JPH05207300A - 復号処理方法および装置 - Google Patents
復号処理方法および装置Info
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- JPH05207300A JPH05207300A JP1160392A JP1160392A JPH05207300A JP H05207300 A JPH05207300 A JP H05207300A JP 1160392 A JP1160392 A JP 1160392A JP 1160392 A JP1160392 A JP 1160392A JP H05207300 A JPH05207300 A JP H05207300A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 復号装置のデータ入力シフトレジスタを、圧
縮画にも生画情報にも共通使用可能で、簡略な制御回路
構成にする。 【構成】 復号回路5は13ビット変換シフトレジスタ
4の内容を観測し、MH又はMR符号の検出復号を行
う。この時検出された符号長を制御回路15に送り、制
御回路はその値をシフトカウンタ10にセットし、レジ
スタ4からの復号済み符号のシフトを促がす。復号を進
めEOL及びタグビットをシフトアウトして1ラインの
再生を終る。この時シフトレジスタ4及び8ビット変換
シフトレジスタ3は次ラインの画情報が入っている。次
ラインの画情報が生画情報の場合は画情報の前に挿入さ
れているパッドビット数を、インクリメントカウンタ9
で読みとるシフトレジスタ3から求めてシフトカウンタ
10にセットし、その数だけシフトレジスタ4内のデー
タをシフトさせ、次のビット以降を複号対象にする。
縮画にも生画情報にも共通使用可能で、簡略な制御回路
構成にする。 【構成】 復号回路5は13ビット変換シフトレジスタ
4の内容を観測し、MH又はMR符号の検出復号を行
う。この時検出された符号長を制御回路15に送り、制
御回路はその値をシフトカウンタ10にセットし、レジ
スタ4からの復号済み符号のシフトを促がす。復号を進
めEOL及びタグビットをシフトアウトして1ラインの
再生を終る。この時シフトレジスタ4及び8ビット変換
シフトレジスタ3は次ラインの画情報が入っている。次
ラインの画情報が生画情報の場合は画情報の前に挿入さ
れているパッドビット数を、インクリメントカウンタ9
で読みとるシフトレジスタ3から求めてシフトカウンタ
10にセットし、その数だけシフトレジスタ4内のデー
タをシフトさせ、次のビット以降を複号対象にする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は復号処理方法および装置
に関し、特に、復号装置のデータ入力シフトレジスタを
圧縮画情報について元の生画情報についても共通に使用
可能とし、かつ、制御回路を簡略化可能とする復号処理
方法および装置に関する。
に関し、特に、復号装置のデータ入力シフトレジスタを
圧縮画情報について元の生画情報についても共通に使用
可能とし、かつ、制御回路を簡略化可能とする復号処理
方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ通信における画情報の圧縮
符号化方法としては、交信性および互換性を確保する意
味から、国際規格で制定されているMH(Modified H
affman)方式,MR(Modified Relative Ele
ment Address Designate)方式,MMR(Modified M
R)方式の各符号化方式が広く使われている。これらの
符号化方式により符号化された画情報は、白ランレング
スを示すコードと、黒ランレングスを示すコードの組み
合せで表現される。これに関しては、例えば、窪田著
「ファクシミリと新画像通信」(産報出版刊,電子科学シリ
ーズ,1983年)の記載を参考にすることができる。
符号化方法としては、交信性および互換性を確保する意
味から、国際規格で制定されているMH(Modified H
affman)方式,MR(Modified Relative Ele
ment Address Designate)方式,MMR(Modified M
R)方式の各符号化方式が広く使われている。これらの
符号化方式により符号化された画情報は、白ランレング
スを示すコードと、黒ランレングスを示すコードの組み
合せで表現される。これに関しては、例えば、窪田著
「ファクシミリと新画像通信」(産報出版刊,電子科学シリ
ーズ,1983年)の記載を参考にすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
