ
る。
【0002】
従来のこの種の駆動装置は、図24に示すようにハウジング80とカバ−81
とから成る装置本体82を備えており、この装置本体82内にはドライブ組立体
83と支持軸組立体84とスイッチ機構85とが設けてあり、ドライブ組立体8
3は駆動モ−タ−86の出力側に遊星歯車減速機87を設け、遊星歯車減速機8
7の出力軸88に第1のクラッチ機構89を設けたものである。このクラッチ機
構89は出力軸88に固定されたクラッチ板90を備えており、このクラッチ板
90には係合突起92が設けてあり、また、出力軸88にはギヤ91が回転可能
に設けてあって、このギヤ91には係合凹部93が設けてあって、ギヤ91はス
プリング94により押圧されていて係合突起92が係合凹部93に係合し両者が
結合されている。
【0003】
また、支持軸組立体84は支持軸95を備えており、この支持力軸95の下側
にはクラッチ機構96が設けてある。このクラッチ機構96はブラケット97と
クラッチ板98とを備えており、ブラケット97の上面部には円周を三等分した
位置に凹部99が形成してある。また、クラッチ板98の下面には円周を三等分
した位置にボ−ル嵌合凹部100が形成してあり、クラッチ板98にはギヤ10
1が形成してある。ブラケット97はその取付脚部で装置本体82に取り付けて
あり、クラッチ板98のボ−ル嵌合凹部100に回転可能に嵌合したボ−ル10
3がブラケット97の凹部99に挿入しており、ギヤ101はギヤ91に噛み合
っている。そして、クラッチ板98はスプリング104によりばね受部材105
およびスラストベアリング106を介して押圧されている。
【0004】
また、支持軸組立体84の上部にはストッパ−機構107が設けてある。この
ストッパ−機構107は図25に示すように装置本体の上面部に固定されたブラ
ケット108を備えており、このブラケット108には凹部109が形成してあ
り、この凹部109の両端面がストッパ−部110に成されていて、支持軸95
のフランジ111の下面にはストッパ−112が設けてあり、このストッパ−1
12が凹部109に挿入してある。
【0005】
そして、駆動モ−タ−86を駆動すると、この駆動モ−タ−86の出力軸88
が所定回転した後に、ギヤ91が回転し、ギヤ101を介して支持軸95が回転
する。この回転によりクラッチ機構96のボ−ル103がブラケット97の嵌合
凹部99を脱出し、支持軸95が回転してステ−114が回動し、このステ−1
14の固定されたアウトサイドミラ−が格納される。
【0006】
また、反対に、アウトサイドミラ−が障害物に衝突してステ−114に無理な
負荷が加わると、クラッチ機構89により、その係合が解除されてクラッチ断状
態になり、駆動モ−タ−83側へは支持軸95の回転は伝達されず、駆動モ−タ
−86の焼損等が防止されるようになる。
【0007】
しかしながら、従来例にあっては、駆動モ−タ−86の回転力はギヤ91、1
01により減速されるにすぎず出力を増大させることができない。このために、
車種の違いにより要求出力が違った場合、これに見合った動力源を開発しなけれ
ばならなかった。
【0008】
また、駆動用のギヤ91の位置を下げることができず、ドライブ組立体全体を
下げることができなかった。このために、駆動装置全体の高さ寸法を小さくする
ことができず、また駆動モ−タ−86を収容するために装置本体82の突起部1
20を設けなければならず、見栄えが悪いという問題点があった。
【0009】
さらに、クラッチ機構がドライブ組立体83側と支持軸組立体84側に1つづ
つあり、このために、スプリングが2本になり、部品点数が多くなってコスト高
になるという問題点があった。
【0010】
本考案は、上記の問題点を解消するものであり、小型の駆動モ−タ−でも大き
な出力が得られ、車種の違いにより要求出力が違った場合、これに見合った動力
源を開発することなくこれに対処することができるし、駆動ギヤの位置を下げ得
てドライブ組立体全体を下げることができて、駆動装置全体の高さ寸法を小さく
することができ、また駆動モ−タ−を逃げるために装置本体の突起部がなくなり
、見栄えが向上するばかりか、スプリングが1本のみで良く部品点数が少くなっ
てコストの低減をはかることができる車両用電動格納式アウトサイドミラ−の駆
動装置を提供することを目的にする。
【0011】
上記の目的を達成するために、本考案は、装置本体内に、ドライブ組立体と支
持軸組立体とを設け、ドライブ組立体を、駆動モ−タ−とこの駆動モ−タ−の出
力側に設けられた減速機構と減速機構の支持軸側に設けられた駆動ギヤとで構成
し、支持軸組立体を、ステ−に連結された支持軸とこの支持軸を装置本体に係止
