JPH05208712A - 連結具 - Google Patents

連結具

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JPH05208712A
JPH05208712A JP22080891A JP22080891A JPH05208712A JP H05208712 A JPH05208712 A JP H05208712A JP 22080891 A JP22080891 A JP 22080891A JP 22080891 A JP22080891 A JP 22080891A JP H05208712 A JPH05208712 A JP H05208712A
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JP
Japan
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engagement
piece
main body
upward
frame
Prior art date
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Pending
Application number
JP22080891A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiromasa Sano
弘昌 佐野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daifuku Co Ltd
Original Assignee
Daifuku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daifuku Co Ltd filed Critical Daifuku Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本体11の上部から内方に屈曲したのち上方へ
屈曲する上位係合片12を連設し、本体11の下部から内方
に屈曲したのち下方へ屈曲する下位係合片13を連設し、
係合孔7の上下幅Hに対して、上位係合片12の上方突出
高さH1 を長く、下位係合片13の下方突出高さH2 を短
く形成し、本体11の中央部から、上方に向く係止片14を
外方への切り越しにより形成した。 【効果】 上位係合片と下位係合片とはプレス成形によ
り、係止片は切り越しプレス成形により形成でき、溶接
作業などを行うことなく容易に得ることができる。上位
係合片と下位係合片とを上下方向の係合孔に係止させた
第1部材への取付け時には、板状の本体の扁平な内面を
第1部材の外面に当接でき、 取付けはガタつくことなく
好適に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえば枠組み棚にお
いて、上下方向の支柱に対して横方向の棚フレームを連
結するのに用いられる連結具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の連結具としては、たとえ
ば実公平3−33684 号に見られる取付け金具が提供され
ている。この取付け金具の本体は、外形がほぼ扁平直方
体状でかつ無底箱状に形成され、この本体の内面から上
下一対の係止片を突設するとともに、本体の外面中央部
に段付きピンを溶接により固着している。そして支柱に
形成した係止孔に両係止片を係合させることで、この支
柱に取付け金具を取付け、次いで棚枠の側桟を段付きピ
ンに上方から係合させることで、支柱に対して棚枠を装
着している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の構成に
よると、取付け金具の本体は四辺を直角に折曲すること
から容易に形成できず、また四角縁状の折曲部の端面が
支柱の外面に当接することから、折り曲げ量の誤差によ
り支柱への取付け時に四端面の面接触が好適に行われ
ず、ガタつくことになる。さらに段付きピンを固着する
ための溶接作業が必要になる。
【0004】本発明の目的とするところは、溶接作業な
どを行うことなく容易に形成し得、しかも他部材への取
付けはガタつくことなく好適に行える連結具を提供する
点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
第1発明の連結具は、上下方向に複数の係合孔を形成し
た第1部材に下向きの被係止部を形成した第2部材を連
結するに用いる連結具であって、本体の上部から内方に
屈曲したのち上方へ屈曲する上位係合片を連設するとと
もに、本体の下部から内方に屈曲したのち下方へ屈曲す
る下位係合片を連設し、前記係合孔の上下幅に対して、
前記上位係合片の上方突出高さを長く形成するととも
に、前記下位係合片の下方突出高さを短く形成し、前記
本体の中央部から、上方に向く係止片を外方への切り越
しにより形成している。
【0006】そして本第2発明の連結具は、係止片から
本体に亘っての外面間にリブ部を形成している。
【0007】
【作用】かかる本第1発明の構成によると、たとえば上