各符号化方式によって得られる圧縮画像は、必ずしも元
の画情報(以下、「生画情報」という)より短くなるとは限
らず、例えば、白/黒の変化が多く、かつ、それらのラ
ンレングスが短いような画像では、圧縮後のライン長が
生画情報のライン長より長くなることが多いという問題
がある。従って、この種の画情報では、すべてを圧縮符
号化するよりも、必要に応じて生画情報のまま利用する
ようにした方が、圧縮効率が高くなる。特に、ファクシ
ミリ通信における画像圧縮では、ラスタスキャンにおけ
る1ライン単位で、符号化画情報のライン長と生画情報
のライン長とを比較して、短い方を利用するという方法
が最も容易であり、一般的に用いられている。この場合
の、圧縮画情報(MHまたはMR符号化方式による)のデ
ータストリームの例を図3に示す。この例では、1ライ
ンの画情報の終端部分に、次の画情報が符号化画情報で
あるか、生画情報であるかを示すための「タグ(Tag)ビ
ット」が挿入され、更に、次のライン情報が生画情報の
場合には、その情報がオクテット境界またはワード境界
から始まるように「パッド(Pad)ビット」が挿入される。
これについてより詳細に説明すると、図3中のEOL
(End of Line:12ビット)およびタグビット(1ビッ
ト)に続く符号化情報は 必ずしもオクテットまたはワー
ドに対応する長さとは限らないので、これに続く次のE
OLおよびタグビットの後に、下記の式で計算される数
のパッドビットを挿入する。ここでは、 上述の「符号化情報+EOL+タグビット」=(n×8)+
m つまり、端数ビットがmビット(m<8)出ているものと
して、 パッドビット数=8−m とする。この8−mビットをパッドビットとして挿入す
ることになる。
各符号化方式によって得られる圧縮画像は、必ずしも元
の画情報(以下、「生画情報」という)より短くなるとは限
らず、例えば、白/黒の変化が多く、かつ、それらのラ
ンレングスが短いような画像では、圧縮後のライン長が
生画情報のライン長より長くなることが多いという問題
がある。従って、この種の画情報では、すべてを圧縮符
号化するよりも、必要に応じて生画情報のまま利用する
ようにした方が、圧縮効率が高くなる。特に、ファクシ
ミリ通信における画像圧縮では、ラスタスキャンにおけ
る1ライン単位で、符号化画情報のライン長と生画情報
のライン長とを比較して、短い方を利用するという方法
が最も容易であり、一般的に用いられている。この場合
の、圧縮画情報(MHまたはMR符号化方式による)のデ
ータストリームの例を図3に示す。この例では、1ライ
ンの画情報の終端部分に、次の画情報が符号化画情報で
あるか、生画情報であるかを示すための「タグ(Tag)ビ
ット」が挿入され、更に、次のライン情報が生画情報の
場合には、その情報がオクテット境界またはワード境界
から始まるように「パッド(Pad)ビット」が挿入される。
これについてより詳細に説明すると、図3中のEOL
(End of Line:12ビット)およびタグビット(1ビッ
ト)に続く符号化情報は 必ずしもオクテットまたはワー
ドに対応する長さとは限らないので、これに続く次のE
OLおよびタグビットの後に、下記の式で計算される数
のパッドビットを挿入する。ここでは、 上述の「符号化情報+EOL+タグビット」=(n×8)+
m つまり、端数ビットがmビット(m<8)出ているものと
して、 パッドビット数=8−m とする。この8−mビットをパッドビットとして挿入す
ることになる。
【0004】ところで、圧縮画情報をIC等のハードウ
ェアにより再生する場合には、例えば、図4に示す如き
構成が採用される。画情報は、まず、8ビットP/S変
換シフトレジスタ21に入力され、データの先頭側から
13ビットS/P変換シフトレジスタ22へ、シリアル
入力される。このときの13ビットS/P変換シフトレ
ジスタ22のパラレル出力信号を利用して、復号部23
で符号の復号を行い、EOL検出回路24およびタグ検
出回路25でEOLおよびタグビットの検出を行う。従
って、データストリームに生画情報が含まれていても、
タグビットの値によってこれを判別することができ、そ
の場合には、復号部23をパスする信号経路を設けて、
再生することができる。但し、このままでは、前述のパ
ッドビットが画情報として処理されてしまうことになる
ので、これを避けるために、図4の構成例では、生画情
報用に別経路を用けて、画情報をオクテット単位で入力
し直すようにしている。しかし、このように構成する
と、圧縮画情報と生画情報とでデータ入力シーケンスが
異なってくるため、制御回路が複雑化するという重大な