する係止機構とスプリングに抗して支持軸を持ち上げて係止機構による係止を解
除するクラッチ機構とこのクラッチ機構の支持軸側の部材に固定された従動ギヤ
とで構成し、ドライブ組立体と支持軸組立体との間に、従動ギヤに噛み合う中間
ギヤと駆動ギヤに噛み合う中間ギヤとを同軸で上下に配設して成る減速機構を設
けたことを特徴とする。
【0012】
かかる構成により、駆動モ−タ−の駆動による駆動ギヤの回転により減速機構
を介して従動ギヤが回転してクラッチ機構が作動し、支持軸がスプリングに抗し
て押し上げられて係止機構による係止が解除され支持軸が回転してステ−が回転
しアウトサイドミラ−が格納される。
【0013】
このように、駆動モ−タ−の回転力を減速機構により減速するために出力を増
大させることができるので、小型の駆動モ−タ−でも大きな出力が得られ、車種
の違いにより要求出力が違った場合、これに見合った動力源を開発することなく
これに対処することができる。
【0014】
また、ドライブ組立体と支持軸組立体との間に、従動ギヤに噛み合う中間ギヤ
と駆動ギヤに噛み合う中間ギヤとを同軸で上下に配設して成る減速機構を設けた
ので、駆動ギヤの位置を下げ得てドライブ組立体全体を下げることができる。こ
のために、駆動装置全体の高さ寸法を小さくすることができ、また駆動モ−タ−
を逃げるために装置本体の突起部がなくなり、見栄えが向上する。
【0015】
さらに、クラッチ機構が支持軸組立体側に1つあるのみであり、このために、
スプリングが1本のみで良く部品点数が少くなってコストの低減をはかることが
できる。
【0016】
以下、本考案を図面に基づいて説明する。
【0017】
図1は車両におけるアウトサイドミラ−の配置説明図、図2は本考案に係わる
、車両用電動格納式アウトサイドミラ−の駆動装置の縦断面図である。
【0018】
アウトサイドミラ−1はステ−2に保持されており、ステ−2の下端部は車体
側に固定された駆動装置3の支持軸4に取り付けられていて、この駆動装置3の
駆動によりステ−2を回転してアウトサイドミラ−1を格納するようにしてある
。
【0019】
駆動装置3は、図2に示すようにハウシング5とカバ−10とより成る装置本
体11を備えており、カバ−10はハウジング5の開口部12を覆うものであり
、スクリュ−13により、ハウジング5に固着されている。そして、装置本体1
1内はドライブ組立体収容部6と支持軸組立体収容部7と両収容部6、7に連な
るギヤ組立体収容部8とが形成されていて、ドライブ組立体収容部6と支持軸組
立体収容部7と間には隔壁9が設けてある。カバ−10にはドライブ組立体収容
部6内に位置させて軸支承穴14が、支持軸組立体収容部7内に位置させて軸支
承穴15がそれぞれ形成してあり、また、隔壁9の端面とこの端面に対抗するカ
バ−10に面部にそれぞれ軸穴16、17が形成してある。また、装置本体11
には支持軸組立体収容部7に抜ける支承孔18が設けてある。また、図6に示す
ようにハウジング5の上面には支承孔18の周部に位置させて平面円弧状のスト
ッパ−57が突設してある。また、ハウジング5の支持軸組立体収容部7の上部
には図9に示すようにスイッチ取付部71が形成してあり、このスイッチ取付部
71の下端部には三箇所にわたって取付脚挿入部72が形成してあり、これらの
取付脚挿入部72の底には突起73が突設してある。また、スイッチ取付部71
の下面部にはワッシャ係止部71aが突設してある。
【0020】
前記ドライブ組立体収容部6内には駆動モ−タ−19とこの駆動モ−タ−19
の出力側に設けられた減速機構20とを含むドライブ組立体21が収容固定して
あり、減速機構20の出力軸22は軸支承穴14にブッシュ22bを介して支承
されている。そして、この出力軸22のギヤ取付部22aは図7に示すように断
面半円形状を成しており、このギヤ取付部22aに取り付けられる駆動ギヤ23
の孔部23aは円ではなく約230度の角度を有する孔である。この駆動ギヤ2
3は、その孔部23aにギヤ取付部22aを挿入して出力軸22に取り付けられ
ており、駆動ギヤ23は出力軸22に対して約230度回転自在になっている。
【0021】
前記ギヤ組立体収容部8内には、大径の中間ギヤ24と小径の中間ギヤ25と
を同軸に形成して成るギヤ組立体である減速機構26が支承軸27により回転可
能に支承されて設けてあり、この支承軸27はその両端部が軸穴19、17に挿
入固定されている。そして、中間ギヤ24は駆動ギヤ23に噛み合っている。
【0022】
支持軸組立体収容部7内には、クラッチ機構28とスプリング29とスイッチ
機構30と支持軸4とを備えた支持軸組立体32が収容してある。
【0023】
すなわち、クラッチ機構28は、下側ブラケット33とクラッチ板34とを備
