JPH05207173A - 回線端末装置 - Google Patents

回線端末装置

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JPH05207173A
JPH05207173A JP1177192A JP1177192A JPH05207173A JP H05207173 A JPH05207173 A JP H05207173A JP 1177192 A JP1177192 A JP 1177192A JP 1177192 A JP1177192 A JP 1177192A JP H05207173 A JPH05207173 A JP H05207173A
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JP
Japan
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line
power
power supply
unit
circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP1177192A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Nakane
伸一 中根
Kunihiko Yamashita
邦彦 山下
Yoshikatsu Oishi
芳功 大石
Masaaki Sakata
雅昭 坂田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回線電力を効率的に利用すると共に、装置動
作に必要な電力を確実に供給する。 【構成】 回線終端部3が回線電流を計測して規格内の
最大電流あるいは最大電力が得られるように終端抵抗を
可変するので、回線電力変換電源部20においては規格
内の回線電流から取り得る最大電力が変換される。電力
供給対象切換部23は、回線電力変換電源部20から供
給可能な電力に応じて電源供給対象範囲である第1の回
路部21を切り換え、供給不可能な回路範囲には装置電
源部5から電力供給すべく第2の回路部22を設定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、センターからの加入電
話回線を利用して通信を行う回線端末装置の電源構成に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来この種の回線端末装置1は、図2に
示すように電話回線2を規定の抵抗値で終端する回線終
端部3と、回線電流を電力変換して電源供給する回線電
力変換電源部4と、電池で構成された装置電源部5と、
回線電力変換電源部4あるいは装置電源部5からの電力
供給を受けて動作する回路部6と、通信のために電話回
線2を回線終端部3で捕捉したとき回路部6への電力供
給を装置電源部5から回線電力変換電源部4へ切り換え
る電源切換部7と、通信のための信号伝送を行う信号伝
送部8と、各部を制御する中央制御部9から構成されて
いた。
【0003】この構成により、電話回線2が回線端末技
術基準で規定されている規格内の抵抗値をもって回線終
端部3で終端されたとき、回線に流れる電流をDC/D
Cコンバータなどで電力変換し、装置の主電源として利
用していた。また、回線2が前述のように終端されてい
ないときは、装置電源部5の構成要素である電池を主電
源として電力供給していた。すなわち、動作回路へ電力
供給するのは回線電力変換電源部4か、あるいは装置電
源部5の一方であった。
【0004】なお、本図では、回路部6を回線終端部3
や信号伝送部8や中央制御部9とは別に記述してある
が、これらを含んだ構成の回路部として電源切り換えを
行うことは当然可能である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、回線電力変換電源部4によって変換され
た電力が、必ずしも回路部6の全動作電力を補償できる
ものとは限らないという課題があった。
【0006】すなわち、回線電流から変換される電力が
加入者回線の構成によって変動する様子を図3で説明す
る。交換機10、加入者回線11、端末装置12の3ブ
ロックから構成されており、交換機10内では局電源E
(48V)13が局内抵抗RA14を介して、加入者回
線11に供給されている。コンデンサ15は、通話ある
いは通信する端末装置間を直流的に遮断するために挿入
されている。局電源13は、さらに加入者線路抵抗RL
16を介して、端末装置12側に供給される。端末装置
12には電話機が接続され、その直流抵抗RT17で回
線が終端されている。この図から明かなように、端末装
置12の接続端子に加わる回線電圧値は、交換機10か
ら配線される線材やその長さによって決まる加入者線路
抵抗RL16(0〜1.5キロオーム程度)に依存し、R
A、RL、RTの比で決定される。それ故、規格内の所
定の抵抗値で終端しても、常に最大電力を得るように回
線電流を設定することはできない。
【0007】特にノーリンギング方式で通信を行う場合
は、技術基準で、回線終端の抵抗値が4(キロオーム)
以上を保持することが規定されている。それ故、加入者
線路抵抗RL16が0(オーム)のときは回線電流は約
10(mA)で、100%変換利用できるとして約50
0(mW)である。また、加入者線路抵抗RL16が1
500(オーム)のときは回線電流は約8(mA)で、
電力的に約250(mW)となる。但し、実際は変換効
率に依存するので上記の電力は利用できない。さらに、
昇圧のためDC/DCコンバータを使用すると突入電流
が大きくなり、回線端末技術基準を満足しなくなること
もある。しかも、ノーリンギング方式では一本の加入者
回線に複数の回線端末装置が接続されることがあり、そ
れらの中から呼び出すべきひとつの端末を特定するノー
リンギング信号検出期間では全端末が稼動状態にあるの
で、回線を終端する抵抗値も接続されている台数が並列
に挿入されている状態で規格を満足するように設計され
る。それ故、このノーリンギング信号検出期間では、各
端末装置毎において前記のように回線電流を引き電力変
換することはできない。
【0008】また端末発呼動作であっても、前述のよう
に加入者回線抵抗に依存して変換できる電力が変化する
ので、装置が必要とする全ての電力を補償できるとは限
らないという課題を有していた。
【0009】本発明は、かかる従来の課題を解決するも
