JPH0879048A - 出力バッファ - Google Patents

出力バッファ

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Publication number
JPH0879048A
JPH0879048A JP6213083A JP21308394A JPH0879048A JP H0879048 A JPH0879048 A JP H0879048A JP 6213083 A JP6213083 A JP 6213083A JP 21308394 A JP21308394 A JP 21308394A JP H0879048 A JPH0879048 A JP H0879048A
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JP
Japan
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buffer
output
buffers
output buffer
circuit
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Withdrawn
Application number
JP6213083A
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English (en)
Inventor
Hitoshi Fujita
仁 藤田
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力バッファを同時に駆動することにより発
生するグランドバウンシングを防止すること。 【構成】 1個の出力バッファを高駆動能力バッファ7
と低駆動能力バッファ10とプリバッファ4とで構成
し、高駆動能力バッファ7と低駆動能力バッファ10の
並列接続回路または低駆動能力バッファ10のみの回路
を選択し得るよう構成した。 【効果】 低駆動能力バッファ10のみの回路を選択す
ると出力バッファの駆動能力が低下するため、複数の出
力バッファを同時に駆動してもグランドバウンシングの
発生を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路装置にお
ける出力バッファに関し、特に駆動能力の選択が可能な
出力バッファに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の半導体集積回路装置においては、
複数の出力バッファの出力信号が同時に変化すると出力
バッファの電流変化によって電源にノイズが誘発される
現象、いわゆるグランドバウンシングが発生し、集積回
路が誤動作し集積回路の検査や選別に支障をきたすこと
があった。
【0003】図3は従来の出力バッファを複数個配置し
てなる半導体集積装置の一例の回路図である。この回路
はスタンダードセルLSIまたはゲートアレイLSIの
一例で、入力バッファおよび出力バッファの外形上の縦
と横のサイズはそれぞれ等しく、配線、スルーホール、
コンタクトの各層を変更することにより種々のバッファ
を形成している。
【0004】この出力バッファが接続される回路の検査
または選別を行う場合は、グランドバウンシングの発生
を防ぐため、たとえば出力バッファを出力バッファ10
1〜104と出力バッファ105〜108の2つのグル
ープに分け、まず外部制御端子P11に制御信号を入力
して出力バッファ101〜104のグループのみを活性
化して、これらの出力バッファ101〜104から出力
される信号を検査し、つぎに、外部制御端子P12に制
御信号を入力して出力バッファ105〜108のグルー
プのみを活性化し、これらの出力バッファ105〜10
8から出力される信号を検査していた。このように、検
査または選別を2回に分けて行い、同時に出力バッファ
の出力信号が変化する数を制限することによりグランド
バウンシングの発生を防止していた。
【0005】また、特願昭63−80622号公報に出
力バッファに隣接する余剰出力バッファを並列接続して
駆動能力を選択できるようにした半導体集積回路装置が
開示されている。図4はこの半導体集積回路装置の出力
バッファの回路図である。この半導体集積回路装置によ
れば、出力バッファ120と、この出力バッファ120
と隣接する余剰バッファ121とを並列接続構成とし、
外部制御端子(PAD)122から入力される制御信号
により、出力バッファ120と121の並列接続回路ま
たは出力バッファ120のみの回路のいずれか一方を選
択するよう構成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、出力バッファ
を2つのグループに分けて一方の出力バッファのみを活
性化させる半導体集積回路装置では、集積回路の検査ま
たは選別を2回に分けて行うため検査に長時間を要する
という課題があった。
【0007】また、特願昭63−80622号公報に開
示された半導体集積回路装置によれば、隣接する余剰バ
ッファが存在しなければ駆動能力の選択が実現できない
という課題があった。
【0008】そこで本発明の目的は、出力バッファをグ