えており、ブラケット33は、図10乃至図13に示すように円板状のブラケッ
ト本体36を備えており、このブラケット本体36の周部には取付脚部37が形
成してあり、ブラケット本体36の上面部には円周を三等分した位置に凹部38
が形成してある。これらの凹部38は中央が平らな底面部38aの両端に逆向き
の斜面38b、38cを形成したものである。
【0024】
また、クラッチ板34はその中央に出力軸孔39を有し、このクラッチ板34
の下面には円周を三等分した位置にボ−ル嵌合凹部40が形成してある。また、
クラッチ板34には従動ギヤ35が固着してある。
【0025】
そして、ブラケット33はその取付脚部37でカバ−にスクリュ−41で取り
付けてあり、クラッチ板34のボ−ル嵌合凹部40に回転可能に嵌合したボ−ル
42がブラケット33の凹部38に挿入しており、従動ギヤ35は中間ギヤ25
に噛み合っている。
【0026】
前記支持軸4は図14乃至図16に示すようにその上端部にフランジ43を備
えている。このフランジ43の下面部には円周を三等分した位置に係合凹部44
が形成してあり、支持軸4の下面部には中央側に平面扇状のストッパ−47が形
成してあり、このストッパ−47の角度は90度にしてある。また、支持軸4の
中間部には平坦面45が形成してあり、さらに、フランジ43の中心部にはステ
−係合穴46が形成してある。
【0027】
また、上側ブラケット48を図17乃至図20に示す。この上側ブラケット4
8は円板状のブラケット本体49を備えており、このブラケット本体49には円
形状凹部50が形成してあり、円形状凹部50の周部には円周を三等分した位置
にスクリュ−挿入部51が形成してあり、これらのスクリュ−挿入部51には孔
52が形成してある。また、円形状凹部50には中心部に孔53と、この孔53
の中心Oを中心とした一対の円弧状孔54とが形成してある。この円弧状孔54
は140度の開き角度を有している。また、ブラケット本体49の下面部には円
周を三等分した位置に係合突起55が形成してある。
【0028】
そして、上側ブラケット48は、スクリュ−挿入部51の孔52を用いてスク
リュ−56でハウジング5の上面に固着されており、この場合、ハウジング5の
上面に突設されたストッパ−57が上側ブラケット48の右側の円弧状孔54を
貫通して円形状凹部50内に突入している。
【0029】
また、支持軸4は上側ブラケット48の孔53、ハウジング5の支承孔18に
設けたブッシュ58を貫通していて、この支持軸4の下端部は前記クラッチ板3
4の出力軸孔39に挿入してあり、クラッチ板34より下方に突出した部分にE
リング58が嵌めてある。支持軸4のフランジ43は上側ブラケット48に重ね
られており、支持軸4のストッパ−47は上側ブラケット48の円形状凹部50
内に挿入してあり、また、係合突起55が係合凹部44に係合していて、これら
で係止手段80を構成している。前記支承孔18に支承された軸部4aはOリン
グ59により液密になされている。
【0030】
また、支持軸4のフランジ43には図21乃至図23に示すフランジカバ−6
0が装着してある。このフランジカバ−60の上面部60aには円周を三等分し
た位置に孔61が設けてあり、これらの孔61の周縁上部にはリング上の突起6
2が形成してある。そして、フランジカバ−60の周部60bは、上側ブラケッ
ト48の周部のOリング挿入部63とハウジング5の上面が成すOリング挿入凹
部64に挿入されたOリング65を押さえていて、ハウジング5と上側ブラケッ
ト48との間の液密を保持している。
【0031】
前記スイッチ機構30は図9に示すようにスイッチ組立体66を備えており、
このスイッチ組立体66は内側スイッチ部67の回転により外部スイッチ部68
とのパタ−ン接触によりオン、オフを行うものであり、外部スイッチ部68には
周部に複数の取付脚部69が形成してあり、これらの取付脚部69には孔70が
形成してある。
【0032】
そして、スイッチ組立体66は、その内側スイッチ部67の孔67aに支持軸
4の中間部が挿通された状態でその取付脚部69をハウジング5のスイッチ取付
部71の下端部の取付脚挿入部72に挿入されており、取付脚部69の孔70に
取付脚挿入部72に設けた突起73を挿入してハウジング5に取り付けてある。
【0033】
そして、スイッチ組立体66の外部スイッチ部68にワッシャ74を介してス
ラストワッシャ75が当接しており、このスラストワッシャ75と従動ギヤ35
との間にスプリング29が介在させてある。
【0034】
前記フランジカバ−60の上面部にはステ−2の下端部に取り付けられたベ−
ス部材75Aが固着してある。
【0035】
