JPH052057A - 出力バツフア - Google Patents
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- JPH052057A JPH052057A JP3182050A JP18205091A JPH052057A JP H052057 A JPH052057 A JP H052057A JP 3182050 A JP3182050 A JP 3182050A JP 18205091 A JP18205091 A JP 18205091A JP H052057 A JPH052057 A JP H052057A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 信号伝達速度の低下と集積度の低下を防止し
つつ出力バッファのテストを容易化し得る。又、半導体
集積回路の配線工程を容易化し得る。 【構成】 半導体集積回路の内部回路出力に従って外部
を駆動するための出力バッファにおいて、内部回路出力
Dとテスト信号TSTINとを選択的に出力バッファに
入力するためのマルチプレクサ24を、出力バッファの
集積回路パターン領域26内に設けて、テストを容易化
する。又、前記マルチプレクサ24の入力切換信号TS
Tの信号線とテスト信号TSTINの信号線とを前記出
力バッファの集積回路パターン領域26内に配線して、
テストを容易化する。
つつ出力バッファのテストを容易化し得る。又、半導体
集積回路の配線工程を容易化し得る。 【構成】 半導体集積回路の内部回路出力に従って外部
を駆動するための出力バッファにおいて、内部回路出力
Dとテスト信号TSTINとを選択的に出力バッファに
入力するためのマルチプレクサ24を、出力バッファの
集積回路パターン領域26内に設けて、テストを容易化
する。又、前記マルチプレクサ24の入力切換信号TS
Tの信号線とテスト信号TSTINの信号線とを前記出
力バッファの集積回路パターン領域26内に配線して、
テストを容易化する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、出力バッファに係り、
特に、出力バッファの作動のテストを行う際に用いるの
に好適な半導体集積回路の内部回路出力に従って外部を
駆動するための出力バッファに関する。
特に、出力バッファの作動のテストを行う際に用いるの
に好適な半導体集積回路の内部回路出力に従って外部を
駆動するための出力バッファに関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路には、内部回路の出力に
従って外部(外部回路等)を駆動するため、内部回路と
出力ピンとの間に出力バッファが設けられている。
従って外部(外部回路等)を駆動するため、内部回路と
出力ピンとの間に出力バッファが設けられている。
【0003】図3に、半導体集積回路のチップ上に設け
られた出力バッファ10と内部回路12との回路構成例
を示す。図3において符号OBはチップ上における出力
バッファの集積回路パターン領域の1つを示し、Pは、
出力ピンと出力バッファ10とを接続するためのボンデ
ィングパッドである。
られた出力バッファ10と内部回路12との回路構成例
を示す。図3において符号OBはチップ上における出力
バッファの集積回路パターン領域の1つを示し、Pは、
出力ピンと出力バッファ10とを接続するためのボンデ
ィングパッドである。
【0004】又、図4に前記出力バッファ10の回路構
成例を示す。図4の出力バッファ10には、外部との駆
動電流の入力、出力により外部を駆動するためのドライ
バ回路20と、該ドライバ回路20を内部回路12出力
に従って駆動するためのプリドライバ回路22とが設け
られている。
成例を示す。図4の出力バッファ10には、外部との駆
動電流の入力、出力により外部を駆動するためのドライ
バ回路20と、該ドライバ回路20を内部回路12出力
に従って駆動するためのプリドライバ回路22とが設け
られている。
【0005】詳細に説明すると、前記ドライバ回路20
は、PチャネルトランジスタTp 1とNチャネルトラン
ジスタTn 1とからなるインバータ構成を有する。この
ドライバ回路20では、ローレベル「0」信号の入力に
より、PチャネルトランジスタTp 1が駆動してパッド
Pはハイレベル「1」電圧Vccになり、又、ハイレベル
「1」信号の入力により、NチャネルトランジスタTn
1が駆動してパッドPはローレベル「0」電圧GNDに
なる。
は、PチャネルトランジスタTp 1とNチャネルトラン
