JPH05208588A - 3次元加工機における作画方法 - Google Patents

3次元加工機における作画方法

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JPH05208588A
JPH05208588A JP4212392A JP4212392A JPH05208588A JP H05208588 A JPH05208588 A JP H05208588A JP 4212392 A JP4212392 A JP 4212392A JP 4212392 A JP4212392 A JP 4212392A JP H05208588 A JPH05208588 A JP H05208588A
Authority
JP
Japan
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head
work
tool
pickup
spindle
Prior art date
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Pending
Application number
JP4212392A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Miyasaka
俊章 宮坂
Shinya Nozawa
伸也 野沢
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Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
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Publication date
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  • Control Of Cutting Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 3次元加工機に作画機能を具備させる。 【構成】 ツール38を装備するためのスピンドル2
6に筆記具60を軸方向にスライド自在に挿着可能とす
る。スピンドル26を保持するヘッド28には、ピック
アップ40が昇降自在に支持されている。作画を行なう
場合には、ツール38の替わりに筆記具60をスピンド
ルヘッド26に挿着する。コントローラに予め、ワーク
18にピックアップ40が、当接したときの筆記具60
先端とワーク18との間の距離Dを入力しておく。作画
時、ヘッド18を下降して、ピックアップ40をワーク
18に当接させ、更に、所定距離D+筆圧ストローク分
Aだけヘッド18を下降し、筆記具60を自重によって
ワーク18に当接させる。該状態において、ヘッド18
をXY軸方向に移動して、ワーク18上に作画を行な
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は3次元加工機における作
画方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の3次元加工機は、ツールを保持す
るヘッドをX,Y軸及びZ軸方向に移動制御して、ベー
ス上にセットしたワークに3次元加工を行なっている。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】3次元加工データに
よって、ワークに3次元加工をする前に、ワーク上に実
際にどのようにツールが移動するか確認したい場合があ
る。しかるに、従来の3次元加工機では、3次元加工デ
ータによって筆記具によってワーク上にツールの軌跡を
下書きする機能が在しない。本発明は、3次元加工機に
下書き機能を付与することを目的とするものである。
【0004】
【問題点を解決する手段】上記目的を達成するため、本
発明は、回転駆動装置に連係するスピンドルヘッド26
を備えたヘッド18に、前記スピンドルヘッド26の先
端より下方に位置させてピックアップ40を昇降自在に
設け、前記ピックアップ40が物体に接触したことを検
出するセンサ54を設け、前記ヘッド18をベース2面
に対してXY軸方向に移動するとともに、前記ヘッド1
8を前記ベース2面に対して垂直なZ軸方向に昇降制御
して、前記スピンドルヘッド26にチャック36を介し
て脱着可能に装着したツール38により、前記ベース2
上のワーク19に3次元加工を行なう3次元加工機にお
いて、前記スピンドル26に前記ツール38の替わり
に、筆記具60をスライド自在に挿入配置し、予め、前
記ワーク19に前記ピックアップ40が当接したときの
ワーク19と前記筆記具60の先端との距離Dをコント
ローラに入力し、作画時、前記ヘッド18を下降して前
記ピックアップ40をワーク19に当接させ、更にこの
当接状態から前記ヘッド18を前記距離Dに所定ストロ
ーク分Aを加算した量だけ下降して前記筆記具60をそ
の自重により前記ワーク19に当接し、該状態で前記ヘ
ッド18をXY軸方向に移動して前記ワーク19に作画
を行なうようにしたものである。
【0005】
【実施例】以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例
を参照して詳細に説明する。図4は3次元加工機を示
し、ワーク18を載置位置決めするワーク支持面が形成