すなわち、前記支持軸4のフランジ43の上面には植込ボルト76が植え込ん
であり、これらの植込ボルト76はフランジカバ−60の孔61より上方に突出
していて、フランジカバ−60上にベ−ス部材75Aをのせて植込ボルト76を
ベ−ス部材75Aに設けた孔77に挿入し、ナット部材78の締め付けによりベ
−ス部材75が支持軸4に取り付けてある。この場合、ベ−ス部材75でフラン
ジカバ−60に形成したリング状の突起62を潰して防水が図られている。
【0036】
次に、アウトサイドミラ−の格納を説明する。
【0037】
駆動モ−タ−19を駆動すると、出力軸22が所定回転した後に、駆動ギヤ2
3が回転し、中間ギヤ24、25を介して従動ギヤ35が回転して、クラッチ板
34および支持軸4が一定角度回転する。
【0038】
この回転によりクラッチ機構28のボ−ル42が下側ブラケット33の嵌合凹
部38を脱出して、支持軸4がスプリング29に抗して持ち上げられて係止突起
55が係止凹部44よりを脱出し、支持軸4が回転してステ−2が回動し、アウ
トサイドミラ−1が格納される。
【0039】
上記の実施例によれば、駆動モ−タ−19の回転力を減速機構26により減速
するために出力を増大させることができるので、小型の駆動モ−タ−でも大きな
出力が得られ、車種の違いにより要求出力が違った場合、これに見合った動力源
を開発することなくこれに対処することができる。
【0040】
また、ドライブ組立体21と支持軸組立体32との間に、従動ギヤ35に噛み
合う中間ギヤ25と駆動ギヤ23に噛み合う中間ギヤ24とを同軸で上下に配設
して成る減速機構26を設けたので、駆動ギヤ23の位置を下げ得てドライブ組
立体21全体を下げることができる。このために、駆動装置全体の高さ寸法を小
さくすることができ、また駆動モ−タ−21を逃げるために装置本体11の突起
部がなくなり、見栄えが向上する。
【0041】
さらに、クラッチ機構28が支持軸組立体32側に1つあるのみであり、この
ために、スプリングが1本のみで良く部品点数が少くなってコストの低減をはか
ることができる。
【0042】
以上説明したように、本考案は、装置本体内に、ドライブ組立体と支持軸組立
体とを設け、ドライブ組立体を、駆動モ−タ−とこの駆動モ−タ−の出力側に設
けられた減速機構と減速機構の支持軸側に設けられた駆動ギヤとで構成し、支持
軸組立体を、ステ−に連結された支持軸とこの支持軸を装置本体に係止する係止
機構とスプリングに抗して支持軸を持ち上げて係止機構による係止を解除するク
ラッチ機構とこのクラッチ機構の支持軸側の部材に固定された従動ギヤとで構成
し、ドライブ組立体と支持軸組立体との間に、従動ギヤに噛み合う中間ギヤと駆
動ギヤに噛み合う中間ギヤとを同軸で上下に配設して成る減速機構を設けたので
、駆動モ−タ−の駆動による駆動ギヤの回転により減速機構を介して従動ギヤが
回転してクラッチ機構が作動し、支持軸がスプリングに抗して押し上げられて係
止機構による係止が解除され支持軸が回転してステ−が回転しアウトサイドミラ
−が格納される。
【0043】
このように、駆動モ−タ−の回転力を減速機構により減速するために出力を増
大させることができるので、小型の駆動モ−タ−でも大きな出力が得られ、車種
の違いにより要求出力が違った場合、これに見合った動力源を開発することなく
これに対処することができる。
【0044】
また、ドライブ組立体と支持軸組立体との間に、従動ギヤに噛み合う中間ギヤ
と駆動ギヤに噛み合う中間ギヤとを同軸で上下に配設して成る減速機構を設けた
ので、駆動ギヤの位置を下げ得てドライブ組立体全体を下げることができる。こ
のために、駆動装置全体の高さ寸法を小さくすることができ、また駆動モ−タ−
を逃げるために装置本体の突起部がなくなり、見栄えが向上する。
【0045】
さらに、クラッチ機構が支持軸組立体側に1つあるのみであり、このために、
スプリングが1本のみで良く部品点数が少くなってコストの低減をはかることが
できる。
【図1】車両におけるアウトサイドミラ−の配置説明図
である。
である。
【図2】本考案に係わる車両用電動格納式アウトサイド
ミラ−の駆動装置の縦断面図である。
ミラ−の駆動装置の縦断面図である。
【図3】同駆動装置におけるギヤ列の説明図である。
【図4】同駆動装置の平面図である。
【図5】同駆動装置の一部省略した斜視図である。
【図6】同駆動装置におけるハウジングの縦断面図であ
る。
る。
【図7】同駆動装置におけるギヤ列の一部断面した平面
図である。
図である。
【図8】同駆動装置におけるストッパ−機構の分解斜視
図である。
図である。
【図9】同駆動装置におけるスイッチ組立体の分解斜視
図である。
図である。
【図10】同駆動装置における下側ブラケットの平面図