位係合片と下位係合片とはプレス成形により、また係止
片は切り越しプレス成形により形成し得、したがって溶
接作業などを行うことなく容易に形成し得る。そして上
位係合片と下位係合片とを上下方向の係合孔に係止させ
た第1部材への取付け時においては、板状の本体の扁平
な内面が第1部材の外面に当接することから、 その取付
けはガタつくことなく行える。
【0008】また本第2発明の構成によると、荷重によ
り最も損傷し易い係止片の付け根部分をリブ部により補
強し得る。
【0009】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づいて説明
する。図5、図8、図9において1は枠組みフレーム
で、それぞれ左右一対の前部支柱2ならびに後部支柱3
と、前後で相対向した支柱2,3の上端間ならびに下端
間を連結する前後ラチス4と、前部支柱2の上部と後部
支柱3の下部とを連結する斜めラチス5と、両前部支柱
2の上端間ならびに下端間および両後部支柱3の上端間
ならびに下端間を連結する左右ラチス6とにより構成さ
れる。ここで後部支柱3は垂直状に立設され、また前部
支柱2は、上部ほど後部支柱3側に位置するように傾斜
して立設される。
【0010】各支柱2,3は第1部材の一例であって、
一面が開放した角筒型材状に形成され、その開放部を前
後で相対向させて立設される。そして両支柱2,3の側
板部2a,3aには、前後方向で長い矩形状の係合孔7
が上下方向で所定ピッチ置きに複数形成してある。そし
て、或る一定の数置き(たとえば10個置きや5個置き)
の係合孔7には、たとえば上方への切欠き8を設け、こ
の切欠き8を目印として係合孔7の数(段)を数えやす
くしている。
【0011】図1〜図6に示すように、前記支柱2,3
に対して係脱自在な連結具10は、その本体11を矩形板状
に形成している。そして本体11の上部から内方に屈曲し
たのち上方へ屈曲する上位係合片12を連設するととも
に、本体11の下部から内方に屈曲したのち下方へ屈曲す
る下位係合片13を連設している。すなわち上位係合片12
は、本体11の上部から内方に屈曲する上位受け部12a
と、この上位受け部12aから上方へ屈曲する上位係合部
12bとからなる。また下位係合片13は、本体11の下部か
ら内方に屈曲する下位受け部13aと、この下位受け部13
aから下方へ屈曲する下位係合部13bとからなる。
【0012】ここで上位係合片12ならびに下位係合片13
の幅W1 は、前記係合孔7の横幅Wに対して少し短く設
定してあり、また両受け部12a,13aの突出量T1 は側
板部2a,3aの厚さTに対して少し長く設定してあ
る。さらに前記係合孔7の上下幅Hに対して、前記上位
係合部12bの上方突出高さH1 を長く形成するととも
に、前記下位係合部13bの下方突出高さH2 を短く形成
している。
【0013】前記本体11の中央部から、上方に向く係止
片14を外方への切り越しにより形成している。すなわち
係止片14は、本体11の下部から外方に屈曲する受け部14
aと、この受け部14aから上方へ屈曲する係止部14bと
からなる。そして、この係止部14bから本体11の下部に
亘っての外面間に、外方に突のリブ部15を形成してい
る。ここで連結具10は、たとえば切り越しプレス成形に
より、両係合片12,13、係止片14、リブ部15を含めて形
成し得るものである。
【0014】前記支柱2,3の左右列間に配設される棚
フレーム20は、左右一対の側枠21と、これら側枠21の中
間を連結する前後複数の支持枠22と、両側枠21の前端間
を連結する前部棚枠23と、両側枠21の後端間を連結する
後部棚枠24とからなる。前記側枠21は第2部材の一例で
あって、その下面に形成した上方への切欠部を被係止部
25として、前記係止片14に対して上方から係脱自在とし
ている。
【0015】前記枠組みフレーム1に対する棚フレーム
20の配設は、前部棚枠23が下位となるよう傾斜して、か
つ上下複数段(実施例では3段)に行われる。前部棚枠
23と後部棚枠24とに前後端が位置決めされて支持され、
かつ中間部が支持枠22に支持されるホイールレール30
は、断面U型のフレーム31と、このフレーム31に取り付
けた多数のローラ32とからなり、棚幅方向において複数
列が配設される。また棚フレーム20には、棚幅方向で複
数に区画するためのガイド35やストッパ36などが配設さ
れる。
【0016】次に上記の枠組み棚の組立てを説明する。
枠組みフレーム1を組み立てたのち、まず支柱2,3の
所定位置に対して連結具10が装着される。この装着を行
おうとする係合孔7の位置は、切欠き8を目印として容
易に確認し得る。連結具10の装着は、図6の実線で示す
ように、目的とする係合孔7に上位係合片12を斜め下方
から差し込むことで開始される。この差し込みは上位受
け部12aが係合孔7の上縁に当接するまで行われ、これ
により上位係合部12bが側板部2a,3aの裏面側に位
置する。
【0017】次いで上位受け部12aの当接部分を支点と
して連結具10を回動させ、図6の仮想線に示すように、
本体11を側板部2a,3aの表面に当接させるととも
に、目的とする係合孔7に下位係合片13を側方から差し
込む。そして本体11を下降させることで、図7に示すよ