ジスタTn 1とからなるインバータ構成を有する。この
ドライバ回路20では、ローレベル「0」信号の入力に
より、PチャネルトランジスタTp 1が駆動してパッド
Pはハイレベル「1」電圧Vccになり、又、ハイレベル
「1」信号の入力により、NチャネルトランジスタTn
1が駆動してパッドPはローレベル「0」電圧GNDに
なる。
【0006】又、プリドライバ回路22は、Pチャネル
トランジスタTp 2とNチャネルトランジスタTn 2か
らなるインバータ構成を有し、前記ドライバ回路20と
同様に作動する。このプリドライバ回路22は前記ドラ
イバ回路20を駆動するのに十分な電流を流せばよいも
ののため、電流容量が少なく、各トランジスタTp 2、
Tn 2が小さく、従って、前記ドライバ回路20に比較
してチップ占有面積は遥かに小さいものである。
トランジスタTp 2とNチャネルトランジスタTn 2か
らなるインバータ構成を有し、前記ドライバ回路20と
同様に作動する。このプリドライバ回路22は前記ドラ
イバ回路20を駆動するのに十分な電流を流せばよいも
ののため、電流容量が少なく、各トランジスタTp 2、
Tn 2が小さく、従って、前記ドライバ回路20に比較
してチップ占有面積は遥かに小さいものである。
【0007】前記のような出力バッファ10の正常な作
動は半導体集積回路の信頼性に大きく影響することか
ら、メーカー側のみならずユーザー側で出力バッファの
テストをする必要が生じる。出力バッファをテストする
際には、ハイレベルのときの出力値が規定のハイレベル
電位以上か否かを、ローレベルのときの出力値が規定の
ローレベル電位以下か否かを判定する。従って、バッフ
ァ出力値をハイレベル「1」又はローレベル「0」にセ
ット又はリセットするため、出力バッファ10にハイレ
ベル「1」あるいはローレベル「0」又はその逆の信号
を入力する必要がある。
動は半導体集積回路の信頼性に大きく影響することか
ら、メーカー側のみならずユーザー側で出力バッファの
テストをする必要が生じる。出力バッファをテストする
際には、ハイレベルのときの出力値が規定のハイレベル
電位以上か否かを、ローレベルのときの出力値が規定の
ローレベル電位以下か否かを判定する。従って、バッフ
ァ出力値をハイレベル「1」又はローレベル「0」にセ
ット又はリセットするため、出力バッファ10にハイレ
ベル「1」あるいはローレベル「0」又はその逆の信号
を入力する必要がある。
【0008】出力バッファのテストは容易に行えること
が望ましい。特に、多ピン化された半導体集積回路は、
多数の出力バッファを有しており、今日、半導体集積回
路の多ピン化の傾向が強まっていることから出力バッフ
ァのテスト容易化の要請は益々強くなっている。
が望ましい。特に、多ピン化された半導体集積回路は、
多数の出力バッファを有しており、今日、半導体集積回
路の多ピン化の傾向が強まっていることから出力バッフ
ァのテスト容易化の要請は益々強くなっている。
【0009】ここで、出力バッファのテストにおいて、
内部回路12の出力をテスト信号として出力バッファ1
0に入力することが考えられる。内部回路12の出力を
所望のテスト信号とするためには、内部回路12にベク
トル等となる信号を入力する必要がある。
内部回路12の出力をテスト信号として出力バッファ1
0に入力することが考えられる。内部回路12の出力を
所望のテスト信号とするためには、内部回路12にベク
トル等となる信号を入力する必要がある。
【0010】しかしながら、内部回路12の種類によっ
ては、数ステップの信号を入力しなければならない等、
複雑な入力パターンが必要となり、出力バッファ10の
テストが煩雑であり、容易でないものとなる。
ては、数ステップの信号を入力しなければならない等、
複雑な入力パターンが必要となり、出力バッファ10の
テストが煩雑であり、容易でないものとなる。
【0011】そこで、テスト専用のピンからテスト信号
を出力バッファ10の入力に入力してテストを容易化す
る専用の回路を設けることが考えられる。
を出力バッファ10の入力に入力してテストを容易化す
る専用の回路を設けることが考えられる。
【0012】このような専用回路として、例えば図5に
示されるものが考えられる。図5の回路においては、出
力バッファ10と内部回路12との間にマルチプレクサ
14を設け、当該マルチプレクサ14の1つの入力(図
5において「0」側)に内部回路12の出力を接続し、
他の入力(図5において「1」側)にテスト専用のピン
23の出力を接続する。
示されるものが考えられる。図5の回路においては、出
力バッファ10と内部回路12との間にマルチプレクサ
