JPH05204882A - ネットワーク編集支援装置 - Google Patents
ネットワーク編集支援装置Info
- Publication number
- JPH05204882A JPH05204882A JP4013514A JP1351492A JPH05204882A JP H05204882 A JPH05204882 A JP H05204882A JP 4013514 A JP4013514 A JP 4013514A JP 1351492 A JP1351492 A JP 1351492A JP H05204882 A JPH05204882 A JP H05204882A
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- JP
- Japan
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- data
- network
- cell
- network data
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 ネットワークデータにおける各項目のデータ
型およびセル種別による各項目の要否を判定条件記憶手
段５に記憶させる。設定入力手段６によるデータ設定入
力の際、判定手段７で入力データの適否を確認する。こ
のうえで、データ取込手段８によりネットワークデータ
格納手段９に入力データを取り込む。またセルやセル間
結合を図形で表したネットワークモデル線図をネットワ
ークモデル表示手段１０により作成表示する。要素指定
手段１１によりセルが指定されると、ネットワークデー
タ表示手段１２がそのセルの属性項目を表示する。 【効果】 ネットワークデータの設定入力の時点で、各
項目のデータ型およびセル種別による各項目の要否とい
った条件に抵触するデータを確実に排除できる。ネット
ワークデータを視覚的に容易に把握することができる。
簡便で効率的な編集作業環境を提供する。
型およびセル種別による各項目の要否を判定条件記憶手
段５に記憶させる。設定入力手段６によるデータ設定入
力の際、判定手段７で入力データの適否を確認する。こ
のうえで、データ取込手段８によりネットワークデータ
格納手段９に入力データを取り込む。またセルやセル間
結合を図形で表したネットワークモデル線図をネットワ
ークモデル表示手段１０により作成表示する。要素指定
手段１１によりセルが指定されると、ネットワークデー
タ表示手段１２がそのセルの属性項目を表示する。 【効果】 ネットワークデータの設定入力の時点で、各
項目のデータ型およびセル種別による各項目の要否とい
った条件に抵触するデータを確実に排除できる。ネット
ワークデータを視覚的に容易に把握することができる。
簡便で効率的な編集作業環境を提供する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、ネットワーク表現形
式による知識を取り扱う知識獲得システムにおいて、ネ
ットワークを構築するためのネットワークデータの編集
を支援する装置に関する。
式による知識を取り扱う知識獲得システムにおいて、ネ
ットワークを構築するためのネットワークデータの編集
を支援する装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】ＡＩ（人工知能）システムには、不完全
な情報に基づいて推論を行うシステムがある。この種の
システムの１つに、行列によって制御される推論エンジ
ン「ＭＡＣＩＥ」（matrix controlled inference engi
ne）がある（Gallant S.I. Connectionist expert syst
ems，Communications of the ACM，Vol.31，No.2，pp15
2~169，1988 参照）。ＭＡＣＩＥを用いたエキスパート
システムの概略を図３に示す。このエキスパートシステ
ム１において、２は推論エンジン（ＭＡＣＩＥ）、３は
知識が構築される知識ベース、４はマンマシンインタフ
ェースである。知識ベース３では、知識がネットワーク
により表現されている。
な情報に基づいて推論を行うシステムがある。この種の
システムの１つに、行列によって制御される推論エンジ
ン「ＭＡＣＩＥ」（matrix controlled inference engi
ne）がある（Gallant S.I. Connectionist expert syst
ems，Communications of the ACM，Vol.31，No.2，pp15
