JPH052063U - 超音波探傷装置 - Google Patents
超音波探傷装置Info
- Publication number
- JPH052063U JPH052063U JP1344191U JP1344191U JPH052063U JP H052063 U JPH052063 U JP H052063U JP 1344191 U JP1344191 U JP 1344191U JP 1344191 U JP1344191 U JP 1344191U JP H052063 U JPH052063 U JP H052063U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic
- ring
- cylindrical body
- test material
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/04—Wave modes and trajectories
- G01N2291/044—Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 直進搬送される被検材に曲がりや芯ぶれがあ
る場合でも、被検材の外表面にたえず接している、弾性
体のリングの摩耗が少なく、頻繁な交換が不要である超
音波探傷装置を得る。 【構成】 超音波探触子1を保持する円筒体2の長手方
向の両端に、被検材4の外周に内接する弾性体のリング
5を設ける。円筒体と弾性体のリング5と被検材4とで
囲み、2超音波伝播用の水を満たした水室7を形成す
る。円筒体2と弾性体のリング5との間に、弾性体のリ
ング5を径方向に支持する弾性体のクッションを設け
る。
る場合でも、被検材の外表面にたえず接している、弾性
体のリングの摩耗が少なく、頻繁な交換が不要である超
音波探傷装置を得る。 【構成】 超音波探触子1を保持する円筒体2の長手方
向の両端に、被検材4の外周に内接する弾性体のリング
5を設ける。円筒体と弾性体のリング5と被検材4とで
囲み、2超音波伝播用の水を満たした水室7を形成す
る。円筒体2と弾性体のリング5との間に、弾性体のリ
ング5を径方向に支持する弾性体のクッションを設け
る。
Description
【0001】
この考案は、回転せずに直進搬送される管状あるいは丸棒状の被検材の周りを 回転する超音波探触子により、被検材をスパイラル状に走査探傷する超音波探傷 装置に関するものである。
【0002】
図2は従来の超音波探傷装置の断面図である。 図において1は超音波探触子(以下探触子という)、2は上記探触子1を保持す る円筒体、3は上記円筒体2の内部へ超音波伝播用の水を送る給水口、4は直進 搬送される管状あるいは丸棒状の被検材(以下被検材という)、5は上記円筒体 2の長手方向の両端に各々配置され、その内面が上記被検材4の外表面に接する 弾性体のリング、6は上記弾性体のリング5の外側に配置され、上記弾性体のリ ング5を上記円筒体2の長手方向に支持するカバー、7は上記円筒体2、上記弾 性体のリング5、及び上記被検材4により囲まれて形成される水室である。
【0003】 従来の装置は上記のように構成されており、図示されていない回転機により、 上記装置を高速で回転させながら、給水口3より超音波伝播用の水を供給して水 室7を形成し、探触子1から発した超音波が、上記水室7の水を介して被検材4 に伝播され、直進搬送される被検材4を、スパイラル状に走査探傷する装置であ る。
【0004】 直進搬送される被検材4に曲がりや芯ぶれがある場合、リング5が弾性体であ るため、その伸縮によって半径方向に変位し、その内面がたえず被検材4の外表 面に接しており、上記水室7の水がもれないよう密封している。
【0005】 また弾性体のリング5は水室7の水圧を側面に受け、水室7の外側に変位する が、その場合でも被検材4の外表面との間にすきまができることはなくたえず接 しており、水室7の水は密封されている。
【0006】
従来の超音波探傷装置は以上のように構成されているので、水室7の水がもれ ないよう、直進搬送される被検材4の外表面にたえず接している弾性体のリング 5は、摩擦により摩耗するため、頻繁に交換しなければならず、このため、交換 に手間がかかり、処理能力が低下するという問題点があった。特に直進搬送され る被検材4に、曲がりや、搬送時の芯ぶれがある場合、弾性体のリング5は、曲 がり量や、芯ぶれ量に応じて変位し、その変位による反力が接触面に加わるため 、はげしく摩耗するという問題点があった。
【0007】 この考案は上記のような問題点を解決するためになされたものであり、被検材 4に曲がりや搬送時の芯かぶれがある場合でも、弾性体のリング5の変位による 反力を少なくすることにより摩耗を減少させ、弾性体のリング5を頻繁に交換し なくてもよい超音波探傷装置を得ることを目的とする。
【0008】
この考案に係る超音波探傷装置は、弾性体のリングの外周に、このリングを径 方向に支持する弾性体のクッションを設けたものであり、この弾性体のクッショ ンは弾性体のリングより変位しやすいものである。
【0009】
