JPH05209326A - 紡機の清掃方法 - Google Patents

紡機の清掃方法

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Publication number
JPH05209326A
JPH05209326A JP4042392A JP4042392A JPH05209326A JP H05209326 A JPH05209326 A JP H05209326A JP 4042392 A JP4042392 A JP 4042392A JP 4042392 A JP4042392 A JP 4042392A JP H05209326 A JPH05209326 A JP H05209326A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blow
ceiling
branch
spinning machine
traveling cleaner
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4042392A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Muramatsu
正人 村松
Takashi Ogita
隆 荻田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa Boseki KK
Daiwabo Co Ltd
Original Assignee
Daiwa Boseki KK
Daiwabo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa Boseki KK, Daiwabo Co Ltd filed Critical Daiwa Boseki KK
Priority to JP4042392A priority Critical patent/JPH05209326A/ja
Publication of JPH05209326A publication Critical patent/JPH05209326A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】従来からのトラベリングクリーナを用いて機台
部だけでなく天井部をも自動的に清掃する方法を提供す
る。 【構成】トラベリングクリーナ(1)において、ブロー
ユニット(5)とブローパイプ接続用のL字型管路
(7)との間に逆T字型管路を有する分岐管路(13)
を接続して天井部に指向した開口を設け、さらに分岐管
路の分岐部に管路の切り替え手段を設けてなる。この切
り替え手段によって一方の開口が遮断され、管路内に導
かれたブロー空気が機台ブローもしくは天井ブローとな
って機台部に堆積した風綿を吹き払ったり、天井部に堆
積した風綿を吹き払って清掃する。 【効果】機台部だけでなく天井部をも自動的に清掃する
ことが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は紡機機台上方に架設され
たレールに沿って長手方向に移動しながら機台部の清掃
作業を行なうトラベリングクリーナを用いて自動的に紡
機上の天井部を清掃する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】紡機の清掃手段として、従来からトラベ
リングクリーナがあった。このトラベリングクリーナと
しては図7、図8に示すようなトラベリングクリーナが
使用されている。
【0003】即ち、このトラベリングクリーナ(1)は
紡機機台(2)の上方に架設されたレール(3)に沿っ
て長手方向に移動する台車(4)上にブローユニット
(5)およびサクションユニット(6)が装備され、ブ
ローユニット(5)出口より水平にL字型管路(7)が
接続され、管路端は垂下され、さらにこの管路端にロー
ラパートやスピンドルパートなどの機台部に向けられた
ブローノズル(8)を有するフレキシブルなブローパイ
プ(9)が接続垂下されている。
【0004】一方、サクションユニット(6)出口より
水平にL字型管路(10)が接続され、管路端は垂下さ
れ、さらにこの管路端にサクションノズル(11)を有
するフレキシブルなサクションパイプ(12)が接続垂
下されている。
【0005】そして、ブローノズル(8)より空気が吹
き出されてローラパートおよびその周辺の機台部から風
綿を吹き払って床面に落下させ、サクションノズル(1
1)よりサクションパイプ(12)を通して床面に堆積