2~169，1988 参照）。ＭＡＣＩＥを用いたエキスパート
システムの概略を図３に示す。このエキスパートシステ
ム１において、２は推論エンジン（ＭＡＣＩＥ）、３は
知識が構築される知識ベース、４はマンマシンインタフ
ェースである。知識ベース３では、知識がネットワーク
により表現されている。
【０００３】図４は、ネットワークの一例を示す。図に
示すようにネットワークは、それぞれ事象を示す複数の
セルを結合して構成される。各セルは、入力セル、中間
セルおよび出力セルに大別される。図中、□は入力セ
ル、○は他のセルを示す。各セルの間は、所定の重みを
もって結合されている。図中、この結合を矢印で示す。
外部からの入力信号は入力セルに入力され、この後、各
階層順に信号が伝達され、出力セルの出力信号が外部に
出力される。中間セルおよび出力セルでは、入力信号を
所定の重みをもって重畳し、その重畳結果を所定の伝達
関数により処理して出力信号（２値化信号）を求める。
示すようにネットワークは、それぞれ事象を示す複数の
セルを結合して構成される。各セルは、入力セル、中間
セルおよび出力セルに大別される。図中、□は入力セ
ル、○は他のセルを示す。各セルの間は、所定の重みを
もって結合されている。図中、この結合を矢印で示す。
外部からの入力信号は入力セルに入力され、この後、各
階層順に信号が伝達され、出力セルの出力信号が外部に
出力される。中間セルおよび出力セルでは、入力信号を
所定の重みをもって重畳し、その重畳結果を所定の伝達
関数により処理して出力信号（２値化信号）を求める。
【０００４】このようなネットワークは、Ｃ言語等によ
る記述をもって、重み行列を用いて表現される。ネット
ワークを構築するためのデータ（ネットワークデータ）
の一例を図５に示す。図に示すように、ネットワークデ
ータは、セルデータおよび重み行列からなる。セルデー
タは、各セルの付属データ、すなわちセル番号や種類、
階層、名称、質問内容等を要素とするものである。一
方、重み行列は、セル間結合の重みを示すものである。
セルおよびセル間結合の重みの関係を図６に示す。重み
行列の要素ｗijは、セルｕi，ｕj間の結合の重みを示
し、ｗi0はセルｕｉのバイアスを示す。たとえばｉ＝
８，ｊ＝３とすると、ｗｉｊ＝３，ｗi0＝−１となる。
る記述をもって、重み行列を用いて表現される。ネット
ワークを構築するためのデータ（ネットワークデータ）
の一例を図５に示す。図に示すように、ネットワークデ
ータは、セルデータおよび重み行列からなる。セルデー
タは、各セルの付属データ、すなわちセル番号や種類、
階層、名称、質問内容等を要素とするものである。一
方、重み行列は、セル間結合の重みを示すものである。
セルおよびセル間結合の重みの関係を図６に示す。重み
行列の要素ｗijは、セルｕi，ｕj間の結合の重みを示
し、ｗi0はセルｕｉのバイアスを示す。たとえばｉ＝
８，ｊ＝３とすると、ｗｉｊ＝３，ｗi0＝−１となる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにネットワ
ークは重み行列を用いて表現されるため、ネットワーク
の編集にあたっては、図４に示すネットワーク構成と図
５に示す重み行列の対応関係を常に把握することが必要
となる。しかも、各セルの要素に対するデータの型や属
性はＭＡＣＩＥ内の関数によって制限され、この点も考
慮しながら編集を行う必要がある。このような事情から
ネットワークの編集作業は、効率が悪く困難なものとな
っていた。特にネットワークデータに日本語表記を用い
ようとすると、さらに漢字変換等の面倒な手間が加わる
こととなり、作業効率を低下させることとなってしま
う。
ークは重み行列を用いて表現されるため、ネットワーク
の編集にあたっては、図４に示すネットワーク構成と図
５に示す重み行列の対応関係を常に把握することが必要
となる。しかも、各セルの要素に対するデータの型や属
性はＭＡＣＩＥ内の関数によって制限され、この点も考
慮しながら編集を行う必要がある。このような事情から
ネットワークの編集作業は、効率が悪く困難なものとな
っていた。特にネットワークデータに日本語表記を用い
ようとすると、さらに漢字変換等の面倒な手間が加わる
こととなり、作業効率を低下させることとなってしま
う。
【０００６】この発明は、このような問題点に鑑み、ネ
ットワークで表現される知識を取り扱うネットワークシ
ステムにおいて、ネットワークの編集作業を簡易かつ効
率的に行える編集支援装置を提供することを目的する。
ットワークで表現される知識を取り扱うネットワークシ