問題が発生することになる。本発明は上記事情に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、従来の技術
における上述の如き問題を解消し、復号装置のデータ入
力シフトレジスタを圧縮画情報についても生画情報につ
いても共通に使用可能とし、かつ、制御回路を簡略化可
能な復号方法および装置を提供することにある。
ェアにより再生する場合には、例えば、図4に示す如き
構成が採用される。画情報は、まず、8ビットP/S変
換シフトレジスタ21に入力され、データの先頭側から
13ビットS/P変換シフトレジスタ22へ、シリアル
入力される。このときの13ビットS/P変換シフトレ
ジスタ22のパラレル出力信号を利用して、復号部23
で符号の復号を行い、EOL検出回路24およびタグ検
出回路25でEOLおよびタグビットの検出を行う。従
って、データストリームに生画情報が含まれていても、
タグビットの値によってこれを判別することができ、そ
の場合には、復号部23をパスする信号経路を設けて、
再生することができる。但し、このままでは、前述のパ
ッドビットが画情報として処理されてしまうことになる
ので、これを避けるために、図4の構成例では、生画情
報用に別経路を用けて、画情報をオクテット単位で入力
し直すようにしている。しかし、このように構成する
と、圧縮画情報と生画情報とでデータ入力シーケンスが
異なってくるため、制御回路が複雑化するという重大な
問題が発生することになる。本発明は上記事情に鑑みて
なされたもので、その目的とするところは、従来の技術
における上述の如き問題を解消し、復号装置のデータ入
力シフトレジスタを圧縮画情報についても生画情報につ
いても共通に使用可能とし、かつ、制御回路を簡略化可
能な復号方法および装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、デ
ータ入力シフトレジスタを、圧縮画情報についても非圧
縮画情報についても共通に使用可能とする復号装置にお
いて、前記データ入力シフトレジスタ内のデータのシフ
ト量、あるいは、前記データ入力シフトレジスタ内の残
存データ量に基づいて、画情報に挿入されているパッド
ビットのビット数を算出し、算出したパッドビットのビ
ット数だけ、前記データ入力シフトレジスタ内のデータ
をシフトさせて、次のビット以降を復号対象とすること
を特徴とする復号処理方法および装置によって達成され
る。
ータ入力シフトレジスタを、圧縮画情報についても非圧
縮画情報についても共通に使用可能とする復号装置にお
いて、前記データ入力シフトレジスタ内のデータのシフ
ト量、あるいは、前記データ入力シフトレジスタ内の残
存データ量に基づいて、画情報に挿入されているパッド
ビットのビット数を算出し、算出したパッドビットのビ
ット数だけ、前記データ入力シフトレジスタ内のデータ
をシフトさせて、次のビット以降を復号対象とすること
を特徴とする復号処理方法および装置によって達成され
る。
【0006】
【作用】本発明に係る復号処理方法および装置において
は、復号装置のデータ入力シフトレジスタを圧縮画情報
についても生画情報についても共通に使用可能としたの
みならず、その動作の殆んどをハードウェアによる制御
により実現できるようにしたので、ソフトウェアの介在
を減少させ、処理を高速化できるという効果を得ること
が可能になる。
は、復号装置のデータ入力シフトレジスタを圧縮画情報
についても生画情報についても共通に使用可能としたの
みならず、その動作の殆んどをハードウェアによる制御
により実現できるようにしたので、ソフトウェアの介在
を減少させ、処理を高速化できるという効果を得ること
が可能になる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、本発明の一実施例である復号装置
のブロック構成図である。図において、1はシステムバ
スから制御信号および画情報(圧縮画情報,生画情報),
参照ライン画像データを入力するインタフェース回路、
2は再生画情報をシステムバスに出力するインタフェー
ス回路、3はインタフェース回路から供給されるパラレ
ル画情報を入力し、データの先頭側からシリアル出力す
るP/S変換シフトレジスタであり、図1では、バス幅
に合せて8ビットのシフト容量となっている。4は上述
のP/S変換シフトレジスタ3から出力される画情報列
を入力し、後述する復号回路5で符号観測可能なビット
列とするS/P変換シフトレジスタであり、ここでは、
前述のMH符号化方式による符号の最大長である13ビ
ットのシフト容量を持っている。5はS/P変換シフト
