JPH05146947A - 3次元加工機におけるz軸原点検出方法 - Google Patents

3次元加工機におけるz軸原点検出方法

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JPH05146947A
JPH05146947A JP33617491A JP33617491A JPH05146947A JP H05146947 A JPH05146947 A JP H05146947A JP 33617491 A JP33617491 A JP 33617491A JP 33617491 A JP33617491 A JP 33617491A JP H05146947 A JPH05146947 A JP H05146947A
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JP
Japan
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spindle head
work
tool
sensor
head
Prior art date
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Pending
Application number
JP33617491A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Miyasaka
俊章 宮坂
Shinya Nozawa
伸也 野沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mutoh Industries Ltd
Original Assignee
Mutoh Industries Ltd
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Publication date
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Priority to US07/974,841 priority patent/US5393288A/en
Priority to FR9214201A priority patent/FR2684603B1/fr
Priority to BE9201035A priority patent/BE1006060A5/fr
Priority to DE4239833A priority patent/DE4239833C2/de
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 ワークを変えても、あらためて工具の昇降に
よるZ軸原点検出動作を行なうことなく、スピンドルヘ
ッドの下降によってZ軸原点を検出し、ただちにワーク
加工動作に入れるようにする。 【構成】 スピンドルヘッド20をワーク検出センサ4
2の上方から下降させる。フラグがフラグセンサ40に
検出される。このときのスピンドルヘッド20の高さを
ゼロ基準として、更にスピンドルヘッド20を下降させ
る。センサ42が工具18の先端の検出信号を出力する
までの下降距離Dをメモリに記憶する。ワークに対し
て、スピンドルヘッド20を下降し、ワーク検出部材3
6がワークに当接してフラグがフラグセンサ40に検出
されたときのスピンドルヘッド20の位置を基準とし
て、更にスピンドルヘッド20を前記距離Dだけ下降し
た位置をスピンドルヘッド20のZ軸原点とし、そのま
ま工具18の制御を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は3次元加工機におけるZ
軸原点検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】此種の3次元加工機においては、スピン
ドルヘッドにツール即ち工具を装着させ、スピンドルヘ
ッドを下降させてツールを一度ワークに当接させ、この
当接位置をメモリして、スピンドルヘッドのワークに対
するZ軸原点としていた。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】上記原点検出方法に
よると、ワークを変えるごとに、ワークに対する原点検
出動作を行なわなければならずその作業が煩わしかっ
た。また、ツールをワークに接触させるとき、ワークに
傷がつく恐れがあった。本発明は上記欠陥を除去するこ
とを目的とするものである。
【0004】
【問題点を解決する手段】上記目的を達成するため、本
発明は、工具18を備えたスピンドルヘッド20をベー
ス2面に対してX−Y軸方向に移動するとともに、スピ
ンドルヘッド20をベース2面に対して垂直なZ軸方向
に昇降制御して、前記工具18によりベース2上のワー
ク36に3次元加工を行なう3次元加工機において、ワ
ーク36の加工の前に、予め、前記スピンドヘッド20
が前記ベース2に配置したワーク検出センサ42から所
定距離上昇した位置を検出し、該位置から工具18の先
端がワーク検出センサ42に当接するまでの前記スピン
ドルヘッド20の下降距離Dを測定しておき、ワーク4
6を実際に下降するときは、スピンドルヘッド20がワ
ーク46から所定距離上昇した位置を検出し、該位置か
ら前記距離D分下降した位置をワーク46に対するスピ
ンドルヘッド20のZ軸原点としたものである。
【0005】
【実施例】以下に本発明の構成を添付図面に示す実施例
を参照して詳細に説明する。図3は3次元加工機を示
し、ワークを載置位置決めするワーク支持面が形成され
たベース2を備えている。4は移動体であり、前記ベー
ス2に対して平行な平面内で所望のX−Y軸方向に並進
移動可能にXYガイド機構によって支持されている。前
記XYガイド機構は、ベース2に固設されたY軸レール
6,8と、これに沿って移動自在なカーソル10,12
に架設されたX軸レール14,16とから構成され、前
記移動体4は、前記X軸レール14,16に移動可能に
連結している。
【0006】前記カーソル10,12及び移動体4は、
