JPH05204600A - 演算回路 - Google Patents

演算回路

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JPH05204600A
JPH05204600A JP4015572A JP1557292A JPH05204600A JP H05204600 A JPH05204600 A JP H05204600A JP 4015572 A JP4015572 A JP 4015572A JP 1557292 A JP1557292 A JP 1557292A JP H05204600 A JPH05204600 A JP H05204600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
arithmetic
memory
bus group
data
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4015572A
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English (en)
Inventor
Masaharu Kimura
雅春 木村
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH05204600A publication Critical patent/JPH05204600A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】基本回路だけで最小規模の演算処理を実現で
き、あるいは基本回路を組み合せることによって演算規
模の変更に容易に対応できる演算回路を実現する。 【構成】メモリB2と、所定のタイミング信号に従って
選択された第1のバス群15上のデータをメモリB2に
書き込む第1の選択回路B1と、所定のタイミング信号
に従って選択された第2のバス群29上にメモリB2内
のデータを読み出す第2の選択回路B3−iと、バス群
29上に読み出されたデータに基づいて所定の演算処理
を実行する演算手段B4とを1組にして基本回路10を
構成し基本回路10の入出力端子をマスクレイアウトパ
ターンの周辺部に配置し、複数の基本回路10を近接配
置することにより、隣接基本ブロック間の端子同士を接
続するようにしたマスクレイアウトパターンを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、数値演算向けの例えば
ベクトル演算機能を有する演算回路に関し、特に開発期
間の短縮化や演算規模の変更容易化を意図した演算回路
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ベクトルレジスタやベクトル演
算器等の回路要素を含み、各要素間のデータ転送を制御
しながら定められた演算処理(例えばn段のパイプライ
ンベクトル演算処理)を実行する演算回路では、その処
理内容に応じてデータ転送回路や転送制御回路等の最適
設計が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかる従来
の演算回路にあっては、処理内容ごとに最適設計を行う
構成であり、一品、一様で作られるために、開発期間が
相当に長く、また、演算規模の変更(例えばパイプライ
ン段数の変更)にも容易に対応できないといった問題点
があった。
【0004】そこで、本発明は、基本回路だけで最小規
模の演算処理を実現でき、あるいは基本回路を組み合せ
ることによって演算規模の変更に容易に対応できる演算
回路の実現を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、メモリB2と、第1のバス群15を所定
のタイミング信号に従って選択し、当該選択バス群上の
データを前記メモリに書き込む第1の選択回路B1と、
第2のバス群29を所定のタイミング信号に従って選択
し、当該選択バス群上に前記メモリ内のデータを読み出
す第2の選択回路B3−iと、該第2のバス群上に読み
出されたデータに基づいて所定の演算処理を実行する演
算手段B4と、を備える演算回路であって、前記メモ
リ、第1の選択回路、第2の選択回路、及び、演算手段
をそれぞれブロック化し、且つ、当該4つのブロックを
1組にして基本回路10を構成したことを特徴とする。
【0006】また、第1のバス群(15)、第1の選択
回路(B1)、第2のバス群(29)、第2の選択回路
(B3−i)及び演算手段(B4)を含む基本ブロック
の入出力端子をマスクレイアウトパターンの周辺部に配
置し、複数の基本ブロックを近接配置することにより、
隣接基本ブロック間の端子同士を接続するようにしたマ
スクレイアウトパターンを有することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明では、最小規模の演算処理に必要な回路
要素を含む基本回路が2つ以上並べられ、且つ、隣接す
る基本回路間の第1のバス群同士及び第2のバス群同士
が繋げられることにより、当該基本回路の数に応じた演
算規模が得られる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図4は本発明に係る演算回路の一実施例を
示す図であり、4段のパイプラインベクトル演算器への
適用例である。図1において、10は4つのブロック
「B1」、「B2」、「B3−i」及び「B4」からな
る基本回路である。なお、B3−iのiはパイプライン