ので、回線電力を効率的に利用すると共に、装置動作に
必要な電力を確実に供給することのできる回線端末装置
を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の回線端末装置は、回線電流を計測して規格
内の最大電流あるいは最大電力が得られるように終端抵
抗を可変する回線終端部と、回線電流を電力変換して電
源供給する回線電力変換電源部と、電池で構成された装
置電源部と、回線電力変換電源部で動作する第1の回路
部と、装置電源で動作する第2の回路部と、回線電力変
換電源部から供給可能な電力に応じて電源供給対象範囲
である第1の回路部を切り換える電力供給対象切換部
と、前記各部を制御する中央制御部とを備えたものであ
る。
【0011】
【作用】本発明は、上記した構成によって、回線終端部
が回線電流を計測して規格内の最大電流あるいは最大電
力が得られるように終端抵抗を可変するので、回線電力
変換電源部においては規格内の回線電流から取り得る最
大電力が変換される。電力供給対象切換部は、回線電力
変換電源部から供給可能な電力に応じて電源供給対象範
囲である第1の回路部を切り換え、供給不可能な回路範
囲には装置電源部から電力供給すべく第2の回路部を設
定する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面にもとづ
いて説明する。
【0013】図1において、本発明の回線端末装置18
は、回線電流を計測して規格内の最大電流あるいは最大
電力が得られるように終端抵抗を可変する回線終端部1
9と、回線電流を電力変換して電源供給する回線電力変
換電源部20と、電池で構成された装置電源部5と、回
線電力変換電源部20で動作する第1の回路部21と、
装置電源部5で動作する第2の回路部22と、回線電力
変換電源部20から供給可能な電力に応じて電源供給対
象範囲である第1の回路部21を切り換える電力供給対
象切換部23と、前記各部を制御する中央制御部24か
ら構成されている。
【0014】この構成により、ノーリンギング方式、あ
るいは端末発呼方式の通信時、回線終端部19が回線電
流を計測して回線端末技術基準の規格内で最大電流ある
いは最大電力が得られるように終端抵抗を可変する。す
なわち、装置の他の回路による等価抵抗分で消費される
電力によっても回路電流は変化するが、これらを含めて
回路電流が規格内に納まるように終端抵抗を変更する。
そして、回線電力変換電源部20においては、規格内に
設定された回線電流から取り得る最大電力が変換され
る。電力供給対象切換部23は、回線電力変換電源部2
0から供給可能な電力に応じて電源供給対象範囲である
第1の回路部21を切り換える。その結果、他の供給不
可能な回路範囲には装置電源部5から電力供給すべく第
2の回路部22が設定される。この電力供給対象の決定
は、回線終端部19を制御する情報によって中央制御部
24が行う。すなわち、装置の動作する回路部への電力
供給は、回線電力変換電源部4と、その不足分を補う形
で装置電源部5が行う。
【0015】本図では、第1の回路部21や第2の回路
部22を回線終端部19や信号伝送部8や中央制御部2
4とは別に記述してあるが、これらを含んだ構成の回路
部として電源切り換えを行うことも当然可能である。
【0016】また、本図では回線電力に関して、通信時
に回線を終端した場合の利用を中心に説明したが、待機
状態であっても、技術基準で規定されている回線開放抵
抗を維持する高抵抗で終端した状態からの微小電流を利
用し、回路のスタンバイ動作などに適用できる。
【0017】このように、回線終端部19が電話回線か
ら最大電力を取り出し得るように装置の回路電流を含め
て終端抵抗を設定するので、効率的な回線電力利用が実
現できる。さらに、変換された回線電力から供給可能な
回路範囲を可変し、残りの回路部分には電池で構成され
た装置電源を利用することによって、回路動作に支障の
ない電源構成となる。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明の回線端末装置によ
れば、次の効果が得られる。
【0019】回線電流を計測して規格内の最大電流ある
いは最大電力が得られるように終端抵抗を可変する回線
終端部と、回線電流を電力変換して電源供給する回線電
力変換電源部と、電池で構成された装置電源部と、回線
電力変換電源部で動作する第1の回路部と、装置電源部
で動作する第2の回路部と、回線電力変換電源部から供
給可能な電力に応じて電源供給対象範囲である第1の回
路部を切り換える電力供給対象切換部と、前記各部を制
御する中央制御部とから構成されているので、回線端末
技術基準に準拠しつつ、回線電力を効率的に利用できる
と共に、回線端末装置の動作に必要な電力を回線電力変
換電源部、及び装置電源部から確実に供給することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における回線端末装置の機能
ブロック構成図
【図2】従来の回線端末装置の機能ブロック構成図
【図3】加入者回線のシステム構成図
【符号の説明】
2 電話回線 5 装置電源部 18 回線端末装置 19 回線終端部 20 回線電力変換電源部 21 第1の回路部 22 第2の回路部 23 電力供給対象切換部 24 中央制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂田 雅昭 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話回線と接続して通信を行う回線端末装
    置において、回線電流を計測して規格内の最大電流ある
    いは最大電力が得られるように終端抵抗を可変する回線
    終端部と、回線電流を電力変換して電源供給する回線電
    力変換電源部と、電池で構成された装置電源部と、前記
    回線電力変換電源部で動作する第1の回路部と、前記装
    置電源部で動作する第2の回路部と、前記回線電力変換
    電源部から供給可能な電力に応じて電源供給対象範囲で
    ある前記第1の回路部を切り換える電力供給対象切換部
    と、前記各部を制御する中央制御部とから構成された回
    線端末装置。
JP1177192A 1992-01-27 1992-01-27 回線端末装置 Pending JPH05207173A (ja)

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