レジスタ4で観測される符号列の先頭側の1符号につい
て復号する復号回路である。ここで復号されたデータ
は、白または黒のランレングスデータまたは参照ライン
データとの相関を示す2次元符号モードデータの形で出
力され、同時に復号する前の符号のビット長を制御回路
へ出力する。また、6は復号回路5から出力されるラン
レングスデータ等により実際にラインデータを再生する
画像復元回路、7は画像復元回路6から出力される復元
データを8ビット幅にして出力するS/P変換シフトレ
ジスタ、9は前述のP/S変換シフトレジスタ3のシフ
ト量を管理する8ビット(インクリメント)カウンタを示
している。この8ビットカウンタ9の内容は、インタフ
ェース回路2を介してシステムバスで読み取れるように
なっている。
に説明する。図1は、本発明の一実施例である復号装置
のブロック構成図である。図において、1はシステムバ
スから制御信号および画情報(圧縮画情報,生画情報),
参照ライン画像データを入力するインタフェース回路、
2は再生画情報をシステムバスに出力するインタフェー
ス回路、3はインタフェース回路から供給されるパラレ
ル画情報を入力し、データの先頭側からシリアル出力す
るP/S変換シフトレジスタであり、図1では、バス幅
に合せて8ビットのシフト容量となっている。4は上述
のP/S変換シフトレジスタ3から出力される画情報列
を入力し、後述する復号回路5で符号観測可能なビット
列とするS/P変換シフトレジスタであり、ここでは、
前述のMH符号化方式による符号の最大長である13ビ
ットのシフト容量を持っている。5はS/P変換シフト
レジスタ4で観測される符号列の先頭側の1符号につい
て復号する復号回路である。ここで復号されたデータ
は、白または黒のランレングスデータまたは参照ライン
データとの相関を示す2次元符号モードデータの形で出
力され、同時に復号する前の符号のビット長を制御回路
へ出力する。また、6は復号回路5から出力されるラン
レングスデータ等により実際にラインデータを再生する
画像復元回路、7は画像復元回路6から出力される復元
データを8ビット幅にして出力するS/P変換シフトレ
ジスタ、9は前述のP/S変換シフトレジスタ3のシフ
ト量を管理する8ビット(インクリメント)カウンタを示
している。この8ビットカウンタ9の内容は、インタフ
ェース回路2を介してシステムバスで読み取れるように
なっている。
【0008】10は前述のS/P変換シフトレジスタ4
のシフト量を管理する(ダウン)カウンタであり、インタ
フェース回路1およびマルチプレクサ13を介してシス
テムバスからシフト量を書き込むことができる。11は
上記S/P変換シフトレジスタ4から出力されるデータ
についてEOLを検出するEOL検出回路であり、検出
結果は制御回路15に送られる。また、12は上記S/
P変換シフトレジスタ4から出力されるデータについて
タグを検出するタグ検出回路であり、検出結果はインタ
フェース回路2を介してシステムバスから読み取ること
ができる。14は再生画像データについてライン変倍を
施すライン変倍回路である。8および13はマルチプレ
クサであり、制御回路15によって制御される。15は
これら全体を制御する制御回路である。以下、上述の如
く構成された本実施例の動作を説明する。インタフェー
ス回路1から入力される画情報は、まず、8ビットP/
S変換シフトレジスタ3に入力され、更に、13ビット
S/P変換シフトレジスタ4に入力される。このとき、
8ビットP/S変換シフトレジスタ3のシフト量は、イ
ンクリメントカウンタ9で管理され、8ビットのシフト
が終了したときには、新たな画情報がインタフェース回
路1から入力されるよう制御される。同様に、13ビッ
トS/P変換シフトレジスタ4のシフト量は、シフトカ
ウンタ10で管理され、13ビットS/P変換シフトレ
ジスタ4のデータのうち復号の終了した符号が、シフト
アウトされるように制御される。
のシフト量を管理する(ダウン)カウンタであり、インタ
フェース回路1およびマルチプレクサ13を介してシス
テムバスからシフト量を書き込むことができる。11は
上記S/P変換シフトレジスタ4から出力されるデータ
についてEOLを検出するEOL検出回路であり、検出
結果は制御回路15に送られる。また、12は上記S/
P変換シフトレジスタ4から出力されるデータについて
タグを検出するタグ検出回路であり、検出結果はインタ
フェース回路2を介してシステムバスから読み取ること
ができる。14は再生画像データについてライン変倍を
施すライン変倍回路である。8および13はマルチプレ
クサであり、制御回路15によって制御される。15は