段(以下、バンク)を表しており、ここでは4段のパイ
プラインであるから、iは0,1,2,3の何れかであ
る。
【0009】左から1番目のブロックB1は、発明の要
旨に記載の第1の選択回路として機能するブロックであ
り、11〜14までの4つのバス線(各バス線は例えば
64ビット幅)からなる第1のバス群15と、バス線ご
とのセレクタ16〜19とを備える。なお、セレクタ上
に記載した符号S0、S1、S2、S3は、発明の要旨
に記載の所定のタイミング信号に相当するパイプライン
サイクル(図3参照)であり、例えばセレクタ16はサ
イクルS3の期間でバス線11を選択し、その選択バス
線11上のデータを左から2番目のブロックB2内のメ
モリユニット20に書き込む。
【0010】ここで、図2はメモリユニット20の一例
の構成図である。20aは64ビットライトデータ(W
D0−63)の半分(WD0−31/WD32−63)
を選択するライトセレクタ、20b、20cはそれぞれ
256×4バイトの容量を持つメモリであり、上側のメ
モリ20bは、ライトポート(W−port)から32
ビットデータ(D32−63)を読み込むことができ、
且つ、2つのリードポート(R−port#0/R−p
ort#1)からそれぞれ32ビットデータ(D32−
63)を読み出すことができるものである。また、下側
のメモリ20cも同様に、ライトポート(W−por
t)から32ビットデータ(D0−31)を読み込むこ
とができ、且つ、2つのリードポート(R−port#
0/R−port#1)からそれぞれ32ビットデータ
(D0−31)を読み出すことができるものである。2
0d、20eはこれら2つのメモリ20b、20cの読
み出しアドレスを発生するリードデコータ、20fはこ
れら2つのメモリ20b、20cの書き込みアドレスを
発生するライトデコータ、20g、20hは2つのメモ
リ20b、20cから読み出された32ビットデータを
選択するリードセレクタであり、メモリユニット20か
らは、上記2つのリードポート(R−port#0/R
−port#1)ごとの64ビットデータ(R#0/R
#1)が2系統で出力される。上記2つのメモリ20
b、20cは、32ビットのデータと64ビットのデー
タを切り換えて記憶することができる。64ビットのデ
ータ記憶は、アドレス(8ビット)の最下位ビットの状
態(“0”/“1”)に応じてライトセレクタ20aを
切り換えることにより実現できる。例えば、最下位ビッ
トが“0”のときにライトセレクタ20aでWD0−3
1を選択させると、下側のメモリ20cにこのデータ
(WD0−31)が記憶され、上側のメモリ20bの記
憶データ(WD32−63)と合わせて64ビットのデ
ータを記憶できる。一方、32ビットのデータ記憶は、
アドレス最下位ビットの状態に応じて上側のメモリ20
bと下側のメモリ20cにデータを振り分ける。なお、
2つのリードセレクタ20g、20hは、アドレスの最
下位ビットの状態が“0”のときに、互いに異なるリー
ドポートを選択する。すなわち、D0−31、D32−
63を選択する。
【0011】左から3番目のブロックB3−iは、発明
の要旨に記載の第2の選択回路として機能するブロック
であり、21〜28までの8つのバス線(各バス線は例
えば64ビット幅)からなる第2のバス群29と、バス
線ごとのセレクタ30〜38とを備える。なお、セレク
タ上に記載した符号S0、S1、S2、S3は、ブロッ
クB1と同様に、発明の要旨に記載の所定のタイミング
信号に相当するパイプラインサイクル(図3参照)であ
り、例えばセレクタ30はS0サイクルでバス線21を
選択し、その選択バス線21上にメモリユニット20内
のデータを読み出す。
【0012】右端のブロックB4は、第2のバス群29
上に読み出されたデータを取り込むと共に、これをベク
トル演算する演算ユニット38を含み、演算結果は、左
端のブロックB1のバス線14上に出力される。ここ
で、ブロックB3−i内のセレクタ30〜37の特定の
2つ(図では32及び33)と演算ユニット38との間
がバス線39、40によって接続されており、特定のセ
レクタは、当該基本回路10に割り当てられたバンク
(パイプライン段)によって決まる。
【0013】すなわち、図3は4段のパイプライン処理
のサイクルチャートであり、各バンクV0〜V3は、書
き込み(W)、読み出し(R)、第1処理(E1)及び
第2処理(E2)を順次に実行するが、例えば、基本回
路10をV0とすると、このV0の読み出し(R)サイ
クルはS1であるから、S1サイクルでメモリブロック
20内のデータを読み出すセレクタ32、33が、演算
ユニット38に接続される。なお、基本ブロック10を
V1とすると、このV1の読み出し(R)サイクルはS
2であるから、S2サイクルでメモリブロック20内の
データを読み出すセレクタ34、35が、演算ユニット
38に接続される。または、V2とすると(S3)、セ
レクタ36、37が演算ユニット38に接続され、ある
いは、V3とすると(S0)、セレクタ30、31が演
算ユニット38に接続される。
【0014】図4は、4段のパイプラインベクトル演算
器のレイアウト図であり、各バンクV0〜V3は、それ
ぞれ4つのブロック「B1」、「B2」、「B3−i」
及び「B4」の繰返し、すなわち基本回路10の繰返し
で構成される。ブロック境界の丸印(○)は各バス線の
切口を表しており、基本回路内のバス線同士や隣接する
基本回路間のバス線同士が、当該丸印の箇所で接続され
る。
【0015】このような構成によれば、パイプラインサ
イクル(S0〜S3)ごとに、各バンクで書き込み
