JPH05208096A - 衣類乾燥機 - Google Patents
衣類乾燥機Info
- Publication number
- JPH05208096A JPH05208096A JP4015194A JP1519492A JPH05208096A JP H05208096 A JPH05208096 A JP H05208096A JP 4015194 A JP4015194 A JP 4015194A JP 1519492 A JP1519492 A JP 1519492A JP H05208096 A JPH05208096 A JP H05208096A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- exhaust
- exhaust passage
- drying chamber
- casing
- static
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 省エネタイプの２つの機能を有する衣類乾燥
機を得る。 【構成】 ケーシング１内に静止乾燥室３と回転式乾燥
機４を組み込み、制御器１２により回転式乾燥機４の排
気を第１排気通路５を経由して静止乾燥室３内に導入す
ることができるようにする。 【効果】 静止乾燥室３内は回転式乾燥機４の排気で乾
燥を行うことができるため、省エネ的であると共に排気
ダクトは１本で済むため、設備工事が簡単である。
機を得る。 【構成】 ケーシング１内に静止乾燥室３と回転式乾燥
機４を組み込み、制御器１２により回転式乾燥機４の排
気を第１排気通路５を経由して静止乾燥室３内に導入す
ることができるようにする。 【効果】 静止乾燥室３内は回転式乾燥機４の排気で乾
燥を行うことができるため、省エネ的であると共に排気
ダクトは１本で済むため、設備工事が簡単である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、衣類の乾燥機に関す
る。
る。
【０００２】
【従来の技術】衣類乾燥システムとしては、回転式乾燥
機と熱源を独自に有するキャビネット式乾燥機をユニッ
ト状にして組み合わせたものが公知である。
機と熱源を独自に有するキャビネット式乾燥機をユニッ
ト状にして組み合わせたものが公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この公知例に
おいては、キャビネット式乾燥機の方にも独自の熱源を
設備しているため、熱コストが高くつくと共に設備に手
間と経費がかかる。
おいては、キャビネット式乾燥機の方にも独自の熱源を
設備しているため、熱コストが高くつくと共に設備に手
間と経費がかかる。
【０００４】又、回転式乾燥機とキャビネット式乾燥機
の双方から出た排気筒は途中で合流させることができな
いため、夫々独自の排気筒が必要となり、２本を施工す
ることは難しくなったり、建物を建築した後からでは工
事が出来なくなることもある。
の双方から出た排気筒は途中で合流させることができな
いため、夫々独自の排気筒が必要となり、２本を施工す
ることは難しくなったり、建物を建築した後からでは工
事が出来なくなることもある。
【０００５】本発明の目的は、省エネタイプで簡単に設
置できる回転式とキャビネット式機能を有する衣類乾燥
機を提供することである。
置できる回転式とキャビネット式機能を有する衣類乾燥
機を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明に係る衣類乾燥機
は次のとおりである。
は次のとおりである。
【０００７】ケーシング内に仕切壁を設けて一方には加
熱源付の回転式乾燥部を構成すると共に他方には加熱源
を有しない静止乾燥室を形成したこと、前記回転式乾燥
部の排気をケーシング内の第１排気通路を経由して前記
静止乾燥室内に導入するように構成したこと、前記静止
乾燥室の上部に排気口を設け、この排気口とケーシング
外の排気ダクトとを第２排気通路で結んだこと、前記第
１排気通路を分岐してバイパス排気通路を設け、このバ
イパス排気通路をケーシング内において前記第２排気通
路に結んだこと、前記第１排気通路とバイパス排気通路
の分岐部に第１切換ダンパーを組み込むと共に第２排気
通路とバイパス通路との合流部に第２切換ダンパーを取
り付け、この２つのダンパーを制御器により少なくとも
次の制御を行うこと、 ａ．回転式乾燥部のみを使用している場合には第１切換
ダンパー及び第２切換ダンパーを操作して、バイパス排
気通路を経由して回転式乾燥部の排気をケーシング外に
排出する、 ｂ．回転式乾燥部と静止乾燥室の双方を同時に使用して
いる場合には回転式乾燥部から排出された排気を第１排
気通路を経由して静止乾燥室内に導入し、静止乾燥室内