ループごとに活性化させたり、隣接する余剰バッファを
使用して駆動能力を低下させなくともグランドバウンシ
ングの発生を防止することができる出力バッファを提供
することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明は、半導体集積回路装置上に配置され、ゲート
回路の出力側と外部出力端子間に接続される出力バッフ
ァであって、1個の高駆動能力バッファと1個の低駆動
能力バッファと選択手段とからなり、前記選択手段への
選択入力に応じて前記2個のバッファの並列接続回路ま
たはいずれか一個のバッファのみの回路が選択されるこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】1つの出力バッファにおいて、高駆動能力バッ
ファと低駆動能力バッファとの並列接続回路、またはい
ずれか1個のバッファのみの回路の選択ができるよう構
成したので、出力バッファの駆動能力を変えることがで
きる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照しながら説明する。図1は本発明に係る出力バッファ
の一実施例の回路図である。出力バッファは、ナンドゲ
ート1とアンドゲート2とインバータ3とで構成される
プリバッファ(選択手段)4と、Pチャネルトランジス
タ5とNチャネルトランジスタ6とで構成される高駆動
能力トライステートメインバッファ7と、Pチャネルト
ランジスタ8とNチャネルトランジスタ9とで構成され
る低駆動能力メインバッファ10とにより構成される。
【0012】そして、ナンドゲート1の一方の入力側は
外部制御端子P1と接続され、他方の入力側は信号入力
端子P2と接続される。また、アンドゲート2の一方の
入力側も外部制御端子P1と接続され、他方の入力側は
インバータ3の出力側と接続される。そして、インバー
タ3の入力側は信号入力端子P2と接続される。
【0013】次に、ナンドゲート1の出力側とPチャネ
ルトランジスタ5の入力側とが接続され、アンドゲート
2の出力側とNチャネルトランジスタ6の入力側とが接
続され、Pチャネルトランジスタ7とNチャネルトラン
ジスタ6の出力側は短絡される。
【0014】そして、Pチャネルトランジスタ8とNチ
ャネルトランジスタ9の入力側は短絡されるとともに、
インバータ3の出力側と接続される。また、Pチャネル
トランジスタ7とNチャネルトランジスタ6の出力側お
よびPチャネルトランジスタ8とNチャネルトランジス
タ9の出力側とは短絡される。また、Pチャネルトラン
ジスタ8とNチャネルトランジスタ9の出力側には外部
出力端子P3が接続され、さらに外部出力端子P3はコ
ンデンサ11を介してアースされる。また、Pチャネル
トランジスタ5,8の出力側の他端には電源電圧が印加
され、Nチャネルトランジスタ6,9の出力側の他端は
アースされる。
【0015】この回路において、外部制御端子P1に高
レベル信号(論理値1の信号)が入力されると高駆動能
力トライステートメインバッファ7が活性化されるた
め、信号入力端子P2から入力された信号は高駆動能力
トライステートメインバッファ7と低駆動能力メインバ
ッファ10とにより外部出力端子P3に伝達される。
【0016】一方、外部制御端子P1に低レベル信号
(論理値0)の信号が入力されると高駆動能力トライス
テートメインバッファ7がハイインピーダンスとなるた
め、信号入力端子P2から入力された信号は低駆動能力
メインバッファ10のみにより外部出力端子P3に伝達
される。
【0017】すなわち、集積回路の検査や選別をする場
合は外部制御端子P1に低レベル信号を入力させること
により高駆動能力トライステートメインバッファ7をハ
イインピーダンスとし、低駆動能力メインバッファ10
のみで出力バッファを構成することにより出力バッファ
の駆動能力を下げることができる。
【0018】図2は本発明に係る出力バッファを複数個
配置してなる半導体集積回路装置の一実施例の回路図で
ある。
【0019】この回路はスタンダードセルLSIまたは
ゲートアレイLSIの一例で、入力バッファおよび出力
バッファの外形上の縦と横のサイズはそれぞれ等しく、
配線、スルーホール、コンタクトの各層を変更すること
により種々のバッファを形成している。
【0020】この装置では高駆動能力トライステートメ
インバッファ7と低駆動能力メインバッファ10とプリ
バッファ4とからなる出力バッファを8個(出力バッフ
ァ21〜28)配置し、共通の外部制御端子P1で出力
バッファの駆動能力を制御したものである。
【0021】すなわち、この装置によれば8個の出力バ
ッファを同時に低駆動化することができるため、これら
のバッファを同時に駆動してもグランドバウンシングの
発生を防止することができる。したがって、集積回路の
検査や選別を1度で済ませることができるため時間の削
減を図ることができる。
【0022】また、集積回路の検査や選別をする場合に
低駆動能力メインバッファ10の方を活性化させたの
で、高駆動能力メインバッファ7を活性化させた場合に
比べより多くの出力バッファを同一集積回路内に配置す
ることができる。また、隣接バッファを用いる必要がな
いためチップサイズを増加させることもない。