14を設け、当該マルチプレクサ14の1つの入力(図
5において「0」側)に内部回路12の出力を接続し、
他の入力(図5において「1」側)にテスト専用のピン
23の出力を接続する。
【0013】出力バッファ10のテスト時には、マルチ
プレクサ14の制御入力Sへ切換信号を入力してテスト
専用ピン23側の入力を選択させる。次いで、テスト専
用ピン23からマルチプレクサ14を介して出力バッフ
ァ10へテスト信号を入力することにより、出力バッフ
ァ10の出力値を直接制御する。これにより、内部回路
12の出力によらずに外部から直接的にテスト信号を出
力バッファ10に入力して、出力バッファ10のテスト
を行うことができるため、テストの容易化を図ることが
できる。
プレクサ14の制御入力Sへ切換信号を入力してテスト
専用ピン23側の入力を選択させる。次いで、テスト専
用ピン23からマルチプレクサ14を介して出力バッフ
ァ10へテスト信号を入力することにより、出力バッフ
ァ10の出力値を直接制御する。これにより、内部回路
12の出力によらずに外部から直接的にテスト信号を出
力バッファ10に入力して、出力バッファ10のテスト
を行うことができるため、テストの容易化を図ることが
できる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
ように出力バッファと内部回路との間に単にマルチプレ
クサを設けた場合、通常の作動時において、マルチプレ
クサの分だけ信号伝達速度が遅れ、又、半導体集積回路
のチップ上においてマルチプレクサの分だけよけいに回
路面積を要してオーバヘッド等が生じ、半導体集積回路
の集積度を向上させる際の障害となるという問題点があ
る。
ように出力バッファと内部回路との間に単にマルチプレ
クサを設けた場合、通常の作動時において、マルチプレ
クサの分だけ信号伝達速度が遅れ、又、半導体集積回路
のチップ上においてマルチプレクサの分だけよけいに回
路面積を要してオーバヘッド等が生じ、半導体集積回路
の集積度を向上させる際の障害となるという問題点があ
る。
【0015】本発明は、前記従来の問題点を解消するべ
くなされたもので、信号伝達速度の低下と集積度の低下
を防止しつつ出力バッファのテスト容易化を図ることが
できる出力バッファを提供することを第1の課題とす
る。
くなされたもので、信号伝達速度の低下と集積度の低下
を防止しつつ出力バッファのテスト容易化を図ることが
できる出力バッファを提供することを第1の課題とす
る。
【0016】又、本発明は、前記第1の課題と共に、半
導体集積回路上における配線の容易化を図り得る出力バ
ッファを提供することを第2の課題とする。
導体集積回路上における配線の容易化を図り得る出力バ
ッファを提供することを第2の課題とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、半導体集積回
路の内部回路出力に従って外部を駆動するための出力バ
ッファにおいて、内部回路出力とテスト信号とを選択的
に出力バッファに入力するためのマルチプレクサを、出
力バッファの集積回路パターン領域内に設けてテストを
容易化したことにより、前記第1の課題を解決するもの
である。
路の内部回路出力に従って外部を駆動するための出力バ
ッファにおいて、内部回路出力とテスト信号とを選択的
に出力バッファに入力するためのマルチプレクサを、出
力バッファの集積回路パターン領域内に設けてテストを
容易化したことにより、前記第1の課題を解決するもの
である。
【0018】又本発明においては、半導体集積回路の内
部回路出力に従って外部を駆動するための出力バッファ
において、内部回路出力とテスト信号とを選択的に出力
バッファに入力するためのマルチプレクサを、出力バッ
ファの集積回路パターン領域内に設け、前記マルチプレ
クサの入力切換信号線とテスト信号線とを前記出力バッ
ファ集積回路パターン領域内に配線して、テストを容易
化することにより、前記第2の課題を解決するものであ
る。
部回路出力に従って外部を駆動するための出力バッファ
において、内部回路出力とテスト信号とを選択的に出力
バッファに入力するためのマルチプレクサを、出力バッ
ファの集積回路パターン領域内に設け、前記マルチプレ
クサの入力切換信号線とテスト信号線とを前記出力バッ
ファ集積回路パターン領域内に配線して、テストを容易
化することにより、前記第2の課題を解決するものであ
る。
【0019】
【作用】発明者は、半導体集積回路の出力バッファの容
易なテストを可能とするべく種々の検討を行った。この
場合において、前出図5に示したように、内部回路12