からの排気を第２排気通路を経由してケーシング外に排
出する、 ｃ．静止乾燥室のみを使用している場合には回転式乾燥
部を運転してこの排気を第１排気通路から静止乾燥室内
に導入し、この静止乾燥室内の排気を第２排気通路から
ケーシング外に排出する、ことを特徴とする衣類乾燥
機。
熱源付の回転式乾燥部を構成すると共に他方には加熱源
を有しない静止乾燥室を形成したこと、前記回転式乾燥
部の排気をケーシング内の第１排気通路を経由して前記
静止乾燥室内に導入するように構成したこと、前記静止
乾燥室の上部に排気口を設け、この排気口とケーシング
外の排気ダクトとを第２排気通路で結んだこと、前記第
１排気通路を分岐してバイパス排気通路を設け、このバ
イパス排気通路をケーシング内において前記第２排気通
路に結んだこと、前記第１排気通路とバイパス排気通路
の分岐部に第１切換ダンパーを組み込むと共に第２排気
通路とバイパス通路との合流部に第２切換ダンパーを取
り付け、この２つのダンパーを制御器により少なくとも
次の制御を行うこと、 ａ．回転式乾燥部のみを使用している場合には第１切換
ダンパー及び第２切換ダンパーを操作して、バイパス排
気通路を経由して回転式乾燥部の排気をケーシング外に
排出する、 ｂ．回転式乾燥部と静止乾燥室の双方を同時に使用して
いる場合には回転式乾燥部から排出された排気を第１排
気通路を経由して静止乾燥室内に導入し、静止乾燥室内
からの排気を第２排気通路を経由してケーシング外に排
出する、 ｃ．静止乾燥室のみを使用している場合には回転式乾燥
部を運転してこの排気を第１排気通路から静止乾燥室内
に導入し、この静止乾燥室内の排気を第２排気通路から
ケーシング外に排出する、ことを特徴とする衣類乾燥
機。
【０００８】
【作用】回転式乾燥部は、独自に加熱源を有し、回転ド
ラム内に衣類を入れて単独で乾燥運転ができる。一方、
静止乾燥室には熱源がないため、独自に乾燥運転を行う
ことはできない。このため、次のような乾燥モードを制
御器で制御する。
ラム内に衣類を入れて単独で乾燥運転ができる。一方、
静止乾燥室には熱源がないため、独自に乾燥運転を行う
ことはできない。このため、次のような乾燥モードを制
御器で制御する。
【０００９】ａ．回転式乾燥部のみを使用している場合
には第１切換ダンパー及び第２切換ダンパーを操作し
て、バイパス排気通路を経由して回転式乾燥部の排気を
ケーシング外に排出する、 ｂ．回転式乾燥部と静止乾燥室の双方を同時に使用して
いる場合には回転式乾燥部から排出された排気を第１排
気通路を経由して静止乾燥室内に導入し、静止乾燥室内
からの排気を第２排気通路を経由してケーシング外に排
出する、 ｃ．静止乾燥室のみを使用している場合には回転式乾燥
部を運転してこの排気を第１排気通路から静止乾燥室内
に導入し、この静止乾燥室内の排気を第２排気通路を経
由してケーシング外に排出する。
には第１切換ダンパー及び第２切換ダンパーを操作し
て、バイパス排気通路を経由して回転式乾燥部の排気を
ケーシング外に排出する、 ｂ．回転式乾燥部と静止乾燥室の双方を同時に使用して
いる場合には回転式乾燥部から排出された排気を第１排
気通路を経由して静止乾燥室内に導入し、静止乾燥室内
からの排気を第２排気通路を経由してケーシング外に排
出する、 ｃ．静止乾燥室のみを使用している場合には回転式乾燥
部を運転してこの排気を第１排気通路から静止乾燥室内
に導入し、この静止乾燥室内の排気を第２排気通路を経
由してケーシング外に排出する。
【００１０】なお、静止乾燥室を使用している場合に、
この乾燥が十分に行われた場合にはダンパーを切り換え
て、バイパス排気通路を経由してケーシング外に排気を
行い、静止乾燥室側には導入しない過乾燥防止制御機能
を付加してもよい。この静止乾燥室内における乾燥の状
況は第２排気通路内に取り付けた湿度センサー或いは温
度センサー等により検出することができる。或いは、使
用時に時間（タイマー）を設定することによっても可能
である。
この乾燥が十分に行われた場合にはダンパーを切り換え
て、バイパス排気通路を経由してケーシング外に排気を
行い、静止乾燥室側には導入しない過乾燥防止制御機能
を付加してもよい。この静止乾燥室内における乾燥の状
況は第２排気通路内に取り付けた湿度センサー或いは温
度センサー等により検出することができる。或いは、使
用時に時間（タイマー）を設定することによっても可能
である。
【００１１】
【実施例】図１に本発明に係る衣類乾燥機を示す。１は
耐熱性の材料により密閉構造に作られたケーシング、２
はこのケーシング１内を縦に仕切っている仕切壁にし
て、左方には高さのある静止乾燥室３が形成され、右方
には加熱源を有する回転式乾燥機（部）４が組み込まれ
ている。
耐熱性の材料により密閉構造に作られたケーシング、２