されたベース2を備えている。
【0006】4は、移動体であり、前記ベース2に対し
て平行な平面内で所望のX−Y軸方向に並進移動可能に
XYガイド機構によって支持されている。前記XYガイ
ド機構は、ベース2に固設されたY軸レール6,8とこ
れに沿って移動自在なカーソル10,12に架設された
X軸レール14,16とから構成され、前記移動体4
は、前記X軸レール14,16に移動可能に連結してい
る。
【0007】前記カーソル10,12に及び移動体4は
コントローラによって制御される2軸駆動装置に連結し
ている。前記移動体4には、ヘッド18が昇降可能に取
り付けられている。前記移動体4の内部には、昇降体
(図示省略)が昇降可能に支持され、該昇降体に支持ア
ーム20,22(図4参照)が固設されている。
【0008】前記ヘッド18は、前記支持アーム20,
22に支持されている。前記昇降体は、移動体4内に配
置された昇降駆動装置に連結し、該昇降体の昇降運動
は、エンコ−ダによってパルス信号に変換され、コント
ローラにフィードバックされるように構成されている。
【0009】コントローラは、前記エンコ−ダのパルス
信号をパルスカウンターによってカウントすることによ
って、昇降体、即ちヘッド18の基準位置(カウントク
リア位置)からの昇降量を測定認識することが出来るよ
うに構成されている。前記ヘッド18には、図2に示す
如く、管状のホルダー24が固設され、このホルダー2
4に管状のスピンドル26がボールベアリング28,3
0を介して、軸方向にずれないように回転自在に嵌挿配
置されている。
【0010】前記スピンドルヘッド26の上部にベルト
プーリ32が固設されている。前記移動体4に配設され
た前記昇降体にモータ(図示省略)が固設され、該モー
タの出力軸に固着されたベルトプーリ(図示省略)と前
記プーリ32との間に無端状のベルト34が掛け渡され
ている。
【0011】前記スピンドル26の下部には、コレット
チャック36が嵌合配置され、スピンドル26の下部に
螺合する締付部材37によって、スピンドル26に支持
されている。前記締付部材37をスピンドル26のねじ
部に締付方向にねじ込むと、コレットチャック36が閉
じ、スピンドル26に嵌挿されたツール38が、コレッ
トチャック36を介してスピンドル26に固定されるよ
うに構成されている。
【0012】締付部材37を逆方向に回し、コレットチ
ャック36に対する押し上げ力を解除すると、コレット
チャック36が開き、ツール38のスピンドル26に対
する固定が解除されるように構成されている。40は、
環状のピックアップであり、アーム42に固定され、該
ピックアップ40は、前記スピンドル26の下方に配置
されている。
【0013】前記アーム42は、ブロック44に固定さ
れ、該ブロック44に2本のスライド軸46,48が固
定されている。前記スライド軸46,48は、前記ヘッ
ド18に、ベース2に対して垂直な方向にスライド自在
に支持されている。
【0014】前記、スライド軸46,48の上部に固定
された取付部材50に、スリット板52が固定され、該
スリット板52は、前記ヘッド18のブラケットに固設
されたセンサ54の読取凹部に遊嵌配置されている。
【0015】前記スリット板52とセンサ54とはリニ
アエンコーダを構成し、センサ54はコントローラに接
続している。前記スライド軸46,48は、所定の最下
降位置において下方向の移動が、前記ヘッド18のスト
ッパー面に係止されるように構成されている。56はヘ
ッドカバーである。58は前記ベース2の絶縁体平面上
に載置固定されたワーク検出センサであり、図5に示す
ように、これに電圧が印加されている。
【0016】前記ワーク検出センサ58にツール38あ
るいは金属性チップ筆記具60などの導電体が触れ、該
センサ58が導電体を通じてアースされると、物体検出
信号をライン62からコントローラに出力するように構
成されている。前記3次元加工機の操作パネルには、前
記移動体4のXY軸方向の駆動装置及び昇降体の昇降駆
動装置を制御する手操作用のスイッチが設けられてい
る。
【0017】60は、通電可能な金属性チップから成る
筆記具であり、スピンドル26にスライド自在に挿入可
能な形状に設定され、コレットチャック36を開いた状
態で、スピンドル26内に挿入すると、上部に固定され
た座金64がプーリ32の上面に自重により載置され、
且つ先端部60aがスピンドル26の下端から所定長さ
突出するように構成されている。
【0018】次に本実施例の作用について説明する。ベ
ース2上にセットしたワーク19の表面に、ツール38
の加工軌跡を下書きする場合には、スピンドル26にツ
ール38の替わりに、コレットチャック36を開いた状
態で筆記具60を挿入する。この場合、予め、ワーク1
9に対するピックアップ40当接時の、筆記具60先端
とワーク19上面との間の距離Dを測定しておき、この
値Dをコントローラに入力しておく。
【0019】作画時、コントローラは、ヘッド18を下
降して、ワーク19の上面にピックアップ40を当接す
る。ワーク19にピックアップ40が当接すると、ピッ
クアップ40が上方向に微動し、この微動はセンサ54
によって検出される。
【0020】コントローラは、ピックアップ40がワー
ク19に当接した後、更に、ヘッド18を距離D+A
程、下降させる。このAは、ワーク19に筆圧がかかる
ためのわずかな距離(2乃至3ミリメートル)である。