この考案における弾性体のリングはその径方向をこの弾性体のリングより変位 しやすい弾性体のクッションで支持されているため、被検材の曲がりや搬送時の 芯ぶれに対する変位は、大半を弾性体のクッションが受け持つことになり、弾性 体のリングの変位はきわめて少なくなる。このため弾性体のリングの変位による 反力もほとんどなくなり、摩耗が減少する。
【0010】
【実施例】 実施例1 図1はこの考案の一実施例を示す断面図であり1〜7は、上記従来装置と全く 同じものである。8は弾性体のリング5を径方向に支持し、弾性体のリング5よ りたわみやすい弾性体のクッションである。
【0011】 上記のように構成されたこの考案の装置においては、直進搬送される被検材4 に曲がりや芯ぶれがある場合、弾性体のリング5及び弾性体のクッション8のた わみにより、弾性体のリング5の内面がたえず被検材4の外表面に接しており、 水室7の水がもれないよう密封している。
【0012】 このように被検材4の曲がりや、芯ぶれに対し、弾性体のリング5及び弾性体 のクッション8は共にたわむが、弾性体のクッション8が弾性体のリング5より もたわみやすいため、曲がり量や、芯ぶれ量の大半を弾性体のクッション8のた わみで受け持つことになり、弾性体のリング5のたわみはきわめて少なくなる。 このため弾性体のリング5のたわみによる反力もほとんどなくなり、弾性体のリ ング5の内面の摩耗が減少する。
【0013】 なお、弾性体のリング5は、この考案の装置においても水室7の水圧を側面に 受け水室7の外側へ変位するが、その場合でも、被検材4の外表面との間にすき まができることはなく、たえず接しており、水室7の水は密封されている。
【0014】
この考案は以上説明したように構成されているので、直進搬送される被検材に 曲がりや芯ぶれがある場合でも、弾性体のリングの摩耗がきわめて少ないため、 この弾性体のリングを頻繁に交換する必要がない。したがって、交換作業の時間 も不要となり、処理能力が一段と向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】従来超音波探傷装置を示す断面図である。
1 超音波探触子 2 円筒体 3 給水口 4 被検材 5 弾性体のリング 6 カバー 7 水室 8 弾性体のクッション
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 回転せずに直進搬送される管状あるいは
丸棒状の被検材の周りを回転する超音波探触子と、上記
超音波探触子を保持する円筒体と、上記円筒体の長手方
向の両端に設けられ、上記被検材の外周に内接する弾性
体で形成されたリングと、上記円筒体と上記弾性体のリ
ングとの間に設けられ、上記弾性体のリングを径方向に
支持する弾性体のクッションと、上記円筒体、上記リン
グ及び上記被検材により囲まれて形成された水室とを備
えたことを特徴とする超音波探傷装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1344191U JPH052063U (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 超音波探傷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1344191U JPH052063U (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 超音波探傷装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052063U true JPH052063U (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=11833221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1344191U Pending JPH052063U (ja) | 1991-03-11 | 1991-03-11 | 超音波探傷装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052063U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6412954U (ja) * | 1987-07-07 | 1989-01-24 | ||
JPH09252854A (ja) * | 1996-03-18 | 1997-09-30 | Toto Ltd | 厨房用ウオールキャビネット |
-
1991
- 1991-03-11 JP JP1344191U patent/JPH052063U/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6412954U (ja) * | 1987-07-07 | 1989-01-24 | ||
JPH09252854A (ja) * | 1996-03-18 | 1997-09-30 | Toto Ltd | 厨房用ウオールキャビネット |
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