はこのケーシング１内を縦に仕切っている仕切壁にし
て、左方には高さのある静止乾燥室３が形成され、右方
には加熱源を有する回転式乾燥機（部）４が組み込まれ
ている。
【００１２】５は回転式乾燥機４の排気口４′と静止乾
燥室３の下部に形成した導入口５′間を結んだ第１排気
通路、６は静止乾燥室３の上部に形成した排気口７とケ
ーシング１外の排気ダクト８とを結んでいる第２排気通
路、９は第１排気通路５と第２排気通路６を結んでいる
バイパス排気通路、１０はバイパス排気通路９の分岐部
に取り付けられた切換ダンパー、１１は第２排気通路６
とバイパス排気通路９の合流部に取り付けられた切換ダ
ンパー、１２は制御器にして次の如き制御を行う。
燥室３の下部に形成した導入口５′間を結んだ第１排気
通路、６は静止乾燥室３の上部に形成した排気口７とケ
ーシング１外の排気ダクト８とを結んでいる第２排気通
路、９は第１排気通路５と第２排気通路６を結んでいる
バイパス排気通路、１０はバイパス排気通路９の分岐部
に取り付けられた切換ダンパー、１１は第２排気通路６
とバイパス排気通路９の合流部に取り付けられた切換ダ
ンパー、１２は制御器にして次の如き制御を行う。
【００１３】ａ．回転式乾燥機４のみを使用している場
合には第１切換ダンパー１０及び第２切換ダンパー１１
を操作して、バイパス排気通路９を経由して回転式乾燥
機４の排気をケーシング１から排気ダクト８を経由して
屋外に排出する。
合には第１切換ダンパー１０及び第２切換ダンパー１１
を操作して、バイパス排気通路９を経由して回転式乾燥
機４の排気をケーシング１から排気ダクト８を経由して
屋外に排出する。
【００１４】ｂ．回転式乾燥機４と静止乾燥室３の双方
を同時に使用している場合には、ダンパー１０、１１を
操作して回転式乾燥機４から排出された排気を第１排気
通路５を経由して静止乾燥室３内に導入し、静止乾燥室
３内からの排気を第２排気通路６を経由してケーシング
１から排気ダクト８を経由して屋外に排出する。この状
況は図１に示されている。
を同時に使用している場合には、ダンパー１０、１１を
操作して回転式乾燥機４から排出された排気を第１排気
通路５を経由して静止乾燥室３内に導入し、静止乾燥室
３内からの排気を第２排気通路６を経由してケーシング
１から排気ダクト８を経由して屋外に排出する。この状
況は図１に示されている。
【００１５】ｃ．静止乾燥室３のみを使用している場合
には回転式乾燥機４を運転してこの排気を第１排気通路
５から静止乾燥室３内に導入し、この静止乾燥室３内の
排気を第２排気通路６からケーシング１外の排気ダクト
８を経由して屋外に排出する。
には回転式乾燥機４を運転してこの排気を第１排気通路
５から静止乾燥室３内に導入し、この静止乾燥室３内の
排気を第２排気通路６からケーシング１外の排気ダクト
８を経由して屋外に排出する。
【００１６】図中１３は洗濯機である。
【００１７】
【発明の効果】本発明は以上のように、ケーシング内に
回転式乾燥機を組み込み、この回転式乾燥機から排出さ
れる排気を静止乾燥室内に導入してこの静止乾燥室内に
置かれた衣類等を乾燥するため、静止乾燥室側に熱源は
不要である。このため、省エネタイプの衣類乾燥機を構
築することができる。又、ケーシングからは１本の排気
筒を屋外に延長すればよいので、従来のように２本の排
気筒を取り付ける必要がなくなり、設備費、工事の手間
を削減できると共に建物の強度上の問題もなくなる。
回転式乾燥機を組み込み、この回転式乾燥機から排出さ
れる排気を静止乾燥室内に導入してこの静止乾燥室内に
置かれた衣類等を乾燥するため、静止乾燥室側に熱源は
不要である。このため、省エネタイプの衣類乾燥機を構
築することができる。又、ケーシングからは１本の排気
筒を屋外に延長すればよいので、従来のように２本の排
気筒を取り付ける必要がなくなり、設備費、工事の手間
を削減できると共に建物の強度上の問題もなくなる。
【図１】本発明に係る衣類乾燥機の説明図。
１ ケーシング ２ 仕切壁 ３ 静止乾燥室 ４ 回転式乾燥室 ５ 第１排気通路 ６ 第２排気通路 ７ 排気口 ８ 排気ダクト ９ バイパス排気通路 １０、１１ 切換ダンパー １２ 制御器 １３ 洗濯機
Claims (1)
- 【請求項１】 ケーシング内に仕切壁を設けて一方には
加熱源付の回転式乾燥部を構成すると共に他方には加熱
源を有しない静止乾燥室を形成したこと、 前記回転式乾燥部の排気をケーシング内の第１排気通路
を経由して前記静止乾燥室内に導入するように構成した
こと、 前記静止乾燥室の上部に排気口を設け、この排気口とケ
ーシング外の排気ダクトとを第２排気通路で結んだこ
と、 前記第１排気通路を分岐してバイパス排気通路を設け、
このバイパス排気通路をケーシング内において前記第２