これら全体を制御する制御回路である。以下、上述の如
く構成された本実施例の動作を説明する。インタフェー
ス回路1から入力される画情報は、まず、8ビットP/
S変換シフトレジスタ3に入力され、更に、13ビット
S/P変換シフトレジスタ4に入力される。このとき、
8ビットP/S変換シフトレジスタ3のシフト量は、イ
ンクリメントカウンタ9で管理され、8ビットのシフト
が終了したときには、新たな画情報がインタフェース回
路1から入力されるよう制御される。同様に、13ビッ
トS/P変換シフトレジスタ4のシフト量は、シフトカ
ウンタ10で管理され、13ビットS/P変換シフトレ
ジスタ4のデータのうち復号の終了した符号が、シフト
アウトされるように制御される。
【0009】上述のシフトおよびカウントは、クロック
信号aにより同期して行われる。復号回路5では、13
ビットS/P変換シフトレジスタ4の内容を観測し、M
H符号あるいはMR符号に相当する符号を検出して復号
する。このとき検出された符号の符号長をデータ線bを
通して制御回路15に送る。制御回路15では、その値
をシフトカウンタ10にセットし、13ビットS/P変
換シフトレジスタ4から復号済みの符号がシフトアウト
されるよう促がす。以上の動作により、圧縮画情報の復
号を進め、インタフェース回路2から1ライン再生終了
信号が得られた場合、または、EOL検出回路11によ
りEOLが検出された場合、それに続くタグ情報をタグ
検出回路12で検出し、その値をシステムバスから読み
取れる状態とし、更に、EOLおよびタグビットをシフ
トアウトして、1ラインの再生動作が終了する。このと
き、13ビットS/P変換シフトレジスタ4および8ビ
ットP/S変換シフトレジスタ3には、次のラインの画
情報が入っていることになる。次のラインの画情報が生
画情報の場合に、画情報の前にパッドビットが挿入され
ている。ここで、インクリメントカウンタ9で読み取れ
る8ビットP/S変換シフトレジスタ3のシフト量をk
とすると、パッドビットの数は、 k≦(13−8)のとき:13−8−k k>(13−8)のとき:13−k として得ることができ、この値をシフトカウンタ10に
セットすることにより13ビットS/P変換シフトレジ
スタ4内のパッドビットをシフトアウトすることができ
る。
信号aにより同期して行われる。復号回路5では、13
ビットS/P変換シフトレジスタ4の内容を観測し、M
H符号あるいはMR符号に相当する符号を検出して復号
する。このとき検出された符号の符号長をデータ線bを
通して制御回路15に送る。制御回路15では、その値
をシフトカウンタ10にセットし、13ビットS/P変
換シフトレジスタ4から復号済みの符号がシフトアウト
されるよう促がす。以上の動作により、圧縮画情報の復
号を進め、インタフェース回路2から1ライン再生終了
信号が得られた場合、または、EOL検出回路11によ
りEOLが検出された場合、それに続くタグ情報をタグ
検出回路12で検出し、その値をシステムバスから読み
取れる状態とし、更に、EOLおよびタグビットをシフ
トアウトして、1ラインの再生動作が終了する。このと
き、13ビットS/P変換シフトレジスタ4および8ビ
ットP/S変換シフトレジスタ3には、次のラインの画
情報が入っていることになる。次のラインの画情報が生
画情報の場合に、画情報の前にパッドビットが挿入され
ている。ここで、インクリメントカウンタ9で読み取れ
る8ビットP/S変換シフトレジスタ3のシフト量をk
とすると、パッドビットの数は、 k≦(13−8)のとき:13−8−k k>(13−8)のとき:13−k として得ることができ、この値をシフトカウンタ10に
セットすることにより13ビットS/P変換シフトレジ
スタ4内のパッドビットをシフトアウトすることができ
る。
【0010】図2に、上述の、EOLおよびタグビット
をシフトアウトする際の動作の詳細を示す。EOL検出
回路11によりEOLが検出された場合、それに続くタ
グ情報がタグ検出回路12で検出される。この状態で、
シフトカウンタ10に13をセットし、8ビットP/S
変換シフトレジスタ3と13ビットS/P変換シフトレ
ジスタ4とを同期して、シフトカウンタ10が0になる
までシフトさせる。シフトカウンタ10が0になった時
点では、13ビットS/P変換シフトレジスタ4内に次
の13ビットのデータが入っていることになるので、こ
こから、上で求めたパッドビット数だけのデータをシフ
トアウトすれば、生画情報の先頭ビットから13ビット
が13ビットS/P変換シフトレジスタ4内に残る。こ
こから8ビットずつをマルチプレクサ8を介して取り出
せばよい。上記実施例によれば、簡単な制御で、復号装