ステムにおいて、ネットワークの編集作業を簡易かつ効
率的に行える編集支援装置を提供することを目的する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】図１はこの発明の構成を
示す。図に示すように、請求項１に係る発明は、複数の
セルを結合してなる知識表現のためのネットワークを示
すデータであって、各セルについてのセル種別を含む各
種属性項目およびセル間結合の重み行列からなるネット
ワークデータの編集支援を行うネットワーク編集支援装
置において、次の手段を備えたものである。
示す。図に示すように、請求項１に係る発明は、複数の
セルを結合してなる知識表現のためのネットワークを示
すデータであって、各セルについてのセル種別を含む各
種属性項目およびセル間結合の重み行列からなるネット
ワークデータの編集支援を行うネットワーク編集支援装
置において、次の手段を備えたものである。
【０００８】（１）ネットワークデータにおける各項目
のデータ型およびセル種別による各項目の要否を判定条
件として記憶する判定条件記憶手段５。
のデータ型およびセル種別による各項目の要否を判定条
件として記憶する判定条件記憶手段５。
【０００９】（２）ネットワークデータを設定入力する
ための設定入力手段６。
ための設定入力手段６。
【００１０】（３）ネットワークデータが入力されると
動作して（１）の判定条件により当該データの適否を判
定する判定手段７。
動作して（１）の判定条件により当該データの適否を判
定する判定手段７。
【００１１】（４）当該データが適正である場合に当該
データを取り込むデータ取込手段８。
データを取り込むデータ取込手段８。
【００１２】（５）取り込まれたデータを格納するネッ
トワークデータ格納部９。
トワークデータ格納部９。
【００１３】また請求項２に係る発明は、ネットワーク
編集支援装置において、次の手段を備えたものである。
編集支援装置において、次の手段を備えたものである。
【００１４】（６）セルおよびセル間結合を構成要素と
するネットワークモデル線図を前記ネットワークデータ
に基づいて作成し表示するネットワークモデル表示手段
１０。
するネットワークモデル線図を前記ネットワークデータ
に基づいて作成し表示するネットワークモデル表示手段
１０。
【００１５】（７）ネットワークモデル線図の構成要素
を指定するための要素指定手段１１。
を指定するための要素指定手段１１。
【００１６】（８）構成要素の指定を受けて当該構成要
素に関するネットワークデータを表示するネットワーク
データ表示手段１２。このネットワークデータ表示手段
は、指定された構成要素がセルである場合、当該セルの
属性項目を表示し、指定された構成要素がセル間結合で
ある場合、当該セル間結合の重みを表示するものであ
る。
素に関するネットワークデータを表示するネットワーク
データ表示手段１２。このネットワークデータ表示手段
は、指定された構成要素がセルである場合、当該セルの
属性項目を表示し、指定された構成要素がセル間結合で
ある場合、当該セル間結合の重みを表示するものであ
る。
【００１７】
【作用】ネットワークデータにおいて、各属性の性質か
ら各属性項目に制限が生じる。つまり、属性項目によっ
て数値データ・文字データの種別などのデータ型が決定
され、さらに対象となるセルの種別によって必要となる
属性項目の要否自体が異なる。そこで請求項１記載の発
明では、ネットワークデータの各項目について適否の判
定条件をあらかじめ設定しておき、データの入力設定時
に入力データが判定条件を満たすことを確認したうえで
入力データを取り込む。もし不適切な入力があった場合
はエラー通知を出力するなどして当該データの取り込み
を排除する。
ら各属性項目に制限が生じる。つまり、属性項目によっ
て数値データ・文字データの種別などのデータ型が決定
され、さらに対象となるセルの種別によって必要となる
属性項目の要否自体が異なる。そこで請求項１記載の発
明では、ネットワークデータの各項目について適否の判
定条件をあらかじめ設定しておき、データの入力設定時
に入力データが判定条件を満たすことを確認したうえで
入力データを取り込む。もし不適切な入力があった場合
はエラー通知を出力するなどして当該データの取り込み
を排除する。
【００１８】また請求項２記載の発明では、ネットワー
クデータからネットワークモデル線図を作成表示し、ネ
ットワークデータ編集時の参考として供する。このネッ
トワークモデル線図は、セルおよびセル間結合を構成要
素とするものであり、たとえば□や○などの図形でセル