コントローラによって制御される駆動装置に連係してい
る。前記移動体4には、図2に示す如く、工具18を回
転自在に保持するスピンドルヘッド20が昇降可能に取
り付けられている。前記移動体4の内部には昇降体(図
示省略)が昇降可能に配設され、該昇降体に支持アーム
22,24が固設されている。前記スピンドルヘッド2
0は、前記支持アーム22,24に支持されている。
【0007】前記工具18は、スピンドルヘッド20に
設けられたツール支持部26に回転自在に支持され、該
工具18は、ベルト28を介して、前記移動体4内の昇
降体に設けられた回転駆動機構(図示省略)に連係して
いる。前記昇降体は昇降駆動装置に連結し、該昇降体の
昇降運動は、エンコーダによってパルス信号に変換さ
れ、コントローラにフィードバックされるように構成さ
れている。
【0008】コントローラは前記エンコーダのパルス信
号をパルスカウンターによってカウントすることによる
昇降体即ちスピンドルヘッド20の基準位置(カウント
クリア位置)からの昇降量を測定することができるよう
に構成されている。30は前記ヘッド20に取り付けら
れたアーム支持体であり、これに、ベース2に対して垂
直方向にスライド自在にL型のアーム32の垂直部が支
持され、該垂直部はストッパ34によって前記支持体3
0の上面に係止されている。
【0009】前記アーム32の下位水平部には環状の絶
縁性ワーク検出部材36が前記工具18の下方に位置し
て取り付けられている。前記アーム32の垂直部の上端
には、フラグ38が設けられ、該フラグ38は、前記ス
ピンドルヘッド20に取り付けられたフラグセンサ40
の下方に位置している。
【0010】42は前記ベース2の絶縁体平面上に載置
固定された直方体形状の導電体から成るワーク検出セン
サであり、これに電圧が印加されている。前記ワーク検
出センサ42に工具18などの導電体が触れ、該センサ
42が導電体を通じてアースされると、物体検出信号を
ライン44からコントローラに出力するように構成され
ている。前記3次元加工機の操作パネルには、前記移動
体4及び昇降体の駆動装置を制御する手操作用のスイッ
チが設けられている。
【0011】次に本実施例の作用について説明する。ま
ず、ヘッド20のベース2に対する基準高さレベルか
ら、工具18の先端がワーク検出センサ42に当接する
までのヘッド20の下降距離Dを測定する動作を図6に
示すフローチャートを参照して説明する。図4Aに示す
如く、スピンドルヘッド20をワーク検出センサ42の
上方に移動し、該位置でスピンドルヘッド20を図4B
に示す如く下降する(ステップ1)。
【0012】コントローラは、ステップ2でフラグセン
サ38がオンか否か判断し、オンを確認すると(図4C
参照)、パルスカウンターをリセットして、該位置から
のヘッド20の下降量のカウントを開始する(ステップ
3)。次に、工具18の先端がワーク検出センサ42に
当接したか否か判断し(ステップ4)、肯定を判断する
と(図4D参照)、スピンドルヘッド20の下降を停止
する(ステップ5)。更に、スピンドルヘッド20の下
降量のカウントを停止し(ステップ6)、カウンターの
カウント値Dをコントローラの記憶装置にメモリする。
更に、カウンターをリセットする(ステップ8)。
【0013】次に、実際に加工するワーク(図5参照)
に対するスピンドルヘッド20のZ軸上の原点を検出す
る動作を図7に示すフローチャートを参照して説明す
る。まず、ワーク46の上方に工具18を移動し、該位
置から、スピンドルヘッド20を加工させる(ステップ
1)。
【0014】スピンドルヘッド20が下降すると、ワー
ク検出部材36がワーク46に当接し、尚もスピンドル
ヘッド20が下降すると、アーム32の垂直部は、スピ
ンドルヘッド20の下降に伴って、スピンドルヘッド2
0に対して相対的に上昇し、フラグ38がフラグセンサ
40の検出範囲内に移動する。
【0015】コントローラはステップ2でフラグセンサ
40がオンか否か判断し、肯定を判断すると、パルスカ
ウンターをゼロにリセットして該位置からのスピンドル
ヘッド20の下降量のカウントを開始する(ステップ
3)。
【0016】スピンドルヘッド20が距離D下降したと
ころで、該位置をカウンターによって確認すると(ステ
ップ4)、この位置をスピンドルヘッド20のZ軸上の
原点とし(ステップ5)、カウンターをゼロにリセット
する(ステップ6)。コントローラは、スピンドルヘッ
ド20のZ軸上の原点を基準として、そのまま、ワーク
加工動作に移行し、ワーク46に対して、スピンドルヘ
ッド20を昇降制御するとともに、スピンドルヘッド2
0をX−Y軸方向に移動して、工具18によってワーク
46を加工する(ステップ7)。
【0017】
【効果】本発明は上述の如く、直接ワークに対して工具
を当接してスピンドルヘッドのZ軸方向の原点を検出し
ないので、誤って、ワークを傷めることがない。また、
ワークを変えても、最初にメモリした基準位置から工具
がワーク検出センサに当接するまでのスピンドルヘッド
の下降量を利用することで、あらためて、ワークに対す
るスピンドルヘッドのZ軸上の原点を設定する動作を行
なうことなく、そのままワークをZ原点を基準として下
降を行なうことができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】スピンドルヘッドの側面図である。
【図2】スピンドルヘッドの一部を切欠した外観図であ
る。
【図3】3次元加工機の平面図である。
【図4】動作説明図である。
【図5】動作説明側面図である。
【図6】フローチャートである。
【図7】フローチャートである。
【符号の説明】
2 ベース 4 移動体 6 Y軸レール 8 Y軸レール 10 カーソル 12 カーソル 14 X軸レール 16 X軸レール 18 工具 20 スピンドルヘッド 22 支持アーム 24 支持アーム 26 ツール支持部 28 ベルト 30 アーム支持体 32 アーム 34 ストッパ 36 ワーク検出部材 38 フラグ 40 フラグセンサ 42 ワーク検出センサ 44 ライン 46 ワーク