と出力バッファ10との間に単にマルチプレクサ14を
設けたのでは、前述のように信号伝達速度が遅くなると
共に、半導体集積回路の集積度向上の障害となるという
問題があり、このような問題を解消し得る回路を創案す
る必要がある。
易なテストを可能とするべく種々の検討を行った。この
場合において、前出図5に示したように、内部回路12
と出力バッファ10との間に単にマルチプレクサ14を
設けたのでは、前述のように信号伝達速度が遅くなると
共に、半導体集積回路の集積度向上の障害となるという
問題があり、このような問題を解消し得る回路を創案す
る必要がある。
【0020】そこで、発明者は、出力バッファの半導体
集積回路パターンにおいては、ドライバ回路とプリドラ
イバ回路との占有面積に相違があることに着目した。即
ち出力バッファ10において、ドライバ回路はチップ上
の占有面積が大きく、出力バッファの集積回路パターン
領域内の大部分がこのドライバ回路で占められており、
一方プリドライバ回路はチップ上の占有面積が前記ドラ
イバ回路に比較して遥かに小さく、出力バッファの前記
集積回路パターンの領域内において、ドライバ回路の領
域をとった後の余った領域に設けることが普通である。
集積回路パターンにおいては、ドライバ回路とプリドラ
イバ回路との占有面積に相違があることに着目した。即
ち出力バッファ10において、ドライバ回路はチップ上
の占有面積が大きく、出力バッファの集積回路パターン
領域内の大部分がこのドライバ回路で占められており、
一方プリドライバ回路はチップ上の占有面積が前記ドラ
イバ回路に比較して遥かに小さく、出力バッファの前記
集積回路パターンの領域内において、ドライバ回路の領
域をとった後の余った領域に設けることが普通である。
【0021】又、マルチプレクサは、比較的簡単に回路
を構成することができると共にプリドライバ回路に代え
てドライバ回路を駆動でき、しかもドライバ回路の駆動
のためには大きな容量を必要としないため占有面積が小
さくて済む点にも着目した。
を構成することができると共にプリドライバ回路に代え
てドライバ回路を駆動でき、しかもドライバ回路の駆動
のためには大きな容量を必要としないため占有面積が小
さくて済む点にも着目した。
【0022】以上のことから、本発明者は、プリドライ
バ回路に代えて、マルチプレクサを用い、しかもチップ
の内部回路側ではなく、出力バッファ集積回路パターン
領域内にマルチプレクサを一体的に設けることを着想し
た。
バ回路に代えて、マルチプレクサを用い、しかもチップ
の内部回路側ではなく、出力バッファ集積回路パターン
領域内にマルチプレクサを一体的に設けることを着想し
た。
【0023】このようにすれば、内部回路側にマルチプ
レクサのゲートを設けることなく、外部から出力バッフ
ァの出力値を直接制御できる。又、出力バッファ集積回
路パターン領域内にマルチプレクサを設けるため、マル
チプレクサを設けたことによる出力バッファのチップ上
の占有面積が増大しない。しかも、マルチプレクサは出
力バッファの近傍に作り込んで設け得るため、これによ
り、マルチプレクサのゲートサイズ等を最適化すること
により、信号伝達速度やチップ占有面積が増大すること
を極めて少なくすることができる。
レクサのゲートを設けることなく、外部から出力バッフ
ァの出力値を直接制御できる。又、出力バッファ集積回
路パターン領域内にマルチプレクサを設けるため、マル
チプレクサを設けたことによる出力バッファのチップ上
の占有面積が増大しない。しかも、マルチプレクサは出
力バッファの近傍に作り込んで設け得るため、これによ
り、マルチプレクサのゲートサイズ等を最適化すること
により、信号伝達速度やチップ占有面積が増大すること
を極めて少なくすることができる。
【0024】従って、信号伝達速度の低下と集積度の低
下を防止しつつ出力バッファのテスト容易化を図ること
ができる。
下を防止しつつ出力バッファのテスト容易化を図ること
ができる。
【0025】又、マルチプレクサの入力切換信号線とテ
スト信号線とを出力バッファ集積回路パターン領域内に
配線するようにすれば、この集積回路パターン領域をチ
ップ上に配列するのみにより、例えば後出図2(B)に
示すように、自動的に入力切換信号線とテスト信号線と
が配線される。従って、出力バッファを設ける工程の他
に別途これらに入力切換信号線とテスト信号線とを設け
る工程が必要でなくなるため、配線が容易化し半導体集
積回路の製造が容易になる。
スト信号線とを出力バッファ集積回路パターン領域内に
配線するようにすれば、この集積回路パターン領域をチ
ップ上に配列するのみにより、例えば後出図2(B)に