を表示し、矢印などでセル間結合を表示する。そして表
示されたセルまたはセル間結合をポインティングデバイ
ス等で指定することにより、そのセルの属性項目または
そのセル間結合の重みが表示される。これにより、ネッ
トワークデータとそのデータにより構築されるネットワ
ークモデルとの対応関係を容易に把握することが可能と
なり、編集作業の困難性を緩和できる。
クデータからネットワークモデル線図を作成表示し、ネ
ットワークデータ編集時の参考として供する。このネッ
トワークモデル線図は、セルおよびセル間結合を構成要
素とするものであり、たとえば□や○などの図形でセル
を表示し、矢印などでセル間結合を表示する。そして表
示されたセルまたはセル間結合をポインティングデバイ
ス等で指定することにより、そのセルの属性項目または
そのセル間結合の重みが表示される。これにより、ネッ
トワークデータとそのデータにより構築されるネットワ
ークモデルとの対応関係を容易に把握することが可能と
なり、編集作業の困難性を緩和できる。
【００１９】
【実施例】以下、この発明の実施例を詳細に説明する。
この実施例は、ネットワークシステムにおいて使用され
るネットワーク編集用のエディタに係るものである。
この実施例は、ネットワークシステムにおいて使用され
るネットワーク編集用のエディタに係るものである。
【００２０】このエディタは、ネットワークデータの設
定入力時において、各セルデータの性質（入力データの
制限）を示唆し、さらには入力データの適否判別を行う
機能を有する。表１は、セル性質テーブルの概略を示
す。このエディタには、この表に示すようなテーブルが
用意されている。
定入力時において、各セルデータの性質（入力データの
制限）を示唆し、さらには入力データの適否判別を行う
機能を有する。表１は、セル性質テーブルの概略を示
す。このエディタには、この表に示すようなテーブルが
用意されている。
【００２１】
【表１】
【００２２】このテーブルには、セルデータや重み行列
の性質が格納されている。表中、ａ〜ｄは設定データに
対する各種の制限を示す。ａは、入力可能な値が｛ＩＮ
ＰＵＴ，ＨＩＤＤＥＮ，ＯＵＴＰＵＴ｝のうちの１つで
あることを示す。ｂは、セル種別が“ＩＮＰＵＴ”の場
合のみ、当該項目が有効であることを示す。ｃは、セル
種別が“ＩＮＰＵＴ”以外の場合に当該項目が有効であ
ることを示す。ｄは、行列の型がセルの総数とセル番号
に規制されることを示す。つまり、ｉをセル番号、ｍを
セルの総数とすると、各セルの行列は｛ｎ1，ｎ2…ｎi
…ｎm｝で表され、フィードフォワード結合のネットワ
ークの場合、ｎi〜ｎmは０となる。
の性質が格納されている。表中、ａ〜ｄは設定データに
対する各種の制限を示す。ａは、入力可能な値が｛ＩＮ
ＰＵＴ，ＨＩＤＤＥＮ，ＯＵＴＰＵＴ｝のうちの１つで
あることを示す。ｂは、セル種別が“ＩＮＰＵＴ”の場
合のみ、当該項目が有効であることを示す。ｃは、セル
種別が“ＩＮＰＵＴ”以外の場合に当該項目が有効であ
ることを示す。ｄは、行列の型がセルの総数とセル番号
に規制されることを示す。つまり、ｉをセル番号、ｍを
セルの総数とすると、各セルの行列は｛ｎ1，ｎ2…ｎi
…ｎm｝で表され、フィードフォワード結合のネットワ
ークの場合、ｎi〜ｎmは０となる。
【００２３】ネットワークデータの設定入力の際、この
テーブルを参照して対話形式でアドバイスメッセージを
表示する。つまり入力データが適正であることを確認し
たうえで入力データを取り込み、ネットワークデータフ
ァイルを作成する。入力データが上記の各種制限に抵触
する場合、その入力データを取り込みを行わずにエラー
メッセージを表示する。オペレータは、表示されるメッ
セージに従ってデータを入力していくことにより、推論
エンジン内の関数に抵触しない適切なネットワークデー
タを設定することができる。
テーブルを参照して対話形式でアドバイスメッセージを
表示する。つまり入力データが適正であることを確認し
たうえで入力データを取り込み、ネットワークデータフ
ァイルを作成する。入力データが上記の各種制限に抵触
する場合、その入力データを取り込みを行わずにエラー
メッセージを表示する。オペレータは、表示されるメッ
セージに従ってデータを入力していくことにより、推論
エンジン内の関数に抵触しない適切なネットワークデー
タを設定することができる。
【００２４】また、このエディタは、ネットワークをグ
ラフィック表示する機能を有する。この機能は、ネット
ワークデータの設定入力が行われた後に選択される。こ
のグラフィック表示モードが選択されると、ネットワー