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具18を備えたスピンドルヘッド20
    をベース2面に対してX−Y軸方向に移動するととも
    に、スピンドルヘッド20をベース2面に対して垂直な
    Z軸方向に昇降制御して、前記工具18によりベース2
    上のワーク36に3次元加工を行なう3次元加工機にお
    いて、ワーク36の加工の前に、予め、前記スピンドヘ
    ッド20が前記ベース2に配置したワーク検出センサ4
    2から所定距離上昇した位置を検出し、該位置から工具
    18の先端がワーク検出センサ42に当接するまでの前
    記スピンドルヘッド20の下降距離Dを測定しておき、
    ワーク46を実際に下降するときは、スピンドルヘッド
    20がワーク46から所定距離上昇した位置を検出し、
    該位置から前記距離D分下降した位置をワーク46に対
    するスピンドルヘッド20のZ軸原点としたことを特徴
    とするZ軸原点検出方法。
  2. 【請求項2】 前記スピンドルヘッド20に前記工具1
    8の先端より下方に位置させてワーク検出部材36を昇
    降自在に設けるとともに、該ワーク検出部材36の所定
    量の上昇によって動作するセンサ40を設け、前記スピ
    ンドルヘッド20の下降によって前記ワーク検出部材3
    6が、前記ワーク検出センサ42に当接し該スピンドル
    ヘッド20に対して相対的に所定距離前記ワーク検出部
    材36が上昇したときを前記センサ40により検出し、
    該検出時における前記スピンドルヘッド20の位置を、
    前記スピンドルヘッド20が前記ベース2に配置したワ
    ーク検出センサ42から所定距離上昇した位置としたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の3次元加工機における
    Z軸原点検出方法。
  3. 【請求項3】 前記スピンドルヘッド20に前記工具1
    8の先端より下方に位置させてワーク検出部材36を昇
    降自在に設けるとともに、該ワーク検出部材36の所定
    量の上昇によって動作するセンサ40を設け、前記スピ
    ンドルヘッド20の下降によって前記ワーク検出部材3
    6が、ベース2上のワーク46に当接し該スピンドルヘ
    ッド20に対して相対的に所定距離前記ワーク検出部材
    が上昇したときを前記センサ40により検出し、該検出
    時における前記スピンドルヘッド20の位置を、前記ス
    ピンドルヘッド20がワーク46から所定距離上昇した
    位置としたことを特徴とする請求項1に記載の3次元加
    工機におけるZ軸原点検出方法。
JP33617491A 1991-11-26 1991-11-26 3次元加工機におけるz軸原点検出方法 Pending JPH05146947A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33617491A JPH05146947A (ja) 1991-11-26 1991-11-26 3次元加工機におけるz軸原点検出方法
US07/974,841 US5393288A (en) 1991-11-26 1992-11-10 Three-dimensional processing machine and a method of processing a workpiece
FR9214201A FR2684603B1 (fr) 1991-11-26 1992-11-25 Machine de traitement sur trois dimensions et procede de traitement d'une piece.
BE9201035A BE1006060A5 (fr) 1991-11-26 1992-11-26 Machine de traitement tridimensionnel et procede pour traiter un ouvrage.
DE4239833A DE4239833C2 (de) 1991-11-26 1992-11-26 Verfahren zum Steuern eines Spindelkopfes einer dreidimensionalen Bearbeitungsvorrichtung

Applications Claiming Priority (1)

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JP (1) JPH05146947A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7850406B2 (en) * 2006-09-08 2010-12-14 Fanuc Ltd Method for setting working origin and machine tool for implementing the same
CN102922370A (zh) * 2012-11-21 2013-02-13 无锡市贝斯特精密机械有限公司 原点对刀装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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