JPH05204334A - 液晶駆動回路 - Google Patents

液晶駆動回路

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JPH05204334A
JPH05204334A JP1226792A JP1226792A JPH05204334A JP H05204334 A JPH05204334 A JP H05204334A JP 1226792 A JP1226792 A JP 1226792A JP 1226792 A JP1226792 A JP 1226792A JP H05204334 A JPH05204334 A JP H05204334A
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JP
Japan
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gate
liquid crystal
output
signal
video data
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Pending
Application number
JP1226792A
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English (en)
Inventor
Hideki Sashita
英樹 指田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は液晶駆動回路の素子数を低減させる
ことを目的としている。 【構成】複数のデータ保持用コンデンサC2 に保持され
ている映像データの各データをアナログゲートS3 ,S
4 を介して出力アンプHAに時分割して送り増幅し、出
力アンプHAに共通して接続されている複数の画素をゲ
ート信号G11,G12(G21,G22)で時分割して選択走
査するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は駆動方法を改善した液
晶駆動回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の携帯テレビ等のTFT(Thin F
ilm Transistor )液晶パネルのソース(ドレインでも
良い)側駆動回路は、液晶パネルの水平方向画素数と同
数の出力アンプを持ち、各画素に対応して持たれる出力
アンプの夫々に電圧を与えるような構成になっている。
【0003】図3(a) は従来および本願にも適用される
一般の液晶パネルおよびドライバ部を含むモジュール構
成を示し、同図(b) は同じくソースドライバ部のブロッ
ク回路を示している。また、図4,図5はそれぞれ、従
来のソースドライバのサンプル・ホールド部分を含む出
力アンプの回路とソースドライバの入出力タイミングチ
ャートを示している。
【0004】実装的には図3(a) に示すように、LCD
パネル31に対応してソースドライバ32,ゲートドラ
イバ33を実装するそれぞれのTAB(TAB フィルム基
板)34,35が設けられている。また、ソースドライ
バ32は同図(b) に示すように、制御用タイミングを発
生させるタイミング発生部32a ,水平方向画素を走査
するためのシフトレジスタ32b ,シフトレジスタ32
b の出力に対応した映像データを保持するサンプル・ホ
ールド32c およびサンプル・ホールド部32c に保持
されたデータに基づいて、LCDパネル31の水平方向
画素を駆動する出力アンプ部32d で構成されている。
図4および図5によって、従来の水平方向画素駆動回路
の構成とTFTLCDに対する書き込み動作を説明す
る。図3(b) の出力アンプ部32d を構成する、図4に
示す出力アンプHAはLCDパネル31の水平方向画素
の各素子のそれぞれに対応して設けられいる。
【0005】C1 およびC2 は映像データ保持用の容量
であって、C1 にはシフトレジスタシフトレジスタ32
b からの図5に示すサンプリング信号CK1 〜CKn に
よってゲートS1 を介して映像データData 1〜Data
nが書き込まれる。
【0006】水平方向画素数分のサンプリング終了後、
OE信号でC1 に保持されている映像データがゲートS
2 を介して一度にC2 に移され、さらに、C2 に移され
た映像データは出力アンプHAを介してLCDパネル3
1の水平方向画素に書き込まれる。OE信号がOFFに
なってもC2 に保持された値が次ぎのOE信号がONに
なるタイミングまでLCDパネル31の画素に与えられ
る。
【0007】この間、C1 には次ぎのラインの映像デー
タがシフトレジスタ32b からのサンプリング信号CK
1 〜CKn 信号でサンプリングされて、保持されるよう
になっている。このような動作の繰返でLCDパネル3
1上に所要の画像が表示される。
【0008】従来の水平方向画素の駆動回路は、上記し
たように水平方向画素のそれぞれに対応して出力アンプ
HAが設けられる構成になっているので、液晶パネルの
表示画面が大きくなり水平方向画素数が増加すると、そ
の分出力アンプの数も対応して増やす必要がある。
【0009】また、液晶パネルの表示画面を大きくしな
くとも、画質を向上させるために水平方向画素数を増や
すと、増加する出力アンプの実装密度を密にする必要が
生じるばかりでなく、ソース側駆動用LSIと液晶との