示すように、自動的に入力切換信号線とテスト信号線と
が配線される。従って、出力バッファを設ける工程の他
に別途これらに入力切換信号線とテスト信号線とを設け
る工程が必要でなくなるため、配線が容易化し半導体集
積回路の製造が容易になる。
【0026】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。
に説明する。
【0027】第1実施例は、図1に示すような構成の、
半導体集積回路のチップに出力バッファの集積回路パタ
ーンとして設ける出力バッファである。
半導体集積回路のチップに出力バッファの集積回路パタ
ーンとして設ける出力バッファである。
【0028】図1に示すように、この出力バッファは、
ドライバ20とそのプリドライバに代えてテスト容易化
回路としてのマルチプレクサ24とを設けたものであ
る。
ドライバ20とそのプリドライバに代えてテスト容易化
回路としてのマルチプレクサ24とを設けたものであ
る。
【0029】前記マルチプレクサ24には、ノットゲー
トNotと、テスト切換信号TST及びその反転信号TS
T′で動作する第1及び第2のパスゲート24A及び2
4Bが設けられている。
トNotと、テスト切換信号TST及びその反転信号TS
T′で動作する第1及び第2のパスゲート24A及び2
4Bが設けられている。
【0030】これら第1及び第2のパスゲート24A及
び24Bは、PチャネルトランジスタとNチャネルトラ
ンジスタとのソース、ドレインを並列に接続したもので
ある。
び24Bは、PチャネルトランジスタとNチャネルトラ
ンジスタとのソース、ドレインを並列に接続したもので
ある。
【0031】第1のパスゲート24AのPチャネルトラ
ンジスタのゲートと第2のパスゲート24BのNチャネ
ルトランジスタのゲートとには、テスト切換信号の反転
入力TST′の信号線が接続されている。
ンジスタのゲートと第2のパスゲート24BのNチャネ
ルトランジスタのゲートとには、テスト切換信号の反転
入力TST′の信号線が接続されている。
【0032】又、第1のパスゲート24AのNチャネル
トランジスタのゲートと第2のパスゲート24BのPチ
ャネルトランジスタのゲートとには、テスト切換信号T
STの信号線が接続されている。
トランジスタのゲートと第2のパスゲート24BのPチ
ャネルトランジスタのゲートとには、テスト切換信号T
STの信号線が接続されている。
【0033】第1のパスゲート24Aでは、Pチャネル
トランジスタ及びNチャネルトランジスタのソース又は
ドレインにテスト入力TSTINの信号線又はノットゲ
ートNotが接続されている。
トランジスタ及びNチャネルトランジスタのソース又は
ドレインにテスト入力TSTINの信号線又はノットゲ
ートNotが接続されている。
【0034】又、第2のパスゲート24Bでは、Pチャ
ネルトランジスタ及びNチャネルトランジスタのソース
又はドレインに内部出力Dの信号線又はノットゲートN
otが接続されている。
ネルトランジスタ及びNチャネルトランジスタのソース
又はドレインに内部出力Dの信号線又はノットゲートN
otが接続されている。
【0035】又、実施例の出力バッファの集積回路パタ
ーン26は、図2(A)のように、出力バッファ集積回
路パターンの幅方向にテスト切換信号TSTの信号線と
テスト信号TSTINの信号線との、端子30A(テス
ト切換信号TST線用)と端子30B(テスト信号TS
TIN線用)とが出るように形成されている。
ーン26は、図2(A)のように、出力バッファ集積回
路パターンの幅方向にテスト切換信号TSTの信号線と
テスト信号TSTINの信号線との、端子30A(テス
ト切換信号TST線用)と端子30B(テスト信号TS
TIN線用)とが出るように形成されている。
【0036】このように各信号線が形成されているた
め、実施例の出力バッファは、例えば図2(B)に示す
ように、半導体集積回路のチップ28上に並べて形成す
るだけで、自動的に前記各出力バッファのテスト切換信
号TST線、テスト信号TSTIN線が相互に接続され
る。よって、半導体集積回路が製造においてこれら信号
線の配線工程を省略できるため、集積回路製造工程の簡
略化が図れる。なお、図2(B)において符号25は内
部回路が設けられるチップコアである。
め、実施例の出力バッファは、例えば図2(B)に示す
ように、半導体集積回路のチップ28上に並べて形成す
るだけで、自動的に前記各出力バッファのテスト切換信
号TST線、テスト信号TSTIN線が相互に接続され
る。よって、半導体集積回路が製造においてこれら信号
線の配線工程を省略できるため、集積回路製造工程の簡