うに、下位係合部13bを側板部2a,3aの裏面側に位
置させ係合させる。このとき上位係合部12bは係合孔7
との上下寸法の関係で側板部2a,3aの裏面側に位置
したままで係合が維持される。
【0018】このようにして連結具10を装着したのち、
対応した連結具10間に亘って棚フレーム20が上方から装
着される。この装着は図7に示すように、係止片14に被
係止部25を上方から係止させることで行われる。その後
に棚フレーム20に対してホイールレール30やガイド35な
どが装着されて使用可能となる。
【0019】使用時において物品38や棚フレーム20など
の荷重は連結具10を介して枠組みフレーム1側で支持さ
れるが、このとき荷重により最も損傷し易い係止片14の
付け根部分はリブ部15により補強していることから、損
傷の発生し難いものにし得る。
【0020】上記実施例では第1部材として支柱2,3
を示し、第2部材として棚フレーム20の側枠21を示した
が、これは支柱に対する腕木装置の連結など、種々な部
材の連結に使用できる。
【0021】
【発明の効果】上記構成の本第1発明によると、たとえ
ば上位係合片と下位係合片とはプレス成形により、また
係止片は切り越しプレス成形により形成することがで
き、したがって溶接作業などを行うことなく容易に得る
ことができる。そして上位係合片と下位係合片とを上下
方向の係合孔に係止させた第1部材への取付け時におい
ては、板状の本体の扁平な内面を第1部材の外面に当接
させることができ、 その取付けはガタつくことなく好適
に行うことができる。
【0022】また本第2発明によると、荷重により最も
損傷し易い係止片の付け根部分をリブ部により補強で
き、したがって第2部材側の荷重が大なものでも容易に
採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、連結具の斜視図であ
る。
【図2】同連結具の側面図である。
【図3】同連結具の正面図である。
【図4】同連結具の平面図である。
【図5】同連結具装着前の斜視図である。
【図6】同連結具装着途中の縦断正面図である。
【図7】同連結具装着時の縦断正面図である。
【図8】同枠組み体の側面図である。
【図9】同枠組み体の正面図である。
【符号の説明】
1 枠組みフレーム 2 前部支柱(第1部材) 3 後部支柱(第1部材) 7 係合孔 8 切欠き 10 連結具 11 本体 12 上位係合片 13 下位係合片 14 係止片 15 リブ部 20 棚フレーム 21 側枠(第2部材) 25 被係止部 30 ホイールレール H 上下幅 H1 上方突出高さ H2 下方突出高さ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下方向に複数の係合孔を形成した第1
    部材に下向きの被係止部を形成した第2部材を連結する
    に用いる連結具であって、本体の上部から内方に屈曲し
    たのち上方へ屈曲する上位係合片を連設するとともに、
    本体の下部から内方に屈曲したのち下方へ屈曲する下位
    係合片を連設し、前記係合孔の上下幅に対して、前記上
    位係合片の上方突出高さを長く形成するとともに、前記
    下位係合片の下方突出高さを短く形成し、前記本体の中
    央部から、上方に向く係止片を外方への切り越しにより
    形成したことを特徴とする連結具。
  2. 【請求項2】 係止片から本体に亘っての外面間にリブ
    部を形成したことを特徴とする請求項1記載の連結具。
JP22080891A 1991-09-02 1991-09-02 連結具 Pending JPH05208712A (ja)

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JP22080891A JPH05208712A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 連結具

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JP22080891A JPH05208712A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 連結具

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ID=16756887

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5605818B1 (ja) * 2014-06-02 2014-10-15 株式会社玉俊工業所 支柱取付構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5605818B1 (ja) * 2014-06-02 2014-10-15 株式会社玉俊工業所 支柱取付構造
JP2015226699A (ja) * 2014-06-02 2015-12-17 株式会社玉俊工業所 支柱取付構造

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