クデータに基づいてネットワークモデルグラフィックの
作成が行われる。このグラフィックには、たとえば図４
に示すような線図を採用することができる。つまり、入
力セルを□で表し、中間セルおよび出力セルを○で表
し、セル間結合を矢印で表す。
ラフィック表示する機能を有する。この機能は、ネット
ワークデータの設定入力が行われた後に選択される。こ
のグラフィック表示モードが選択されると、ネットワー
クデータに基づいてネットワークモデルグラフィックの
作成が行われる。このグラフィックには、たとえば図４
に示すような線図を採用することができる。つまり、入
力セルを□で表し、中間セルおよび出力セルを○で表
し、セル間結合を矢印で表す。
【００２５】このグラフィック表示モードには、ネット
ワークデータの修正機能が付加されている。その様子を
図２に示す。つまり表示されたグラフィックの任意の要
素をオペレータがマウスでクリックすると、その要素に
関するネットワークデータが抽出されて一覧表として表
示される。指定された要素がセルである場合はそのセル
データが表示され、セル間結合である場合はその結合の
重みが表示される。表示された一覧表の中に数値や文字
が記入されると、その記入内容がネットワークデータと
して取り込まれる。
ワークデータの修正機能が付加されている。その様子を
図２に示す。つまり表示されたグラフィックの任意の要
素をオペレータがマウスでクリックすると、その要素に
関するネットワークデータが抽出されて一覧表として表
示される。指定された要素がセルである場合はそのセル
データが表示され、セル間結合である場合はその結合の
重みが表示される。表示された一覧表の中に数値や文字
が記入されると、その記入内容がネットワークデータと
して取り込まれる。
【００２６】このようにして設定されたネットワークデ
ータは、図５に示すような所定の書式に変換され、ネッ
トワークデータファイルとしてまとめられ保存される。
編集を終えたファイルを実行させるときは、上記のグラ
フィックにより実行状況を視覚的に表現することもでき
る。たとえば処理の対象になっているセルやセル間結合
を点滅させ、あるいは色を変化させる。これによりネッ
トワークの動作を容易に確認できるようにする。
ータは、図５に示すような所定の書式に変換され、ネッ
トワークデータファイルとしてまとめられ保存される。
編集を終えたファイルを実行させるときは、上記のグラ
フィックにより実行状況を視覚的に表現することもでき
る。たとえば処理の対象になっているセルやセル間結合
を点滅させ、あるいは色を変化させる。これによりネッ
トワークの動作を容易に確認できるようにする。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明によれば、
ネットワークデータにおける各項目のデータ型およびセ
ル種別による各項目の要否をあらかじめ定めておき、ネ
ットワークデータ設定の際にこれらを判定条件として入
力データの適否を判定する。これにより、推論エンジン
内の関数等による制限に抵触するデータを入力の時点で
確実に排除できる。さらに、ネットワークデータに基づ
いてネットワークモデル線図を作成表示し、セルまたは
セル間結合といったモデル構成要素の指定を受けてその
要素に関するネットワークデータを表示し、ネットワー
クデータを視覚的に把握可能な編集作業環境を提供する
ことができる。
ネットワークデータにおける各項目のデータ型およびセ
ル種別による各項目の要否をあらかじめ定めておき、ネ
ットワークデータ設定の際にこれらを判定条件として入
力データの適否を判定する。これにより、推論エンジン
内の関数等による制限に抵触するデータを入力の時点で
確実に排除できる。さらに、ネットワークデータに基づ
いてネットワークモデル線図を作成表示し、セルまたは
セル間結合といったモデル構成要素の指定を受けてその
要素に関するネットワークデータを表示し、ネットワー
クデータを視覚的に把握可能な編集作業環境を提供する
ことができる。
【図１】この発明に係るネットワーク編集支援装置の要
部を示す機能ブロック図。
部を示す機能ブロック図。
【図２】この発明の一実施例に係るエディタの動作例を
示す線図。
示す線図。
【図３】ＭＡＣＩＥを用いたエキスパートシステムの概
略を示す機能ブロック図。
略を示す機能ブロック図。
【図４】ネットワークの一例を示す線図。
【図５】ネットワークデータの一例を示す説明図。
【図６】セルおよびセル間結合の重みを示す線図。
５…判定条件記憶手段 ６…設定入力手段 ７…判定手段 ８…データ取込手段 ９…ネットワークデータ格納手段 １０…ネットワークモデル表示手段 １１…要素指定手段 １２…ネットワークデータ表示手段
