JPH0520922U - 走行車体の操作ダイヤル装置 - Google Patents

走行車体の操作ダイヤル装置

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JPH0520922U
JPH0520922U JP077560U JP7756091U JPH0520922U JP H0520922 U JPH0520922 U JP H0520922U JP 077560 U JP077560 U JP 077560U JP 7756091 U JP7756091 U JP 7756091U JP H0520922 U JPH0520922 U JP H0520922U
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JP
Japan
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operation dial
rubber plate
dial
fitted
vehicle body
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Pending
Application number
JP077560U
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English (en)
Inventor
辰彦 野島
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
Original Assignee
MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作ダイヤル装置部の防水作用と同時に、操
作ダイヤル21aの回動操作時に回動抵抗を付与し、安
定した操作性を備えた操作ダイヤル装置を安価に提供す
る。 【構成】 走行車体の操作面17a上に、操作ダイヤル
の内側内周面21bに嵌合密着するドーナツ形状のゴム
板26を接着した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、走行車体に設ける各種の操作ダイヤル装置部の防水と同時に安定し た操作性を有する操作ダイヤル装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、農用トラクタ等の走行車体には、耕深制御用の耕深設定ボリューム等各 種の操作ダイヤルが設けられている。 そして、これらの操作ダイヤルは、ポテンショメータ或いはスイツチ類の操作 軸に嵌合され、走行車体の操作面上に於いて露出した状態で設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上述の従来のものでは、操作面から突出する操作軸部から雨水、露並びに洗車 水等が侵入し、装置に漏電障害を起こしたり操作部に錆びが発生し作動不良とな ったりする欠点があった。 そこで、本考案は上記問題点に鑑み、操作ダイヤル装置部の防水作用と同時に 、操作ダイヤルの回動操作時にある程度の回動抵抗を付与し安定した操作性を備 えた操作ダイヤル装置を安価に提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、走行車体の操作面17a上に突出した操作軸に嵌合し、回動 操作すべく設けた操作ダイヤル21aにおいて、前記操作面上には、前記操作ダ イヤルの内側内周面21bに嵌合密着するドーナツ形状のゴム板26を接着した ものである。
【0005】
【作用】
上述の構造に基づき、操作面17a上から侵入しようとする雨水等は、底部が 操作面上に接着されていて、しかも上部が操作ダイヤル21aの内側内周面21 bに嵌合密着しているゴム板26で確実に阻止されることになる。 また、このゴム板26はダイヤル内周面21bに密着している為、ダイヤルの 回動時にはこの密着部で摩擦抵抗が発生し回動抵抗を付与することになる。
【0006】
【考案の効果】
本考案は、走行車体の操作面17a上に突出した操作軸に嵌合し、回動操作す べく設けた操作ダイヤル21aにおいて、前記操作面上には、前記操作ダイヤル の内側内周面21bに嵌合密着するドーナツ形状のゴム板26を接着したもので あるので、このゴム板26により、雨水、露並びに洗車水等の装置内への侵入を 確実に防止できる。 そして同時に、このゴム板26は、操作ダイヤル21aの内周面21bとの摩 擦抵抗によって操作ダイヤル21aに回動抵抗を付与し、この回動抵抗で、操作 ダイヤル21aの微操作が良好に行えると共に、走行車体の振動や走行車体の運 転中に操作ダイヤル21aに手などが触れた場合に不用意に操作ダイヤル21a が回動することを防止でき、安定した操作性を有する操作ダイヤル装置を、ゴム 板26を一枚介在するだけで安価に提供できる。
【0007】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図面において、1は農用トラクタの走行車体であって、該走行車体1の後部に は、昇降リンク機構2を介してロータリ作業部3が昇降自在に連結されるが、該 作業部3を、油圧シリンダ4の伸縮作動に伴うリフトアーム5の上下揺動により 昇降させる等の基本構成は従来通りである。
【0008】 11は作業部3の後端部に設けられるリヤカバーであって、該リヤカバー11 は、支軸12に上下揺動自在に取付けられると共に、弾機11aにより常時下方 に向けて押圧付勢され、さらには耕深検知センサ(リヤカバー11の揺動角度に 基づいて耕深を検知するポテンシヨメータ)13に連繋されるが、上記支軸12 には、メインカバー6の周面に沿うべく円弧状に湾曲し、かつ断面略コ字状に形 成された左右一対のガイドレール12aが固設されていて、これらガイドレール 12aが前記メインカバー6の上面に固設された、複数のガイドローラ9を並設 した左右一対のローラブラケツト10にそれぞれ外嵌している。 つまり、リヤカバー11は、耕耘爪8の爪軸7を略中心とする円弧に沿って移 動自在であり、浅耕時には後方下方に、また深耕時には前方上方側に位置するこ とにより常に適正な接地姿勢を維持するようになっている。
【0009】 さらに、14は作業部3のトップマスト15に取り付けられる電動シリンダで あって、該電動シリンダ14は、トルクリミッタを備え、そして先端部が枢結さ れるリヤカバー11(支軸12)を後述する制御部16からの作動指令に基づく 伸縮作動により移動せしめるようになっている。