略化が図れる。なお、図2(B)において符号25は内
部回路が設けられるチップコアである。
【0037】図2(B)のように各信号線が相互に接続
された状態において、テスト切換信号TSTをその信号
線に入力すれば全ての出力バッファのマルチプレクサ2
4において第1のパスゲート24Aがオン状態となる。
この状態で、テスト信号TSTINの入力により、全て
の出力バッファのテストを行い得る。
された状態において、テスト切換信号TSTをその信号
線に入力すれば全ての出力バッファのマルチプレクサ2
4において第1のパスゲート24Aがオン状態となる。
この状態で、テスト信号TSTINの入力により、全て
の出力バッファのテストを行い得る。
【0038】なお、その他の構成は前出図5に示した出
力バッファと同様のため、同一の部分に同一の番号を付
してその説明は略する。
力バッファと同様のため、同一の部分に同一の番号を付
してその説明は略する。
【0039】次に、実施例の作用を説明する。
【0040】実施例の出力バッファが設けられた半導体
集積回路を、通常状態で作動させる時には、テスト切換
信号TSTをローレベル「0」とする。これにより当該
信号の反転入力TST′がハイレベル「1」となり、従
って、第1のパスゲート24Aはオフ状態となり、第2
のパスゲート24Bがオン状態となる。このため、内部
回路からの入力Dが第2のパスゲート24Bを介してノ
ットゲートNotに入力され、ドライバ回路20を作動さ
せる。
集積回路を、通常状態で作動させる時には、テスト切換
信号TSTをローレベル「0」とする。これにより当該
信号の反転入力TST′がハイレベル「1」となり、従
って、第1のパスゲート24Aはオフ状態となり、第2
のパスゲート24Bがオン状態となる。このため、内部
回路からの入力Dが第2のパスゲート24Bを介してノ
ットゲートNotに入力され、ドライバ回路20を作動さ
せる。
【0041】一方、出力バッファ10をテストする時に
は、テスト切換信号TSTをハイレベル「1」とする。
これにより、第1のパスゲート24Aがオン状態とな
り、第2のパスゲート24Bがオフ状態となる。この各
パスゲート24A、24Bの状態において、テスト信号
TSTINをテスト信号TSTIN線に入力してドライ
バ回路20をセット又はリセットする。この際、入力テ
スト信号は第1のパスゲート24Aを介してノットゲー
トNotに入力され、ノットゲートNot出力は、ドライバ
回路20を作動させる。このドライバ回路20の出力値
が規定のハイレベル電位以上か、あるいは、ローレベル
電位以下か否かを判定してドライバ回路20ひいては出
力バッファのテストを行う。
は、テスト切換信号TSTをハイレベル「1」とする。
これにより、第1のパスゲート24Aがオン状態とな
り、第2のパスゲート24Bがオフ状態となる。この各
パスゲート24A、24Bの状態において、テスト信号
TSTINをテスト信号TSTIN線に入力してドライ
バ回路20をセット又はリセットする。この際、入力テ
スト信号は第1のパスゲート24Aを介してノットゲー
トNotに入力され、ノットゲートNot出力は、ドライバ
回路20を作動させる。このドライバ回路20の出力値
が規定のハイレベル電位以上か、あるいは、ローレベル
電位以下か否かを判定してドライバ回路20ひいては出
力バッファのテストを行う。
【0042】又、これら各バッファ集積回路パターンは
図2(B)のようにチップ28上に並べられており、こ
れにより、テスト切換信号TST信号線及びテスト信号
TSTIN信号線は、信号線同士が相互に接続されてい
る。従って、テスト切換信号TSTの入力により、テス
ト信号TSTINの信号線が全ての出力バッファのドラ
イバ回路20と接続状態となり、この状態で、テスト信
号TSTINを入力することにより、全ての出力バッフ
ァのテストを行うことができる。
図2(B)のようにチップ28上に並べられており、こ
れにより、テスト切換信号TST信号線及びテスト信号
TSTIN信号線は、信号線同士が相互に接続されてい
る。従って、テスト切換信号TSTの入力により、テス
ト信号TSTINの信号線が全ての出力バッファのドラ
イバ回路20と接続状態となり、この状態で、テスト信
号TSTINを入力することにより、全ての出力バッフ
ァのテストを行うことができる。
【0043】なお、前記実施例においては図1に示すよ
うなドライバ回路20のマルチプレクサを示したが、こ
のマルチプレクサの構成は図に示されるものに限定され
るものではなく、出力バッファの集積回路パターン上に
一体的に設け得るものであれば他の構成のマルチプレク