接続も実装上困難になる。
【0010】さらに、出力アンプの数が増えると、その
分、出力アンプの特性のばらつきも大きくなり、結果的
には液晶に印加される電圧値のばらつきとなり、表示画
像の画質を低下させる原因になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記した
ような問題を解決するためになされたもので、ソース側
出力アンプ数を減らして、実装上や画質上等の問題を軽
減させた液晶駆動回路を提供することを目的としてい
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の液晶駆動回路
は、映像データを保持するデータ保持手段と、複数の信
号線のそれぞれに対応する前記データ保持手段に保持さ
れているデータを時分割で切替えて増幅し前記信号線の
それぞれに対応する出力線に時分割して出力する増幅手
段とを備えたことを特徴としている。
【0013】
【作用】このように構成することで、増幅手段を複数の
液晶画素に共用することが可能になり、増幅手段の数を
減らすことができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながらこの発明の一実施
例を説明する。図1(a)(b)は実施例のソース側駆動回路
とTFTLCDパネル回路であり、同図(a) は出力アン
プ側回路で、同図(b) はTFTLCDパネルを構成する
TFT液晶画素の等価回路とその接続関係を示してい
る。また、図2はこの実施例の動作を説明するタイムチ
ャートである。
【0015】図1(a) において、C1 およびC2 は信号
線を介して送られる映像データ保持用のコンデンサであ
り、C1 には、図3に示すようなサンプリング信号CK
1 〜CKn によって開閉されるアナログゲートS1 を介
して、1水平ラインの構成映像データData 1〜Data
nが書き込まれる。
【0016】C2 に対しては、水平方向画素数分のサン
プリング終了後に、図2のタイムチャートに示すOE信
号により、アナログゲートS2 を介して各C1 保持され
た映像データがまとめて各C2 に送られ保持されるので
ある。S3 ,S4 は隣り合う二つの画素に対応したC2
に保持されたそれぞれの映像データを時分割して、出力
アンプHAに送るためのアナログゲートである。
【0017】HAは、S3 ,S4 を介して送られる各C
2 の映像データを増幅して、LCDパネルのTFT液晶
画素を駆動する出力アンプであり、この出力アンプHA
は水平方向の相互に隣り合う二つの画素群に共通して一
個が設けられている。
【0018】図示例で説明すると例えば、映像データD
ata 1とData 2の信号線と、これら信号線に対応する
出力線OUT1とOUT2との間に出力アンプHAの一
個が設けられている。
【0019】アナログゲートS3 ,S4 は、図2のタイ
ムチャートに示すように水平同期信号HDの1周期を二
つに時分割するゲート信号G1 ,G2 信号で開かれ、隣
り合う画素に対応するC2 の保持データの一方を、出力
アンプHAを介して対応する画素に送るようになってい
る。次ぎに、出力アンプHAの出力が送られるTFT液
晶画素側の回路構成を説明する。
【0020】TFT液晶画素は、図1(b) に示すよう
に、TFTと液晶容量Cv と付加容量Cs で表せる等価
回路になっている。つまり、Cv とCs はTFTを介し
て送られる映像データを、次ぎのデータまで保持するた
めのコンデンサである。
【0021】このようなTFT液晶画素は縦方向の一列
に配置された画素はそれぞれのソースが相互に接続さ
れ、同一のソース線Sを介して図1(a) に示すような対
応する出力アンプHAの出力(例えばOUT1)に接続
されている。また、この縦方向の一列と水平方向に隣り
合う縦方向の一列に配置された画素のそれぞれのソース
も相互に接続され、ソース線Sを介して同じ出力アンプ
HAの出力(例えばOUT2)に接続されている。つま
り、水平方向に隣り合う縦方向の二列の画素群のソース
は同一の出力アンプHAの出力に接続されている。
【0022】また、水平方向に一つ置きの画素例えば、
水平方向の偶数番目または奇数番目同士の画素のそれぞ
れのゲートが相互に接続されており、これら画素の各ゲ
ートはゲート線Gを介して縦方向の走査信号である一対
のゲート信号(例えばG11,G12)に接続されている。
また、縦方向に別の段の水平方向の偶数番目または奇数
番目同士の画素もそれぞれ一対のゲート信号(例えばG
21,G22)に接続されている。
【0023】これら一対のゲート信号G11,G12(G2
1,G22,…)は縦方向の走査信号であるが、同時に図
2のタイムチャートに示すように、水平同期信号HDの
1周期を二つに時分割するゲート信号G1 ,G2 にそれ
ぞれ同期した信号で、これら一対の信号は水平同期信号
HDの1周期の前半分と後半分を時分割して担当する時
分割信号でもある。
【0024】このような構成の実施例において、例え
ば、ゲート信号G1 がONになると、ゲート信号G1 が
接続されているアナログゲートS3 が開き、このゲート
S3 に接続されているC2 に保持されている映像データ
を、また、ゲート信号G2 がONになると、ゲート信号
G2 が接続されているアナログゲートS4 が開き、この
ゲートS4 に接続されているC2 に保持されている映像
データを出力アンプHAの出力(例えばOUT1,2)