置のデータ入力シフトレジスタを圧縮画情報についても
生画情報についても共通に使用可能とした復号装置を実
現することができる。上記実施例の説明においては、符
号化方式がMHまたはMR符号化方式による場合を例に
挙げたが、MMR方式の場合も同様である。但し、MM
R方式の場合には、図5に示す如く、データストリーム
中にEOLが含まれないので、この点についての処理が
異なる。
をシフトアウトする際の動作の詳細を示す。EOL検出
回路11によりEOLが検出された場合、それに続くタ
グ情報がタグ検出回路12で検出される。この状態で、
シフトカウンタ10に13をセットし、8ビットP/S
変換シフトレジスタ3と13ビットS/P変換シフトレ
ジスタ4とを同期して、シフトカウンタ10が0になる
までシフトさせる。シフトカウンタ10が0になった時
点では、13ビットS/P変換シフトレジスタ4内に次
の13ビットのデータが入っていることになるので、こ
こから、上で求めたパッドビット数だけのデータをシフ
トアウトすれば、生画情報の先頭ビットから13ビット
が13ビットS/P変換シフトレジスタ4内に残る。こ
こから8ビットずつをマルチプレクサ8を介して取り出
せばよい。上記実施例によれば、簡単な制御で、復号装
置のデータ入力シフトレジスタを圧縮画情報についても
生画情報についても共通に使用可能とした復号装置を実
現することができる。上記実施例の説明においては、符
号化方式がMHまたはMR符号化方式による場合を例に
挙げたが、MMR方式の場合も同様である。但し、MM
R方式の場合には、図5に示す如く、データストリーム
中にEOLが含まれないので、この点についての処理が
異なる。
【0011】すなわち、制御回路15内に、例えば、マ
ルチプレクサ8を経由してインタフェース回路2に供給
されるデータの数をカウントする再生画像量計測手段を
設けて、これにより、1ラインの再生の終了を検出す
る。なお、ラインの長さは、システム側からインタフェ
ース回路1を介して、予め通知しておくものとする。こ
のとき、13ビットS/P変換シフトレジスタ4の内容
は、次ラインの符号化モードを表わすタグビット以前の
符号がシフトアウトされた状態になっているので、タグ
ビットの値を13ビットS/P変換シフトレジスタ4の
1ビット目から読み取り、13ビットS/P変換シフト
レジスタ4を1ビットシフトさせて、1ラインの再生動
作を終了する。なお、パッドビットの排出操作について
は、MHまたはMR符号化方式による場合と同様であ
る。但し、MMR符号化方式においても、EOFB(E
OLが2回連続する信号)を検出するためにEOL検出
回路11は必要であり、このEOL検出回路11によ
り、EOLコードが検出された場合には、タグビットの
値を13ビットS/P変換シフトレジスタ4の13ビッ
ト目から読み取らなければならず、このために、タグビ
ット検出位置の切り換え制御信号cが用いられる。上記
各実施例は本発明の一例を示したものであり、本発明は
これらに限定されるべきものではないことは言うまでも
ないことである。
ルチプレクサ8を経由してインタフェース回路2に供給
されるデータの数をカウントする再生画像量計測手段を
設けて、これにより、1ラインの再生の終了を検出す
る。なお、ラインの長さは、システム側からインタフェ
ース回路1を介して、予め通知しておくものとする。こ
のとき、13ビットS/P変換シフトレジスタ4の内容
は、次ラインの符号化モードを表わすタグビット以前の
符号がシフトアウトされた状態になっているので、タグ
ビットの値を13ビットS/P変換シフトレジスタ4の
1ビット目から読み取り、13ビットS/P変換シフト
レジスタ4を1ビットシフトさせて、1ラインの再生動
作を終了する。なお、パッドビットの排出操作について
は、MHまたはMR符号化方式による場合と同様であ
る。但し、MMR符号化方式においても、EOFB(E
OLが2回連続する信号)を検出するためにEOL検出
回路11は必要であり、このEOL検出回路11によ
り、EOLコードが検出された場合には、タグビットの
値を13ビットS/P変換シフトレジスタ4の13ビッ
ト目から読み取らなければならず、このために、タグビ
ット検出位置の切り換え制御信号cが用いられる。上記
各実施例は本発明の一例を示したものであり、本発明は
これらに限定されるべきものではないことは言うまでも
ないことである。
【0012】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、復号装置のデータ入力シフトレジスタを圧縮画情
報についても生画情報についても共通に使用可能とし、
かつ、制御回路を簡略化可能な復号方法および装置を実