した風綿を吸引させるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】トラベリングクリーナ
は紡機の上を長手方向に移動しながら、機台部に着床あ
るいは空気中に浮遊している風綿等を吹き払い、また、
床上に沈降した風綿等を吸引しているが、紡機から発す
る細かい風綿は軽いため、トラベリングクリーナより高
くまで舞い上がって、天井や梁などの天井部に堆積して
くる。
【0007】堆積しすぎた風綿の塊は自重や空気流等に
より落下して製品内に混入したり、あるいは糸切れ原因
になるため、定期的に清掃する必要があった。
【0008】その清掃手段として、操業中に柄の長い箒
で定期的に掃き取るとか、操業停止時に紡機にカバーを
かぶせた上、筒状のブロワーを天井部に向けて発射し、
吹き飛ばして掃除していた。
【0009】この大掛かりな清掃手段は多くの人手と時
間を要するという不都合があり、合理的な解決が待望さ
れていた。
【0010】本発明はかかる不都合を従来技術のトラベ
リングクリーナを用いて、しかも大改造を施すことな
く、合理的に解決する清掃方法を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明を図1、図2に従
って説明すると、紡機機台の上方に架設されたレールに
沿って長手方向に移動しながら清掃してゆくトラベリン
グクリーナ(1)において、該トラベリングクリーナ
(1)のブローユニット(5)とL字型管路(7)の水
平部分との間に逆T字型管路を有する分岐管路(13)
を接続して、天井部に指向した送気開口を形成し、該分
岐管路(13)分岐部に管路の切り替え手段を設け、こ
の切り替え手段を作用させることにより、該分岐管路
(13)入口部より管路内に導かれたブロー空気が機台
ブロー用もしくは天井ブロー用に切り替わって、機台部
および天井部に堆積した風綿を吹き払うことを特徴とす
る紡機の清掃方法である。
【0012】また、吹き払われて床面に落下した風綿は
サクションノズル(11)よりサクションパイプ(1
2)を通して吸引されることになる。
【0013】
【作用】トラベリングクリーナ(1)において、ブロー
ユニット(5)に接続された分岐管路(13)分岐部に
設けられた管路切り替え手段がブローパイプ(9)側の
管路を遮断することにより、管路内に導かれたブロー空
気は天井部に指向した開口より吹き出されて天井部に堆
積した風綿を吹き払い、管路切り替え手段が天井部に指
向した開口側の管路を遮断することにより、管路内に導
かれたブロー空気はブローパイプ(9)側に流れて、ブ
ローノズル(8)からブロー空気が吹き出されて機台部
に堆積した風綿を吹き払う。
【0014】また、吹き払われて床面に落下した風綿は
サクションノズル(11)よりサクションパイプ(1
2)を通して吸引される。
【0015】
【実施例】以下、本発明の具体化した実施例を図1〜6
に従って説明すると、図1は精紡機においてトラベリン
グクリーナに、切り替え手段を有する分岐管路を接続し
た時の概略を示す側面図、図2は概略を示す上面図であ
る。
【0016】[実施例1]:図3は図1、2における分
岐管路(13)周辺部を部分拡大したもので、実施例1
の概略説明図である。これは逆T字型管路を有する分岐
管路(13)の切り替え手段として1対の切り替えダン
パ(14A)、(14B)を用いて天井ブローしている
状況を示したものである。
【0017】1対の切り替えダンパ(14A)、(14
B)は、図中上部に抽出して示したように、それぞれ互
いに逆方向にブロー空気通過穴(15)が設けられてお
り、管路の一方にブロー空気が通過している時、もう一
方は遮断されるように構成されており、管路とブロー空
気通過穴(15)を一致させるための位置決めストップ
ピン(16)がそれぞれの切り替えダンパの両端に設け
られている。
【0018】また、精紡機のギヤエンド、アウトエンド
のそれぞれにはトラベリングクリーナ(1)が到着し、
1対の切り替えダンパ(14A)、(14B)の板端が
一定の位置に到達した際、それら1対の切り替えダンパ
(14A)、(14B)を反対方向に押し込む為のスト
ッパ(17)が設けられている。
【0019】次に、動作を説明すると、紡機機台の上方
に架設されたレールに沿って長手方向に移動しながら清
掃してゆくトラベリングクリーナ(1)が精紡機のギヤ
エンド(あるいはアウトエンド)に到着すると、ギヤエ
ンド(あるいはアウトエンド)に設けられたストッパ
(17)により、1対の切り替えダンパ(14A)、
(14B)は反対方向へ押し込まれてブロー空気通過穴
(15)が切り替わり、そのためブロー空気の吹き出し