【0010】 前記制御部16は、所謂マイクロコンピュータ等を用いて構成される制御ユニ ットであるが、このものは、前記耕深検知センサ13、昇降操作スイツチ19、 耕深自動スイツチ20、耕深設定ボリューム21、リヤカバー手動スイツチ22 、電動シリンダ14の伸縮長さを検知するシリンダ長センサ23、昇降操作レバ ー18の前後揺動角を検知するレバー角センサ24等から信号を入力し、これら 入力信号に基づく判断で、油圧シリンダ4、電動シリンダ14等に作動指令を出 力するようになっている。
【0011】 17は運転席の側方に配設されるサイドパネルであって、該サイドパネル17 には、昇降操作レバー18、昇降操作スイツチ19、耕深自動スイツチ20、耕 深設定ボリューム21、リヤカバー手動スイツチ22等が設けられている。 そして、特に上記耕深設定ボリューム21の操作ダイヤル21aは、サイドパ ネル17の内側に固定したポテンシヨメータ25から、前記サイドパネル17の 操作面17a上に突出したポテンシヨメータ軸25aに嵌合され、外部に露出し た状態で取付けられている。
【0012】 26はゴム板であって、その底面部は操作面17a上に接着されており、ゴム 板26の上方側側面はポテンシヨメータ軸25aに嵌合した操作ダイヤル21a の内側内周面21bに密着し、ゴム板26の上面部は操作ダイヤル21aの内側 底面21cに密着した状態で操作ダイヤル21aの内側に嵌合密着している。
【0013】 叙述の如く構成された本考案の実施例において、図1の耕深設定ボリューム2 1の操作ダイヤル21aを回動操作し、ロータリ作業機3の耕深を所定の値に設 定してロータリ耕耘作業を行うが、操作ダイヤル21aの回動時には、前記ゴム 板26と操作ダイヤル21aの内側面との間で摩擦抵抗が発生し、回動抵抗が付 与されることになる。 この回動抵抗により、操作ダイヤル21aの微操作が良好に行えると共に、農 用トラクタ1の振動や、運転者が誤ってトラクタ1の運転中に外部に露出してい る操作ダイヤル21aに手などが触れた場合に不用意に操作ダイヤル21aが回 動することを防止している。 また、このゴム板26の底面部は操作面17a上に接着され、且つ、上方側が 前述の如く操作ダイヤル21aの内側面(内側内周面21b並びに内側底面21 c)に密着した状態で嵌合しているので、雨水、露並びに洗車水等が操作面17 a内部のポテンシヨメータ25部に侵入することを、このゴム板26により確実 に遮られ、確実な防水作用を備えているものである。 このように、ゴム板26は防水作用と同時に操作ダイヤル21aに回動抵抗を 付与している。
【0014】 尚、前記ゴム板26を操作面17a上に接着する場合は、ポテンシヨメータ軸 25aから取り外した操作ダイヤル21aの内側面にゴム板26を嵌合密着させ 、この操作ダイヤル21aの内側面に保持された状態のゴム板26の底面部に接 着材を塗布し、この操作ダイヤル21aを操作面17a上から突出するポテンシ ヨメータ軸25aに嵌合し操作面17a上に押し付ければ、操作ダイヤル21a に保持されたゴム板26は操作面17a上の適正な位置に接着される。 このように、ゴム板26が操作ダイヤル21aに嵌合密着されるものであるの で、ゴム板26を操作面17a上へ接着する場合にもその位置決めが正確且つ容 易で、簡単に接着出来るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】操作ダイヤル21a装置部の説明図である。
【図2】ゴム板26の平面図である。
【図3】ゴム板26の側面図である。
【図4】操作ダイヤル21aの内側にゴム板26を嵌合
した状態を示す底面図である。
【図5】サイドパネルの平面図である。
【図6】トラクタの側面図である。
【図7】同上平面図である。
【図8】制御機構の概略を示すブロツク図である。
【符号の説明】
17a 操作面 21a 操作ダイヤル 25a ポテンシヨメータ軸 26 ゴム板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車体の操作面17a上に突出した操
    作軸に嵌合し、これを回動操作すべく設けた操作ダイヤ
    ル21aにおいて、前記操作面上には、前記操作ダイヤ
    ルの内側内周面21bに嵌合密着するドーナツ形状のゴ
    ム板26を接着したことを特徴とする走行車体の操作ダ
    イヤル装置。
JP077560U 1991-08-30 1991-08-30 走行車体の操作ダイヤル装置 Pending JPH0520922U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP077560U JPH0520922U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 走行車体の操作ダイヤル装置

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JP077560U JPH0520922U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 走行車体の操作ダイヤル装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0520922U true JPH0520922U (ja) 1993-03-19

Family

ID=13637405

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JP077560U Pending JPH0520922U (ja) 1991-08-30 1991-08-30 走行車体の操作ダイヤル装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS631388U (ja) * 1986-06-23 1988-01-07
JPS6342452B2 (ja) * 1982-03-15 1988-08-23 Matsushita Electric Works Ltd

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6342452B2 (ja) * 1982-03-15 1988-08-23 Matsushita Electric Works Ltd
JPS631388U (ja) * 1986-06-23 1988-01-07

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