Claims (2)
- 【請求項１】 複数のセルを結合してなる知識表現のた
めのネットワークを示すデータであって、各セルについ
てのセル種別を含む各種属性項目およびセル間結合の重
み行列からなるネットワークデータの編集支援を行う装
置において、 ネットワークデータにおける各項目のデータ型およびセ
ル種別による各項目の要否を判定条件として記憶する判
定条件記憶手段と、ネットワークデータを設定入力する
ための設定入力手段と、ネットワークデータが入力され
ると動作して前記判定条件により当該データの適否を判
定する判定手段と、当該データが適正である場合に当該
データを取り込むデータ取込手段と、取り込まれたデー
タを格納するネットワークデータ格納部とを備えたこと
を特徴とするネットワーク編集支援装置。 - 【請求項２】 複数のセルを結合してなる知識表現のた
めのネットワークを示すデータであって、各セルについ
ての各種属性項目およびセル間結合の重み行列からなる
ネットワークデータの編集支援を行う装置において、 セルおよびセル間結合を構成要素とするネットワークモ
デル線図を前記ネットワークデータに基づいて作成し表
示するネットワークモデル表示手段と、ネットワークモ
デル線図の構成要素を指定するための要素指定手段と、
前記構成要素の指定を受けて当該構成要素に関するネッ
トワークデータを表示するネットワークデータ表示手段
とを備え、 前記ネットワークデータ表示手段は、指定された構成要
素がセルである場合、当該セルの属性項目を表示し、指
定された構成要素がセル間結合である場合、当該セル間
結合の重みを表示するものであることを特徴とするネッ
トワーク編集支援装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4013514A JPH05204882A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | ネットワーク編集支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4013514A JPH05204882A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | ネットワーク編集支援装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05204882A true JPH05204882A (ja) | 1993-08-13 |
Family
ID=11835261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4013514A Pending JPH05204882A (ja) | 1992-01-29 | 1992-01-29 | ネットワーク編集支援装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05204882A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003029973A (ja) * | 1996-05-31 | 2003-01-31 | Toshiba Corp | システム構築装置 |
| CN110700886A (zh) * | 2019-11-06 | 2020-01-17 | 天地（常州）自动化股份有限公司 | 煤矿信息系统测点数据的提取与处理方法及其移动煤矿信息平台 |
-
1992
- 1992-01-29 JP JP4013514A patent/JPH05204882A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003029973A (ja) * | 1996-05-31 | 2003-01-31 | Toshiba Corp | システム構築装置 |
| CN110700886A (zh) * | 2019-11-06 | 2020-01-17 | 天地（常州）自动化股份有限公司 | 煤矿信息系统测点数据的提取与处理方法及其移动煤矿信息平台 |
| CN110700886B (zh) * | 2019-11-06 | 2021-08-03 | 天地（常州）自动化股份有限公司 | 煤矿信息系统测点数据的提取与处理方法及其移动煤矿信息平台 |
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