上記ヘッド18の下降によって、筆記具60の先端は、
自重によって、ワーク19に当接する。
【0021】次に、コントローラは、スピンドル26回
転用のモータを停止させた状態で、ツールの加工軌跡デ
ータに基いて、移動体4をXY軸方向に移動制御し、ワ
ーク19上に作図を行なう。上記距離Dは、次のような
方法によっても求めることが出来る。
【0022】上記距離Dを求める方法を図6に示すフロ
ーチャートを参照して以下に説明する。導電性の筆記具
60をスピンドル26に装着した状態で、ヘッド18を
ワーク検出用センサ58の上方に移動し、該位置でヘッ
ド18を下降する(ステップ1)。
【0023】コントローラは、ステップ2でピックアッ
プ40がセンサ58の上面に接触したか否か判断し、接
触をセンサ54の出力によって確認すると、パルスカウ
ンターをリセットして、該位置からのヘッド18の下降
量に伴うパルスのカウントを開始する(ステップ3)。
次に、筆記具60の先端が、ワーク検出センサ42に当
接したか否か判断し(ステップ4)、肯定を判断すると
ヘッド18の下降を停止する(ステップ5)。且つ、ヘ
ッド18の下降量のカウントを停止し(ステップ6)、
カウンターのカウント値Dをコントローラの記憶装置に
メモリする。更に、カウンターをリセットする(ステッ
プ8)。
【0024】スピンドル26から筆記具60を外し、ス
ピンドル26にツール38を挿着して、ワーク19に加
工を行なう場合、コントローラは、移動体4内のモータ
を駆動して、スピンドル26を高速回転する。スピンド
ル26の高速回転に伴って、ツール38が高速回転す
る。
【0025】一方コントローラーは、ワーク19に対し
て、ヘッド18を昇降制御するとともに、ヘッド18を
X−Y軸方向に移動して、ツール38によってワーク1
9を3次元加工する。
【0026】
【効果】本発明は上述の如く、筆記具が自重でワークに
当接され、筆記具がヘッドに対してスライド自在なた
め、ワークの加工面に多少凸凹があっても、一定の筆圧
で作画をすることが出来る効果が在する。
【図面の簡単な説明】
【図1】外観図である。
【図2】断面図である。
【図3】断面図である。
【図4】平面図である。
【図5】説明図である。
【図6】フローチャートである。
【符号の説明】
2 ベース 4 移動体 6 Y軸レール 8 Y軸レール 10 カーソル 12 カーソル 14 X軸レール 16 X軸レール 18 ヘッド 20 支持アーム 22 支持アーム 24 ホルダー 26 スピンドル 28 ボールベアリング 30 ボールベアリング 32 ベルトプーリ 34 ベルト 36 コレットチャック 37 締付部材 38 ツール 40 ピックアップ 42 アーム 44 ブロック 46 スライド軸 48 スライド軸 50 取付部材 52 スリット板 54 センサ 56 ヘッドカバー 58 ワーク検出センサ 60 筆記具 64 座金

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動装置に連係するスピンドルヘッ
    ド26を備えたヘッド18に、前記スピンドルヘッド2
    6の先端より下方に位置させてピックアップ40を昇降
    自在に設け、前記ピックアップ40が物体に接触したこ
    とを検出するセンサ54を設け、前記ヘッド18をベー
    ス2面に対してXY軸方向に移動するとともに、前記ヘ
    ッド18を前記ベース2面に対して垂直なZ軸方向に昇
    降制御して、前記スピンドルヘッド26にチャック36
    を介して脱着可能に装着したツール38により、前記ベ
    ース2上のワーク19に3次元加工を行なう3次元加工
    機において、前記スピンドル26に前記ツール38の替
    わりに、筆記具60をスライド自在に挿入配置し、予
    め、前記ワーク19に前記ピックアップ40が当接した
    ときのワーク19と前記筆記具60の先端との距離Dを
    コントローラに入力し、作画時、前記ヘッド18を下降
    して前記ピックアップ40をワーク19に当接させ、更
    にこの当接状態から前記ヘッド18を前記距離Dに所定
    ストローク分Aを加算した量だけ下降して前記筆記具6
    0をその自重により前記ワーク19に当接し、該状態で
    前記ヘッド18をXY軸方向に移動して前記ワーク19
    に作画を行なうようにしたことを特徴とする作画方法。
  2. 【請求項2】 前記筆記具60を導電材と成し、前記ベ
    ース2にワーク検出センサ58をセットし、該ワーク検
    出センサ58上に前記スピンドル26を移動し、前記ヘ
    ッド18の下降によって、前記ピックアップ40が前記
    ワーク検出センサ58に当接したとき該当接状態を検出
    し、該検出時から更に前記筆記具60の先端が前記ワー
    ク検出センサ58に当接するまでの前記ヘッド18の下
    降量を測定し、該下降量を前記距離Dとして前記コント
    ローラに入力するようにしたことを特徴とする請求項1
    に記載の3次元加工機における作画方法。
JP4212392A 1992-01-31 1992-01-31 3次元加工機における作画方法 Pending JPH05208588A (ja)

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