サを用いることができる。
うなドライバ回路20のマルチプレクサを示したが、こ
のマルチプレクサの構成は図に示されるものに限定され
るものではなく、出力バッファの集積回路パターン上に
一体的に設け得るものであれば他の構成のマルチプレク
サを用いることができる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
内部回路にゲートを付加することなく出力バッファの集
積回路パターン内にマルチプレクサを設けることにより
信号伝達速度の低下と集積度の低下を防止しつつ出力バ
ッファのテストを容易化し得るという優れた効果が得ら
れる。
内部回路にゲートを付加することなく出力バッファの集
積回路パターン内にマルチプレクサを設けることにより
信号伝達速度の低下と集積度の低下を防止しつつ出力バ
ッファのテストを容易化し得るという優れた効果が得ら
れる。
【0045】又、半導体集積回路の配線工程を容易化し
得るという優れた効果が得られる。
得るという優れた効果が得られる。
【図1】図1は、本発明の実施例に係る出力バッファの
構成を示す回路図である。
構成を示す回路図である。
【図2】図2は、前記実施例に係るマルチプレクサが設
けられた出力バッファの集積回路パターン及び該パター
ンをチップ上に配列した状態を示す平面構成図である。
けられた出力バッファの集積回路パターン及び該パター
ンをチップ上に配列した状態を示す平面構成図である。
【図3】図3は、従来の出力バッファの構成例を簡単に
示すブロック図である。
示すブロック図である。
【図4】図4は、同じく従来の出力バッファの例を示す
回路図である。
回路図である。
【図5】図5は、前記従来の出力バッファにマルチプレ
クサを設けた構成例を示す回路図である。
クサを設けた構成例を示す回路図である。
20…プリドライバ、
22…ノットゲート、
24…マルチプレクサ、
24A、24B…パスゲート、
26…出力バッファの半導体集積回路パターン。
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
H03K 19/0175
8941−5J H03K 19/00 101 F
Claims (2)
- 【請求項1】半導体集積回路の内部回路出力に従って外
部を駆動するための出力バッファにおいて、内部回路出
力とテスト信号とを選択的に出力バッファに入力するた
めのマルチプレクサを、出力バッファの集積回路パター
ン領域内に設けて、テストを容易化したことを特徴とす
る出力バッファ。 - 【請求項2】半導体集積回路の内部回路出力に従って外
部を駆動するための出力バッファにおいて、内部回路出
力とテスト信号とを選択的に出力バッファに入力するた
めのマルチプレクサを、出力バッファの集積回路パター
ン領域内に設け、前記マルチプレクサの入力切換信号線
とテスト信号線とを前記出力バッファの集積回路パター
ン領域内に配線して、テストを容易化したことを特徴と
する出力バッファ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3182050A JPH052057A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 出力バツフア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3182050A JPH052057A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 出力バツフア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH052057A true JPH052057A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=16111463
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3182050A Pending JPH052057A (ja) | 1991-06-26 | 1991-06-26 | 出力バツフア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH052057A (ja) |
-
1991
- 1991-06-26 JP JP3182050A patent/JPH052057A/ja active Pending
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