【0023】さらに、2個のメインバッファ7,8と1
個のプリバッファ4とを一列に配置すれば、1個の出力
バッファの占めるスペースが狭くなるため、より多くの
出力バッファを集積回路内に配置することができる。
【0024】また、検査または選別ではなく、その集積
回路本来の目的に使用する場合は、必要に応じて駆動能
力の選択をすればよい。
【0025】
【発明の効果】1個の出力バッファ内で駆動能力の選択
ができる。したがって、同時に複数の出力バッファを駆
動させる場合であっても全てのバッファの駆動能力を低
下させることによりグランドバウンシングの発生を防止
することができる。
【0026】また、隣接バッファを必要としないので、
出力バッファの縦、横のサイズを他の出力バッファと同
じサイズで構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る出力バッファの一実施例の回路図
である。
【図2】本発明に係る出力バッファを複数個配置してな
る半導体集積回路装置の一実施例の回路図である。
【図3】従来の出力バッファを複数個配置してなる半導
体集積装置の一例の回路図である。
【図4】従来の半導体集積回路装置の出力バッファの回
路図である。
【符号の説明】
1 ナンドゲート 2 アンドゲート 3 インバータ 4 プリバッファ(選択手段) 5,8 Pチャネルトランジスタ 6,9 Nチャネルトランジスタ 7 高駆動能力トライステートメインバッファ 10 低駆動能力メインバッファ P1 外部制御端子 P2 信号入力端子 P3 外部出力端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体集積回路装置上に配置され、ゲー
    ト回路の出力側と外部出力端子間に接続される出力バッ
    ファであって、1個の高駆動能力バッファと1個の低駆
    動能力バッファと選択手段とからなり、前記選択手段へ
    の選択入力に応じて前記2個のバッファの並列接続回路
    またはいずれか一個のバッファのみの回路が選択される
    ことを特徴とする出力バッファ。
  2. 【請求項2】 集積回路の検査または選別をする場合
    は、前記出力バッファとして1個のバッファのみの回路
    が選択され、かつ低駆動能力バッファが選択されること
    を特徴とする請求項1記載の出力バッファ。
  3. 【請求項3】 前記2個のバッファと前記選択手段とを
    一列に配置したことを特徴とする請求項1または2記載
    の出力バッファ。
JP6213083A 1994-09-07 1994-09-07 出力バッファ Withdrawn JPH0879048A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6213083A JPH0879048A (ja) 1994-09-07 1994-09-07 出力バッファ

Applications Claiming Priority (1)

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JP6213083A JPH0879048A (ja) 1994-09-07 1994-09-07 出力バッファ

Publications (1)

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JPH0879048A true JPH0879048A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16633275

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6213083A Withdrawn JPH0879048A (ja) 1994-09-07 1994-09-07 出力バッファ

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JP (1) JPH0879048A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007129601A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Canon Inc 同期回路システム
JP2007134938A (ja) * 2005-11-10 2007-05-31 Kawasaki Microelectronics Kk ノイズ対策回路

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007129601A (ja) * 2005-11-07 2007-05-24 Canon Inc 同期回路システム
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Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

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Effective date: 20011120