(W)、読み出し(R)、第1処理(E1)及び第2処
理(E2)が順次に実行される。例えば、V0(図1)
では、 S0サイクル;第1バス群15のバス線14を選択し、
その選択バス線14上のデータをメモリユニット20に
書き込み(W)、 S1サイクル;第2バス群29のバス線23、24を選
択し、その選択バス線23、24上にメモリユニット2
0内のデータを読み出す(R)、 S2及びS3サイクル;そして、選択バス線23、24
上のデータを演算ユニット38に取込み、所定の演算処
理を実行した後、第1のバス群15のバス線14に出力
する、といった一連の流れになる。なお、ここでは、バ
ンク間のデータ転送の説明を省略している。
【0016】以上述べたように、本実施例では、最小規
模の演算処理(例えば1つのバンク相当の演算規模)に
必要な4つのブロックで基本回路10を構成し、さら
に、この基本回路10を組み合せ可能に構成している。
したがって、基本回路の組み合せ数を選択するだけで、
求められる演算規模を実現できるから、開発期間を大幅
に短縮化できると共に、演算規模の変更に容易に対応す
ることができるという特有の効果が得られる。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、基本回路だけで最小規
模の演算処理を実行できると共に、基本回路を組み合せ
ることによって様々な演算規模を容易に実現することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の基本回路の構成図である。
【図2】一実施例のメモリユニットの構成図である。
【図3】4段パイプラインベクトル演算回路のサイクル
チャートである。
【図4】一実施例の基本回路を用いた4段パイプライン
ベクトル演算回路のレイアウト図である。
【符号の説明】
10:基本回路 15:第1のバス群 29:第2のバス群 B1:第1の選択回路 B2:メモリ B3−i:第2の選択回路 B4:演算手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】メモリ(B2)と、 第1のバス群(15)を所定のタイミング信号に従って
    選択し、当該選択バス群上のデータを前記メモリに書き
    込む第1の選択回路(B1)と、 第2のバス群(29)を所定のタイミング信号に従って
    選択し、当該選択バス群上に前記メモリ内のデータを読
    み出す第2の選択回路(B3−i)と、 該第2のバス群上に読み出されたデータに基づいて所定
    の演算処理を実行する演算手段(B4)と、を備える演
    算回路であって、 前記メモリ、第1の選択回路、第2の選択回路、及び、
    演算手段をそれぞれブロック化し、 且つ、当該4つのブロックを1組にして基本回路(1
    0)を構成したことを特徴とする演算回路。
  2. 【請求項2】第1のバス群(15)、第1の選択回路
    (B1)、第2のバス群(29)、第2の選択回路(B
    3−i)及び演算手段(B4)を含む基本ブロックの入
    出力端子をマスクレイアウトパターンの周辺部に配置
    し、複数の基本ブロックを近接配置することにより、隣
    接基本ブロック間の端子同士を接続するようにしたマス
    クレイアウトパターンを有することを特徴とする演算回
    路。
JP4015572A 1992-01-29 1992-01-30 演算回路 Withdrawn JPH05204600A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4015572A JPH05204600A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 演算回路
US08/705,562 US5809552A (en) 1992-01-29 1996-08-29 Data processing system, memory access device and method including selecting the number of pipeline stages based on pipeline conditions

Applications Claiming Priority (1)

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JP4015572A JPH05204600A (ja) 1992-01-30 1992-01-30 演算回路

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JPH05204600A true JPH05204600A (ja) 1993-08-13

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ID=11892454

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4015572A Withdrawn JPH05204600A (ja) 1992-01-29 1992-01-30 演算回路

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Legal Events

Date Code Title Description
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Effective date: 19990408