を介してソース同士が相互にが接続されている各画素の
ソースに送るようになっている。
【0025】この時、水平方向に隣り合う画素の一方の
ゲートおよび他方の画素のゲートにはそれぞれゲート信
号G11またはG12(次の走査時点ではG21またはG22)
のいずれか一方が送られているので、隣り合う画素の一
方がゲート信号G12(次の走査時点ではG21)がON時
に選択され、また、隣り合う画素の他方はゲート信号G
12(次の走査時点ではG22)がON時に選択される。
【0026】つまり、ゲート信号G1 とゲート信号G11
(次の走査時点ではG21)がONになった時は、ゲート
信号G1 で開かれるアナログゲートS3 に接続されたC
2 の映像データが隣り合う一方の画素に書き込まれ、ゲ
ート信号G2 とゲート信号G12(次の走査時点ではG2
2)がONになった時は、ゲート信号G2 で開かれるア
ナログゲートS4 に接続されたC2 の映像データが他方
の画素に書き込まれる。書き込まれた映像データが表示
されている時、映像データ保持用のコンデンサC1 に次
ぎの水平ラインのデータを保持する動作を行う。このよ
うな動作の繰返でLCDパネル上に所要の画像が表示さ
れる。
【0027】上記したように、この実施例では一つの出
力アンプHAが、水平同期信号HDの1周期の間に隣り
合う二つ画素用として二度使用されるような構成になっ
ている。なお、この発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、要旨を変更しない範囲で変形して実施でき
る。上記実施例では出力アンプを水平同期信号の1周期
の間で二回使用する場合のものを説明したが、1周期の
間で複数回使用するようにも構成できる。また、上記実
施例は液晶テレビを例にとって説明したが、使用目的は
テレビに限定されない。
【0028】
【発明の効果】この発明の液晶駆動回路によれば、出力
アンプを例えば所定の周期の中で複数回使用するように
しているので、出力アンプ数を減らすことができ、実装
上や製造技術上で有利になるばかりでなく、消費電流の
減少、書き込み電圧値のばらつきの減少が期待でき、コ
スト上でも大きな利点を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示す回路図。
【図2】同実施例の動作を説明するためのタイムチャー
ト。
【図3】液晶パネルの実装構成とソースドライバの構成
を示すブロック回路図。
【図4】従来のソースドライバの出力部分の回路図。
【図5】従来のソースドライバの動作を説明するタイム
チャート。
【符号の説明】
C1 ,C2 …映像データ保持用容量 CV …………液晶容量 Cs ……付加容
量 HA…………出力アンプ S1 ,S2 ,S3 ,S4 …アナログゲート TFT………液晶トランジスタ 31…………LCDパネル 32…………ソースドライバ 32a …タイミ
ング発生回路 32b ………シフトレジスタ 32c …サンプ
ル・ホールド 32d ………出力アンプ部 33…………ゲートドライバ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】信号線を介して入力された映像データを増
    幅し前記信号線に対応する出力線を介して画素に出力す
    る液晶駆動回路であって、 映像データを保持するデータ保持手段と、 複数の信号線のそれぞれに対応する前記データ保持手段
    に保持されているデータを時分割で切替えて増幅し前記
    信号線のそれぞれに対応する出力線に時分割して出力す
    る増幅手段と、を備えたことを特徴とする液晶駆動回
    路。
JP1226792A 1992-01-27 1992-01-27 液晶駆動回路 Pending JPH05204334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1226792A JPH05204334A (ja) 1992-01-27 1992-01-27 液晶駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP1226792A JPH05204334A (ja) 1992-01-27 1992-01-27 液晶駆動回路

Publications (1)

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ID=11800593

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1226792A Pending JPH05204334A (ja) 1992-01-27 1992-01-27 液晶駆動回路

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JP (1) JPH05204334A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7151520B2 (en) 2002-01-17 2006-12-19 Seiko Epson Corporation Liquid crystal driver circuits

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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