である。
である。
【図11】同下側ブラケットの断面図である。
【図12】図11A方向からの矢視図である。
【図13】図11B方向からの矢視図である。
【図14】支持軸の正面図である。
【図15】同支持軸の平面図である。
【図16】同支持軸の底面図である。
【図17】上側ブラケットの平面図である。
【図18】同上側ブラケットの断面図である。
【図19】同上側ブラケットの底面図である。
【図20】図17C方向の矢視図である。
【図21】フランジカバ−の平面図である。
【図22】同フランジカバ−の断面図である。
【図23】図22D部の拡大図である。
【図24】従来の車両用電動格納式アウトサイドミラ−
の駆動装置の縦断面図である。
の駆動装置の縦断面図である。
【図25】同駆動装置のストッパ−機構の分解状態の斜
視図である。
視図である。
2 ステ−
4 支持軸
11 装置本体
19 駆動モ−タ−
20 減速機構
21 ドライブ組立体
23 駆動ギヤ
24 中間ギヤ
25 中間ギヤ
26 減速機構
28 クラッチ機構
29 スプリング
32 支持軸組立体
35 従動ギヤ
80 係止機構
Claims (1)
- 【請求項1】 装置本体内に、ドライブ組立体と支持軸
組立体とを設け、ドライブ組立体を、駆動モ−タ−とこ
の駆動モ−タ−の出力側に設けられた減速機構と減速機
構の支持軸側に設けられた駆動ギヤとで構成し、支持軸
組立体を、ステ−に連結された支持軸とこの支持軸を装
置本体に係止する係止機構とスプリングに抗して支持軸
を持ち上げて係止機構による係止を解除するクラッチ機
構とこのクラッチ機構の支持軸側の部材に固定された従
動ギヤとで構成し、ドライブ組立体と支持軸組立体との
間に、従動ギヤに噛み合う中間ギヤと駆動ギヤに噛み合
う中間ギヤとを同軸で上下に配設して成る減速機構を設
けたことを特徴とする車両用電動格納式アウトサイドミ
ラ−の駆動装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1256191U JPH04104039U (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 車両用電動格納式アウトサイドミラ−の駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1256191U JPH04104039U (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 車両用電動格納式アウトサイドミラ−の駆動装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04104039U true JPH04104039U (ja) | 1992-09-08 |
Family
ID=31746566
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1256191U Pending JPH04104039U (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | 車両用電動格納式アウトサイドミラ−の駆動装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04104039U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6245660A (ja) * | 1985-08-26 | 1987-02-27 | Polyplastics Co | 複合材料組成物 |
JPS6337062A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-17 | Konica Corp | 感光シ−ト残量記憶手段を有する画像形成装置 |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP1256191U patent/JPH04104039U/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6245660A (ja) * | 1985-08-26 | 1987-02-27 | Polyplastics Co | 複合材料組成物 |
JPS6337062A (ja) * | 1986-07-31 | 1988-02-17 | Konica Corp | 感光シ−ト残量記憶手段を有する画像形成装置 |
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