方向が切り替わって機台ブローもしくは天井ブローとな
る。
【0020】トラベリングクリーナ(1)は操業中、ギ
ヤエンドとアウトエンド間の往復運動を繰り返すため、
両エンド到着毎にブロー空気の吹き出し方向が切り替わ
って機台部や天井部に堆積した風綿を吹き払って清掃す
ることになる。
【0021】また、吹き払われて床面に落下した風綿は
サクションノズル(11)よりサクションパイプ(1
2)を通して吸引清掃される。
【0022】[実施例2]:図4は図1、2における分
岐管路(13)周辺部を部分拡大したもので、実施例2
の概略説明図であり、機台ブローしている状況を示した
ものである。図5は図4における分岐管路(13)の断
面図である。この実施例2は分岐管路(13)の切り替
え手段として切り替えダンパ(14)とモータ(18)
の組み合わせを用いたものであり、モータ(18)を正
逆回転させることにより切り替えダンパ(14)を切り
替えてブロー空気の吹き出し方向を切り替えるものであ
る。この実施例2の特徴はモータによる切り替え制御の
ため、ギヤエンド、アウトエンドにこだわらず、どの位
置においても機台ブローもしくは天井ブローの切り替え
が可能である。
【0023】[実施例3]:図6は図1、2における分
岐管路(13)周辺部を部分拡大したもので、実施例3
の概略説明図であり、分岐管路(13)の断面は図5に
示す通りである。これは実施例2においてモータの代わ
りにピストン(19)を用いてダンパを切り替えてブロ
ー空気の吹き出し方向を切り替えるものである。
【0024】
【発明の効果】本発明の掃除方法は既設のトラベリング
クリーナのブローユニット出口に切り替え手段を有する
分岐管路を接続し、分岐を切り替えすることによって、
機台部だけでなく天井部も自動的にブローするため、風
綿が堆積することなく、いつも清掃された状態になっ
て、多くの人手と時間を要する天井掃除の不都合を解消
出来るという効果があり、また、天井部からの風綿塊の
落下もなくなって製品内混入の恐れがなくなり、糸切れ
原因も減るため糸質および生産効率が向上するという効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】精紡機においてトラベリングクリーナに、管路
切り替え手段を有する分岐管路を接続した時の概略を示
す側面図。
【図2】精紡機においてトラベリングクリーナに、管路
切り替え手段を有する分岐管路を接続した時の概略を示
す上面図。
【図3】実施例1の概略説明図。
【図4】実施例2の概略説明図。
【図5】実施例2、3における分岐管路の断面図。
【図6】実施例3の概略説明図。
【図7】精紡機におけるトラベリングクリーナの概略を
示す側面図。
【図8】精紡機におけるトラベリングクリーナの概略を
示す上面図。
【符号の説明】
1:トラベリングクリーナ、2:紡機機台、3:レー
ル、4:台車、5:ブローユニット、6:サクションユ
ニット、7:L字型管路、8:ブローノズル、9:ブロ
ーパイプ、10:L字型管路、11:サクションノズ
ル、12:サクションパイプ、13:分岐管路、14:
切り替えダンパ、15:ブロー空気通過穴、16:位置
決めストップピン、17:ストッパ、18:モータ、1
9:ピストン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紡機機台の上方に架設されたレールに沿
    って長手方向に移動しながら清掃してゆくトラベリング
    クリーナ(1)において、該トラベリングクリーナ
    (1)のブローユニット(5)とL字型管路(7)の水
    平部分との間に逆T字型管路を有する分岐管路(13)
    を接続して、天井部に指向した送気開口を形成し、該分
    岐管路(13)分岐部に管路の切り替え手段を設け、こ
    の切り替え手段を作用させることにより、該分岐管路
    (13)入口部より管路内に導かれたブロー空気が機台
    ブロー用もしくは天井ブロー用に切り替わって、機台部
    および天井部に堆積した風綿を吹き払うことを特徴とす
    る紡機の清掃方法。
JP4042392A 1992-01-29 1992-01-29 紡機の清掃方法 Pending JPH05209326A (ja)

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JP4042392A JPH05209326A (ja) 1992-01-29 1992-01-29 紡機の清掃方法

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