排気通路に結んだこと、 前記第１排気通路とバイパス排気通路の分岐部に第１切
換ダンパーを組み込むと共に第２排気通路とバイパス通
路との合流部に第２切換ダンパーを取り付け、この２つ
のダンパーを制御器により少なくとも次の制御を行うこ
と、 ａ．回転式乾燥部のみを使用している場合には第１切換
ダンパー及び第２切換ダンパーを操作して、バイパス排
気通路を経由して回転式乾燥部の排気をケーシング外に
排出する、 ｂ．回転式乾燥部と静止乾燥室の双方を同時に使用して
いる場合には回転式乾燥部から排出された排気を第１排
気通路を経由して静止乾燥室内に導入し、静止乾燥室内
からの排気を第２排気通路を経由してケーシング外に排
出する、 ｃ．静止乾燥室のみを使用している場合には回転式乾燥
部を運転してこの排気を第１排気通路から静止乾燥室内
に導入し、この静止乾燥室内の排気を第２排気通路から
ケーシング外に排出する、 ことを特徴とする衣類乾燥機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4015194A JP2963811B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 衣類乾燥機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4015194A JP2963811B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 衣類乾燥機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05208096A true JPH05208096A (ja) | 1993-08-20 |
| JP2963811B2 JP2963811B2 (ja) | 1999-10-18 |
Family
ID=11882051
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4015194A Expired - Lifetime JP2963811B2 (ja) | 1992-01-30 | 1992-01-30 | 衣類乾燥機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2963811B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6910292B2 (en) | 2003-02-06 | 2005-06-28 | Maytag Corporation | Clothes drying cabinet with improved air distribution |
| US6928745B2 (en) | 2003-07-25 | 2005-08-16 | Maytag Corporation | Clothes dryer with control panel seal |
| US6928752B2 (en) | 2003-04-04 | 2005-08-16 | Maytag Corporation | Combination tumble and cabinet dryer |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102469104B1 (ko) | 2017-09-27 | 2022-11-21 | 삼성전자주식회사 | 건조기 |
-
1992
- 1992-01-30 JP JP4015194A patent/JP2963811B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6910292B2 (en) | 2003-02-06 | 2005-06-28 | Maytag Corporation | Clothes drying cabinet with improved air distribution |
| US6928752B2 (en) | 2003-04-04 | 2005-08-16 | Maytag Corporation | Combination tumble and cabinet dryer |
| US6928745B2 (en) | 2003-07-25 | 2005-08-16 | Maytag Corporation | Clothes dryer with control panel seal |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2963811B2 (ja) | 1999-10-18 |
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