現できるという顕著な効果を奏するものである。
れば、復号装置のデータ入力シフトレジスタを圧縮画情
報についても生画情報についても共通に使用可能とし、
かつ、制御回路を簡略化可能な復号方法および装置を実
現できるという顕著な効果を奏するものである。
【0013】
【図1】本発明の一実施例である復号装置のブロック構
成図である。
成図である。
【図2】実施例における、EOLおよびタグビットをシ
フトアウトする際の動作の詳細を示す図である。
フトアウトする際の動作の詳細を示す図である。
【図3】MHまたはMR符号化方式による圧縮画情報の
データストリームの構成例を示す図である。
データストリームの構成例を示す図である。
【図4】圧縮画情報を再生するためのハードウェア構成
例を示す図である。
例を示す図である。
【図5】MMR符号化方式による圧縮画情報のデータス
トリームの構成例を示す図である。
トリームの構成例を示す図である。
1,2:インタフェース回路、3:8ビットP/S変換
シフトレジスタ、4:13ビットS/P変換シフトレジ
スタ、5:復号回路、6:画像復元回路、7:8ビット
S/P変換シフトレジスタ、8および13:マルチプレ
クサ、9:8ビット(インクリメント)カウンタ、10:
(ダウン)カウンタ、11:EOL検出回路、12:タグ
検出回路、14:ライン変倍回路、15:制御回路。
シフトレジスタ、4:13ビットS/P変換シフトレジ
スタ、5:復号回路、6:画像復元回路、7:8ビット
S/P変換シフトレジスタ、8および13:マルチプレ
クサ、9:8ビット(インクリメント)カウンタ、10:
(ダウン)カウンタ、11:EOL検出回路、12:タグ
検出回路、14:ライン変倍回路、15:制御回路。
Claims (3)
- 【請求項1】 データ入力シフトレジスタを、圧縮画情
報についても非圧縮画情報についても共通に使用可能と
する復号装置において、前記データ入力シフトレジスタ
内のデータのシフト量、あるいは、前記データ入力シフ
トレジスタ内の残存データ量に基づいて、画情報に挿入
されているパッドビットのビット数を算出し、算出した
パッドビットのビット数だけ、前記データ入力シフトレ
ジスタ内のデータをシフトさせて、次のビット以降を復
号対象とすることを特徴とする復号処理方法。 - 【請求項2】 次ラインの画情報が非圧縮画情報である
場合にのみ、前記シフト動作を行うことを特徴とする請
求項1記載の復号処理方法。 - 【請求項3】 データ入力シフトレジスタを、圧縮画情
報についても非圧縮画情報についても共通に使用可能と
する復号装置において、前記データ入力シフトレジスタ
内のデータのシフト量、あるいは、前記データ入力シフ
トレジスタ内の残存データ量に基づいて、画情報に挿入
されているパッドビットのビット数を算出する手段と、
算出したパッドビットのビット数だけ、前記データ入力
シフトレジスタ内のデータをシフトさせる制御手段を設
けたことを特徴とする復号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1160392A JPH05207300A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 復号処理方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1160392A JPH05207300A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 復号処理方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05207300A true JPH05207300A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=11782483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1160392A Pending JPH05207300A (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 復号処理方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05207300A (ja) |
-
1992
- 1992-01-27 JP JP1160392A patent/JPH05207300A/ja active Pending
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